JP2004233129A - 壜等の容器の側面検査装置 - Google Patents

壜等の容器の側面検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】壜等の容器の側面検査を効率的に信頼性高く行う。
【解決手段】検査用回転テーブル2の回転軸2bと同軸に設けられたセンターギア2dと、検査用回転テーブル2の容器保持部2aに配設された吸着パッド8を支持するロッド8aと同軸に、ロッド8aの周りに回転自在に設けられ、センターギア2dと噛合してなる自転用ギア2eと、自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達する接続状態と、前記トルクをロッド8aに伝達しない解放状態との切り替えが可能なクラッチ10と、クラッチ10の解放状態において、ロッド8aを検査用回転テーブル2と固定するブレーキ11とを備えた。カメラの視野幅内において、クラッチ10を接続状態として容器Wを自転させながら、容器Wの側面を撮像する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壜等の容器の側面、例えば容器の胴部及び口部の異物並びに傷、欠け及び割れ等の外観検査を行うことができる、壜等の容器の側面検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の壜等の容器の側面検査装置としては、入口スターホイル等からなる供給装置、出口スターホイル等からなる搬出装置、容器の底面を吸引支持する吸着管を備えた搬送ユニット、カム、カムフォロワ、駆動アーム、従動アーム、直線摺動軸受及び回転ベルト等からなる回転割出装置、並びに、照明装置及び撮像装置とを組み合わせて、前記入口スターホイルにより前記容器を連続的に搬入し、検査位置では前記容器を前記カム機構により停止させ、前記回転ベルトにより前記容器を自転させて前記容器の側面の外観を検査し、検査後に前記容器を前記出口スターホイルにより連続的に搬出するもの(例えば、特許文献1参照。)、入口スターホイル等からなる供給装置、出口スターホイル等からなる搬出装置、容器の側面を吸引支持する吸着面を備えた吸引支持ブロック、この吸引支持ブロックを支持し円周方向に駆動する円盤及び回転軸、前記容器の前記吸引支持ブロックによる支持面と対向側の側面に摩擦係数の大きな摩擦部材を摺接させて前記容器を回転させる回転部材等からなる回転割出装置、並びに、照明装置及び撮像装置とを組み合わせて、前記入口スターホイルにより前記容器を連続的に搬入し、複数の検査位置では前記容器を前記回転部材により自転させて前記容器の側面の外観を検査し、検査後に前記容器を出口スターホイルにより連続的に搬出するもの(例えば、特許文献2参照。)等がある。
【0003】
また、壜等の容器の側面検査装置に用いる壜等の容器を自転させる回転装置として、壜載置部の各々にその自転を行わせるための回転プーリを設け、検査用回転テーブルの周方向の一部に前記回転プーリと接触して前記壜載置部を自転させるエンドレス状の固定ベルトを設けたもの(例えば、特許文献3参照。)、上下二段の波形カムと上下二段のローラにより壜台の移動量と壜台の自転角度との関係を一義的に定めるもの(例えば、特許文献4参照。)等がある。
【0004】
【特許文献1】特開平6−74915号公報(図1、図2、図5)
【特許文献2】特開平1−152347号公報(第1−6図)
【特許文献3】特開平6−9030号公報(図1)
【特許文献4】特開平8−67323号公報(図1−3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の壜等の容器の側面検査装置においては、特許文献1の構成では、連続的に容器を検査位置に搬入・搬出すること及び検査位置での前記容器の搬送停止を実現するために、カム、カムフォロワ、駆動アーム、従動アーム及び直線摺動軸受等からなる複雑な機構を採用しており、メンテナンス性が悪いこと及び長期に亘る信頼性に欠けること、並びに、検査位置で前記容器を停止させる構成のため、前記容器を自転させるための駆動源が必要になること等の問題点があった。また、前記容器の側面検査のための自転を、前記駆動源に接続された複数のプーリに巻回された回転ベルトにより行っており、ベルトの伸び及びベルトとプーリとの滑り等により前記容器の回転の信頼性が低下するという問題点があった。さらに、例えば牛乳壜のような底面に凹部を有する容器の搬送についての配慮がなされていない。
【0006】
