JP2013148659A - 画像形成装置 - Google Patents

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直己 太田
Tetsuya Taguchi
哲也 田口
Yasuaki Hashimoto
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Abstract

【課題】
像保持体から除去されたトナーの凝集が抑制された画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置1において、像を保持する像保持体11を有し、像保持体上にトナー像を形成してトナー像を被転写体に転写する像形成部10と、像保持体のうち、転写後の部分に残ったトナーを像保持体から除去する除去部161と、除去部に続いて延びる管41、および管の内部を、トナーを搬送する搬送機構42を有する、除去部からトナーを排出するトナー排出部40と、像形成部10および搬送機構42の双方を動作させるとともに、像形成部の動作停止後も、搬送機構の動作を継続させる制御部1Aとを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
トナーを用いて画像を形成する画像形成装置では、像を保持する像保持体上に形成されたトナー像を用紙あるいは中間転写体に転写する。転写されなかったトナーは不要物として像保持体から除去される。例えば、特許文献1には、トナーを除去するクリーニング装置と、クリーニング装置で除去された廃トナーを搬送する搬送手段と、廃トナーを収容する複数の容器とを備えた画像形成装置が示されている。この画像形成装置には満杯検知センサが設けられており、複数の容器のうち第1の容器が満杯であることを検知すると、搬送手段がトナーを第2の回収容器に搬送する。
特開2010−117675号公報
本発明は、像保持体から除去されたトナーの凝集が抑制された画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、
像を保持する像保持体を有し、この像保持体上にトナー像を形成してこのトナー像を被転写体に転写する像形成部と、
上記像保持体のうち、上記転写後の部分に残ったトナーをこの像保持体から除去する除去部と、
上記除去部に続いて延びる管、およびこの管の内部に、トナーを搬送する搬送機構を有する、上記除去部からトナーを排出するトナー排出部と、
上記像形成部および上記搬送機構の双方を動作させるとともに、この像形成部の動作停止後も、この搬送機構の動作を継続させる制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、
上記管の、トナーの搬送方向における下流端部に、トナーを検出する検出器をさらに備え、
上記制御部は、上記像形成部の動作停止後、上記検出器がトナーを検出している期間、上記搬送機構の動作を継続させることを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、
上記搬送機構に振動を加える加振装置をさらに備え、
上記制御部が、上記像形成部の動作停止後上記搬送機構に動作を継続させ、さらに、上記加振装置を動作させることを特徴とする。
請求項1に係る画像形成装置は、本構成を有していない場合と比較して、像保持体から除去されたトナーの凝集が抑制される。
請求項2に係る画像形成装置は、制御部が搬送機構の動作をトナーの検出によらず動作させる場合と比較して、搬送機構の消費電力が低減される。
請求項3に係る画像形成装置は、加振装置を有していない場合と比較して、トナーの凝集がより抑制される。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す構成図である。 図1に示す感光体クリーナおよびトナー排出部を示す構成図である。 図2に示す感光体クリーナおよびトナー排出部を横から見た構成図である。 図1に示す制御部の構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の画像形成装置の処理を示すフローチャートである。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および、ブラック(K)の各色毎に像形成部10Y,10M,10C,10Kを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタであり、単色の画像をプリントすることができるほか、4色のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。トナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kには、YMCK各色のトナーが収容されている。トナーは、例えば平均粒径が2μm以上7μm以下であり、円相当径が0.95以上1.0以下である。また、トナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kには、トナーの外添剤として潤滑剤も含まれている。
