JP2012111162A - 画像形成システム及び画像形成システムの課金カウント方法 - Google Patents

画像形成システム及び画像形成システムの課金カウント方法 Download PDF

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Abstract

【課題】課金機能を有する複数の画像形成装置が直列に連結された直列タンデム方式の画像形成システムにおいて画像形成システム全体での課金性能の向上を図ること。
【解決手段】第1〜3画像形成装置が直列に連結され、当該第1〜3画像形成装置を用紙が通過する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結されている第2、3画像形成装置は、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を上流側に連結された画像形成装置へ送信し、用紙搬送方向において自装置の下流側に画像形成装置が連結されている第1、2画像形成装置は、下流側に連結された画像形成装置から排紙通知信号を受信した場合、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて課金カウンタ値の更新を行なう、画像形成システム。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成システム及び画像形成システムの課金カウント方法に関する。
複数の画像形成装置が用紙搬送経路上において直列的に連結されたタンデム方式の画像形成システムがある。このような画像形成システムの各画像形成装置は、独立して画像形成動作が可能であることから、各部の動作カウントを行う機能を有している。
例えば、各部の動作カウントを行う機能を有する画像形成装置を備えた画像形成システムとしては、第1プリンタエンジンで表面又は裏面を印刷し、第2プリンタエンジンで裏面又は表面を印刷する両面印刷プリンタにおいて、第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンとは、印刷した枚数をカウントする機能を有し、第1プリンタエンジンのカウンタ値と第2プリンタエンジンのカウンタ値とに基づいてプリンタエンジンを均等に使用する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−249622号公報
また、画像形成システムを構成する各画像形成装置は、独立して画像形成動作が可能なことから、動作カウンタの機能と同様に画像形成面に応じて課金を行う課金機能を有している場合がある。各画像形成装置が課金機能を有している場合、画像形成装置毎の課金カウンタ値の合計値に相当する料金が画像形成システムの使用料として課金されることとなる。
しかしながら、各画像形成装置では、各画像形成装置の画像形成動作に基づいて課金カウンタ値が更新されるため、画像形成システムから画像形成済みの用紙が排出されなかったにもかかわらず課金されることによって、不合理な状況が発生するという問題がある。
例えば、2台の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置により用紙の表面に画像形成を行い、第2の画像形成装置により用紙の裏面に画像形成を行なう両面モードのジョブを実行する場合、第1の画像形成装置により表面に画像形成された段階で、第1の画像形成装置では課金カウンタ値が更新され、第2の画像形成装置により裏面に画像形成された段階で、第2の画像形成装置では課金カウンタ値が更新されることとなる。そのため、第2の画像形成装置内でJAM等のエラーが発生して用紙が排出されなかった場合、両面の画像が形成された出力物が得られないにもかかわらず、表面分の課金カウンタ値に相当する料金が課金されることとなる。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、課金機能を有する複数の画像形成装置が直列に連結された直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、画像形成システム全体での課金性能の向上を図ることである。
請求項1に記載の発明は、複数の画像形成装置が直列に連結され、当該複数の画像形成装置を用紙が通過する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、前記複数の画像形成装置各々は、画像形成動作に基づいて課金カウンタ値を更新する課金カウント部を備え、前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置は、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を前記上流側に連結された画像形成装置へ送信する排紙通知制御部を備え、前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の下流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置は、前記下流側に連結された画像形成装置から前記排紙通知信号を受信した場合、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて、前記課金カウント部における課金カウンタ値の更新を実行させる課金カウント制御部を備えること、を備えることを特徴とする画像形成システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、前記複数の画像形成装置各々は、自装置の前記課金カウンタ値を記憶する第1記憶部を備えること、を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成システムにおいて、前記排紙通知制御部は、自装置の前記課金カウンタ値を前記排紙通知信号と共に前記用紙搬送方向上流側に連結された画像形成装置へ送信し、前記複数の画像形成装置のうち用紙紙搬送方向最上流側に設置された画像形成装置は、前記排紙通知信号と共に受信した前記カウント値を用紙搬送方向下流側に連結された画像形成装置毎に記憶する第2記憶部を備えること、を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムにおいて、前記複数の画像形成装置のうち用紙紙搬送方向最上流側に設置された画像形成装置は、前記第2記憶部から前記課金カウンタ値を取得し、当該取得した課金カウンタ値と自装置の課金カウンタ値との合計値を算出し、当該課金カウンタ値の合計値を前記用紙搬送方向下流側に連結された全ての画像形成装置へ送信する合計値通知制御部を備え、前記複数の画像形成装置各々は、前記課金カウンタ値の合計値を記憶する第3記憶部を備えること、を特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、前記複数の画像形成装置のうち少なくともいずれか一つの画像形成装置は、前記第3記憶部に記憶されている前記課金カウンタ値の合計値を表示する表示部を備えること、を特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成システムにおいて、前記複数の画像形成装置各々は、前記第1記憶部に記憶されている自装置の課金カウンタ値を、用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている他の画像形成装置へ送信するバックアップ制御部を備え、前記他の画像形成装置は、前記受信した前記課金カウンタ値を記憶するバックアップ記憶部を備えること、を特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成システムにおいて、前記他の画像形成装置は、前記バックアップ記憶部に記憶している課金カウンタ値を、当該課金カウンタ値を送信してきた画像形成装置へ送信する第1リストア制御部を備え、前記複数の画像形成装置各々は、前記他の画像形成装置から受信した前記課金カウンタ値を前記第1記憶部へ記憶して前記課金カウンタ値のリストアを行う第2リストア制御部を備えること、を特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、前記課金カウント部は、前記画像形成動作により画像形成した用紙面数と、自装置に予め設定された課金係数とに基づいて前記課金カウンタ値を更新すること、を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、複数の画像形成装置が直列に連結され、当該複数の画像形成装置を用紙が通過する直列タンデム方式の画像形成システムにおける課金カウント方法において、前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置が、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を前記上流側に連結された画像形成装置へ送信する排紙通知工程と、前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の下流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置が、前記下流側に連結された画像形成装置から前記排紙通知信号を受信した場合に、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて課金カウンタ値を更新する課金カウント更新工程と、
を含むこと、を特徴とする画像形成システムの課金カウント方法である。
本発明によれば、課金機能を有する複数の画像形成装置が直列に連結された直列タンデム方式の画像形成シテムにおいて、画像形成システム全体での課金性能の向上を図ることができる。
