JP3087688U - クレセントコンベア - Google Patents

クレセントコンベア

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    • B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
    • B65G17/30—Details; Auxiliary devices
    • B65G17/38—Chains or like traction elements; Connections between traction elements and load-carriers
    • B65G17/42—Attaching load carriers to traction elements
    • B65G17/44—Attaching load carriers to traction elements by means excluding relative movements
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    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47F10/00—Furniture or installations specially adapted to particular types of service systems, not otherwise provided for
    • A47F10/06—Furniture or installations specially adapted to particular types of service systems, not otherwise provided for for restaurant service systems
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    • B65G17/066—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the load carrying surface being formed by plates or platforms attached to a single traction element specially adapted to follow a curved path

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を図り、さらに耐久性等に優れたクレ
セントコンベアを提供する。 【解決手段】 平面が略半月状の複数のスラット部１
と、該複数のスラット部１を連結するチェーン部材２と
で構成される。スラット部１をポリカーボネートなどの
エンジニアリングプラスチックにより形成し、チェーン
部材２をステンレス鋼等鉄系金属により形成する。プラ
スチック製スラット部１により軽量化が図られ、モータ
の負担を軽減することができる。材質の異なるスラット
部１とチェーン部材２とを加締め部材７を介して接続す
る。金属製チェーン部材２により強度、耐久性等に優
れ、ひび等が形成される虞を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、クレセントコンベアに関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種のものとして特開２００１−３５４３２０号公報の飲食物供給用 循環型搬送装置が公知である。この飲食物供給用循環型搬送装置においては、飲 食物または飲食物容器を循環搬送する循環搬送路内に、略半月状の複数のスラッ ト部と、該複数のスラット部を連結するチェーン部材とで構成されるクレセント コンベアが設けられたものである（段落０００６）。
【０００３】 前述したようなクレセントコンベアでは、スラット部と、チェーン部材はプラ スチックやステンレス鋼等鉄系金属部材の単一の材料で構成しているものが多く 用いられているが、プラスチックで形成されているクレセントコンベアでは、鉄 系金属部材に比べ極めて軽量である利点がある反面、長期の回動運転によりチェ ーン部材にヒビが入り、破損することがあり耐寿命性、耐久性に問題があった。 このようなプラスチック製のクレセントコンベアが破損すると、回動運転を中止 し、業務営業中であってもクレセントコンベアを交換しなければならないことも あり、業務上支障をきたす虞もある。又、鉄系金属部材で形成されているクレセ ントコンベアでは、金属部材の部品構成上、プラスチック樹脂部材より重量が重 くなり、これを回動運転させるモータに、駆動トルクの強い大型のモータを付設 しなければならず経済面、コスト面でも大きな問題となっていた。
【０００４】 そこで、本考案は、軽量化を図り、さらに耐久性等に優れたクレセントコンベ アを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１の考案は、平面が略半月状の複数のスラット部と、該複数のスラット 部を連結するチェーン部材とで構成されるクレセントコンベアにおいて、前記ス ラット部をプラスチックにより形成し、前記チェーン部材を金属により形成した ことを特徴とするクレセントコンベアである。
【０００６】 この請求項１の構成によれば、プラスチック製スラット部に軽量化を図ること ができ、金属製チェーン部材により強度を確保することができる。
【０００７】 請求項２の考案は、前記スラット部は、エンジニアリングプラスチックにより 形成し、前記チェーン部材を鉄系金属により形成したことを特徴とする請求項１ 記載のクレセントコンベアである。
【０００８】 この請求項２の構成によれば、エンジニアプラスチック製スラット部に軽量化 と共に強度を図ることができ、鉄系チェーン部材により強度を確保することがで きる。
【０００９】 請求項３の考案は、前記スラット部と前記チェーン部材とを加締め部材を介し て接続したことを特徴とする請求項１又は２記載のクレセントコンベアである。
【００１０】 この請求項３の構成によれば、材質の異なるスラット部とチェーン部材とを確 実に固定することができる。
【００１１】 請求項４の考案は、前記スラット部は、飲食物容器または飲食物を循環搬送す る循環搬送路に設けられることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載 のクレセントコンベアである。
【００１２】 この請求項４の構成によれば、飲食物容器または飲食物をスラット部に載置し て搬送する。
【００１３】
