JP2004249622A - 両面印刷プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】第一プリンタエンジンで、表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷する両面印刷プリンタにおいて、片面印刷データの場合、表面印刷のエンジンの使用頻度が増え裏面印刷エンジンよりも早く劣化し、その劣化が、画質として印刷結果に表れてしまうという課題がある。
【解決手段】本発明は、第一のプリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二のプリンタエンジンで裏面または表面を印刷する両面印刷プリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントするカウント機能を具備し、片面印刷データは印刷枚数の少ないプリンタエンジンで印刷することを特徴とする。
【選択図】 図２
【解決手段】本発明は、第一のプリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二のプリンタエンジンで裏面または表面を印刷する両面印刷プリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントするカウント機能を具備し、片面印刷データは印刷枚数の少ないプリンタエンジンで印刷することを特徴とする。
【選択図】 図２
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第一プリンタエンジンで、表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷することで高速に印刷できる両面印刷プリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントすることで、印刷エンジンが均等に使用される機能を有した両面印刷プリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般的な両面印刷可能なプリンタは、印刷エンジンが一つで、表面を印刷した後紙を反転させて裏面を印刷して両面印刷を実現している。
【０００３】
また、印刷エンジンを２つ持たせて表面を一方のエンジンで印刷、裏面をもう一方のエンジンで印刷し、高速印刷を実現している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
第一プリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷する高速印刷のプリンタにおいては、片面印刷データの場合、表面印刷のエンジンの使用頻度が増え裏面印刷エンジンよりも早く劣化する。
その劣化が、画質として印刷結果に表れてしまうという問題がある。
【０００５】
本発明は、印刷エンジンを均等に使用するよにしてプリンタとしての寿命を延ばし、裏面に対する表面の画質差を小さくすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、第一プリンタプリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントするカウント機能をもたせ、前記第一及び第二の何れのプリンタエンジンをも印刷指定することができる機能を有することによって達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を、図１から図３を用いて説明する。
【０００８】
図１は本発明のプリンタ構成図例である。印刷する用紙をセットする用紙カセット１と、表面または裏面を印刷を行う第一エンジン２と、裏面または表面を印刷を行う第二エンジン４と、用紙を第一プリンタエンジン２から第二プリンタエンジン４に運ぶ連結部３と、印刷物を排出するフィニッシャ部５とから構成されている。
【０００９】
図２に用紙の流れを示す。
【００１０】
例としてホストから両面印刷データが送られてくると、プリンタは指定された用紙を用紙カセット１からピックし、第一エンジン２で表面の印刷を行い、用紙を反転させ第一エンジン２から第二エンジン４に運ぶ連結部３を通り印刷を行う。第二エンジン４で裏面の印刷を行い、フィニッシャ部５から用紙は排出される。
【００１１】
第一エンジン２と第二エンジン４では、印刷した枚数をカウントする機能を持っている。各エンジンのカウンタは、プリンタエンジンの画質に関わる部品の交換によってリセットされる。例えばレーザプリンタの場合は、ドラム交換によりカウンタをリセットする。
【００１２】
図３に片面印刷データの場合の流れを示す。
【００１３】
片面印刷データの印刷指示があった場合、今まで印刷された第一エンジン２の印刷枚数のカウント値Ｓ１００を読込む。次に、印刷された第二エンジン４の印刷枚数のカウント値Ｓ１１０を読込む。次に印刷された第一エンジン２の印刷枚数のカウント値Ｓ１００と印刷された第二エンジン４の印刷枚数のカウント値Ｓ１１０を比較Ｓ１２０する。比較した結果、第一エンジン２で印刷した枚数の方が少ない場合は、第一エンジン２で印刷を行うＳ１３０。それ以外の場合は、第二エンジン４で印刷するＳ１４０様にする。
【００１４】
このような方式にすることで、第一エンジン２と第二エンジン４が均等に使用されることが可能となり、第一エンジン２と第二エンジン４の画質差を押えることと、マシン全体としての寿命を長くすることが可能となる。
【００１５】
また、プリンタドライバにて、片面印刷時には第一エンジン２で印刷するか第二エンジン４で印刷するかを指定できる様にすることで、例えば、画質の良いエンジン側を指定することが可能となる。
【００１６】
さらに、両面印刷時には、表面と裏面をどちらのエンジンで印刷するか指定できる様にすることで、例えば画像が多く含むページを画質の良いエンジン側に指定することが可能となる。
【００１７】
このように、第一プリンタエンジン２で、表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジン４で裏面または表面を印刷することで高速に印刷できるプリンタにおいて、各エンジンの使用量を判断して平均的にエンジンを使用することでプリンタとしての寿命を長くし、エンジン間の使用頻度を平均化することで表面に対する裏面の画質の差も小さくすることができる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明によれば、第一のプリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷することで高速に印刷できるプリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントし、印刷エンジンを均等に使用することによってプリンタとしての寿命をのばし、裏面に対する表面の画質差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例である両面印刷プリンタの構成図。
【図２】本発明の実施例における用紙の流れ図。
【図３】本発明の実施例における片面印刷データの流れ図。
【符号の説明】
１は用紙カセット、２は第一エンジン、３は連結部、４は第二エンジン、５はフィニッシャ部である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、第一プリンタエンジンで、表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷することで高速に印刷できる両面印刷プリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントすることで、印刷エンジンが均等に使用される機能を有した両面印刷プリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般的な両面印刷可能なプリンタは、印刷エンジンが一つで、表面を印刷した後紙を反転させて裏面を印刷して両面印刷を実現している。
【０００３】
また、印刷エンジンを２つ持たせて表面を一方のエンジンで印刷、裏面をもう一方のエンジンで印刷し、高速印刷を実現している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
第一プリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷する高速印刷のプリンタにおいては、片面印刷データの場合、表面印刷のエンジンの使用頻度が増え裏面印刷エンジンよりも早く劣化する。
その劣化が、画質として印刷結果に表れてしまうという問題がある。
【０００５】
本発明は、印刷エンジンを均等に使用するよにしてプリンタとしての寿命を延ばし、裏面に対する表面の画質差を小さくすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、第一プリンタプリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントするカウント機能をもたせ、前記第一及び第二の何れのプリンタエンジンをも印刷指定することができる機能を有することによって達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を、図１から図３を用いて説明する。
