JP4031078B2 - バケットコンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、粉状体やバラ状体の輸送物を搬送するバケットコンベヤに係り、詳しくは、輸送物のバケットへの搬入経路を規定する搬入経路規定手段、並びに輸送物のバケットからの搬出経路を規定する搬出経路規定手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、粉状体やバラ状体の輸送物を搬送するためのバケットコンベヤが、実開昭63−8211号公報等にて開示されている。
【0003】
図1は、そのバケットコンベヤの構造の一例を示す図であるが、バケットコンベヤ1は、従動ローラ2と駆動ローラ3とを備えており、これらのローラ2,3の間には、多数のバケット5を取り付けたベルト6が巻き掛けられている。また、バケットコンベヤ1の下部には、バケット5に輸送物を搬入するための搬入用シュート7が配置されており、バケットコンベヤ1の上部には、輸送物をバケット5からコンベヤ外部に搬出する搬出用シュート9が配置されている。
【0004】
そして、搬入用シュート7に投入された輸送物は、バケット5に収納された状態で搬送され、上方の駆動ローラ3にてバケット5が反転することに基づき、搬出用シュート9から排出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、搬入用シュート7とバケット5との間、並びに搬出用シュート9とバケット5との間には隙間Sがあったため、搬入用シュート7から投入された輸送物が隙間Sを通ってコンベヤ下部に堆積し易く(符号8参照)、種々の問題を生じていた。
【0006】
すなわち、このように堆積した輸送物8は、バケット5によってある程度は掬い上げられるものの、輸送物が硬質の粒状輸送物のように重いものである場合には掬い上げ抵抗が大きく、バケット5が摩耗したり、破損したりするという問題があった。
【0007】
また、穀物等を搬送する場合においては、コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してしまうという問題があった。
【0008】
さらに、上述したバケットコンベヤ1を、特定種類の輸送物の搬送に使用し、その後、別の種類の輸送物の搬送に使用する場合には、コンベヤ下部に堆積していた輸送物8が掬い上げられて混ざってしまうという問題もあった。
【0009】
そこで、本発明は、輸送物がコンベヤ下部に堆積することを低減するバケットコンベヤを提供することを目的とするものである。
【0010】
また、本発明は、バケットの摩耗や破損を低減するバケットコンベヤを提供することを目的とするものである。
【0011】
さらに、本発明は、穀物等を搬送する場合においてその腐敗を防止するバケットコンベヤを提供することを目的とするものである。
【0012】
またさらに、本発明は、搬送中における異種輸送物の混入を防止するバケットコンベヤを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、上下に離間した位置に回転自在に支持された一対の回転体(11,12)と、これら一対の回転体(11,12)の間に巻き掛けられた無端状帯体(13,15)と、該無端状帯体(13,15)のループの内側にバケット口を向けて取り付けられた複数のバケット(16)と、これらのバケット(16)への輸送物の搬入経路を規定する搬入経路規定手段(30)と、これらのバケット(16)からの輸送物の搬出経路を規定する搬出経路規定手段(50)と、を備え、かつ、前記搬入経路規定手段(30)を介して各バケット(16)に輸送物を搬入すると共に、前記無端状帯体(13,15)を回転駆動させて前記複数のバケット(16)が順次反転することに基づき、該反転したバケット(16)から落下した輸送物を前記搬出経路規定手段(50)を介して外部に排出させるバケットコンベヤ(1)において、
前記各バケット(16)が、その進行方向に沿うように配置されると共に該進行方向と直交する方向に互いに離間するように配置された一対の側壁部(19,19)と、これら一対の側壁部(19,19)の間に配置されてこれら側壁部(19,19)と共に深底の凹部を形成する底壁部(21)と、を有し、
前記一対の側壁部(19,19)は、前記無端状帯体(13,15)との連結部材(17)より該無端状帯体のループの内側に、進行方向に隣接する側壁部と一部重なるようにして延びており、バケット口を形成する前記底壁部の開口部は、前記無端状帯体との連結部材(17)より前記ループの内側に配置されて、前記複数のバケットの底壁部(21)、並びに前記複数のバケットの側壁部(19,19)がそれぞれ連続するように配置され、
