JP2014115382A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】直列タンデム型の画像形成システムにおいて、各画像形成装置で使用される消耗品の劣化度合いの偏りを防止することが可能な画像形成システムを提供する。
【解決手段】第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200の何れかを用いて用紙の片面に画像形成処理を実行し、他方を用いて用紙の両面に画像形成処理を実行せずに用紙の搬送処理を実行する印刷ジョブが設定された場合、第1の消耗品の使用履歴および第2の消耗品の使用履歴に基づいて、第1の消耗品の劣化度合いと第2の消耗品の劣化度合いとを比較し、その比較結果に従って、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200の何れかに対して、用紙の片面に画像形成処理を実行する印刷モードを設定するとともに、他方に対して、用紙の両面に画像形成処理を実行せずに用紙の搬送処理を実行する搬送モードを設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
近年、2台の画像形成装置を直列に接続して両面印刷等を行う直列タンデム型の画像形成システムが実用化されている。例えば、前段の画像形成装置(前段機)で用紙の表面に画像を形成し、後段の画像形成装置(後段機)により用紙の裏面に画像を形成する。これにより、1台の画像形成装置で両面印刷を行う場合と比較して、生産性の向上を図ることができる。こうした直列タンデム方式の画像形成システムは、一般に、高生産性を追及するプロダクションプリント(Production Print)分野に適用される。
特許文献1には、第1の画像形成装置および第2の画像形成装置を直列に接続して印刷を行う直列タンデム型の画像形成システムが開示されている。この画像形成システムでは、片面印刷する場合、印刷せずに通紙のみを行う第2の画像形成装置に対し、レジストローラーおよび定着ローラーを回転させ、かつ、用紙の条件に基づいて、画像形成部の構成部品の動作を制御する。
特開2012−78732号公報
しかしながら、上述した直列タンデム型の画像形成システムでは、片面印刷を行う場合、画像形成が行われる画像形成装置の動作条件、および画像形成が行われず通紙のみが行われる画像形成装置の動作条件を、両面印刷を行う際の動作条件と同一にすると、画像形成が行われない画像形成装置で使用される消耗品の劣化を早めてしまうという問題があった。また、同じ画像形成装置でばかり画像形成を行ったりすると、画像形成が行われる画像形成装置で使用される消耗品の劣化を早めてしまうという問題があった。この問題により、2台の画像形成装置を用いて両面印刷処理を行う際に用紙の表面と裏面との間で画質の差が生じたり、メンテナンスを行う時期(メンテナンスタイミング)が画像形成装置間で異なってメンテナンス回数が増加したりしてしまう。
本発明は、直列タンデム型の画像形成システムにおいて、各画像形成装置で使用される消耗品の劣化度合いの偏りを防止することが可能な画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成システムは、
直列に接続された第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方または双方により、第1の面および第2の面を有する用紙に対して画像形成処理を実行する直列タンデム方式の画像形成システムであって、
前記第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方を用いて前記用紙の第1の面または第2の面に画像形成処理を実行し、他方を用いて前記用紙の第1の面および第2の面に画像形成処理を実行せずに前記用紙の搬送処理を実行する印刷ジョブを実行する場合、前記第1の画像形成装置の画像形成処理に使用される第1の消耗品の使用履歴と、前記第2の画像形成装置の画像形成処理に使用される第2の消耗品の使用履歴とに基づいて、前記第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方に対して、前記用紙の第1の面または第2の面に画像形成処理を実行する印刷モードを設定するとともに、他方に対して、前記用紙の第1の面および第2の面に画像形成処理を実行せずに前記用紙の搬送処理を実行する搬送モードを設定する動作モード設定部と、
を備える。
本発明によれば、直列タンデム型の画像形成システムにおいて、各画像形成装置で使用される消耗品の劣化度合いの偏りを防止することが可能な画像形成システムを提供することができる。
本実施の形態における画像形成システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態における画像形成システムの機能ブロック図である。 本実施の形態における画像形成部および定着部の構成を示す図である。 本実施の形態における画像形成システムの印刷制御動作を示すフローチャートである。 印刷モードおよび搬送モードにおける動作状態を表した表である。 実施例および比較例における評価実験の結果を示す表である。 実施例および比較例における評価実験の結果を示すグラフである。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[画像形成システム10の全体構成]
