JPH10218329A - バケットコンベヤ - Google Patents

バケットコンベヤ

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JPH10218329A
JPH10218329A JP2178597A JP2178597A JPH10218329A JP H10218329 A JPH10218329 A JP H10218329A JP 2178597 A JP2178597 A JP 2178597A JP 2178597 A JP2178597 A JP 2178597A JP H10218329 A JPH10218329 A JP H10218329A
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真人 中谷
Yoshinori Nakajima
義則 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンベヤ下部における輸送物の堆積を低減す
る。 【解決手段】コンベヤ10の下部においては、搬入用シ
ュート32の下端が円板33a,33bの内側にまで延
設されると共に、円板33a,33bの下端部がバケッ
ト16の内部に入り込むようになっている。また、コン
ベヤ10の上部においては、円板53a,53bの上端
がバケット16の下方近傍にまで延設されると共に搬出
用シュート52の上端部が円板53a,53bの下部外
側にまで延設されている。したがって、搬入用シュート
32に投入された輸送物は、漏洩することなくバケット
16内に搬入され、その後、搬出用シュート52を通っ
て漏洩することなく外部に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、粉状
体やバラ状体の輸送物を搬送するバケットコンベヤに係
り、詳しくは、輸送物のバケットへの搬入経路を規定す
る搬入経路規定手段、並びに輸送物のバケットからの搬
出経路を規定する搬出経路規定手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉状体やバラ状体の輸送物を
搬送するためのバケットコンベヤが、実開昭63−82
11号公報等にて開示されている。
【0003】図1は、そのバケットコンベヤの構造の一
例を示す図であるが、バケットコンベヤ1は、従動ロー
ラ2と駆動ローラ3とを備えており、これらのローラ
2,3の間には、多数のバケット5を取り付けたベルト
6が巻き掛けられている。また、バケットコンベヤ1の
下部には、バケット5に輸送物を搬入するための搬入用
シュート7が配置されており、バケットコンベヤ1の上
部には、輸送物をバケット5からコンベヤ外部に搬出す
る搬出用シュート9が配置されている。
【0004】そして、搬入用シュート7に投入された輸
送物は、バケット5に収納された状態で搬送され、上方
の駆動ローラ3にてバケット5が反転することに基づ
き、搬出用シュート9から排出されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬入用シュ
ート7とバケット5との間、並びに搬出用シュート9と
バケット5との間には隙間Sがあったため、搬入用シュ
ート7から投入された輸送物が隙間Sを通ってコンベヤ
下部に堆積し易く(符号8参照)、種々の問題を生じて
いた。
【0006】すなわち、このように堆積した輸送物8
は、バケット5によってある程度は掬い上げられるもの
の、輸送物が硬質の粒状輸送物のように重いものである
場合には掬い上げ抵抗が大きく、バケット5が摩耗した
り、破損したりするという問題があった。
【0007】また、穀物等を搬送する場合においては、
コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してしまうという問
題があった。
【0008】さらに、上述したバケットコンベヤ1を、
特定種類の輸送物の搬送に使用し、その後、別の種類の
輸送物の搬送に使用する場合には、コンベヤ下部に堆積
していた輸送物8が掬い上げられて混ざってしまうとい
う問題もあった。
【0009】そこで、本発明は、輸送物がコンベヤ下部
に堆積することを低減するバケットコンベヤを提供する
ことを目的とするものである。
【0010】また、本発明は、バケットの摩耗や破損を
低減するバケットコンベヤを提供することを目的とする
ものである。
【0011】さらに、本発明は、穀物等を搬送する場合
においてその腐敗を防止するバケットコンベヤを提供す
ることを目的とするものである。
【0012】またさらに、本発明は、搬送中における異
種輸送物の混入を防止するバケットコンベヤを提供する
ことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、上下に離間した位置に回転自
