JPH10101207A - 長距離搬送装置 - Google Patents

長距離搬送装置

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JPH10101207A
JPH10101207A JP25790696A JP25790696A JPH10101207A JP H10101207 A JPH10101207 A JP H10101207A JP 25790696 A JP25790696 A JP 25790696A JP 25790696 A JP25790696 A JP 25790696A JP H10101207 A JPH10101207 A JP H10101207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
conveyor
transport
carrying
path
Prior art date
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Pending
Application number
JP25790696A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ito
亨 伊藤
Tsuneji Mochida
常治 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINO GOMME KOGYO KK
Original Assignee
YOSHINO GOMME KOGYO KK
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Publication date
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送経路が長距離でしかも搬送経路上に段差
部がある場合の搬送に適した搬送装置を提供する。 【解決手段】 一部分に段差部4を有する搬送経路2に
沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置1であって、搬
送経路2に沿って無端環状の搬送ベルト体11を有する1
台の主搬送コンベヤ本体7が設けられ、段差部4の範囲
に限って、主搬送コンベヤ本体7のキャリヤ側に対向す
る無端環状の押さえベルト8が設けられ、搬送ベルト体
11は、平帯状のベースベルトと、ベースベルトの両側に
全周にわたり設けられたフランジとで構成され、押さえ
ベルト8に、キャリヤ側で両フランジ間に嵌入可能な複
数のクリート25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送経路が長距離
にわたって形成され、一部分に上下方向の段差を有する
搬送経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長距離搬送装置として
は、例えば図4に示すように、搬送経路55に沿って複
数台のコンベヤ56〜60を配列したものがある。例え
ば起伏のある土地などにおいては、平坦な箇所には複数
台(図4では3台)の水平コンベヤ56,58,60が
配設され、段差のある箇所には、急傾斜コンベヤ57や
垂直コンベヤ59が配設されている。
【0003】上記各水平コンベヤ56,58,60はベ
ルトコンベヤである。また、上記急傾斜コンベヤ57
は、上下一対のプーリ62と、これら両プーリ62間に
巻回されたベースベルト63とによって、急傾斜部を有
するベルトコンベヤ形式に構成されている。上記ベース
ベルト63の両側にはフランジ64が全周にわたり設け
られており、さらに、ベースベルト63には、上記両フ
ランジ64間に位置する幅方向のクリート65(横桟)
が全周方向で所定ピッチごとに複数設けられている。こ
れら両フランジ64とクリート65とによって、土砂等
の搬送物を急傾斜で搬送可能な複数の搬送空間66が形
成されている。また、上記垂直コンベヤ59は、垂直部
を有するベルトコンベヤ形式に構成され、主な構成は上
記急傾斜コンベヤ57と同一である。
【0004】上記始端側の水平コンベヤ56の搬出部A
は急傾斜コンベヤ57の搬入部Bの上方に重複し、急傾
斜コンベヤ57の搬出部Cは中間の水平コンベヤ58の
搬入部Dの上方に重複し、中間の水平コンベヤ58の搬
出部Eは垂直コンベヤ59の搬入部Fの上方に重複し、
垂直コンベヤ59の搬出部Gは終端側の水平コンベヤ6
0の搬入部Hの上方に重複している。これにより、隣接
するコンベヤ56〜60同士間で搬送物の受け渡しを可
能にしている。
【0005】これによると、始端側の水平コンベヤ56
上に投入された搬送物は、水平コンベヤ56から急傾斜
コンベヤ57へ受け渡され、急傾斜コンベヤ57によっ
て段差のある急傾斜経路部67を上方へ搬送され、この
急傾斜コンベヤ57から中間の水平コンベヤ58へ受け
渡され、さらに中間の水平コンベヤ58から垂直コンベ
ヤ59へ受け渡され、垂直コンベヤ59によって段差の
ある垂直経路部68を上方へ搬送され、この垂直コンベ
ヤ59から終端側の水平コンベヤ60へ受け渡され、こ
の終端側の水平コンベヤ60から目的地へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、搬送経路55上の平坦部69には独立し
た水平コンベヤ56,58,60を個別に設置し、段差
部70には独立した急傾斜コンベヤ57および垂直コン
ベヤ59を個別に設置していたため、コストがアップす
るといった問題があった。また、隣接するコンベヤ56
〜60同士の各搬出部A,C,E,Gと各搬入部B,
D,F,Hとを上下に重複させて搬送物を受け渡し可能
にする必要があるため、各コンベヤ56〜60の据付け
