JP2012141472A - 画像形成システム - Google Patents

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克智 手嶋
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Abstract

【課題】記録媒体の消耗を抑制して耐久性に優れた画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成システム1は、用紙に画像を形成するプリント部23,43と、SSDと、をそれぞれ有する複数の画像形成装置20,40を直列に配置し、複数の画像形成装置20,40にて一の用紙に対してそれぞれ画像の形成を行う。制御部は、画像データを受け付け、当該受け付けた画像データを、複数の画像形成装置20,40のうちの一の画像形成装置におけるSSDに記録する。制御部は、画像データに基づく画像の形成を実行するときにSSDに記録された画像データを読み出す。制御部は、読み出した画像データに基づいて複数の画像形成装置20,40のそれぞれにおいて画像の形成を行わせるとともに、所定の条件が成立する毎に受け付けた画像データを記録するSSDを切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
従来、用紙に画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置を直列に複数台配置し、各画像形成装置にて片面ずつ用紙に画像を形成して両面印刷を実現することにより、生産性を向上させるようにした画像形成システムが知られている。
このような画像形成システムにおいては、例えば、複数の画像形成装置のそれぞれにHDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記録媒体を備え、受け付けたジョブデータが記録できるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−275301号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像形成システムは、一方の画像形成装置において、ページ毎の圧縮データを生成し、これをHDDに記憶するようにしているので、記録媒体への書き込み頻度が一方にのみ偏り、一方の記録媒体のみが消耗されるため、他方の記録媒体についてはあまり消耗されていないにもかかわらず、システム全体としての耐久性が損なわれるという問題がある。
本発明の課題は、記録媒体の消耗を抑制して耐久性に優れた画像形成システムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、記録媒体と、をそれぞれ有する複数の画像形成装置を直列に配置し、前記複数の画像形成装置にて一の用紙に対してそれぞれ画像の形成を行う画像形成システムであって、
画像データを受け付け、当該受け付けた画像データを、前記複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置における記録媒体に記録し、前記画像データに基づく画像の形成を実行するときに前記記録媒体に記録された画像データを読み出し、該読み出した画像データに基づいて前記複数の画像形成装置のそれぞれにおいて画像の形成を行わせるとともに、所定の条件が成立する毎に前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替える制御部を備えた
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記複数の画像形成装置における記録媒体は、それぞれ画像データを記録するための記憶領域が予め設定され、該設定された記憶領域の範囲内でアドレスの順序に従って画像データを順次記録し、
前記制御部は、前記設定された記憶領域のうちの所定のアドレスに対応する領域に対して画像データが記録されたことを検出する毎に、前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、前記受け付けた画像データを記録媒体に記録した回数を計数し、所定回数計数したことを検出する毎に、前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の消耗を抑制して耐久性に優れた画像形成システムとすることができる。
画像形成システムの概略構成図である。 第1画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 第2画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 マスタ側ジョブデータ書込処理について説明するフローチャートである。 サブ側ジョブデータ書込処理について説明するフローチャートである。 S側書込回数カウンタ更新処理について説明するフローチャートである。 SSDの記憶領域の構成について説明する図である。 マスタ側画像データ読出処理について説明するフローチャートである。 サブ側画像データ読出処理について説明するフローチャートである。 画像データの転送ルートについて説明する図である。 画像データの転送ルートについて説明する図である。 第2の実施の形態におけるマスタ側ジョブデータ書込処理について説明するフローチャートである。 第2の実施の形態におけるサブ側ジョブデータ書込処理について説明するフローチャートである。 SSDの記憶領域の構成の他の例について説明する図である。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成システムについて、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有するものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1に、第1の実施の形態に係る画像形成システム1の概略構成図を示す。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る画像形成システム1は、用紙の搬送経路の上流側から、給紙装置10、第1画像形成装置20、反転装置30、第2画像形成装置40、後処理装置50等が直列的に連結された直列タンデム構成となっている。
本実施の形態における画像形成システムでは、第1画像形成装置20及び第2画像形成装置40のそれぞれが用紙の片面に画像形成を行う。従って、用紙の両面に画像を形成する両面モードのジョブが実行される場合には、第1画像形成装置20が稼動することによって用紙の一方の面(例えば、表面)に画像が形成され、第2画像形成装置40が稼動することによって用紙の他方の面(例えば、裏面)に画像が形成される。なお、以下の説明において、第1画像形成装置20をマスタ機といい、第2画像形成装置40をサブ機ということがある。
給紙装置10は、PFU(Paper Feeder Unit)と称されるものであり、複数の給紙トレイや、給紙ローラ、分離ローラ、給紙/分離ゴム、送り出しローラ等からなる給紙機構等を備える。各給紙トレイには、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)毎に予め識別された用紙が格納されており、用紙の最上部から一枚ずつ給紙機構により第1画像形成装置20の用紙搬送部232に搬送される。
第1画像形成装置20は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を用紙に形成したり、外部装置等からPDL(Page Description Language)形式やTiff形式等のページ記述言語形式のプリントデータ及びプリント設定データを受信し、受信したプリントデータ及びプリント設定データ等に基づいて画像を用紙上に形成したりする。第1画像形成装置20は、画像読取部21、操作表示部22、プリント部23等を備えて構成される。