在に支持された一対の回転体(11,12)と、これら
一対の回転体(11,12)の間に巻き掛けられた無端
状帯体(13,15)と、該無端状帯体(13,15)
のループの内側にバケット口を向けて取り付けられた複
数のバケット(16)と、これらのバケット(16)へ
の輸送物の搬入経路を規定する搬入経路規定手段(3
0)と、これらのバケット(16)からの輸送物の搬出
経路を規定する搬出経路規定手段(50)と、を備え、
かつ、前記搬入経路規定手段(30)を介して各バケッ
ト(16)に輸送物を搬入すると共に、前記無端状帯体
(13,15)を回転駆動させて前記複数のバケット
(16)が順次反転することに基づき、該反転したバケ
ット(16)から落下した輸送物を前記搬出経路規定手
段(50)を介して外部に排出させるバケットコンベヤ
(1)において、前記各バケット(16)が、その進行
方向に沿うように配置されると共に該進行方向と直交す
る方向に互いに離間するように配置された一対の側壁部
(19,19)と、これら一対の側壁部(19,19)
の間に配置されてこれら側壁部(19,19)と共に深
底の凹部を形成する底壁部(21)と、を有し、前記複
数のバケットの底壁部(21)、並びに前記複数のバケ
ットの側壁部(19,19)がそれぞれ連続するように
配置され、前記搬入経路規定手段(30)が、バケット
コンベヤ下部の回転体(12)に位置してバケット口が
上に向いた複数のバケット(16)の側壁部(19,1
9)の内側にまで延設されてこれら複数のバケットの側
壁部(19,19)並びに底壁部(21)と共に上方が
開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材(33
a,33b)と、これら一対の板状部材(33a,33
b)の上側にまで延設されたシュート(32)と、を有
し、かつ、前記搬出経路規定手段(50)が、バケット
コンベヤ上部の回転体(11)に位置して反転している
複数のバケット(16)の側壁部(19,19)の下方
近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部
(19,19)並びに底壁部(21)と共に下方が開口
した略密閉空間を形成する一対の板状部材(53a,5
3b)と、これら一対の板状部材(53a,53b)の
下方近傍にまで延設されたシュート(52)と、を有す
る、ことを特徴とするバケットコンベヤにある。
【0014】[作用]以上構成に基づき、バケットコン
ベヤ下部の回転体(12)の近傍においては、反転して
いない複数のバケット(16)の底壁部(21)並びに
側壁部(19)と、搬入経路規定手段(30)の板状部
材(33a,33b)とによって、上方が開口した略密
閉空間が形成されている。また、この略密閉空間にまで
シュート(32)が延設されている。したがって、シュ
ート(32)に投入された輸送物は、この略密閉空間に
搬入された後、漏洩することなくバケット(16)に搬
入される。
【0015】この状態で回転体(11又は12)を回転
駆動すると、無端状帯体(13,15)が回転駆動さ
れ、バケット(16)は輸送物を搬送する。
【0016】そして、バケットコンベヤ上部の回転体
(11)の近傍においてバケット(16)が反転される
と、バケット(16)内に収納されている輸送物は落下
し、搬出経路規定手段(50)を介して外部に排出され
る。ここで、当該搬出経路規定手段(50)は、反転し
ている複数のバケット(16)の側壁部(19,19)
の下方近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側
壁部(19,19)並びに底壁部(21)と共に下方が
開口した略密閉空間を形成する一対の板状部材(53
a,53b)と、これら一対の板状部材(53a,53
b)の下方近傍にまで延設されたシュート(52)と、
によって構成されているため、輸送物は漏洩することな
く排出される。
【0017】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって、本発明の構成を何ら限
定するものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図2乃至図7に沿って、本
発明の実施の形態について説明する。
【0019】図2は、本実施の形態に係るバケットコン
ベヤの全体構造を示す図であり、(a) は側面図、(b) は
そのA−A断面図である。図に示すバケットコンベヤ1
0は、上下に離間した位置にそれぞれ回転自在に支持さ
れた上下スプロケット対(回転体)11,12を備えて
おり、上側のスプロケット対11は不図示のモータによ
って回転駆動されるようになっている。また、上側のス
プロケット対11は、回転自在に支持された上側スプロ
ケット軸11aと、互いに離間するようにスプロケット
