JP3067000U - バケットコンベヤのステップ構造 - Google Patents

バケットコンベヤのステップ構造

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JP3067000U
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JP1999006600U
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正三 上村
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アオイ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、踏盤と手摺り部を分離した構造
とし、取付時に組み立ててステップとしてフレームに取
り付けることができるようにしたバケットコンベヤのス
テップ構造に関する。 【解決手段】 このバケットコンベヤのステップ構造
は、ステップが、踏盤とこの踏盤の前方およびまたは側
方を覆う手摺り部とからなっており、該踏盤に手摺り部
を着脱可能に取り付けて用いることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、種々の被搬送物を搬送するバケットコンベヤを支持するフレーム に取り付けられるステップ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉状体やバラ状体等の被搬送物を搬送するバケットコンベヤの構造として、枠 体として組み立てられたフレームに、上下に離間して従動ローラと駆動ローラと が軸支されおり、これらのローラの間には、多数のバケットを取り付けたベルト が縦向きに巻き掛けられている。また、バケットコンベヤの下部には、バケット に被搬送物を搬入するための搬入路(コンベヤなど)が配置されており、バケッ トコンベヤの上部には、被搬送物をバケットからコンベヤ外部に搬出する搬出路 (シュートやコンベヤなど)が配置されている。 そして、搬入路から搬入された被搬送物は、バケットに収納された状態で搬送 され、上方の駆動ローラによってバケットが反転することにより、搬出路のシュ ートからホッパ等に排出されるようになっている。
【0003】 このような従来構成のバケットコンベヤには、保守、点検用にフレームの縦枠 に、適宜間隔でステップが一体的に取り付けられており、作業者がステップを使 用して下から上に登ることができるようになっている。 このステップは、踏盤と手摺り部からなって上方が開放された略ボックス状に 一体形成されている。 そのために、取付前においても広い収納スペースが必要となり、また、修理に 際しても全体を交換するなど無駄が多いという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記事情に鑑みて鋭意研究されたものであって、その主たる課題 は、踏盤と手摺り部を分離した構造とし、取付時に組み立ててステップとしてフ レームに取り付けることができるようにしたバケットコンベヤのステップ構造を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1の考案では、 コンベヤを支持するフレーム内で上下に配置されて回転自在に支持された一対 の回転体と、これら一対の回転体の間に巻き掛けられた無端状帯体と、該無端状 帯体に略等間隔に取り付けられた複数のバケットと、これらのバケットへ被搬送 物を搬入する搬入路と、これらのバケットから被搬送物を排出する搬出路とを備 えたバケットコンベヤの前記フレーム部分に取り付けられるステップ構造におい て、 上記ステップが、踏盤と、該踏盤に着脱可能に取り付けられて踏盤の前方およ びまたは側方を覆う手摺り部とからなっている、という技術的手段を講じている 。
【0006】 また、請求項2の考案では、 前記踏盤が、底板と、その左右両側で立設する側板と、側板の後方に突設され て、コンベヤのフレームに着脱可能に取り付けられるフレーム固定用連結部とを 有してなり、 前記手摺り部が、踏盤の前方および側方を覆う枠部と、踏盤の底板およびまた は側板に着脱可能に取り付けられる組立用連結部とを有してなる、という技術的 手段を講じている。 更に、請求項3の考案では、 前記フレームが上下多段に分割されており、各段のフレームにステップ構造を 取付てなる、という技術的手段を講じている。
【0007】
【作用】