また、特許文献2の構成では、容器の側面を吸引支持しているため、側面検査に透過光を利用できないという問題点があった。また、容器の側面検査のための自転を、摩擦係数の大きな摩擦部材を容器の側面に押圧接触させることにより行っており、摩擦力という不確定な力を用いるため容器の回転の信頼性に欠けること及び外観検査により却って容器を傷つける恐れがあること等の問題点があった。
【0007】
さらに、特許文献3の構成では、前記容器の側面検査のための自転を、V溝を形成した回転プーリとエンドレス状の固定Vベルトとにより行っており、ベルトの伸び及びベルトとプーリとの滑り等により前記容器の回転の信頼性が低下するという問題点があった。さらに、例えば牛乳壜のような底面に凹部を有する容器の検査用回転テーブルへの搬入等についての配慮がなされていない。
【0008】
さらにまた、特許文献4の構成では、波形カム及びローラを用いた複雑な機構を採用しており、メンテナンス性が悪いこと及び長期に亘る信頼性に欠けること、並びに、このような機構を丸壜に使用した場合には高速処理に必要な自転速度が得られないこと等の問題点があった。
【0009】
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、壜等の容器の側面検査を効率的に信頼性高く行うことができる壜等の容器の側面検査装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る壜等の容器の側面検査装置は、前述の課題解決のため、円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドと一体回転可能に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアとを備え、前記検査用回転テーブルによる前記容器の搬送時に前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像するものである。
【0011】
また、本発明に係る壜等の容器の側面検査装置は、前述の課題解決のため、円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドの周りに回転自在に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアと、前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達する接続状態と、前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達しない解放状態との切り替えが可能なクラッチとを備え、前記カメラの視野幅内において、前記クラッチを接続状態として前記容器保持部により保持された前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像するものである。
【0012】
ここで、前記クラッチの解放状態において、前記ロッドを前記検査用回転テーブルと固定するブレーキとを備えると好ましい。
【0013】
また、前記センターギアを機枠と連結して回転不能とすると好ましい。
【0014】
さらに、前記センターギアを回転させる伝達機構を備えると好ましい。
【0015】
さらにまた、前記検査用回転テーブルに前記容器を供給する入側スターホイルと、前記検査用回転テーブルより前記容器を搬出する出側スターホイルと、前記入側スターホイルの回転軸に固定された入側スターホイル回転ギアと、前記出側スターホイルの回転軸に固定された出側スターホイル回転ギアと、前記検査用回転テーブルの回転軸に固定された検査用回転テーブル回転ギアとを備え、前記入側スターホイル回転ギア及び出側スターホイル回転ギアと前記検査用回転テーブル回転ギアとを噛合させると共に、前記検査用回転テーブルの回転軸、前記入側スターホイルの回転軸及び前記出側スターホイルの回転軸のいずれかを駆動する駆動手段とを備えると好ましい。
【0016】
また、前記容器の側面の撮像を行う2台のカメラを備え、これらカメラを前記検査用回転テーブルを挟む位置に配置すると好ましい。
【0017】
さらに、前記吸着パッドによる前記容器底面の真空吸着と連動させて、前記容器の底面を支持する、前記吸着パッドの外側に配設された容器支持ベースを下降させるアクチュエータを備えると好ましい。
【0018】
さらにまた、前記容器支持ベースを下降させるアクチュエータが、前記吸着パッドに連通した真空源により駆動される真空シリンダであると好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の実施の形態に係る壜等の容器の側面検査装置の構成を示す説明図であり、図1は平面図、図2は部分断面正面図である。また、図3は検査用回転テーブルの容器保持部の構成を示す部分断面図である。