図1に示す画像形成システム10では、給紙トレイユニットPFU、第1の画像形成装置100、第2の画像形成装置200、後処理装置300等が順に接続されて構成される。第1の画像形成装置100は反転機構R1を備え、第2の画像形成装置200は反転機構R2を備える。後処理装置300は排紙トレイ310を備える。図中矢印は、用紙の搬送経路を示している。図1に示す画像形成システム10のように2台以上の画像形成装置が直列に接続して構成されるシステムは、一般に、直列タンデム方式の画像形成システムと呼ばれる。
画像形成システム10は、両面印刷を行う場合、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100により用紙の表面を印刷する。その後、画像形成システム10は、反転機構R1により用紙を反転させて、用紙を第2の画像形成装置200に搬送する。そして、画像形成システム10は、第2の画像形成装置200により用紙の裏面を印刷する。画像形成システム10は、用紙の裏面を印刷した後、反転機構R2により用紙を反転させ、反転させた用紙を後処理装置300に搬送する。画像形成システム10は、後処理が必要な場合は後処理装置300により用紙に対して、マルチ折り、中綴じ、平綴じ等の後処理を行う。最終的に、画像形成システム10は、両面印刷済み、または後処理済みの用紙を排紙トレイ310に排紙する。
画像形成システム10は、片面印刷する場合には、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100で片面印刷し、第2の画像形成装置200では搬送のみを行う。または、画像形成システム10は、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100では印刷せずに搬送のみを行い、第2の画像形成装置200で片面印刷する。前者のケースを代表して印刷処理の流れを詳細に説明すると、まず、画像形成システム10は、給紙トレイPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100により用紙の表面を印刷する。その後、画像形成システム10は、用紙を第2の画像形成装置200に搬送する。そして、画像形成システム10は、第2の画像形成装置200により片面印刷済みの用紙を通紙する。画像形成システム10は、後処理が必要な場合は後処理装置300により片面印刷済みの用紙に対して後処理や反転等の処理を行う。最終的に、画像形成システム10は、片面印刷済みの用紙を排紙トレイ310に排紙する。
[画像形成システム10の機能構成]
次に、画像形成システム10の機能構成について説明する。図2に示すように、画像形成システム10は、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200を備えて構成されている。なお、図2に示す画像形成システム10では、給紙トレイユニットPFUおよび後処理装置300の図示を省略している。
第1の画像形成装置100は、制御部101、原稿読み取り部110、操作表示部120、画像処理部130、画像形成部140、搬送部150、定着部160、通信部171および記憶部172を備えている。なお、制御部101は、比較部、第1取得部、第2取得部および動作モード設定部としても機能する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備えている。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して第1の画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。本実施の形態では、記憶部172は、過去に実行された印刷ジョブのプリント枚数を記憶する。
制御部101は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で、各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて記録用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
本実施の形態では、制御部101は、通信部171を介して、第2の画像形成装置200との間で各種データの送受信を行う。また、制御部101は、通信部171を介して、第2の画像形成装置200の制御部201と連携し、第2の画像形成装置200の動作についても制御する。
原稿読み取り部110は、コンタクトガラス上に搬送された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーの受光面上に結像させ、原稿を読み取る。なお、コンタクトガラス上への原稿の搬送は、自動原稿給紙装置(ADF)により行われるが、手作業で原稿をコンタクトガラス上に載置する場合もある。
操作表示部120は、タッチパネル式の画面を有する。ユーザーは、各種の指示および設定のための入力操作を、タッチパネル式の画面を介して行うことができる。