4つの像形成部10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ同様の構成を有しているため、これらを代表してイエローに対応する像形成部10Yを取り上げて説明する。像形成部10Yは、感光体11Y、帯電器12Y、露光器13Y、現像装置14Y、および一次転写器15Yを備えている。また、像形成部10Yには、感光体11Yを清掃する感光体クリーナ16Yが設けられている。
感光体11Yは円筒状の基体表面に感光体層が設けられたドラムであり、表面に形成される像を保持して円筒の軸周りである矢印Aの方向に回転する。帯電器12Y、露光器13Y、現像装置14Y、一次転写器15Y、および感光体クリーナ16Yは、感光体11Yの周囲に矢印Aの方向の順に配置されている。
帯電器12Yは、感光体11Yの表面を帯電させる。帯電器12Yは、感光体11Yの表面に接触する帯電ロールである。帯電器12Yには、現像装置14Yにおけるトナーと同極性の電圧が印加されており、接触する感光体11Yの表面を帯電させる。露光器13Yは、感光体11Yに露光光を照射することで、感光体11Yの表面を露光する。露光器13Yは、画像形成装置1外部から供給される画像信号に応じたレーザ光を発光し、レーザ光で感光体11Yの表面を走査する。現像装置14Yは、現像剤を用いて感光体11Yの表面を現像する。現像装置14Yにはトナーカートリッジ18Yからトナーが供給される。現像装置14Yは、磁性キャリアとトナーが混合された現像剤を撹拌することでトナーおよび磁性キャリアを帯電し、帯電したトナーで感光体11Y表面を現像する。一次転写器15Yは、中間転写ベルト30を挟んで感光体11Yに対向したロールである。一次転写器15Yは、感光体11Yに対する電圧が印加されることで、感光体11Y上のトナー像を中間転写ベルト30に転写する。
感光体クリーナ16Yは、感光体11Yの表面のうち、一次転写器15Yで転写が行われた部分に残ったトナーを除去することによって、感光体11Yの表面を清掃する。感光体クリーナ16Yは、トナー以外の現像剤成分や用紙Pの屑も感光体11Yから除去する。感光体クリーナ16Yで除去されたトナー(廃トナー)は、感光体クリーナ16Yからトナー排出部40によって排出され、廃トナー収容器70に収容される。感光体クリーナ16Yおよびトナー排出部40の構成については、後に説明する。
画像形成装置1には、中間転写ベルト30、定着装置60、用紙搬送部80、および制御部1Aも備えられている。中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31〜35に架け渡された無端のベルトである。中間転写ベルト30は、像形成部10Y,10M,10C,10K、および二次転写器50を経由する矢印Bの方向に循環移動する。中間転写ベルト30には、像形成部10Y,10M,10C,10Kから各色のトナー像が転写される。中間転写ベルト30は、これら各色のトナー像を保持しながら移動する。
二次転写器50は、ベルト支持ロール31〜35の一つであるバックアップロール34との間に中間転写ベルト30および用紙Pを挟んで回転するロールである。二次転写器50は、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙Pに転写する。
定着装置60は、トナー像を用紙P上に定着させる装置である。定着装置60は、加熱ロール61および加圧ロール62を備えており、加熱ロール61内には加熱器が配置されている。加熱ロール61および加圧ロール62は、定着前のトナー像が形成された用紙Pを挟んで通過させることによりトナーを加熱・加圧して、トナー像を用紙P上に定着させる。
用紙搬送部80は、用紙収容器Tに収容された用紙Pを取り出す取出ロール81、取り出された用紙Pを捌く捌きロール82、用紙Pを搬送する搬送ロール83、用紙Pを二次転写器50に搬送するレジストレーションロール84、および、用紙Pを外部に排出する排出ロール86を備えている。用紙搬送部80は、用紙Pを、二次転写器50および定着装置60を経由する用紙搬送路Rに沿って搬送する。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明すると、イエローに対応する像形成部10Yでは、感光体11Yが矢印A方向に回転し、感光体11Yの表面が帯電器12Yによって帯電する。露光器13Yは、外部から供給される画像信号のうちのイエローに対応する画像信号に基づく露光光を感光体11Yの表面に照射することで、感光体11Yの表面に静電潜像を形成する。現像装置14Yは、トナーカートリッジ18Yからイエローのトナーの供給を受け、感光体11Yの静電潜像をトナーで現像することで、トナー像を形成する。感光体11Yは、表面に形成されたイエローのトナー像を保持して回転する。感光体11Yの表面に形成されたトナー像は、一次転写器15Yによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体11Yに残留したトナーは、感光体クリーナ16Yによって除去される。除去されたトナー(廃トナー)は、排出部40によって廃トナー収容器70まで搬送される。
