JP2004267695A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の入替え作業における、遊技機の運搬作業、遊技機の設置、配線処理等の作業を容易に行うことができ、作業時間、作業コスト、作業量を軽減し、安定性、安全性に優れた遊技機を提供する。
【解決手段】本発明においては、遊技機を上部ユニットと下部ユニットに枠体ごと分離する構造とし、上部ユニットは、遊技機の変更に伴って入替えが必須となる機器類を収納する上部枠体と上部扉を一体で構成し、下部ユニットは、異機種間で共通して使用可能な機器類を収納する下部枠体と下部扉で構成し、上部ユニットを箱形状のまま一体で着脱可能とした。また、連結機構を構成する上部仕切板と下部仕切板の間に形成される空間部にコネクタを固定し、上下ユニットの着脱作業時に、上部ユニットのスライド動作に連動してコネクタを自動的に着脱することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリール停止ボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組合わせに基づいて入賞が決定され、所定の払出しが行われるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、一体に形成された筐体内上方部に、外周に図柄が配列された3個の回転リール及びそれらリールを駆動させるステッピングモータ、及び外周に配列された図柄を遊技中に遊技者が目視しやすいように、各リール内側に設けられ、背面から各図柄を照射するランプ又はLED(以下バックライトという)等から成るリールユニットが収納されている。また、遊技用制御基板及び演出用制御基板は上記リールユニットの近傍に取付けられている。
【0003】
また、筐体に開閉自在に取付けられた前面扉の上方部には、リールユニットに対応する位置に表示窓が設けられ、さらには、遊技機内部での乱数による抽選処理によって決定される抽選の結果を遊技者に報知するための表示ランプや告知ランプ、或いはスピーカ、及び入賞配当を図示した表示パネルが取付けられている。
【0004】
メダル払出機能を有するメダルホッパー及びメダル回収ボックス、遊技機を駆動させる電源部等は、遊技機筐体内下方部のスペースを利用して収納されている。また、前面扉中央部には、遊技者が遊技を進行させるための装置類として、メダル投入口、スタートボタン、複数のリール停止ボタン、複数のベットスイッチ等が設けられ、下方部正面には遊技機の種類を視覚的にデザインした下部パネルと、さらにその下にはメダル受皿等が取付けられている。
【0005】
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
【0006】
遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する3個の停止ボタンを順次操作すると、夫々のリールが停止し、有効ライン上にいずれかの図柄が停止する。
有効ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるにつれて、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっているライン上に所定の図柄組合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
【0007】
遊技者は、上記のように入賞役の内部当選が予想される場合、役に対応する図柄を有効となっているライン上に停止させるように停止ボタンを操作する。そして有効となっているライン上に入賞役に対応する図柄を揃えることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
【0008】
従来の遊技機の筐体は、一体に形成された枠体と、その枠体に一側縁部が開閉自在になるように他方側縁部が枢止された一体の前面扉から構成されている。枠体内部は、仕切板で仕切られ、その上にリールユニットを取付けるとともに、遊技制御基板及び演出制御基板が、枠体上部の内壁面、或いは前面扉内面上部に取付けられている。一方、仕切板下方部のスペースにはメダルホッパー、メダル回収ボックス及び電源ユニット等が収納されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年、多種多様な遊技機が開発されて、また、遊技者のニーズも多様化しているため、一機種当たりのライフサイクルが短縮化しており、遊技者の興味を惹きつけるためには、遊技機を短期間で新機種に入替えなければならくなっている。しかしながら、上記従来の遊技機では、遊技機の運搬作業、遊技機の設置、配線処理等が発生し、ホール管理者にとって作業時間、作業コスト、作業量において負担になるという問題があった。
