JP5275733B2 - 直流モータ - Google Patents

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本発明は、低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシを有し、低速・高速駆動の切り替えをそのブラシの給電態様を択一的に切り替えることで行うように構成された直流モータに関するものである。
この種のモータとしては自動車のワイパモータがあり、例えば特許文献1及び2に示されるように、低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシとその共通ブラシとの3個の給電ブラシが備えられ、ワイパの払拭動作を低速とする時には低速駆動用ブラシにて、払拭動作を高速とする時には高速駆動用ブラシにてその給電態様が択一的に切り替えられる構成となっている。
各ブラシは、例えば特許文献1及び2のようにマグネットの磁極が2極の場合、低速駆動用ブラシと共通ブラシとが180°の間隔を有して対向配置されるのに対し、高速駆動用ブラシはその低速駆動用ブラシに対して所定角度ずらして配置されている。
特開2002−262539号公報 特開2008−79451号公報
ところで、低速駆動用ブラシ側で給電を行うモータの低速駆動時においては、給電を行っていない高速駆動用ブラシが隣り合うセグメントを短絡し、このセグメント間に接続された電機子コイルでは閉回路されて大きな電流変動が生じる。この場合、高速駆動用ブラシは低速駆動用ブラシに対して偏倚して配置されることから、相対する磁極で磁束密度分布が非対称となって磁気的にアンバランスとなり、これが電機子の回転を不安定とし、モータの振動や騒音の増大を引き起こす要因の一つとなっていた。
そのため、特許文献1では、高速駆動用ブラシの幅(周方向長さ)を低速駆動用ブラシ及び共通ブラシの幅よりも狭く構成して高速駆動用ブラシによる短絡時間を極力短くし、また特許文献2のように、整流子の通常のセグメント間に幅狭のダミーセグメントを配置して高速駆動用ブラシによる短絡を抑える等、ブラシや整流子(セグメント)に特別な仕様のものを用いて対応していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ブラシや整流子に特別な仕様のものを用いないで高速駆動用ブラシの短絡による影響を小さく抑え、低振動・低騒音化を図ることができる直流モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電機子コイルと整流子とを有し、その電機子コイルを整流子の対応するセグメントに接続して構成された電機子と、低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシとその共通ブラシとを有し、その低速駆動用ブラシ及び共通ブラシの配置に対して高速駆動用ブラシを所定角度ずらした位置に配置し、各ブラシを前記整流子のセグメントに摺接させて直流電源の給電を行うブラシ装置と、を備え、前記低速駆動用ブラシと高速駆動用ブラシとが択一的に切り替えられて低速・高速駆動の切り替えが行われる構成の直流モータであって、前記整流子は、扇形状をなす同形状のセグメントが周方向に並んで配置され、ブラシ摺接面が平面として構成され、前記ブラシ装置は、前記低速駆動用ブラシと前記共通ブラシとが同一円周上で前記整流子のセグメントに摺接し、前記高速駆動用ブラシがその低速駆動用ブラシよりも外周側で前記整流子のセグメントに摺接するように構成されていることをその要旨とする。
この発明では、扇形状をなす同形状のセグメントが周方向に並んで配置されてブラシ摺接面が平面とされる一般的な構成の整流子に対し、低速駆動用ブラシと共通ブラシとが同一円周上で整流子のセグメントに摺接し、高速駆動用ブラシがその低速駆動用ブラシよりも外周側で整流子のセグメントに摺接するように構成される。つまり、整流子のセグメントが径方向内側から径方向外側に向かってそのセグメント幅(周方向長さ)が次第に広くなる扇形状をなしていることを利用し、幅狭の径方向内側に低速駆動用ブラシ及び共通ブラシを配置し、幅広の径方向外側に高速駆動用ブラシを配置することで、高速駆動用ブラシが他のブラシと同幅又は同形状のものを使用しつつも見かけ上で幅狭ブラシを用いる態様と同等となる。これにより、高速駆動用ブラシの短絡により電機子コイルで生じる電流変動が極力小さく抑えられることから、磁気バランスが良好となって電機子の回転が安定化し、モータの低振動・低騒音化に寄与できる。また、高速駆動用ブラシを幅狭とせず低速駆動用ブラシ(共通ブラシ)のように通常幅で形成できるため、高速駆動用ブラシの耐摩耗性を低速駆動用ブラシと同等にまで向上でき、製造も容易となる。また、高速駆動用ブラシを幅狭にする態様では、その最適調整に複数種類の幅狭ブラシを用意して試行錯誤を繰り返す必要がありその作業が煩雑であったが、本発明では高速駆動用ブラシの径方向位置のみの調整で済むため、最適調整が容易である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直流モータにおいて、前記高速駆動用ブラシが前記低速駆動用ブラシよりも外周側で前記整流子のセグメントに摺接するように配置されることで、低速駆動時における前記高速駆動用ブラシが隣り合うセグメント間を短絡する時間は、その高速駆動用ブラシを前記低速駆動用ブラシと同一円周上で前記整流子のセグメントに摺接するように構成した場合のその仮想高速駆動用ブラシが隣り合うセグメント間を短絡する時間に比べて、短くなるように構成されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の直流モータにおいて、前記低速駆動用ブラシ、高速駆動用ブラシ及び共通ブラシは、同一形状にて形成されていることをその要旨とする。
