JP2008259305A - 直流モータ - Google Patents
直流モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008259305A JP2008259305A JP2007098622A JP2007098622A JP2008259305A JP 2008259305 A JP2008259305 A JP 2008259305A JP 2007098622 A JP2007098622 A JP 2007098622A JP 2007098622 A JP2007098622 A JP 2007098622A JP 2008259305 A JP2008259305 A JP 2008259305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- segment
- brushes
- commutator
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/02—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
- H02K23/20—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having additional brushes spaced intermediately of the main brushes on the commutator, e.g. cross-field machines, metadynes, amplidynes or other armature-reaction excited machines
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K13/00—Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
- H02K13/04—Connections between commutator segments and windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/52—Fastening salient pole windings or connections thereto
- H02K3/527—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
【課題】給電ブラシの配置や寸法の設定を容易としながらも給電ブラシの火花放電による摩耗を低減でき、長寿命化を図ることができる直流モータを提供する。
【解決手段】軸直交平面よりなる摺接面31aを有する整流子21は、そのセグメント22が径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなしている。このような整流子21に摺接する給電ブラシ7a〜7dとして低抵抗の主ブラシ7a,7bと高抵抗の補助ブラシ7c,7dとが用いられ、その補助ブラシ7c,7dが主ブラシ7a,7bよりも整流子21の径方向内側に配置される。
【選択図】図4
【解決手段】軸直交平面よりなる摺接面31aを有する整流子21は、そのセグメント22が径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなしている。このような整流子21に摺接する給電ブラシ7a〜7dとして低抵抗の主ブラシ7a,7bと高抵抗の補助ブラシ7c,7dとが用いられ、その補助ブラシ7c,7dが主ブラシ7a,7bよりも整流子21の径方向内側に配置される。
【選択図】図4
Description
本発明は、電機子に回転駆動のための給電を行う給電ブラシ及び整流子を備えた直流モータに関するものである。
直流モータは、電機子に回転駆動のための給電を行う整流子が備えられており、その整流子に対し給電ブラシを摺接させて給電を行うことで回転駆動するように構成されている。このような直流モータにおいて、給電ブラシが軸方向に押圧接触されると共に、給電ブラシが摺接する摺接面が軸直交平面となる平面型の整流子のものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、給電ブラシは整流子との摺接時に火花放電等により摩耗するため、やがて給電ブラシの交換が必要となったり、モータが使用不能になる等、給電ブラシの長寿命化が要求される。この場合、給電ブラシを長くして長寿命化を図ることもできるが、これはモータの大型化に繋がるため、得策でない。そこで、給電ブラシの火花放電による摩耗を低減する対策がなされたものが提案されている(例えば特許文献2参照)。
具体的には、電源の陽極側及び陰極側のそれぞれで給電ブラシを例えば2個用意し、一方を低抵抗(電気抵抗)の主ブラシ、他方を高抵抗の補助ブラシとし、整流子の所定セグメントからの補助ブラシの離間がそのセグメントと同電位とされたセグメントからの主ブラシの離間よりも遅れるように、主ブラシを通常位置、補助ブラシを通常位置から周方向に若干シフトして配置している。また、この配置位置の調整の他にも各ブラシの幅(周方向幅)を調整して対応することも可能である。これにより、火花放電が生じ難い、生じても小さい高抵抗の補助ブラシ側で火花放電が生じるようになり、低抵抗の主ブラシでの火花放電による摩耗が低減されるようになっている。
特開平9−74721号公報
特開2003−348800号公報
