JP2004269171A - バケットコンベアにおけるバケットの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】被搬送物を静止状態のままでこぼれることなく搬送し、排出することができるバケットコンベアにおけるバケットを提供すること。
【解決手段】本バケット40は、バケット移動方向に傾斜し、かつ被搬送物が収納される傾斜状ポケット部41を形成する底板部42、一対の側板部43及び高さの異なる両端の側板部44、45を含み、前記一端の傾斜状側板部44は、一対の側板部43の高さよりもやや低くて、底板部42の一端から鋭角状に傾斜して延設され、かつ上端長手方向外側にはやや下向き傾斜状の連結鍔部50が形成され、前記他端の側板部45は底板部42の他端から垂直に起立した垂直板部51と、該垂直板部51と連なり、かつ前記傾斜状側板部44と平行で、該傾斜状側板部44よりも低い傾斜状板部52から形成されている。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体、固形物を搬送するバケットコンベアにおけるバケットの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数のバケットがチェーンを介して無端状に連結されるとともにスプロケットによって張設され、スプロケットを駆動部で回転させることによりバケットを周回移動させてバケットに積載された被搬送物を搬送するバケットコンベア装置において、従来のバケットは、両端部に円弧状連結部が形成され、かつ隣接するバケットの円弧状連結部同志が互いに摺動自在に連結されることにより、連結された各バケットはその連結部を中心軸として連結角度が可変される構造のものであった(例えば、特開2002−302226公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来のバケットは、両端部長手方向に円弧状連結部が形成されているものの、被搬送物が収納されるポケット部は、普通の上向き略コ字形状であるため、水平ラインにおいてはポケット部より被搬送物はこぼれ落ちないものの、中間の上昇ラインにおいては、被搬送物の荷重はバケット移動方向とは逆方向にかかるためにポケット部より外部にこぼれ落ちて、これがチェーンを構成するローラリンクプレートの間や、ピンリンクプレートの間等に入り込んで残留し、この残留した被搬送物が腐敗したり、又虫がわいたりする等の問題点があって、食品関係の粉体や固形物を搬送するバケットとしては不適であった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、粉体や固形物等の被搬送物を静止状態のままでこぼれることなく搬送し、排出することができるバケットコンベアにおけるバケットを提供することにある。
【0005】
又、本発明のもう一つの目的は、被搬送物の残留をなくして、食品関係の被搬送物の搬送に好適なバケットコンベアにおけるバケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これらの目的のため、本発明の請求項1に記載のバケットコンベアにおけるバケットの構造は、多数のバケット40が無端チェーン24に連結され、かつ鎖車19、17間に張設されて、前記チェーン24が前記鎖車19、17の回転を介してケーシング10内を移動し、前記各バケット40内に収納された被搬送物が搬送されるバケットコンベアにおいて、前記各バケット40は、バケット移動方向に傾斜し、かつ被搬送物が収納される傾斜状ポケット部41を形成する底板部42、一対の側板部43、43及び高さの異なる両端の側板部44、45を含み、前記一対の側板部43、43は、前記底板部42の一端から鋭角状に傾斜して延びた傾斜辺部46と、前記底板部42の他端から垂直に起立した垂直辺部47と、該垂直辺部47と連なり前記傾斜辺部46と平行に延びた傾斜辺部48と、該傾斜辺部48と前記傾斜辺部46とに連なる前記底板部42と平行な水平辺部49から形成され、前記一端の傾斜状側板部44は、前記一対の側板部43、43の高さよりもやや低く、かつ上端長手方向外側にはやや下向き傾斜状の連結鍔部50が形成され、前記他端の側板部45は、前記垂直辺部47