【0020】
図1〜図3において、Wは壜等の有底で透光性の容器、1は容器Wの側面検査装置、2は容器Wを円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブル、3は検査用回転テーブル2に容器Wを供給する入側スターホイル、4は検査用回転テーブル2より容器Wを搬出する出側スターホイル、5、5は容器Wの側面の照明を行う照明装置、6、6は容器Wからの透過光の撮像を行うカメラ、7a、7bは容器Wの首部及び側面下部のガイド、8、9は吸着パッド、8aは吸着パッド8を支持する中空のロッド、Aはカメラ6の視野幅、SCRはスクリューコンベア、CNVはコンベア、CNVGは良品コンベア、CNVBは不良品コンベア、CWは入側スターホイル3及び出側スターホイル4の回転方向、CCWは検査用回転テーブル2の回転方向、XはコンベアCNV、CNVG及びCNVBの移動方向、Z0は検査用回転テーブル2の回転中心軸、Z1は吸着パッド8及びロッド8aの回転中心軸である。カメラ6、6は、検査用回転テーブル2を挟む位置に配置されている。即ち、カメラ6、6は、検査用回転テーブル2を挟んで、その左右両側(例えば、図1においては、検査用回転テーブル2の回転中心軸Z0から180度に対向する位置)に配置されており、容器Wの側面の撮像を分担できると共に、側面検査装置1を前後方向に小形化することができる。従って、工場内における側面検査装置1の占有スペースを削減することができる。
【0021】
また、2aは検査用回転テーブル2の容器保持部、2bは検査用回転テーブル2の回転軸、2cは検査用回転テーブル2の回転軸2bに固定された検査用回転テーブル回転ギア、2dは検査用回転テーブル2の回転軸2bと同軸に設けられたセンターギア、2eは吸着パッド8及びロッド8aの回転中心軸Z1と同軸に設けられた自転用ギア、3bは入側スターホイル3の回転軸、3cは入側スターホイル3の回転軸3bに固定された入側スターホイル回転ギア、4bは出側スターホイル4の回転軸、4cは出側スターホイル4の回転軸4bに固定された出側スターホイル回転ギアである。自転用ギア2eはセンターギア2dと噛合しており、検査用回転テーブル回転ギア2cは入側スターホイル回転ギア3c及び出側スターホイル回転ギア4cと噛合している。
【0022】
さらに、10はセンターギア2dと噛合する自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達する接続状態と、自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達しない解放状態との切り替えが可能なクラッチ、11はクラッチ10の解放状態において、ロッド8aを検査用回転テーブル2と固定するブレーキ、11aはブレーキ11と検査用回転テーブル2との連結部材である。
【0023】
さらにまた、13は吸着パッド8と図示しない真空源とを連結する配管の途中に設けられたロータリージョイントであり、13aはロータリージョイント13の回転部、13bはロータリージョイント13の固定部である。ロータリージョイント13の回転部13aは、検査用回転テーブル2の回転と同期して回転する。また、ロータリージョイント13の固定部13bは機枠と固定されており、その内部に円周方向に適宜の溝が形成され、図1の位置P1で吸着パッド8を動作させて容器Wの底面を吸着し、図1の位置P2で前記吸着を解放するように構成されている。
【0024】
検査用回転テーブル2の回転軸2bは図示しない駆動手段と連結されており、この駆動手段による駆動トルクにより回転軸2bが駆動され、検査用回転テーブル回転ギア2cが駆動される。従って、検査用回転テーブル回転ギア2cと噛合している入側スターホイル回転ギア3c及び出側スターホイル回転ギア4cが回転する。本実施の形態においては、検査用回転テーブル回転ギア2c、入側スターホイル回転ギア3c及び出側スターホイル回転ギア4cのピッチ円直径を等しくしているが、これらのピッチ円直径が異なる構成を採用してもよい。また、本実施の形態においては、駆動手段を回転軸2bに連結する場合を示したが、駆動手段は回転軸2b、回転軸3b及び回転軸4bのいずれか1つを駆動すればよく、このような構成により、検査用回転テーブル2、入側スターホイル3及び出側スターホイル4の回転(図1中のCCW及びCW)を確実に行うことができる。特に、検査用回転テーブル回転ギア2c、入側スターホイル回転ギア3c及び出側スターホイル回転ギア4cは一定方向に等速度で回転するため、ギアのバックラッシュは殆んど無視でき、高精度な回転を実現することができる。従って、容器Wの搬送を確実に行うことができる。また、検査用回転テーブル2、入側スターホイル3及び出側スターホイル4の回転を同一の駆動手段により効率的に実現することができる。