この発明では、低速駆動用ブラシ、高速駆動用ブラシ及び共通ブラシが同一形状にて形成されることから、1種類の給電ブラシを製造するだけで済み、モータの部品種類の低減に寄与できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記低速駆動用ブラシと前記高速駆動用ブラシとは、径方向において重ならないように配置されていることをその要旨とする。
この発明では、低速駆動用ブラシと高速駆動用ブラシとは径方向において重ならないように配置されることから、例えば界磁極の極数が大きく高速駆動用ブラシのずらし角度が小さくなるような場合に、低速駆動用ブラシ(共通ブラシ)と高速駆動用ブラシとの干渉が生じ難い。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記低速駆動用ブラシと前記高速駆動用ブラシとは、径方向において一部が重ねられて配置されていることをその要旨とする。
この発明では、低速駆動用ブラシと高速駆動用ブラシとは径方向において一部が重ねられて配置されることから、整流子及びブラシ装置部分を径方向に小型に構成することが可能となり、モータの小型化に寄与できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、車両用ワイパ装置に用いられるワイパモータであることをその要旨とする。
この発明では、上記請求項の直流モータは低振動・低騒音化が可能なため、常に静粛性も要求されるワイパモータに好適である。
本発明によれば、ブラシや整流子に特別な仕様のものを用いないで高速駆動用ブラシの短絡による影響を小さく抑え、低振動・低騒音化を図ることができる直流モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)は、車両用ワイパ装置等に用いられる直流モータ10の構成を示す。本実施形態の直流モータ10は、図示しないヨークハウジングの内側面にマグネット11が固着されて界磁極が2極として構成され、該マグネット11の内側に電機子12が回転可能に収容されて構成されている。
電機子12は、等角度間隔に本実施形態では12本のティース13を有する電機子コアと、12個の電機子コイル14と、12個のセグメント16を有する整流子15とを備えている。各電機子コイル14は、それを構成する導線が5本のティース13に跨って巻回されて隣のセグメント16に接続され、ティース1本ずつずらすように12個が順次巻回されて構成されている。整流子15は、個々が扇形状をなす同形状の12個のセグメント16が周方向に等角度間隔に並んで配置(セグメント16間のスリット幅は径方向に一定)され、ブラシ摺接面15aが平面として構成されるものでは一般的な構成のものである。
この整流子15に対し、ブラシ装置20は、低速駆動用ブラシ21及び高速駆動用ブラシ22とその共通ブラシ23との3個の給電ブラシが整流子15のセグメント16に摺接するように配置されている。低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23は、ともに略直方体形状の同形状で構成され、平面をなすブラシ摺接面15aに直角に接触させている。低速駆動用ブラシ21及び共通ブラシ23は、整流子15のブラシ摺接面15aの径方向内側寄りの同心円上において、180°の間隔(本実施形態では、電気的にも180°間隔)を有して対向配置されて各セグメント16と接触(摺接)する。高速駆動用ブラシ22は、整流子15のブラシ摺接面15aの径方向外側寄りにおいて、周方向一方に低速駆動用ブラシ21から約60°ずらして配置されて各セグメント16と接触(摺接)する。高速駆動用ブラシ22と低速駆動用ブラシ21とは、本実施形態では径方向において重ならないように同方向にずらして配置されている。
つまり、本実施形態では、整流子15の各セグメント16が径方向内側から径方向外側に向かってそのセグメント幅(周方向長さ)が次第に広くなる扇形状をなしていることを利用し、幅狭の径方向内側に低速駆動用ブラシ21及び共通ブラシ23を配置し、幅広の径方向外側に高速駆動用ブラシ22を配置することで、高速駆動用ブラシ22が他のブラシ21,23と同形状(同幅)のものを使用しつつも見かけ上で幅狭ブラシを用いる態様と同等となり、隣り合うセグメント16間の電機子コイル14を短絡する時間が短くされている。
そして、低速駆動用ブラシ21及び高速駆動用ブラシ22は、切替スイッチ24を介して車載バッテリ等の直流電源25のプラス側に接続され、共通ブラシ23は、グランドを介して直流電源25のマイナス側に接続される。この切替スイッチ24の切り替えにより、モータ10の低速駆動時には低速駆動用ブラシ21と共通ブラシ23とで給電が行われ、モータ10の高速駆動時には高速駆動用ブラシ22と共通ブラシ23とで給電が行われてモータ10の回転速度が変更され、ワイパの払拭動作速度等が変更されるようになっている。