に手間がかかり、各コンベヤ56〜60同士の重複部分
が上下に大型化した。また、隣接する各コンベヤ56〜
60間で搬送物を受け渡しする際、搬送物が各コンベヤ
56〜60間の受け渡し部分でこぼれ落ちるといった不
具合も発生した。さらに、急傾斜経路部67上および垂
直経路部68上を搬送する際、搬送物が急傾斜コンベヤ
57の搬送空間66または垂直コンベヤ59の搬送空間
66からこぼれ落ちるといった不具合も発生した。
【0007】このようなことから、図4に示した搬送装
置は、搬送経路55が長距離でしかも搬送経路55上に
多数の段差部70がある場合の搬送には不向きであっ
た。そこで本発明は、搬送経路が長距離でしかも搬送経
路上に段差部がある場合の搬送に適した搬送装置を提供
することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、一部分に上下方向の段差部を有する
搬送経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置であ
って、上記搬送経路に沿って1台の主搬送コンベヤ本体
が設けられ、上記搬送経路の段差部の範囲に限って、上
記主搬送コンベヤ本体のキャリヤ側に対向する無端環状
の押さえベルトが設けられ、上記主搬送コンベヤ本体は
上記搬送経路に沿って設けられた無端環状の搬送ベルト
体を有し、上記搬送ベルト体は、平帯状のベースベルト
と、このベースベルトの両側に全周にわたり設けられた
波形のフランジとで構成され、上記押さえベルトに、キ
ャリヤ側で上記両フランジ間に嵌入可能な複数のクリー
トが幅方向に設けられていることを特徴としたものであ
る。
【0009】これによると、主搬送コンベヤ本体の始端
部に投入された搬送物は搬送ベルト体の回動により搬送
経路に沿って搬送される。この際、搬送経路上の平坦部
においては、搬送物はキャリヤ側のベースベルトに支持
されながら搬送される。また、搬送経路上の段差部にお
いては、クリートが両フランジ間に嵌入して、押さえベ
ルトとクリートとフランジとベースベルトとで囲まれた
搬送空間が形成される。したがって、搬送物は、段差部
において、落下することなく、上記搬送空間内に保持さ
れて搬送される。このように、1台の主搬送コンベヤ本
体と、搬送経路の段差部の範囲に限って設けられた押さ
えベルトとで搬送物を搬送することができるため、従来
のように個別のコンベヤを多数台配列する形式に比べ
て、コストを下げることができる。また、従来のように
個別のコンベヤ間で搬送物を受け渡しする必要はないた
め、コンベヤ同士の重複部分を無くすことができ、した
がって、据付け工事が容易になり、設置スペースが縮小
され、さらに、搬送物がこぼれ落ちることを防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。1は、搬送経路2に沿っ
て、砂、砂利、粉末、泥状物、鉱物原石、ガラス屑、木
材チップ、ペレット、グラニュール、水分を含む上記物
質、あるいは混合物、産業廃棄物、ガレキ、土砂、ヘド
ロ状物質等の各種搬送物を搬送する搬送装置である。
【0011】上記搬送装置1は起伏のある土地などに長
距離にわたり設置されるものであり、上記搬送経路2に
は、土地の形状に応じて、上下方向の段差部4と平坦部
5とがそれぞれ複数箇所形成されている。
【0012】上記搬送装置1は主搬送コンベヤ本体7と
無端環状の押さえベルト8とで構成されており、上記主
搬送コンベヤ本体7は搬送経路2に沿って1台設置さ
れ、上記押さえベルト8は搬送経路2の段差部4の範囲
に限って上記主搬送コンベヤ本体7のキャリヤ側に対向
して設けられている。
【0013】上記主搬送コンベヤ本体7は、始端側に設
けられたテールプーリ9と、終端側に設けられたヘッド
プーリ10と、これら両プーリ9,10間に巻回された
無端環状の搬送ベルト体11とで構成されている。
【0014】キャリヤ側において上記段差部4から平坦
部5への変角部を通過する搬送ベルト体11は複数のベ
ンドローラ13で案内されて変角され、また、リターン
側において平坦部5から段差部4への変角部を通過する
搬送ベルト体11はディスクローラ14で案内されて変
角され、さらに、リターン側において段差部4から平坦
部5への変角部を通過する搬送ベルト体11はベンドプ
ーリ15で案内されて変角されている。また、キャリヤ
側において始端側の平坦部5を通過する搬送ベルト体1
1は複数のクッションローラ16で案内され、キャリヤ
側において段差部4を通過する搬送ベルト体11は複数
のキャリヤローラ17で案内される。上記主搬送コンベ
ヤ本体7の始端側には搬送物を搬入する搬入部18が形
成され、終端側には搬送物を搬出する搬出部19が形成
されている。
【0015】尚、上記主搬送コンベヤ本体7には複数の
駆動装置(図示せず)が設けられており、これら駆動装
置で上記両プーリ9,10のいずれかならびにベントプ
ーリ15などの複数のプーリが回転駆動されて、搬送ベ
ルト体11が回動する。また、上記搬送ベルト体11
は、平帯状のベースベルト21と、このベースベルト2
1の両側に全周にわたり設けられた波形のフランジ22
とで構成されている。
【0016】上記押さえベルト8は、平帯状に形成さ
れ、アジャストローラ23と、駆動装置(図示せず)に
よって回転駆動されるドライブプーリ24との間に巻回
されている。上記押さえベルト8には適当なピッチで複
数のクリート25(横桟)が幅方向に立設している。上
記主搬送コンベヤ本体7のキャリヤ側において、上記ク
リート25が両フランジ22間に嵌入することによって
上記ベースベルト21と両フランジ22と押さえベルト
8とクリート25とで囲まれた複数の搬送空間26が形
成される。
【0017】尚、上記クリート25の高さは上記フラン
ジ22の高さに応じて、これと同等の高さ、もしくは、
