JP2004213400A - バッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法 - Google Patents

バッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリの劣化に伴い減算するバッテリ電圧に基づいて、バッテリアラーム電圧の基準設定値を自動的に可変することができるバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法を提供する。
【解決手段】バッテリ管理サーバ100は、PDA110側のバッテリ電圧検出手段170により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所定の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御装置120を備え、バッテリの劣化に伴い推移するバッテリ電圧を取得するとともに、放電曲線を予測することにより算出し、算出した放電曲線に基づいてバッテリアラーム電圧の設定値を自動的に変更する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリにより稼動する携帯情報端末装置に通信接続されたバッテリ管理サーバによって、バッテリアラーム電圧の設定をおこなうバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法に関し、特に、バッテリ電圧の残量に応じてバッテリアラーム電圧の基準値を自動的に設定し変更することができるバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、携帯に便利なモバイルツールとしてノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、電子手帳、携帯電話などの携帯情報端末装置が急速に普及している。この中でも、PDAは、インターネット専用端末としての用途もあり、メール、スケジュール管理などをおこなうモバイルツールとして個人ベースで広く使用されている。通常、このPDAの場合も持ち歩くことが多いため、携帯用のノートパソコンと同様にバッテリを供給電源として使用することが多い。
【0003】
このため、例えば、バッテリ内のバッテリ電圧が少ない状態(充電不足)で装置の使用を継続した場合には、使用中に電源供給がなくなり使用不能となったりデータが消えてしまうことがあるため、バッテリアラーム電圧を設定することにより、バッテリ電圧がバッテリアラーム電圧に到達したときに表示により警告したり、バッテリ残量に応じて警告音を鳴らすなどの対策がおこなわれている。
【0004】
そして、このようなバッテリ電圧を管理する従来技術としては、常時、蓄電池残量の計測をおこなうことにより、この蓄電池残量を正確に把握する技術(例えば、特許文献1参照)や、電池の保持時間を予測することにより、使用状況に応じた電池残量を検出する技術(例えば、特許文献2参照)などが知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−180914号公報
【特許文献2】
特許第3311416号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のバッテリアラーム電圧の管理をおこなうバッテリアラーム電圧設定装置にあっては、以下に示す種々の問題がある。すなわち、従来では、バッテリ内のバッテリ電圧がなくなるまえに、アラームなどによる報知によりユーザに対してバッテリ残量がなくなることを知らせるようにしているが、長期間使用しているバッテリの場合は、内部電池の劣化により稼働可能時間にばらつきが生じてしまうという問題があった。以下、このバッテリの劣化にともなう問題点について図8(a)、(b)を参照して説明する。
【0007】
図8(a)、(b)は、バッテリ電圧の消費に伴う時系列的な放電曲線を示している。ここで、縦軸は、バッテリ電圧Vの電圧値を、横軸は、バッテリによる装置の稼動時間(t)をそれぞれ示している。ここで、バッテリアラーム電圧VAは、バッテリ内に充電されたバッテリ電圧がサスペンド電圧VSの近くまで到達することを、予めアラームとして警告するために設定された電圧値である。また、サスペンド電圧VSとは、バッテリ内部のバッテリ電圧がほぼ「0V」の状態となり、装置が非動作状態(メモリー保持状態)となる電圧値のレベルをそれぞれ示している。
【0008】
具体的に説明すると、バッテリ内のバッテリ残量が減少しバッテリアラーム電圧VAに到達すると、装置はアラームを報知し、このアラームによりユーザに対して充電を促すものとなる。また、バッテリ電圧がサスペンド電圧VSまで消費され降下した際には、装置の稼働は停止するものとなる。
【0009】
すなわち、図8(a)の放電曲線aは、未使用時(新品)のバッテリによる放電曲線を示しており、この放電曲線aによる稼働可能時間を検証すると、バッテリ電圧(残量)は、t1秒経過後にバッテリアラーム電圧VAまで降下し、このt1秒からtx秒経過後のt2秒にはサスペンド電圧VSまで降下することがわかる。すなわち、このt2秒間が、未使用時のバッテリによる稼働可能時間となる。このように、通常では、バッテリ電圧がバッテリアラーム電圧VAまで降下した後でも、所定時間tx(10分程度)だけ装置が稼働できるように運用時間を確保している。
【0010】
図8(b)の放電曲線bは、長期間使用したバッテリによる放電曲線を示しており、この放電曲線bによる稼働可能時間を検証すると、このようにバッテリに劣化がある場合には、放電曲線の傾きが急になるためバッテリアラーム電圧VAに到達する時間が早くなることがわかる。
【0011】
図8(b)の例では、t1´秒経過後にはバッテリアラーム電圧VAまで低下し、さらにt2´秒経過後にはサスペンド電圧VSまで降下することがわかる。そして、この場合、稼動可能時間t2´秒が、バッテリ劣化時のバッテリ稼働可能時間となり、装置の運用時間(稼動時間)が短くなる傾向となる(t2´<t2)。
【0012】
このように劣化したバッテリの場合、予め設定されたバッテリアラーム電圧VAに到達する時間が早くなってしまうため、サスペンド電圧VSに到達するまでに、まだかなりの時間(tx´秒間)があるにも拘らず頻繁にアラームを通知するものとなる。これによって、充電時期も早まるうえ、充電回数の増大を招くことから利便性の面で問題がある。
【0013】
本発明は、上述した従来による問題点を解決するためになされたものであり、バッテリ管理サーバによる制御に基づいてバッテリアラーム電圧の設定を可能とすることにより、長期間の使用により劣化したバッテリを効率良く運用することができるうえ、バッテリによる稼働時間の延長が可能なバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置であって、前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出手段と、前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出手段と、前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出手段と、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信手段とを備え、前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所定の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御装置と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
この本発明によれば、バッテリ管理サーバは、携帯情報端末装置に備えたバッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所望の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御装置を備えているので、このバッテリアラーム電圧制御装置によりバッテリ電圧の検出に基づいて放電曲線の算出をおこない、この放電曲線の算出に基づいてバッテリアラーム電圧を自動的に設定し変更することができる。
【0016】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記バッテリアラーム電圧制御装置は、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、前記バッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を時系列的に算出するバッテリ電圧推移算出手段と、当該バッテリ電圧推移算出手段により算出された放電推移に基づいてバッテリアラーム電圧の設定をおこなうバッテリアラーム電圧設定手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、バッテリ管理サーバは、バッテリ電圧推移算出手段によりバッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を算出し、バッテリアラーム電圧設定手段による前記バッテリ電圧推移算出手段により算出された放電推移に基づいてバッテリアラーム電圧の設定をおこなうので、バッテリ電圧(バッテリ残量)の検出に基づいて放電曲線を算出し、この放電曲線の算出に基づいてバッテリアラーム電圧を設定することができる。
【0018】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記バッテリアラーム電圧制御手段により設定されるバッテリアラーム電圧は、前記バッテリアラーム電圧から前記サスペンド電圧に到達するまで前記携帯情報端末装置に対して所定の稼働時間を保持できる電圧として設定されることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、バッテリアラーム電圧制御手段により設定されるバッテリアラーム電圧は、前記バッテリアラーム電圧から前記サスペンド電圧に到達するまで前記携帯情報端末装置に対して所定の稼働時間を保持できる電圧として設定するので、バッテリアラーム電圧の設定値が過度に低下することによる装置の稼働停止を未然に防止することができる。
【0020】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の発明において、前記バッテリアラーム電圧設定手段によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバによるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できることを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、前記バッテリアラーム電圧設定手段によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバによるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できるので、バッテリアラーム電圧の設定を自動設定できない場合にも容易に手動設定によりバッテリアラーム電圧の設定をおこなうことができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定方法であって、前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出工程と、前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出工程と、前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出工程と、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信工程とを備え、前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所定の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