JP2004231795A - タイヤ用シリカ配合ゴム組成物 - Google Patents

タイヤ用シリカ配合ゴム組成物 Download PDF

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Naomi Okamoto
尚美 岡本
Koji Ishiguchi
康治 石口
Takamasa Fujii
孝昌 藤井
Osamu Kimura
修 木村
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Ube Industries Ltd
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Abstract

【課題】タイヤ性能をバランス良く両立するゴム組成物を提供する。
【解決手段】高シス−高ビニルポリブタジエン(a) 20〜80重量%と、
(a)以外のジエン系ゴム(b) 80〜20重量%とからなるゴム成分(a)+(b) 100重量部とカーボンブラック(c) 15〜55重量部と
シリカ(d) 5〜40重量部とからなるタイヤ用シリカ配合ゴム組成物であって、該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が
(1)ミクロ構造がシス−1,4構造が65〜95%及び1,2構造が4〜30%であり、かつ、(2)(A)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が30.5万〜70万のポリブタジエンと、(B)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が100万〜1000万のポリブタジエンとからなることを特徴とするタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。
【選択図】なし

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、タイヤの安全性・経済性などの性能に必要とされる、ウェットスキッド性能・発熱特性・耐摩耗性・低燃費性を高度にバランスさせた、シリカを配合したタイヤ用ゴム組成物に関する。
【0002】
また、本発明は、タイヤにおけるトレッド、サイドウォール等のタイヤ外部部材・カーカス、ビード、ベルト等のタイヤ内部部材やホース、ベルト、ゴムロール、ゴムクローラー等の工業製品にも用いることができる。
【0003】
【従来の技術】
ポリブタジエンは、いわゆるミクロ構造として、1,4−位での重合で生成した結合部分(1,4−構造)と1,2−位での重合で生成した結合部分(1,2−構造)とが分子鎖中に共存する。1,4−構造は、更にシス構造とトランス構造の二種に分けられる。一方、1,2−構造は、ビニル基を側鎖とする構造をとる。
【0004】
重合触媒によって、上記のミクロ構造が異なったポリブタジエンが製造されることが知られており、それらの特性によって種々の用途に使用されている。
特に、ハイシス構造(c)に適度に1,2−構造を含みトランス構造が少ないミクロ構造を有し、且つ、分子のリニアリティ(線状性)の高いポリブタジエンは、耐摩耗性、耐発熱性、反発弾性の優れた特性を有する。リニアリティの指標としては、Tcp/ML1+4 が用いられる。Tcpは、濃厚溶液中での分子の絡合いの程度を示し、Tcp/ML1+4 が大きい程、分岐度は小さく線状性は大きい。
【0005】
特開平9−291108号公報などで開示されているように、バナジウム金属化合物のメタロセン型錯体及び非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物及び/又はアルミノキサンからなる重合触媒により、ハイシス構造に適度に1,2−構造を含みトランス構造が少ないミクロ構造を有し且つ分子のリニアリティ(線状性)の高いポリブタジエンが製造されることが、本出願人により見出されている。このポリブタジエンは優れた特性を有することから、耐衝撃性ポリスチレン樹脂やタイヤなどへの応用が検討されている。
【0006】
特開平11−49924号公報には、特定の高シス−高ビニルポリブタジエンからなる組成物のタイヤへの応用が記載され、トレッド用途に有用で、高反発弾性率とスキッド抵抗性を併せ持つことが記載されている。
【0007】
自動車タイヤの性能として、制動特性としてのウェットスキッド性に優れ、且つ省燃費特性としての転がり抵抗性(tanδ)や耐摩耗性に優れることが要求されているが、これらの特性は二律背反の関係であることが知られている。
近年、ウェットスキッド性に優れたシリカを配合することで上記特性を高度にバランスさせる提案がなされているが十分ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