画像処理部130は、アナログディジタル(A/D)変換処理を行う回路およびディジタル画像処理を行う回路を含む。画像処理部130は、原稿読み取り部110のCCDセンサーにより取得されたアナログ画像信号から、A/D変換処理によりディジタル画像データを生成して画像形成部140に出力する。
画像形成部140は、画像処理部130により生成されたディジタル画像データに基づいてレーザー光を発光し、当該発光したレーザー光を感光体ドラムに照射することにより、感光体ドラム上に静電潜像を形成する(露光工程)。
画像形成部140は、上記の露光工程に加え、露光工程前に行われる帯電工程、露光工程後に行われる現像工程、現像工程後の転写工程および転写工程後のクリーニング工程をそれぞれ実行するための構成を備えている。
帯電工程では、画像形成部140は、帯電装置からのコロナ放電により、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる。現像工程では、画像形成部140は、現像装置内の現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させることにより、感光体ドラム上にトナー像を形成する。
転写工程では、画像形成部140は、感光体ドラム上のトナー像を、搬送部150により搬送された用紙に転写する。クリーニング工程では、画像形成部140は、転写工程後の感光体ドラムに残留しているトナーを除去する。
定着部160は、定着ニップ部に導入された用紙上のトナー像に熱および圧力を加えること(加熱定着)により、トナー像を用紙に定着させる(定着工程)。この結果、用紙上には定着トナー像が形成される。
第2の画像形成装置200は、制御部201、画像形成部210、搬送部220、定着部230、通信部241および記憶部242を備えている。第2の画像形成装置200における各部の処理については、第1の画像形成装置100において説明した制御部101、画像形成部140、搬送部150、定着部160、通信部171および記憶部172の処理と同様であるため、ここでの説明は省略する。
[画像形成部140,210および定着部160,230の構成]
次に、図3を参照し、第1の画像形成装置100の画像形成部140および定着部160の構成、および、第2の画像形成装置200の画像形成部210および定着部230の構成について説明する。
第1の画像形成装置100の画像形成部140は、感光体ドラム141、帯電装置142、露光装置143、現像装置144、用紙を転写領域に導く転写搬送路145、感光体ドラム141上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ベルト146、感光体ドラム141に残留しているトナーを除去するクリーニング装置147を備える。感光体ドラム141の回転方向(矢印方向)に沿って、帯電装置142、露光装置143、現像装置144、転写搬送路145、転写ベルト146、クリーニング装置147が設けられている。転写搬送路145には、主に駆動ローラーと従動ローラーとからなる複数の搬送ローラー対145aが配置されている。搬送ローラー対145aは、搬送部150にも配置されている。
転写ベルト146は、従動ローラー148aおよび駆動ローラー148bの間に張架され、感光体ドラム141の下方で、転写ベルト146の表面が感光体ドラム141の外周面の一部と接触するように配置されている。すなわち、転写ベルト146と感光体ドラム141との間において、転写領域としての転写ニップNPが形成される。用紙は、転写ニップNPにおいて転写ベルト146により感光体ドラム141に押圧されながら搬送される。
感光体ドラム141の外周面の一部と接触する転写ベルト146の内側には、転写電圧を印加可能な転写ローラー149が配置されている。転写ローラー149は、制御部101の制御によって、転写ベルト146に対して接離可能に設けられている。転写ローラー149が転写ベルト146と接触している場合には、転写ベルト146と感光体ドラム141との間において転写ニップNPが形成される。その一方、転写ローラー149が転写ベルト146から離間している場合には、転写ベルト146と感光体ドラム141との間において転写ニップNPが形成されない。
転写ローラー149には、転写電圧を印加する電源としての電圧印加部(図示せず)が接続される。制御部101は、所定の電流が転写ローラー149から転写ベルト146に流れて所望の転写電界が形成されるように、電圧印加部が印加すべき電圧を制御する。転写ベルト146に転写電圧が印加されることによって、感光体ドラム141に接触中の用紙に、感光体ドラム141上のトナー像が転写される。
また、転写ベルト146の用紙搬送方向の下流には、定着部160が設けられている。定着部160は、ハロゲンヒーター等の内蔵熱源により所定の加熱温度に維持させた定着ローラー161と、これに圧接させた加圧ローラー162とを備える。定着部160は、定着ローラー161と加圧ローラー162との間の定着ニップ部に用紙を導入して挟持搬送させることによって、定着ローラー161の熱で用紙の未定着トナー像を加熱定着させる。