しかしながら、低抵抗の主ブラシの配置に対し、高抵抗の補助ブラシの周方向の位置調整は煩雑であり、またブラシ幅を調整する場合においてもその寸法調整は煩雑である。従って、給電ブラシの火花放電による磨耗を低減するための配置や寸法の設定は、煩雑な作業となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、給電ブラシの配置や寸法の設定を容易としながらも給電ブラシの火花放電による摩耗を低減し、長寿命化を図ることができる直流モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数個のセグメントが周方向に並設され軸直交平面よりなる摺接面を有する整流子に給電ブラシを押圧接触させ、その給電ブラシ及び整流子にて電機子に回転駆動のための電源供給がなされる構成の直流モータであって、前記給電ブラシを、低抵抗で少なくとも電源供給を行う主ブラシと高抵抗の補助ブラシとで構成するとともに、その補助ブラシを主ブラシよりも前記整流子の径方向内側に配置したことをその要旨とする。
この発明では、低抵抗の主ブラシと高抵抗の補助ブラシとが用いられ、その補助ブラシが主ブラシよりも整流子の径方向内側に配置される。ここで、軸直交平面よりなる摺接面を有する整流子は、そのセグメントが径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなしている。そのため、主ブラシと補助ブラシとをともに通常位置に配置し、ブラシ幅を同等とするだけで、補助ブラシのセグメントへの接触が主ブラシのセグメントへの接触よりも早く、補助ブラシのセグメントからの離間が主ブラシのセグメントからの離間よりも遅くなる。これにより、補助ブラシ側で火花放電が生じるようになり、主ブラシでの火花放電による摩耗が低減されるとともに、高抵抗な補助ブラシは自身の火花放電も生じ難く火花放電による摩耗も小さいため、給電ブラシの長寿命化、ひいては直流モータの長寿命化に貢献できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直流モータにおいて、前記主ブラシは、主として黒鉛粉体と銅粉体とを混合して焼結形成され、前記補助ブラシは、前記主ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成されていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは、主ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成することで、主ブラシよりも高抵抗に形成される。これにより、高抵抗の補助ブラシを容易かつ確実に形成できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の直流モータにおいて、前記整流子には、所定角度間隔の前記セグメント同士を同電位とする短絡部材が備えられるものであり、前記補助ブラシは、前記主ブラシが接触する前記セグメントに接触するように配置、若しくは前記主ブラシが接触する前記セグメントと同電位とされた前記セグメントに接触するように配置されていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは、主ブラシが接触するセグメントに接触するように配置、若しくは主ブラシが接触するセグメントと短絡部材にて同電位とされたセグメントに接触するように配置される。つまり、短絡部材を有する整流子では、補助ブラシと主ブラシとを同一セグメントに接触、若しくは短絡部材にて同電位とされた各セグメントにそれぞれ接触させることで対応できるため、各ブラシの配置の自由度は高い。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記主ブラシ及び前記補助ブラシは、前記整流子との接触する先端面が同一形状をなしていることをその要旨とする。
この発明では、主ブラシ及び補助ブラシは、整流子との接触する先端面が同一形状に形成され、それぞれ通常位置に配置するだけで火花放電による磨耗が防止される。つまり、主ブラシ及び補助ブラシの先端面を同一形状とすることで対応できるため、各ブラシの形成が容易であるとともに、ひいてはブラシ全体を同一形状として容易に形成することもできる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記各ブラシは、前記整流子との接触する先端面が矩形状をなしていることをその要旨とする。
この発明では、整流子のセグメントは、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状に形成されており、各ブラシは、整流子(セグメント)との接触する先端面が矩形状に形成される。これにより、各ブラシのセグメントに対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシの火花放電が低減され、磨耗が低減される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記補助ブラシは、電源非供給とされていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは電源非給電であるため、補助ブラシへの給電線の取り回しが必要なく、モータ構成の簡素化に貢献できる。
この発明では、補助ブラシは電源非給電であるため、補助ブラシへの給電線の取り回しが必要なく、モータ構成の簡素化に貢献できる。
