JP2010283963A - 回転電機子、回転電機、及び、回転電機子の製造方法 - Google Patents

回転電機子、回転電機、及び、回転電機子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】重心偏倚が小さく回転バランスに優れ、回転時の振動が小となる回転電機子を提供する。
【解決手段】電機子コア16のティースには、内層ティース部21aと、そこから周方向に二股に分岐する外層ティース部21b,21cとが形成され、複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない内層巻線17aがその内層ティース部21aに巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの外層巻線17bが隣接ティース間で対向する一対の外層ティース部21b,21cに跨って巻回される。各巻線17a,17bの巻回の際、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象のティース部21a〜21cに順次移行しながら各巻線17a,17bがそれぞれ巻回される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電機子コアのティースに巻線を巻回してなる回転電機子、その回転電機子を有する回転電機、及び、その回転電機子の製造方法に関するものである。
回転電機子は、電機子コアの所定のティース毎に導線が巻回されて複数の巻線が構成されており、整流子から各巻線への給電に基づいて回転するものである。このような回転電機子は、例えば特許文献1にて示されているように、隣接の巻線が周方向に(この場合、軸方向にも)重なり部分を有する巻回態様を採用するものにおいては特に、回転中心から重心の偏倚が大きくなりがちで回転バランスが悪化し易く、これが回転時の振動増加に繋がっている。
そのため、従来より、後工程において、回転電機子に修正材を取り付けるというプラス修正を行ったり、電機子コアを削るというマイナス修正を行う等して、重量バランスが良好となるように調整がなされていた。しかしながら、修正材を取り付けたり電機子コアを削るという後工程が別途必要となるとともに、修正材分の部品点数の増加や修正材の飛散を防止、更にはコアを削るための専用の工具が必要となる等、好ましい対応ではなかった。
そこで、同特許文献1にて示されている回転電機子のように、所定のティースに巻回する巻線の巻回数を調整して重量バランスを良好とすることで、上記したバランス修正を行う後工程を不要とすることができる。
特公平7−34630号公報
しかしながら、巻線毎に巻回数を変えて回転電機子の重量バランスを良好とするという対応では、巻線毎の巻回数の違いから磁気的にアンバランスが生じるため、結果的にこの磁気的アンバランスによって回転時に回転電機子が振動することになる。従って、巻回数を変える対策は得策でなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、重心偏倚が小さく回転バランスに優れ、回転時の振動が小となる回転電機子、その回転電機子を有する回転電機、及び、その回転電機子の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電機子コアのティースに複数の巻線が巻回されてなり、隣接の巻線が周方向に重なる巻回態様にて構成された回転電機子であって、前記電機子コアのティースには、第1ティース部と、該第1ティース部から周方向に二股に分岐する第2ティース部とが形成されるとともに、前記複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない巻線が第1巻線として前記第1ティース部に巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの巻線が第2巻線として隣接ティース間で対向する一対の前記第2ティース部に跨って巻回され、更に前記第1及び第2巻線が、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象の前記ティース部に順次移行して巻回されて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、電機子コアのティースには、第1ティース部と、そこから周方向に二股に分岐する第2ティース部とが形成され、複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない巻線(第1巻線)がその第1ティース部に巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの巻線(第2巻線)が隣接ティース間で対向する一対の第2ティース部に跨って巻回される。また第1及び第2巻線の巻回の際には、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象のティース部に順次移行しながら各巻線がそれぞれ巻回される。