第2の画像形成装置200の画像形成部210は、感光体ドラム211、帯電装置212、露光装置213、現像装置214、用紙を転写領域に導く転写搬送路215、感光体ドラム211上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ベルト216、感光体ドラム211に残留しているトナーを除去するクリーニング装置217を備える。感光体ドラム211の回転方向(矢印方向)に沿って、帯電装置212、露光装置213、現像装置214、転写搬送路215、転写ベルト216、クリーニング装置217が設けられている。転写搬送路215には、主に駆動ローラーと従動ローラーとからなる複数の搬送ローラー対215aが配置されている。搬送ローラー対215aは、搬送部220にも配置されている。
転写ベルト216は、従動ローラー218aおよび駆動ローラー218bの間に張架され、感光体ドラム211の下方で、転写ベルト216の表面が感光体ドラム211の外周面の一部と接触するように配置されている。すなわち、転写ベルト216と感光体ドラム211との間において、転写領域としての転写ニップNPが形成される。用紙は、転写ニップNPにおいて転写ベルト216により感光体ドラム211に押圧されながら搬送される。
感光体ドラム211の外周面の一部と接触する転写ベルト216の内側には、転写電圧を印加可能な転写ローラー219が配置されている。転写ローラー219は、制御部201の制御によって、転写ベルト216に対して接離可能に設けられている。転写ローラー219が転写ベルト216と接触している場合には、転写ベルト216と感光体ドラム211との間において転写ニップNPが形成される。その一方、転写ローラー219が転写ベルト216から離間している場合には、転写ベルト216と感光体ドラム211との間において転写ニップNPが形成されない。
転写ローラー219には、転写電圧を印加する電源としての電圧印加部(図示せず)が接続される。制御部201は、所定の電流が転写ローラー219から転写ベルト216に流れて所望の転写電界が形成されるように、電圧印加部が印加すべき電圧を制御する。転写ベルト216に転写電圧が印加されることによって、感光体ドラム211に接触中の用紙に、感光体ドラム211上のトナー像が転写される。
また、転写ベルト216の用紙搬送方向の下流には、定着部230が設けられている。定着部230は、ハロゲンヒーター等の内蔵熱源により所定の加熱温度に維持させた定着ローラー231と、これに圧接させた加圧ローラー232とを備える。定着部230は、定着ローラー231と加圧ローラー232との間の定着ニップ部に用紙を導入して挟持搬送させることによって、定着ローラー231の熱で用紙の未定着トナー像を加熱定着させる。
[画像形成システム10の印刷制御動作]
次に、図4のフローチャートを参照し、画像形成システム10の印刷制御動作について説明する。図4のフローチャート上の処理は、画像形成システム10が起動している間、制御部101が、通信部171を介して外部のクライアント端末から、印刷条件(片面印刷または両面印刷)を含む印刷ジョブが設定される毎に実行される。ここで、片面印刷とは、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200のうち何れか一方を用いて用紙の片面に画像形成処理を実行し、他方を用いて用紙の片面に画像形成処理を実行せずに用紙の搬送処理を実行する印刷条件である。また、両面印刷とは、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200のうち何れか一方を用いて用紙の片面(表面)に画像形成処理を実行し、他方を用いて用紙の片面(裏面)に画像形成処理を実行する印刷条件である。
まず、制御部101は、受信した印刷ジョブを参照し、当該印刷ジョブに含まれる印刷条件に片面印刷が設定されているか否かについて判定する(ステップS100)。この判定の結果、印刷条件に片面印刷が設定されている場合(ステップS100、YES)、制御部101は、第1の画像形成装置100の画像形成処理に使用される第1の消耗品の使用履歴を取得する(ステップS120)。
第1の消耗品は、例えば、感光体ドラム141、帯電装置142の構成部品、露光装置143の構成部品、現像装置144の構成部品、現像装置144で使用される現像剤(キャリアー)、転写ローラー149、転写ベルト146、定着ローラー161、加圧ローラー162であり、トナーのような消費材を含まない。制御部101は、第1の画像形成装置100において画像形成処理が実行された用紙の数(つまり、プリント枚数)を記憶部172から読み出すことによって、第1の消耗品の使用履歴を間接的に取得する。なお、制御部101は、第1の消耗品の使用量(例えば、感光体ドラム141、定着ローラー161の回転数、回転時間および回転距離等、転写ベルト146については感光体ドラム141に圧接した状態での回転数、回転時間および回転距離)を検知する各種センサーの検出結果を取得することによって、第1の消耗品の使用履歴を直接的に取得しても良い。
次に、制御部101は、第2の画像形成装置100の画像形成処理に使用される第2の消耗品の使用履歴を取得する(ステップS140)。