中間転写ベルト30は、矢印B方向に巡回移動している。イエロー以外の色に対応する像形成部10M,10C,10Kは、像形成部10Yと同様、それぞれの色に対応するトナー像を形成し、中間転写ベルト30に、像形成部10Yで転写されたトナー像に重ねて、それぞれの色のトナー像を転写していく。
用紙収容器Tからは、用紙Pが取出ロール81によって取り出される。用紙Pは、搬送ロール83およびレジストレーションロール84によって、用紙搬送路Rを二次転写器50に向かう矢印C方向に搬送される。レジストレーションロール84は、用紙Pを、中間転写ベルト30上にトナー像が転写されるタイミングに基づいて二次転写器50に送り込む。二次転写器50は、中間転写ベルト30のトナー像を用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは定着装置60に搬送され、定着装置60によって用紙P上に転写されたトナー像が定着される。このようにして、用紙Pに画像が形成される。画像が形成された用紙Pは排出ロール86によって画像形成装置1の外部に排出される。
[感光体クリーナ]
図2は、図1に示す感光体クリーナおよびトナー排出部を示す構成図である。また、図3は、図2に示す感光体クリーナおよびトナー排出部を横から見た構成図である。なお、図2および図3には、K色用の感光体クリーナ16Kが示されているが、図1に示すその他の感光体クリーナ16Y,16M,16Cも、図2および図3に示す感光体クリーナ16Kと同様の構成を有する。
感光体クリーナ16Kは、清掃板161および搬送部材162を備えている。清掃板161は、感光体11Kの回転軸方向Yに長く延びた板状の部材(ブレード)である。清掃板161は、例えばゴム材料で形成されており、端縁が、感光体11Kの表面、より詳細には、感光体11K表面のうち、トナー像が形成され得る領域に接触している。清掃板161は、感光体11Kの表面に付着しているトナーを掻き取るようにして除去する。ここで、清掃板161が、本発明にいう除去部の一例に相当する。搬送部材162は、感光体11Kの回転軸方向Yに延びた回転軸の周囲に螺旋状の羽根が一体に設けられた部材である。搬送部材162は、モータ163の駆動を受け回転することにより、清掃板161によって除去されたトナー(廃トナー)を感光体クリーナ16K内の回転軸方向Yにおける一方の端に搬送する。
[トナー排出部]
トナー排出部40は、感光体クリーナ16Kよりも下に配置されている。トナー排出部40は、排出管41、搬送機構42、加振装置43、およびトナー検出器44を備えている。ここで、排出管41が本発明にいう管の一例に相当する。
排出管41は、感光体クリーナ16Kに続いて廃トナー収容器70まで延びており、第1管部41a、第2管部41b、および第3管部41cを有する。第1管部41aは、K色用の感光体クリーナ16Kの底部から略下に向かって延びた部分である。第2管部41bは、第1管部41aに続き、像形成部10Y,10M,10C,10Kの並び方向に延びた部分である。第1管部41aは、K色以外についての感光体クリーナ16Y,16M,16C(図1参照)についても同様に設けられており、第2管部41bに繋がっている。第3管部41cは、第2管部41bに続いて略下に向かって延び、廃トナー収容器70に続く部分である。廃トナーは、感光体クリーナ16Kから、第1管部41a、第2管部41b、および第3管部41cを順に経由して廃トナー収容器70まで移動する。搬送機構42は、第2管部41bの内部に設けられた第1搬送部材421と、第3管部41cの内部に設けられた第2搬送部材422とを有する。第1搬送部材421および第2搬送部材422のそれぞれは、管に沿って延びた回転軸の周囲に螺旋状の羽根が設けられた部材である。第1搬送部材421および第2搬送部材422は、モータ423,424の駆動を受けてそれぞれ回転することにより、第2管部41b内および第3管部41c内のトナーを搬送する。
感光体クリーナ16Kの廃トナーは、第1管部41a内を落下して第2管部41bに入り、第2管部41b内部および第3管部41c内部を第1搬送部材421および第2搬送部材422によって搬送され、廃トナー収容器70内に収容される。廃トナー収容器70は、廃トナーで満杯になる前に、画像形成装置1の操作者によって交換される。