また、低速駆動用ブラシ21側で給電を行うモータ10の低速駆動時においては、給電を行っていない高速駆動用ブラシ22が隣り合うセグメント16を短絡し、このセグメント16間に接続された電機子コイル14では、高速駆動用ブラシ22による短絡時間が短くされていることから図2の実線にて示すようにその電流変動は小さく抑えられる。因みに、図2の破線は、高速駆動用ブラシ22による短絡時間を低速駆動用ブラシ21と同等としたもので、その電流変動は大きい。このように高速駆動用ブラシ22の短絡により電機子コイル14で生じる電流変動が極力小さく抑えられることから、磁気バランスが良好となって電機子12の回転が安定化し、モータ10の低振動・低騒音化が図られている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、扇形状をなす同形状のセグメント16が周方向に並んで配置されてブラシ摺接面が平面とされる一般的な構成の整流子15に対し、低速駆動用ブラシ21と共通ブラシ23とが同一円周上で整流子15のセグメント16に摺接し、高速駆動用ブラシ22がその低速駆動用ブラシ21よりも外周側で整流子15のセグメント16に摺接するように構成されている。つまり、整流子15のセグメント16が径方向内側から径方向外側に向かってそのセグメント幅(周方向長さ)が次第に広くなる扇形状をなしていることを利用し、幅狭の径方向内側に低速駆動用ブラシ21及び共通ブラシ23を配置し、幅広の径方向外側に高速駆動用ブラシ22を配置することで、高速駆動用ブラシ22が他のブラシ21,23と同形状(同幅)のものを使用しつつも見かけ上で幅狭ブラシを用いる態様と同等となる。これにより、高速駆動用ブラシ22の短絡により電機子コイル14で生じる電流変動が極力小さく抑えられることから、磁気バランスが良好となって電機子12の回転を安定化でき、モータ10の低振動・低騒音化を図ることができる。そのため、常に静粛性も要求されるワイパモータに好適である。
また、高速駆動用ブラシ22を幅狭とせず低速駆動用ブラシ21(共通ブラシ23)のように通常幅で形成できるため、高速駆動用ブラシ22の耐摩耗性を低速駆動用ブラシ21(共通ブラシ23)と同等にまで向上でき、製造も容易となる。また、高速駆動用ブラシ22を幅狭にする態様では、その最適調整に複数種類の幅狭ブラシを用意して試行錯誤を繰り返す必要がありその作業が煩雑であったが、本実施形態のようにすれば、高速駆動用ブラシ22の径方向位置のみの調整で済むため、最適調整が容易である。
(2)本実施形態では、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23を同一形状としたことから、1種類の給電ブラシを製造するだけで済み、モータ10の部品種類の低減に寄与できる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23を同一形状としたが、少なくとも同幅(通常幅)とし、ブラシ長さを異ならせてもよい。このようにしても、部品種類は増えるものの、幅狭でなく通常幅でブラシを形成できるため、耐摩耗性を良好とでき、製造も容易である。
・上記実施形態の直流モータ10では、マグネット11の磁極が2極、電機子コイル14が12個、ティース13が12本等で構成されているが、モータ10の構成を適宜変更してもよい。
例えば、図3(a)(b)に示すように、マグネット11の磁極を4極で構成してもよい。この場合、電機子コイル14は、それを構成する導線が3本のティース13に跨って巻回されて隣のセグメント16に接続され、ティース1本ずつずらすように12個が順次巻回される。また、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23はそれぞれ2個ずつ用いられ、低速駆動用ブラシ21と共通ブラシ23とが90°間隔(電気的には180°間隔)で交互に配置され、高速駆動用ブラシ22はそれぞれの低速駆動用ブラシ21から周方向一方に約30°(電気的には約60°間隔)ずらして配置される。このような構成においても、各ブラシ21〜23を上記実施形態と同様の配置することで同様の作用効果を得ることができる。
また、図4(a)(b)に示す形態は、同様にマグネット11の磁極を4極で構成したものであり、整流子15のセグメント16を同電位同士で短絡(接続)する短絡部材17が設けられ、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23の数をそれぞれ1個ずつに減らした構成である。この構成においても、各ブラシ21〜23を上記実施形態と同様の配置することで同様の作用効果を得ることができる。