従って、各巻線を周方向(回転方向)のいずれにおいても均等構成とでき、しかも各巻線の巻回順の工夫により、連続することによる巻線の構成の偏り(導線の重量変化の偏り等)を周方向に分散できるため、これらから重心偏倚の小さい回転バランスに優れた回転電機子が構成可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機子において、前記各巻線が軸方向に重ならないように巻回されて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、各巻線が軸方向に重ならないように巻回されるため、電機子コアの軸方向両端面からの巻線突出量(コイルエンド高さ)を小さくでき、回転電機子の短軸化、ひいてはこれを用いる回転電機の軸方向の小型化に寄与できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転電機子を備えて構成されている回転電機である。
この発明では、重心偏倚の小さい回転バランスに優れた回転電機子が備えられることから、低振動の回転電機が提供可能となる。
請求項4に記載の発明は、電機子コアのティースに複数の巻線が巻回されてなり、隣接の巻線が周方向に重なる巻回態様にて構成された回転電機子の製造方法であって、前記電機子コアのティースには、第1ティース部と、該第1ティース部から周方向に二股に分岐する第2ティース部とが形成されるとともに、前記複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない巻線が第1巻線として前記第1ティース部に巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの巻線が第2巻線として隣接ティース間で対向する一対の前記第2ティース部に跨って巻回され、更に前記第1及び第2巻線が、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象の前記ティース部に順次移行して巻回されることをその要旨とする。
この発明では、上記した請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の回転電機子の製造方法において、前記各巻線が軸方向に重ならないように巻回されることをその要旨とする。
この発明では、上記した請求項2の発明と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、重心偏倚が小さく回転バランスに優れ、回転時の振動が小となる回転電機子、その回転電機子を有する回転電機、及び、その回転電機子の製造方法を提供することができる。
本実施形態における直流モータの概略構成図である。 (a)(b)は、内層巻線の巻回態様を説明するための説明図、(c)(d)は、外層巻線の巻回態様を説明するための説明図、(e)(f)は、短絡線の接続態様を説明するための説明図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の回転電機としての直流モータ11を示す。本実施形態の直流モータ11は、円筒状のヨークハウジング12の内周面に4個(4磁極)のマグネット13が固着され、該マグネット13の内側に回転電機子14が回転可能に収容されて構成されている。
回転電機子14は、回転軸15と、該回転軸15に固定される電機子コア16と、該電機子コア16に巻装される10個(10磁極)の巻線17と、回転軸15に固定され各巻線17の端末線と接続される整流子18とを備えている。
詳述すると、電機子コア16は、磁性金属板材を複数枚積層してなり(磁性粉体の成形でも可)、円環状のコアバック20の外周面から径方向外側に延び等角度間隔(72°間隔)に設けられる5本のティース21を有し、そのコアバック20の中心に回転軸15が嵌挿されて該回転軸15に一体回転可能に固定されている。各ティース21は、幅方向中心線(周方向中心線)に対して線対称をなしており、コアバック20から径方向中間位置までは1本の内層ティース部21aとして構成され、その中間位置から先の径方向外側部分が周方向に二股に分岐する外層ティース部21b,21cとして構成されている。同一のティース21から分岐した外層ティース部21b,21cの径方向外側端部には、それぞれ互いに近接するように円弧状に延びる延出部21dが形成され、各延出部21dは周方向に等角度間隔に位置し、その径方向外側面にて前記マグネット13に対向するようになっている。
各内層ティース部21aには、上記した10個の巻線17の内の5個が内層巻線17aとしてそれぞれ巻回され、その巻回された各内層巻線17aは72°間隔に配置されている。また、外層ティース部21b,21cには、隣接のティース21間で周方向に対向するもの同士が対となり互いに跨るようにして残りの5個が外層巻線17bとしてそれぞれ巻回されている。巻回された各外層巻線17bは、各内層巻線17aの中間位置毎に配置され、同じく72°間隔に配置されている。こうして、各内層巻線17a及び各外層巻線17bよりなる10個の巻線17は、36°の等角度間隔に交互に配置されその個々が約60°の角度範囲で構成(周方向に重なりの生じる構成)され、また互いに軸方向に重なり部分を有さずに電機子コア16に巻装されている。