シリカ配合は、ウェットスキッド性と省燃費性に優れるが、耐摩耗性や加工性は低下することが知られており、耐摩耗性は高シスBR使用により改善されるがウェットスキッド抵抗性が低下してしまう場合があり、改良が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、高シス−高ビニルポリブタジエン(a) 20〜80重量%と、
(a)以外のジエン系ゴム(b) 80〜20重量%とからなるゴム成分(a)+(b) 100重量部と
カーボンブラック(c) 15〜55重量部と
シリカ(d) 5〜40重量部とからなるタイヤ用シリカ配合ゴム組成物であって、
該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が
(1)ミクロ構造がシス−1,4構造が65〜95%及び1,2構造が4〜30%であり、かつ、
(2)(A)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が30.5万〜70万のポリブタジエンと、
(B)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が100万〜1000万のポリブタジエンとからなること
を特徴とするタイヤ用シリカ配合ゴム組成物に関する。
【0010】
また、本発明は、該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が、25℃における5%トルエン溶液粘度(T−cp)とムーニー粘度(ML1+4)の関係式が下式(I)を満足することを特徴とする上記のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。1≦T−cp/ML1+4≦6...(I)
【0011】
また、本発明は、該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が、(A)遷移金属化合物のメタロセン型錯体、及び(B)非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物及び/又はアルモキサンから得られる触媒を用いて製造されていることを特徴とする上記のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物に関する。
【0012】
また、本発明は、(a)以外のジエン系ゴム(b)が、天然ゴム及び/又はポリイソプレンであることを特徴とする上記のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の(a)高シス−高ビニルポリブタジエンとしては、ミクロ構造がシス−1,4構造が65〜95%、好ましくは70〜90%、及び1,2構造が4〜30%であり、好ましくは5〜25%、より好ましくは7〜15%、シス−1,4−構造含有率が65〜95%、好ましくは70〜90%である。また、トランス−1,4−構造含有率が5%以下が好ましく、0.5〜4.0%が特に好ましい。
【0014】
ミクロ構造が上記の範囲外であると、ウェットスキッド性と耐摩耗性をバランス良く両立できない。
【0015】
即ち、シス構造が95%以上ではウェットスキッド性が低下し、シス構造が65%以下であると耐摩耗性が悪化するため、好ましくない。
【0016】
また、(a)高シス−高ビニルポリブタジエンの25℃における5%トルエン溶液粘度(T−cp)とムーニー粘度(ML1+4)の関係式が下式(I)を満足する範囲にある。 1≦T−cp/ML1+4≦6...(I)
好ましくは、2≦T−cp/ML1+4≦6を満足する。
【0017】
また、該ポリブタジエンのトルエン溶液粘度(Tcp)は、20〜500が好ましく、30〜300が特に好ましい。
【0018】
本発明の該ポリブタジエンのム−ニ−粘度(ML1+4)は、10〜200が好ましく、25〜100が特に好ましい。
【0019】
該ポリブタジエンの分子量は、トルエン中30℃で測定した固有粘度[η]として、0.1〜10が好ましく、0.1〜3が特に好ましい。
【0020】
また、該ポリブタジエンの分子量は、ポリスチレン換算の分子量として下記の範囲のものが好ましい。
数平均分子量(Mn):0.2×10〜10×10、より好ましくは0.5×10〜5×10
重量平均分子量(Mw):0.5×10〜20×10、より好ましくは1×10〜10×10
【0021】
また、本発明のポリブタジエンの分子量分布(Mw/Mn)は、好ましくは1.5〜3.5、より好ましくは1.6〜3である。
【0022】
本発明の該ポリブタジエンは、例えば、
(A)遷移金属化合物のメタロセン型錯体、及び(B)非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物及び/又はアルミノキサン
から得られる触媒を用いて、ブタジエンを重合させて製造できる。
【0023】
あるいは、(A)遷移金属化合物のメタロセン型錯体、