画像形成システムの概略構成図である。 第1画像形成装置の概略構成図である。 第2画像形成装置の概略構成図である。 第3画像形成装置の概略構成図である。 第1画像形成装置での課金更新処理のフローチャートである。 第2画像形成装置での課金更新処理のフローチャートである。 第3画像形成装置での課金更新処理のフローチャートである。 課金表示処理のフローチャートである。 バックアップ処理のフローチャートである。 リストア処理のフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における画像形成システム1の概略構成図を示す。
図1に示すように、画像形成システム1は、用紙搬送方向上流側から、給紙装置10、第1画像形成装置20、第1反転装置30、第2画像形成装置40、第2反転装置50、第3画像形成装置60、後処理装置70等が直列的に連結された直列タンデム方式の構成となっている。
第1画像形成装置20、第2画像形成装置40、第3画像形成装置60は、直列タンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置として連結される際に、当該画像形成システムを統括的に管理するメイン装置、当該メイン装置の指示に従って稼動するサブ装置のいずれかであるかが設定される。本実施の形態では、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうち、用紙搬送方向において最上流側に設けられた画像形成装置(第1画像形成装置20)がメイン装置、メイン装置を除く画像形成装置(第2画像形成装置及び第3画像形成装置)がサブ装置として設定されるものとする。
本実施の形態における画像形成システムでは、用紙の両面に画像を形成する両面モードのジョブを実行する場合、給紙装置10又は第1画像形成装置20内の給紙部から搬送された用紙の一方の面(例えば、表面)に第1画像形成装置20が稼動することによって画像が形成される。そして、第1反転装置30により用紙の表裏が反転された後、第2画像形成装置40が稼動することによって用紙の他方の面(例えば、裏面)に画像が形成される。両面に画像が形成された用紙は、第2反転装置50、第3画像形成装置60、後処理装置70へ順次搬送され、排紙トレイ上に排出される。
また、用紙の片面に画像を形成する片面モードのジョブを実行する場合、給紙装置10又は第1画像形成装置20内の給紙部から搬送された用紙の片面に第1画像形成装置20が稼動することによって画像が形成される。片面に画像が形成された用紙は、第1反転装置30、第2画像形成装置40、第2反転装置50、第3画像形成装置60、後処理装置70へ順次搬送され、排紙トレイ上に排出される。
第3画像形成装置60では、搬入された用紙に対して指定された面(例えば、画像が形成された面)に透明トナー等が塗布されることにより用紙面上がコーティングされる。
また、後処理装置70では、搬入された用紙に対して指定された後処理(反転処理、ソート処理、ステイプル処理、パンチ処理、折り処理、冊子処理等)が施される。
即ち、本実施の形態の画像形成システム1では、給紙装置10又は第1画像形成装置20内の給紙部から搬送された用紙は、第1〜3画像形成装置を通過して排紙トレイ上に排出される。
給紙装置10は、PFU(Paper Feed Unit)と称されるものであり、複数の給紙トレイや、給紙ローラ、分離ローラ、給紙/分離ゴム、送り出しローラ等からなる給紙手段等を備える。各給紙トレイには、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)毎に予め識別された用紙が格納されており、給紙トレイに格納されている用紙の最上部から一枚ずつ給紙手段により用紙が第1画像形成装置20の用紙搬送部へ搬送される。
第1画像形成装置20は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を用紙に画像形成したり、外部装置等からPDL(Page Description Language)形式やTiff形式等のページ記述言語形式のプリントデータ、及び、当該プリントデータに対する各種出力指示が設定されたプリント設定データを受信し、受信したプリントデータ及びプリント設定データ等に基づいて画像を用紙上に画像形成する。第1画像形成装置20は、画像読取部21、操作表示部22、プリント部23等を備えて構成される。
画像読取部21は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿送り部と読取部とを備え、操作表示部22により受け付けられた設定情報に基づいて原稿の画像を読み取り、アナログ信号の画像データを生成する。自動原稿送り部の原稿トレイに載置された原稿は、読取個所であるコンタクトガラスに搬送され、光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、CCD(Charge Coupled Device)211により原稿の画像が読み取られる。ここで、画像とは、図形や写真等の画像データに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
操作表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)221、LCD221を覆うように設けられたタッチパネル、各種スイッチやボタン、テンキー、操作キー群等から構成される。操作表示部22は、ユーザからの指示を受け付けその操作信号を制御部250に出力し、また、制御部250から入力される表示信号に従って、各種操作指示や設定情報を入力するための各種画面や各種処理結果等を表示する。
プリント部23は、電子写真方式の画像形成処理を行うものであり、給紙部231、用紙搬送部232、各色の画像形成部233、定着部234等のプリント出力に係る各部を備えて構成される。
なお、本実施の形態のプリント部23では、電子写真方式を適用した例を説明するが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用することとしてもよい。
給紙部231は、複数の給紙トレイと給紙トレイ毎に設けられた給紙ローラ、分離ローラ、給紙/分離ゴム、送り出しローラ等からなる給紙手段を備える。各給紙トレイには、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)毎に予め識別された用紙が格納されており、給紙トレイに格納されている用紙の最上部から一枚ずつ給紙手段により用紙搬送部に向けて搬送される。
用紙搬送部232は、用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された装置(給紙装置10)又は給紙部231から搬送された用紙を、複数の中間ローラ、レジストローラ等を経る画像形成部233への用紙搬送経路上に用紙を搬送し、画像形成部233の転写装置へと搬送する。
また、用紙搬送部232は、反転搬送部232aや排紙センサ232b等を備える。反転搬送部232aは、定着部234から排出された用紙を、反転ローラ等によりスイッチバックして表裏反転させ、用紙搬送方向において自装置の下流側に設けられた装置(第1反転装置30)又は二次転写位置へ搬送する。排紙センサ232bは、用紙搬送方向において自装置の下流側に設けられた装置(第1反転装置30)へ用紙が排出される排出口を通過する用紙を検出するセンサであり、当該排出口を用紙が通過した際に排紙信号を出力する。
画像形成部233は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置等を備え、印刷画像データに基づき用紙上に画像が形成された出力物を生成する。第1画像形成装置20がカラー画像を形成するものである場合には、画像形成部233が色毎に設けられる。
イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部233yでは、帯電装置により帯電された感光体ドラムの表面に、露光装置からイエロー(Y)の印刷画像データに応じた光が照射され静電潜像が書き込まれる。そして、静電潜像が書き込まれた感光体ドラムの表面に、帯電したイエロー(Y)のトナーが現像装置により付着されて静電潜像が現像される。現像装置により感光体ドラム上に付着したトナーは、感光体ドラムが一定速度で回転されることにより、一次転写ローラが配置された一次転写位置で中間転写ベルト233aに転写される。中間転写ベルト233aにトナーが転写された後、クリーニング装置により、感光体ドラムの表面の残留電荷や残留トナー等が除去され、除去されたトナー等はトナー回収箱へ回収される。
同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する画像形成部233m、233c、233kは、感光体ドラムの周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置等を備え、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像をそれぞれ形成する。
中間転写ベルト233aに転写された各色のトナー像は、二次転写ローラが配置された二次転写位置で用紙に一括転写される。
定着部234は、定着ヒータ、定着ローラ、定着外部加熱部等から構成され、用紙に転写されたトナー像を熱定着する。
定着部234により定着処理された用紙は、排紙ローラ等により排出口を経て第1反転装置30に搬送される、又は、用紙搬送部232の反転搬送部232aにより反転されて再度二次転写位置に搬送される。