本発明によれば、給電ブラシの配置や寸法の設定を容易としながらも給電ブラシの火花放電による摩耗を低減でき、長寿命化を図ることができる直流モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータを示す。有底円筒状のモータハウジング1の内周面には、6磁極を構成するマグネット2が固着されており、該ハウジング1の底部中央には軸受3aが固定されている。モータハウジング1の開口部は、電機子11を収容した後に略円板状のエンドフレーム4にて閉塞され、このエンドフレーム4の中央には前記軸受3aと対をなす軸受3bが固定されている。
図1は、本実施形態のモータを示す。有底円筒状のモータハウジング1の内周面には、6磁極を構成するマグネット2が固着されており、該ハウジング1の底部中央には軸受3aが固定されている。モータハウジング1の開口部は、電機子11を収容した後に略円板状のエンドフレーム4にて閉塞され、このエンドフレーム4の中央には前記軸受3aと対をなす軸受3bが固定されている。
エンドフレーム4におけるモータハウジング1側の面には、ブラシホルダ5が固定されている。ブラシホルダ5は、エンドフレーム4に固定される円板状の固定板5aと、該固定板5a上から軸方向に延びる四角筒状のブラシ保持部5bとが一体に形成されてなる。各ブラシ保持部5bは、固定板5aの中心の同一円周上において、周方向に所定間隔を有して4つ設けられている(図1では、2つを図示)。各ブラシ保持部5bの近傍には、それぞれ板ばね6が備えられている。
各ブラシ保持部5bには、それぞれ略直方体状で同形状をなす給電ブラシ7a〜7dが収容されている。給電ブラシ7a〜7dは、図4及び図6に示すように、一対(陽極側及び陰極側)の主ブラシ7a,7bと一対の補助ブラシ7c,7dで構成されている。ここで、ブラシは、一般的に主材料の黒鉛粉体と銅粉体とを所定量ずつ混合して焼結形成されるものであり、本実施形態の主ブラシ7a,7bは、銅粉体を重量比で約50%とした電気抵抗の低い低抵抗ブラシで形成され、補助ブラシ7c,7dは、黒鉛粉体を重量比で約100%(銅粉体を混合しない)とした電気抵抗の高い高抵抗ブラシで形成されている。主ブラシ7a,7bは、陽極側用と陰極側用とが180°間隔で対向配置されており、補助ブラシ7c,7dは、主ブラシ7a,7bと対応して設けられ各主ブラシ7a,7bから120°間隔を有して対向配置されている。補助ブラシ7c,7dは主ブラシ7a,7bよりも整流子21の径方向内側に配置され、この場合、互いの摺接軌道が重ならないように配置されている。因みに、径方向内側に配置される補助ブラシ7c,7dは、本実施形態では、3個のセグメント22に跨って接触可能とされている。これら各ブラシ7a〜7dは、後述の整流子21に押圧接触するように板ばね6により整流子21側に付勢されている。そして、主ブラシ7a,7bには外部から駆動電源が供給される一方、補助ブラシ7c,7dは電源非給電とされ、主ブラシ7a,7bでの火花放電による摩耗を低減する目的で設けられている(詳細は後述)。
図1に示すように、前記モータハウジング1及びエンドフレーム4にて囲まれた空間内には、電機子11が回転可能に収容されている。電機子11を構成する回転軸12は、一対の前記軸受3a,3bによって回転可能に支持され、該回転軸12の一部がエンドフレーム4から外部に突出している。回転軸12に固定されたコア13は、放射状に延びる8つのティース14a〜14hを有しており、これら8つのティース14a〜14h間の空間がスロット15a〜15hとなっている(図1では、ティース14a〜14cのみを図示)。コア13には、装着されたインシュレータ16の上から各ティース14a〜14hにコイル17a〜17hがそれぞれ集中巻きにて巻回されている。尚、インシュレータ16には、各コイル17a〜17hの径方向外側へのはみ出しを防止するはみ出し防止壁16aが軸方向に立設されている。そして、図2(a)に示すように、はみ出し防止壁16aの径方向内側面には、その面の中央部で径方向内側に突出する第1保持凸部18aが設けられ、その両側には第1保持凸部18aと間隔を空けて第2及び第3保持凸部18b,18cが設けられている。そして、図2(a)及び図2(b)に示すように、各コイル17a〜17hの一端の端末線19は、第1,第2保持凸部18a,18bにて保持されて軸方向に引き出され、他端の端末線19は、第1,第3保持凸部18a,18cにて保持されて軸方向に引き出されている。
前記回転軸12におけるコア13の前記ブラシホルダ5側には、整流子21が固定される。図3は、整流子21の軸方向断面図であり、図4は、整流子21の前記ブラシホルダ5側の面の平面図である。図3及び図4に示すように、整流子21は、周方向に配置された24個のセグメント22と、同電位となるセグメント22同士を短絡するための短絡部材23と、セグメント22及び短絡部材23を保持する保持部24とから構成されている。
図4に示すように、24個のセグメント22は、周方向に隣り合うセグメント22間に間隔を空けて、放射状に、且つ周方向に等角度間隔に配置されている。各セグメント22は、軸方向から見ると、径方向内側の端部から径方向外側に向かうに連れて徐々にその幅が広くなる略扇形状をなしており、隣り合うセグメント22間の間隔の周方向の幅が径方向に一定となっている。
各セグメント22は、軸方向から見た形状が略扇形状をなす板状のセグメント本体31を有し、該セグメント本体31の図3における下面は、前記各ブラシ7a〜7dが摺接する平坦な摺接面31aとなっている。また、セグメント本体31の径方向内側の端部には、図3においてやや上方へ延びた後、径方向内側に向かって前記摺接面31aと平行に延びる内周側接続部32が形成されている。内周側接続部32において、摺接面31aと平行に延びる部位は、図5に示すように、軸方向から見ると、径方向内側に向かうに連れて徐々に幅が狭くなる略台形状をなしており、図3における上面は、前記摺接面31aと平行な内周側接続面32aとなっている。そして、各セグメント22は、摺接面31aがそれぞれ同一平面上に配置されると共に、内周側接続面32aがそれぞれ同一平面上に配置されるように、周方向に並んで配置されている。