【考案の実施形態】 以下、本考案の実施形態を添付の図面を参照して説明すると、図１はクレセン トコンベアを示す底面図であり、この図１においては後述する上部リンクと下部 リンクを明確に表すため下部リンクを傾けて図示している。図２は同平面図で、 図３は同側面図、図４はカウンタ等の飲食台に沿って無端状とされた循環型のク レセントコンベアの搬送路を示した斜視図である。図１においてクレセントコン ベアは、両側を円弧状に凹凸に形成した平面が略半月状なトッププレートなどと も称する複数のスラット部１と、該複数のスラット部１を連結するチェーン部２ とを備えている。チェーン部２はそれぞれ間隔をおいた上下一対の上部リンク部 ３と下部リンク４が連結ピン５を介して設けられる。上部リンク部３の基端３Ａ はスラット部１の下面に接続され、この基端３Ａの下面に隣接する上部リンク部 ３´の先端３´Ｂの上面が接続している。一方先端４Ｂを形成した下部リンク４ の基端４Ａの上面に隣接する下部リンク４´の先端４´Ｂが接続している。さら に、スラット部１のほぼ中央から基端３Ａ、先端３´Ｂ、先端４´Ｂ及び基端４ Ａを通して連結ピン５が回動自在に接続している。さらに連結ピン５にローラ６ が回動自在に設けられると共に、このローラ６は先端３´Ｂと先端４´Ｂとの間 に設けられる。尚、チェーン部材２に対して連結ピン５は、脱落防止ピン５Ａに よって脱落が防止されている。
【００１４】 そして、前記スラット部１はポリカーボネート等エンジニアリングプラスチッ クのように強度が大きく、耐久性に優れるプラスチックにより形成される。また 、上部リンク部３と下部リンク４と連結ピン５は、ステンレス鋼等鉄系金属によ り形成される。そして、スラット部１と上部リンク部３の基端３Ａとは、それぞ れに形成した貫通孔に例えば真鍮製軸等の加締め部材７を挿入すると共に、その 両端を潰すようにして加締めてプラスチック製スラット部１と金属製の上部リン ク部３の基端３Ａとを固定するようになっている。また、ローラ６はエンジニア リングプラスチックや鉄系金属等により形成されている。尚、前記スラット部１ は飲食台８に沿った搬送路９にしたがって、無端状に配置されている。
【００１５】 次に前記構成についてその作用を説明する。寿司皿等の飲食物容器10をスラッ ト部１に載置して、図示しないモータ駆動のスプロケットを作動させると、この スプロケットに前記チェーン部材２のローラ６が順次係合して、チェーン部材２ 、ひいてはスラット部１は循環搬送路９に沿って移動する。
【００１６】 以上のように、前記実施例では請求項１に対応して平面が略半月状の複数のス ラット部１と、該複数のスラット部１を連結するチェーン部材２とで構成される クレセントコンベアにおいて、前記スラット部１をプラスチックにより形成し、 前記チェーン部材２を金属により形成したことにより、プラスチック製スラット 部１により軽量化が図られ、モータの負担を軽減することができ、金属製チェー ン部材２により強度、耐久性等に優れ、ひび等が形成される虞を低減することが できる。
【００１７】 また、前記実施例では請求項２に対応して前記スラット部１は、ポリカーボネ ート樹脂等エンジニアリングプラスチックにより形成したことで、スラット部１ の強度を確保してスラット部１に飲食物容器９を載置しても破損の虞はない。ま た前記チェーン部材をステンレス鋼等鉄系金属により形成したことにより強度を 確保して、破損の虞を少なくすることができると共に、無端状に配置されている クレセントコンベアの長さを大きくすることができる。
【００１８】 さらに、前記実施例では請求項３に対応して材質の異なる前記スラット部１と 前記チェーン部材２とを加締め部材７を介して接続したことにより、両者を確実 にしかも簡単に固定することができる。
【００１９】 また、前記実施例では請求項４に対応して前記スラット１部は、飲食物容器10 または飲食物を循環搬送する循環搬送路９に設けられることにより、クレセント コンベアの可動率を向上して常時お客に飲食物を安心して提供することができる 。
【００２０】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて、種々の変形実施が可能である。
【００２１】
【考案の効果】
請求項１の考案は、平面が略半月状の複数のスラット部と、該複数のスラット 部を連結するチェーン部材とで構成されるクレセントコンベアにおいて、前記ス ラット部をプラスチックにより形成し、前記チェーン部材を金属により形成した ことを特徴とするクレセントコンベアであり、モータ等駆動源の負荷を低減でき ると共に、強度、耐久性も向上することができる。
【００２２】 請求項２の考案は、前記スラット部は、エンジニアリングプラスチックにより 形成し、前記チェーン部材を鉄系金属により形成したことを特徴とする請求項１ 記載のクレセントコンベアであり、スラット部の強度、耐久性も向上することが でき、またチェーン部材の強度、耐久性も確保することができる。
【００２３】 請求項３の考案は、前記スラット部と前記チェーン部材とを加締め部材を介し て接続したことを特徴とする請求項１又は２記載のクレセントコンベアであり、 スラット部とチェーン部材とを確実に固定することができる。
【００２４】 請求項４の考案は、前記スラット部は、飲食物容器または飲食物を循環搬送す る循環搬送路に設けられることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載 のクレセントコンベアであり、飲食物容器または飲食物をスラット部に載置して 確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す底面図である。
【図２】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図３】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図４】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ スラット部 ２ チェーン部 ７ 加締め部材 ９ 搬送路 10 飲食物容器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 平面が略半月状の複数のスラット部と、
    該複数のスラット部を連結するチェーン部材とで構成さ
    れるクレセントコンベアにおいて、前記スラット部をプ
    ラスチックにより形成し、前記チェーン部材を金属によ
    り形成したことを特徴とするクレセントコンベア。
  2. 【請求項２】 前記スラット部は、エンジニアリングプ
    ラスチックにより形成し、前記チェーン部材を鉄系金属
    により形成したことを特徴とする請求項１記載のクレセ
    ントコンベア。
  3. 【請求項３】 前記スラット部と前記チェーン部材とを
    加締め部材を介して接続したことを特徴とする請求項１
    又は２記載のクレセントコンベア。
  4. 【請求項４】 前記スラット部は、飲食物容器または飲
    食物を循環搬送する循環搬送路に設けられることを特徴
    とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のクレセント
    コンベア。
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