【0025】
図1の矢印X方向に移動するコンベアCNVにより順次搬送されて来る容器Wは、スクリューコンベアSCRによりコンベアCNV上で入側スターホイル3のピッチ間隔で並ぶように順次調整される。スクリューコンベアSCRにより間隔を調整された容器Wは、回転方向CWに所定の回転速度で回転する入側スターホイル3及びガイド7aにより容器Wの首部及び側面下部を支持されて、入側スターホイル3により順次搬送される。このような容器Wの首部及び側面下部の支持により、容器Wの水平断面形状が丸形状又は角形状等であっても、首部がある形状であれば容易に搬送することができる。
【0026】
入側スターホイル3により搬送された容器Wは、入側スターホイル3の回転と同期して回転方向CCWに回転する検査用回転テーブル2の吸着パッド8により容器Wの底面が吸着され、検査用回転テーブル2に移載される(図1の位置P1)。このような底面吸着により、容器Wの水平断面形状が丸形状又は角形状等であっても容易に吸着保持することができる。
【0027】
検査用回転テーブル2に移載された容器Wは、検査用回転テーブル2上を円形軌道に沿って所定の回転速度で搬送される。即ち、容器Wは、検査用回転テーブル2の回転中心軸Z0周りに公転する。
【0028】
センターギア2dは、機枠と連結され固定されており、回転不能とされている。ただし、センターギア2dは回転不能とされていてばよく、機枠と固定されていなくても、回転を抑制するようにピン等により機枠と連結されている等、適宜の構成を採用することができる。自転用ギア2eはセンターギア2dと噛合しているため、前記公転に伴い、自転用ギア2eは前記公転と同じ回転方向に自転する。この時、クラッチ10を接続状態として自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達すれば、ロッド8aにより支持されている吸着パッド8により底面を吸着されている容器Wが自転することになる。センターギア2dと噛合する自転用ギア2eは一定方向に等速度で回転するため、ギアのバックラッシュは殆んど無視でき、高精度な回転を実現することができる。従って、容器Wの側面検査精度を向上することができる。また、容器Wの自転速度は、センターギア2dとギヤ2eとの速比、即ちピッチ円直径の比により決定される。
【0029】
検査用回転テーブル2上を円形軌道に沿って搬送される容器Wは、図1のカメラ6の視野幅A内において自転するため、この自転中の容器Wからの透過光の撮像を複数のトリガー入力に基づきカメラ6により行う。カメラ6により撮像された画像は図示しないフレームメモリへ取り込まれ、このフレームメモリの画像を2値化し、この2値化データを判定値と比較することにより、容器W側面の異物並びに傷、欠け及び割れ等を検出する。
【0030】
側面検査終了後の容器Wは、検査結果に応じて、良品は、検査用回転テーブル2の回転と同期して回転する出側スターホイル4とガイド7bにより容器Wの首部及び側面下部が支持され、出側スターホイル4により良品コンベアCNVGに移載される。不良品は、吸着パッド9により側面上部を吸着され(例えば、図1の位置P2)、不良品コンベアCNVB上で吸着を解放して不良品コンベアCNVB上に移載される。あるいは、側面検査終了後の容器Wを、全て吸着パッド9により側面上部を吸着し(例えば、図1の位置P2)、検査結果に応じて、良品は良品コンベアCNVGに、不良品は不良品コンベアCNVBに振り分けてもよい。このような容器Wの首部及び側面下部の支持並びに吸着パッド9による側面上部の吸着により、容器Wの水平断面形状が丸形状又は角形状等であっても、首部がある形状であれば容易に搬送することができる。
【0031】
クラッチ10を解放状態とすることにより、自転用ギア2eのトルクはロッド8aに伝達されないため、このクラッチ10の解放状態において、ブレーキ11によりロッド8aを検査用回転テーブル2と固定することにより、ロッド8aにより支持される吸着パッド8は自転しないよう保持される。従って、側面検査前又は側面検査後においては、クラッチ10を解放状態としてブレーキ11によりロッド8aを検査用回転テーブル2と固定することにより、容器Wの入側スターホイル3から検査用回転テーブル2への受け渡し(図1の位置P1)、及び、容器Wの検査用回転テーブル2から出側スターホイル4への受け渡し(図1の位置P2)をより確実に行うことができる。