第1反転装置30は、第1画像形成装置20と第2画像形成装置40との間に設置されており、第1画像形成装置20から搬送された用紙を、第2画像形成装置40へと搬送する。第1反転装置30は、反転ローラ等を有する用紙反転部と、複数枚の用紙をスタックするスタック部とを備えている。第2画像形成装置40へ搬送する用紙が表裏を反転させる必要がある場合、第1画像形成装置20から搬送された用紙は、用紙反転部によりスイッチバックされることにより表裏反転され、第2画像形成装置40へと搬送される。
なお、第1画像形成装置20から第2画像形成装置40へ搬送される用紙の反転を、第1画像形成装置20内の反転搬送部が行う場合には、第1反転装置30を画像形成システム1に設けなくてもよい。
第2画像形成装置40は、操作表示部42、プリント部43等を備えて構成され、画像を用紙上に画像形成する。
なお、第2画像形成装置40が備える操作表示部42、プリント部43は、第1画像形成装置20が備える操作表示部22、プリント部23と同様の構成であるため、説明は省略する。また、第2画像形成装置40は、第1画像形成装置20が備える画像読取部21を備える構成であってもよい。
第2反転装置50は、第2画像形成装置40と第3画像形成装置60との間に設置されており、第2画像形成装置40から搬送された用紙を、第3画像形成装置60へと搬送する。第2反転装置50は、第1反転装置30と同様に用紙反転部と、スタック部とを備えている。
なお、第2画像形成装置40から第3画像形成装置60へ搬送される用紙の反転を、第2画像形成装置40内の反転搬送部が行う場合には、第2反転装置50を画像形成システム1に設けなくてもよい。
第3画像形成装置60は、操作表示部62、プリント部63等を備えて構成される。
なお、第3画像形成装置60が備える操作表示部62は、第1画像形成装置20が備える操作表示部22と同様の構成であるため、説明は省略する。
第3画像形成装置60のプリント部63は、第1画像形成装置20が備えるプリント部23と同様の構成であってもよいが、本実施の形態では、透明トナー等を用いて用紙上に透明画像を形成して用紙面上をコーティングする機構を備えている。
また、第3画像形成装置60は、第1画像形成装置20が備える画像読取部21を備える構成であってもよい。
後処理装置70は、反転ユニット、ソートユニット、ステイプルユニット、パンチユニット、折ユニット、冊子ユニット等の各種後処理ユニットと、排紙トレイ等を備え、第3画像形成装置60から搬送された用紙に対して各種後処理を施し、後処理が施された用紙を排紙トレイに排出する。
図2に、本実施の形態における第1画像形成装置20の概略構成図を示す。
図2に示すように、第1画像形成装置20は、画像読取部21、操作表示部22、プリント部23、コントローラ24、画像制御基板25、HDD(Hard Disk Drive)26、通信部27等を備えて構成されている。第1画像形成装置20は、コントローラ24のLANIF(Local Area Network InterFace)244を介してネットワーク3上の外部装置2と相互にデータが送受信可能に接続されている。
画像読取部21は、上述した自動原稿送り部及び読取部と、画像読取制御部210とを備える。画像読取制御部210は、制御部250からの指示に基づいて自動原稿送り部及び読取部等を制御して、複数の原稿の画像を読み取るスキャナ機能を実現させる。画像読取部21により読み取られたアナログ信号の画像データは、読取処理部253に出力され、読取処理部253においてA/D変換され各種画像処理が施される。
操作表示部22は、上述したLCD221やタッチパネル等と、操作表示制御部220とを備える。操作表示制御部220は、制御部250から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種画面や各種処理結果等をLCD221に表示させ、LCD221を表示部として機能させる。また、操作表示制御部220は、各種スイッチやボタン、テンキー、操作キー群又はタッチパネル等から入力される操作信号を制御部250に出力する。
プリント部23は、上述した給紙部231、用紙搬送部232、各色の画像形成部233、定着部234等のプリント出力に係る各部と、プリント制御部230とを備える。プリント制御部230は、制御部250からの指示に従って各色の画像形成部233等のプリント部23の各部の動作を制御し、書込処理部258から入力された印刷画像データに基づいて画像形成を行わせる。また、プリント制御部230は、排紙センサ232bから検出された信号(排紙信号)を制御部250へ出力する。
コントローラ24は、ネットワーク3に接続される外部装置2等から画像形成システム1に入力されるデータの管理及び制御を行うものであり、外部装置2からプリント対象のデータ(プリントデータ及びプリント設定データ)を受信し、当該プリントデータを展開して生成した画像データとプリント設定データとを画像制御基板25へ送信する。
コントローラ24は、コントローラ制御部241、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC242、画像メモリ243、LANIF244等から構成される。
コントローラ制御部241は、コントローラ24各部の動作を統括的に制御し、LANIF244を介して外部装置2から入力されるプリントデータを展開してビットマップ形式の画像データの生成を行う。
DRAM制御IC242は、LANIF244により受信されたプリントデータのコントローラ制御部241への転送や、画像メモリ243に対する画像データ及びプリント設定データの書き込み/読み出しを制御する。また、DRAM制御IC242は、画像制御基板25のDRAM制御IC255とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部241からの指示に従って、プリント対象の画像データ及びプリント設定データを画像メモリ243から読み出してDRAM制御IC255に出力する。
画像メモリ243は、DRAM等の揮発性のメモリにより構成され、受信したプリントデータ及びプリント設定データや、生成した画像データを一時的に記憶する。
LANIF244は、NIC(Network Interface Card)やモデム等のLAN等のネットワーク3に接続するための通信インターフェイスであり、外部装置2からプリントデータやプリント設定データを受信する受信部として機能する。受信されたプリントデータやプリント設定データは、DRAM制御IC242に出力される。
画像制御基板25は、制御部250、不揮発メモリ251、RAM(Random Access Memory)252、読取処理部253、圧縮IC254、DRAM制御IC255、画像メモリ256、伸長IC257、書込処理部258等を備える。
制御部250は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ251に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM252に展開し、RAM252に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、第1画像形成装置20の各部を集中制御する。また、制御部250は、第1画像形成装置がメイン装置に設定されていることから、画像形成システム1全体を統括的に制御する。
また、制御部250は、不揮発メモリ251から本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラム及び各種データとの協働により、課金更新処理、課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理を実行する。
課金更新処理では、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された画像形成装置(第2画像形成装置)から排紙通知信号を受信した場合、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいた課金カウント処理が実行される。
即ち、課金更新処理を実行する制御部250は、課金カウント制御部として機能する。
課金カウント処理では、自装置の画像形成動作に基づいて、画像を形成した用紙面数と課金係数との積が算出され、当該算出された値をHDD26に記憶されている自装置の課金カウンタ値に加算することにより、課金カウンタ値が更新される。
即ち、課金カウント処理を実行する制御部250は、課金カウント部として機能する。
課金係数は、画像形成装置毎に予め設定されている課金係数の算出用テーブルに基づいて算出されるものである。課金係数の算出用テーブルは、画像を形成した用紙のサイズ、画像の印字率、カラー/モノクロ、使用頻度等に基づいて設定されている。
課金表示処理では、画像形成システム1を構成する第1〜3画像形成装置それぞれの課金カウンタ値の合計値を示す画面が操作表示部22のLCD221に表示される。
バックアップ処理では、自装置のHDD26に記憶されている課金カウンタ値のバックアップを行なう場合には、HDD26に記憶されている課金カウンタ値が用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置へ送信される。
一方、自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置が課金カウンタ値のバックアップを行なう場合には、自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置から受信した課金カウンタ値が、HDD26内において自装置の課金カウンタ値とは異なる領域(バックアップ領域)に記憶される。
従って、バックアップ処理を実行する制御部250は、バックアップ制御部として機能する。
リストア処理では、自装置の課金カウンタ値のリストアを行なう場合には、バックアップ処理を行なった際に課金カウンタ値を送信した画像形成装置から受信した課金カウンタ値が自装置の課金カウンタ値としてHDD26に格納される。