加振装置43は、第1搬送部材421の回転軸に軸受を介して取り付けられている。加振装置43は、例えば超音波帯域の周波数で振動する電動バイブレータであり、制御部1Aの制御に応じて第1搬送部材421を加振する。
トナー検出器44は、排出管41の、トナーの搬送方向における下流端部に設けられている。より詳細には、トナー検出器44は、第3管部41cの、廃トナー収容器70が接続される側の端部に配置されている。トナー検出器44は、排出管41内のトナーを検出する検出器である。トナー検出器44は、発光素子と光センサとを有し、光がトナーによって妨げられることを検出する。トナー検出器44の検出信号は、制御部1Aに入力される。制御部1Aは、トナー検出器44からの検出信号によって、排出管41内のトナーの有無を判別するとともに、モータ423およびモータ424の駆動を介して、第1搬送部材421および第2搬送部材422の搬送動作および停止を制御する。
[制御部ハードウェア]
図4は、図1に示す制御部の構成を示すブロック図である。
図4に示す制御部1Aは、プロセッサ101、メモリ102、画像データIF(インターフェース)103、機構IF104、およびセンサIF105を備えている。
プロセッサ101は、プログラムを実行することによって、各種演算処理および周辺各部の制御を行う。メモリ102は、プロセッサ101によって実行されるプログラムや実行に用いられるデータを格納し、またプロセッサ101による演算結果を記憶する。画像データIF103は、外部接続されたコンピュータからの画像情報や画像出力指示を受ける。機構IF104は、図1〜図3に示す画像形成装置1の各部の機構を制御する。センサIF105は、図3に示すトナー検出器44を含んだ、画像形成装置1の各部に設けられたセンサやスイッチからの信号を受ける。制御部1Aは、プロセッサ101がメモリ102に記憶された制御プログラムを実行することによって、画像データIF103が受信した画像情報に対し、色変換やビットマップといった処理を行うとともに、図1に示す像形成部10(10Y,10M,10C,10K)、感光体クリーナ16(16Y,16M,16C,16K)、およびトナー排出部40の動作を制御する。
[像形成部および感光体クリーナの制御]
図5は、図1に示す画像形成装置の処理を示すフローチャートである。
制御部1A(図1参照)は、画像形成装置1の外部から、画像出力指示の受付けがあるまで待機状態となっている(ステップS11)。画像出力指示を受付けた場合(ステップS11でYes)、制御部1Aは、像形成部10の各部を動作させ画像形成を開始する(ステップS12)。また、制御部1Aは、トナー排出部40の搬送機構42の動作も開始する(ステップS13)。このとき、制御部1Aは、感光体クリーナ16の搬送部材162も動作させる。
上記ステップS12の処理によって、像形成部10は、感光体11(11Y,11M,11C,11K)にトナー像を形成し、トナー像を中間転写ベルト30に転写する。トナー像は最終的には用紙P上に転写され、定着される。また、感光体クリーナ16は、感光体11の転写後の部分に残留したトナーを除去する。除去された廃トナーは、トナー排出部40によって搬送され、廃トナー収容器70に収容される。
画像1枚分の画像形成が終了後、例えば複数枚印字等で、次の画像形成の処理が継続する場合(ステップS14でYes)、制御部1Aは、画像形成の動作を終了せず、上述したステップS12からの処理を繰り返す。この一方で、指示枚数の画像の形成が終了した場合など、画像形成が継続しない場合(ステップS14でNo)、制御部1Aは、画像形成の動作を終了する(ステップS15)。これによって、像形成部10の動作が停止し、感光体11の回転が停止する。感光体11表面には現像装置14からトナーとともに潤滑剤が供給されているが、画像形成が終了すると潤滑剤の供給は停止する。感光体11は、画像形成の終了とともに回転を停止するため、感光体クリーナ16による潤滑剤の除去も停止する。したがって、感光体11の表面に潤滑剤を保持した状態が保たれる。しかし、上記ステップS15の時点では、制御部1Aは、トナー排出部40の搬送機構42の動作を停止しない。したがって、トナー排出部40の搬送機構42の動作は、像形成部10の動作が停止した後も継続する。また、制御部1Aは、感光体クリーナ16Kの搬送部材162も動作を継続させる。
トナー排出部40の搬送機構42を動作させた状態で、制御部1Aは、加振装置43の動作を開始する(ステップS16)。加振装置43は、像形成部10の動作が停止した後、動作を開始し、像形成部10の動作中は動作しない。したがって、加振装置43の振動に起因する画像の乱れが防止される。また、加振装置43は、超音波帯域の周波数で振動するため、画像形成装置1の操作者に聞こえる動作音すなわちノイズのレベルは、例えば可聴主波数の場合と比べて低減される。