【0032】
また、クラッチ10のオン・オフにより、自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達する接続状態(容器Wが自転する)と自転用ギア2eのトルクをロッド8aに伝達しない解放状態(容器Wが自転しない)とを容易に切り替えることができるため、クラッチ10のオン・オフ制御により、容器Wの方向を制御することもできる。従って、本発明の側面検査装置の構成は、容器Wの水平断面形状が角形状である場合にも適用できる。
【0033】
図4は検査用回転テーブルの容器保持部の動作を示す部分断面図であり、入側スターホイル3から検査用回転テーブル2へ容器Wを受け渡す場合を示している。また、図4において、図1〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0034】
図4において、吸着パッド8の外側に配設された、容器Wの底面を支持する容器支持ベース12の内周面は、ロッド8a上部の外周面と昇降方向に摺動可能に密封されており、容器支持ベース12とロッド8a上部との間には空間12aが形成され、空間12aには昇降方向に変形する圧縮コイルバネ12bが配設されている。また、ロッド8aには、その中心部に真空吸引用の孔8bが形成されており、さらに、空間12aと穴8bとを連通させる孔8cが形成されている。
【0035】
図4(a)は、入側スターホイル3から検査用回転テーブル2上の容器保持部2a上に水平方向に容器Wが移載された瞬間(図1の位置P1)を示しており、容器支持ベース12の高さは入側スターホイル3内における容器Wの底面位置である受け渡し高さ(図中H)と合わせてある。
【0036】
図4(b)は、入側スターホイル3から検査用回転テーブル2へ容器Wを受け渡された後における容器保持部2aによる容器Wの保持構造を示したものである。例えば真空ポンプ又は真空発生装置等である図示しない真空源による孔8b及び孔8cを通した真空吸引により、容器支持ベース12とロッド8a上部との間の空間12a内が負圧となり、容器支持ベース12が容器Wを支持したまま下降する(図4(b)のB)。これと同時に、前記真空源による孔8bを通した真空吸引により、吸着パッド8により容器Wの底面の凹部が吸着される。このように、吸着パッド8による容器W底面の真空吸着と連動させて、吸着パッド8の外側に配設された容器支持ベース12を下降させる構成により、底面に凹部を有する容器の吸着支持を高速かつ確実に行うことができる。
【0037】
検査用回転テーブル2から出側スターホイル4へ容器Wを受け渡す場合には、図1の位置P2において、前記真空源による真空吸引を停止することにより、吸着パッド8による容器Wの底面の吸着を解放すると共に、容器支持ベース12とロッド8a上部との間の空間12a内の圧縮コイルバネ12bの復元力により容器支持ベース12が図4(a)の位置に上昇することにより、容器Wの受け渡し高さ(図4中のH)を合わすことができる。
【0038】
このように、吸着パッド8による容器W底面の真空吸着と連動させて、吸着パッド8の外側に配設された容器支持ベース12を下降させる構成は、底面に凹部を有する容器の搬送を行う装置、例えば底面に凹部を有する容器側面への印刷処理又は貼付処理を行う装置等にも適用することができる。
【0039】
以上の説明においては、容器支持ベース12を下降させるアクチュエータを吸着パッド8に連通した真空源により動作する真空シリンダとしたが、本発明は、このような構成に限定されるものではなく、圧縮空気により動作するエアシリンダ、あるいは電動シリンダ等のアクチュエータを用いることもできる。
【0040】
次に、容器の側面検査精度を向上させるためにカメラの視野幅(図1のA)を小さくする場合について説明する。元の視野幅と同じ容器の側面範囲の撮像を行うためには、容器Wの自転速度を上げる必要がある。前記のとおり、容器Wの自転速度は、センターギア2d(回転不能となるように固定されている)と自転用ギア2eとのピッチ円直径の比により決定されているため、自転速度を調整することはできない。
【0041】
図5は、容器Wの自転速度を上げるために、センターギア2dを回転させるための伝達機構の例を示す説明図であり、図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示している。また、図中の括弧内の数字は歯数比を示すためのものであり、例えば、自転用ギア2eの歯数とセンターギア2dの歯数との比は1:nであることを示している。
【0042】