【0010】
また、こうした機種入替え作業時に、裏ロムとい言われる不正基板が取付けられたり、その他様々な不正制御装置が取付けられ易いという問題があった。
【0011】
そこで、図柄回胴ユニットと制御部及び図柄表示パネルとを、扉体に形成した開口部に対して一体的に装脱可能な装着ユニットを有する遊技機が特許第3126812号公報に開示されている。また、特開2003−10384号には、可変表示装置、遊技制御手段及び演出制御手段を一体に組み付けたユニットを交換可能に取付けた遊技機が開示されている。
【0012】
しかしながら、上記2つの公報に開示さている技術は、一体に形成された筐体の枠体に開口を設け、内部の上部スペースに収納された装着ユニット(又は交換ユニット)のみを着脱可能としたものであるが、交換作業の際には、まず、筐体上方部に収納されている機器類、例えば、制御基板や外部集中端子板、及びスイッチ類の配線と、筐体下部に収納されている電源ユニットやメダルホッパー等との配線を、手作業で着脱しなければならず、煩わしいという問題があった。
【0013】
さらには、前面扉を開放したままで交換ユニットのみを遊技機本体から着脱する作業をする場合、作業スペースが必要であり、また作業中は、ユニットの耐強性を考慮した慎重な作業が要求されるため、作業時間が長くなりがちであるという問題があった。
【0014】
また、簡易なロック機構しか有しないため、ユニット装着時の安定性及びセキュリティに不安が残るという問題があった。
【0015】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、容易な遊技機入替え作業を実現でき、また、作業コストを低減させるとともに、安定性と安全性にも優れた構造の遊技機を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、外周に図柄を配列した複数のリールを取付けたリールユニットと、前記複数のリールを個々に回転させ、停止したときの前記図柄の組合わせに応じて入賞の払出しを行う遊技制御手段と、前記遊技制御手段による遊技の進行に関連する演出を行う演出制御手段とを備えた遊技機において、
前記遊技機は、上部ユニット及び下部ユニットから成り、筐体ごと二段に分離可能な連結機構を有することを特徴とする。
【0017】
また、前記上部ユニットは、前記リールユニット、前記遊技制御手段及び前記演出制御手段の少なくとも一つを収納する上部枠体と、前記上部枠体に開閉自在に取付けられ、表示パネル、演出表示ユニット、表示ランプ及びスピーカの少なくと一つを備える上部扉とから成ることを特徴とする。
【0018】
更に、前記下部ユニットは、メダルホッパー、電源ボックス、集中端子板及びメダル回収ボックスの少なくとも一つを収納する下部枠体と、メダル投入口、スタートレバー、少なくとも一つの停止ボタン、複数のベットスイッチ、清算ボタン及び下部パネルの少なくとも一つを備える下部扉とから成ることを特徴とする。
【0019】
また、前記連結機構は、前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成された空間部に設けられていることを特徴とする。
【0020】
また、前記上部ユニットの前記連結機構は、前記上部枠体の底面に上部仕切板を取付け、前記リールユニットを備え付けるリール装着部と、把持部、上部コネクタ固定部、位置決め機構、左右両側端にそれぞれ設けられた上部レール部材とから構成されていることを特徴とする。
【0021】
また、前記下部ユニットの前記連結機構は、前記下部枠体の上面に下部仕切板を取付け、下部コネクタ固定部、スライド抑止部材及び左右両側端にそれぞれ設けられた下部レール部材を備えたことを特徴とする。
【0022】
前記上部コネクタ固定部及び前記下部コネクタ固定部は、前記上部ユニットと前記下部ユニットとのスライド動作に連動して、自動的に着脱されることを特徴とする。
【0023】
本構成によれば、遊技機の機種入替え作業時には、上部ユニットを丸ごと入替えるだけでよく、作業時の気遣いや、前面扉の開放スペース、或いは作業スペースを考慮する必要がなく、容易な作業が可能であり、作業効率を向上することができる。
【0024】
また、機種入替え作業に伴って変更が必要な機器類を全て上部ユニットに収納し、下部ユニットには他機種と共有可能な機器類を収納するようにしているため、機種入替え時には、上部ユニットのみを交換すればよく、作業コストを低減することができる。
【0025】
さらには、本構成によれば、上部仕切板と下部仕切板を設けたことによって、上部ユニットを下部ユニットに装着する際に、上部ユニットの底面構造と下部ユニット上面構造とが連結し、上下ユニット同士の接合をより安定させることができる。また、両端に設けられたレール部材によって上下ユニット同士は摺動し、交換作業をより容易に行うことができる。