(B)非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物、
(C)周期律表第1〜3族元素の有機金属化合物、及び、
(D)水
から得られる触媒を用いたブタジエンを重合させて製造できる。
【0024】
(A)成分の遷移金属化合物のメタロセン型錯体としては、周期律表第4〜8族遷移金属化合物のメタロセン型錯体が挙げられる。
【0025】
例えば、チタン、ジルコニウムなどの周期律表第4族遷移金属のメタロセン型錯体(例えば、CpTiClなど)、バナジウム、ニオブ、タンタルなどの周期律表第5族遷移金属のメタロセン型錯体、クロムなどの第6族遷移金属メタロセン型錯体、コバルト、ニッケルなどの第8族遷移金属のメタロセン型錯体が挙げられる。
【0026】
中でも、周期律表第5族遷移金属のメタロセン型錯体が好適に用いられる。
【0027】
上記の周期律表第5族遷移金属化合物のメタロセン型錯体としては、
(1) RM・La、すなわち、シクロアルカジエニル基の配位子を有する酸化数+1の周期律表第5族遷移金属化合物
(2) R MX2−n ・La、すなわち、少なくとも1個のシクロアルカジエニル基の配位子を有する酸化数+2の周期律表第5族遷移金属化合物
(3) R MX3−n ・La
(4) RMX ・La
(5) RM(O)X ・La
(6) R MX3−n (NR’ )
などの一般式で表される化合物が挙げられる(式中、nは1又は2、aは0,1又は2である)。
【0028】
中でも、RM・La、R MX2−n ・La、R M・La、RMX ・La 、RM(O)X ・La などが好ましく挙げられる。
【0029】
Mは、周期律表第5族遷移金属化合物が好ましい。具体的にはバナジウム(V)、ニオブ(Nb)、またはタンタル(Ta)であり、好ましい金属はバナジウムである。
【0030】
Rはシクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基又は置換フルオレニル基を示す。
【0031】
置換シクロペンタジエニル基、置換インデニル基又は置換フルオレニル基における置換基としては、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ヘキシルなどの直鎖状脂肪族炭化水素基または分岐状脂肪族炭化水素基、フェニル、トリル、ナフチル、ベンジルなど芳香族炭化水素基、トリメチルシリルなどのケイ素原子を含有する炭化水素基などが挙げられる。さらに、シクロペンタジエニル環がXの一部と互いにジメチルシリル、ジメチルメチレン、メチルフェニルメチレン、ジフェニルメチレン、エチレン、置換エチレンなどの架橋基で結合されたものも含まれる。
【0032】
置換シクロペンタジエニル基の具体例としては、メチルシクロペンタジエニル基、などが挙げられる。
【0033】
Xは水素、ハロゲン、炭素数1から20の炭化水素基、アルコキシ基、又はアミノ基を示す。Xは同じであっても、異なってもよい。
【0034】
ハロゲンの具体例としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
【0035】
以上の中でも、Xとしては、水素、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル、エチル、ブチル、メトキシ、エトキシ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどが好ましい。
【0036】
Lは、ルイス塩基であり、金属に配位できるルイス塩基性の一般的な無機、有機化合物である。その内、活性水素を有しない化合物が特に好ましい。具体例としては、エ−テル、エステル、ケトン、アミン、ホスフィン、シリルオキシ化合物、オレフィン、ジエン、芳香族化合物、アルキンなどが挙げられる。
【0037】
NR’はイミド基であり、R’は炭素数1から25の炭化水素置換基である。
【0038】
(A)周期律表第5族遷移金属化合物のメタロセン型錯体としては、中でも、Mがバナジウムであるバナジウム化合物が好ましい。例えば、RV・La、RVX・La、R M・La、RMX ・La 、RMX ・La 、RM(O)X ・La などが好ましく挙げられる。特に、RV・La、RMX ・Laが好ましい。
【0039】
RMX ・Laで示される具体的な化合物としては、以下のものが挙げられるシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライドが挙げられる。モノ置換シクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、例えば、メチルシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、エチルシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、プロピルシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、イソプロピルシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、t−ブチルシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライドなどが挙げられる。