図5において、検査用回転テーブル回転ギア2cの駆動トルクは、ギア14を介して増速機15に入力される。増速機15の出力は入力のn倍に増速されており、増速機15の出力がギア16a及び16bを介してセンターギア2dを回転させる。図5の構成例では、センターギア2dは、検査用回転テーブル2の回転速度(検査用回転テーブル2の回転軸2b及び検査用回転テーブル回転ギア2cの回転速度)と同じ速度で、検査用回転テーブル2の回転と逆方向に回転する。即ち、自転用ギア2eの自転速度(自転用ギア2eが検査用回転テーブル2の回転中心軸Z0周りを公転しながら自転する速度)は、センターギア2dを固定した場合の2倍となる。従って、図2のクラッチ10を接続状態として自転用ギア2eの回転をロッド8a、吸着パッド8を介して容器Wに伝達することにより、容器Wは、センターギア2dを固定した場合の2倍の自転速度で自転することになる。
【0043】
図5における伝達機構の構成例は、容器Wの自転速度を上げるために、検査用回転テーブル2の回転軸2bと同軸に設けられたセンターギア2dを検査用回転テーブル2の回転方向と逆方向に回転させるものであるが、容器の側面検査の画像処理速度等からの必要に応じて、センターギア2dを検査用回転テーブル2の回転方向と同方向に回転させる伝達機構を採用することにより、容器Wの自転速度を下げることもできる。
【0044】
以上のとおり、検査用回転テーブル2の回転軸2bと同軸に設けられたセンターギア2dに適宜の回転を付与することにより、容器Wの自転速度を調整することができる。
【0045】
以上の説明においては、容器Wからの透過光の撮像を、2台のカメラ6、6により直接行う場合について説明したが、容器Wからの透過光をミラーにより反射させ、この反射光を撮像してもよい。このような構成により、側面検査装置1を左右方向に小形化することができる。
【0046】
また、以上の説明においては、2台のカメラ6、6を検査用回転テーブル2を挟んで、その左右両側(検査用回転テーブル2の回転中心軸Z0から180度に対向する位置)に配置する場合を示したが(図1参照)、カメラ6、6の配置はこのような配置角度に限定されず、例えば、回転テーブル2の左右に135度から180度の範囲で配置する等、容器Wの側面の撮像の分担及び側面検査装置1の前後方向の小形化を考慮して、適宜配置角度を選択することができる。さらに、カメラ6は、2台に限定されるものではなく、要求される検査速度等に応じて1台又は3台以上としてもよい。
【0047】
また、以上の説明においては、容器Wが透光性である場合において、容器Wからの透過光をカメラ6により撮像する場合を示したが、本発明はこのような場合に限定されず、容器Wが透光性でない場合には、例えばカメラ側から照明を当てて、この反射光をカメラ6により撮像してもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る壜等の容器の側面検査装置は、円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドと一体回転可能に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアとを備え、前記検査用回転テーブルによる前記容器の搬送時に前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像するので、前記吸着パッドに支持された容器の自転を確実かつ高精度に行うことができ、容器側面の適切な画像を取り込むことが可能となるため、容器側面の検査精度を向上することができるという効果を奏する。
【0049】
また、本発明の請求項2に係る壜等の容器の側面検査装置は、円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドの周りに回転自在に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアと、前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達する接続状態と、前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達しない解放状態との切り替えが可能なクラッチとを備え、前記カメラの視野幅内において、前記クラッチを接続状態として前記容器保持部により保持された前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像するので、前記吸着パッドに支持された容器の自転を確実かつ高精度に行うことができ、容器側面の適切な画像を取り込むことが可能となるため、容器側面の検査精度を向上することができるという効果を奏する。また、前記クラッチのオン・オフ制御により、前記容器の方向を制御することができるという効果を奏する。