前記搬入経路規定手段(30)が、バケットコンベヤ下部の回転体(12)に位置してバケット口が上に向いた複数のバケット(16)の前記側壁部(19,19)の内側にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部(19,19)並びに底壁部(21)と共に上方が開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材(33a,33b)と、これら一対の板状部材(33a,33b)の上側にまで延設された搬入用シュート(32)と、を有し
前記一対の板状部材(33a,33b)は、前記バケットコンベヤ下部の回転体(12)と一体に回転するように連結されていると共に、その外径が前記側壁部(19,19)の内側で一部重なり合うように、かつ前記搬入用シュート(32)の外側で一部重なり合うように設定され、
前記搬出経路規定手段(50)が、バケットコンベヤ上部の回転体(11)に位置して反転している複数のバケット(16)の前記側壁部(19,19)の下方近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部(19,19)並びに底壁部(21)と共に下方が開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材(53a,53b)と、これら一対の板状部材(53a,53b)の下方近傍にまで延設された搬出用シュート(52)と、を有する、ことを特徴とするバケットコンベヤにある。
【0014】
[作用]
以上構成に基づき、バケットコンベヤ下部の回転体(12)の近傍においては、反転していない複数のバケット(16)の底壁部(21)並びに側壁部(19)と、搬入経路規定手段(30)の板状部材(33a,33b)とによって、上方が開口した略密閉空間が形成されている。また、この略密閉空間にまでシュート(32)が延設されている。したがって、シュート(32)に投入された輸送物は、この略密閉空間に搬入された後、漏洩することなくバケット(16)に搬入される。
【0015】
この状態で回転体(11又は12)を回転駆動すると、無端状帯体(13,15)が回転駆動され、バケット(16)は輸送物を搬送する。
【0016】
そして、バケットコンベヤ上部の回転体(11)の近傍においてバケット(16)が反転されると、バケット(16)内に収納されている輸送物は落下し、搬出経路規定手段(50)を介して外部に排出される。ここで、当該搬出経路規定手段(50)は、反転している複数のバケット(16)の側壁部(19,19)の下方近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部(19,19)並びに底壁部(21)と共に下方が開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材(53a,53b)と、これら一対の板状部材(53a,53b)の下方近傍にまで延設されたシュート(52)と、によって構成されているため、輸送物は漏洩することなく排出される。
【0017】
なお、上述したカッコ内の符号は図面を参照するために示すものであって、本発明の構成を何ら限定するものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図2乃至図7に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
図2は、本実施の形態に係るバケットコンベヤの全体構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのA−A断面図である。図に示すバケットコンベヤ10は、上下に離間した位置にそれぞれ回転自在に支持された上下スプロケット対(回転体)11,12を備えており、上側のスプロケット対11は不図示のモータによって回転駆動されるようになっている。また、上側のスプロケット対11は、回転自在に支持された上側スプロケット軸11aと、互いに離間するようにスプロケット軸11aに取り付けられた一対のスプロケット(以下“上部スプロケット”とする)11b,11cと、を有しており、下側のスプロケット対12は、回転自在に支持された上側スプロケット軸12aと、互いに離間するようにスプロケット軸12aに取り付けられた一対のスプロケット(以下“下部スプロケット”とする)12b,12cと、を有している。
【0020】
また、一方の上部スプロケット11bと下部スプロケット12bとの間、並びに他方の上部スプロケット11cと下部スプロケット12cとの間には、それぞれチェーン(無端状帯体)13,15が1つずつ巻き掛けられており、これら2条のチェーン13,15の間には多数のバケット16が、チェーン13,15のループの内側にそのバケット口が向くように取り付けられている。
【0021】