【0026】
さらに本構成によれば、上部ユニットの配線は、上部仕切板に設けられた上部コネクタ固定部内に収納され、下部ユニットの下部仕切板に設けられた下部コネクタ固定部に接続されるようになっている。このため、上下ユニットの着脱時に一括して配線の着脱も可能である。
【0027】
また、上部ユニットの前面扉を閉じたままの作業が可能であり、上部ユニットに収納されている機器類が外部に露出することがないため、機種変更作業時に伴うセキュリティを向上させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施に係る遊技機の前面扉を取り外した場合の内部構造を示す上部ユニット(a)及び下部ユニット(b)の正面図、図2は本発明の実施に係る遊技機の前面扉を取付けた状態の内部構造を示す上部ユニット(a)及び下部ユニット(b)の側面図である。図3本発明の実施に係る上下ユニットの連結機構の構造を示す部分斜視図である。
【0029】
図1及び図2を参照して、本発明によるスロットマシンの構成について説明する。スロットマシン本体1は、上部ユニット2及び下部ユニット3に筐体の枠体ごと分離されている。上部ユニット2には、上部前面扉4が取付けられており、この上部扉4中央部には前面パネル(図示せず)が嵌め込まれており、一部透明な3つの表示窓(図示せず)を通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール5を観察できる。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、ビッグボーナス(BB)図柄、レギュラーボーナス(RB)図柄、小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっている。
【0030】
リール5は、リールユニット6として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるステッピングモータ7が連結されており、このステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、各表示窓内にそれぞれのリールを移動表示させる。各リール5の内部には3個のランプケース8がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にはバックライト(図示せず)が取付けられている。各バックライトはランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
【0031】
前面パネルの表示窓上には、有効ラインが横方向に3本と、斜め方向に2本の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この有効ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
【0032】
有効ライン数は、メダル投入口9から投入されたメダル枚数、或いは、クレジットメダル表示部(図示せず)にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ(図示せず)の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。BET表示ランプ(図示せず)は、例えば、有効ライン数を示す数字「1」、「2」、「3」が縦又は横に配列されており、1枚のメダルが投入された場合は、BET表示ランプの数字「1」が点灯し、1本の有効ラインが表示され、2枚のメダル投入があった場合は、数字「2」が点灯し、3本の有効ラインが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると数字「3」が点灯して、5本全ての有効ラインが表示される。
【0033】
前面パネルの両側にはサイドランプ(図示せず)及びサイドスピーカー(図示せず)、上方には上部ランプ10、また、表示窓の上部には液晶表示部(図示せず)等が設けられている。これらは各駆動回路を介して制御され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等を出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に告知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の告知は、上記表示手段の他に、別途個別の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
【0034】