ステップ構造は、踏盤と手摺り部とが分離しているので、別々に製作すること ができ、また収納・保管に際してもスタッキングが可能なので大幅なスペースセ ービングを図ることができる。 また、各部材を組み立てるだけなので、一部が破損した場合にも、交換して補 修することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下にこの考案のバケットコンベヤのステップ構造の好適実施例について図面 を参照しながら説明する。 図1〜図4は、粉状体やバラ状体等の被搬送物を搬送するバケットコンベヤ1 であって、櫓状に組み立てられたコンベヤ支持フレーム10内で、上下に離間し て駆動ローラ2と従動ローラ3とが支持されており、これらのローラ2、3の間 には、多数のバケット5、5、5・・を取り付けた無端ベルト4が縦向きに巻き 掛けられている。 即ち、図示例の場合、前記ローラ2、3は左右にスプロケットを備えた構造か らなっている。
【0009】 また、無端ベルト4は左右一対に設けられた無端のチェーンからなって前記ス プロケットに掛け渡されており、該一対のチェーン間にバケット5が所定の姿勢 で固着されている。
【0010】 また、バケットコンベヤ1の下方には、バケットに被搬送物を搬入するための 搬入路の一例として搬入コンベヤ6が配置されており、バケットコンベヤ1の上 部には、被搬送物をバケット5からコンベヤ外部に搬出する搬出路となる搬出シ ュート本体7が配置されている。 この搬出シュート本体7の下部には搬出コンベヤ8が取り付けられており、収 納部へ移送されるようになっている。
【0011】 このバケットコンベヤ1のコンベヤ支持フレーム10は、図示例の場合、多段 に分割されたフレームのユニット10’からなっており、組立時には、各ユニッ ト10’の上端およびまたは下端に設けられたフランジを重ね合わせてボルト締 めして、順次組み立てる公知構成となっている。 このコンベヤ支持フレームのユニット10’に、本考案のステップ15が取り 付けられる。 ここでステップ15は、図2、図3に示すようにコンベヤの左右両側面側に取 り付けられる(尚、図1では、説明の便宜上、コンベヤの前後両面側に設けてい る)。
【0012】 このステップ15は、金属製からなっており、図5〜図7に示すように、踏盤 20と、該踏盤20に着脱可能に取り付けられて踏盤20の前方およびまたは側 方を覆う手摺り部30とからなっている。 即ち、踏盤20は、図8〜図10に示すように、底板21と、その底板21の 左右両側で立設する側板22と、側板22の後方に突設されて、コンベヤ1のフ レーム10に着脱可能に取り付けられるフレーム固定用連結部23と、底板21 の背面のコーナー部を補強する左右一対の補強背板24とからなっている。
【0013】 そして、底板21は、平面長方形の板からなっており、表面には滑り止め用の 凹凸模様が施されている。 また、前記側板22と補強背板24とは略三角形の板からなっており、底板2 1の後方のコーナー部を覆うように直交して配置される。 そして、前記底板21および側板22にはそれぞれ手摺り部30組立用のボル ト孔21a、22aが形成されている。 また、フレーム固定用連結部23は、図5および図10に示すように、略横倒 コ字状に形成されて、先端側にボルト止め用の長孔23aが穿設されている。
【0014】 次ぎに、手摺り部30は、図11〜図13に示すように、踏盤20の前方およ び側方を覆う枠部31、32と、踏盤20の底板21およびまたは側板21に着 脱可能に取り付けられる組立用連結部34、35とを有している。 即ち、枠部は横倒コ字状の枠に十字に補強枠が一体形成された正面枠部31と 、該正面枠31の左右端の中途位置で後方に倒立L状に延び中途位置で横に横架 する補強枠を一体形成した側面枠部32とを一体に設けた構造からなっている。
【0015】 そして、正面枠部31の縦に延びる3つの枠の下端には、踏盤20の底板21 の孔部21aにボルト締めするための孔を設けたブラケット構成の連結部34が それぞれ設けられており、また側面枠部32の後方の縦に延びる枠の下端には、 踏盤20の底板22の孔部22aにボルト締めするための孔を設けたブラケット 構成の連結部35が設けられている。
【0016】 上記構成からなっているので、手摺り部30を踏盤20に沿わせて位置決めし 、前記底板21の孔部21aに正面枠部31の連結部34の孔部を整合してボル ト締めし、また底板22の孔部22aに側面枠部32の連結部35の孔部を整合 してボルト締めして手摺り部30を踏盤20に取り付けることができる。
