JP2006308066A - ジョイントのシール構造及びそのシール - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体またはローターとシールの接触部分の摩耗を少なくしてシールの寿命を長くするシール構造及びそのシールを提供する。
【解決手段】 流路を有する本体1と、前記本体1内に挿入され前記本体1の流路に連通する流路を有するローター2と、前記本体1とローター2の隙間から流体が漏れるのを防止するシール3と、バックアップリング4とを有するジョイントのシール構造において、前記ローター2の円周方向の位置が変わると、前記シール3の軸方向の位置が変わるようにシールを取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホース等の捩れ、急激な曲げを防ぐために用いられるスイベルジョイントや、回転部に用いられるロータリージョントのシール構造に関するものである。
スイベルジョイントやロータリージョイントは、図6及び図8に示すように、流路を有する本体1と、前記本体1内に挿入され前記本体1の流路に連通する流路を有するローター2と、本体1とローター2の隙間から流体が漏れるのを防止する弾力性があるシール3と、このシール3のはみ出しを防ぐためのバックアップリング4と、ごみが内部に入るのを防止するダストシール5等から構成されている。
前記シール3は、図6及び図8に示すようにローター2に設けた溝に取付ける場合と、図9に示すように本体1に設けた溝に取付ける場合がある。
通常、スイベルジョイントの場合、ローター2を固定し、本体1を揺動自在として使用され、ロータリージョイントの場合、本体1を固定し、ローター2を回転自在として使用されている。
スイベルジョイントの場合、図6のA部拡大図である図7に示すように、ローター2を固定し、本体1を揺動自在として使用されているので、本体1とシール3の接触部分1a、3aが擦れ合い摩耗することになる。摩耗が多くなると内部流体(油など)の漏れが発生する。これを防止するため、接触部分1a、3aの間にグリースなどの潤滑剤を塗っているが、本体1が揺動している間に、接触部分1a、3aに塗った油膜が切れてしまい、シール3が摩耗してしまうという問題があった。
ロータリージョイントの場合、本体1を固定し、ローター2を回転自在として使用されているので、本体1とシール3の接触部分1a、3aが擦れ合い摩耗することになり、スイベルジョイントと同様の問題があった。
本発明では、以上の問題点を解決するためになされたものであって、本体またはローターと、シールの接触部分の摩耗を少なくしてシールの寿命を長くすることを目的とする。
本発明によるジョイントのシール構造は、流路を有する本体と、前記本体内に挿入され前記本体の流路に連通する流路を有するローターと、前記本体とローターの隙間から流体が漏れるのを防止するシールと、バックアップリングとを有するジョイントのシール構造において、前記ローターの円周方向の位置が変わると、前記シールの軸方向の位置が変わるようにシールを取付けることを特徴とする。
詳しくは、
(1)前記ローターに傾斜したシール溝を設け、この溝にシールとバックアップリングを取付けることが好ましい。
(2)前記ローターに波打った溝を設け、この溝にシールとバックアップリングを取付けることが好ましい。
(3)前記本体に傾斜したシール溝を設け、この溝にシールとバックアップリングを取付けることが好ましい。
(4)前記本体に波打った溝を設け、この溝にシールとバックアップリングを取付けることが好ましい。
(5)前記シールを、リング状部と、このリング状部の外周に形成された波打ち突起部とから構成し、このシールをローターに設けたシール溝に取付けることが好ましい。
(6)前記シールを、リング状部と、このリング状部の内周に形成された波打ち突起部とから構成し、このシールを本体に設けた溝に取付けることが好ましい。
(7)前記ローターまたは本体に片面のみ波打った溝を設け、この溝に波打ったシールと、シールとの接触面のみ波打ったバックアップリングを取付けることが好ましい。
前記ジョイントがスイベルジョイントまたはロータリージョイントであることが好ましい。
本発明によるシールは、前記(1)または(3)に記載のジョイントのシール構造に使用される予め傾斜させたシールであることが好ましい。
本発明によるシールは、前記(2)または(4)に記載のジョイントのシール構造に使用される予め波打たせたシールであることが好ましい。
本発明によるシールは、前記(5)または(6)に記載のジョイントのシール構造に使用されるシールであることが好ましい。
本発明によるシールは、前記(7)に記載のジョイントのシール構造に使用される予め波打たせたシールであることが好ましい。
本発明によるジョイントのシール構造およびそのシールでは、ローターの円周方向の位置が変わると、前記シールの軸方向の位置が変わるようにしてあるので、本体またはローターとシールの接触部分の油膜切れがなくなり、シールの寿命が長くなる。
本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一又は同等の部分については同一符号を用いて説明する。なお、説明を省略している部分は、図6、図7で示すものを援用する。
図1は、本発明の第1実施例のシール構造を示す図である。
本実施例では、ローター2に傾斜したシール溝を設け、この溝にシール3とバックアップリング4を取付けている。シール3とバックアップリング4には、通常のシールとバックアップリングを使用するか、予め傾斜させたシールとバックアップリングを使用する。
図2は、本発明の第2実施例のシール構造を示す図である。
