JPH1111624A - 長距離搬送装置 - Google Patents

長距離搬送装置

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Publication number
JPH1111624A
JPH1111624A JP17267897A JP17267897A JPH1111624A JP H1111624 A JPH1111624 A JP H1111624A JP 17267897 A JP17267897 A JP 17267897A JP 17267897 A JP17267897 A JP 17267897A JP H1111624 A JPH1111624 A JP H1111624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
conveying
conveyor
transport
path
Prior art date
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Pending
Application number
JP17267897A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ito
亨 伊藤
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YOSHINO RUBBER KOGYO KK
Original Assignee
YOSHINO RUBBER KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送経路が長距離でしかも搬送経路に沿って
急な段差部がある場合の搬送に適した搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 一部分に上下方向の段差部3を有する搬
送経路2に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置1で
あって、搬送経路2に沿って1台のトラフ型の主搬送ベ
ルトコンベヤ6が設けられ、搬送経路2の段差部3の範
囲に限って、主搬送ベルトコンベヤ6のキャリヤ側に対
向する無端環状の押さえベルト7が設けられ、主搬送ベ
ルトコンベヤ6の搬送ベルト12は、複数のキャリヤロー
ラ13によって、搬送物を受ける凹部空間をキャリヤ側に
備えたトラフ状に支持され、押さえベルト7に、キャリ
ヤ側で搬送ベルト12の凹部空間に挿入可能な複数のクリ
ート25が幅方向に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送経路が長距離
にわたって形成され、一部分に上下方向の段差を有する
搬送経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、土砂等の搬送物を長距離にわたっ
て搬送する搬送装置として、例えば、図5,図6に示す
ようなトラフ型のベルトコンベヤ41が用いられてい
る。このベルトコンベヤ41は、両端に設けられたプー
リ42と、これら両プーリ42間に巻回されたベルト4
3と、このベルト43を受けるトラフ状(谷状)に配置
された複数のキャリヤローラ44とを有している。上記
ベルト43は、各キャリヤローラ44によって、土砂等
の搬送物を受ける凹部空間45をキャリヤ側に備えたト
ラフ状(谷状)に支持されている。
【0003】これによると、搬送物はベルト43の凹部
空間45内に積載された状態でベルトコンベヤ41の始
端部から終端部へ搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、ベルトコンベヤ41を急な角度で傾斜さ
せて設置し、搬送物を傾斜の下方から上方へ搬送する場
合、凹部空間45内に積載された搬送物がベルト43上
を下方へ流れ落ちてしまい、十分な搬送が行えないとい
った問題があった。このようなことから、地表49に立
設された複数の支持脚46のうち仮想線A,B,Cで示
された一部の支持脚46を高くしてベルトコンベヤ41
を緩やかな傾斜角度で支持しているが、これでは支持脚
46が高くかつ大型になり、設置工事に手間がかかっ
た。
【0005】このようなことから、図5,図6に示した
トラフ型のベルトコンベヤ41は、搬送経路47が長距
離でしかも搬送経路47に沿って急な段差部48がある
場合の搬送には不向きであった。
【0006】そこで本発明は、搬送経路が長距離でしか
も搬送経路に沿って急な段差部がある場合の搬送に適し
た搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、一部分に上下方向の段差部を有する
搬送経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置であ
って、上記搬送経路に沿って1台のトラフ型の主搬送ベ
ルトコンベヤが設けられ、上記搬送経路の段差部の範囲
に限って、上記主搬送ベルトコンベヤのキャリヤ側に対