【0017】 このようにして組み立てられたステップ15は、その横幅が前記ユニット10 ’の横幅に対応した長さに設定されており、ステップ15の前記フレーム固定用 連結部23を、ユニット10’の縦枠に形成された孔部10aにボルト締めして ステップ15をユニット10’に取り付けることができる。 そして、このステップ15を有するユニット10’を、前述のように上に積み 上げて連結していくことにより、櫓状にコンベヤ支持フレーム10を形成するこ とができる。
【0018】 上記実施例ではボルト締めにより、踏盤20と手摺り部30とを着脱可能に連 結した構成を例示したが、着脱可能に連結する構成として、カプラやフック、凹 凸構造、その他の公知の掛止構造や係止構造を用いてもよい。 また、前記実施例では手摺り部は、踏盤の正面と側面を覆うものであったが、 いずれか一方だけを覆うものでもよい。 また踏盤の背面、即ち、フレーム側も合わせて覆うようにしてもよい。 その他、要するに、この考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうるこ と勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、踏盤と手摺り部とは別体となっているので、組立前には 嵩ばることがなく、収納や保管に際して大幅なスペースセービングを図ることが できる。 また、踏盤と手摺り部とは、それぞれ異なる種類の構造のものを用意しておき 、用途に応じて組み合わせてステップとすることができる。 更に、踏盤と手摺り部のいずれか一方が破損した場合には、交換することがで きるので、コストパフォーマンスにも優れ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステップ構造を備えたバケットコンベヤを模式
的に示す側面図である。
【図2】バケットコンベヤの全体を示す側面図である。
【図3】バケットコンベヤの全体を示す正面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】ステップを示す側面図である。
【図6】ステップを示す正面図である。
【図7】ステップを平面から見た断面図である。
【図8】踏盤の平面図である。
【図9】踏盤の正面図である。
【図10】踏盤の側面図である。
【図11】手摺り部の平面から見た断面図である。
【図12】手摺り部の正面図である。
【図13】手摺り部の側面図である。
【符号の説明】
1 バケットコンベヤ 2 駆動ローラ 3 従動ローラ 4 無端ベルト 5 バケット 6 搬入コンベヤ 10 フレーム 15 ステップ 20 踏盤 21 底板 22 側板 23 フレーム固定用連結部 24 補強背板 30 手摺り部 31 正面枠部 32 側面枠部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫓状に組み立てられてコンベヤを支持す
    るフレーム内で上下に配置されて回転自在に支持された
    一対の回転体と、これら一対の回転体の間に巻き掛けら
    れた無端状帯体と、該無端状帯体に略等間隔に取り付け
    られた複数のバケットと、これらのバケットへ被搬送物
    を搬入する搬入路と、これらのバケットから被搬送物を
    排出する搬出路とを備えたバケットコンベヤの前記フレ
    ーム部分に取り付けられるステップ構造において、 上記ステップが、踏盤と、該踏盤に着脱可能に取り付け
    られて踏盤の前方およびまたは側方を覆う手摺り部とか
    らなっていることを特徴とするバケットコンベヤのステ
    ップ構造。
  2. 【請求項2】 踏盤が、底板と、その左右両側で立設す
    る側板と、側板の後方に突設されて、コンベヤのフレー
    ムに着脱可能に取り付けられるフレーム固定用連結部と
    を有してなり、 手摺り部が、踏盤の前方および側方を覆う枠部と、踏盤
    の底板およびまたは側板に着脱可能に取り付けられる組
    立用連結部とを有してなることを特徴とする請求項1に
    記載のバケットコンベヤのステップ構造。
  3. 【請求項3】 フレームが上下多段に分割されており、
    各段のフレームにステップ構造を取付てなることを特徴
    とする請求項1または2に記載のバケットコンベヤのス
    テップ構造。
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