上部ユニット2内の背面壁に取付けられている遊技制御基板14には、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムが格納されており、ゲーム全体の進行が制御されている他、図柄テーブル、入賞組合わせテーブル、入賞確率テーブルが格納されており、乱数発生器から所定のタイミングでゲーム毎に乱数値を発生させ、その乱数値に基づいて上記各テーブルを参照して入賞の有無が判定され、入賞の場合には入賞役に対応した配当が払い出される。
【0035】
また、この遊技制御基板は、入力ポート及び出力ポートを有し、メダルセンサ、クロック発生回路、スタートレバー、第1、2、3リールインデックスが、さらには、停止ボタン、第1、2、3リール、第1、2、3リール表示器、メダルブロックソレノイド、スタートレバーLED、3個のBET表示ランプ等の周辺装置が電気的に接続されている。各リール5は、リールモータ7と同軸でそれぞれ連結されており、一定のステップ角で各リールを回転させる。リールインデックスは、各リールが一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値が遊技制御手段に入力される。また、演出制御基板にデータを送出するための送出タイミング制御回路及びデータ送出回路等から主に構成され、ゲームの状況に応じて、送出タイミング制御回路にデータの出力タイミング情報信号を出力し、この出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、サブ制御部のデータ入力回路に出力する。
【0036】
一方、上部ユニット2内の左側面壁に取付けられている演出制御基板15は、CPU、音声LSI、データ入力回路、クロック発生回路、制御用ROM、RAM、音声用ROM、アンプ回路等を備え、液晶(ドット)表示装置、上部ランプ、サイドランプ(図示しない)、リールバックライト(図示しない)、及びスピーカー(図示しない)等が接続されている。
【0037】
下部ユニット3の下部前面扉11の上方部には、各リール5を回転させるための可変表示始動手段であるスタートレバー12と複数の停止ボタン(図示せず)、ベットスイッチ(図示せず)、清算ボタン(図示せず)等が設けられ、中央正面には下部パネル(図示せず)が嵌め込まれている。
【0038】
また、下部ユニット3の下部前面扉11の下方部には、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのメダル受皿13が設けられている。
【0039】
下部ユニット3の内部には、メダルホッパー16、メダル回収ボックス17及び電源ユニット18、外部集中端子板19が取付けられている。
【0040】
次に図3を参照して、本発明の実施に係る上部ユニット2及び下部ユニット3の連結機構の構造について説明する。上部ユニットの外枠体は、下向き凸型に形成されており、上面板20、背面板21、及び上面板の左右両端縁から鉛直下方向に側面板22がそれぞれ取付けられている。この両側面板の下方部は、レールを取付けるスペースを確保するために、レール幅よりわずかに広く内側にそれぞれ張出させ、上部ユニットを下部ユニットに重ねたときに、下部ユニットの下部仕切板上の両側端部に接触して支持する脚部23を有している。
【0041】
上部レール部材24は、断面形状が略U字型の形状をなしており、脚部長手方向の長さよりやや短めに形成され、両側の脚部外側面後方部の位置にネジ止めによってそれぞれ取付けられている。このレール部材の長さ及び取付け位置は、上部ユニットストッパー25の大きさと取付け位置によって変更するようにしてもよい。
【0042】
上部ユニット2の底面を形成する上部仕切板26は、例えば金属製の加工板であって、底面部27と、この底面部の奥側縁端部が垂直上方向に延設された上延設部28と、正面側及び両側縁端部が垂直下方向に延設された下延設部29を有している。この上延設部及び両側縁端の下延設部を介して、上部仕切板は上部ユニット外枠体にネジ止め固定さている。なお、上部仕切板の材質は、上記に限定されるものではなく、リールユニットを取付けて保持することができ、上下ユニットの着脱動作に耐えうる強度を有しているもの、例えば木製、或いは硬質樹脂等を使用することも可能である。
【0043】
上部仕切板の裏面側一体には、上記下延設部の高さ分の空間が形成さている。上部仕切板の中央部には長手方向に切欠いた横長孔30、31が、2列に適宜の間隔で設けられている。これら2つの横長孔の間の裏面空間部には、2つのコネクタ固定部32、33が設けられ、それぞれにオス型コネクタが取付けられている。
【0044】
上下ユニットを装着した後、コネクタの接続状態を確認する場合は、上部仕切板の正面側下延設部にネジ固定されているリールユニットを取り外し、横長孔30,31から視認することができる。
【0045】