【0040】
1,2−ジ置換シクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、例えば、(1,2−ジメチルシクロペンタジエニル)バナジウムトリクロライドなどが挙げられる。
【0041】
ペンタ置換シクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド、例えば、(ペンタメチルシクロペンタジエニル)バナジウムトリクロライド、(1,2,3,4−テトラメチル−5−フェニルシクロペンタジエニル)バナジウムトリクロライド、(1−メチル−2,3,4,5−テトラフェニルシクロペンタジエニル)バナジウムトリクロライドなどが挙げられる。
【0042】
インデニルバナジウムトリクロライドが挙げられる。置換インデニルバナジウムトリクロライド、例えば、(2−メチルインデニル)バナジウムトリクロライド、(2−トリメチルシリルインデニル)バナジウムトリクロライドなどが挙げられる。
【0043】
シクロペンタジエニルバナジウムトリt−ブトキサイド、シクロペンタジエニルバナジウムi−プロポキサイド、シクロペンタジエニルバナジウムジメトキシクロライドなどが挙げられる。
【0044】
(t−ブチルアミド)ジメチル(η−シクロペンタジエニル)シランバナジウムジクロライド、(t−ブチルアミド)ジメチル(トリメチル−η−シクロペンタジエニル)シランバナジウムジクロライドなどが挙げられる。
【0045】
RM(O)X で表される具体的な化合物としては、シクロペンタジエニルオキソバナジウムジクロライド、メチルシクロペンタジエニルオキソバナジウムジクロライド、ベンジルシクロペンタジエニルオキソバナジウムジクロライド、(1,3−ジメチルシクロペンタジエニル)オキソバナジウムジクロライド、(1−ブチル−3−メチルシクロペンタジエニル)オキソバナジウムジクロライド、(ペンタメチルシクロペンタジエニル)オキソバナジウムジクロライド、(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)オキソバナジウムジクロライドなどが挙げられる。
上記の各化合物の塩素原子をメチル基で置換したメチル体も挙げられる。
【0046】
RとXが炭化水素基、シリル基によって結合されたものも含まれる。例えば、(t−ブチルアミド)ジメチル(η−シクロペンタジエニル)シランオキソバナジウムクロライドなどのアミドクロライド体、あるいはこれらの化合物の塩素原子をメチル基で置換したメチル体などが挙げられる。
【0047】
シクロペンタジエニルオキソバナジウムジメトキサイド、シクロペンタジエニルオキソバナジウムジi−プロポキサイド、シクロペンタジエニルオキソバナジウムジt−ブトキサイドなどが挙げられる。
上記の各化合物の塩素原子をメチル基で置換したメチル体も挙げられる。
【0048】
(シクロペンタジエニル)ビス(ジエチルアミド)オキソバナジウムなどが挙げられる。
【0049】
(B)成分のうち、非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物を構成する非配位性アニオンとしては、例えば、テトラ(フェニル)ボレ−ト、テトラ(フルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(ジフルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(トリフルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(テトラフルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレ−ト、テトラキス(テトラフルオロメチルフェニル)ボレ−ト、テトラ(トリイル)ボレ−ト、テトラ(キシリル)ボレ−ト、トリフェニル(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、トリス(ペンタフルオロフェニル)(フェニル)ボレ−ト、トリデカハイドライド−7,8−ジカルバウンデカボレ−ト、テトラフルオロボレ−ト、ヘキサフルオロホスフェ−トなどが挙げられる。
【0050】
一方、カチオンとしては、カルボニウムカチオン、オキソニウムカチオン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、シクロヘプチルトリエニルカチオン、遷移金属を有するフェロセニウムカチオンなどを挙げることができる。