画像読取部21は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿送り部と読取部とを備え、操作表示部22の操作により受け付けられた設定情報に基づいて複数の原稿の画像を読み取る。自動原稿送り部の原稿トレイに載置された原稿は、読取個所であるコンタクトガラスに搬送され、光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、CCD(Charge Coupled Device)211により原稿の画像が読み取られる。ここで、画像とは、図形や写真等の画像データに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
操作表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)221、LCD221を覆うように設けられたタッチパネル、各種スイッチやボタン、テンキー、操作キー群等から構成される。操作表示部22は、ユーザからの指示を受け付けその操作信号を後述する制御部250に出力し、また、制御部250から入力される表示信号に従って、各種操作指示や設定情報を入力するための各種設定画面や各種処理結果等を表示する。
プリント部23は、電子写真方式の画像形成処理を行うものであり、給紙部231、用紙搬送部232、各色の画像形成部233、定着部234等のプリント出力に係る各部を備えて構成される。
なお、本実施の形態のプリント部23では、電子写真方式を適用した例を説明するが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用することとしてもよい。
給紙部231は、複数の給紙トレイと給紙トレイ毎に設けられた給紙ローラ、分離ローラ、給紙/分離ゴム、送り出しローラ等からなる給紙機構を備える。各給紙トレイには、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)毎に予め識別された用紙が格納されており、用紙の最上部から一枚ずつ給紙機構により用紙搬送部232に向けて搬送される。
用紙搬送部232は、給紙装置10又は給紙部231から搬送された用紙を、複数の中間ローラ、レジストローラ等を経る画像形成部233への用紙搬送経路上に用紙を搬送し、画像形成部233の二次転写位置へと搬送する。
また、用紙搬送部232は、反転搬送部232aを備える。反転搬送部232aは、定着部234から排出された用紙を、反転ローラ等によりスイッチバックして表裏反転させ反転装置に搬送する。
画像形成部233は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置等を備え、印刷画像データに基づき用紙上に画像が形成された出力物を生成する。第1画像形成装置20がカラー画像を形成するものである場合には、画像形成部233が色毎に設けられる。
イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部233yでは、帯電装置により帯電された感光体ドラムの表面に、露光装置からイエロー(Y)の印刷画像データに応じた光が照射され静電潜像が書き込まれる。そして、静電潜像が書き込まれた感光体ドラムの表面に、帯電したイエロー(Y)のトナーが現像装置により付着されて静電潜像が現像される。現像装置により感光体ドラム上に付着したトナーは、感光体ドラムが一定速度で回転されることにより、一次転写ローラが配置された一次転写位置で中間転写ベルト233aに転写される。中間転写ベルト233aにトナーが転写された後、クリーニング装置により、感光体ドラムの表面の残留電荷や残留トナー等が除去され、除去されたトナー等はトナー回収箱へ回収される。
同様に、各色の画像形成部233m,233c,233kは、感光体ドラムの周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置等を備え、マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像をそれぞれ形成する。
中間転写ベルト233aに転写された各色のトナー像は、二次転写ローラが配置された二次転写位置で用紙に一括転写される。
定着部234は、定着ヒータ、定着ローラ、定着外部加熱部等から構成され、用紙に転写されたトナー像を熱定着する。
定着部234により定着処理された用紙は、排紙ローラ等により反転装置30に搬送される、又は、用紙搬送部232の反転搬送部232aに搬送される。
反転装置30は、排紙トレイT1、反転ローラ等を有するスタッカ31等を備えており、第1画像形成装置20と第2画像形成装置40との間に設置されている。
反転装置30は、第1画像形成装置20からの指示に従って、第1画像形成装置20により片面に画像形成された用紙を、第2画像形成装置40へと搬送、又は、排紙トレイT1に排出する。第2画像形成装置40へ搬送する用紙が表裏を反転させる必要がある場合には、スタッカ31が有する反転ローラ等により当該用紙をスイッチバックすることにより表裏反転し、第2画像形成装置40へと搬送する。
第2画像形成装置40は、プリント部43等を備えて構成され、第1画像形成装置20からの指示に従って、画像を用紙の片面上に画像形成する。
なお、第2画像形成装置40が備えるプリント部43は、第1画像形成装置20が備えるプリント部23と同様の構成であるため、説明は省略する。
後処理装置50は、反転ユニット、ソートユニット、ステイプルユニット、パンチユニット、折ユニット等の各種後処理ユニットと、複数の排紙トレイT2〜T4等を備え、第1画像形成装置20からの指示に従って、第2画像形成装置40から搬送された用紙に対して各種後処理を施し、後処理が施された用紙を排紙トレイT2〜T4のいずれかに排出する。
本実施の形態における画像形成システム1では、第1画像形成装置20において片面モードのジョブが実行された場合には、排紙トレイT1に用紙が排出され、また、第2画像形成装置40において片面モードのジョブが実行された場合には、排紙トレイT2に用紙が排出される。更に、両面モードのジョブが実行された場合には、排紙トレイT3に用紙が排出されるものとする。
なお、これに限らず、第1画像形成装置20において片面モードのジョブが実行された場合には、反転装置30のスタッカ31に用紙を一時的に格納し、当該スタッカ31を排紙トレイとして用いてもよい。また、第1画像形成装置の搬出口から反転装置30、第2画像形成装置40、後処理装置50を通過する用紙搬送経路を設け、当該用紙搬送経路の出口に排紙トレイT4を設け、当該排紙トレイT4を第1画像形成装置20において片面モードのジョブが実行された場合に用紙が排出される排紙トレイとして用いてもよい。
また、本実施の形態では、画像読取部21、操作表示部22、コントローラ24を備えた第1画像形成装置20を画像形成システム1の用紙搬送経路において第2画像形成装置40よりも上流側に設けているが、これに限らず、第1画像形成装置20と第2画像形成装置40とが逆の位置関係に設けられていてもよい。
図2に、本実施の形態における第1画像形成装置20の機能的構成を示す。
図2に示すように、第1画像形成装置20は、画像読取部21、操作表示部22、プリント部23、コントローラ24、画像制御基板25、SSD(Solid State Drive)26、通信部27等を備えて構成されている。第1画像形成装置20は、コントローラ24のLANIF(Local Area Network InterFace)244を介してネットワーク3上の外部装置2と相互にデータが送受信可能に接続されている。
画像読取部21は、上述した自動原稿送り部及び読取部と、画像読取制御部210とを備える。画像読取制御部210は、制御部250からの指示に基づいて自動原稿送り部及び読取部等を制御して、複数の原稿の画像を読み取るスキャナ機能を実現させる。画像読取部21により読み取られたアナログ画像データは、読取処理部253に出力され、読取処理部253においてA/D変換され各種画像処理が施される。