向する無端環状の押さえベルトが設けられ、上記主搬送
ベルトコンベヤの搬送ベルトは、複数のキャリヤローラ
によって、搬送物を受ける凹部空間をキャリヤ側に備え
たトラフ状に支持され、上記押さえベルトに、キャリヤ
側で上記搬送ベルトの凹部空間に挿入可能な複数のクリ
ートが幅方向に設けられていることを特徴としたもので
ある。
【0008】これによると、主搬送ベルトコンベヤの始
端部に投入された搬送物は搬送ベルトの回動により搬送
経路に沿って搬送される。この際、搬送経路上の平坦部
においては、搬送物は凹部空間内に積載されて搬送ベル
トに支持されながら搬送される。また、搬送経路上の段
差部においては、クリートが凹部空間に挿入して、押さ
えベルトとクリートと搬送ベルトとで囲まれた搬送空間
が形成される。したがって、搬送物は、段差部におい
て、流れ落ちることなく、上記搬送空間内に保持されて
搬送される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。図1に示すように、1は、
搬送経路2に沿って、砂、砂利、粉末、泥状物、鉱物原
石、ガラス屑、木材チップ、ペレット、グラニュール、
水分を含む上記物質、あるいは混合物、産業廃棄物、ガ
レキ、土砂、ヘドロ状物質等の各種搬送物を搬送する搬
送装置である。
【0010】上記搬送装置1は起伏のある土地などに長
距離にわたり設置されるものであり、上記搬送経路2に
は、土地の形状に応じて、上下方向の段差部3と平坦部
4とがそれぞれ複数箇所形成されている。
【0011】上記搬送装置1は、トラフ型の主搬送ベル
トコンベヤ6と無端環状の押さえベルト7とで構成され
ており、複数の支持脚8を介して地上に支持されてい
る。上記主搬送ベルトコンベヤ6は搬送経路2に沿って
1台設置され、上記押さえベルト7は搬送経路2の段差
部3の範囲に限って上記主搬送ベルトコンベヤ6のキャ
リヤ側に対向して設けられている。
【0012】上記主搬送ベルトコンベヤ6は、始端側に
設けられたテールプーリ10と、終端側に設けられたヘ
ッドプーリ11と、これら両プーリ10,11間に巻回
された無端環状の搬送ベルト12と、この搬送ベルト1
2を受けるトラフ状に配置された複数のキャリヤローラ
13とで構成されている。これらキャリヤローラ13は
主搬送ベルトコンベヤ6のコンベヤフレーム14に遊転
自在に設けられている。
【0013】さらに、キャリヤ側において上記段差部3
から平坦部4への変角部を通過する搬送ベルト12は複
数のベンドローラ15で案内されて変角され、また、リ
ターン側において平坦部4から段差部3への変角部を通
過する搬送ベルト12はディスクローラ16で案内され
て変角され、さらに、リターン側において段差部3から
平坦部4への変角部を通過する搬送ベルト12はベンド
プーリ17で案内されて変角されている。上記主搬送ベ
ルトコンベヤ6の始端側には搬送物を搬入する搬入部1
9が形成され、終端側には搬送物を搬出する搬出部20
が形成されている。
【0014】尚、上記主搬送ベルトコンベヤ6には複数
の駆動装置(図示せず)が設けられており、これら駆動
装置で上記両プーリ10,11のいずれかとともにベン
トプーリ17などの他の一部のプーリも回転駆動され
て、搬送ベルト12が回動する。上記搬送ベルト12
は、上記各キャリヤローラ13によって、搬送物を受け
る凹部空間21をキャリヤ側に備えたトラフ状(谷状)
に支持されている。
【0015】また、上記押さえベルト7は、平帯状に形
成され、アジャストローラ23と、駆動装置(図示せ
ず)によって回転駆動されるドライブプーリ24との間
に巻回されている。押さえベルト7には、適当なピッチ
で複数のクリート25(横桟)が幅方向に立設してい
る。キャリヤ側において、上記クリート25が主搬送ベ
ルトコンベヤ6の凹部空間21に挿入することによって
凹部空間21が搬送方向で仕切られ、その結果、上記搬
送ベルト12と押さえベルト7とクリート25とに囲ま
れた複数の搬送空間26が形成される。
【0016】尚、上記各クリート25の幅方向の形状は
キャリヤ側の搬送ベルト12の形状に応じて円弧状に形
成されている。また、クリート25の断面形状には制限
はないが、図3に示すような進行方向に対して後傾した
逆K型断面の他に、ベルト面に垂直に設置されたT型断
面、あるいは進行方向に向けて後側へ湾曲した逆C型断
面等が用いられる。また、上記押さえベルト7の回動速
度は搬送ベルト12の回動速度に同期するように制御さ
れている。
【0017】以下、上記構成における作用を説明する。
ホッパーやシュート(図示せず)から主搬送ベルトコン
ベヤ6の搬入部19に投入された搬送物は搬送ベルト1
2の回動により搬送経路2に沿って搬送される。この
際、搬送経路2上の平坦部4においては、搬送物は凹部
空間21内に載置されて搬送ベルト12に支持されなが
ら搬送される。
【0018】また、搬送経路2上の段差部3において
は、クリート25が凹部空間21に挿入して、押さえベ
ルト7とクリート25と搬送ベルト12とで囲まれた搬
送空間26が形成される。したがって、搬送物は、段差
部3において、流れ落ちることなく、上記搬送空間26