【0051】
カルボニウムカチオンの具体例としては、トリフェニルカルボニウムカチオン、トリ置換フェニルカルボニウムカチオンなどの三置換カルボニウムカチオンを挙げることができる。トリ置換フェニルカルボニウムカチオンの具体例としては、トリ(メチルフェニル)カルボニウムカチオン、トリ(ジメチルフェニル)カルボニウムカチオンを挙げることができる。
【0052】
アンモニウムカチオンの具体例としては、トリメチルアンモニウムカチオン、トリエチルアンモニウムカチオン、トリプロピルアンモニウムカチオン、トリブチルアンモニウムカチオン、トリ(n−ブチル)アンモニウムカチオンなどのトリアルキルアンモニウムカチオン、N,N−ジメチルアニリニウムカチオン、N,N−ジエチルアニリニウムカチオン、N,N−2,4,6−ペンタメチルアニリニウムカチオンなどのN,N−ジアルキルアニリニウムカチオン、ジ(i−プロピル)アンモニウムカチオン、ジシクロヘキシルアンモニウムカチオンなどのジアルキルアンモニウムカチオンを挙げることができる。
【0053】
ホスホニウムカチオンの具体例としては、トリフェニルホスホニウムカチオン、トリ(メチルフェニル)ホスホニウムカチオン、トリ(ジメチルフェニル)ホスホニウムカチオンなどのトリアリ−ルホスホニウムカチオンを挙げることができる。
【0054】
該イオン性化合物は、上記で例示した非配位性アニオン及びカチオンの中から、それぞれ任意に選択して組み合わせたものを好ましく用いることができる
【0055】
中でも、イオン性化合物としては、トリフェニルカルボニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、トリフェニルカルボニウムテトラキス(フルオロフェニル)ボレ−ト、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、1,1’−ジメチルフェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−トなどが好ましい。イオン性化合物を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0056】
また、(B)成分として、アルモキサンを用いてもよい。アルモキサンとしては、有機アルミニウム化合物と縮合剤とを接触させることによって得られるものであって、一般式(−Al(R’)O−) n で示される鎖状アルミノキサン、あるいは環状アルミノキサンが挙げられる。(R’ は炭素数1〜10の炭化水素基であり、一部ハロゲン原子及び/ 又はアルコキシ基で置換されたものも含む。nは重合度であり、5以上、好ましくは10以上である)。R’ として、はメチル、エチル、プロピル、イソブチル基が挙げられるが、メチル基が好ましい。アルミノキサンの原料として用いられる有機アルミニウム化合物としては、例えば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウム及びその混合物などが挙げられる。
【0057】
トリメチルアルミニウムとトリブチルアルミニウムの混合物を原料として用いたアルモキサンを好適に用いることができる。
【0058】
また、縮合剤としては、典型的なものとして水が挙げられるが、この他に該トリアルキルアルミニウムが縮合反応する任意のもの、例えば無機物などの吸着水やジオ−ルなどが挙げられる。
【0059】
(A)成分及び(B)成分に、さらに(C)成分として周期律表第1〜3族元素の有機金属化合物を組合せて共役ジエンの重合を行ってもよい。(C)成分の添加により重合活性が増大する効果がある。周期律表第1〜3族元素の有機金属化合物としては、有機アルミニウム化合物、有機リチウム化合物、有機マグネシウム化合物、有機亜鉛化合物、有機ホウ素化合物などが挙げられる。
【0060】
具体的な化合物としては、メチルリチウム、ブチルリチウム、フェニルリチウム、ベンジルリチウム、ネオペンチルリチウム、トリメチルシリルメチルリチウム、ビストリメチルシリルメチルリチウム、ジブチルマグネシウム、ジヘキシルマグネシウム、ジエチル亜鉛、ジメチル亜鉛、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、トリデシルアルミニウム、トリフッ化ホウ素、トリフェニルホウ素などを挙げられる。
【0061】
さらに、エチルマグネシウムクロライド、ブチルマグネシウムクロライド、ジメチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライド、セスキエチルアルミニウムクロライド、エチルアルミニウムジクロライドのような有機金属ハロゲン化合物、ジエチルアルミニウムハイドライド、セスキエチルアルミニウムハイドライドのような水素化有機金属化合物も含まれる。また有機金属化合物は、二種類以上併用できる。