【0050】
また、本発明の請求項3に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項2の構成に加え、前記クラッチの解放状態において、前記ロッドを前記検査用回転テーブルと固定するブレーキとを備えたので、請求項2に係る発明の効果に加え、側面検査前又は側面検査後において、前記クラッチを解放状態として前記ブレーキにより前記ロッドを前記検査用回転テーブルと固定することにより、前記容器の受け渡しをより確実に行うことができるという効果を奏する。
【0051】
また、本発明の請求項4に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項1〜3の構成に加え、前記センターギアを機枠と連結して回転不能としたので、請求項1〜3に係る発明の効果に加え、前記容器の自転を簡単な構成で行うことができるという効果を奏する。
【0052】
また、本発明の請求項5に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項1〜3の構成に加え、前記センターギアを回転させる伝達機構を備えたので、請求項1〜3に係る発明の効果に加え、前記容器の自転速度を調整することができるという効果を奏する。
【0053】
また、本発明の請求項6に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項1〜5の構成に加え、前記検査用回転テーブルに前記容器を供給する入側スターホイルと、前記検査用回転テーブルより前記容器を搬出する出側スターホイルと、前記入側スターホイルの回転軸に固定された入側スターホイル回転ギアと、前記出側スターホイルの回転軸に固定された出側スターホイル回転ギアと、前記検査用回転テーブルの回転軸に固定された検査用回転テーブル回転ギアとを備え、前記入側スターホイル回転ギア及び出側スターホイル回転ギアと前記検査用回転テーブル回転ギアとを噛合させると共に、前記検査用回転テーブルの回転軸、前記入側スターホイルの回転軸及び前記出側スターホイルの回転軸のいずれかを駆動する駆動手段とを備えたので、請求項1〜5に係る発明の効果に加え、前記検査用回転テーブルへの前記容器の供給及び前記検査用回転テーブルからの前記容器の搬出を確実に行うことができるため、前記容器搬送の信頼性が向上するという効果を奏する。また、前記検査用回転テーブル、前記入側スターホイル及び前記出側スターホイルの回転を同一の駆動手段により効率的に実現することができるという効果を奏する。
【0054】
また、本発明の請求項7に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項1〜6の構成に加え、前記容器の側面の撮像を行う2台のカメラを備え、これらカメラを前記検査用回転テーブルを挟む位置に配設したので、請求項1〜6に係る発明の効果に加え、前記2台のカメラにより前記容器側面の撮像を分担できると共に側面検査装置を小形化できるという効果を奏する。
【0055】
また、本発明の請求項8に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項1〜7の構成に加え、前記吸着パッドによる前記容器底面の真空吸着と連動させて、前記容器の底面を支持する、前記吸着パッドの外側に配設された容器支持ベースを下降させるアクチュエータを備えたので、請求項1〜7に係る発明の効果に加え、底面に凹部を有する容器の吸着支持を高速かつ確実に行うことができるという効果を奏する。
【0056】
また、本発明の請求項9に係る壜等の容器の側面検査装置は、請求項8の構成に加え、前記容器支持ベースを下降させるアクチュエータが、前記吸着パッドに連通した真空源により駆動される真空シリンダであるので、請求項8に係る発明の効果に加え、前記容器支持ベースの下降をより簡素な機構で実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る壜等の容器の側面検査装置の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る壜等の容器の側面検査装置の構成を示す部分断面正面図である。
【図3】検査用回転テーブルの容器保持部の構成を示す部分断面図である。
【図4】検査用回転テーブルの容器保持部の動作を示す部分断面図である。