軸11aに取り付けられた一対のスプロケット(以下
“上部スプロケット”とする)11b,11cと、を有
しており、下側のスプロケット対12は、回転自在に支
持された上側スプロケット軸12aと、互いに離間する
ようにスプロケット軸12aに取り付けられた一対のス
プロケット(以下“下部スプロケット”とする)12
b,12cと、を有している。
【0020】また、一方の上部スプロケット11bと下
部スプロケット12bとの間、並びに他方の上部スプロ
ケット11cと下部スプロケット12cとの間には、そ
れぞれチェーン(無端状帯体)13,15が1つずつ巻
き掛けられており、これら2条のチェーン13,15の
間には多数のバケット16が、チェーン13,15のル
ープの内側にそのバケット口が向くように取り付けられ
ている。
【0021】すなわち、チェーン13,15は、図3
(a) に詳示するように、いずれもリンクプレート13
a,15aを有しているが、相対向するリンクプレート
13a,15aには棒状の部材(以下、“支持バー”と
する)17が架設されており、この支持バー17には、
その進行方向に沿うように、かつ、該進行方向と直交す
る方向に互いに離間するように一対の側板(側壁部)1
9,19が取り付けられている(図3(b) 参照)。ま
た、これらの側板19,19には、棒状の部材(以下、
“固定部材”とする)20が架設されている。
【0022】一方、これらの側板19,19の内側に
は、図4及び図5に詳示するように、側板相互の間隙と
同等の幅をもつベルト(底壁部)21が配置されてい
る。このベルト21は、各固定部材20に巻き付けられ
た上で、ベルトの重なり部分が挟持部材22と締め付け
部材23とによって挟持されることにより、各固定部材
20に係止されている。また、このベルト21は、固定
部材20相互の間において弛まされており、側板19,
19と共に、深底の凹部をもつバケット16を構成して
いる。つまり、ベルト21は、バケット16の前壁部や
後壁部や底部を形成することとなる。
【0023】なお、本実施の形態においては、各バケッ
ト16の底壁部(すなわち、ベルト21)や側板19
は、それぞれ連続するように配置されている。
【0024】さらに、このように弛んだベルト21の外
周に沿うようにして、相対向する側板19,19には複
数の外周支持部材25が架設されており、これらの外周
支持部材25によって、ベルト21の前側の壁部や後側
の壁部の外周を支持するようになっている。また、弛ん
だベルト21の内周側においては、内周支持部材26が
相対向する側板19,19に架設されて配置されてお
り、バケット16が反転されて上下が逆になった場合に
も、ベルト21が側板19,19の間から抜け落ちてし
まわないようになっている。
【0025】一方、図2に示すように、バケットコンベ
ヤ10の下部には搬入経路規定手段30が配置されてお
り、バケット16への輸送物の搬入経路を規定するよう
になっている。
【0026】図6は、搬入経路規定手段の詳細構造を示
す図であり、(a) は側面図、(b) はそのD−D断面図で
ある。この搬入経路規定手段30は、コンベヤケース3
1に取り付けた管状の部材(以下、“搬入用シュート”
とする)32と、下部スプロケット12b,12cの側
に互いに離間するように取り付けた一対の円板(板状部
材)33a,33bと、によって構成されている。
【0027】このうち搬入用シュート32の下端部は、
円板33a,33bの離間距離よりも多少小さく設定さ
れており、円板33a,33bの内側にまで延設されて
いる。また、搬入用シュート32は、コンベヤケース3
1の外部と円板33a,33bの内側とにそれぞれ開口
部32a,32bを有している。
【0028】さらに、円板33a,33bは、下部スプ
ロケット軸12aにおける下部スプロケット12b,1
2cの内側の部分に、下部スプロケット軸12aと一体
的に回転するように取り付けられている。また、円板3
3a,33bの外径は、円板33a,33bが側板1
9,19と上下方向において重なり合うような大きさに
設定されており、円板33a,33bの離間距離は、側
板19,19の離間距離よりも多少小さく設定されてい
る。そして、円板33a,33bが、複数の反転してい
ないバケット16(すなわち、バケット口が上に向いた
バケット16)の側板19,19の内側に入り込むよう
になっている。
【0029】本実施の形態においては、搬入用シュート
32と円板33a,33bとを上述のように構成するこ
とによって、下部スプロケット軸12aよりも下側にお
いては、複数のバケット16(すなわち、ベルト21並
びに側板19,19)と円板33a,33bとによっ
て、上方にのみ開口する略密閉空間が形成されることと
なり、搬入用シュート32から投入された輸送物の漏洩
を防ぐようになっている。
【0030】一方、図2に示すように、バケットコンベ
ヤ10の上部には、反転したバケット16における一対