操作表示部22は、上述したLCD221やタッチパネル等と、操作表示制御部220とを備える。操作表示制御部220は、制御部250から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種画面や各種処理結果等をLCD221に表示させる。また、操作表示制御部220は、各種スイッチやボタン、テンキー、操作キー群又はタッチパネル等から入力される操作信号を制御部250に出力する。
プリント部23は、上述した給紙部231、用紙搬送部232、各色の画像形成部233、定着部234等のプリント出力に係る各部と、プリント制御部230とを備える。プリント制御部230は、制御部250からの指示に従って各色の画像形成部233等のプリント部23の各部の動作を制御し、書込処理部258から入力された印刷画像データに基づいて画像形成を行わせる。
コントローラ24は、ネットワーク3に接続される外部装置2から画像形成システム1に入力されるデータの管理及び制御を行うものであり、外部装置2からプリント対象のデータ(プリントデータ及びプリント設定データ)を受信し、当該プリントデータを展開して生成した画像データとプリント設定データとを画像制御基板25に送信する。
コントローラ24は、コントローラ制御部241、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC242、画像メモリ243、LANIF244等から構成される。
コントローラ制御部241は、コントローラ24各部の動作を統括的に制御し、LANIF244を介して外部装置2から入力されるプリントデータを展開してビットマップ形式の画像データの生成を行う。
DRAM制御IC242は、LANIF244により受信されたプリントデータのコントローラ制御部241への転送や、画像メモリ243に対する画像データ及びプリント設定データの書き込み/読み出しを制御する。また、DRAM制御IC242は、画像制御基板25のDRAM制御IC255とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部241からの指示に従って、プリント対象の画像データ及びプリント設定データを画像メモリ243から読み出してDRAM制御IC255に出力する。
画像メモリ243は、DRAM等の揮発性メモリから構成され、画像データ及びプリント設定データを一時的に記憶する。
LANIF244は、NIC(Network Interface Card)やモデム等のLAN等のネットワーク3に接続するための通信インターフェイスであり、外部装置2からプリントデータやプリント設定データを受信する。受信されたプリントデータやプリント設定データは、DRAM制御IC242に出力される。
画像制御基板25は、制御部250、不揮発メモリ251、RAM(Random Access Memory)252、読取処理部253、圧縮IC254、DRAM制御IC255、画像メモリ256、伸長IC257、書込処理部258等を備える。
読取処理部253は、画像読取部21から入力されるアナログ画像データに、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC254に出力される。
圧縮IC254は、入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC255に出力する。
DRAM制御IC255は、制御部250からの指示に従って、圧縮IC254による画像データの圧縮処理及び伸長IC257による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ256への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC255は、画像読取部21により読み取られた画像データの保存指示が制御部250から入力されると、読取処理部253に入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC254により実行させる。そして、DRAM制御IC255は、圧縮画像データを、操作表示部22により設定された設定情報とともに画像メモリ256の圧縮メモリ256aに記憶する。また、DRAM制御IC255は、コントローラ24のDRAM制御IC242から画像データが入力されると、当該画像データの圧縮処理を圧縮IC254により実行させる。そして、DRAM制御IC255は、圧縮画像データを、プリント設定データとともに画像メモリ256の圧縮メモリ256aに記憶する。
また、DRAM制御IC255は、ジョブデータ生成指示が制御部250から入力されると、圧縮メモリ256aから圧縮画像データと、これに対応するプリント設定データ又は設定情報とを読み出し、制御部250に出力する。
また、DRAM制御IC255は、圧縮画像データが制御部250から入力され、プリント出力指示を受けると、当該圧縮画像データを、伸長IC257により伸長処理を施してページメモリ256bに記憶する。さらに、ページメモリ256bに記憶された画像データのプリント出力指示が入力されると、ページメモリ256bから画像データを読み出して書込処理部258に出力する。
画像メモリ256は、DRAMから構成される圧縮メモリ256aとページメモリ256bとを備える。圧縮メモリ256aは、圧縮画像データを記憶するためのメモリであり、ページメモリ256bは、プリント出力用の画像データを一時的に記憶するためのメモリである。
伸長IC257は、圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部258は、DRAM制御IC255から入力された画像データに基づいて、画像形成のための印刷画像データを生成し、プリント部23に出力する。
SSD26は、半導体素子メモリを備え、電源の供給が遮断してもメモリに記憶されたデータの保持が可能であって、書き込み及び読み出しが可能な記録媒体である。SSD26は、後述するように、制御部250によって生成されたジョブデータを記憶する。
なお、本実施の形態では、消費電力やランダムアクセス性に優れたSSDを適用したが、SSDに換えて、HDD(Hard Disk Drive)やその他の記録媒体を適用してもよい。また、CD−R(Compact Disk-Recordable)ドライブやDVD−R(Digital Versatile Disk-Recordable)ドライブ等の各種メディアに記録する記録装置を適用してもよい。
通信部27は、画像形成システム1を構成する各装置が接続されたネットワークに接続するための通信インターフェイスであり、第2画像形成装置40等の各装置と各種データを送受信する。なお、本実施の形態では、後述するように、他の画像形成装置に対して画像データを送信するときにおいて、生産性を低下させないようにするため、通信部27に接続されるインターフェイスケーブルを、十分な帯域が確保されるようなものとするのが好ましく、例えば、1分間に130枚の用紙に対する白黒画像による画像形成が可能な画像形成装置を適用する場合には、3Gbps以上の通信が可能なインターフェイスケーブルが好適である。
制御部250は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されている。
不揮発メモリ251は、システムプログラムや各種アプリケーションプログラム及び各種データ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部250は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。不揮発メモリ251には、例えば、後述するマスタ側ジョブデータ書込処理を実行するためのマスタ側ジョブデータ書込プログラム、S側書込回数カウンタ更新処理を実行するためのS側書込回数カウンタ更新プログラム及びマスタ側画像データ読出処理を実行するためのマスタ側画像データ読出プログラム等が記憶されている。
RAM252は、制御部250により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