セグメント本体31の径方向外側端部における周方向中央から一方側には、図3における斜め上方(摺接面31aとは反対側)に延びる外周側接続部33が形成されている。外周側接続部33は、内周側接続面32aよりも高く突出しており、外周側接続部33の径方向内側を向く外周側接続面33aと、セグメント本体31の摺接面31aと平行な上面31bとは鈍角をなしている。また、図4に示すように、セグメント本体31の径方向外側端部における周方向中央から他方側には、径方向外側に延びるコイル接続部34が形成されている。図2(b)に示すように、コイル接続部34の先端には、軸方向に延びる前記コイル17a〜17hの端末線19を嵌め込んで接続するための接続溝34aが形成されている。
図5に示すように、短絡部材23は、24個の短絡片41から構成されている。尚、図5は、保持部24を除く整流子21の構成部品、即ちセグメント22と短絡部材23とを示す平面図である。各短絡片41は、各セグメント22の外周側接続部33に接続される外周側端部42と、各セグメント22の内周側接続部32に接続される内周側端部43と、外周側端部42と内周側端部43とを120°ずらして連結する連結部44から構成されている。短絡部材23は、セグメント本体31の反摺接面31a側(上面31b側)に配置される。
図3に示すように、外周側端部42は、前記セグメント22と平行に延び、その径方向外側端部に前記外周側接続面33aに倣って延びる接続片45が形成されている。一方、内周側端部43は、内周側接続面32aと同様の台形状をなし、内周側接続面32a上に載置される。図4に示すように、連結部44は、外周側端部42と内周側端部43とを図5において反時計回り(セグメント22側からは時計回り)に120°ずらして連結するように延びている。この場合、連結部44は、インボリュート曲線に沿った湾曲形状をなしている。そして、このような各短絡片41は、互いに非接触となるように間隔を空けて配置されている。因みに、各短絡片41(短絡部材23)は、一枚の金属板(例えば銅板)からプレス加工により形成される。
このような構成の短絡部材23(各短絡片41)は、図3及び図5に示すように、周方向に配置された24個のセグメント22に対し、外周側端部42の接続片45を外周側接続部33の外周側接続面33aに当接させると共に、内周側端部43を内周側接続部32の内周側接続面32aに当接させて配置される。この場合、短絡部材23は、内周側接続面32aと同一平面上に配置されることとなり、短絡片41の連結部44部分がセグメント22との上面31bと間隔を空けて平行に配置され、互いに非接触とされる。そして、互いに接触する外周側端部42の接続片45と外周側接続部33、及び内周側端部43と内周側接続部32がそれぞれ接合され、互いに電気的に接続される。これにより、短絡部材23によって周方向に120°間隔を空けて配置されたセグメント22同士が短絡される。
図3に示すように、保持部24は、絶縁性の樹脂材料よりなり、前記セグメント22の一部及び短絡部材23を埋設させることにより、セグメント22及び短絡部材23を一体化して保持している。因みに、保持部24の外径は、図4に示すように、周方向に配置された24個のセグメント22のコイル接続部34の先端を通る円と略等しく形成されていると共に、図1に示すように、マグネット2の内径よりも大きく且つモータハウジング1の内径よりも小さく形成されている。また、保持部24は、セグメント22及び短絡部材23の保持と共に、その樹脂材料が周方向に隣り合うセグメント22間、同じく周方向に隣り合う短絡片41間、更にはセグメント22と短絡片41との所定部位間に回り込むことで各箇所の短絡を防止している。
また、図4に示すように、保持部24の外周面には、コイル接続部34と対応する位置に、軸方向に延びる配置溝24bがそれぞれ形成されている。この配置溝24bが形成されることにより、コイル接続部34は、配置溝24bの底面24cから径方向外側に突出し、接続溝34aが保持部24と軸方向に重ならないようになっている。
更に、図3に示すように、保持部24の中央部には、その直径が前記回転軸12の外径より若干小さく形成された嵌入孔24dが軸方向に貫通して形成されている。そして、この嵌入孔24dの軸方向の他端側(図3における上端側)の開口周縁には、軸方向に円筒状に突出したボス部24eが一体に形成され、嵌入孔24dが連続的に形成されている。
このような構成の整流子21は、図1に示すように、セグメント22がコア13と逆方向を向くようにして、嵌入孔24dに回転軸12が圧入されることにより、回転軸12に対して一体回転可能に固定される。そして、整流子21のセグメント22の摺接面31aは軸直交平面となり、該摺接面31aには各ブラシ7a〜7dが軸方向に押圧接触され、整流子21の回転に伴い摺接面31aと各ブラシ7a〜7dとが摺接する。
整流子21の各セグメント22には、対応する前記コイル17a〜17hの端部(端末線19)が接続されている。ここで、図6に、本実施形態の直流モータの結線図を示す。尚、本実施形態では、ティース14aとティース14hとの間に配置されたセグメント22をセグメント番号「1」とし、そこから時計回りに「24」までセグメント番号を付すことにする。図6に示すように、周方向に隣り合って対をなす8対のセグメント22に、対応するコイル17a〜17hの端部が接続されている。8対のセグメント22間には、コイル17a〜17hの端部が接続されないセグメント22が1つずつ配置されている。本実施形態では、周方向に隣り合って対をなすセグメント番号「2」,「3」のセグメント22には、コイル17aの一端と他端がそれぞれ接続されている。そして、セグメント番号「4」のセグメント22には何れのコイル17a〜17hの端部も接続されず、周方向に隣り合って対をなすセグメント番号「5」,「6」のセグメント22にコイル17bの一端と他端がそれぞれ接続されている。同様に、セグメント番号「4」のセグメント22から2つ置きのセグメント番号「7」,「10」,「13」,「16」,「19」,「22」,「1」のセグメント22には、何れのコイル17a〜17hの端部も接続されていない。そして、セグメント番号「8」,「9」のセグメント22にコイル17cの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「11」,「12」のセグメント22にコイル17dの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「14」,「15」のセグメント22にコイル17eの一端と他端がそれぞれ接続されている。更に、セグメント番号「17」,「18」のセグメント22にコイル17fの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「20」,「21」のセグメント22にコイル17gの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「23」,「24」のセグメント22にコイル17hの一端と他端がそれぞれ接続されている。
因みに、本実施形態の整流子21及び電機子11の製造について以下にまとめると、先ず、短絡部材形成工程により短絡部材23が形成される。この短絡部材形成工程において、図7(a)に示すように、導電性の板材(例えば銅板)からパンチ(何れも図示略)にて24個の短絡片41(短絡部材23)が同時に打ち抜かれ、その後、各短絡片41の接続片45となる部位が折り曲げられて形成される。
また、短絡部材形成工程とは別工程のセグメント形成工程にてセグメント22が形成される。このセグメント形成工程において、導電性の板材からパンチにて24個のセグメント22が打ち抜かれ、その後、外周側接続部33及び内周側接続部32が折り曲げられて形成される。
次に、セグメント22に対し短絡部材23を配置する配置工程において、図7(b)に示すように、摺接面31aが同一平面上に配置されるように24個のセグメント22が周方向に並べて配置される。放射状に配置された24個のセグメント22には短絡部材23が摺接面31aと平行に配置される。この時、短絡部材23は、内周側端部43が内周側接続面32aに当接されると共に、接続片45が外周側接続面33aに当接されて配置される。そして、セグメント22に対して短絡部材23が配置されると、図5に示す状態となる。セグメント22に対して短絡部材23が配置された状態では、短絡部材23におけるセグメント22側の面が内周側接続面32aと同一平面上となり、セグメント本体31の上面31b(反摺接面31a)と連結部44とが隙間を空けて配置されて互いに非接触とされる。
次に、短絡部材23とセグメント22とを接続する接合工程が行われる。この接合工程において、内周側端部43と内周側接続部32とが溶接により接合されると共に、接続片45と外周側接続部33とが溶接により接合される。これにより、外周側端部42が接続片45を介して外周側接続部33に電気的に接続されると共に、内周側端部43が内周側接続部32に電気的に接続される。
次に、保持部24を形成する保持部形成工程が行われる。この保持部形成工程において、互いに接続された24個のセグメント22及び短絡部材23は、保持部24形成用の成形型(図示略)内に配置される。その後、成形型内に、溶融した絶縁性樹脂材料が充填される。この時、絶縁性樹脂材料は、周方向に隣り合うセグメント22間、周方向に隣り合う連結部44間、及び軸方向に対向するセグメント本体31と連結部44との間の隙間に充填される。そして、絶縁性樹脂材料の硬化により、整流子21が完成する。
上記の工程を経て形成された整流子21は、図8に示すように、コイル17a〜17hが巻回された状態のコア13が固定された回転軸12が嵌入孔24dに圧入され、該回転軸12に固定される。その後、各コイル17a〜17hの端部(端末線19)が保持部24の外周面に形成された配置溝24bを通って、それぞれ対応するセグメント22のコイル接続部34に形成された接続溝34a内に挿入される。そして、各コイル17a〜17hの端部がその接続溝34a内に配置された状態で、整流子21の径方向外側からコイル接続部34に対して溶接が施されて各セグメント22とコイル17a〜17hの端部とが電気的に接続され、電機子11に整流子21が取り付けられる。
このように構成された本実施形態の直流モータでは、外部から駆動電源が主ブラシ7a,7bを介してコイル17a〜17hに選択的に電流が供給されると、コイル17a〜17hにて発生される回転磁界に応じて電機子11が回転する。この回転に伴って整流子21も回転することから、主ブラシ7a,7bに接触するセグメント22が順次切り替わり、各コイル17a〜17hの整流が行われる。
また、整流子21と各ブラシ7a〜7dとの摺接について、主ブラシ7a,7bと補助ブラシ7c,7dとは直方体状をなしているため、図4に示すように、セグメント22と接触する先端面が長方形状(矩形状)をなしており、各ブラシ7a〜7dの先端面の長辺が径方向直線と平行となるように各ブラシ7a〜7dが配置されている。本実施形態では、主ブラシ7a,7bが径方向外側、補助ブラシ7c,7dが径方向内側に配置されている。これに対し、セグメント22(セグメント本体31)は略扇形状をなしていることから、補助ブラシ7c,7dのセグメント22への接触が主ブラシ7a,7bの同電位セグメント22への接触よりも早く、補助ブラシ7c,7dのセグメント22からの離間が主ブラシ7a,7bの同電位セグメント22からの離間よりも遅くなる。そのため、補助ブラシ7c,7d側で火花放電が生じるようになり、主ブラシ7a,7bでの火花放電による摩耗が低減されるようになっている。しかも、補助ブラシ7c,7dは高抵抗なことから、自身の火花放電も生じ難く、自身の火花放電による摩耗も小さい。
また、各ブラシ7a〜7dのセグメント22と接触する先端面が長方形状(矩形状)をなしているのに対し、セグメント22(セグメント本体31)が略扇形状をなしていることから、各ブラシ7a〜7dのセグメント22に対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシ7a〜7dの火花放電の低減が図られている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、低抵抗の主ブラシ7a,7bと高抵抗の補助ブラシ7c,7dとが用いられ、その補助ブラシ7c,7dが主ブラシ7a,7bよりも整流子21の径方向内側に配置されている。ここで、軸直交平面よりなる摺接面31aを有する整流子21は、そのセグメント22が径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなしている。そのため、主ブラシ7a,7bと補助ブラシ7c,7dとをともに通常位置に配置し、ブラシ7a〜7dを同形状(ブラシ幅を同等)とするだけで、補助ブラシ7c,7dのセグメント22への接触が主ブラシ7a,7bのセグメント22への接触よりも早く、補助ブラシ7c,7dのセグメント22からの離間が主ブラシ7a,7bのセグメント22からの離間よりも遅くなる。これにより、補助ブラシ7c,7d側で火花放電が生じるようになり、主ブラシ7a,7bでの火花放電による摩耗が低減されるとともに、高抵抗な補助ブラシ7c,7dは自身の火花放電も生じ難く火花放電による摩耗も小さいため、給電ブラシ7a〜7dの長寿命化、ひいては直流モータの長寿命化に貢献することができる。
(1)本実施形態では、低抵抗の主ブラシ7a,7bと高抵抗の補助ブラシ7c,7dとが用いられ、その補助ブラシ7c,7dが主ブラシ7a,7bよりも整流子21の径方向内側に配置されている。ここで、軸直交平面よりなる摺接面31aを有する整流子21は、そのセグメント22が径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなしている。そのため、主ブラシ7a,7bと補助ブラシ7c,7dとをともに通常位置に配置し、ブラシ7a〜7dを同形状(ブラシ幅を同等)とするだけで、補助ブラシ7c,7dのセグメント22への接触が主ブラシ7a,7bのセグメント22への接触よりも早く、補助ブラシ7c,7dのセグメント22からの離間が主ブラシ7a,7bのセグメント22からの離間よりも遅くなる。これにより、補助ブラシ7c,7d側で火花放電が生じるようになり、主ブラシ7a,7bでの火花放電による摩耗が低減されるとともに、高抵抗な補助ブラシ7c,7dは自身の火花放電も生じ難く火花放電による摩耗も小さいため、給電ブラシ7a〜7dの長寿命化、ひいては直流モータの長寿命化に貢献することができる。
(2)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは、主ブラシ7a,7bと異なり、銅粉体を使用せず黒鉛粉体を約100%とし、主ブラシ7a,7bよりも高抵抗に形成される。これにより、高抵抗のブラシ7c,7dを容易かつ確実に形成することができる。尚、補助ブラシ7c,7dに銅粉体を混合してもよく、この場合、主ブラシ7a,7bよりも黒鉛粉体の割合を多くして対応してもよい。
(3)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは、主ブラシ7a,7bが接触するセグメント22と短絡部材23にて同電位とされたセグメント22に接触するように配置されている。つまり、短絡部材23を有する本実施形態のような整流子21では、補助ブラシ7c,7dと主ブラシ7a,7bとを同一セグメント22に接触、若しくは短絡部材23にて同電位とされた各セグメント22にそれぞれ接触させることで対応できるため、各ブラシ7a〜7dの配置の自由度は高い。
(4)本実施形態では、主ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dは、同一形状よりなり、整流子21との接触する先端面が同一形状をなしているため、それぞれ通常位置に配置するだけで火花放電による磨耗が防止される。つまり、各ブラシ7a〜7dを同一形状として容易に形成することができる。
(5)本実施形態では、整流子21のセグメント22(セグメント本体31)は、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状に形成されており、各ブラシ7a〜7dは、整流子21(セグメント22)との接触する先端面が矩形状に形成されている。これにより、各ブラシ7a〜7dのセグメント22に対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシ7a〜7dの火花放電を低減でき、磨耗を低減することができる。
(6)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは電源非給電であるため、補助ブラシ7c,7dへの給電線の取り回しが必要なく、モータ構成の簡素化に貢献することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、主ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dを同電位で異なるセグメント22にそれぞれ接触させる構成であったが、同一セグメント22に接触させてもよい。またこの場合、主ブラシ7a,7bと補助ブラシ7c,7dとを一体化し、径方向に2層の構成としてもよい。更にこの場合、層間に絶縁層を介在させてもよい。
・上記実施形態では、主ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dを同電位で異なるセグメント22にそれぞれ接触させる構成であったが、同一セグメント22に接触させてもよい。またこの場合、主ブラシ7a,7bと補助ブラシ7c,7dとを一体化し、径方向に2層の構成としてもよい。更にこの場合、層間に絶縁層を介在させてもよい。
・上記実施形態では、補助ブラシ7c,7dを非給電としたが、補助ブラシ7c,7dからも給電してもよい。この場合、補助ブラシ7cが電源の陽極側、補助ブラシ7dが陰極側となる。
・上記実施形態では、120°離れたセグメント22同士を1個の短絡片41で接続する構成の短絡部材23であったが、例えば、セグメント22から60°離れた位置で短絡片同士を一旦接続した2個の短絡片にて、120°離れたセグメント22同士を接続する構成の短絡部材であってもよい。尚、120°離れたセグメント22同士を短絡することは直流モータの構成で決定されるものであるため、この角度が変わる場合、短絡部材(短絡片)の構成も同様に変更する。
・上記実施形態では、主ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dを同形状としたが、例えば、主ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dの整流子21(セグメント22)との接触する各先端面(各断面)を互いに同一形状としつつ、長さを異ならせて対応してもよい。また、ブラシ7a〜7dの先端面を矩形状としたが、例えば、扇形状のセグメント22に対応させてブラシの先端面を台形状としてもよい。
・上記実施形態では、短絡部材23を有する整流子21を備えた直流モータに適用したが、短絡部材を有していない整流子を備えるモータに適用してもよい。
7a,7b…主ブラシ、7c,7d…補助ブラシ、11…電機子、21…整流子、22…セグメント、23…短絡部材、31a…摺接面。
Claims (6)
- 複数個のセグメントが周方向に並設され軸直交平面よりなる摺接面を有する整流子に給電ブラシを押圧接触させ、その給電ブラシ及び整流子にて電機子に回転駆動のための電源供給がなされる構成の直流モータであって、
前記給電ブラシを、低抵抗で少なくとも電源供給を行う主ブラシと高抵抗の補助ブラシとで構成するとともに、その補助ブラシを主ブラシよりも前記整流子の径方向内側に配置したことを特徴とする直流モータ。 - 請求項1に記載の直流モータにおいて、
前記主ブラシは、主として黒鉛粉体と銅粉体とを混合して焼結形成され、
前記補助ブラシは、前記主ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成されていることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1又は2に記載の直流モータにおいて、
前記整流子には、所定角度間隔の前記セグメント同士を同電位とする短絡部材が備えられるものであり、
前記補助ブラシは、前記主ブラシが接触する前記セグメントに接触するように配置、若しくは前記主ブラシが接触する前記セグメントと同電位とされた前記セグメントに接触するように配置されていることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
前記主ブラシ及び前記補助ブラシは、前記整流子との接触する先端面が同一形状をなしていることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
前記各ブラシは、前記整流子との接触する先端面が矩形状をなしていることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
前記補助ブラシは、電源非供給とされていることを特徴とする直流モータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098622A JP2008259305A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 直流モータ |
US12/061,793 US20090066179A9 (en) | 2007-04-04 | 2008-04-03 | Direct current motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098622A JP2008259305A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 直流モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008259305A true JP2008259305A (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=39826336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007098622A Pending JP2008259305A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 直流モータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090066179A9 (ja) |