すなわち、チェーン13,15は、図3(a)に詳示するように、いずれもリンクプレート13a,15aを有しているが、相対向するリンクプレート13a,15aには棒状の連結部材(以下、“支持バー”とする)17が架設されており、この支持バー17には、その進行方向に沿うように、かつ、該進行方向と直交する方向に互いに離間するように一対の側板(側壁部)19,19が取り付けられている(図3(b)参照)。また、これらの側板19,19には、棒状の部材(以下、“固定部材”とする)20が架設されている。
【0022】
一方、これらの側板19,19の内側には、図4及び図5に詳示するように、側板相互の間隙と同等の幅をもつベルト(底壁部)21が配置されている。このベルト21は、各固定部材20に巻き付けられた上で、ベルトの重なり部分が挟持部材22と締め付け部材23とによって挟持されることにより、各固定部材20に係止されている。また、このベルト21は、固定部材20相互の間において弛まされており、側板19,19と共に、深底の凹部をもつバケット16を構成している。つまり、ベルト21は、バケット16の前壁部や後壁部や底部を形成することとなる。なお、前記一対の側壁部19,19は、チェーン13,15との連結部材17より該チェーンのループの内側に、進行方向に隣接する側壁部と一部重なるようにして延びており、バケット口を形成する底壁部21の開口部(隣接する固定部材20,20の間が開口部となる)は、前記チェーンとの連結部材17より前記ループの内側に配置されている。
【0023】
なお、本実施の形態においては、各バケット16の底壁部(すなわち、ベルト21)や側板19は、それぞれ連続するように配置されている。
【0024】
さらに、このように弛んだベルト21の外周に沿うようにして、相対向する側板19,19には複数の外周支持部材25が架設されており、これらの外周支持部材25によって、ベルト21の前側の壁部や後側の壁部の外周を支持するようになっている。また、弛んだベルト21の内周側においては、内周支持部材26が相対向する側板19,19に架設されて配置されており、バケット16が反転されて上下が逆になった場合にも、ベルト21が側板19,19の間から抜け落ちてしまわないようになっている。
【0025】
一方、図2に示すように、バケットコンベヤ10の下部には搬入経路規定手段30が配置されており、バケット16への輸送物の搬入経路を規定するようになっている。
【0026】
図6は、搬入経路規定手段の詳細構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのD−D断面図である。この搬入経路規定手段30は、コンベヤケース31に取り付けた管状の部材(以下、“搬入用シュート”とする)32と、下部スプロケット12b,12cの側に互いに離間するように取り付けた一対の円板(板状部材)33a,33bと、によって構成されている。
【0027】
このうち搬入用シュート32の下端部は、円板33a,33bの離間距離よりも多少小さく設定されており、円板33a,33bの内側にまで延設されている。また、搬入用シュート32は、コンベヤケース31の外部と円板33a,33bの内側とにそれぞれ開口部32a,32bを有している。
【0028】
さらに、円板33a,33bは、下部スプロケット軸12aにおける下部スプロケット12b,12cの内側の部分に、下部スプロケット軸12aと一体的に回転するように取り付けられている。また、円板33a,33bの外径は、円板33a,33bが側板19,19と上下方向において重なり合うような大きさに設定されており、円板33a,33bの離間距離は、側板19,19の離間距離よりも多少小さく設定されている。そして、円板33a,33bが、複数の反転していないバケット16(すなわち、バケット口が上に向いたバケット16)の側板19,19の内側に入り込むようになっている。即ち、円板33a,33bの外径は、側壁部19,19の内側で一部重なり合うように、かつ搬入用シュート32の外側で一部重なり合うように設定されている。
【0029】
本実施の形態においては、搬入用シュート32と円板33a,33bとを上述のように構成することによって、下部スプロケット軸12aよりも下側においては、複数のバケット16(すなわち、ベルト21並びに側板19,19)と円板33a,33bとによって、上方にのみ開口する略密閉空間が形成されることとなり、搬入用シュート32から投入された輸送物の漏洩を防ぐようになっている。
【0030】
一方、図2に示すように、バケットコンベヤ10の上部には、反転したバケット16における一対の側板19,19の下方近傍にまで延設した搬出経路規定手段50が配置されており、バケット16からの輸送物の搬出経路を規定するようになっている。
【0031】