自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置が課金カウンタ値のリストアを行なう場合には、HDD26内のバックアップ領域に記憶している課金カウンタ値がリストアを行なう画像形成装置へ送信される。
従って、リストア処理を実行する制御部250は、第1、2リストア制御部として機能する。
不揮発メモリ251は、画像形成に係る各種処理プログラム及び各種データの他、本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラムと、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、不揮発メモリ251には、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かの設定、タンデム方式の画像形成システムである場合において自装置がメイン装置又はサブ装置のいずれに設定されているか、用紙搬送方向において自装置の上流側、下流側又は両側に画像形成装置が連結されているか等の設定を示すデータが記憶されている。
RAM252は、制御部250により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
また、RAM252には、コントローラ24から入力された画像データ及びプリント設定データ、又は、画像読取部21から入力された画像データ及び当該画像データが取得される際に操作表示部22により設定された設定情報、に基づいて制御部250により生成されたジョブデータを一時的に記憶する。
読取処理部253は、画像読取部21から入力されるアナログ信号の画像データに対して、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル信号の画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC254に出力される。
圧縮IC254は、入力されたデジタル信号の画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC255に出力する。
DRAM制御IC255は、制御部250からの指示に従って、圧縮IC254による画像データの圧縮処理及び伸長IC257による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ256への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC255は、画像読取部21により読み取られた画像データの保存指示が制御部250から入力されると、読取処理部253に入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC254により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ256の圧縮メモリ256aに記憶させる。また、DRAM制御IC255は、コントローラ24のDRAM制御IC242から画像データが入力されると、当該画像データの圧縮処理を圧縮IC254により実行させ、圧縮画像データを画像メモリ256の圧縮メモリ256aに記憶させる。
更に、DRAM制御IC255は、圧縮メモリ256aに記憶された圧縮画像データのプリント出力指示が制御部250から入力されると、圧縮メモリ256aから圧縮画像データを読み出し、伸長IC257により伸長処理を施してページメモリ256bに記憶させる。さらに、ページメモリ256bに記憶された画像データのプリント出力指示が入力されると、ページメモリ256bから画像データを読み出して書込処理部258に出力する。
画像メモリ256は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ256aとページメモリ256bとを備える。圧縮メモリ256aは、圧縮画像データを記憶するためのメモリであり、ページメモリ256bは、プリント出力用の画像データを一時的に記憶、又は、コントローラからの受信データを圧縮前に一時的に記憶するためのメモリである。
伸長IC257は、圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部258は、DRAM制御IC255から入力された画像データに基づいて、画像形成のための印刷画像データを生成し、プリント部23に出力する。
HDD26は、自装置の課金カウンタ値を記憶する自装置課金メモリ領域261を有し、第1記憶部として機能する。また、HDD26は、画像形成システム1を構成する他の画像形成装置(第2画像形成装置、第3画像形成装置)それぞれの課金カウンタ値を記憶する第2課金メモリ領域262、第3課金メモリ領域263を有し、第2記憶部として機能する。更に、HDD26は、画像形成システム1を構成する画像形成装置それぞれの課金カウンタ値の合計値を記憶する合計課金メモリ領域264を有し、第3記憶部として機能する。
また、HDD26は、用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置(第2画像形成装置)から受信した課金カウンタ値を画像形成装置毎に分けて記憶するバックアップ領域265を有し、バックアップ記憶部として機能する。
なお、本実施の形態では、課金カウンタ値を記憶する記憶媒体としてHDDを用いているが、これに限らず、不揮発性のメモリであればよい。
通信部27は、通信制御部及びNIC(Network Interface Card)等を備えて構成された通信インターフェイスである。通信部27は、自装置(第1画像形成装置20)と第2画像形成装置40との間でNICによる各種情報の送受信を行う。
図3に、本実施の形態における第2画像形成装置40の概略構成図を示す。
図3に示すように、第2画像形成装置40は、操作表示部42、プリント部43、コントローラ44、画像制御基板45、HDD46、通信部47等を備えて構成されている。
操作表示部42、プリント部43、コントローラ44は、第1画像形成装置20の操作表示部22、プリント部23、コントローラ24と同様であるため、同一部分には同一符号を付し、説明は省略する。
画像制御基板45は、制御部450、不揮発メモリ451、RAM452、圧縮IC454、DRAM制御IC455、画像メモリ456、伸長IC457、書込処理部458等を備える。
制御部450は、CPU等から構成され、不揮発メモリ451に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM452に展開し、RAM452に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、第2画像形成装置40の各部を集中制御する。
また、制御部450は、不揮発メモリ451から本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラム及び各種データとの協働により、課金更新処理、課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理を実行する。
なお、制御部450が実行する課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理は、第1画像形成装置20の制御部250が実行する課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理と同様であるため、説明は省略する。
課金更新処理では、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された第1画像形成装置へ送信し、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された画像形成装置(第3画像形成装置)から排紙通知信号を受信した場合、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて課金カウント処理が実行される。
即ち、課金更新処理を実行する制御部450は、排紙通知制御部及び課金カウント制御部として機能する。
不揮発メモリ451は、画像形成に係る各種処理プログラム及び各種データの他、本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラムと、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、不揮発メモリ451には、第1画像形成装置の不揮発メモリ251と同様に、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かの設定、タンデム方式の画像形成システムである場合において自装置がメイン装置又はサブ装置のいずれに設定されているか、用紙搬送方向において自装置の上流側、下流側又は両側に画像形成装置が連結されているか等の設定を示すデータが記憶されている。
RAM452は、制御部450により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
また、RAM452には、コントローラ44から入力された画像データ及びプリント設定データに基づいて制御部450により生成されたジョブデータを一時的に記憶する。
圧縮IC454は、入力されたデジタル信号の画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC455に出力する。
DRAM制御IC455は、制御部450からの指示に従って、圧縮IC454による画像データの圧縮処理及び伸長IC457による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ456への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC455は、コントローラ44のDRAM制御IC242から画像データが入力されると、当該画像データの圧縮処理を圧縮IC454により実行させ、圧縮画像データを画像メモリ456の圧縮メモリ456aに記憶させる。