制御部250は、不揮発メモリ251に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM252に展開し、RAM252に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、第1画像形成装置20の各部を集中制御し、また、画像形成システム1全体を統括的に管理する。
また、制御部250は、DRAM制御IC255から出力された、圧縮画像データと、これに対応するプリント設定データ又は設定情報とに基づいてジョブデータを生成し、生成したジョブデータをRAM252に記憶する。
ここで、ジョブとは、画像形成に関する一連の動作であり、例えば、所定ページの原稿からなる複写物を作成する場合には、所定ページの原稿の画像形成に関する一連の動作が1ジョブである。このジョブの動作を実行するためのデータがジョブデータである。
また、制御部250は、RAM252に記憶したジョブデータを所定のタイミングで読み出してSSD26に記憶し、又は、通信部27を介して第2画像形成装置40に送信する。
また、制御部250は、ジョブを実行するタイミングで、SSD26に記憶されたジョブデータを読み出してRAM252に一時記憶する。制御部250は、RAM252に記憶されたジョブデータに含まれる圧縮画像データを所定のタイミングで読み出し、これを伸長させるため、DRAM制御IC255に出力する。また、制御部250は、RAM252に記憶されたジョブデータのうち、第2画像形成装置40にて画像形成を行わせるための圧縮画像データを、通信部27を介して第2画像形成装置40に送信する。
また、制御部250は、通信部27を介して第2画像形成装置40より受信した圧縮画像データをRAM255に一時記憶し、所定のタイミングでこれを読み出し、当該圧縮画像データを伸長させるため、DRAM制御IC255に出力する。
図3に、本実施の形態における第2画像形成装置40の概略構成図を示す。
図3に示すように、第2画像形成装置40は、プリント部43、画像制御基板45、SSD46、通信部47等を備えて構成されている。
プリント部43は、第1画像形成装置20のプリント部23と同様であるため、同一の部分は同一の符号を付し、説明は省略する。
画像制御基板45は、制御部450、不揮発メモリ451、RAM452、DRAM制御IC455、画像メモリ456、伸長IC457、書込処理部458等を備える。
制御部450は、CPU等から構成されている。
不揮発メモリ451は、システムプログラムや各種アプリケーションプログラム及び各種データ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部450は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。不揮発メモリ451には、例えば、後述するサブ側ジョブデータ書込処理を実行するためのサブ側ジョブデータ書込プログラム及びサブ側画像データ読出処理を実行するためのサブ側画像データ読出プログラム等が記憶されている。
RAM452は、制御部450により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
制御部450は、不揮発メモリ451に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM452に展開し、RAM452に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、第2画像形成装置40の各部を集中制御する。
制御部450は、通信部47を介して第1画像形成装置20より受信したジョブデータ及び圧縮画像データをRAM452に一時記憶する。制御部450は、RAM452に記憶されたジョブデータを所定のタイミングで読み出し、SSD46に記憶する。また、制御部450は、第1画像形成装置20より受信し、RAM452に一時記憶された圧縮画像データを所定のタイミングで読み出し、当該圧縮画像データを伸長させるため、DRAM制御IC455に出力する。
また、制御部450は、ジョブを実行するタイミングで、SSD46に記憶されたジョブデータを読み出してRAM452に一時記憶する。制御部450は、RAM452に記憶されたジョブデータに含まれる圧縮画像データを所定のタイミングで読み出し、これを伸長させるため、DRAM制御IC455に出力する。また、制御部450は、RAM452に記憶されたジョブデータのうち、第1画像形成装置20にて画像形成を行わせるための圧縮画像データを、通信部47を介して第1画像形成装置20に送信する。
DRAM制御IC455は、制御部450からの指示に従って、伸長IC457による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ456への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC455は、圧縮画像データが制御部450から入力され、プリント出力指示を受けると、当該圧縮画像データを、伸長IC457により伸長処理を施してページメモリ456bに記憶する。さらに、ページメモリ456bに記憶された画像データのプリント出力指示が入力されると、ページメモリ456bから画像データを読み出して書込処理部458に出力する。
画像メモリ456は、DRAMから構成される圧縮メモリ456aとページメモリ456bとを備える。圧縮メモリ456aは、圧縮画像データを記憶するためのメモリであり、ページメモリ456bは、プリント出力用の画像データを一時的に記憶するためのメモリである。
伸長IC457は、圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部458は、DRAM制御IC455から入力された画像データに基づいて、画像形成のための印刷画像データを生成し、プリント部43に出力する。
SSD46は、半導体素子メモリを備え、電源の供給が遮断してもメモリに記憶されたデータの保持が可能であって、書き込み及び読み出しが可能な記録媒体である。SSD46は、第1画像形成装置20から送信されたジョブデータを記憶する。
なお、SSDに換えて、HDDやその他の記録媒体を適用してもよい。また、CD−RドライブやDVD−Rドライブ等の各種メディアに記録する記録装置を適用してもよい。
通信部47は、画像形成システム1を構成する各装置が接続されたネットワークに接続するための通信インターフェイスであり、第1画像形成装置20等の各装置と各種データを送受信する。
次に、以上のように構成された第1画像形成装置20において実行されるマスタ側ジョブデータ書込処理について図4を参照しながら説明する。このマスタ側ジョブデータ書込処理は、制御部250によってジョブデータが生成されたときに実行される処理である。
先ず、制御部250は、RAM252の所定の記憶領域に記憶されているM側書込回数カウンタと、S側書込回数カウンタとを読み出す(ステップS101)。本実施の形態におけるM側書込回数カウンタは、マスタ機としての第1画像形成装置20のSSD26の先頭アドレスから最終アドレスに亘ってジョブデータが書き込まれた回数を示す。また、本実施の形態におけるS側書込回数カウンタは、サブ機としての第2画像形成装置40のSSD46の先頭アドレスから最終アドレスに亘ってジョブデータが書き込まれた回数を示す。なお、SSD26及びSSD46におけるジョブデータの書き込みが行われる領域は、SSD26及びSSD46の備える記憶領域のうちの全てであってもよいし、一部であってもよい。
次に、制御部250は、M側書込回数カウンタとS側書込回数カウンタとを比較し、M側書込回数カウンタの値がS側書込回数カウンタの値よりも小さいか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、制御部250は、マスタ機側のSSD26への書込み回数がサブ機側のSSD46への書込み回数よりも少ないか否かを判定する。