第2の消耗品は、例えば、感光体ドラム211、帯電装置212の構成部品、露光装置213の構成部品、現像装置214の構成部品、現像装置214で使用される現像剤(キャリアー)、転写ローラー219、転写ベルト216、定着ローラー231、加圧ローラー232であり、トナーのような消費材を含まない。制御部101は、第2の画像形成装置200において画像形成処理が実行された用紙の数(つまり、プリント枚数)を、通信部171,241を介して、制御部201から受信することによって、第2の消耗品の使用履歴を間接的に取得する。なお、制御部101は、第2の消耗品の使用量(例えば、感光体ドラム211、定着ローラー231の回転数、回転時間および回転距離、転写ベルト216については感光体ドラム211に圧接した状態での回転数、回転時間および回転距離等)を検知する各種センサーの検出結果を取得することによって、第2の消耗品の使用履歴を直接的に取得しても良い。
次に、制御部101は、ステップS120,S140において取得した第1および第2の消耗品の使用履歴に基づいて、第1の消耗品の劣化度合い(第1の消耗品の劣化情報)と第2の消耗品の劣化度合い(第2の消耗品の劣化情報)と比較し、第1の消耗品の劣化度合いが第2の消耗品の劣化度合いより大きいか否かについて判定する(ステップS160)。具体的には、制御部101は、消耗品の使用履歴が増加すればするほど、当該消耗品の機械的特性および電気的特性等が低下し、当該消耗品の劣化度合いが大きくなる点を考慮して判定する。この判定の結果、第1の消耗品の劣化度合いが第2の消耗品の劣化度合いより大きい場合(ステップS160、YES)、制御部101は、第1の画像形成装置100に対して、用紙の片面に画像形成処理を実行せずに当該用紙の搬送処理を実行する搬送モードを設定する(ステップS180)。
次に、制御部101は、第2の画像形成装置200に対して、用紙の片面に画像形成処理を実行する印刷モードを設定する(ステップS200)。その後、処理はステップS220に遷移する。
図5に、印刷モードおよび搬送モードにおける動作状態を表した表を示す。
第1の画像形成装置100に対して印刷モードまたは搬送モードが設定された場合、制御部101は、用紙を搬送するために搬送ローラー対145aおよび転写ベルト146を回転駆動させる。また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、帯電装置142および現像装置144を動作させる一方、搬送モードが設定された場合、帯電装置142および現像装置144を停止させる。
また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、感光体ドラム141を回転駆動させる一方、搬送モードが設定された場合、感光体ドラム141を停止させる。また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、転写ベルト146に転写電圧を印加させる一方、搬送モードが設定された場合、転写ベルト146に転写電圧を印加させない。また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、転写ローラー149を転写ベルト146に接触させる一方、搬送モードが設定された場合、制御部101は、転写ローラー149を転写ベルト146から離間させる。
また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、定着ローラー161と加圧ローラー162との間の定着ニップ部における定着温度および定着圧力をそれぞれ200[℃]、2000[N]に設定する一方、搬送モードが設定された場合、定着ニップ部における定着温度および定着圧力をそれぞれ30[℃]、500[N]に設定する。また、第1の画像形成装置100に対して印刷モードが設定された場合、制御部101は、1枚の用紙が通紙される毎にカウントアップする一方、搬送モードが設定された場合、1枚の用紙が通紙される毎にカウントアップしない。
第2の画像形成装置200に対して印刷モードまたは搬送モードが設定された場合、制御部201は、用紙を搬送するために搬送ローラー対215aおよび転写ベルト216を回転駆動させる。また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、帯電装置212および現像装置214を動作させる一方、搬送モードが設定された場合、帯電装置212および現像装置214を停止させる。
また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、感光体ドラム211を回転駆動させる一方、搬送モードが設定された場合、感光体ドラム211を停止させる。また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、転写ベルト216に転写電圧を印加させる一方、搬送モードが設定された場合、転写ベルト216に転写電圧を印加させない。また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、転写ローラー219を転写ベルト216に接触させる一方、搬送モードが設定された場合、制御部201は、転写ローラー219を転写ベルト216から離間させる。