図7は、搬出経路規定手段の詳細構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのE−E断面図である。この搬出経路規定手段50は、コンベヤケース31に取り付けた管状の部材(以下、“搬出用シュート”とする)52と、上部スプロケット11b,11cの側に互いに離間するように取り付けた一対の円板(板状部材)53a,53bと、によって構成されている。
【0032】
このうち円板53a,53bは、上部スプロケット軸11aにおける上部スプロケット11b,11cの内側の部分に、上部スプロケット軸11aと一体的に回転するように取り付けられている。また、この円板53a,53bの離間距離は、側板19,19の離間距離と同等かそれよりも広く設定されており、円板53a,53bの外径は、円板53a,53bの上端が、複数の反転しているバケット16の側板19,19の下方近傍にまで延設される程度に設定されている。そして、これらの反転しているバケット16の側板19,19及びベルト21と、円板53a,53bとによって、下方が開口した略密閉空間が形成されている。
【0033】
さらに、搬出用シュート52の上端部は、円板53a,53bの離間距離よりも大きく形成されており、円板53a,53bの下部外側にまで延設されている。また、搬出用シュート52は、円板53a,53bの下方とコンベヤケース31の外部とにそれぞれ開口部52a,52bを有している。
【0034】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0035】
本実施の形態においては、搬入用シュート32の下端が円板33a,33bの内側にまで延設されると共に、円板33a,33bの下端部が側板19,19の内側に入り込むようになっており、下部スプロケット軸12aよりも下側においては、反転していない複数のバケット16(すなわち、ベルト21並びに側板19,19)と円板33a,33bとによって、上方が開口した略密閉空間が形成されている。また、搬入用シュート32は円板33a,33bの内側にまで延設されている。したがって、搬入用シュート32に投入された輸送物は、この略密閉空間に搬入された後、漏洩することなくバケット16内に搬入される。
【0036】
この状態で上側のスプロケット対11を回転駆動すると、チェーン13,15が回転駆動され、バケット16は、輸送物を収納した状態で上昇する。そして、上側のスプロケット対11においては、チェーン13,15が該スプロケット対11に噛合されて屈曲されることに基づき、バケット16が順次反転される。そして、バケット16が反転されると、バケット16内に収納されている輸送物は落下し、円板53a,53bの内側、及び搬出用シュート52を通って外部に排出される。ここで、円板53a,53bの上端が、反転している複数のバケット16の側板19,19の下方近傍にまで延設されると共に搬出用シュート52の上端部が円板53a,53bの下部外側にまで延設されていて、これら複数のバケット16(すなわち、ベルト21並びに側板19,19)と円板53a,53bとによって、下方が開口した略密閉空間が形成されているため、バケット16からの輸送物は漏洩することなく外部に排出される。
【0037】
なお、チェーン13,15は、上述のように上側のスプロケット対11に噛合されて屈曲されるが、これによって支持バー17が回動され、側板19,19が回動される。その結果、固定部材20が回動され、バケット16は大きく開口される。
【0038】
また、バケット16が上述のように反転すると、ベルト21は落下しようとするが、該落下は、内周支持部材26によって止められる。
【0039】
次に、本実施の形態の効果について説明する。
【0040】
本実施の形態によれば、搬入用シュート32に投入された輸送物は、漏洩することなく搬出用シュート52から外部に排出されるため、輸送物がコンベヤ下部に堆積することが防止される。したがって、堆積した輸送物を掬い上げることに伴う、バケット16の摩耗や破損を低減できる。また、穀物等を搬送する場合においては、コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してしまうという問題を回避できる。さらに、本実施の形態に係るバケットコンベヤ10を、特定種類の輸送物の搬送に使用し、その後、別の種類の輸送物の搬送に使用する場合においても、搬送中における異種輸送物の混入を低減できる。
【0041】