制御部250は、M側書込回数カウンタの値がS側書込回数カウンタの値よりも小さいと判定したときは(ステップS102:Y)、SSD26への書込開始アドレスを確認する(ステップS103)。具体的には、制御部250は、前回SSD26に記憶されたジョブデータの最終アドレスを確認することにより、今回記憶するジョブデータの書込開始アドレスを特定する。例えば、前回記憶されたジョブデータの最終アドレスが、「1234H」である場合、今回記憶するジョブデータの書込開始アドレスは、「1235H」となる。なお、書込開始アドレスは、例えば、ポインタ等のレジスタにより管理することができる。
制御部250は、今回生成されたジョブデータをSSD26に記憶する(ステップS104)。すなわち、制御部250は、ステップS103において特定された書込開始アドレスから、アドレスの順序に従ってジョブデータの書き込みを行う。本実施の形態では、このようにして書き込み制御を行うことにより、SSD26の記憶領域において、隙間なくジョブデータの書き込みが行われることとなる。なお、制御部250は、ジョブデータの書き込み処理中に、SSD26の記憶領域における最終アドレスに到達した場合は、続きのデータを、当該記憶領域の先頭アドレスから書き込むように制御する。
次に、制御部250は、SSD26へのジョブデータの書き込みの終了を待って(ステップS105)、ジョブデータの書き込み処理中において、SSD26の記憶領域における最終アドレスに到達したか否かを判定する(ステップS106)。すなわち、制御部250は、ジョブデータの書き込み処理中において、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたか否かを判定する。なお、最終アドレス以外の他のアドレスに対してジョブデータの書き込みが行われたか否かを判定するようにしてもよい。
制御部250は、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたと判定したときは(ステップS106:Y)、上述したM側書込回数カウンタの値を1だけインクリメントし(ステップS107)、この処理を終了する。一方、制御部250は、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたと判定しないときは(ステップS106:N)、ステップS107の処理を実行することなくこの処理を終了する。
また、制御部250は、ステップS102において、M側書込回数カウンタの値がS側書込回数カウンタの値よりも小さいと判定しないときは(ステップS102:N)、ジョブデータのサブ機への書込み要求を行う(ステップS108)。具体的には、制御部250は、第2画像形成装置40に対し、ジョブデータの書き込みを要求する旨の書込要求通知を、通信部27を介して送信する。
制御部250は、第2画像形成装置40から書込了解通知の受信を待って(ステップS109)、第2画像形成装置40へのジョブデータの送信を行い(ステップS110)、この処理を終了する。
次に、以上のように構成された第2画像形成装置40において実行されるサブ側ジョブデータ書込処理について図5を参照しながら説明する。このサブ側ジョブデータ書込処理は、第1画像形成装置20から書込要求通知を受信したときに実行される処理である。
先ず、制御部450は、SSD46への書込開始アドレスを確認する(ステップS201)。書込開始アドレスの確認は、マスタ側ジョブデータ書込処理のステップS103において上述した要領にて行う。
次に、制御部450は、書込了解通知を第1画像形成装置20に送信する(ステップS202)。そして、制御部450は、第1画像形成装置20からのジョブデータの受信を待って(ステップS203)、受信したジョブデータをSSD46に記憶する(ステップS204)。SSD46へのジョブデータの書き込み要領は、第1画像形成装置20のSSD26に対するジョブデータの書き込み要領と同様である。
次に、制御部450は、SSD46へのジョブデータの書き込みの終了を待って(ステップS205)、ジョブデータの書き込み処理中において、SSD46の記憶領域における最終アドレスに到達したか否かを判定する(ステップS206)。すなわち、制御部450は、ジョブデータの書き込み処理中において、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたか否かを判定する。
制御部450は、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたと判定したときは(ステップS206:Y)、第1画像形成装置20にS側書込回数カウンタ更新要求通知を行い(ステップS207)、この処理を終了する。一方、制御部450は、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたと判定しないときは(ステップS206:N)、ステップS207の処理を実行することなくこの処理を終了する。
次に、第1画像形成装置20において実行されるS側書込回数カウンタ更新処理について図6を参照しながら説明する。このS側書込回数カウンタ更新処理は、例えば、所定時間毎に実行される処理である。
先ず、制御部250は、第2画像形成装置40からS側書込回数カウンタ更新要求通知があったか否かを判定する(ステップS301)。制御部250は、S側書込回数カウンタ更新要求通知があったと判定したときは(ステップS301:Y)、上述したS側書込回数カウンタの値を1だけインクリメントし(ステップS302)、この処理を終了する。一方、制御部250は、S側書込回数カウンタ更新要求通知があったと判定しないときは(ステップS301:N)、ステップS302の処理を実行することなくこの処理を終了する。
以上のように、本実施の形態では、SSDへのジョブデータの書き込みがアドレスの順序に従って順次書き込まれ、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われるごとに、ジョブデータの書き込みを行うSSDが変更されることとなる。すなわち、図7(A)に示すように、先ず、第1画像形成装置20のSSD26へのジョブデータ(Job1)の書き込みが、「0000H」から「wwwwH」まで行われると、次に書き込まれるジョブデータ(Job2)は、SSD26の「wwwwH」の次のアドレスである「wwwwH+0001H」から「xxxxH」まで書き込まれる。以下、同様の要領にてジョブデータがSSD26に順次書き込まれる。そして、ジョブデータ(JobN)のSSD26への書き込み処理を行っているときに、最終アドレスである「zzzzH」への書き込みが行われたときは、未だSSD26への書き込みが行われていない残りのデータについては、「0000H」から書き込まれる。すなわち、ジョブデータ(Job1)に対して上書きするようにして書き込みが行われる。そして、ジョブデータ(JobN)の書き込み中において、最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われたので、次に書き込まれるジョブデータ(ジョブN+1)は、図7(B)に示すように、第2画像形成装置40のSSD46に対して書き込まれることとなる。
次に、第1画像形成装置20において実行されるマスタ側画像データ読出処理について図8を参照しながら説明する。このマスタ側画像データ読出処理は、ジョブの実行を開始するときに実行される処理である。
先ず、制御部250は、実行するジョブのジョブデータがマスタ機側に保存されているか否かを判定する(ステップS401)。すなわち、制御部250は、実行するジョブのジョブデータが第1画像形成装置20のSSD26に記憶されているか否かを判定する。制御部250は、ジョブデータがマスタ機側に保存されていると判定したときは(ステップS401:Y)、実行するジョブのジョブデータをSSD26から読み出す(ステップS402)。