更に、DRAM制御IC255は、圧縮メモリ456aに記憶された圧縮画像データのプリント出力指示が制御部450から入力されると、圧縮メモリ456aから圧縮画像データを読み出し、伸長IC457により伸長処理を施してページメモリ456bに記憶させる。さらに、ページメモリ456bに記憶された画像データのプリント出力指示が入力されると、ページメモリ456bから画像データを読み出して書込処理部458に出力する。
画像メモリ456は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ456aとページメモリ456bとを備える。圧縮メモリ456aは、圧縮画像データを記憶するためのメモリであり、ページメモリ456bは、プリント出力用の画像データを一時的に記憶、又は、コントローラからの受信データを圧縮前に一時的に記憶するためのメモリである。
伸長IC457は、圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部458は、DRAM制御IC455から入力された画像データに基づいて、画像形成のための印刷画像データを生成し、プリント部23に出力する。
HDD46は、自装置の課金カウンタ値を記憶する自装置課金メモリ領域461を有し、第1記憶部として機能する。また、HDD46は、画像形成システム1を構成する画像形成装置それぞれの課金カウンタ値の合計値を記憶する合計課金メモリ領域462を有し、第3記憶部として機能する。また、HDD46は、用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置(第1画像形成装置、第3画像形成装置)から受信した課金カウンタ値を画像形成装置毎に分けて記憶するバックアップ領域463を有し、バックアップ記憶部として機能する。
なお、本実施の形態では、課金カウンタ値を記憶する記憶媒体としてHDDを用いているが、これに限らず、不揮発性のメモリであればよい。
通信部47は、通信制御部及びNIC(Network Interface Card)等を備えて構成された通信インターフェイスである。通信部47は、第1画像形成装置20と自装置(第2画像形成装置40)との間でNICによる各種情報の送受信を行い、また、自装置(第2画像形成装置40)と第3画像形成装置60との間でNICによる各種情報の送受信を行う。
図4に、本実施の形態における第3画像形成装置60の概略構成図を示す。
図4に示すように、第3画像形成装置60は、操作表示部62、プリント部63、コントローラ64、画像制御基板65、HDD66、通信部67等を備えて構成されている。
操作表示部62、コントローラ64は、第1画像形成装置20の操作表示部22、コントローラ24と同様であるため、同一部分には同一符号を付し、説明は省略する。
プリント部63は、用紙搬送部、画像形成部633、定着部等のプリント出力に係る各部と、プリント制御部630とを備える。用紙搬送部は、第1画像形成装置の用紙搬送部232と同様に、反転搬送部や排紙センサ632b等を備える構成であるため、詳細は省略する。プリント制御部630は、制御部650からの指示に従ってプリント部63の各部の動作を制御し、書込処理部658から入力された印刷画像データに基づいて透明画像の画像形成を行わせる。また、プリント制御部630は、排紙センサ632bから検出された信号(排紙信号)を制御部650へ出力する。
画像制御基板65は、制御部650、不揮発メモリ651、RAM652、圧縮IC654、DRAM制御IC655、画像メモリ656、伸長IC657、書込処理部658等を備える。
制御部650は、CPU等から構成され、不揮発メモリ651に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM652に展開し、RAM652に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、第3画像形成装置60の各部を集中制御する。
また、制御部650は、不揮発メモリ651から本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラム及び各種データとの協働により、課金更新処理、課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理を実行する。
なお、制御部650が実行する課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理は、第1画像形成装置20の制御部250が実行する課金カウント処理、課金表示処理、バックアップ処理、リストア処理と同様であるため、説明は省略する。
課金更新処理では、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された第1画像形成装置へ送信し、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて課金カウント処理が実行される。即ち、課金更新処理を実行する制御部450は、排紙通知制御部として機能する。
不揮発メモリ651は、画像形成に係る各種処理プログラム及び各種データの他、本実施の形態に係る課金更新処理プログラム、課金カウント処理プログラム、課金表示処理プログラム、バックアップ処理プログラム、リストア処理プログラムと、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、不揮発メモリ651には、第1画像形成装置の不揮発メモリ251と同様に、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かの設定、タンデム方式の画像形成システムである場合において自装置がメイン装置又はサブ装置のいずれに設定されているか、用紙搬送方向において自装置の上流側、下流側又は両側に画像形成装置が連結されているか等の設定を示すデータが記憶されている。
RAM652は、制御部650により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
また、RAM652には、コントローラ64から入力された画像データ及びプリント設定データに基づいて制御部650により生成されたジョブデータを一時的に記憶する。
圧縮IC654、DRAM制御IC655、画像メモリ656、伸長IC657、書込処理部658は、第2画像形成装置の圧縮IC454、DRAM制御IC455、画像メモリ456、伸長IC457、書込処理部458と同様であるため、説明は省略する。
HDD66は、自装置の課金カウンタ値を記憶する自装置課金メモリ領域661を有し、第1記憶部として機能する。また、HDD66は、画像形成システム1を構成する画像形成装置それぞれの課金カウンタ値の合計値を記憶する合計課金メモリ領域662を有し、第3記憶部として機能する。また、HDD46は、用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている画像形成装置(第2画像形成装置)から受信した課金カウンタ値を画像形成装置毎に分けて記憶するバックアップ領域663を有し、バックアップ記憶部として機能する。
なお、本実施の形態では、課金カウンタ値を記憶する記憶媒体としてHDDを用いているが、これに限らず、不揮発性のメモリであればよい。
通信部67は、通信制御部及びNIC(Network Interface Card)等を備えて構成された通信インターフェイスである。通信部47は、第2画像形成装置40と自装置(第3画像形成装置60)との間でNICによる各種情報の送受信を行う。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図5〜7に、本実施の形態における課金更新処理のフローチャートを示す。
まず、図5を参照して、用紙搬送方向の最上流に設置され、かつ、メイン装置に設定された第1画像形成装置20での課金更新処理を説明する。図5に示す課金更新処理は、第1画像形成装置20の制御部250と各部とが協働して実行される。
制御部250は、自装置内において画像形成動作があったか否かを判別し(ステップS1)、画像形成動作がない場合(ステップS1;NO)、ステップS1の処理に戻る。
画像形成動作とは、画像形成部233への用紙の搬送処理、画像形成部233での画像形成処理、定着部234での定着処理等の1枚の用紙に画像を形成するための一連の各種動作である。
画像形成動作があった場合(ステップS1;YES)、制御部250は、画像形成動作に係る各部のメンテナンスカウンタをカウントアップさせ(ステップS2)、不揮発メモリ251内の設定を参照し、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かを判別する(ステップS3)。
自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置でない場合(ステップS3;NO)、制御部250は、自装置が他の画像形成装置と連結されずにスタンドアローンで稼動していると判別し、ステップS1における画像形成動作により自装置からの用紙の排出が完了(排紙完了)したか否かを判別する(ステップS4)。
ステップS4では、ステップS1における画像形成動作により排出口へ搬送された用紙を検出した排紙センサ232bからの排紙信号が入力された場合、当該排紙完了したと判別される。
排紙完了していない場合(ステップS4;NO)、制御部250は、自装置内においてJAM(紙詰まり)が発生しているか否かを判別する(ステップS5)。JAMが発生していない場合(ステップS5;NO)、制御部250は、ステップS4の処理に戻り、JAMが発生した場合(ステップS5;YES)、課金更新処理を終了する。