次に、制御部1Aは、トナー検出器44によって排出管41内のトナーが検出されたか否かを判別する(ステップS17)。トナー検出器44は、排出管41の、トナーの搬送方向における下流端部に設けられているため、トナー検出器44がトナーを検出している場合は、排出管41内に廃トナーが残留していることを意味する。
制御部1Aは、トナー検出器44がトナーを検出している期間(ステップS17でYes)は、搬送機構42の動作を継続させる。制御部1Aは、トナー検出器44がトナーを検出しなくなった場合に(ステップS17でNo)、搬送機構42の動作を停止させ(ステップS18)、また、加振装置43の動作を停止する(ステップS19)。このとき、制御部1Aは、感光体クリーナ16Kの搬送部材162も停止する。トナー検出器44がトナーを検出しなくなった状態は、排出管41内の廃トナーが廃トナー収容器70に排出されたことを意味する。搬送機構42は、感光体クリーナ16および排出管41内に残留する廃トナーが廃トナー収容器70に排出されるまで動作を継続する。
例えば、仮に、搬送機構42の動作が、像形成部10の動作とほぼ同時に停止した場合には、感光体クリーナ16の内部や排出管41の内部には、感光体クリーナ16の清掃板161で除去された廃トナーが残留したままとなる。残留した廃トナーは、時間の経過とともに凝集していく。画像形成の動作停止期間が長期に亘って凝集の程度が進行すると、感光体クリーナ16の内部に凝集した廃トナーが塊となり移動しない場合が生じる。廃トナーの塊の上に新たな廃トナーが堆積すると、凝集がさらに進む。この結果、感光体クリーナ16内部に堆積、凝集したトナーが清掃板161まで達し、清掃板161に圧力を加えるようになる。したがって、清掃板161が感光体に当たる力に、場所によるむらが生じ、清掃板161が感光体のトナーを除去する能力にもむらが生じることとなる。また、清掃板161に加わる力が過剰になると、感光体表面に傷が生じるおそれもある。
本実施形態では、トナー排出部40の搬送機構42の動作が、像形成部10の動作が停止した後も継続する。このため、感光体クリーナ16の清掃板161で除去された廃トナーがトナー排出部40によって排出される。したがって、例えば、搬送機構42の動作が、像形成部の動作とほぼ同時に停止する場合と比べて、感光体クリーナ16内部における廃トナーの凝集が少ない。よって、凝集した廃トナーによる清掃板161への圧力が小さいため、清掃板161の清掃むらが抑制され、劣化画像が形成される事態が抑えられる。
また、本実施形態では、トナー排出部40の搬送機構42の動作が、トナー検出器44の検出結果に基づき、廃トナーの搬送が終了した直後に終了する。したがって、例えば、搬送機構の動作を、搬送を見込んで予め定めた時間の経過によって停止する場合に比べ、搬送機構における不要な動作時間が減少する。したがって、搬送機構42の消費電力が少ない。
また、本実施形態では、加振装置43の動作によって、第1搬送部材421に付着している廃トナーが第1搬送部材421から振い落とされる。したがって、トナー排出部40内部に残留する廃トナーの量が低減するため、トナー排出部40内部での廃トナーの凝集も抑制される。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の画像形成装置は、上述した第1実施形態の画像形成装置1に対し、トナー排出部40にトナー検出器44(図2参照)が設けられておらず、また制御部1Aの動作の一部が異なる。第2実施形態のこの他の点は第1実施形態と同じであるので、動作のフローチャートのみ示し、他の図については、第1実施形態の図1〜図4を流用する。
図6は、第2実施形態の画像形成装置の処理を示すフローチャートである。
図6に示す処理では、ステップS217の処理が、図5における処理と異なる。ステップS217において、制御部1Aは、トナー検出器の検出信号を判断する代わりに、画像形成の停止(ステップS15)からの経過時間を計時し、所定のトナー搬送時間が経過したか否かを判別する。トナー搬送時間は、感光体クリーナ16の廃トナーが、トナー排出部40で搬送され、廃トナー収容器70に収容されるまでに要する時間である。トナー搬送時間は、実験やシミュレーション等により予め測定された時間に基づいて設定される。第2実施形態の構成では、トナー検出器が不要であり、トナー検出器を有する構成に比べて、部品点数が少ない。
