JP6920034B2 - 密封装置 - Google Patents
密封装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6920034B2 JP6920034B2 JP2016159102A JP2016159102A JP6920034B2 JP 6920034 B2 JP6920034 B2 JP 6920034B2 JP 2016159102 A JP2016159102 A JP 2016159102A JP 2016159102 A JP2016159102 A JP 2016159102A JP 6920034 B2 JP6920034 B2 JP 6920034B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral side
- outer peripheral
- annular
- side member
- sealing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1の概略構成を示すための軸線に沿う部分断面図である。なお、図1は、図4を左右反転した状態である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る密封装置の構成を示すための軸線に沿う断面の部分拡大図である。密封装置1が嵌着されるトランスファー装置200の構成は従来と共通しており、従来の密封装置100に代えて第1の実施の形態に係る密封装置1が嵌着されている点が異なる。この密封装置1は、トランスファー装置200のハウジング201と、このハウジング201の開口部202に回転自在に挿通された継ぎ手部材205との間の空間Sを密封するために配設されている。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る密封装置の概略構成を示すための軸線に沿う断面の部分断面図である。また、図4は、本発明の第2の実施の形態に係る密封装置の構成を示すための軸線に沿う断面の部分拡大図である。第2の実施の形態に係る密封装置50は、上述した第1の実施の形態における密封装置1の補強環30に換えて補強環60を用いた点が異なる。以下、上述した密封装置1に対して、同一の又は類似する構成については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る密封装置の概略構成を示すための軸線に沿う断面の部分断面図である。また、図6は、本発明の第3の実施の形態に係る密封装置の構成を示すための軸線に沿う断面の部分拡大図である。第3の実施の形態に係る密封装置70は、上述の密封装置50の補強環60に換えて補強環80を用いた点が異なる。以下、上述した第2の実施の形態における密封装置50に対して、同一の又は類似する構成については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
以上、本発明の第1乃至第3の実施の形態について説明したが、本発明は第1乃至第3の実施の形態に係る密封装置1、50、70に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
10 密封装置本体
20 弾性体部
21 円盤部
22 後方カバー
30、60、80 補強環
31 基部
32 屈曲部
33 内周側円筒部
34 堰部
35、81 外周側円筒部(円筒部)
36、85 溝部
40 デフレクタ
40a 円筒部
40b デフレクタフランジ部
40c 内面
40d 外面
40e 外周側端部
45 隙間(ラビリンスシール)
61、83 庇部
61a 外側端部
82 円環部
113 シールリップ
113a リップ先端部
113b ガータスプリング
114 ダストリップ
115 サイドリップ
200 トランスファー装置
201 ハウジング
201a 外周面
202 開口部
205 継ぎ手部材
206 ボス
S 空間
W 水分
L1 距離
α、β 角度
Claims (5)
- 軸線について互いに相対回動可能な外周側部材と当該外周側部材に少なくとも部分的に包囲される環状の内周側部材との間において、前記外周側部材の開口部と前記内周側部材との間の空間を密封する密封装置であって、
前記外周側部材に取り付けられる密封装置本体と、
前記密封装置本体よりも大気側において前記内周側部材に取り付けられる環状のデフレクタとを備え、
前記密封装置本体は、前記軸線を中心とする環状の補強環と、当該補強環に取り付けられている、弾性体から形成された前記軸線を中心とする環状の弾性体部とを備え、
前記デフレクタは、前記軸線から離れる外周側へ拡がっている環状のデフレクタフランジ部を備え、
前記弾性体部は、前記内周側部材に当接する環状のシールリップと、前記デフレクタフランジ部の密封対象物に面する側である内周側面と当接するように外側に向かって延びている環状のサイドリップとを
有しており、
前記補強環は、前記外周側部材の前記開口部に嵌合可能に形成された前記軸線を中心とする円筒状の円筒部と、当該円筒部の大気側端部から前記外周側へ向かって広がり、前記外周側部材の外周面を超えて前記外周側へ突出した円環状の堰部と
を備え、
前記堰部の外周側端部には、前記外周側部材の前記外周面を部分的に覆う円筒状の外周側円筒部を備え、当該外周側円筒部と前記外周面との間に凹む環状の溝部が形成され、