なお、上述の実施の形態においては、バケット16をベルト21と側板19とによって構成したが、もちろんこれに限る必要はなく、ゴムベルトを底板として使用したモックベヤタイプのものであっても良く、硬質の鉄製、樹脂製のバケットを用いても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、輸送物は、漏洩することなく搬入経路規定手段を介してバケットに搬入されると共に、漏洩することなく搬出経路規定手段を介してバケットから排出される。したがって、輸送物がコンベヤ下部に堆積しにくく、バケットの摩耗や破損を低減できる。また、穀物等を搬送する場合においては、コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してしまうという問題を回避できる。さらに、本発明に係るバケットコンベヤを、特定種類の輸送物の搬送に使用し、その後、別の種類の輸送物の搬送に使用する場合においても、搬送中における異種輸送物の混入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバケットコンベヤの構造を示す図。
【図2】本発明に係るバケットコンベヤの全体構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのA−A断面図。
【図3】 (a) はバケットコンベヤの詳細構造を示す図であり、(b) はその側面図。
【図4】図3(a) のB−B断面図。
【図5】図4のC−C断面図。
【図6】搬入経路規定手段の詳細構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのD−D断面図。
【図7】搬出経路規定手段の詳細構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) はそのE−E断面図。
【符号の説明】
10 バケットコンベヤ
11 上側のスプロケット対(回転体)
11b,11c 上部スプロケット(回転体)
12 下側のスプロケット対(回転体)
12b,12c 下部スプロケット(回転体)
13,15 チェーン(無端状帯体)
16 バケット
19 側板(側壁部)
21 ベルト(底壁部)
30 搬入経路規定手段
32 搬入用シュート(シュート、搬入経路規定手段)
33a,33b 円板(板状部材、搬入経路規定手段)
50 搬出経路規定手段
52 搬出用シュート(シュート、搬出経路規定手段)
53a,53b 円板(板状部材、搬出経路規定手段)

Claims (1)

  1. 上下に離間した位置に回転自在に支持された一対の回転体と、これら一対の回転体の間に巻き掛けられた無端状帯体と、該無端状帯体のループの内側にバケット口を向けて取り付けられた複数のバケットと、これらのバケットへの輸送物の搬入経路を規定する搬入経路規定手段と、これらのバケットからの輸送物の搬出経路を規定する搬出経路規定手段と、を備え、かつ、前記搬入経路規定手段を介して各バケットに輸送物を搬入すると共に、前記無端状帯体を回転駆動させて前記複数のバケットが順次反転することに基づき、該反転したバケットから落下した輸送物を前記搬出経路規定手段を介して外部に排出させるバケットコンベヤにおいて、
    前記各バケットが、その進行方向に沿うように配置されると共に該進行方向と直交する方向に互いに離間するように配置された一対の側壁部と、これら一対の側壁部の間に配置されてこれら側壁部と共に深底の凹部を形成する底壁部と、を有し、
    前記一対の側壁部は、前記無端状帯体との連結部材より該無端状帯体のループの内側に、進行方向に隣接する側壁部と一部重なるようにして延びており、バケット口を形成する前記底壁部の開口部は、前記無端状帯体との連結部材より前記ループの内側に配置されて、前記複数のバケットの底壁部、並びに前記複数のバケットの側壁部がそれぞれ連続するように配置され、
    前記搬入経路規定手段が、バケットコンベヤ下部の回転体に位置してバケット口が上に向いた複数のバケットの前記側壁部の内側にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部並びに底壁部と共に上方が開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材と、これら一対の板状部材の上側にまで延設された搬入用シュートと、を有し
    前記一対の板状部材は、前記バケットコンベヤ下部の回転体と一体に回転するように連結されていると共に、その外径が前記側壁部の内側で一部重なり合うように、かつ前記搬入用シュートの外側で一部重なり合うように設定され、
    前記搬出経路規定手段が、バケットコンベヤ上部の回転体に位置して反転している複数のバケットの前記側壁部の下方近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部並びに底壁部と共に下方が開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材と、これら一対の板状部材の下方近傍にまで延設された搬出用シュートと、を有する、
    ことを特徴とするバケットコンベヤ。
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