排紙完了した場合(ステップS4;YES)、制御部250は、ステップS1において用紙面上に画像を形成したかを判別し(ステップS6)、画像を形成していない場合(ステップS6;NO)、課金更新処理を終了する。
用紙面上に画像を形成した場合(ステップS6;YES)、制御部250は、課金カウント処理を実行し(ステップS7)、課金更新処理を終了する。
ステップS7での課金カウント処理では、ステップS1での画像形成動作により画像を形成した用紙面数と、自装置に予め設定された課金係数との積が算出される。そして、当該算出された値がHDD26内の自装置課金メモリ領域内に記憶されている課金カウンタ値に加算され、課金カウンタ値が更新される。
一方、自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置である場合(ステップS3;YES)、制御部250は、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結されている画像形成装置(第2画像形成装置)から排紙通知信号及び第2、3画像形成装置それぞれの課金カウンタ値を受信したか否かを判別する(ステップS8)。
排紙通知信号及び第2、3画像形成装置それぞれの課金カウンタ値を受信していない場合(ステップS8;NO)、制御部250は、画像形成システム1内においてJAM(紙詰まり)が発生しているか否かを判別する(ステップS9)。JAMが発生していない場合(ステップS9;NO)、制御部250は、ステップS8の処理に戻り、JAMが発生した場合(ステップS9;YES)、課金更新処理を終了する。
排紙通知信号及び第2、3画像形成装置それぞれの課金カウンタ値を受信した場合(ステップS8;YES)、制御部250は、ステップS1において用紙面上に画像を形成したかを判別し(ステップS10)、画像を形成していない場合(ステップS10;NO)、ステップS12の処理に進む。
用紙面上に画像を形成した場合(ステップS10;YES)、制御部250は、課金カウント処理を実行する(ステップS11)。ステップS11の課金カウント処理は、ステップS7の課金カウント処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS10;NO後又はステップS11後、制御部250は、ステップS8において受信した第2画像形成装置の課金カウンタ値をHDD26の第2課金メモリ領域、第3画像形成装置の課金カウンタ値をHDD26の第3課金メモリ領域にそれぞれ記憶させる(ステップS12)。
制御部250は、HDD26の自装置課金メモリ領域から自装置の課金カウンタ値、第2課金メモリ領域から第2画像形成装置の課金カウンタ値、第3課金メモリ領域から第3画像形成装置の課金カウンタ値をそれぞれ読み出し、当該読み出した課金カウンタ値の合計値(合計課金カウンタ値)を算出し、当該合計課金カウンタ値をHDD26の合計課金メモリ領域に記憶させる(ステップS13)。
また、制御部250は、算出した合計課金カウンタ値を用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された第2画像形成装置へ送信し(ステップS14)、課金更新処理を終了する。従って、ステップS14の処理を実行する制御部250は、合計値通知制御部として機能する。
次に、図6を参照し、用紙搬送方向において自装置の上流側及び下流側それぞれに画像形成装置が連結され、かつ、サブ装置に設定された第2画像形成装置40での課金更新処理を説明する。図6に示す課金更新処理は、第2画像形成装置40の制御部450と各部とが協働して実行される。
制御部450は、用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された第1画像形成装置から合計課金カウンタ値を受信したか否かを判別し(ステップS21)、合計課金カウンタ値を受信していない場合(ステップS21;NO)、ステップS23の処理に進む。
合計課金カウンタ値を受信した場合(ステップS21;YES)、制御部450は、受信した合計課金カウンタ値を用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された第3画像形成装置へ送信し、また、当該合計課金カウンタ値をHDD46の合計課金メモリ領域に記憶させる(ステップS22)。
制御部450は、ステップS21;NO後又はステップS22後、自装置内において画像形成動作があったか否かを判別し(ステップS23)、画像形成動作がない場合(ステップS23;NO)、ステップS21の処理に戻る。
画像形成動作があった場合(ステップS23;YES)、制御部450は、画像形成動作に係る各部のメンテナンスカウンタをカウントアップさせ(ステップS24)、不揮発メモリ451内の設定を参照し、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かを判別する(ステップS25)。
自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置でない場合(ステップS25;NO)、制御部450は、ステップS26の処理に進む。なお、ステップS26〜S29の処理は、ステップS4〜S7の処理と同様であるため、説明は省略する。
一方、自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置である場合(ステップS25;YES)、制御部450は、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結されている画像形成装置(第3画像形成装置)から排紙通知信号及び第3画像形成装置の課金カウンタ値を受信したか否かを判別する(ステップS30)。
排紙通知信号及び第3画像形成装置の課金カウンタ値を受信していない場合(ステップS30;NO)、制御部450は、画像形成システム1内においてJAM(紙詰まり)が発生しているか否かを判別する(ステップS31)。JAMが発生していない場合(ステップS31;NO)、制御部450は、ステップS30の処理に戻り、JAMが発生した場合(ステップS31;YES)、課金更新処理を終了する。
排紙通知信号及び第3画像形成装置の課金カウンタ値を受信した場合(ステップS30;YES)、制御部450は、ステップS23において用紙面上に画像を形成したかを判別し(ステップS32)、画像を形成していない場合(ステップS32;NO)、ステップS34の処理に進む。
用紙面上に画像を形成した場合(ステップS32;YES)、制御部450は、課金カウント処理を実行する(ステップS33)。ステップS33の課金カウント処理は、ステップS7の課金カウント処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS32;NO後又はステップS33後、制御部450は、ステップS30において受信した第3画像形成装置の課金カウンタ値及び自装置の課金カウンタ値と共に、排紙通知信号を用紙搬送方向において自装置の上流側に連結されている画像形成装置(第1画像形成装置)へ送信し(ステップS34)、課金更新処理を終了する。
次に、図7を参照し、用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結され、かつ、サブ装置に設定された第3画像形成装置60での課金更新処理を説明する。図7に示す課金更新処理は、第3画像形成装置60の制御部650と各部とが協働して実行される。
制御部650は、用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された第2画像形成装置から合計課金カウンタ値を受信したか否かを判別し(ステップS41)、合計課金カウンタ値を受信していない場合(ステップS41;NO)、ステップS43の処理に進む。
合計課金カウンタ値を受信した場合(ステップS41;YES)、制御部650は、受信した合計課金カウンタ値をHDD66の合計課金メモリ領域に記憶させ(ステップS42)、ステップS43の処理に進む。なお、ステップS43、44の処理は、ステップS23、24と同様であるため、説明は省略する。
ステップS44後、制御部650は、ステップS43における画像形成動作により自装置からの用紙の排出が完了(排紙完了)したか否かを判別する(ステップS45)。
ステップS45では、ステップS43における画像形成動作により排出口へ搬送された用紙を検出した排紙センサ632bからの排紙信号が入力された場合、当該排紙完了したと判別される。
排紙完了していない場合(ステップS45;NO)、制御部650は、自装置内においてJAM(紙詰まり)が発生しているか否かを判別する(ステップS46)。JAMが発生していない場合(ステップS46;NO)、制御部650は、ステップS45の処理に戻り、JAMが発生した場合(ステップS46;YES)、課金更新処理を終了する。
排紙完了した場合(ステップS45;YES)、制御部650は、ステップS43において用紙面上に画像を形成したかを判別し(ステップS47)、画像を形成していない場合(ステップS47;NO)、課金更新処理を終了する。
用紙面上に画像を形成した場合(ステップS47;YES)、制御部650は、課金カウント処理を実行する(ステップS48)。ステップS48の課金カウント処理は、ステップS7の課金カウント処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS48後、制御部650は、不揮発メモリ651内の設定を参照し、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かを判別する(ステップS49)。