また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、定着ローラー231と加圧ローラー232との間の定着ニップ部における定着温度および定着圧力をそれぞれ200[℃]、2000[N]に設定する一方、搬送モードが設定された場合、定着ニップ部における定着温度および定着圧力をそれぞれ30[℃]、500[N]に設定する。また、第2の画像形成装置200に対して印刷モードが設定された場合、制御部201は、1枚の用紙が通紙される毎にカウントアップする一方、搬送モードが設定された場合、制御部201は、1枚の用紙が通紙される毎にカウントアップしない。
図4のフローチャートに戻り、ステップS220では、画像形成システム10は、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100では印刷せずに搬送のみを行い、第2の画像形成装置200で片面印刷する。ステップS220における処理が完了することによって、画像形成システム10は、図4における処理を終了する。
ステップS160の判定処理に戻り、第1の消耗品の劣化度合いが第2の消耗品の劣化度合いより大きくない場合(ステップS160、NO)、制御部101は、第1の画像形成装置100に対して印刷モードを設定する(ステップS240)。
次に、制御部101は、第2の画像形成装置200に対して搬送モードを設定する(ステップS260)。最後に、画像形成システム10は、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100で片面印刷し、第2の画像形成装置100では印刷せずに搬送のみを行う(ステップS280)。ステップS280における処理が完了することによって、画像形成システム10は、図4における処理を終了する。
ステップS100の判定処理に戻り、印刷条件に片面印刷が設定されていない(すなわち、両面印刷が設定されている)場合(ステップS100、NO)、制御部101は、第1の画像形成装置100に対して印刷モードを設定する(ステップS300)。
次に、制御部101は、第2の画像形成装置200に対して印刷モードを設定する(ステップS320)。最後に、画像形成システム10は、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置100により用紙の表面を印刷し、第2の画像形成装置200により用紙の裏面を印刷する(ステップS340)。ステップS340における処理が完了することによって、画像形成システム10は、図4における処理を終了する。
[本実施の形態における効果]
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、第1の画像形成装置100の画像形成処理に使用される第1の消耗品の使用履歴を取得する第1取得部(制御部101)と、第2の画像形成装置200の画像形成処理に使用される第2の消耗品の使用履歴を取得する第2取得部(制御部101)と、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200のうち何れか一方を用いて用紙の片面(第1の面または第2の面)に画像形成処理を実行し、他方を用いて用紙の両面(第1の面および第2の面)に画像形成処理を実行せずに用紙の搬送処理を実行する印刷ジョブを実行する場合、第1の消耗品の使用履歴および第2の消耗品の使用履歴に基づいて、第1の消耗品の劣化度合いと第2の消耗品の劣化度合いとを比較する比較部(制御部101)と、比較部の比較結果に従って、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200のうち何れか一方に対して、用紙の片面に画像形成処理を実行する印刷モードを設定するとともに、他方に対して、用紙の両面に画像形成処理を実行せずに用紙の搬送処理を実行する搬送モードを設定する動作モード設定部(制御部101)とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、第1の消耗品の劣化度合いと第2の消耗品の劣化度合いとの間で差があれば、両者の劣化度合いが等しくなるように各モードの割り当てが調整される。そのため、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で消耗品の劣化を均一にすることができ、各画像形成装置で使用される消耗品における劣化度合いの偏りを防止することができる。したがって、2台の画像形成装置を用いて両面印刷処理を行う際に用紙の表面と裏面との間で画質の差が生じることを防止するとともに、メンテナンスタイミングを画像形成装置間で合わせられることによるメンテナンス回数の削減を図ることができる。また、搬送モードが設定された側の画像形成装置では、印刷モードが設定された場合と比べて、消耗品の劣化を抑えることができ、当該消耗品の寿命の延長、ひいては当該消耗品のコスト低減を図ることができる。さらに、搬送モードが設定された側の画像形成装置では、印刷モードが設定された場合と比べて、消耗品を用いた不必要な動作が行われることなく、当該消耗品の省電力化、ひいては当該消耗品のコスト低減を図ることができる。
[変形例]
