JP2607637Y2 - 縦型ヘッドを備えたコンベヤ - Google Patents

縦型ヘッドを備えたコンベヤ

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JP2607637Y2
JP2607637Y2 JP1993017839U JP1783993U JP2607637Y2 JP 2607637 Y2 JP2607637 Y2 JP 2607637Y2 JP 1993017839 U JP1993017839 U JP 1993017839U JP 1783993 U JP1783993 U JP 1783993U JP 2607637 Y2 JP2607637 Y2 JP 2607637Y2
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真一 江本
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Mitsubishi Nagasaki Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、リンクコンベヤに係
り、特に駆動輪を縦型ヘッドに取り付けて設置スペース
を小さくし、搬出物の残留を無くしたリンクコンベヤに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−57249号に示さ
れるような直管と曲管等を組み合わせたパイプライン内
に無端チェーンを循環させるリンクコンベアにおいて、
駆動ヘッド部27は、図6及び図7に示すように、駆動
輪25から出た無端チェーン22が自重で下へ向かうた
めの角度を持つよう、駆動輪を高い位置に設定し、傾斜
させて据付けを行ってシュート30から被搬送物を排出
している。図中23は搬送ケース、23aは搬送ケース
を構成する直管、23bは曲管、23cは投入口であ
る。また29はアイドルローラである。被搬送物はチェ
ーン22に付着することもあり、シュート31からも排
出できるようにしてある。図8においては、駆動ヘッド
37を単純に直立させて、上方に配置した駆動輪35で
無端チェーン32を牽引し方向転換させて、同様の機能
を有するようにした構成も知られている。図中39はア
イドルローラ、41、42はシュートである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】従来方式の駆動ヘッ
ド部では、図6では全高Hと幅Lが長くなり大型化し、
図8の場合でも全高Hを高く設定する必要があり、スペ
ース上、無駄が多かった。また、被搬送物の排出ポイン
トは1個所で充分なのに、ヘッド内に付着物が残留する
ために別途に取出口が必要となっていた。これらは、無
端チェーンの送り側の管路が斜め上向きに延びたり、真
上に延びているので、被搬送物が管路内に逆戻りした
り、管路内に付着した分が十分に掻き落とされないため
である。加えて、ヘッドの構造上、大型になって部品点
数が増加し、製造コストアップになる等の問題があっ
た。この考案はそれらの問題点を解決し、駆動ヘッド部
の設置スペースを極力小さくし、排出ポイントも1個所
にした縦型ヘッドを備えたコンベヤを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の考案では、搬送ケース内に押動部材を等
間隔に設けた無端チェーン等の無端部材を配設し、該無
端部材を駆動輪で循環駆動するコンベヤにおいて、支持
ベースの上部に駆動輪を設け、下部に補助輪を設けてな
り、搬送ケースの送り側管路の先端が略水平に延びると
共に先端が開口しており、この開口部分が上記補助輪の
後方に配置され、搬送ケースの戻し側管路の先端開口を
上記駆動輪の下側に配置してなり、前記送り側管路の開
口から進出する無端部材を補助輪を介して上向きに方向
転換させて駆動輪に回着し、自重で垂下した無端部材を
前記戻し側管路内に送り込んで搬送ケース内を循環動さ
せてなる、という技術的手段を講じている。
【0005】また、請求項2の考案では、前記送り側管
路の先端開口には、被搬送物を排出するシュートが連設
されてなる、という技術的手段を講じている。更に、請
求項3の考案では、支持ベースが一対の脚柱を有する門
型コラムからなっており、上部に駆動輪を取付け、下方
に補助輪を取り付けてなる、という技術的手段を講じて
いる。請求項4の考案では、戻し側管路の先端が、上向
きに延びる曲管からなって、駆動輪の下側で開口してな
る、という技術的手段を講じている。
【0006】
【作用】上記のように構成されたこの考案においては、
駆動ヘッド部は縦型ヘッドのベースで支持される。被搬
送物は無端部材によって搬送ケース内を搬送されて先端
が略水平に設定された送り側管路のその端部開口から繰
り出される。この際に無端部材は、送り側管路の端部を
略水平に引き出されて端部開口を出てから補助輪によっ
て上向きに方向転換されるので、送り側管路内に被搬送
物が逆戻りすることがなく、また送り側管路内に被搬送
物が付着していても確実に掻き出されうる前記無端部材
は駆動輪で巻き上げられ、自重で垂下して戻し側管路の
端部開口へ入り、搬送ケース内を循環する。
【0007】
【実施例】以下に、この考案の好適実施例について図面
を参照しながら説明する。図1から図3はリンクコンベ
ヤの駆動ヘッド部7を示し、リンクコンベヤの送り側管
路の端部と戻し側管路の端部が揃って配置されている。
このリンクコンベヤ1は、無端チェーン2を、パイプラ
