JP6736997B2 - 現像装置、画像形成装置および現像剤滞留判定方法 - Google Patents
現像装置、画像形成装置および現像剤滞留判定方法 Download PDFInfo
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Description
トナーとキャリアーを含む現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内で回転することにより前記現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材により撹拌される前記現像剤に含まれるトナーの濃度を検出するトナー濃度検出部と、
前記トナー濃度検出部により検出された前記トナーの濃度の検出波形に基づいて前記現像剤筐体と前記撹拌部材との間において前記現像剤が滞留しているか否かについて判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記トナー濃度検出部により出力された前記検出波形に対して、前記撹拌部材の回転周期に応じた周波数解析処理を行い、
前記周波数解析処理により、前記検出波形からリップルが生じる部分を除去した処理後波形における出力値の時間変化における、最大値と最小値との差分である変動幅が所定の閾値より小さい場合、前記現像剤が滞留していると判定する。
上記した現像装置を備える。
トナーとキャリアーを含む現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内で回転することにより前記現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌部材と、を備える現像装置の現像剤滞留判定方法であって、
前記撹拌部材により撹拌される前記現像剤に含まれるトナーの濃度を検出し、
検出された前記トナーの濃度の検出波形に対して、前記撹拌部材の回転周期に応じた周波数解析処理を行い、
前記周波数解析処理により、前記検出波形からリップルが生じる部分を除去した処理後波形における出力値の時間変化全体における、最大値と最小値との差分である変動幅が所定の閾値より小さい場合、前記現像剤が滞留していると判定する。
73 トナー濃度検出部
100 制御部
412 現像装置
412A 現像剤筐体
412B 撹拌部材
Claims (17)
- トナーとキャリアーを含む現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内で回転することにより前記現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材により撹拌される前記現像剤に含まれるトナーの濃度を検出するトナー濃度検出部と、
前記トナー濃度検出部により検出された前記トナーの濃度の検出波形に基づいて前記現像剤筐体と前記撹拌部材との間において前記現像剤が滞留しているか否かについて判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記トナー濃度検出部により出力された前記検出波形に対して、前記撹拌部材の回転周期に応じた周波数解析処理を行い、
前記周波数解析処理により、前記検出波形からリップルが生じる部分を除去した処理後波形における出力値の時間変化における、最大値と最小値との差分である変動幅が所定の閾値より小さい場合、前記現像剤が滞留していると判定する、
現像装置。 - 前記制御部は、前記撹拌部材の回転速度に応じて前記閾値を変更する、
請求項1に記載の現像装置。 - 前記制御部は、前記トナー濃度検出部により検出された前記トナーの濃度に応じて、前記閾値を変更する、
請求項1または請求項2に記載の現像装置。 - 前記制御部により前記現像剤が滞留していると判定された場合、前記現像剤筐体と前記撹拌部材との間に滞留する前記現像剤を除去する除去部材を備える、
請求項1〜3の何れか1項に記載の現像装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の現像装置を備える、
画像形成装置。 - 前記画像形成装置の内部の情報を報知する報知部を備え、
前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定した場合、前記現像剤が滞留している旨をユーザーに報知するように前記報知部を制御する、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定した場合、前記画像形成装置の動作を停止させる、
請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像形成装置の停止時間に応じて、前記現像剤が滞留しているか否かについて判定するか否かを決定する、
請求項5〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像形成装置の周囲の温湿度条件に応じて、前記現像剤が滞留しているか否かについて判定するか否かを決定する、
請求項5〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤筐体内にトナーを補給するトナー補給部を備え、
前記制御部は、前記トナー補給部により前記トナーが補給された後、所定時間内において前記現像剤筐体内の前記トナーの濃度が規定値より大きい場合、前記現像剤が滞留しているか否かについての判定を行う、
請求項5〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、トナー像のカバレッジが所定率以下である画像形成処理が所定枚数連続した場合、前記現像剤が滞留しているか否かについての判定を行う、
請求項5〜10の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像形成装置の初期調整の動作において、前記現像剤が滞留しているか否かについて判定する判定基準を決定する、
請求項5〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定した場合、画像形成処理を停止して前記現像剤筐体内の前記現像剤を撹拌するように前記撹拌部材を制御する、
請求項5〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定した場合、前記現像剤筐体内のトナーを一定量排出する制御を行う、
請求項5〜13の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置の内部の情報を報知する報知部を備え、
前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定し、かつ、前記画像形成装置の周囲、または、前記画像形成装置の内部の温度が所定温度より大きい場合、前記画像形成装置に動作不良が発生している旨を報知するように報知部を制御する、
請求項5〜14の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤筐体内にトナーを補給するトナー補給部を備え、
前記制御部は、前記現像剤が滞留していると判定し、かつ、前記画像形成装置の周囲、または、前記画像形成装置の内部の温度が所定温度以下の場合、画像形成処理におけるトナー像のカバレッジに応じてトナーの補給量を変更するように前記トナー補給部を制御する、
請求項5〜15の何れか1項に記載の画像形成装置。 - トナーとキャリアーを含む現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内で回転することにより前記現像剤を搬送しながら撹拌する撹拌部材と、を備える現像装置の現像剤滞留判定方法であって、
前記撹拌部材により撹拌される前記現像剤に含まれるトナーの濃度を検出し、
検出された前記トナーの濃度の検出波形に対して、前記撹拌部材の回転周期に応じた周波数解析処理を行い、
前記周波数解析処理により、前記検出波形からリップルが生じる部分を除去した処理後波形における出力値の時間変化全体における、最大値と最小値との差分である変動幅が所定の閾値より小さい場合、前記現像剤が滞留していると判定する現像剤滞留判定方法。
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JP2016118062A JP6736997B2 (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | 現像装置、画像形成装置および現像剤滞留判定方法 |
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