【0062】
上記の触媒各成分の組合せとして、(A)成分としてシクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド(CpVCl)などのRMX、あるいは、シクロペンタジエニルオキソバナジウムジクロライド(CpV(O)Cl)などのRM(O)X、(B)成分としてトリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、(C)成分としてトリエチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウムの組合せが好ましく用いられる。
【0063】
また、(B)成分としてイオン性化合物を用いる場合は、(C)成分として上記のアルモキサンを組み合わせて使用してもよい。
【0064】
各触媒成分の配合割合は、各種条件及び組合せにより異なるが、(A)成分のメタロセン型錯体と(B)成分のアルミノキサンのモル比は、好ましくは 1:1〜1:100000、より好ましくは1:10〜1:10000である。
(A)成分のメタロセン型錯体と(B)成分のイオン性化合物とのモル比は、好ましくは1:0.1〜1:10である。
(A)成分のメタロセン型錯体と(C)成分の有機金属化合物とのモル比は、好ましくは1:0.1〜1:10000である。
触媒成分の添加順序は、特に、制限はない。
【0065】
また、本発明においては、触媒系として 更に、(D)成分として水を添加することが好ましい。 (C)成分の有機アルミニウム化合物と(D)成分の水とのモル比(C)/(D)は、好ましくは0.66〜5であり、より好ましくは0.7〜1.5である。
【0066】
触媒成分の添加順序は、特に、制限はないが、例えば次の順序で行うことができる。
▲1▼重合すべき共役ジエン化合物モノマ−又はモノマ−と溶媒の混合物に(D)成分を添加し、(C)成分を添加した後、(A)成分と(B)成分を任意の順序で添加する。
▲2▼重合すべき共役ジエン化合物モノマ−又はモノマ−と溶媒の混合物に(D)成分と(C)成分を添加した後、(A)成分と(B)成分を任意の順序で添加する。
【0067】
また重合時に、必要に応じて水素を共存させることができる。
水素の存在量は、共役ジエン1モルに対して、好ましくは500ミリモル以下、あるいは、20℃1気圧で12L以下であり、より好ましくは50ミリモル以下、あるいは、20℃1気圧で1.2L以下である。
【0068】
ここで重合すべきブタジエンモノマ−とは、全量であっても一部であってもよい。モノマ−の一部の場合は、上記の接触混合物を残部のモノマ−あるいは残部のモノマ−溶液と混合することができる。
【0069】
ブタジエンモノマ−以外にイソプレン、1,3−ペンタジエン、2−エチル−1,3− ブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、2−メチルペンタジエン、4−メチルペンタジエン、2,4−ヘキサジエンなどの共役ジエン、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブテン、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1等の非環状モノオレフィン、シクロペンテン、シクロヘキセン、ノルボルネン等の環状モノオレフィン、及び/又はスチレンやα−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,5−ヘキサジエン等の非共役ジオレフィン等を少量含んでいてもよい。
【0070】
重合方法は、特に制限はなく、溶液重合、又は、1,3−ブタジエンそのものを重合溶媒として用いる塊状重合などを適用できる。トルエン、ベンゼン、キシレン等の芳香族系炭化水素、n−ヘキサン、ブタン、ヘプタン、ペンタン等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環式炭化水素、1−ブテン、2−ブテン等のオレフィン系炭化水素、ミネラルスピリット、ソルベントナフサ、ケロシン等の炭化水素系溶媒や、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。
【0071】
本発明においては、上記の触媒を所定の温度で予備重合を行うことが好ましい。予備重合は、気相法、スラリ−法、塊状法などで行うことができる。予備重合において得られた固体は分離してから本重合に用いる、あるいは、分離せずに本重合を続けて行うことができる。
【0072】
重合温度は−100〜200℃の範囲が好ましく、 −50〜120℃の範囲が特に好ましい。重合時間は2分〜12時間の範囲が好ましく、5分〜6時間の範囲が特に好ましい。
【0073】