前記デフレクタフランジ部の外周側端部が前記補強環における前記円筒部の大気側端部に向かって外周側へ延び、前記補強環の前記堰部と前記デフレクタフランジ部の外周側端部とは軸線方向および径方向において離れており、その隙間がラビリンスシールを形成する
ことを特徴とする密封装置。 - 前記外周側円筒部は、当該外周側円筒部と前記堰部の長手方向に沿って延びる仮想線とによって形成される傾斜角度が1度乃至90度の範囲に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の密封装置。 - 軸線について互いに相対回動可能な外周側部材と当該外周側部材に少なくとも部分的に包囲される環状の内周側部材との間において、前記外周側部材の開口部と前記内周側部材との間の空間を密封する密封装置であって、
前記外周側部材に取り付けられる密封装置本体と、
前記密封装置本体よりも大気側において前記内周側部材に取り付けられる環状のデフレクタとを備え、
前記密封装置本体は、前記軸線を中心とする環状の補強環と、当該補強環に取り付けられている、弾性体から形成された前記軸線を中心とする環状の弾性体部とを備え、
前記デフレクタは、前記軸線から離れる外周側へ拡がっている環状のデフレクタフランジ部を備え、
前記弾性体部は、前記内周側部材に当接する環状のシールリップと、前記デフレクタフランジ部の密封対象物に面する側である内周側面と当接するように外側に向かって延びている環状のサイドリップとを有しており、
前記補強環は、前記外周側部材の前記開口部に嵌合可能に形成された前記軸線を中心とする円筒状の円筒部と、当該円筒部の大気側端部から前記外周側へ向かって広がり、前記外周側部材の外周面を超えて前記外周側へ突出した円環状の堰部と
を備え、
前記デフレクタフランジ部の外周側端部が前記補強環における前記円筒部の大気側端部に向かって外周側へ延び、前記補強環の前記堰部と前記デフレクタフランジ部の外周側端部とは軸線方向および径方向において離れており、その隙間がラビリンスシールを形成し、
前記堰部の外周側端部には、当該外周側端部から大気側に向かって前記デフレクタフランジ部の外周側端部を超える位置まで延びる庇部を備え、当該庇部が前記デフレクタフランジ部を外周側から覆う
ことを特徴とする密封装置。 - 軸線について互いに相対回動可能な外周側部材と当該外周側部材に少なくとも部分的に包囲される環状の内周側部材との間において、前記外周側部材の開口部と前記内周側部材との間の空間を密封する密封装置であって、
前記外周側部材に取り付けられる密封装置本体と、
前記密封装置本体よりも大気側において前記内周側部材に取り付けられる環状のデフレクタとを備え、
前記密封装置本体は、前記軸線を中心とする環状の補強環と、当該補強環に取り付けられている、弾性体から形成された前記軸線を中心とする環状の弾性体部とを備え、
前記デフレクタは、前記軸線から離れる外周側へ拡がっている環状のデフレクタフランジ部を備え、
前記弾性体部は、前記内周側部材に当接する環状のシールリップと、前記デフレクタフランジ部の密封対象物に面する側である内周側面と当接するように外側に向かって延びている環状のサイドリップとを有しており、
前記補強環は、前記外周側部材の前記開口部に嵌合可能に形成された前記軸線を中心とする円筒状の円筒部と、当該円筒部の大気側端部から前記外周側へ向かって広がり、前記外周側部材の外周面を超えて前記外周側へ突出した円環状の堰部と
を備え、
前記外周側部材の前記外周面を部分的に覆うように前記堰部の外周側端部に形成された円筒状の円筒部と、当該円筒部の内側の端部から外周側に向かって広がる円環状の円環部と、当該円環部の外周側端部から大気側に向かって前記デフレクタフランジ部の外周側端部を超える位置まで延びる庇部とを備え、前記庇部が前記デフレクタフランジ部を外周側から覆う
ことを特徴とする密封装置。 - 軸線について互いに相対回動可能な外周側部材と当該外周側部材に少なくとも部分的に包囲される環状の内周側部材との間において、前記外周側部材の開口部と前記内周側部材との間の空間を密封する密封装置であって、
前記外周側部材に取り付けられる密封装置本体と、
前記密封装置本体よりも大気側において前記内周側部材に取り付けられる環状のデフレクタとを備え、
前記密封装置本体は、前記軸線を中心とする環状の補強環と、当該補強環に取り付けられている、弾性体から形成された前記軸線を中心とする環状の弾性体部とを備え、
前記デフレクタは、前記軸線から離れる外周側へ拡がっている環状のデフレクタフランジ部を備え、
前記弾性体部は、前記内周側部材に当接する環状のシールリップと、前記デフレクタフランジ部の密封対象物に面する側である内周側面と当接するように外側に向かって延びている環状のサイドリップとを有しており、
前記補強環は、前記外周側部材の前記開口部に嵌合可能に形成された前記軸線を中心とする円筒状の円筒部と、当該円筒部の大気側端部から前記外周側へ向かって広がり、前記外周側部材の外周面を超えて前記外周側へ突出した円環状の堰部と
を備え、
前記堰部の外周側端部には、前記外周側端部から密封対象物側に向かって傾斜して延び、前記外周側部材の外周面と対向するように配置され、前記外周側部材の前記外周面を部分的に覆う円筒状の外周側円筒部を備え、当該外周側円筒部と前記外周面との間に凹む環状の溝部が形成され、
前記補強環の前記堰部と前記デフレクタフランジ部の外周側端部との間の隙間がラビリンスシールを形成する