の側板19,19の下方近傍にまで延設した搬出経路規
定手段50が配置されており、バケット16からの輸送
物の搬出経路を規定するようになっている。
【0031】図7は、搬出経路規定手段の詳細構造を示
す図であり、(a) は側面図、(b) はそのE−E断面図で
ある。この搬出経路規定手段50は、コンベヤケース3
1に取り付けた管状の部材(以下、“搬出用シュート”
とする)52と、上部スプロケット11b,11cの側
に互いに離間するように取り付けた一対の円板(板状部
材)53a,53bと、によって構成されている。
【0032】このうち円板53a,53bは、上部スプ
ロケット軸11aにおける上部スプロケット11b,1
1cの内側の部分に、上部スプロケット軸11aと一体
的に回転するように取り付けられている。また、この円
板53a,53bの離間距離は、側板19,19の離間
距離と同等かそれよりも広く設定されており、円板53
a,53bの外径は、円板53a,53bの上端が、複
数の反転しているバケット16の側板19,19の下方
近傍にまで延設される程度に設定されている。そして、
これらの反転しているバケット16の側板19,19及
びベルト21と、円板53a,53bとによって、下方
が開口した略密閉空間が形成されている。
【0033】さらに、搬出用シュート52の上端部は、
円板53a,53bの離間距離よりも大きく形成されて
おり、円板53a,53bの下部外側にまで延設されて
いる。また、搬出用シュート52は、円板53a,53
bの下方とコンベヤケース31の外部とにそれぞれ開口
部52a,52bを有している。
【0034】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0035】本実施の形態においては、搬入用シュート
32の下端が円板33a,33bの内側にまで延設され
ると共に、円板33a,33bの下端部が側板19,1
9の内側に入り込むようになっており、下部スプロケッ
ト軸12aよりも下側においては、反転していない複数
のバケット16(すなわち、ベルト21並びに側板1
9,19)と円板33a,33bとによって、上方が開
口した略密閉空間が形成されている。また、搬入用シュ
ート32は円板33a,33bの内側にまで延設されて
いる。したがって、搬入用シュート32に投入された輸
送物は、この略密閉空間に搬入された後、漏洩すること
なくバケット16内に搬入される。
【0036】この状態で上側のスプロケット対11を回
転駆動すると、チェーン13,15が回転駆動され、バ
ケット16は、輸送物を収納した状態で上昇する。そし
て、上側のスプロケット対11においては、チェーン1
3,15が該スプロケット対11に噛合されて屈曲され
ることに基づき、バケット16が順次反転される。そし
て、バケット16が反転されると、バケット16内に収
納されている輸送物は落下し、円板53a,53bの内
側、及び搬出用シュート52を通って外部に排出され
る。ここで、円板53a,53bの上端が、反転してい
る複数のバケット16の側板19,19の下方近傍にま
で延設されると共に搬出用シュート52の上端部が円板
53a,53bの下部外側にまで延設されていて、これ
ら複数のバケット16(すなわち、ベルト21並びに側
板19,19)と円板53a,53bとによって、下方
が開口した略密閉空間が形成されているため、バケット
16からの輸送物は漏洩することなく外部に排出され
る。
【0037】なお、チェーン13,15は、上述のよう
に上側のスプロケット対11に噛合されて屈曲される
が、これによって支持バー17が回動され、側板19,
19が回動される。その結果、固定部材20が回動さ
れ、バケット16は大きく開口される。
【0038】また、バケット16が上述のように反転す
ると、ベルト21は落下しようとするが、該落下は、内
周支持部材26によって止められる。
【0039】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0040】本実施の形態によれば、搬入用シュート3
2に投入された輸送物は、漏洩することなく搬出用シュ
ート52から外部に排出されるため、輸送物がコンベヤ
下部に堆積することが防止される。したがって、堆積し
た輸送物を掬い上げることに伴う、バケット16の摩耗
や破損を低減できる。また、穀物等を搬送する場合にお
いては、コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してしまう
という問題を回避できる。さらに、本実施の形態に係る
バケットコンベヤ10を、特定種類の輸送物の搬送に使
用し、その後、別の種類の輸送物の搬送に使用する場合
においても、搬送中における異種輸送物の混入を低減で
きる。
【0041】なお、上述の実施の形態においては、バケ
ット16をベルト21と側板19とによって構成した