因みに、各外層ティース部21b,21c間に形成されるスロット底部中央(外層ティース部21b,21cの分岐部分)には、外層巻線17bの巻線方向に倣った(図1にて2点鎖線に倣った)斜面を有する三角形状のガイド凸部21eが形成されている。ガイド凸部21eは、外層巻線17bを配列を崩さないで整列状態で巻回できるようにガイドし、外層巻線17bの巻回形状がアンバランスとなること等を抑制するために設けられている。
図2に示すように、回転電機子14に備えられる整流子18には、その外周面に10個のセグメント25が等角度間隔(36°間隔)に互いに絶縁されて固着されている。各セグメント25には、それぞれ対応する各巻線17の端末線が接続されている。また、各セグメント25は、180°間隔のもの同士を同電位とすべく、5本の短絡線26にてそれぞれ互いに接続されている。
次に、本実施形態における巻線17の電機子コア16への巻回態様と、巻線17の整流子18との接続態様とを説明する。
ここで、図2に示すように、5本のティース21から分岐した外層ティース部21b,21cは合計10本あり、所定のティース21における反時計回り側の外層ティース部21bから時計回り方向に順にティース番号「1」〜「10」を付すこととする。5本の内層ティース部21aにおいては、それぞれティース番号「1」「2」、「3」「4」、「5」「6」、「7」「8」、「9」「10」となる。また、ティース番号「1」「2」の外層ティース部21b,21c間(内層ティース部21a)に位置する整流子18のセグメント25から時計回り方向に順にセグメント番号「1」〜「10」を付すこととする。尚、本実施形態では、ティース番号「1」の外層ティース部21bと、セグメント番号「1」のセグメント25とが所定角度(例えば27°)ずらした設定となっている。
先ず、図2(a)(b)に示すように、各内層巻線17aが各内層ティース部21aに巻回される。即ち、セグメント「1」に掛止められた導線17xは、ティース番号「3」「4」の内層ティース部21aに一定回数巻回して内層巻線17aを構成してセグメント番号「7」に掛止められる。セグメント「7」に掛止められた導線17xは、ティース番号「9」「10」の内層ティース部21aに一定回数巻回して内層巻線17aを構成してセグメント番号「3」に掛止められる。セグメント「3」に掛止められた導線17xは、ティース番号「5」「6」の内層ティース部21aに一定回数巻回して内層巻線17aを構成してセグメント番号「9」に掛止められる。以降同様にして、ティース番号「1」「2」及びティース番号「7」「8」の各内層ティース部21aに内層巻線17aがそれぞれ巻回され、導線17xがセグメント番号「1」に再び掛止められて、5個の内層巻線17aの内層ティース部21aへの巻回がなされる。各内層巻線17aは、セグメント番号が奇数番のセグメント25を用いて1本の導線17xにて構成されている。
次いで、図2(c)(d)に示すように、各外層巻線17bが各外層ティース部21b,21cに巻回される。即ち、セグメント「2」に掛止められた導線17xは、ティース番号「5」「4」の外層ティース部21b,21cに一定回数巻回して外層巻線17bを構成してセグメント番号「8」に掛止められる。セグメント「8」に掛止められた導線17xは、ティース番号「1」「10」の外層ティース部21b,21cに一定回数巻回して外層巻線17bを構成してセグメント番号「4」に掛止められる。セグメント「4」に掛止められた導線17xは、ティース番号「7」「6」の外層ティース部21b,21cに一定回数巻回して外層巻線17bを構成してセグメント番号「10」に掛止められる。以降同様にして、ティース番号「3」「2」及びティース番号「9」「8」の各外層ティース部21b,21cに外層巻線17bがそれぞれ巻回され、導線17xがセグメント番号「2」に再び掛止められて、5個の外層巻線17bの外層ティース部21b,21cへの巻回がなされる。各外層巻線17bは、セグメント番号が偶数番のセグメント25を用いて1本の導線17xにて構成されている。
そして、図2(e)(f)に示すように、それぞれ180°間隔を有するセグメント「1」「6」、セグメント「2」「7」、セグメント「3」「8」、セグメント「4」「9」、セグメント「5」「10」の各セグメント25同士が5本の導線17x(短絡線26)にて互いに接続され同電位とされる。このようにして、巻線17の電機子コア16に対する巻回と整流子18に対する接続とがなされて、本実施形態の回転電機子14が構成されている。