制御部250は、読み出したジョブデータからページ毎の画像データを読み出し(ステップS403)、この読み出した画像データが、マスタ機にて出力を行うためのものか否かを判定する(ステップS404)。例えば、制御部250は、読み出した画像データが、用紙の表面に形成する画像の画像データである場合は、マスタ機にて出力を行うためのものと判定し、用紙の裏面に形成する画像の画像データである場合は、サブ機にて出力を行うためのものと判定する。
制御部250は、読み出した画像データが、マスタ機にて出力を行うためのものと判定したときは(ステップS404:Y)、読み出した画像データを伸長し、プリント部23による画像形成を行わせるため、画像メモリ256に画像データを転送する(ステップS405)。一方、制御部250は、読み出した画像データが、マスタ機にて出力を行うためのものと判定しないとき、すなわち、サブ機にて出力を行うためのものと判定したときは(ステップS404:N)、読み出した画像データを第2画像形成装置40に転送する(ステップS406)。
そして、制御部250は、読み出した画像データが最終ページのものであるか否かを判定する(ステップS407)。制御部250は、読み出した画像データが最終ページのものであると判定したときは(ステップS407:Y)、この処理を終了する一方、読み出した画像データが最終ページのものであると判定しないときは(ステップS407:N)、ステップS403の処理に移行し、次のページの画像データを読み出す。
また、制御部250は、ステップS401において、ジョブデータがマスタ機側に保存されていると判定しないとき、すなわち、実行するジョブのジョブデータがサブ機側に保存されていると判定したときは(ステップS401:N)、第2画像形成装置40に画像データの読出要求通知を行う(ステップS408)。
そして、制御部250は、第2画像形成装置40からの画像データの受信を待ち(ステップS409)、画像データを受信すると(ステップS409:Y)、当該受信した画像データを伸長し、プリント部23による画像形成を行わせるため、画像メモリ256に画像データを転送する(ステップS410)。
そして、制御部250は、受信した画像データが最終ページのものであるか否かを判定する(ステップS411)。制御部250は、受信した画像データが最終ページのものであると判定したときは(ステップS411:Y)、この処理を終了する一方、受信した画像データが最終ページのものであると判定しないときは(ステップS411:N)、ステップS409の処理に移行し、次のページの画像データの受信を待つ。
次に、第2画像形成装置40において実行されるサブ側画像データ読出処理について図9を参照しながら説明する。このサブ側画像データ読出処理は、ジョブの実行を開始するときに実行される処理である。
先ず、制御部450は、第1画像形成装置20から画像データの読出要求通知があったか否か判定する(ステップS501)。制御部450は、画像データの読出し要求通知があったと判定したときは(ステップS501:Y)、実行するジョブのジョブデータをSSD46から読み出す(ステップS502)。
制御部450は、読み出したジョブデータからページ毎の画像データを読み出し(ステップS503)、この読み出した画像データが、サブ機にて出力を行うためのものか否かを判定する(ステップS504)。
制御部450は、読み出した画像データが、サブ機にて出力を行うためのものと判定したときは(ステップS504:Y)、読み出した画像データを伸長し、プリント部43による画像形成を行わせるため、画像メモリ456に画像データを転送する(ステップS505)。一方、制御部450は、読み出した画像データが、サブ機にて出力を行うためのものと判定しないとき、すなわち、マスタ機にて出力を行うためのものと判定したときは(ステップS504:N)、読み出した画像データを第1画像形成装置20に転送する(ステップS506)。
そして、制御部450は、読み出した画像データが最終ページのものであるか否かを判定する(ステップS507)。制御部450は、読み出した画像データが最終ページのものであると判定したときは(ステップS507:Y)、この処理を終了する一方、読み出した画像データが最終ページのものであると判定しないときは(ステップS507:N)、ステップS503の処理に移行し、次のページの画像データを読み出す。
また、制御部450は、ステップS501において、画像データの読出し要求通知があったと判定しないときは(ステップS501:N)、第1画像形成装置20からの画像データの受信を待ち(ステップS508)、画像データを受信すると(ステップS508:Y)、当該受信した画像データを伸長し、プリント部43による画像形成を行わせるため、画像メモリ456に画像データを転送する(ステップS509)。
そして、制御部450は、受信した画像データが最終ページのものであるか否かを判定する(ステップS510)。制御部450は、受信した画像データが最終ページのものであると判定したときは(ステップS510:Y)、この処理を終了する一方、受信した画像データが最終ページのものであると判定しないときは(ステップS510:N)、ステップS508の処理に移行し、次のページの画像データの受信を待つ。
以上のように構成された画像形成システム1によれば、入力された画像データは以下のようにして処理されてジョブデータが生成され、このジョブデータに基づいて用紙に画像が形成される。
すなわち、図10に示すように、ジョブデータが第1画像形成装置20のSSD26に記憶される場合には、例えば、(1)画像読取部21(又は、コントローラ24)によって生成された画像データは、DRAM制御IC255に入力されて圧縮処理がなされ、画像メモリ256に記憶される。(2)画像メモリ256に記憶された画像データは、所定のタイミングでDRAM制御IC255により読みだされて制御部250に入力され、ジョブデータに変換されてRAM252に一時記憶される。(3)RAM252に記憶されたジョブデータは、制御部250により読みだされ、制御部250により当該ジョブデータをSSD26に記憶すると判断された後、SSD26に記憶される。
(4)SSD26に記憶されたジョブデータは、ジョブが実行されるときに、制御部250により読みだされ、RAM252に一時記憶される。(5)RAM252に記憶されたジョブデータに含まれる画像データのうちの、用紙の表面に形成する画像の画像データは、制御部250により読みだされ、DRAM制御IC255により伸長処理がなされ、画像メモリ256に記憶される。(6)画像メモリ256に記憶された画像データは、画像形成を行うタイミングでDRAM制御IC255により読みだされ、プリント部23に送信され、プリント部23により画像データに基づく画像が用紙に形成される。
一方、(7)RAM252に記憶されたジョブデータに含まれる画像データのうちの、用紙の裏面に形成する画像の画像データは、制御部250により読みだされ、通信部27を介して第2画像形成装置40に送信される。そして、この画像データが、通信部47を介して第2の画像形成装置40に入力されると、RAM452に一時記憶される。(8)RAM452に記憶された画像データは、制御部450により読みだされ、DRAM制御IC455により伸長処理がなされ、画像メモリ456に記憶される。(9)画像メモリ456に記憶された画像データは、画像形成を行うタイミングでDRAM制御IC455により読みだされ、プリント部43に送信され、プリント部43により画像データに基づく画像が用紙に形成される。
また、図11に示すように、ジョブデータが第2画像形成装置40のSSD46に記憶される場合には、例えば、(1)画像読取部21(又は、コントローラ24)によって生成された画像データは、DRAM制御IC255に入力されて圧縮処理がなされ、画像メモリ256に記憶される。(2)画像メモリ256に記憶された画像データは、所定のタイミングでDRAM制御IC255により読みだされて制御部250に入力され、ジョブデータに変換されてRAM252に一時記憶される。(3)RAM252に記憶されたジョブデータは、制御部250により読みだされ、制御部250により当該ジョブデータをSSD46に記憶すると判断された後、通信部27を介して第2画像形成装置40に送信される。そして、このジョブデータが、通信部47を介して第2画像形成装置40に入力されると、RAM452に一時記憶される。(4)RAM452に記憶されたジョブデータは、制御部450により読みだされ、SSD46に記憶される。