に連なる垂直板部51と、該垂直板部51と連なり、かつ前記傾斜状側板部44と平行で、該傾斜状側板部44よりも低い傾斜状板部52から形成され、前記他端の側板部45における前記傾斜状板部52の上端長手方向に、該バケット40の一方側に隣接する他のバケット40の前記傾斜状の連結鍔部50が重ね連結されることにより、各バケット40は隙間のない一体的な水平状態で連結され、かつ前記傾斜状ポケット部41と前記連結鍔部50により被搬送物が静止状態のままでこぼれることなく搬送される構成を特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項2に記載のバケットコンベアにおけるバケットの構造は、前記底板部42の一端から鋭角状に延びている傾斜辺部46の傾斜角度が約53度であることを特徴とするものである。
【0008】
本発明の請求項3に記載のバケットコンベアにおけるバケットの構造は、前記一対の側板部43、43における前記連結鍔部50側に、該連結鍔部50と連なり、かつバケット40の連結時において、隣接する他のバケット40における前記一対の側板部43、43の内側にそれぞれ挿入される挿入連結片部53、53が僅かな内側折曲部を介してやや下向き傾斜状に形成されている構成を特徴とするものである。
【0009】
本発明の請求項4に記載のバケットコンベアにおけるバケットの構造は、前記底板部42が開閉可能となっている構成を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照し、その作用と共に説明する。
【0011】
図1は本発明に係るバケットが装着されたバケットコンベアの一例を示す一部省略の線図的説明図、図2は図1の部分拡大縦断面図、図3は図1におけるバケットの連結状態を示す一部省略の拡大平面図、図4は図3の側面図、図5は本発明に係るバケットの一例を示す一部省略の正面図、図6は図5の側面図、図7は図5の7−7線に沿った断面図、図8はバケットの他例を示す断面図である。
【0012】
先ず、本発明に係るバケットが装着されたバケットコンベアの一例の概要を図1から図4を参照して説明する。
【0013】
図1において、循環搬出ラインを形成する密閉ケーシング10は、下部ケーシング11、中間ケーシング12及び上部ケーシング13から構成され、これらケーシング11、12、13は上下部の円弧状ケーシング14、15を介して一体的に連結されている。
【0014】
下部ケーシング11は、被搬送物の投入口16を有し、かつ内部後端寄りには、従動鎖車17が軸支されている。
【0015】
上部ケーシング13は、前方下端に被搬送物の排出口18を有し、かつ内部前方寄りには、駆動鎖車19が軸支され、該駆動鎖車19は、上部梁20に設置された駆動モータ21の出力軸に連結のプーリ22に二点鎖線に示されたベルト23を介して連結されている。
【0016】
駆動鎖車19と従動鎖車17間にはチェーン24が無端状に張架され、該チェーン24には、本発明に係るバケット40が多数装着連結されている。
【0017】
チェーン24は、内側に対向して配設された一対のローラリンクプレート25、25と、このローラリンクプレート25、25の両外側に互いに対向して配設された一対のピンリンクプレート26、26と、これらリンクプレートの連結部にピン27により回転自在に軸支されたローラ28から構成されている。
【0018】
そして、チェーン24は、上記したように、駆動鎖車19と従動鎖車17間に無端状に張架されてケーシング10内の上部と下部に配設されるとともに、駆動モータ21の駆動力で駆動鎖車19が回転することにより、上下部の左右両内側の長手方向に設けられた基板29上のガイドレール30上をローラ28が走行することにより、ケーシング10内を循環移動するようになっている。
【0019】
チェーン24の移動につれて投入口16よりチェーン24に連結のバケット40、40…に収納された被搬送物は、下部ケーシング11から下部の円弧状ケーシング15、中間ケーシング12、上部の円弧状ケーシング14を通って上部ケーシング13に移送され、上部位置でバケット40の反転による重力作用で排出口18から排出されるようになっている。
【0020】
このような構成に係るバケットコンベアに装着される本バケット40の一例について、図5から図7を参照して説明する。