右側コネクタ32は、下部ユニット3に取付けられた外部集中端子板19からの配線を収束して、上部ユニット2上方部の遊技制御基板14に接続し、左側コネクタ33は、下部ユニット3に収納されている電源ユニット18からの配線を遊技制御基板14に接続している。上部仕切板裏側の配線34、35は、下方向に弛まないように、適当な数箇所の位置で金属性の保持部材(図示せず)で持着さており、また、これら左右のコネクタから上方の主基板までの配線は、上部仕切板側端部にそれぞれ設けられた縦長孔36、37を通して上部ユニット2内の左右両側に引き出され、遊技制御基板14に接続されるようになっている。
【0046】
上部仕切板26の正面側中央には、上部ユニット交換時に、上部ユニットを引き出すための板状の把持部38が設けられている。上記左右の配線用縦長孔36,37の横には、上部ユニットと下部ユニットを重ねて固定するための、連結固定ッマミ44、45用の上部取付け孔39,40がそれぞれ設けられている。また、正面側下延設部には、リールユニットを固定するための、複数個のネジ孔41が穿設されている。さらに、左右両端部の略楕円孔42、43は、連結固定ツマミ44、45による左右の各結合部を封印するための、ネジ孔である。
【0047】
一方、下部ユニットの上面を形成する木製下部仕切板46は、上部ユニットの脚部23の高さに対応して、下部ユニットの上面端よりやや下方に取付けられている。そのため、上部ユニットの脚部23が下部ユニットに嵌合され、上部ユニットの下方部が下部ユニットに埋設された状態となり、上下ユニット装着後の左右方向及び後方へのずれを防ぎ、安定した連結状態を保つことができる。
【0048】
下部仕切板上の中央奥側に、2つのメス型コネクタ47,48を有する下部コネクタ固定部材49と、左右両側端部にそれぞれ下部レール部材50、51が配設され、さらに、下部コネクタ固定部材49の手前側、両下部レール部材の間には、左右両端部が上方向に延設された長細い金属製のスライド抑止部材52が取付けられている。また、下部コネクタ固定部材49の両外側には、円形の配線孔53、54がそれぞれ穿設さている。
【0049】
外部集中端子板からの配線55は、右側の配線孔53を通って右側コネクタ47に接続され、電源ユニット18からの配線56は、左側の配線孔54を通って左側のコネクタ48に接続される。
【0050】
上部ユニットと下部ユニットの装着作業においては、上部ユニットを下部ユニットの上に載せ、両端部のレールに沿ってスライドさせると、上部仕切板の正面側下延設部29がこのスライド抑止部材52に当接して所定位置で停止して、ユニット同士の連結位置を設定するよう機能するとともに、スライド移動して当接した時の衝撃を緩和させて、上下両ユニット内に収納されている機器を保護することができる。特に、上下ユニットのスライド動作によって、自動的に着脱される左右のコネクタへの直接的な衝撃による損傷を防ぐことができる。
【0051】
さらに、右側下部レール部材の正面側端部には、ストッパー孔57が設けられている。このストッパー孔からは、上部ユニット装着時に上部ユニットストッパー部材25の突出片58が突出して、上部ユニットの滑り出しを阻止する機能を有している。
【0052】
また、下部仕切板の左右縁端部には、上部ユニットの上部仕切板に設けられた連結固定ツマミ用の上部取付け孔39、40と対応する位置に下部取付け孔59,60がそれぞれ穿設されており、連結固定ツマミ44,45によって上下ユニットが連結固定されるようになっている。
【0053】
本構成においては、遊技機の入替え作業に伴う作業時間や作業効率を向上させるために、遊技機を上部ユニットと下部ユニットに分離する構造としたことを特徴とする。上部ユニットには、遊技機の変更に伴って入替えが必須となるリールユニット、遊技制御手段及び演出制御手段の少なくとも一つを収納する上部枠体と、前記上部枠体に開閉自在に取付けられ、表示パネル、演出表示ユニット、表示ランプ及びスピーカの少なくとも一つを備える上部扉を一体で構成し、下部ユニットには、異機種間で共通して使用可能な、メダルホッパー、電源ボックス、外部集中端子板及びメダル回収ボックスの少なくとも一つを収納する下部枠体と、メダル投入口、スタートレバー、少なくとも一つの停止ボタン、複数のベットスイッチ、清算ボタン及び下部パネルの少なくとも一つを備える下部扉で構成している。従って、遊技機の入替え作業では、上部ユニットを箱形状のまま一体で着脱可能であるため、収納されている機器の損傷を削減でき、また容易かつ迅速な作業ができる。なお、上部枠体、上部扉、下部枠体及び下部扉に備え付けられる機器構成は上記に限定されるものではなく、例えば、演出制御基板を上部扉裏側に取付けるようにしてもよく、本実施例では下部ユニット内に収納されている外部集中端子板を上部ユニットに収納することも可能である。
【0054】