インからなる搬送ケース3内に略最短距離で掛け渡して
おり、駆動ヘッド部7の駆動輪5によって循環動される
ようになっている。また、図示省略した搬送ケース3の
延出部分の適宜個所には被搬送物の投入口が開設されて
いる。
【0008】また、無端チェーン2は、図5で明瞭なよ
うに卵型のリンクチェーン2aを交互に90度で交差し
て無端に連結しており、押動部材の一例を示す円形ブレ
ード(掻板)12をその縁部で上記無端チェーン2に等
間隔に固着している。本実施例では円形ブレード12は
搬送ケース3の内周面に押されて、チェーン2を軸とし
て旋回し、またチェーン2の捻れで復帰方向へ旋回し
て、被搬送物を移送しながら搬送ケース3のコーナーを
乗り越えて循環している。
【0009】次に、駆動ヘッド部7は、前述のように搬
送ケースの送り側管路の端部開口3Aおよび戻し側管路
の端部開口3Bが揃った側に設けられている。この駆動
ヘッド部7において駆動輪5は、支持ベースの一例を示
す門型コラム8の上方に固着された支持体5Aに枢軸P
1を介して前後に回転可能に取付られている。
【0010】上記駆動輪5の下方位置で、門型コラム8
の中段に補助輪となるアイドルローラ9が配置されてお
り、門型コラム8に固着された支持体9Aに枢軸P2を
介して取付けられている。そして、本実施例では、アイ
ドルローラ9の下方近傍に搬送ケース3の送り側管路の
先端が略水平に延びており、その先端で開口する端部開
口3Aが臨むように配設されており、門型コラム8に支
持されている。この送り側管路の端部開口3Aには、被
搬送物を排出するシュート10が連設されている。そし
て、上記開口3Aから出た無端チェーン2は、アイドル
ローラ9で上向きに方向を転換して駆動輪5に掛け渡さ
れる。
【0011】駆動輪5の下方位置には、搬送ケース3の
戻し側管路の端部開口3Bが配置されており、上記門型
コラム8に支持されている。本実施例では、戻し側管路
の端部開口3Bは、上向きに開口する曲管11に形成さ
れている。従って、前記アイドルローラ9を介して上昇
した無端チェーン2は、駆動輪5に牽引可能に回着さ
れ、自重で降下して曲管11に入り、戻り側管路内へ送
られる。
【0012】上記駆動輪5は、本実施例では、門型コラ
ム8の背後側に固設されたモータ4とベルト伝動されて
回転駆動されるようになっている。また、駆動輪5は、
本実施例では、図3で示すようにチェーンを係止する係
止溝を周面に有しており、無端チェーン2を牽引可能と
している。従って、搬送ケース3の中途位置に設けられ
たホッパ(図示省略)から搬送ケース3内に被搬送物が
投入されると、該被搬送物は無端チェーン2に等間隔に
固着された円形ブレード12によって搬送方向へ押さ
れ、前記送り側管路の端部開口3Aからシュート10に
ガイドされて排出される。
【0013】また、上記門型コラム8は、図4に示すよ
うに2本の脚柱8Aを有しており、脚台8Bを床面に固
着して支持される。従って、従来のコンベヤの駆動ヘッ
ド部における4脚の支持フレームと比べてその設置スペ
ースを小さくすることができる。また、門型コラム8に
取付ける駆動輪5とアイドルローラ9の間は短くするこ
とができるので、門型コラム8の全高、すなわち駆動ヘ
ッド部の高さを低くすることができる。
【0014】この実施例では、補助輪を用いた例を示し
たが、送り側管路の端部開口の上面を上向きに湾曲する
コーナー部とすれば、補助輪を用いなくても無端チェー
ンの方向転換を行うことができる。また、図示例では戻
し側管路の端部を送り側管路の端部より上方位置に配置
した例を示したが、この考案においては両者のいずれが
上方位置であってもよく、また同じ高さで並列に並ぶ位
置であってもよい。例えば、戻し側管路の端部開口と送
り側管路の端部開口とが並列に並ぶ場合には、駆動輪の
回転軸を左右に90度変位して、左右の一方に配置され
た送り側管路の端部開口から出たチェーンを駆動輪に掛
け左右の他方に配置された戻し側管路の端部開口へ送る
構成としてもよい。その他、要するにこの考案の要旨を
変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上詳述したようにこの考案は次のよう
な優れた効果を有している。駆動ヘッド部を門型コラム
で支持させたので、人の背丈以下でスリムな構造とな
り、わずかなスペースで設置が可能となった。また、送
り側管路の先端側は略水平に延びているので、被搬送物
が逆戻りすることがなく、無端部材で確実に被搬送物を
排出させることができる。更に、搬送ケースから被搬送
物が排出されても、上方には何もないので、残留物がチ
ェーンや押動部材に付着することもない。更に、部品点
数が少なく構造が簡単なので、駆動ヘッドのメンテナン
スが容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】リンクコンベヤの駆動ヘッド部の側面図であ
る。
【図2】同駆動ヘッド部の背面図である。
【図3】同駆動ヘッド部の正面図である。
【図4】門型コラムの平面図である。
【図5】ケース内の無端チェーンを示す要部断面図であ
る。
【図6】従来のコンベヤの駆動ヘッドを示す側面図であ
る。
【図7】図6のコンベヤの斜視図である。
【図8】従来のコンベヤの縦型の駆動ヘッドを示す側面
図である。
【符号の説明】
1 リンクコンベヤ 2 無端チェーン 3 搬送ケース 3A 送り側管路の端部開口 3B 戻し側管路の端部開口 5 駆動輪 7 駆動ヘッド部 8 門型コラム 9 アイドルローラ 10 シュート 11 曲管