本発明の(a)以外のジエン系ゴム(b)としては、ハイシスポリブタジエンゴム、ローシスポリブタジエンゴム(BR)、乳化重合若しくは溶液重合スチレンブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(CR)などが挙げられる。
【0074】
また、これらゴムの誘導体、例えば錫化合物で変性されたポリブタジエンゴムやエポキシ変性、シラン変性、マレイン酸変性された上記ゴムなども用いることができ、これらのゴムは単独でも、二種以上組合せて用いても良い。
【0075】
本発明の(c)成分のカーボンブラックとしては、粒子径が90nm以下、ジブチルフタレート(DBP)吸油量が70ml/100g以上のカーボンブラックで、例えば、FEF,FF,GPF,SAF,ISAF,SRF,HAF等が挙げられる。
(d)成分のシリカとしては、乾式法による無水けい酸および湿式法による含水けい酸や合成けい酸塩などが挙げられる。
【0076】
更に、ゴム補強剤として、活性化炭酸カルシウム、超微粒子珪酸マグネシウム等の無機補強剤やシンジオタクチック1.2ポリブタジエン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ハイスチレン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、変性メラミン樹脂、クマロンインデン樹脂及び石油樹脂等の有機補強剤を混合してもよい。
【0077】
本発明のゴム組成物の混合割合は、高シス−高ビニルポリブタジエン(a) 20〜80重量%と、
(a)以外のジエン系ゴム(b) 80〜20重量%とからなるゴム成分(a)+(b) 100重量部と
カーボンブラック(c) 15〜55重量部と
シリカ(d) 5〜40重量部である。
【0078】
好ましくは、高シス−高ビニルポリブタジエン(a)30〜70重量%と、
(a)以外のジエン系ゴム(b)70〜30重量%とからなるゴム成分(a)+(b) 100重量部とカーボンブラック(c)+シリカ(d)が30〜80重量部である。
カーボンブラック(c)+シリカ(d)が20重量部以下であると耐摩耗性が低下し、95重量部以上であると配合物粘度が上昇し混練りが困難となり、好ましくない。
【0079】
本発明のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物は、前記各成分を通常行われているバンバリー、オープンロール、ニーダー、二軸混練り機などを用いて混練りすることで得られる。
【0080】
本発明のゴム組成物には、必要に応じて、加硫剤、加硫助剤、老化防止剤、充填剤、プロセスオイル、亜鉛華、ステアリン酸など、通常ゴム業界で用いられる配合剤を混練してもよい。
【0081】
加硫剤としては、公知の加硫剤、例えば硫黄、有機過酸化物、樹脂加硫剤、酸化マグネシウムなどの金属酸化物などが用いられる。
【0082】
加硫助剤としては、公知の加硫助剤、例えばアルデヒド類、アンモニア類、アミン類、グアニジン類、チオウレア類、チアゾール類、チウラム類、ジチオカーバメイト類、キサンテート類などが用いられる。
【0083】
充填剤としては、炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、クレー、リサージュ、珪藻土等の無機充填剤、再生ゴム、粉末ゴム等の有機充填剤が挙げられる。
【0084】
老化防止剤としては、アミン・ケトン系、イミダゾール系、アミン系、フェノール系、硫黄系及び燐系などが挙げられる。
【0085】
プロセスオイルは、アロマティック系、ナフテン系、パラフィン系のいずれを用いてもよい。
【0086】
本発明のゴム組成物は、スキッド抵抗性・発熱特性を維持しつつ、低燃費性と耐摩耗性の向上が図られ、より高度にバランスのとれたタイヤのトレッド・サイドウォールなどの用途に好適である。
【0087】
【実施例】
ミクロ構造は、赤外吸収スペクトル分析によって行った。シス740cm−1、トランス967cm−1、ビニル910cm−1の吸収強度比からミクロ構造を算出した。
【0088】
[η]は、トルエン溶液で30℃の温度で測定した。
ムーニー粘度(ML1+4)は、JIS K6300に準拠して測定した。
トルエン溶液粘度(Tcp)は、ポリマー2.28gをトルエン50mlに溶解した後、標準液として粘度計校正用標準液(JIS Z8809)を用い、キャノンフェンスケ粘度計No.400を使用して、25℃で測定した。
【0089】
加硫ゴム組成物の特性は次のように評価した。
スキッド抵抗指数:ASTM E303に準じてブリティシュポータブルスキッドテスターを用いてスリガラス面を水で濡らし室温で測定して比較例1を100として指数で評価した。指数が大きいほどスキッド抵抗は良好である。
【0090】
耐摩耗性指数:JIS K6264に準じてランボーン摩耗試験機を用いてスリップ率20%で測定し、比較例1を100として指数で評価した。指数が大きいほど耐摩耗性は良好である。