ことを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016159102A JP6920034B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016159102A JP6920034B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 密封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018028326A JP2018028326A (ja) | 2018-02-22 |
JP6920034B2 true JP6920034B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=61248910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016159102A Active JP6920034B2 (ja) | 2016-08-15 | 2016-08-15 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6920034B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112013115B (zh) * | 2019-05-28 | 2024-09-13 | 无锡恩福油封有限公司 | 密封装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2890354B2 (ja) * | 1990-01-30 | 1999-05-10 | 日本精工株式会社 | ウォータポンプ用軸受シール装置 |
JP4691851B2 (ja) * | 2001-08-07 | 2011-06-01 | 株式会社ジェイテクト | 車軸用軸受装置 |
EP1830086B1 (en) * | 2004-12-16 | 2016-07-13 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Seal structure for rotation member |
CN102016365A (zh) * | 2008-04-25 | 2011-04-13 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP5158389B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-03-06 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP6519483B2 (ja) * | 2013-12-16 | 2019-05-29 | 日本精工株式会社 | レリーズ軸受及びクラッチレリーズ軸受装置 |
JP6201769B2 (ja) * | 2014-01-15 | 2017-09-27 | 日本精工株式会社 | シールリング及びシールリング付車輪支持用転がり軸受ユニット |
-
2016
- 2016-08-15 JP JP2016159102A patent/JP6920034B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018028326A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10605369B2 (en) | Sealing apparatus | |
JP6445085B2 (ja) | 密封装置 | |
JP4822537B2 (ja) | 密封装置 | |
JP6876610B2 (ja) | 密封装置 | |
CN109416079B (zh) | 密封装置 | |
JP2009041708A (ja) | 密封装置 | |
JPS59164457A (ja) | 密封装置組立体 | |
JP2007064459A (ja) | 密封装置 | |
KR20070089141A (ko) | 밀봉장치 | |
JP2006342829A (ja) | 密封装置 | |
JP5896115B2 (ja) | 密封装置 | |
JP6920034B2 (ja) | 密封装置 | |
JP6590293B2 (ja) | 密封装置 | |
JP2017190804A (ja) | 密封装置 | |
JP6777466B2 (ja) | プーリユニット | |
JPWO2018117100A1 (ja) | 密封装置 | |
JP6657899B2 (ja) | 密封構造 | |
JP2017015213A (ja) | 密封装置 | |
JP7121135B2 (ja) | 密封装置 | |
JP2008175301A (ja) | シール装置付き転がり軸受 | |
JP6290843B2 (ja) | 密封装置 | |
JP2007224948A (ja) | 軸付きシール | |
JPH0689851B2 (ja) | 密封装置組立体 | |
JP2018071738A (ja) | 密封構造 | |
KR20180033280A (ko) | 밀봉구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201005 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6920034 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |