JP2004229424A - モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高抵抗に構成されたサブブラシ44a,44bを低抵抗に構成されたメインブラシ43a,43bに対してそれぞれ回転方向に所定角度θ1ずれた位置に配置し、巻線41への給電はメインブラシ43a,43bからのみ行う。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給電ブラシを有するモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、直流モータに用いられる給電ブラシの摩耗を小さくし、該ブラシ、ひいてはモータの長寿命化を図るための種々の提案がなされている。
【0003】
例えば、高抵抗に構成した給電ブラシを用いるものがある。このようにすれば、給電ブラシにおいて発生する火花が低減されるので、その火花による給電ブラシの寿命低下が軽減される。しかし、高抵抗に構成した給電ブラシは、当然ながら電気抵抗が大きいために該ブラシにおける電気的な損失が大きく、モータの出力が低下してしまうという問題がある。
【0004】
従来、上記問題点を解決するため、給電ブラシを、整流子セグメントと最初に接触する部分(整流始端)及び該セグメントと最後に離間する部分(整流終端)の少なくとも一方を高抵抗としそれ以外を低抵抗とした、即ち多層に構成したものがある(例えば、特許文献1)。このような構成とすれば、給電ブラシにおいて発生する火花が低減されるので、その火花による給電ブラシの寿命低下が軽減され、しかも、低抵抗の部分を設けたことにより、電気抵抗が小さくなり、該ブラシにおける電気的な損失が抑えられ、モータの出力低下を低減できる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−119031号公報(図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように多層の給電ブラシは、製造が煩雑であるため、コストが高くなる、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、低コストで給電ブラシの長寿命化を図ることができるモータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数の励磁コイルがそれぞれ接続される複数のセグメントを有する整流子を有する整流子に対し、摺接可能に配置された給電ブラシを有するモータであって、前記給電ブラシが接触するセグメントと同電位のセグメントに接触し前記給電ブラシが前記接触するセグメントから離間するよりも遅れて前記同電位のセグメントから離間する非給電ブラシを備えたことを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、複数の励磁コイルがそれぞれ接続される複数のセグメントを有する整流子に対し摺接配置された給電ブラシを有するモータであって、
前記整流子の回転により前記給電ブラシが接触するセグメントから離間するときに該セグメントと同電位の第1のセグメントと、該第1のセグメントと回転方向に隣り合う第2のセグメントを所定期間短絡する非給電ブラシを備えたことを要旨とする。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、前記非給電ブラシは、前記給電ブラシよりも高抵抗に構成されることを要旨とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記非給電ブラシは、前記給電ブラシが接触するセグメントと同一のセグメントと前記接触することを要旨とする。
【0011】
また、請求項5に記載の発明は、同電位のセグメントを相互に短絡する短絡線を備え、前記非給電ブラシは、前記給電ブラシが接触するセグメントと異なるセグメントと前記接触することを要旨とする。
【0012】
また、請求項6に記載の発明は、前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシは、その幅が前記各セグメントの幅と等しく形成され、前記非給電ブラシは、前記給電ブラシは、前記整流子の回転方向に所定角度ずれた位置に配置されること要旨とする。
【0013】
また、請求項7に記載の発明は、前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシは、その幅が前記各セグメントの幅と等しく形成され、前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシの電気的な合計幅が、前記各セグメントの幅よりも広くなるように配置されることを要旨とする。
【0014】
また、請求項8に記載の発明は、前記非給電ブラシは、その幅が前記給電ブラシの幅よりも広く形成されることを要旨とする。
(作用)
請求項1,2,5,6に記載の発明によれば、給電ブラシが、回転方向下流側のセグメントから離間しても、非給電ブラシが、所定期間、隣接する2つのセグメントを短絡するので、給電ブラシが回転方向下流側のセグメントから離間する際には、極めて火花が発生し難い。従って、効果的に火花の発生を防止することができ、給電ブラシの磨耗が防止される。その結果、モータの超寿命化が可能になる。また、給電ブラシを積層構造とする必要がなく、非給電ブラシ用の給電装置は不要であるので低コストである。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、整流終端となる非給電ブラシが高抵抗に構成されるため、火花自体が発生し難い。従って、効果的に火花の発生を防止することができ、その結果、モータの超寿命化が可能になる。
【0016】
また、給電ブラシからのみ給電を行うので、非給電ブラシは、より高抵抗とすることができる。従って、給電ブラシの抵抗を低く抑えたまま整流コイルを短絡する経路を高抵抗化することができるので、より整流を改善することができ、モータの出力を向上することができる。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、給電ブラシ及び非給電ブラシが、同一のセグメントに摺接するので、短絡線を持たないモータにも適用可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、給電ブラシ及び非給電ブラシを、整流子の周方向同一平面上に配置することができるので、モータの軸方向の寸法が小型化される。
【0018】
請求項8に記載の発明によれば、整流終端のみならず整流始端も非給電ブラシとなるので、給電ブラシが回転方向上流側のセグメントと接触し、及び回転方向下流側のセグメントから離間する際には、極めて火花が発生し難くなる。さらに、電機子が何れの方向に回転しても、極めて火花が発生し難くなる。従って、効果的に火花の発生を防止することができ、給電ブラシの磨耗が防止される。その結果、モータの超寿命化が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を6極8スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第1の実施形態について図面に従って説明する。
【0020】
図1及び図2に示すように、本実施形態のモータ31は、固定子32と電機子33を備えている。固定子32は、ヨーク34と該ヨーク34内に配設された複数の磁極としてのマグネット35から構成されている。本実施形態では、6個のマグネット35が、ヨーク34の内周面に等角度間隔にて配置固定されている。
【0021】
電機子33は、回転軸36と、回転軸36の略中央部に固定されるコア37と、回転軸36の一端に固定される整流子(コンミテータ)38とを備えている。そして、電機子33は、回転軸36がヨーク34の図示しない軸受けにて軸支されることにより、前記マグネット35に囲まれるよう回転可能にヨーク34内に支持収容されている。尚、本実施形態のモータ31は、電機子33(整流子38)を一方向(図1中時計回り方向)のみに回転するように使用されるものである。
【0022】
コア37には、複数のティース39が設けられている。本実施形態では、8個のティース39が等角度間隔にて設けられており、当該各ティース39間は、8個のスロット40を形成している。そして、各ティース39には、図示しないインシュレータを介して励磁コイルとしての巻線41が巻回されている。本実施形態では、巻線41は各ティース39に集中巻にて巻回されている。
【0023】
整流子38は、略円筒状をなし、その外周面には、等角度間隔にて固定配置複された複数(24個)のセグメント42を備え、隣接する2つのセグメント42には、各ティース39を巻回した巻線41の両端がそれぞれ接続されている。
【0024】
尚、本実施形態では、同電位となる3つセグメント42(120°間隔)の間は、図示しない複数の短絡線(8本)によって相互に短絡されており、巻線41が非接続となる各セグメント42には、短絡線の中央部分が結線されている。
【0025】
モータ31は、給電ブラシとしての一対のメインブラシ43a,43bと、非給電ブラシとしての一対のサブブラシ44a,44bとを備えている。そして、メインブラシ43a,43b及びサブブラシ44a,44bは、前記整流子38の外周面、即ち各セグメント42に摺接するよう図示しないブラシホルダにて保持されている。
【0026】
メインブラシ43a,43bは、低抵抗に構成し、サブブラシ44a,44bは、メインブラシ43a,43bよりも高抵抗に構成されている。
メインブラシ43a,43b及びサブブラシ44a,44bは、ともにその幅(整流子38の周方向の長さ)がセグメント42の幅と略等しく形成されている。尚、本実施形態では、サブブラシ44a,44bは、メインブラシ43a,43bよりも、その高さ(同軸方向の長さ)及び全長(同径方向の長さ)が小さく形成されている。従って、サブブラシ44a,44bは、メインブラシ43a,43bよりも体積が小さい。これは、後述のように、サブブラシ44a,44bは、巻線41への給電を行わないので、発熱及び電流による磨耗が小さく、接触電圧降下もモータ31の出力に影響しないためである。
【0027】
メインブラシ43a,43b及びサブブラシ44a,44bは、それぞれ180°間隔で配置されている。サブブラシ44a,44bは、各メインブラシ43a,43bから軸方向外側(図2中上方)にずれた位置に略並行するように配置されている。さらに、サブブラシ44a,44bは、それぞれ対応する各メインブラシ43a,43bから回転方向(図1中時計回り方向)に所定角度θ1だけずれた位置に配置されている。
【0028】
詳しくは、サブブラシ44aは、メインブラシ43aに対応し、当該メインブラシ43aに対して軸方向上方、回転方向に所定角度θ1だけずれた位置に配置されている。同様に、サブブラシ44bは、メインブラシ43bに対応し、当該メインブラシ43bに対して軸方向上方、回転方向に所定角度θ1だけずれた位置に配置されている。
【0029】
図3に示すように、メインブラシ43aは、ピッグテール45を介して電源46の正極側端子と接続され、同様にメインブラシ43bは、ピッグテール45を介して電源46の負極側端子と接続されている。そして、これらメインブラシ43a,43bは、接触する各セグメント42から励磁コイルとしての巻線41へ給電を行い、及び電機子33(整流子38)の回転により隣接する2つのセグメント42を順次短絡する。
【0030】
一方、サブブラシ44a,44bは、電源に接続されていない。即ち、メインブラシ43a,43bのような給電ブラシとしての機能は有しておらず、電機子33(整流子38)の回転により隣接する2つのセグメント42を順次短絡するのみである。
【0031】
次に、上記のように構成されたモータ31の作用について説明する。
図4に示すように、例えば、メインブラシ43aが隣接する2つのセグメント42a,42bと接触する状態にある場合、メインブラシ43a及びセグメント42a,42bを介して巻線41へ給電されている。
【0032】
また、同時に、メインブラシ43aが、これらセグメント42a,42bを短絡することにより、これらセグメント42a,42bに接続された巻線41a、即ち前記マグネット35と略正対する位置関係にある巻線(整流コイル、図1参照)が整流される。
【0033】
このとき、サブブラシ44aもまた、メインブラシ43aと同一の隣接する2つのセグメント42a,42bと接触し、当該セグメント42a,42bを短絡している。
【0034】
次に、図5に示すように、電機子33(整流子38)が回転すると、メインブラシ43aは、第1のセグメントとしての回転方向下流側(図5中右側)のセグメント42bから離間し、第2のセグメントとしての同上流側のセグメント42aにのみ接触する状態に移行する。
【0035】
ここで、メインブラシ43a,43b及びサブブラシ44a,44bは、ともにその幅がセグメント42の幅と略等しく形成されており、各サブブラシ44a,44bは、それぞれ対応する各メインブラシ43a,43bから回転方向に所定角度θ1だけずれた位置に配置されている。
【0036】
つまり、メインブラシ43a,43b及びサブブラシ44a,44bは、メインブラシ43aとサブブラシ44a、及びメインブラシ43bとサブブラシ44bのそれぞれの電気的な合計幅は、セグメント42の幅より大きくなるように配置されている。
【0037】
従って、整流子38の回転により、メインブラシ43aが、回転方向下流側(図5中右側)のセグメント42bから離間し同上流側のセグメント42aにのみ接触する状態に移行した場合においても、サブブラシ44aは、セグメント42a及びセグメント42bに亘って接触している。
【0038】
即ち、サブブラシ44aは、メインブラシ43aよりも整流子38が所定角度θ1回転するまでの所定期間遅れてセグメント42bから離間する。そして、この所定期間、セグメント42a及びセグメント42bは、サブブラシ44aにより短絡されている。
【0039】
周知のように、ブラシ付きモータにおいては、ブラシがセグメントに接触し始める時とセグメントから離間する時に火花が発生しやすい。特に、ブラシがセグメントから離間する時、即ち整流終端において大きな火花が発生し、この時の火花によってブラシの摩耗が大きく進行する。
【0040】
しかし、本実施形態のモータ31では、メインブラシ43aが、回転方向下流側のセグメント42bから離間しても、所定期間、サブブラシ44aがセグメント42a及びセグメント42bを短絡しているので、給電ブラシであるメインブラシ43aがセグメント42bから離間する際には、極めて火花が発生し難い。
【0041】
加えて、整流終端がサブブラシ44aとなったことにより、火花は、主として当該サブブラシ44aが回転方向下流側のセグメント42bから離間する時に発生しようとするが、このサブブラシ44aは高抵抗に構成しているため、火花自体が発生し難い。
【0042】
上記詳述した本実施の形態によれば以下のような効果が得られる。
(1)サブブラシ44a,44bをメインブラシ43a,43bに対して回転方向に所定角度θ1ずれた位置に配置し、巻線41への給電はメインブラシ43a,43bからのみ行うこととした。
【0043】
このような構成とすれば、サブブラシ44a,44bは、メインブラシ43a,43bよりも整流子38が所定角度θ1だけ回転するまでの所定期間遅れてセグメント42bから離間する。即ち、メインブラシ43a,43bが、回転方向下流側のセグメント42から離間しても、サブブラシ44a,44bが、所定期間、隣接する2つのセグメント42を短絡するので、メインブラシ43a,43bが回転方向下流側のセグメント42から離間する際には、極めて火花が発生し難い。従って、効果的に火花の発生を防止することができ、給電ブラシであるメインブラシ43a,43bの磨耗を防止することができる。その結果、モータ31の超寿命化を図ることができる。
【0044】
また、メインブラシ43a,43bとサブブラシ44a,44bとを別々に配置したので、積層構造のブラシを採用するモータと比較して低コスト化を図ることができる。さらに、サブブラシ44a,44bへの給電装置が不要であるため、低コスト化を図ることができる。特に、ブラシ数が多いモータほど効果大である。
【0045】
(2)サブブラシ44a,44bは、メインブラシ43a,43bよりも高抵抗に構成した。
このような構成とすれば、整流終端となるサブブラシ44a,44bは高抵抗に構成しているため、火花自体が発生し難い。従って、効果的に火花の発生を防止することができ、その結果、モータ31の超寿命化を図ることができる。
【0046】
また、サブブラシ44a,44bには電源を接続せず、メインブラシ43a,43bからのみ、巻線41への給電が行われるので、サブブラシ44a,44bをより高抵抗とすることができる。従って、給電ブラシの抵抗を低く抑えたまま整流コイルを短絡する経路を高抵抗化することができるので、より整流を改善することができる。その結果、従来の積層ブラシと比較してモータ31の出力を向上することができる。
【0047】
(3)サブブラシ44aはメインブラシ43aに対し、サブブラシ44bはメインブラシ43bに対して軸方向上方にずれた位置に配置した。
このような構成とすれば、サブブラシ44a,44bはそれぞれ対応するメインブラシ43a,43bと同一のセグメント42に接触するので、短絡線を持たないモータにも適用することができる。
【0048】
(第2の実施形態)
以下、本発明を6極8スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第2の実施形態について図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
【0049】
図6に示すように、モータ51は、6つのマグネット52を有する固定子53と、巻線54が巻回された8本のティース55を有するコア56及び外周面に24個のセグメント57を有する整流子58からなる電機子59とを備えてなる。
【0050】
図7に示すように、巻線54は、所定のティース55(図6参照)に集中巻きにて巻回されることにより、各励磁コイル62を構成している。尚、以下、説明のため、図中に示す各セグメント57に対し、それぞれセグメント番号(セグメントNo)として「1」〜「24」を付すことにする。
【0051】
具体的には、巻線54は、番号「2」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「3」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「5」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「6」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「8」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「9」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「11」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「12」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「14」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「15」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「17」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「18」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「20」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「21」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。又、巻線54は、番号「23」のセグメント57から所定ティースに巻回され、番号「24」のセグメント57に戻るように巻装され、励磁コイル62を構成している。
【0052】
また、同電位となる120°間隔の3つのセグメント57の間は、それぞれ8本の短絡線64によって相互に短絡されている。具体的には、短絡線64により、番号「1」「9」「17」のセグメント57が短絡され、番号「2」「10」「18」のセグメント57が短絡されている。又、番号「3」「11」「19」のセグメント57が短絡され、番号「4」「12」「20」のセグメント57が短絡されている。又、番号「5」「13」「21」のセグメント57が短絡され、番号「6」「14」「22」のセグメント57が短絡されている。又、番号「7」「15」「23」のセグメント57が短絡され、番号「8」「16」「24」のセグメント57が短絡されている。従って、120°間隔で配置された3つのセグメント57は、同電位になる。
【0053】
図6に示すように、モータ51は、給電ブラシとしての一対のメインブラシ65a,65bと、非給電ブラシとしての一対のサブブラシ66a,66bとを備えている。そして、メインブラシ65a,65b及びサブブラシ66a,66bは、前記整流子58の外周面、即ち各セグメント57に摺接するよう図示しないブラシホルダにて保持されている。
【0054】
メインブラシ65a,65bは、低抵抗に構成し、サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bよりも高抵抗に構成されている。そして、メインブラシ65a,65b及びサブブラシ66a,66bは、ともにその幅(整流子58の周方向の長さ)がセグメント57の幅と略等しく形成されている。尚、サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bよりも、その高さ(同軸方向の長さ)及び全長(同径方向の長さ)が小さく形成されている。即ち、サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bよりも、体積が小さい。
【0055】
本実施形態では、サブブラシ66a,66bは、互いに180°間隔で配置されたメインブラシ65a,65bから整流子58の反回転方向(図7中左側方向)に略120°ずれた位置に配置されている。詳しくは、各サブブラシ66a,66bは、それぞれメインブラシ65a,65bから反回転方向に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置に配置されている。
【0056】
具体的には、サブブラシ66aは、メインブラシ65aから反回転方向(図1中反時計回り方向)に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置に配置されている。同様に、サブブラシ66bは、メインブラシ65bから反回転方向(図1中反時計回り方向)に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置に配置されている。
【0057】
つまり、サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bが接触するセグメント57と同電位のセグメントから所定期間、即ち整流子58が所定角度θ2回転する時間だけ遅れて離間する位置に配置されている。
【0058】
給電ブラシとしてのメインブラシ65a,65bは、図示しない電源と接続されている。尚、メインブラシ65aは電源の陽極側の端子と、メインブラシ65bは電源の陰極側の端子と接続されている。非給電ブラシとしてのサブブラシ66a,66bは、電源と接続されていない。
【0059】
次に、上記のように構成されたモータ51の作用について説明する。
図7に示すように、整流子58の回転によりメインブラシ65aが番号「1」のセグメント57から離間し番号「2」のセグメント57のみに接触している場合、サブブラシ66aは、番号「2」のセグメント57から反回転方向に120°離れた位置の番号「10」のセグメント57にその大部分が接触している。
【0060】
しかし、サブブラシ66aは、メインブラシ65aから反回転方向に120°ずれた位置からさらに回転方向に所定角度θ2ずれた位置に配置されているため、当該番号「10」のセグメント57と隣接する回転方向下流側(図7中左側)の番号「9」のセグメント57にもまだ接触している。
【0061】
つまり、前記所定角度θ2を設定したことにより、サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bに対し、当該メインブラシ65a,65bが離間したセグメント57と同電位にあるセグメント57から所定期間だけ遅れて離間する。そして、整流子58の回転によりメインブラシ65aが番号「1」のセグメント57から離間し番号「2」のセグメント57のみに接触する状態に移行する際にも、これら番号「1」及び「2」のセグメント57と同電位にある「9」及び「10」のセグメント57は、サブブラシ66aにより短絡されている。従って、給電ブラシであるメインブラシ65aが回転方向下流側の番号「1」のセグメント57から離間する際には、極めて火花が発生し難い。
【0062】
加えて、整流終端がサブブラシ66aとなったことにより、火花は、主として当該サブブラシ66aが番号「9」回転方向下流側のセグメント57から離間する時に発生しようとするが、サブブラシ66aは高抵抗に構成しているため、火花自体が発生し難い。
【0063】
上記詳述した本実施の形態によれば以下のような効果が得られる。
(1)サブブラシ66a,66bは、メインブラシ65a,65bから整流子58の回転方向にずれた位置、メインブラシ65a,65bが接触するセグメント57と同電位のセグメント57から所定期間だけ遅れて離間する位置に配置される。
【0064】
このような構成とすれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、サブブラシ66a,66b及びメインブラシ65a,65bを、整流子58の周方向同一平面上に配置することができるので、モータ51の軸方向の寸法を小型化することができる。
【0065】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、サブブラシについて、その幅をメインブラシの幅と等しく設定し、メインブラシが離間するセグメントと同電位のセグメント(又は同一のセグメント)から所定期間だけ遅れて離間する位置に配置した。しかし、これに限らず、サブブラシについて、その幅をメインブラシよりも幅広く設定し、メインブラシが離間するセグメントと同電位のセグメント(又は同一のセグメント)との間の角度と同一の角度にサブブラシを配置してもよい。
【0066】
具体的には、上記第1の実施形態において、メインブラシ43a,43bの径方向上方、当該メインブラシ43a,43bと等角度位置に幅広に成形したサブブラシ44a,44bをそれぞれ配置してもよい。
【0067】
このような構成とすれば、整流終端のみならず整流始端もサブブラシ44a,44bとなるので、メインブラシ43a,43bが回転方向上流側のセグメント42と接触し、及び回転方向下流側のセグメント42から離間する際には、極めて火花が発生し難くなる。さらに、電機子の33が何れの方向に回転しても、上記各実施形態において詳述した効果を得ることができる。
【0068】
・上記各実施形態では、サブブラシをメインブラシよりもその体積を小さく構成したが、サブブラシの大きさは、メインブラシと等しくともよく、メインブラシよりも大きくともよい。
【0069】
・給電ブラシとしてのメインブラシ及び非給電ブラシとしてのサブブラシの位置や数を適宜変更してもよい。
例えば、上記第2の実施形態では、メインブラシ65aから反回転方向に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置にサブブラシ66aを、同様に、メインブラシ65bから反回転方向に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置にサブブラシ66bを配置した。しかし、これに限らず、メインブラシ65aから回転方向に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置、同様に、メインブラシ65bから回転方向に(120°−θ2(所定角度))ずれた位置に一つずつサブブラシを配置してもよい。
【0070】
・上記各実施形態では、6極8スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した。しかし、これに限らず、セグメントや励磁コイル、永久磁石の数を適宜変更したモータに具体化してもよい。
【0071】
・また、巻線は、集中巻きにてティースに巻回したが、巻線を分布巻きにて巻回するモータに具体化してもよい。
・上記第1の実施形態においては、同電位となる3つセグメント42の間を図示しない複数の短絡線によって相互に短絡したモータ31に具体化したが、短絡線を有しないモータに具体化してもよい。
【0072】
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1〜請求項8のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、前記非給電ブラシは、その体積が前記給電ブラシの体積よりも小さいこと、を特徴とするモータ。
【0073】
(ロ)請求項1〜請求項8及び前記(イ)のうちの何れか一つに記載のモータにおいて、前記励磁コイルは、集中巻きにて巻回された巻線であること、を特徴とするモータ。
【0074】
(ハ)請求項1〜請求項8、前記(イ)及び(ロ)のうちの何れか一つに記載のモータにおいて、6極8スロットのブラシ付きモータであること、を特徴とするモータ。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、低コストで給電ブラシの長寿命化を図ることができるモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるモータの概略図。
【図2】第1の実施形態におけるモータの模式図。
【図3】第1の実施形態におけるモータの回路図。
【図4】整流の態様を示す説明図。
【図5】同じく整流の態様を示す説明図。
【図6】第2の実施形態におけるモータの概略図。
【図7】第2の実施形態における巻線巻回の態様を示す展開図。
【符号の説明】
31,51…モータ、38,58…整流子、42,42a,42b,57…セグメント、41,41a,54…巻線、43a,43b,65a,65b…給電ブラシとしてのメインブラシ、44a,44b,66a,66b…非給電ブラシとしてのサブブラシ、62…励磁コイル、64…短絡線、θ1,θ2…所定角度。
Claims (8)
- 複数の励磁コイルがそれぞれ接続される複数のセグメントを有する整流子に対し摺接配置された給電ブラシを有するモータであって、
前記給電ブラシが接触するセグメントと同電位のセグメントに接触し前記給電ブラシが前記接触するセグメントから離間するよりも遅れて前記同電位のセグメントから離間する非給電ブラシを備えたこと、を特徴とするモータ。 - 複数の励磁コイルがそれぞれ接続される複数のセグメントを有する整流子に対し摺接配置された給電ブラシを有するモータであって、
前記整流子の回転により前記給電ブラシが接触するセグメントから離間するときに該セグメントと同電位の第1のセグメントと、該第1のセグメントと回転方向に隣り合う第2のセグメントを所定期間短絡する非給電ブラシを備えたこと、
を特徴とするモータ。 - 請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、
前記非給電ブラシは、前記給電ブラシよりも高抵抗に構成されること、
を特徴とするモータ。 - 請求項1〜請求項3のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、
前記非給電ブラシは、前記給電ブラシが接触するセグメントと同一のセグメントと前記接触すること、を特徴とするモータ。 - 請求項1〜請求項3のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、
同電位のセグメントを相互に短絡する短絡線を備え、前記非給電ブラシは、前記給電ブラシが接触するセグメントと異なるセグメントと前記接触すること、
を特徴とするモータ。 - 請求項4に記載のモータにおいて、
前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシは、その幅が前記各セグメントの幅と等しく形成され、
前記非給電ブラシは、前記給電ブラシは、前記整流子の回転方向に所定角度ずれた位置に配置されること、を特徴とするモータ。 - 請求項1〜請求項5のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、
前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシは、その幅が前記各セグメントの幅と等しく形成され、前記給電ブラシ及び前記非給電ブラシの電気的な合計幅が、前記各セグメントの幅よりも広くなるように配置されること、
を特徴とするモータ。 - 請求項1〜請求項5のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、
前記非給電ブラシは、その幅が前記給電ブラシの幅よりも広く形成されること、を特徴とするモータ。
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