自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置でない場合(ステップS49;NO)、制御部650は、自装置が他の画像形成装置と連結されずにスタンドアローンで稼動していると判別し、課金更新処理を終了する。
一方、自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置である場合(ステップS49;YES)、制御部650は、自装置の課金カウンタ値と共に、排紙通知信号を用紙搬送方向において自装置の上流側に連結されている画像形成装置(第2画像形成装置)へ送信し(ステップS50)、課金更新処理を終了する。
図8に、本実施の形態における課金表示処理のフローチャートを示す。
図8に示す課金表示処理は、第1画像形成装置20の制御部250と各部とが協働して実行される。なお、第2画像形成装置40の制御部450が実行する課金表示処理、第3画像形成装置60の制御部650が実行する課金表示処理は、図8に示す課金更新処理と同様であるため、図示及び説明は省略する。
制御部250は、操作表示部22から課金カウンタ値の表示要求を示す操作信号が入力されると、不揮発メモリ251内の設定を参照し、自装置が複数の画像形成装置が連結されたタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置であるか否かを判別する(ステップS61)。
自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置でない場合(ステップS61;NO)、制御部250は、HDD26の自装置課金メモリ領域から自装置の課金カウンタ値を読み出し、当該自装置の課金カウンタ値を示す画面を操作表示部22へ表示させ(ステップS62)、課金表示処理を終了する。
自装置がタンデム方式の画像形成システムを構成する画像形成装置である場合(ステップS61;YES)、制御部250は、HDD26の合計課金メモリ領域から合計課金カウンタ値を読出し、当該合計課金カウンタ値を示す画面を操作表示部22へ表示させ(ステップS63)、課金表示処理を終了する。
メイン装置である第1画像形成装置が課金表示処理を実行する場合には、ステップS63では、HDD26の自装置課金メモリ領域から自装置の課金カウンタ値、第2課金メモリ領域から第2画像形成装置の課金カウンタ値、第3課金メモリ領域から第3画像形成装置の課金カウンタ値、合計課金メモリ領域から合計課金カウンタ値をそれぞれ読み出し、合計課金カウンタ値と共に画像形成装置毎の課金カウンタ値を表示することが好ましい。
また、サブ装置である第2画像形成装置、第3画像形成装置が課金表示処理を実行する場合には、ステップS63では、HDD26の自装置課金メモリ領域から自装置の課金カウンタ値、合計課金メモリ領域から合計課金カウンタ値をそれぞれ読み出し、合計課金カウンタ値と共に自装置の課金カウンタ値を表示することが好ましい。
図9に、本実施の形態におけるバックアップ処理のフローチャートを示す。
図9に示すバックアップ処理のフローチャートは、自装置の課金カウンタ値のバックアップを他の画像形成装置へ依頼して行なう画像形成装置(バックアップ依頼元装置)と、自装置に連結されている画像形成装置から課金カウンタ値のバックアップを依頼された場合に、依頼された画像形成装置の課金カウンタ値のバックアップを行なう画像形成装置(バックアップ依頼先装置)との処理を示すものである。
なお、図9に示すバックアップ依頼元装置の処理は、バックアップ依頼元装置となる画像形成装置の制御部と各部とが協働して実行され、バックアップ依頼先装置の処理は、バックアップ依頼先装置となる画像形成装置の制御部と各部とが協働して実行される。
まず、自装置の操作表示部、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうちいずれかの画像形成装置又はネットワークを介して接続された外部装置から、自装置の課金カウンタ値のバックアップを開始する指示が入力されると、自装置がバックアップ依頼元装置であると認識する。そして、バックアップ依頼元装置の制御部は、不揮発メモリ内の設定を参照し、自装置がメイン装置であるか否かを判別する(ステップS71)。
自装置がメイン装置ではない場合、即ち、自装置がサブ装置である場合(ステップS71;NO)、バックアップ依頼元装置の制御部は、用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された画像形成装置へバックアップ依頼通知信号を送信する(ステップS72)。一方、自装置がメイン装置である場合(ステップS71;YES)、バックアップ依頼元装置の制御部は、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された画像形成装置へバックアップ依頼通知信号を送信する(ステップS73)。
一方、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうちバックアップ依頼元装置を除く画像形成装置の制御部は、バックアップ依頼通知信号を受信したか否かを判別し(ステップS74)、バックアップ依頼通知信号を受信していない場合(ステップS74;NO)、バックアップ処理を終了する。
バックアップ依頼通知信号を受信した場合(ステップS74;YES)、制御部は、自装置がバックアップ依頼先装置であると認識し、応答信号をバックアップ依頼元装置へ送信する。
バックアップ依頼元装置の制御部は、バックアップ依頼先装置から応答信号を受信すると、自装置のHDDの自装置課金メモリ領域に記憶されている課金カウンタ値をバックアップ依頼通知信号を送信した画像形成装置へ送信し(ステップS75)、バックアップ処理を終了する。
バックアップ依頼先装置の制御部は、バックアップ依頼元装置から送信された課金カウンタ値を受信し(ステップS76)、受信した課金カウンタ値をHDDのバックアップ領域に記憶し(ステップS77)、バックアップ処理を終了する。
なお、バックアップ依頼元装置がメイン装置であって、画像形成システム1を構成する全サブ装置の課金カウンタ値を記憶している場合には、ステップS75では、各サブ装置の課金カウンタ値もHDDから読み出して自装置の課金カウンタ値と共にバックアップ依頼先装置へ送信することが好ましい。そして、バックアップ依頼先装置では、ステップS77において、受信した課金カウンタ値を画像形成装置毎に分けてバックアップ領域へ記憶することが好ましい。
図10に、本実施の形態におけるリストア処理のフローチャートを示す。
図10に示すリストア処理のフローチャートは、自装置の課金カウンタ値のリストアを他の画像形成装置へ依頼して行なう画像形成装置(リストア依頼元装置)と、自装置に連結されている画像形成装置から課金カウンタ値のリストアを依頼された場合に、依頼された画像形成装置の課金カウンタ値のリストアを行なう画像形成装置(リストア依頼先装置)との処理を示すものである。
なお、図10に示すリストア依頼元装置の処理は、リストア依頼元装置となる画像形成装置の制御部と各部とが協働して実行され、リストア依頼先装置の処理は、リストア依頼先装置となる画像形成装置の制御部と各部とが協働して実行される。
まず、自装置の操作表示部、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうちいずれかの画像形成装置又はネットワークを介して接続された外部装置から、自装置の課金カウンタ値のリストアを開始する指示が入力されると、自装置がリストア依頼元装置であると認識する。そして、リストア依頼元装置の制御部は、不揮発メモリ内の設定を参照し、自装置がメイン装置であるか否かを判別する(ステップS81)。
自装置がメイン装置ではない場合、即ち、自装置がサブ装置である場合(ステップS81;NO)、リストア依頼元装置の制御部は、用紙搬送方向において自装置の上流側に連結された画像形成装置へリストア依頼通知信号を送信する(ステップS82)。一方、自装置がメイン装置である場合(ステップS81;YES)、リストア依頼元装置の制御部は、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された画像形成装置へリストア依頼通知信号を送信する(ステップS83)。
一方、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうちリストア依頼元装置を除く画像形成装置の制御部は、リストア依頼通知信号を受信したか否かを判別し(ステップS84)、リストア依頼通知信号を受信していない場合(ステップS84;NO)、リストア処理を終了する。
リストア依頼通知信号を受信した場合(ステップS84;YES)、制御部は、自装置がリストア依頼先装置であると認識し、応答信号をリストア依頼元装置へ送信する。そして、リストア依頼先装置の制御部は、リストア依頼元装置の課金カウンタ値をHDDのバックアップ領域から読み出し、読み出した課金カウンタ値をリストア依頼元装置へ送信し(ステップS85)、当該課金カウンタ値が記憶されていたバックアップ領域をリセットして(ステップS86)、リストア処理を終了する。
リストア依頼元装置の制御部は、リストア依頼先装置から送信された課金カウンタ値を受信し(ステップS87)、受信した課金カウンタ値をHDDの自装置課金メモリ領域に記憶し(ステップS88)、リストア処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、用紙搬送方向において自装置の下流側に連結された画像形成装置からの排紙通知信号を受信した場合に、自装置の画像形成動作に基づいて課金カウンタ値を更新することができるため、画像形成システムから画像形成済みの用紙が排出されなかったにもかかわらず課金カウンタ値が更新されるという不合理な状況の発生を防止できる。従って、課金機能を有する複数の画像形成装置が直列に連結された直列タンデム方式の画像形成シテムにおいて、画像形成システム全体での課金性能の向上を図ることができる。