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ケース内に押動部材を等間隔に設け
    た無端チェーン等の無端部材を配設し、該無端部材を駆
    動輪で循環駆動するコンベヤにおいて、 支持ベースの上部に駆動輪を設け、下部に補助輪を設け
    てなり、 搬送ケースの送り側管路の先端が略水平に延びると共に
    先端が開口しており、この開口部分が上記補助輪の後方
    に配置され、 搬送ケースの戻し側管路の先端開口を上記駆動輪の下側
    に配置してなり、 前記送り側管路の開口から進出する無端部材を補助輪を
    介して上向きに方向転換させて駆動輪に回着し、自重で
    垂下した無端部材を前記戻し側管路内に送り込んで搬送
    ケース内を循環動させてなることを特徴とする縦型ヘッ
    ドを備えたコンベヤ。
  2. 【請求項2】 送り側管路の先端開口には、被搬送物を
    排出するシュートが連設されてなることを特徴とする請
    求項1に記載の縦型ヘッドを備えたコンベヤ。
  3. 【請求項3】 支持ベースが一対の脚柱を有する門型コ
    ラムからなっており、上部に駆動輪を取付け、下方に補
    助輪を取り付けてなることを特徴とする請求項1に記載
    の縦型ヘッドを備えたコンベヤ。
  4. 【請求項4】 戻し側管路の先端が、上向きに延びる曲
    管からなって、駆動輪の下側で開口してなることを特徴
    とする請求項1に記載の縦型ヘッドを備えたコンベヤ。
JP1993017839U 1993-03-17 1993-03-17 縦型ヘッドを備えたコンベヤ Expired - Fee Related JP2607637Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754465B1 (ko) * 2007-03-12 2007-09-03 중앙종합기계 주식회사 슬러지 함수율 저감장치를 갖는 파이프라인형 체인컨베이어

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KR100754465B1 (ko) * 2007-03-12 2007-09-03 중앙종합기계 주식회사 슬러지 함수율 저감장치를 갖는 파이프라인형 체인컨베이어

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