【0091】
発熱特性指数:JIS K6265に準じて、試験温度100℃で、25分間試験し、試験後とスタート温度との差を測定し、比較例1を100として指数で評価した。指数が大きいほど発熱量は小さく良好である。
【0092】
tanδ指数:レオメトリック社製粘弾性測定装置を用い、温度;60℃、周波数;10Hz、動歪み;2%で測定し、比較例1を100として指数で評価した。指数が大きいほどtanδは小さく良好である。
【0093】
(参考例1)
アルミ熟成槽にシクロヘキサンを34L仕込み、表1に示す水濃度に調整を行った。次に、トリエチルアルミニウム(0.6mmol/Lのトルエン溶液)を90ml注入し十分な時間攪拌を行った。このシクロヘキサン溶液を70wt%、1,3−ブタジエンを30wt%になる比率で混合槽に連続的に流入を行った。混合槽内では液相部に混合溶液(FB)、気相部には水素、窒素、及び蒸気圧に相当するFBが存在する。気相部の混合気は約6NL/hで循環ガスラインを循環しており、循環ラインに窒素及び水素を注入することによって、ガス組成を調整し、ガスクロマトグラフィーによってその管理を行った。FB中への水素の溶解は温度と水素分圧による気液平衡で行い、水素を溶解させたFBを反応槽に連続的に送った。第一反応槽では、シクロペンタジエニルバナジウムトリクロライド(CpVCl)(0.005mmol/mLのトルエン溶液)、及びトリフェニルカルボニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(PhCB(C)(0.0025mmol/mLのトルエン溶液)をFB中濃度が表1に相当する流量で注入した。重合は40℃で行った。第二反応槽では、DEAC(ジエチルアルミニウムクロライド)を所定量添加した。反応温度は40℃に、圧力は0.6MPaに制御した。
【0094】
(実施例1)
参考例1の高シスー高ビニルBRを用い、所定の配合処方に従って、1.7Lの試験用バンバリーミキサーを使用し天然ゴムとカーボンブラック等をで混練してから加硫剤をオープンロールで混合した。得られた配合物を所定の条件で押出し機で押出してダイスウェル測定した。
次いで、温度150℃で30分間プレス加硫し、得られた加硫試験片により100%弾性率、反発弾性及びtanδを評価した。
【0095】
【発明の効果】
本発明におけるタイヤ用シリカ配合ゴム組成物は、スキッド抵抗性・発熱特性を維持しつつ、低燃費性と耐摩耗性の向上が図られ、より高度にバランスのとれたタイヤのトレッド・サイドウォールなどの用途に好適である。

Claims (4)

  1. 高シス−高ビニルポリブタジエン(a) 20〜80重量%と、(a)以外のジエン系ゴム(b) 80〜20重量%とからなるゴム成分(a)+(b) 100重量部と
    カーボンブラック(c) 15〜55重量部と
    シリカ(d) 5〜40重量部とからなるタイヤ用シリカ配合ゴム組成物であって、
    該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が
    (1)ミクロ構造がシス−1,4構造が65〜95%及び1,2構造が4〜30%であり、かつ、
    (2)(A)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が30.5万〜70万のポリブタジエンと、
    (B)成分:ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定した重量平均分子量(Mw)が100万〜1000万のポリブタジエンとからなること
    を特徴とするタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。
  2. 該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が、25℃における5%トルエン溶液粘度(T−cp)とムーニー粘度(ML1+4)の関係式が下式(I)を満足することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。
    1≦T−cp/ML1+4≦6...(I)
  3. 該高シス−高ビニルポリブタジエン(a)が、(A)遷移金属化合物のメタロセン型錯体、及び(B)非配位性アニオンとカチオンとのイオン性化合物及び/又はアルモキサンから得られる触媒を用いて製造されていることを特徴とする請求項1〜2に記載のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。
  4. (a)以外のジエン系ゴム(b)が、天然ゴム及び/又はポリイソプレンであることを特徴とする請求項1〜4に記載のタイヤ用シリカ配合ゴム組成物。
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