そして、ヨークハウジング12内には、外部から直流電源が供給される図示しない給電ブラシが備えられている。給電ブラシはプラス側及びマイナス側のブラシで組をなし、4箇所あるマグネット13の磁極中心位置(90°間隔)のいずれかにその1組又は2組のブラシが振り分けられて配置され、回転電機子14の整流子18(セグメント25)に押圧接触させている。そして、直流電源が給電ブラシから整流子18を通じて各巻線17に供給されることで回転電機子14に回転のための磁界が生じ、該電機子14が回転するようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、電機子コア16のティース21には、内層ティース部21aと、そこから周方向に二股に分岐する外層ティース部21b,21cとが形成され、複数の巻線17の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない内層巻線17aがその内層ティース部21aに巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの外層巻線17bが隣接ティース21間で対向する一対の外層ティース部21b,21cに跨って巻回されている。また各巻線17a,17bの巻回の際には、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象のティース部21a〜21cに順次移行しながら各巻線17a,17bがそれぞれ巻回されている。従って、各巻線17a,17bを周方向(回転方向)のいずれにおいても均等構成とでき、しかも各巻線17a,17bの巻回順の工夫により、連続することによる巻線17a,17bの構成の偏り(導線17xの重量変化の偏り等)を周方向に分散できるため、これらから重心偏倚の小さい回転バランスに優れた回転電機子14を構成でき、該電機子14を用いるモータ11の低振動化に寄与できる。
(2)本実施形態では、各巻線17a,17bが軸方向に重ならないように巻回されているため、電機子コア16の軸方向両端面からの巻線突出量(コイルエンド高さ)を小さくでき、回転電機子14の短軸化、ひいてはモータ11の軸方向の小型化に寄与できる。また、各巻線17a,17bが軸方向に重ならないように巻回されることで、導線17xの使用量の低減が可能で各巻線17a,17bの抵抗値も小さくなるため、軽量で効率の良いモータ11として提供できる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、電機子コア16を図1にて示すような形状にて形成したが、適宜形状を変更してもよい。また、電機子コア16を積層型コアとしたが、磁性粉体の成形よりなるコアとしてもよい。
・上記実施形態では、各巻線17a,17bを軸方向に重ならないように巻回したが、各巻線17a,17bの一部が軸方向に重なる態様としてもよい。
・上記実施形態では、導線17xによる短絡線26を用いて所定セグメント25同士の短絡を図ったが、巻線17a,17bの巻回態様を若干変更し、所定セグメント25同士の短絡の必要ない構成としてもよい。
・上記実施形態では、4個(4磁極)のマグネット13と、10個(10磁極)の巻線17とでモータ11を構成したが、各個数(各磁極数)を適宜変更してもよい。
14…回転電機子、16…電機子コア、17…巻線、17a…第1巻線(内層巻線)、17b…第2巻線(外層巻線)、21…ティース、21a…内層ティース部(第1ティース部)、21b,21c…外層ティース部(第2ティース部)。

Claims (5)

  1. 電機子コアのティースに複数の巻線が巻回されてなり、隣接の巻線が周方向に重なる巻回態様にて構成された回転電機子であって、
    前記電機子コアのティースには、第1ティース部と、該第1ティース部から周方向に二股に分岐する第2ティース部とが形成されるとともに、
    前記複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない巻線が第1巻線として前記第1ティース部に巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの巻線が第2巻線として隣接ティース間で対向する一対の前記第2ティース部に跨って巻回され、更に前記第1及び第2巻線が、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象の前記ティース部に順次移行して巻回されて構成されていることを特徴とする回転電機子。
  2. 請求項1に記載の回転電機子において、
    前記各巻線が軸方向に重ならないように巻回されて構成されていることを特徴とする回転電機子。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機子を備えて構成されていることを特徴とする回転電機。
  4. 電機子コアのティースに複数の巻線が巻回されてなり、隣接の巻線が周方向に重なる巻回態様にて構成された回転電機子の製造方法であって、
    前記電機子コアのティースには、第1ティース部と、該第1ティース部から周方向に二股に分岐する第2ティース部とが形成されるとともに、
    前記複数の巻線の内で、周方向に1つおきで同方向に重ならない巻線が第1巻線として前記第1ティース部に巻回され、周方向に重ならない残りの1つおきの巻線が第2巻線として隣接ティース間で対向する一対の前記第2ティース部に跨って巻回され、更に前記第1及び第2巻線が、180°対向位置を除く最も離間位置にある巻回対象の前記ティース部に順次移行して巻回されることを特徴とする回転電機子の製造方法。
  5. 請求項4に記載の回転電機子の製造方法において、
    前記各巻線が軸方向に重ならないように巻回されることを特徴とする回転電機子の製造方法。
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