が、もちろんこれに限る必要はなく、ゴムベルトを底板
として使用したモックベヤタイプのものであっても良
く、硬質の鉄製、樹脂製のバケットを用いても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
輸送物は、漏洩することなく搬入経路規定手段を介して
バケットに搬入されると共に、漏洩することなく搬出経
路規定手段を介してバケットから排出される。したがっ
て、輸送物がコンベヤ下部に堆積しにくく、バケットの
摩耗や破損を低減できる。また、穀物等を搬送する場合
においては、コンベヤ下部に堆積した穀物が腐敗してし
まうという問題を回避できる。さらに、本発明に係るバ
ケットコンベヤを、特定種類の輸送物の搬送に使用し、
その後、別の種類の輸送物の搬送に使用する場合におい
ても、搬送中における異種輸送物の混入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバケットコンベヤの構造を示す図。
【図2】本発明に係るバケットコンベヤの全体構造を示
す図であり、(a) は側面図、(b) はそのA−A断面図。
【図3】(a) はバケットコンベヤの詳細構造を示す図で
あり、(b) はその側面図。
【図4】図3(a) のB−B断面図。
【図5】図4のC−C断面図。
【図6】搬入経路規定手段の詳細構造を示す図であり、
(a) は側面図、(b) はそのD−D断面図。
【図7】搬出経路規定手段の詳細構造を示す図であり、
(a) は側面図、(b) はそのE−E断面図。
【符号の説明】
10 バケットコンベヤ 11 上側のスプロケット対(回転体) 11b,11c 上部スプロケット(回転体) 12 下側のスプロケット対(回転体) 12b,12c 下部スプロケット(回転体) 13,15 チェーン(無端状帯体) 16 バケット 19 側板(側壁部) 21 ベルト(底壁部) 30 搬入経路規定手段 32 搬入用シュート(シュート、搬入経路規定手
段) 33a,33b 円板(板状部材、搬入経路規定手段) 50 搬出経路規定手段 52 搬出用シュート(シュート、搬出経路規定手
段) 53a,53b 円板(板状部材、搬出経路規定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に離間した位置に回転自在に支持さ
    れた一対の回転体と、これら一対の回転体の間に巻き掛
    けられた無端状帯体と、該無端状帯体のループの内側に
    バケット口を向けて取り付けられた複数のバケットと、
    これらのバケットへの輸送物の搬入経路を規定する搬入
    経路規定手段と、これらのバケットからの輸送物の搬出
    経路を規定する搬出経路規定手段と、を備え、かつ、前
    記搬入経路規定手段を介して各バケットに輸送物を搬入
    すると共に、前記無端状帯体を回転駆動させて前記複数
    のバケットが順次反転することに基づき、該反転したバ
    ケットから落下した輸送物を前記搬出経路規定手段を介
    して外部に排出させるバケットコンベヤにおいて、 前記各バケットが、その進行方向に沿うように配置され
    ると共に該進行方向と直交する方向に互いに離間するよ
    うに配置された一対の側壁部と、これら一対の側壁部の
    間に配置されてこれら側壁部と共に深底の凹部を形成す
    る底壁部と、を有し、 前記複数のバケットの底壁部、並びに前記複数のバケッ
    トの側壁部がそれぞれ連続するように配置され、 前記搬入経路規定手段が、バケットコンベヤ下部の回転
    体に位置してバケット口が上に向いた複数のバケットの
    側壁部の内側にまで延設されてこれら複数のバケットの
    側壁部並びに底壁部と共に上方が開口した略密閉空間を
    形成する一対の板状部材と、これら一対の板状部材の上
    側にまで延設されたシュートと、を有し、かつ、 前記搬出経路規定手段が、バケットコンベヤ上部の回転
    体に位置して反転している複数のバケットの側壁部の下
    方近傍にまで延設されてこれら複数のバケットの側壁部
    並びに底壁部と共に下方が開口した略密閉空間を形成す
    る一対の板状部材と、これら一対の板状部材の下方近傍
    にまで延設されたシュートと、を有する、 ことを特徴とするバケットコンベヤ。
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CN108545407A (zh) * 2018-03-28 2018-09-18 徐涛 一种斗式提升机
JP2020158226A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日鉄日新製鋼株式会社 バケットコンベア

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