(5)SSD46に記憶されたジョブデータは、ジョブが実行されるときに、制御部450により読みだされ、RAM452に一時記憶される。(6)RAM452に記憶されたジョブデータに含まれる画像データのうちの、用紙の裏面に形成する画像の画像データは、制御部450により読みだされ、DRAM制御IC455により伸長処理がなされ、画像メモリ456に記憶される。(7)画像メモリ456に記憶された画像データは、画像形成を行うタイミングでDRAM制御IC455により読みだされ、プリント部43に送信され、プリント部43により画像データに基づく画像が用紙に形成される。
一方、(8)RAM452に記憶されたジョブデータに含まれる画像データのうちの、用紙の表面に形成する画像の画像データは、制御部450により読みだされ、通信部47を介して第1画像形成装置20に送信される。そして、この画像データが、通信部27を介して第1画像形成装置20に入力されると、RAM252に一時記憶される。(9)RAM252に記憶された画像データは、制御部250により読みだされ、DRAM制御IC255により伸長処理がなされ、画像メモリ256に記憶される。(10)画像メモリ256に記憶された画像データは、画像形成を行うタイミングでDRAM制御IC255により読みだされ、プリント部23に送信され、プリント部23により画像データに基づく画像が用紙に形成される。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態におけるマスタ側ジョブデータ書込処理及びサブ側ジョブデータ書込処理の処理内容に相違点がある以外、第1の実施の形態と同様であるため、第2の実施の形態に係るマスタ側ジョブデータ書込処理及びサブ側ジョブデータ書込処理について説明し、他の構成についての説明は省略する。また、第2の実施の形態においては、図6に示されるS側書込回数カウンタ更新処理を行わない。
第2の実施の形態におけるマスタ側ジョブデータ書込処理について図12を参照しながら説明する。
先ず、制御部250は、RAM252の所定の記憶領域に記憶された書込フラグがマスタ側を示すものであるか否かを判定する(ステップS601)。書込フラグは、ジョブデータをマスタ側のSSD26及びサブ側のSSD46の何れに書き込むかについて決定するためのフラグである。
制御部250は、書込フラグがマスタ側を示すものであると判定したときは(ステップS601:Y)、RAM252の所定の記憶領域に記憶されたM側書込回数カウンタを読み出し(ステップS602)、M側書込回数カウンタの値が10以上であるか否かを判定する(ステップS603)。すなわち、制御部250は、第1画像形成装置20のSSD26に対してジョブデータが10回以上連続して書き込まれたか否かを判定する。
制御部250は、M側書込回数カウンタの値が10以上であると判定したときは(ステップS603:Y)、書込フラグを、サブ側を示すものにセットするとともに、M側書込回数カウンタの値をクリアする(ステップS604)。一方、制御部250は、M側書込回数カウンタの値が10以上であると判定しないときは、ステップS604の処理を実行することなくステップS608の処理に移行する。
また、制御部250は、ステップS601において、書込フラグがマスタ側を示すものであると判定しないとき、すなわち、書込フラグがサブ側を示すものであると判定したときは(ステップS601:N)、RAM252の所定の記憶領域に記憶されたS側書込回数カウンタを読み出し(ステップS605)、S側書込回数カウンタの値が10以上であるか否かを判定する(ステップS606)。すなわち、制御部250は、第2画像形成装置40のSSD46に対してジョブデータが10回以上連続して書き込まれたか否かを判定する。
制御部250は、S側書込回数カウンタの値が10以上であると判定したときは(ステップS606:Y)、書込フラグを、マスタ側を示すものにセットするとともに、S側書込回数カウンタの値をクリアする(ステップS607)。一方、制御部250は、S側書込回数カウンタの値が10以上であると判定しないときは、ステップS607の処理を実行することなくステップS608の処理に移行する。
制御部250は、書込フラグがマスタ側を示すものであるか否かを判定する(ステップS608)。制御部250は、書込フラグがマスタ側を示すものであると判定したときは(ステップS608:Y)、SSD26への書込開始アドレスを確認する(ステップS609)。書込開始アドレスの確認の要領は、第1の実施の形態と同様である。
制御部250は、今回生成されたジョブデータをSSD26に記憶する(ステップS610)。ジョブデータのSSD26への書き込み要領は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
次に、制御部250は、SSD26へのジョブデータの書き込みの終了を待って(ステップS611)、M側書込回数カウンタの値を1だけインクリメントし(ステップS612)、この処理を終了する。すなわち、第2の実施の形態では、ジョブデータがSSD26に書き込まれる毎に、M側書込回数カウンタの値がインクリメントされる。
また、制御部250は、ステップS608において、書込フラグがマスタ側を示すものであると判定しないとき、すなわち、書込フラグがサブ側を示すものであると判定したときは(ステップS608:N)、ジョブデータのサブ機への書込み要求を行う(ステップS613)。
制御部250は、第2画像形成装置40からの書込了解通知の受信を待って(ステップS614)、第2画像形成装置40へのジョブデータの送信を行う(ステップS615)。そして、制御部250は、S側書込回数カウンタの値を1だけインクリメントし(ステップS616)、この処理を終了する。すなわち、第2の実施の形態では、第2画像形成装置40のSSD46に書き込むため、ジョブデータを第2画像形成装置40に送信する毎に、S側書込回数カウンタの値がインクリメントされる。
第2の実施の形態におけるサブ側ジョブデータ書込処理について図13を参照しながら説明する。
先ず、制御部450は、SSD46への書込開始アドレスを確認する(ステップS701)。書込開始アドレスの確認の要領は、第1の実施の形態と同様である。
次に、制御部450は、書込了解通知を第1画像形成装置20に送信する(ステップS702)。そして、制御部450は、第1画像形成装置20からのジョブデータの受信を待って(ステップS703)、受信したジョブデータをSSD46に記憶する(ステップS704)。SSD46へのジョブデータの書き込み要領は、第1の実施の形態と同様である。
次に、制御部450は、SSD46へのジョブデータの書き込みの終了を待って(ステップS205)、この処理を終了する。
以上、第2の実施の形態によれば、ジョブデータの書き込みが行われるSSDが、10回毎にSSD26とSSD46とに切り替えられるので、SSD26及びSSD46について均等に消耗させることができ、画像形成システム1全体としての製品寿命を長らえることができるようになる。