【図5】自転速度を上げるための伝達機構の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 側面検査装置、2 検査用回転テーブル、2a 容器保持部、2b 回転軸、2c 検査用回転テーブル回転ギア、2d センターギア、2e 自転用ギア、3 入側スターホイル、3b 回転軸、3c 入側スターホイル回転ギア、4 出側スターホイル、4b 回転軸、4c 出側スターホイル回転ギア、5 照明装置、6 カメラ、8 吸着パッド、8a ロッド、10 クラッチ、11ブレーキ、14、16a、16b ギア、15 増速機、A 視野幅、W 容器。

Claims (9)

  1. 円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、
    前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、
    前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドと一体回転可能に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアとを備え、
    前記検査用回転テーブルによる前記容器の搬送時に前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像する壜等の容器の側面検査装置。
  2. 円周上に複数の容器保持部を設け、これら容器保持部により保持された壜等の容器を円形軌道に沿って搬送する検査用回転テーブルと、前記検査用回転テーブルによる容器の搬送途中において該容器の側面の照明を行う照明装置と、前記照明を行っている容器の側面の撮像を行うカメラとを備えた壜等の容器の側面検査装置において、
    前記検査用回転テーブルの回転軸と同軸に設けられたセンターギアと、
    前記容器の底面を真空吸着する、前記容器保持部に配設された吸着パッドを支持するロッドと同軸に、このロッドの周りに回転自在に設けられ、前記センターギアと噛合してなる自転用ギアと、
    前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達する接続状態と、前記自転用ギアのトルクを前記ロッドに伝達しない解放状態との切り替えが可能なクラッチとを備え、
    前記カメラの視野幅内において、前記クラッチを接続状態として前記容器保持部により保持された前記容器を自転させながら前記カメラにより前記容器の側面を撮像する壜等の容器の側面検査装置。
  3. 前記クラッチの解放状態において、前記ロッドを前記検査用回転テーブルと固定するブレーキとを備えた請求項2記載の壜等の容器の側面検査装置。
  4. 前記センターギアを機枠と連結して回転不能としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の壜等の容器の側面検査装置。
  5. 前記センターギアを回転させる伝達機構を備えてなる請求項1〜3のいずれかに記載の壜等の容器の側面検査装置。
  6. 前記検査用回転テーブルに前記容器を供給する入側スターホイルと、前記検査用回転テーブルより前記容器を搬出する出側スターホイルと、前記入側スターホイルの回転軸に固定された入側スターホイル回転ギアと、前記出側スターホイルの回転軸に固定された出側スターホイル回転ギアと、前記検査用回転テーブルの回転軸に固定された検査用回転テーブル回転ギアとを備え、前記入側スターホイル回転ギア及び出側スターホイル回転ギアと前記検査用回転テーブル回転ギアとを噛合させると共に、前記検査用回転テーブルの回転軸、前記入側スターホイルの回転軸及び前記出側スターホイルの回転軸のいずれかを駆動する駆動手段とを備えた請求項1〜5のいずれかに記載の壜等の容器の側面検査装置。
  7. 前記容器の側面の撮像を行う2台のカメラを備え、これらカメラを前記検査用回転テーブルを挟む位置に配置してなる請求項1〜6のいずれかに記載の壜等の容器の側面検査装置。
  8. 前記吸着パッドによる前記容器底面の真空吸着と連動させて、前記容器の底面を支持する、前記吸着パッドの外側に配設された容器支持ベースを下降させるアクチュエータを備えた請求項1〜7のいずれかに記載の壜等の容器の側面検査装置。
  9. 前記容器支持ベースを下降させるアクチュエータが、前記吸着パッドに連通した真空源により駆動される真空シリンダである請求項8記載の壜等の容器の側面検査装置。
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