なお、上述した実施形態では、本発明にいう管の例として、第1管部41a、第2管部41bおよび第3管部41cを有する排出管41が示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、管の形状は、例えば全体に亘る一直線状であってもよく、また、曲線状に配置されたものであってもよい。また、管の断面の形状は、円筒状であってもよく、矩形状であってもよい。また、本発明にいう搬送機構の例として、2つの搬送部材421,422を有する搬送機構42が示されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、搬送機構は1つまたは3つ以上の搬送部材を有するものであってもよい。また、搬送部材の構造も、例えば、コイル状に延びた線材であってもよい。
また、上述した実施形態では、像保持体の例として感光体11Y、感光体11M、感光体11C、感光体11Kが、被転写体の例として中間転写ベルト30が示されている。ただし、本発明にいう像保持体及び被転写体はこれに限られず、例えば、像保持体が中間転写ベルト30等の中間転写部材であり、被転写体が用紙Pであってもよい。
また、上述した実施形態では、除去部の例として清掃板161が示されている。ただし、本発明にいう除去部はこれに限られず、例えば、ブラシであってもよい。
また、上述した実施形態では、感光体クリーナ16Kの搬送部材162が搬送機構42と同様に、像形成部10の動作停止後も動作を継続している。ただし、感光体クリーナの搬送部材は、像形成部10と同時に動作を停止するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう像保持体の例としてロール状の感光体が示されている。ただし、本発明にいう像保持体はこれに限られず、例えばベルト状の部材であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいうトナーの例として、平均粒径が2μm以上7μm以下であり円相当径が0.95以上1.0以下のトナーが示されている。ただし、本発明にいうトナーは上記の範囲以外のものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう像形成部の例として、帯電ロールおよびレーザ露光器による構成が示されている。ただし、本発明にいう潜像形成部はこれに限られず、例えば、帯電ロールに替えてコロトロンやスコロトロンといったコロナ放電器を有するものであってもよく、レーザ露光器に替えて複数の発光ダイオードからなるアレイを有するものであってもよい。また、本発明にいう像形成部は、例えば、電極アレイによって画像に応じた電位を像保持体に直接に付与するものであってもよく、また、像保持体上の画像に対応する位置を狙ってトナーを直接に付着させるものであってもよい。
上述した実施形態では、画像形成装置の例としてタンデム型のカラープリンタが示されている。ただし、本発明にいう画像形成装置はこれに限られず、例えば、中間転写ベルトを有しないモノクロ専用プリンタであってもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置の例としてプリンタが示されている。ただし、本発明にいう画像形成装置はプリンタに限られず、例えば、複写機やファクシミリであってもよい。
1 画像形成装置
1A 制御部
10Y,10M,10C,10K 像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体
16Y,16M,16C,16K 感光体クリーナ
161 清掃板
40 トナー排出部
41 排出管
42 搬送機構
421,422 搬送部材
43 加振装置
44 トナー検出器
70 廃トナー収容器

Claims (3)

  1. 像を保持する像保持体を有し、該像保持体上にトナー像を形成して該トナー像を被転写体に転写する像形成部と、
    前記像保持体のうち、前記転写後の部分に残ったトナーを該像保持体から除去する除去部と、
    前記除去部に続いて延びる管、および該管の内部に、トナーを搬送する搬送機構を有する、前記除去部からトナーを排出するトナー排出部と、
    前記像形成部および前記搬送機構の双方を動作させるとともに、該像形成部の動作停止後も、該搬送機構の動作を継続させる制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記管の、トナーの搬送方向における下流端部に、トナーを検出する検出器をさらに備え、
    前記制御部は、前記像形成部の動作停止後、前記検出器がトナーを検出している期間、前記搬送機構の動作を継続させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送機構に振動を加える加振装置をさらに備え、
    前記制御部が、前記像形成部の動作停止後前記搬送機構に動作を継続させ、さらに、前記加振装置を動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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