JP (1) | JP2008259305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012010433A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Mitsuba Corp | ブラシ装置、およびスタータモータ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7853611B2 (en) * | 2007-02-26 | 2010-12-14 | International Business Machines Corporation | System and method for deriving a hierarchical event based database having action triggers based on inferred probabilities |
US8558429B2 (en) * | 2011-01-05 | 2013-10-15 | General Electric Company | Systems, methods, and apparatus for lifting brushes of an induction motor |
WO2017145774A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | アスモ 株式会社 | モータ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6075300A (en) * | 1998-07-08 | 2000-06-13 | Siemens Canada Limited | Combined armature and structurally supportive commutator for electric motors |
JP3954504B2 (ja) * | 2003-01-23 | 2007-08-08 | アスモ株式会社 | モータ |
-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098622A patent/JP2008259305A/ja active Pending
-
2008
- 2008-04-03 US US12/061,793 patent/US20090066179A9/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012010433A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Mitsuba Corp | ブラシ装置、およびスタータモータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090066179A9 (en) | 2009-03-12 |
US20080246360A1 (en) | 2008-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012102019A1 (en) | Motor | |
US7772739B2 (en) | Commutator, direct current motor, and manufacturing method of commutator | |
JP2008259305A (ja) | 直流モータ | |
JP2008206310A (ja) | 電動モータ | |
JP2007060808A (ja) | 整流子の製造方法及び整流子 | |
US7679257B2 (en) | Planar commutator, rotor and direct current electric motor | |
JP4914276B2 (ja) | 直流モータ | |
WO2021049452A1 (ja) | 電動機及び電気機器 | |
WO2017145774A1 (ja) | モータ | |
JP2008131758A (ja) | 回転電機 | |
JP2011142760A (ja) | 直流回転電機 | |
JP5738084B2 (ja) | 整流子、整流子を備えた回転子及び、整流子を備えた回転子の製造方法 | |
JP2007259510A (ja) | 直流電動機 | |
JP2009131120A (ja) | ブラシ及び回転電機 | |
JP4896628B2 (ja) | 整流子、直流モータ及び整流子の製造方法 | |
JP2006074906A (ja) | 整流子装置および整流子の製造方法 | |
JP2008228479A (ja) | 直流モータ | |
JP4842637B2 (ja) | 整流子及び直流モータ | |
KR20170064428A (ko) | 모터 | |
JP5356977B2 (ja) | 直流モータ | |
JP2009177884A (ja) | ブラシ及び回転電機 | |
JP6693164B2 (ja) | モータ | |
JP5275733B2 (ja) | 直流モータ | |
JP2015156804A (ja) | Dcモータ | |
JP2010166747A (ja) | 回転電機のブラシ装置および回転電機 |