また、上部ユニットと下部ユニットは、連結固定ツマミによって連結固定されるようにし、上部に収納されている機器と下部に収納されている機器の各配線は、連結機構を構成する上部仕切板と下部仕切板の間に形成される空間部に、コネクタが固定して収納されるようになっている。従って、上下ユニットの着脱作業時に、上部ユニットのスライド動作に伴って、コネクタを自動的に着脱することができる。
【0055】
さらに、上下ユニットの着脱作業を助勢するためにレール部材を設け、装着時の衝撃を緩和させるために、スライド抑止部材が取付けられている。また、上部ユニットの前方への滑り出しを阻止する上部ユニットストッパーを備え、さらに、上下ユニットの連結部に封印機構を取付け可能な構造とした。このため、第3者による不正アクセスを防止でき、交換作業時の安全性と容易性を実現した遊技機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係る遊技機の前面扉を取外した場合の内部構造を示す上部ユニット(a)及び下部ユニット(b)の正面図である。
【図2】図2は本発明の実施に係る遊技機の前面扉を取付けた状態の内部構造を示す上部ユニット(a)及び下部ユニット(b)の側面図である。
【図3】図3本発明の実施に係る上下ユニットの連結機構の構造を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1…遊技機
2…上部ユニット
3…下部ユニット
4…上部前面扉
5…リール
6…リールユニット
7…ステッピングモータ
8…リールランプケース
9…メダル投入口
10…上部ランプ
11…下部前面扉
12…スタートレバー
13…メダル受皿
14…主制御基板
15…演出制御基板
16…メダルホッパー
17…メダル回収ボックス
18…電源ユニット
19…外部集中端子板
24…上部レール部材
26…上部仕切板
28…上延設部
29…下延設部
30、31…コネクタ用長孔
36、37…上部配線用長孔
39、40…連結固定ツマミ用上部取付け孔
44、45…連結固定ツマミ
49…下部コネクタ固定部材
50、51…下部レール部材
52…スライド抑止部材
59、60…連結固定ツマミ用下部取付け孔

Claims (7)

  1. 外周に図柄を配列した複数のリールを有するリールユニットと、前記複数のリールを個々に回転させ、停止したときの前記図柄の組合わせに応じて入賞の払出しを行う遊技制御手段と、前記遊技制御手段による遊技の進行に関連する演出を行う演出制御手段とを備えた遊技機において、
    前記遊技機は、上部ユニット及び下部ユニットから成り、筐体ごと二段に分離可能な連結機構を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記上部ユニットは、前記リールユニット、前記遊技制御手段及び前記演出制御手段の少なくとも一つを収納する上部枠体と、前記上部枠体に開閉自在に取付けられ、表示パネル、演出表示ユニット、表示ランプ及びスピーカの少なくとも一つを備える上部扉とから成ることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記下部ユニットは、メダルホッパー、電源ボックス、集中端子板及びメダル回収ボックスの少なくとも一つを収納する下部枠体と、メダル投入口、スタートレバー、少なくとも一つの停止ボタン、複数のベットスイッチ、清算ボタン及び下部パネルの少なくとも一つを備える下部扉とから成ることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記連結機構は、前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成された空間部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記上部ユニットの前記連結機構は、前記上部枠体の底面に上部仕切板を取付け、前記リールユニットを備え付けるリール装着部と、把持部、上部コネクタ固定部、位置決め機構、左右両側端にそれぞれ設けられた上部レール部材とから構成されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記下部ユニットの前記連結機構は、前記下部枠体の上面に下部仕切板を取付け、下部コネクタ固定部、スライド抑止部材及び左右両側端にそれぞれ設けられた下部レール部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  7. 前記上部コネクタ固定部及び前記下部コネクタ固定部は、前記上部ユニットと前記下部ユニットとのスライド動作に連動して、自動的に着脱されることを特徴とする請求項5及び請求項6に記載の遊技機。
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