以上説明したように、本発明の第1及び第2の実施の形態によれば、画像形成システム1は、用紙に画像を形成するプリント部23,43と、SSD26,46と、をそれぞれ有する複数の画像形成装置20,40を直列に配置し、複数の画像形成装置20,40にて一の用紙に対してそれぞれ画像の形成を行う。制御部250は、画像データを受け付け、当該受け付けた画像データを、複数の画像形成装置20,40のうちの一の画像形成装置におけるSSD26(又はSSD46)に記録する。制御部250は、画像データに基づく画像の形成を実行するときにSSD26,46に記録された画像データを読み出す。制御部250は、読み出した画像データに基づいて複数の画像形成装置20,40のそれぞれにおいて画像の形成を行わせるとともに、所定の条件が成立する毎に受け付けた画像データを記録するSSD26,46を切り替える。その結果、画像データの記録媒体への書き込みが、複数の画像形成装置にそれぞれ備える記録媒体のうちのいずれかに対して排他的に行われることとなるので、記録媒体への書込み回数が減少し、記録媒体の消耗を抑制することができる。特に、書込み回数が限定的であるSSD等の記録媒体に対して有効である。また、所定の条件が成立する毎に、書き込みを行う記録媒体を切り替えるので、いずれかの記録媒体に偏って消耗されることが抑制され、システム全体として耐久性に優れた画像形成システムとなる。また、書き込みを行う対象である記録媒体を備えた画像形成装置を切り替えるので、構成を複雑化することがなく、簡素な構成で実現することができる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、複数の画像形成装置20,40におけるSSD26,46は、それぞれ画像データを記録するための記憶領域が予め定められている。そして、SSD26,46は、設定された記憶領域の範囲内でアドレスの順序に従って画像データを順次記録する。そして、制御部250は、設定された記憶領域のうちの最終アドレスに対応する領域に対して画像データが記録されたことを検出する毎に、受け付けた画像データを記録するSSD26,46を切り替える。その結果、何れの記録媒体に対しても均等に使用することができるので、記録媒体の消耗をより効果的に抑制することができ、システム全体としての耐久性により優れた画像形成システムとなる。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、制御部250は、受け付けた画像データをSSD26,46に記録した回数を計数する。そして、制御部250は、所定回数計数したことを検出する毎に、受け付けた画像データを記録するSSD26,46を切り替える。その結果、何れの記録媒体に対する書き込み頻度についても均等にすることができるので、記録媒体の消耗をより効果的に抑制することができ、システム全体としての耐久性により優れた画像形成システムとなる。
なお、本発明の実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成システムの一例であり、これに限定されるものではない。画像形成システムを構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
また、本実施の形態における画像形成システムは、2台の画像形成装置を構成したものであるが、3台以上によって構成されたものであってもよい。
また、本実施の形態では、複数台の画像形成装置にて用紙の表裏に対してそれぞれ片面印刷を行うことにより直列タンデムによる両面印刷を実現するようにしたが、複数台の画像形成装置によって用紙の片面に対して複数回の印刷を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、SSD等の記録媒体に対し、いわゆるプリントジョブやコピージョブを実行するためのジョブデータを記憶するようにしたが、ユーザの任意のときにジョブを実行するために予めジョブデータを保存する保存ジョブを実行するようにしてもよい。この場合、例えば、図14に示すように、プリントジョブやコピージョブのジョブデータを保存する領域(job保存領域)とは別に保存ジョブのジョブデータを記憶する領域(BOX保存領域)を設け、上述した要領にて保存ジョブのジョブデータをBOX保存領域にアドレスの順序に従って順次保存するようにしてもよい。具体的には、プリントジョブやコピージョブのジョブデータについては、job保存領域を構成する「0000H」から「ttttH」の範囲で保存し、ジョブデータが「ttttH」まで書き込まれた場合は、続きのデータを「0000H」から書き込むようにする。一方、保存ジョブのジョブデータについては、BOX保存領域を構成する「ttttH+0001H」から「zzzzH」の範囲で保存し、ジョブデータが「zzzzH」まで書き込まれた場合は、続きのデータを「ttttH+0001H」から書き込むようにする。このとき、job保存領域とBOX保存領域とでフォーマット形式を異ならせてもよい。
また、本実施の形態では、ジョブデータ単位で記録媒体への記憶を行っていたが、ページ毎のデータ単位で記録媒体への記憶を行うようにしてもよい。例えば、10ページ分の画像データを含むジョブデータを記録媒体に記憶する場合、3ページ目までの画像データを第1画像形成装置の記録媒体に対して記憶したところ、最終アドレスに到達したので、4ページ目以降の画像データを第2画像形成装置の記録媒体に対して記憶するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一方の画像形成装置の記録媒体にジョブデータをアドレスの順序に従って順次書き込み、ジョブデータの書込み処理中において記憶領域のうちの最終アドレスへのジョブデータの書き込みが行われた場合は、未だ書き込まれていない残りのジョブデータを先頭アドレスから書き込み、その次のジョブのジョブデータの書込み対象を、他方の画像形成装置の記録媒体に切り替えるようにしたが、ジョブデータの書込み処理を行う際に、書き込みを開始するアドレスから当該記録媒体の最終アドレスまでの容量と、書き込みを行うジョブデータのデータ量を比較し、ジョブデータのデータ量の方が大きい場合に、書込み対象とする記録媒体を切り替えるように構成してもよい。
また、本発明の実施の形態では、電子写真方式、インクジェット方式等、様々な画像形成装置を適用することができる。
また、本実施の形態では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
1 画像形成システム
20 画像形成装置
23 プリント部
26 SSD
250 制御部
40 画像形成装置
43 プリント部
46 SSD
450 制御部

Claims (3)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、記録媒体と、をそれぞれ有する複数の画像形成装置を直列に配置し、前記複数の画像形成装置にて一の用紙に対してそれぞれ画像の形成を行う画像形成システムであって、
    画像データを受け付け、当該受け付けた画像データを、前記複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置における記録媒体に記録し、前記画像データに基づく画像の形成を実行するときに前記記録媒体に記録された画像データを読み出し、該読み出した画像データに基づいて前記複数の画像形成装置のそれぞれにおいて画像の形成を行わせるとともに、所定の条件が成立する毎に前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替える制御部を備えた
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記複数の画像形成装置における記録媒体は、それぞれ画像データを記録するための記憶領域が予め設定され、該設定された記憶領域の範囲内でアドレスの順序に従って画像データを順次記録し、
    前記制御部は、前記設定された記憶領域のうちの所定のアドレスに対応する領域に対して画像データが記録されたことを検出する毎に、前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、前記受け付けた画像データを記録媒体に記録した回数を計数し、所定回数計数したことを検出する毎に、前記受け付けた画像データを記録する記録媒体を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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JP2020179535A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法

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