【０００８】
図１は本発明のプリンタ構成図例である。印刷する用紙をセットする用紙カセット１と、表面または裏面を印刷を行う第一エンジン２と、裏面または表面を印刷を行う第二エンジン４と、用紙を第一プリンタエンジン２から第二プリンタエンジン４に運ぶ連結部３と、印刷物を排出するフィニッシャ部５とから構成されている。
【０００９】
図２に用紙の流れを示す。
【００１０】
例としてホストから両面印刷データが送られてくると、プリンタは指定された用紙を用紙カセット１からピックし、第一エンジン２で表面の印刷を行い、用紙を反転させ第一エンジン２から第二エンジン４に運ぶ連結部３を通り印刷を行う。第二エンジン４で裏面の印刷を行い、フィニッシャ部５から用紙は排出される。
【００１１】
第一エンジン２と第二エンジン４では、印刷した枚数をカウントする機能を持っている。各エンジンのカウンタは、プリンタエンジンの画質に関わる部品の交換によってリセットされる。例えばレーザプリンタの場合は、ドラム交換によりカウンタをリセットする。
【００１２】
図３に片面印刷データの場合の流れを示す。
【００１３】
片面印刷データの印刷指示があった場合、今まで印刷された第一エンジン２の印刷枚数のカウント値Ｓ１００を読込む。次に、印刷された第二エンジン４の印刷枚数のカウント値Ｓ１１０を読込む。次に印刷された第一エンジン２の印刷枚数のカウント値Ｓ１００と印刷された第二エンジン４の印刷枚数のカウント値Ｓ１１０を比較Ｓ１２０する。比較した結果、第一エンジン２で印刷した枚数の方が少ない場合は、第一エンジン２で印刷を行うＳ１３０。それ以外の場合は、第二エンジン４で印刷するＳ１４０様にする。
【００１４】
このような方式にすることで、第一エンジン２と第二エンジン４が均等に使用されることが可能となり、第一エンジン２と第二エンジン４の画質差を押えることと、マシン全体としての寿命を長くすることが可能となる。
【００１５】
また、プリンタドライバにて、片面印刷時には第一エンジン２で印刷するか第二エンジン４で印刷するかを指定できる様にすることで、例えば、画質の良いエンジン側を指定することが可能となる。
【００１６】
さらに、両面印刷時には、表面と裏面をどちらのエンジンで印刷するか指定できる様にすることで、例えば画像が多く含むページを画質の良いエンジン側に指定することが可能となる。
【００１７】
このように、第一プリンタエンジン２で、表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジン４で裏面または表面を印刷することで高速に印刷できるプリンタにおいて、各エンジンの使用量を判断して平均的にエンジンを使用することでプリンタとしての寿命を長くし、エンジン間の使用頻度を平均化することで表面に対する裏面の画質の差も小さくすることができる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明によれば、第一のプリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷することで高速に印刷できるプリンタにおいて、第一プリンタエンジンで印刷した枚数と、第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントし、印刷エンジンを均等に使用することによってプリンタとしての寿命をのばし、裏面に対する表面の画質差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例である両面印刷プリンタの構成図。
【図２】本発明の実施例における用紙の流れ図。
【図３】本発明の実施例における片面印刷データの流れ図。
【符号の説明】
１は用紙カセット、２は第一エンジン、３は連結部、４は第二エンジン、５はフィニッシャ部である。
Claims (4)
- 第一プリンタエンジンで表面または裏面を印刷し、第二プリンタエンジンで裏面または表面を印刷する両面印刷プリンタにおいて、前記第一プリンタプリンタエンジンで印刷した枚数と、前記第二プリンタエンジンで印刷した枚数をカウントするカウント機能を具備した両面印刷プリンタ。
- 片面印刷のデータにおいては、ジョブ毎に前記第一及び第二のプリンタエンジンのカウント数を確認し、カウントした枚数が少ないプリンタエンジンを使用する機能を具備した請求項１記載の両面印刷プリンタ。
- 片面印刷のデータにおいては、前記第一及び第二の何れのプリンタエンジンでも印刷指定することができる機能を具備した請求項１記載の両面印刷プリンタ。
- 両面印刷のデータ時に、表面と裏面を印刷する前記第一及び第二の何れのプリンタエンジンでも印刷指定することができる機能具備した請求項１記載の両面印刷プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003043445A JP2004249622A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 両面印刷プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003043445A JP2004249622A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 両面印刷プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004249622A true JP2004249622A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33026423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003043445A Pending JP2004249622A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 両面印刷プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004249622A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007065084A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2009058623A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | プリンタシステム |
| JP2009078409A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 重連印刷システム |
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| JP2012056263A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
| JP2012111162A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム及び画像形成システムの課金カウント方法 |
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| JP2013015832A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Xerox Corp | 安定性を高めるためにｔｉｓｐまたはｔｉｐｐシステム内の複数のプリンタを制御する方法およびシステム |
| JP2013146899A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置、画像形成システム、プログラム、および記録媒体 |
| JP2013195598A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成システム |
| JP2014115382A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成システム |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003043445A patent/JP2004249622A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2014115382A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成システム |
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