また、各画像形成装置は、自装置の課金カウンタ値をHDD内の自装置課金メモリ領域に記憶して保持することができる。更に、用紙紙搬送方向最上流側に設置されたメイン装置である第1画像形成装置が、用紙搬送方向下流側に連結された各画像形成装置の課金カウンタ値を第2、3課金メモリ領域にそれぞれ記憶して保持することができる。そのため、用紙紙搬送方向最上流側に設置されたメイン装置(第1画像形成装置)は、画像形成システムを構成する全ての画像形成装置の課金カウンタ値を保持することができる。
また、メイン装置(第1画像形成装置)は、画像形成システムを構成する全ての画像形成装置の課金カウンタ値の合計値を算出でき、当該合計値を用紙搬送方向下流側に連結された全ての画像形成装置へ送信することができる。
そのため、画像形成システムを構成する各画像形成装置は、自装置の課金カウンタ値と、画像形成システム全体の課金カウンタ値の合計値とを得ることができる。
更に、複数の画像形成装置のうち操作表示部を備えた画像形成装置は、HDDの合計課金メモリ領域に記憶している合計課金カウンタ値を、操作表示部のLCD上に表示することができる。
また、自装置の課金カウンタ値を他の画像形成装置へ記憶してバックアップすることができる。そのため、自装置が画像形成システムから切り離された場合であっても、切り離される直前までの課金カウンタ値を他の画像形成装置へバックアップして保持しておくことができ、切り離される直前までの自装置の課金カウンタ値分の課金徴収抜けを防止できる。
更に、他の画像形成装置にバックアップしていた自装置の課金カウンタ値をリストアすることができる。そのため、自装置が画像形成システムから切り離された後に再度連結された場合であっても、切り離される直前までの課金カウンタ値を自装置の課金カウンタ値としてリストアすることができ、切り離される直前までの自装置の課金カウンタ値分の課金徴収抜けを防止できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、不揮発メモリを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成システム
2 外部装置
3 ネットワーク
10 給紙装置
20 第1画像形成装置
21 画像読取部
22 操作表示部
23 プリント部
24 コントローラ
25 画像制御基板
26 HDD
27 通信部
30 第1反転装置
40 第2画像形成装置
42 操作表示部
43 プリント部
44 コントローラ
45 画像制御基板
46 HDD
47 通信部
50 第2反転装置
60 第3画像形成装置
62 操作表示部
63 プリント部
64 コントローラ
65 画像制御基板
66 HDD
67 通信部
70 後処理装置
210 画像読取制御部
211 CCD
220 操作表示制御部
221 LCD
230 プリント制御部
231 給紙部
232 用紙搬送部
232a 反転搬送部
232b 排紙センサ
233 画像形成部
233a 中間転写ベルト
234 定着部
241 コントローラ制御部
242 DRAM制御IC
243 画像メモリ
244 LANIF
250 制御部
251 不揮発メモリ
252 RAM
253 読取処理部
254 圧縮IC
255 DRAM制御IC
256 画像メモリ
256a 圧縮メモリ
256b ページメモリ
257 伸長IC
258 書込処理部
261 自装置課金メモリ領域
262 第2課金メモリ領域
263 第3課金メモリ領域
264 合計課金メモリ領域
265 バックアップ領域
450 制御部
451 不揮発メモリ
452 RAM
454 圧縮IC
455 DRAM制御IC
456 画像メモリ
456a 圧縮メモリ
456b ページメモリ
457 伸長IC
458 書込処理部
461 自装置課金メモリ領域
462 合計課金メモリ領域
463 バックアップ領域
630 プリント制御部
632b 排紙センサ
633 画像形成部
650 制御部
651 不揮発メモリ
652 RAM
654 圧縮IC
655 DRAM制御IC
656 画像メモリ
656a 圧縮メモリ
656b ページメモリ
657 伸長IC
658 書込処理部
661 自装置課金メモリ領域
662 合計課金メモリ領域
663 バックアップ領域

Claims (9)

  1. 複数の画像形成装置が直列に連結され、当該複数の画像形成装置を用紙が通過する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、
    前記複数の画像形成装置各々は、
    画像形成動作に基づいて課金カウンタ値を更新する課金カウント部を備え、
    前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置は、
    自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を前記上流側に連結された画像形成装置へ送信する排紙通知制御部を備え、
    前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の下流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置は、
    前記下流側に連結された画像形成装置から前記排紙通知信号を受信した場合、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて、前記課金カウント部における課金カウンタ値の更新を実行させる課金カウント制御部を備えること、
    を備えること、
    を特徴とする画像形成システム。
  2. 前記複数の画像形成装置各々は、
    自装置の前記課金カウンタ値を記憶する第1記憶部を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記排紙通知制御部は、
    自装置の前記課金カウンタ値を前記排紙通知信号と共に前記用紙搬送方向上流側に連結された画像形成装置へ送信し、
    前記複数の画像形成装置のうち用紙紙搬送方向最上流側に設置された画像形成装置は、
    前記排紙通知信号と共に受信した前記カウント値を用紙搬送方向下流側に連結された画像形成装置毎に記憶する第2記憶部を備えること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記複数の画像形成装置のうち用紙紙搬送方向最上流側に設置された画像形成装置は、
    前記第2記憶部から前記課金カウンタ値を取得し、当該取得した課金カウンタ値と自装置の課金カウンタ値との合計値を算出し、当該課金カウンタ値の合計値を前記用紙搬送方向下流側に連結された全ての画像形成装置へ送信する合計値通知制御部を備え、
    前記複数の画像形成装置各々は、
    前記課金カウンタ値の合計値を記憶する第3記憶部を備えること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記複数の画像形成装置のうち少なくともいずれか一つの画像形成装置は、
    前記第3記憶部に記憶されている前記課金カウンタ値の合計値を表示する表示部を備えること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記複数の画像形成装置各々は、
    前記第1記憶部に記憶されている自装置の課金カウンタ値を、用紙搬送方向において自装置の上流側又は下流側に連結されている他の画像形成装置へ送信するバックアップ制御部を備え、
    前記他の画像形成装置は、
    前記受信した前記課金カウンタ値を記憶するバックアップ記憶部を備えること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  7. 前記他の画像形成装置は、
    前記バックアップ記憶部に記憶している課金カウンタ値を、当該課金カウンタ値を送信してきた画像形成装置へ送信する第1リストア制御部を備え、
    前記複数の画像形成装置各々は、
    前記他の画像形成装置から受信した前記課金カウンタ値を前記第1記憶部へ記憶して前記課金カウンタ値のリストアを行う第2リストア制御部を備えること、
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記課金カウント部は、
    前記画像形成動作により画像形成した用紙面数と、自装置に予め設定された課金係数とに基づいて前記課金カウンタ値を更新すること、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  9. 複数の画像形成装置が直列に連結され、当該複数の画像形成装置を用紙が通過する直列タンデム方式の画像形成システムにおける課金カウント方法において、
    前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の上流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置が、自装置から用紙が排出されたことを示す排紙通知信号を前記上流側に連結された画像形成装置へ送信する排紙通知工程と、
    前記複数の画像形成装置のうち用紙搬送方向において自装置の下流側に画像形成装置が連結されている画像形成装置が、前記下流側に連結された画像形成装置から前記排紙通知信号を受信した場合に、当該排紙通知信号に対応する用紙に対する自装置での画像形成動作に基づいて課金カウンタ値を更新する課金カウント更新工程と、
    を含むこと、
    を特徴とする画像形成システムの課金カウント方法。
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