【0021】
本バケット40は、金属製であって、例えば鉄板によって構成されている。
【0022】
バケット40は、被搬送物が収納されるところのバケット移動方向に傾斜した傾斜状ポケット部41を形成する平面視矩形状の底板部42、一対の側板部43、43及び高さの異なる両端の側板部44、45を含んでいる。
【0023】
一対の側板部43、43は、底板部42の一端から鋭角状(約53度)に傾斜して延びた傾斜辺部46と、底板部42の他端から垂直に起立した垂直辺部47と、垂直辺部47と連なり傾斜辺部46と平行に延びた傾斜辺部48と、該傾斜辺部48と傾斜辺部46とに連なる底板部42と平行な水平辺部49から形成されている。
【0024】
一端の傾斜状側板部44は、一対の側板部43、43の高さよりもやや低く、かつ上端長手方向外側にはやや下向き傾斜状の連結鍔部50が形成され、又、他端の側板部45は、垂直辺部47に連なる垂直板部51と、該垂直板部51と連なり、かつ傾斜状側板部46と平行で、該傾斜状側板部46よりも低い傾斜状板部52から形成されている。
【0025】
又、一対の側板部43、43における連結鍔部50側には、該連結鍔部50と連なり、かつバケットの連結時において、一方側のバケット40に隣接する他のバケット40の一対の側板部43、43の内側にそれぞれ挿入される略方形状の挿入連結片部53、53が僅かな内側折曲部を介してやや下向き傾斜状に形成されている。
【0026】
一対の側板部43、43の外面下部に、該バケット40をチェーン24のリンクプレート25、26に固着するための矩形状連結板54、54,55、55が溶着され、これら連結板54、54,55、55には側板部43、43を貫通して前後2つのボルト穴56、56が明けられている。
【0027】
連結板54、54,55、55の内一方の連結板54、54はバケット40をチェーン24における内側のローラリンクプレート25にボルト57、ナット58をもって固着するためであり、他の連結板55、55はバケット40を外側のピンリンクプレート26に同様に固着するためで、連結板54、54の厚さの約半分の厚さとなっている。
【0028】
そして、バケット40、40…は、図3及び図4に示されているように、連結鍔部50の長手方向をバケット移動方向に向けて、傾斜状ポケット部41の長手方向をバケット移動方向に対して直交方向に向けた状態で両側部が連結板54、55を介してボルト57、ナット58によりチェーン24のリンクプレート25、26に固着されている。
【0029】
このようにして固着された第1のバケット40の次に隣接する第2のバケット40は、左右の連結片部53、53が第1のバケット40における左右一対の側板部43、43の内側に挿入されて、第2のバケット40における連結鍔部50の長手方向が第1のバケット40における傾斜状板部52の端部長手方向上に重った状態で連結され、第1のバケット40と同様にリンクプレートに固着される。
【0030】
すると、第2のバケット40における左右の連結片部53、53の僅かな内側折曲部と第1のバケット40における左右一対の側板部43、43の端面が当接して、連結された多数のバケット40、40…は、各傾斜状ポケット部41のバケット移動方向の前後長手方向に連結鍔部50、50を有した状態となり、かつ各連結部には間隙がなく、全体として連続一体的なバケット群が形成される。
【0031】
この状態において、駆動モータ21の駆動によりチェーン24を介して回転移動している各バケット40の傾斜状ポケット部41に、連続的に投入口16に投入される被搬送物が収納されると、被搬送物はバケット移動方向に傾斜した傾斜状ポケット部41と、連結された隣接のバケット40のやや下向き傾斜状の連結鍔部50の作用により静止状態のままでこぼれ落ちるこなく、搬送ラインを搬送されて排出口18から排出される。
【0032】
このように、本実施例に係るバケット40によれば、水平ラインにおいては勿論のこと、中間の上昇ラインにおいても、被搬送物のバケット移動方向と逆方向にかかる荷重の度合いは、底板部42、バケット移動方向に傾斜した傾斜状側板部44と傾斜状板部52及び垂直板部51、一対の側板部43、43により形成の傾斜状ポケット部41の作用によって弱められ、上昇ラインにおいても被搬送物は静止状態のままでこぼれ落ちることなく搬送される。