なお、上記実施の形態では、第1の消耗品の使用履歴および第2の消耗品の使用履歴をそれぞれ取得した後、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200のうち何れか一方に対して印刷モードを設定するとともに、他方に対して搬送モードを設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定枚数の片面印刷の実行によって進む消耗品の劣化が第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で同じと推定できる場合には、所定枚数の片面印刷が実行される毎に、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で印刷モードと搬送モードとを交互に入れ替えても良い。この場合でも、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で消耗品の劣化を均一にすることができ、各画像形成装置で使用される消耗品における劣化度合いの偏りを防止することができる。また、搬送モードが設定された側の画像形成装置では、印刷モードが設定された場合と比べて、消耗品の劣化を抑えることができる。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
最後に、本発明者が行った、上記実施の形態における有効性を確認する実験の結果について説明する。
[実施例および比較例に係る画像形成システム10の構成]
実施例に係る画像形成システム10の構成は、上記実施の形態で説明した構成と同様である。具体的には、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200として、「bizhubPRO1200」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を改造して用いた。
[実験方法]
実験では、100[万枚]の用紙(紙種:J PAPER、サイズ:A4)に対して片面印刷を行った。実施例では、5[万枚]の片面印刷を行う旨の印刷ジョブが実行される毎に、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で印刷モードと搬送モードとを交互に入れ替えた。つまり、第1の画像形成装置100の画像形成処理に使用される第1の消耗品の使用履歴と、第2の画像形成装置200の画像形成処理に使用される第2の消耗品の使用履歴とが交互に増加することを想定して、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で印刷モードと搬送モードとを交互に入れ替えた。比較例1では、100[万枚]の片面印刷が実行される間、第1の画像形成装置100および第2の画像形成装置200に印刷モードを設定した。比較例2では、100[万枚]の片面印刷が実行される間、第1の画像形成装置100に印刷モードを設定し、第2の画像形成装置200に搬送モードを設定した。
実験では、100[万枚]の用紙に対して片面印刷を行った後に、第1の画像形成装置100の画像形成処理に使用される第1の消耗品の劣化度合いおよび消費電力量、第2の画像形成装置200の画像形成処理に使用される第2の消耗品の劣化度合いおよび消費電力量を確認した。さらに、用紙に片面印刷または両面印刷したサンプル画像の画質を目視で確認した。図6は、消耗品の劣化度合いおよびサンプル画像の画質を下記評価基準により評価した結果を示す。
(消耗品の劣化度合い)
○:消耗品の劣化が見られない。
△:消耗品の劣化が見られる。
(サンプル画像の画質)
○:画像不良が発生していない。
△:画像不良が発生している。
図6に示すように、実施例では、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で消耗品の劣化を均一にすることができた。そのため、両面印刷処理を行う際に用紙の表面と裏面との間で画質の差が生じることを防止するとともに、メンテナンス回数の削減を図ることができた。また、消耗品の劣化を抑えることができたため、サンプル画像に画像不良が発生せず、当該消耗品の寿命の延長を図ることができた。
比較例1では、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で消耗品の劣化を均一にすることができたものの、消耗品の劣化を抑えることができなかった。そのため、メンテナンス回数が多くなり、サンプル画像に画像不良が発生した。さらに、消耗品の寿命の延長を図ることができなかった。
比較例2では、第1の画像形成装置100と第2の画像形成装置200との間で消耗品の劣化を均一にすることができなかった。そのため、メンテナンスタイミングを画像形成装置間で合わせられないことに起因してメンテナンス回数が多くなった。また、第1の画像形成装置100では消耗品の劣化が進み、片面印刷および両面印刷の際、第1の画像形成装置100を用いて印刷を行ったサンプル画像に画像不良が発生した。一方、第2の画像形成装置200では消耗品の劣化が進まず、両面印刷の際、第2の画像形成装置200を用いて印刷を行ったサンプル画像に画像不良が発生した。したがって、2台の画像形成装置を用いて両面印刷処理を行う際に用紙の表面と裏面との間で画質の差が生じることを防止できなかった。