本実施例では、ローター2に波打った溝を設け、この溝にシール3とバックアップリング4を取付けている。シール3とバックアップリング4には、通常のシールとバックアップリングを使用するか、予め波打たせたシールとバックアップリングを使用する。
図1及び図2に示すシール構造では、ローター2の円周方向の位置が変わるとシール3の軸方向の位置が変わる。すなわち、本体1が揺動した時、本体1とシール3の接触部分1a、3aの軸方向の位置が変わり、内部流体(油など)によって絶えず本体1の接触部1aに油膜が付いていることになる。これにより、本体1の接触部分1aとシール3の接触部分3aの間には、常に油膜があってシール3を保護するため、摩耗が少なくなり漏れが発生するまでに時間が掛かり、寿命が長くなることになる。
上記第1及び第2実施例は、シール3をローター2に取付ける場合であるが、図9に示すように、シール3を本体1に取付ける場合は、本体1に傾斜したシール溝または波打った溝を設け、この溝にシールとバックアップリングを取付ければよい。
図3は、本発明の第3実施例のシールを示す図である。
本実施例は、シール31を、リング状部31aと、その外周に形成された波打ち突起部31bとから構成し、このシール31をローター2に取付け、第2実施例と同様な効果を得る。この実施例では、実施例2のように、ローターに波打った溝を設ける必要がない。
図4は、本発明の第4実施例のシールを示す図である。
本実施例は、シール32を、リング状部32aと、その内周に形成された波打ち突起部32bとから構成し、このシール32を本体1に取付け、第2実施例と同様な効果を得る。
図5は、本発明の第5実施例のシールを示す図である。
本実施例は、波打ったシール33と、このシール33との接触面のみ波打たせたバックアップリング41を、本体1またはローター2の片側のみ波打たせた溝に取付けている。この実施例では、シール33の外径または内径の擦れる部分が波打っており、本体1、ローター2のいずれにも取付けることができる。
上記ジョイントのシール構造およびシールは、スイベルジョイントまたはロータリージョイント等に適用可能である。
本発明の第1実施例のシール構造を示す図である。 本発明の第2実施例のシール構造を示す図である。 本発明の第3実施例のシールを示す図である。 本発明の第4実施例のシールを示す図である。 本発明の第5実施例のシールを示す図である。 従来例のローターにシールを取付けたスイベルジョイント断面図ある。 図6のA部拡大図である。 図6の本体のみ断面図で示した図である。 従来例の本体にシールを取付けたスイベルジョイント断面図ある。
符号の説明
1 本体
2 ローター
3 シール
4 バックアップリング
5 ダストシール
31 シール
31a リング状部
31b 波打ち突起部
32 シール
32a リング状部
32b 波打ち突起部
33 シール
41 バックアップリング

Claims (14)

  1. 流路を有する本体と、該本体内に挿入され前記本体の流路に連通する流路を有するローターと、前記本体とローターの隙間から流体が漏れるのを防止するシールと、バックアップリングとを有するジョイントのシール構造において、前記ローターの円周方向の位置が変わると、前記シールの軸方向の位置が変わるようにシールを取付けることを特徴とするジョイントのシール構造。
  2. 前記ローターに傾斜したシール溝を設け、該溝にシールとバックアップリングを取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  3. 前記ローターに波打った溝を設け、該溝にシールとバックアップリングを取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  4. 前記本体に傾斜したシール溝を設け、該溝にシールとバックアップリングを取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  5. 前記本体に波打った溝を設け、該溝にシールとバックアップリングを取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  6. 前記シールが、リング状部と、該リング状部の外周に形成された波打ち突起部とからなり、該シールをローターに取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  7. 前記シールが、リング状部と、該リング状部の内周に形成された波打ち突起部とからなり、該シールを本体に取付けたことを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  8. 前記ローターまたは本体に片面のみ波打った溝を設け、該溝に波打ったシールと、該シールとの接触面のみ波打ったバックアップリングを取付けることを特徴とする請求項1記載のジョイントのシール構造。
  9. 前記ジョイントがスイベルジョイントであることを特徴とする請求項1ないし8項のいずれか1項に記載のジョイントのシール構造。
  10. 前記ジョイントがロータリージョイントであることを特徴とする請求項1ないし8項のいずれか1項に記載のジョイントのシール構造。
  11. 請求項2または4に記載のジョイントのシール構造に使用される予め傾斜させたシール。
  12. 請求項3または5に記載のジョイントのシール構造に使用される予め波打たせたシール。
  13. 請求項6または7に記載のジョイントのシール構造に使用されるシール。
  14. 請求項8に記載のジョイントのシール構造に使用される予め波打たせたシール。
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