【0033】
本発明に係るバケット40の変形は可能であり、図8に本発明に係るバケットの変形態様が示されている。
【0034】
本例は、図1に例示された循環搬出ラインにおいて、被搬送物の排出を上部ケーシング13の排出口18からではなく、例えば上部ケーシング13の途中において被搬送物を排出する場合に好適なバケットである。
【0035】
図8において、本バケット40は、底板部42の一端長手方向基部が一端の傾斜状側板部44の長手方向基部にヒンジ59等により開閉可能に枢着されるとともに、底板部42上の垂直板部51側寄りの両端部と一対の側板部又は垂直板部に設けられた両端スプリング掛け60の間には、底板部42を閉塞方向に付勢するスプリング61が設けられ、更に底板部42の下面適所にマグネット62が固着されている。
【0036】
一方、循環搬出ラインにおけるバケット移動方向の下方には、バケットが被搬送物の中間排出位置に来た時に、自動制御により通電されて、マグネット62との間において生じた磁界によりマグネット62が下方に吸引される排出機構63が設けられ、該排出機構63によりマグネット62がスプリング61の弾力に抗して下方に吸引され、底板部42はヒンジ59を支点として下方に開かれ、被搬送物は所定の中間位置において排出される。
【0037】
被搬送物の排出されたバケットが移動して磁界の作用を受けなくなると、底板部42はスプリング61の復帰力によって元に戻り、閉塞状態となる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2に記載の発明によれば、バケット移動方向に傾斜し、かつ被搬送物が収納される傾斜状ポケット部を形成する底板部、一対の側板部及び高さの異なる両端の側板部を含み、一対の側板部は、底板部の一端から鋭角状に、好ましくは約53度の角度で傾斜して延びた傾斜辺部と、底板部の他端から垂直に起立した垂直辺部と、該垂直辺部と連なり傾斜辺部と平行に延びた傾斜辺部と、該傾斜辺部と傾斜辺部とに連なる底板部と平行な水平辺部から形成され、一端の傾斜状側板部は、一対の側板部の高さよりもやや低く、かつ上端長手方向外側にはやや下向き傾斜状の連結鍔部が形成され、他端の側板部は、垂直辺部に連なる垂直板部と、該垂直板部と連なり、かつ傾斜状側板部と平行で、該傾斜状側板部よりも低い傾斜状板部から形成されているから、多数のバケットを相互に連結する場合においては、他端の側板部における傾斜状板部の上端長手方向に、該バケットの一方側に隣接する他のバケットの傾斜状の連結鍔部が重ね連結されることにより、連結された多数のバケットは、各傾斜状ポケット部のバケット移動方向の前後長手方向に連結鍔部を有した状態となり、かつ各連結部には間隙がなく、全体として連続した一体的なバケット群が形成されるので、各バケットの傾斜状ポケット部と連結鍔部により被搬送物は静止状態のままでこぼれ落ちることなく循環排出ラインにおける排出口まで搬送されて排出される。
【0039】
したがって、被搬送物がケーシング内に残留して、腐敗したり、虫がわいたりする等の従来の問題点は解消され、食品関係の粉体や固形物を搬送するバケットコンベアに用いるに好適である。
【0040】
又、請求項3に記載の発明によれば、一対の側板部における連結鍔部側に、該連結鍔部と連なり、かつバケットの連結時において、隣接する他のバケットにおける一対の側板部の内側にそれぞれ挿入される挿入連結片部が僅かな内側折曲部を介してやや下向き傾斜状に形成されているから、バケットの連結時において、一方側のバケットの左右一対の側板部の端面と、一方側に隣接する他のバケットにおける左右の挿入された連結片部の僅かな内側折曲部とが当接して、更に間隙のない一体的な連続したバケット群が形成され、被搬送物は静止状態のままでこぼれ落ちることなく循環排出ラインにおける排出口まで搬送されて排出される。
【0041】
又、請求項4に記載の発明によれば、被搬送物は静止状態のままでこぼれ落ちることなく搬送されて、所望する中間位置において排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバケットが装着されたバケットコンベアの一例を示す一部省略の線図的説明図である。