このフランジ22の高さよりも5〜20%低く設定する
のが好ましい。クリート25の高さがこの範囲より大き
い場合は密閉空間が構成できず、この範囲より小さい場
合はクリート25による搬送物のズリ落ち防止効果が低
下し、急角度搬送効率が低下する。
【0018】また、クリート25の断面形状には制限は
ないが、図2に示すようなベルト面に垂直に形成された
T型断面、進行方向に対して後傾した逆K型断面、進行
方向に対して後側へ湾曲した逆C型断面のいずれかを用
いる。尚、上記押さえベルト8の回動速度は搬送ベルト
体11の回動速度に同期するように制御されている。
【0019】以下、上記構成における作用を説明する。
ホッパーやシュート(図示せず)から主搬送コンベヤ本
体7の搬入部18に投入された搬送物は搬送ベルト体1
1の回動により搬送経路2に沿って搬送される。この
際、搬送経路2上の平坦部5においては、搬送物はキャ
リヤ側のベースベルト21に支持されながら搬送され
る。
【0020】また、搬送経路2上の段差部4において
は、クリート25が両フランジ22間に嵌入して、押さ
えベルト8とクリート25とフランジ22とベースベル
ト21とで囲まれた搬送空間26が形成される。したが
って、搬送物は、段差部4において、落下することな
く、上記搬送空間26内に保持されて上方へ搬送され
る。このように、1台の主搬送コンベヤ本体7と、搬送
経路2の段差部4の範囲に限って設けられた押さえベル
ト8とで搬送物を搬送することができるため、従来のよ
うに個別のコンベヤを多数台配列する形式に比べて、コ
ストを下げることができる。また、従来のように個別の
コンベヤ間で搬送物を受け渡しする必要はないため、コ
ンベヤ同士の重複部分を無くすことができ、したがっ
て、据付け工事が容易になり、設置スペースが縮小さ
れ、さらに、搬送物がこぼれ落ちることを防止できる。
【0021】上記実施の形態では、段差部4を上りにし
ているが、下りであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
1台の主搬送コンベヤ本体と、搬送経路の段差部の範囲
に限って設けられた押さえベルトとで搬送物を搬送する
ことができるため、従来のように個別のコンベヤを多数
台配列する形式に比べて、コストを下げることができ
る。また、従来のように個別のコンベヤ間で搬送物を受
け渡しする必要はないため、コンベヤ同士の重複部分を
無くすことができ、したがって、据付け工事が容易にな
り、設置スペースが縮小され、さらに、搬送物がこぼれ
落ちることを防止できる。したがって、搬送経路が長距
離でしかも搬送経路上に段差部がある場合の搬送に適し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における搬送装置の概略側
面図である。
【図2】同搬送装置の段差部における搬送ベルト体と押
さえベルトとの斜視図である。
【図3】図1におけるa−a矢視図である。
【図4】従来の搬送装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 搬送経路 4 段差部 7 主搬送コンベヤ本体 8 押さえベルト 11 搬送ベルト体 21 ベースベルト 22 フランジ 25 クリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部分に上下方向の段差部を有する搬送
    経路に沿って搬送物を搬送する長距離搬送装置であっ
    て、上記搬送経路に沿って1台の主搬送コンベヤ本体が
    設けられ、上記搬送経路の段差部の範囲に限って、上記
    主搬送コンベヤ本体のキャリヤ側に対向する無端環状の
    押さえベルトが設けられ、上記主搬送コンベヤ本体は上
    記搬送経路に沿って設けられた無端環状の搬送ベルト体
    を有し、上記搬送ベルト体は、平帯状のベースベルト
    と、このベースベルトの両側に全周にわたり設けられた
    波形のフランジとで構成され、上記押さえベルトに、キ
    ャリヤ側で上記両フランジ間に嵌入可能な複数のクリー
    トが幅方向に設けられていることを特徴とする長距離搬
    送装置。
JP25790696A 1996-09-30 1996-09-30 長距離搬送装置 Pending JPH10101207A (ja)

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JP25790696A JPH10101207A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 長距離搬送装置

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JP25790696A JPH10101207A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 長距離搬送装置

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JPH10101207A true JPH10101207A (ja) 1998-04-21

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ID=17312841

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JP25790696A Pending JPH10101207A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 長距離搬送装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02