また、図5(a)(b)に示すように、マグネット11の磁極を6極で構成してもよい。この場合、電機子コイル14は、それを構成する導線が2本のティース13に跨って巻回されて隣のセグメント16に接続され、ティース1本ずつずらすように12個が順次巻回される。また、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23はそれぞれ1個ずつ用いられ、低速駆動用ブラシ21と共通ブラシ23とが60°間隔(電気的には180°間隔)に配置され、高速駆動用ブラシ22は低速駆動用ブラシ21から周方向一方に約20°(電気的には約60°間隔)ずらして配置される。また、この形態では、低速駆動用ブラシ21、高速駆動用ブラシ22及び共通ブラシ23の数をそれぞれ1個ずつに減らすべく、整流子15のセグメント16を同電位同士で短絡(接続)する短絡部材17が設けられる。この構成においても、各ブラシ21〜23を上記実施形態と同様の配置することで同様の作用効果を得ることができる。
また、同図5(a)(b)のように高速駆動用ブラシ22のずらし角度を小さくして構成するような場合、低速駆動用ブラシ21と高速駆動用ブラシ22とを径方向において重ならないように配置することで、ブラシ21,22自身はもとより、該ブラシ21,22にかかる周辺部材(図示略)等の干渉が防止される。
・上記実施形態では、高速駆動用ブラシ22と低速駆動用ブラシ21とが径方向において重ならないように同方向にずらして配置したが、例えば図6に示すように、高速駆動用ブラシ22と低速駆動用ブラシ21とを径方向において一部を重ねて、高速駆動用ブラシ22を低速駆動用ブラシ21よりも外周側に配置してもよい。このようにすれば、整流子15及びブラシ装置20部分を径方向に小型に構成することが可能となり、モータ10の小型化に寄与できる。
・上記実施形態のモータ10を、車両用ワイパ装置に用いられるワイパモータとして用いるだけでなく、他の装置の駆動源として用いてもよい。
本実施形態における直流モータの構成を説明するための図であり、(a)はそのモータの展開図、(b)は整流子及びブラシ装置を示す平面図である。 高速駆動用ブラシの短絡により電機子コイルで生じる電流変動を説明するための図である。 別例における直流モータの構成を説明するための図であり、(a)はそのモータの展開図、(b)は整流子及びブラシ装置を示す平面図である。 別例における直流モータの構成を説明するための図であり、(a)はそのモータの展開図、(b)は整流子及びブラシ装置を示す平面図である。 別例における直流モータの構成を説明するための図であり、(a)はそのモータの展開図、(b)は整流子及びブラシ装置を示す平面図である。 別例の直流モータにおける整流子及びブラシ装置を示す平面図である。
符号の説明
10…直流モータ、12…電機子、14…電機子コイル、15…整流子、15a…ブラシ摺接面、16…セグメント、20…ブラシ装置、21…低速駆動用ブラシ、22…高速駆動用ブラシ、23…共通ブラシ、25…直流電源。

Claims (6)

  1. 電機子コイルと整流子とを有し、その電機子コイルを整流子の対応するセグメントに接続して構成された電機子と、
    低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシとその共通ブラシとを有し、その低速駆動用ブラシ及び共通ブラシの配置に対して高速駆動用ブラシを所定角度ずらした位置に配置し、各ブラシを前記整流子のセグメントに摺接させて直流電源の給電を行うブラシ装置と、
    を備え、前記低速駆動用ブラシと高速駆動用ブラシとが択一的に切り替えられて低速・高速駆動の切り替えが行われる構成の直流モータであって、
    前記整流子は、扇形状をなす同形状のセグメントが周方向に並んで配置され、ブラシ摺接面が平面として構成され、
    前記ブラシ装置は、前記低速駆動用ブラシと前記共通ブラシとが同一円周上で前記整流子のセグメントに摺接し、前記高速駆動用ブラシがその低速駆動用ブラシよりも外周側で前記整流子のセグメントに摺接するように構成されていることを特徴とする直流モータ。
  2. 請求項1に記載の直流モータにおいて、
    前記高速駆動用ブラシが前記低速駆動用ブラシよりも外周側で前記整流子のセグメントに摺接するように配置されることで、低速駆動時における前記高速駆動用ブラシが隣り合うセグメント間を短絡する時間は、その高速駆動用ブラシを前記低速駆動用ブラシと同一円周上で前記整流子のセグメントに摺接するように構成した場合のその仮想高速駆動用ブラシが隣り合うセグメント間を短絡する時間に比べて、短くなるように構成されていることを特徴とする直流モータ。
  3. 請求項1又は2に記載の直流モータにおいて、
    前記低速駆動用ブラシ、高速駆動用ブラシ及び共通ブラシは、同一形状にて形成されていることを特徴とする直流モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記低速駆動用ブラシと前記高速駆動用ブラシとは、径方向において重ならないように配置されていることを特徴とする直流モータ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記低速駆動用ブラシと前記高速駆動用ブラシとは、径方向において一部が重ねられて配置されていることを特徴とする直流モータ。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    車両用ワイパ装置に用いられるワイパモータであることを特徴とする直流モータ。
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