【図2】図1の部分拡大縦断面図である。
【図3】図1におけるバケットの連結状態を示す一部省略の拡大平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明に係るバケットの一例を示す一部省略の正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5の7−7線に沿った断面図である。
【図8】バケットの他例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング
17 従動鎖車
19 駆動鎖車
24 チェーン
40 本発明バケット
41 傾斜状ポケット部
42 底板部
43、43 一対の側板部
44、45 高さの異なる側板部
46、48 傾斜辺部
47 垂直辺部
49 水平辺部
50 傾斜状連結鍔部
51 垂直板部
52 傾斜状板部
53 挿入連結片部
54、55 連結板
56 ボルト穴
59 ヒンジ
61 スプリング
62 マグネット
63 排出機構

Claims (4)

  1. 多数のバケット(40)が無端状チェーン(24)に連結され、かつ鎖車(19)、(17)間に張設されて、前記チェーン(24)が前記鎖車(19)、(17)の回転を介してケーシング(10)内を移動し、前記各バケット(40)内に収納された被搬送物が搬送されるバケットコンベアにおいて、
    前記各バケット(40)は、バケット移動方向に傾斜し、かつ被搬送物が収納される傾斜状ポケット部(41)を形成する底板部(42)、一対の側板部(43)、(43)及び高さの異なる両端の側板部(44)、(45)を含み、
    前記一対の側板部(43)、(43)は、前記底板部(42)の一端から鋭角状に傾斜して延びた傾斜辺部(46)と、前記底板部(42)の他端から垂直に起立した垂直辺部(47)と、該垂直辺部(47)と連なり前記傾斜辺部(46)と平行に延びた傾斜辺部(48)と、該傾斜辺部(48)と前記傾斜辺部(46)とに連なる前記底板部(42)と平行な水平辺部(49)から形成され、
    前記一端の傾斜状側板部(44)は、前記一対の側板部(43)、(43)の高さよりもやや低く、かつ上端長手方向外側にはやや下向き傾斜状の連結鍔部(50)が形成され、
    前記他端の側板部(45)は、前記垂直辺部(47)に連なる垂直板部(51)と、該垂直板部(51)と連なり、かつ前記傾斜状側板部(44)と平行で、該傾斜状側板部(44)よりも低い傾斜状板部(52)から形成され、
    前記他端の側板部(45)における前記傾斜状板部(52)の上端長手方向に、該バケット(40)の一方側に隣接する他のバケット(40)の前記傾斜状の連結鍔部(50)が重ね連結されることにより、各バケット(40)は隙間のない一体的な水平状態で連結され、かつ前記傾斜状ポケット部(41)と前記連結鍔部(50)により被搬送物が静止状態のままででこぼれることなく搬送される構成を特徴とするバケットコンベアにおけるバケットの構造。
  2. 前記底板部(42)の一端から鋭角状に延びている傾斜辺部(46)の傾斜角度が約53度であることを特徴とする請求項1のバケットコンベアにおけるバケットの構造。
  3. 前記一対の側板部(43)、(43)における前記連結鍔部(50)側に、該連結鍔部(50)と連なり、かつバケット(40)の連結時において、隣接する他のバケット(40)における前記一対の側板部(43)、(43)の内側にそれぞれ挿入される挿入連結片部(53)、(53)が僅かな内側折曲部を介してやや下向き傾斜状に形成されている構成を特徴とする請求項1のバケットコンベアにおけるバケットの構造。
  4. 前記底板部(42)が開閉可能となっている構成を特徴とする請求項1のバケットコンベアにおけるバケットの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150121555A (ko) * 2014-04-21 2015-10-29 주식회사 한진엔지니어링 자력 구동식 원료 자동배출구조를 갖는 하역장비용 버켓장치

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