内に保持されて上方へ搬送される。
【0019】これにより、上記段差部3における傾斜が
急角度であっても十分な搬送が行えるため、地表27の
起伏に沿って主搬送ベルトコンベヤ6を設置することが
でき、従来のように支持脚8を高くしてコンベヤの傾斜
を緩やかにするといった手間のかかることを不要にし得
る。
【0020】上記実施の形態では段差部3を上りにして
いるが、下りであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
搬送物は、段差部において、流れ落ちることなく、搬送
空間内に保持されて搬送される。これにより、段差部に
おける傾斜が急角度であっても十分な搬送が行えるた
め、地表の起伏に沿って主搬送ベルトコンベヤを設置す
ることができ、従来のように支持脚を高くしてベルトコ
ンベヤの傾斜を緩やかにするといった手間のかかること
を不要にし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における搬送装置の概略側
面図である。
【図2】同搬送装置のキャリヤ側における搬送ベルトの
斜視図である。
【図3】同搬送装置の搬送ベルトと押さえベルトとの側
面から見た断面図である。
【図4】図3におけるa−a矢視図である。
【図5】従来のトラフ型ベルトコンベヤの概略側面図で
ある。
【図6】従来のトラフ型ベルトコンベヤのキャリヤ側に
おけるベルトの断面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 搬送経路 3 段差部 6 主搬送ベルトコンベヤ 7 押さえベルト 12 搬送ベルト 13 キャリヤローラ 21 凹部空間 25 クリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部分に上下方向の段差部を有する搬送
    経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置であっ
    て、上記搬送経路に沿って1台のトラフ型の主搬送ベル
    トコンベヤが設けられ、上記搬送経路の段差部の範囲に
    限って、上記主搬送ベルトコンベヤのキャリヤ側に対向
    する無端環状の押さえベルトが設けられ、上記主搬送ベ
    ルトコンベヤの搬送ベルトは、複数のキャリヤローラに
    よって、搬送物を受ける凹部空間をキャリヤ側に備えた
    トラフ状に支持され、上記押さえベルトに、キャリヤ側
    で上記搬送ベルトの凹部空間に挿入可能な複数のクリー
    トが幅方向に設けられていることを特徴とする長距離搬
    送装置。
JP17267897A 1997-06-30 1997-06-30 長距離搬送装置 Pending JPH1111624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267897A JPH1111624A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 長距離搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267897A JPH1111624A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 長距離搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111624A true JPH1111624A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15946345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17267897A Pending JPH1111624A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 長距離搬送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1111624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003252415A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Maruyasu Kikai Kk 傾斜コンベア
JP2021167242A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 Jfeスチール株式会社 ベルトコンベア及び粉体の搬送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003252415A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Maruyasu Kikai Kk 傾斜コンベア
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