図7は、横軸にカウント(印刷枚数)、縦軸に消耗品の消費電力量を表した電力推移図である。図7において、L1は、実施例における消耗品の消費電力量の推移を示す実線である。L2は、1台の画像形成装置のみを用いて片面印刷を行った場合における消耗品の消費電力量の推移を示す一点鎖線である。L3は、比較例1における消耗品の消費電力量の推移を示す点線である。図7に示すように、実施例では、1台の画像形成装置のみを用いて片面印刷を行った場合に近いレベルまで、消耗品の消費電力量を減らすことができた。
10 画像形成システム
100 第1の画像形成装置
101,201 制御部
102,202 CPU
103,203 ROM
104,204 RAM
110 原稿読み取り部
120 操作表示部
130 画像処理部
140,210 画像形成部
141,211 感光体ドラム
142,212 帯電装置
143,213 露光装置
144,214 現像装置
145,215 転写搬送路
145a,215a 搬送ローラー対
146,216 転写ベルト
147,217 クリーニング装置
148a,218a 従動ローラー
148b,218b 駆動ローラー
149,219 転写ローラー
150,220 搬送部
160,230 定着部
161,231 定着ローラー
162,232 加圧ローラー
171,241 通信部
172,242 記憶部
200 第2の画像形成装置
300 後処理装置
310 排紙トレイ
PFU 給紙トレイユニット

Claims (8)

  1. 直列に接続された第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方または双方により、第1の面および第2の面を有する用紙に対して画像形成処理を実行する直列タンデム方式の画像形成システムであって、
    前記第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方を用いて前記用紙の第1の面または第2の面に画像形成処理を実行し、他方を用いて前記用紙の第1の面および第2の面に画像形成処理を実行せずに前記用紙の搬送処理を実行する印刷ジョブを実行する場合、前記第1の画像形成装置の画像形成処理に使用される第1の消耗品の使用履歴と、前記第2の画像形成装置の画像形成処理に使用される第2の消耗品の使用履歴とに基づいて、前記第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方に対して、前記用紙の第1の面または第2の面に画像形成処理を実行する印刷モードを設定するとともに、他方に対して、前記用紙の第1の面および第2の面に画像形成処理を実行せずに前記用紙の搬送処理を実行する搬送モードを設定する動作モード設定部と、
    を備える画像形成システム。
  2. 前記第1の消耗品の使用履歴と前記第2の消耗品の使用履歴とに基づいて、前記第1の消耗品の劣化情報と、前記第2の消耗品の劣化情報とを比較する比較部を備え、
    前記動作モード設定部は、前記比較部の比較結果に従って、前記第1および第2の画像形成装置のうち何れか一方に対して前記印刷モードを設定するとともに、他方に対して前記搬送モードを設定する請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記動作モード設定部は、前記比較部による比較の結果、前記第1の消耗品の劣化情報により表される劣化度合いが前記第2の消耗品の劣化情報により表される劣化度合いより大きい場合、前記第1の画像形成装置に対して前記搬送モードを設定するとともに、前記第2の画像形成装置に対して前記印刷モードを設定する一方、前記第1の消耗品の劣化情報により表される劣化度合いが前記第2の消耗品の劣化情報により表される劣化度合いより大きくない場合、前記第1の画像形成装置に対して前記印刷モードを設定するとともに、前記第2の画像形成装置に対して前記搬送モードを設定する請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記第1の消耗品の使用履歴を取得する第1取得部と、
    前記第2の消耗品の使用履歴を取得する第2取得部と、
    を備え、
    前記比較部は、前記第1取得部により取得された前記第1の消耗品の使用履歴と、前記第2取得部により取得された前記第2の消耗品の使用履歴とに基づいて、当該第1の消耗品の劣化情報と当該第2の消耗品の劣化情報とを比較する請求項2または3に記載の画像形成システム。
  5. 前記第1の消耗品の使用履歴は、前記第1の画像形成装置において画像形成処理が実行された用紙の数である請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記第1の消耗品の使用履歴は、当該第1の消耗品の使用量である請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第2の消耗品の使用履歴は、前記第2の画像形成装置において画像形成処理が実行された用紙の数である請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第2の消耗品の使用履歴は、当該第2の消耗品の使用量である請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成システム。
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