御工程と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信工程とを備えたことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、バッテリ電圧検出工程によりバッテリ電圧の電圧値を検出し、バッテリアラーム電圧検出工程によりバッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出し、サスペンド電圧検出工程により前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出し、バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信し、バッテリ管理サーバでは、バッテリアラーム電圧制御工程によりバッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所望の電圧値に自動的に設定変更するので、バッテリ電圧の検出に基づいて放電曲線の算出をおこない、この放電曲線の算出に基づいてバッテリアラーム電圧を設定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に添付図面を参照して、この発明に係るバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明では、携帯情報端末装置の一例としてPDA(Personal Digital Assistants)110を対象として説明する。このPDA110は、内部に備えたバッテリ(電池)による電源供給により稼働(運用)するものとする。また、後述するように、このPDA100内部のバッテリ280に対する充電は、クレードル(充電器)400を使用しておこなうものとする。
【0025】
図1は、本実施形態1に係るバッテリアラーム電圧設定装置の全体構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、バッテリ管理サーバ100には、複数(10台程度)のPDA100を通信接続(無線/有線)した状態で、これらPDA100に対するバッテリ電圧を管理することができる。また、後述するように、このバッテリ管理サーバ100は、バッテリアラーム電圧を設定する機能を備えている。
【0026】
そして、本発明では、バッテリ管理サーバ100により、PDA110から所定のタイミングで送信されるバッテリ電圧を受信するとともに、バッテリアラーム電圧制御装置120により、バッテリ電圧に基づいて予め放電曲線を作成(算出)し、この放電曲線に基づいてバッテリアラーム電圧の設定値を自動的に変更できるようにしたものである。
【0027】
図1に示すように、本実施形態1におけるPDA110(携帯情報端末装置)は、このPDA110全体のコントロール機能を備えた制御部160、バッテリ電圧検出部170、バッテリアラーム電圧検出部180、サスペンド電圧検出部190、バッテリアラーム電圧記憶部200、ROM201、バッテリアラーム電圧書き換え部210、バッテリアラーム電圧比較部220、表示回路部230、表示部231、外部I/F部240、入力部250、スピーカ261およびマイク262とを有するオーディオ部260、電源回路部270、バッテリ(電池)280、電源スイッチ290、通信I/F部300とを備えている。
【0028】
バッテリ電圧検出部170は、バッテリの放電にともない減少するバッテリ電圧の電圧値を定期的に検出する機能を備えている。バッテリアラーム電圧検出部180は、バッテリ電圧の放電にともない所定の電圧まで降下したときの電圧をアラーム電圧として検出する機能を備えている。バッテリ残量がアラーム電圧に到達した際には、アラームの通知がおこなわれる。
【0029】
サスペンド電圧検出部190は、バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、PDA110が非動作状態となるサスペンド電圧を検出する機能を備えている。
【0030】
バッテリアラーム電圧記憶部200は、バッテリ管理サーバ100のバッテリアラーム電圧設定部140により設定されるとともに、送信されたバッテリアラーム電圧を記憶する機能を備えている。バッテリアラーム電圧書き換え部210は、バッテリアラーム電圧記憶部200内に記憶されたバッテリアラーム電圧をバッテリアラーム電圧設定部140から送信された最新のデータに書き換える機能を備えている。
【0031】
バッテリアラーム電圧比較部220は、バッテリアラーム電圧設定部140から送信された最新のデータとバッテリアラーム電圧書き換え部210により書き換えられたデータとを比較し、判定する機能を備えている。
【0032】
ROM201には各種の処理を実行するための画面制御プログラムやアプリケーションプログラムなどが予め格納されている。
【0033】
表示部230は、LCD、タブレット、バックライト(光源)によって構成され、表示回路部230により表示輝度が制御される。この表示部230には、バッテリアラーム電圧の設定を通知するメッセージが表示される。
【0034】
入力部250は、キーボードやマウスまたは外部媒体を利用することによりバッテリアラーム電圧を書き換える機能を備えている。具体的に説明すると、外部媒体としては、デジタルカメラなどで使用されているフラッシュメモリーカード、スマートメディア、メモリースティックなどがあり、これら外部媒体に記録したバッテリアラーム電圧の電圧値をファイルとしてコピーしたり、この電圧値を参照することにより設定することができる。
【0035】
外部I/F部240は、携帯電話やPHSなどの他の無線通信装置と無線接続するためのインタフェースであり、例えば、カメラなどにより取得した画像データなど各種情報を無線通信によって外部に送信する場合に使用される。
【0036】
オーディオ部260は、音声を入力するマイク262および音声を出力するスピーカ261とを有しており、スピーカ261は、バッテリアラーム電圧の設定がおこなわれた際に、音声により設定を通知する通知手段として機能する。
【0037】
電源回路部270は、電源スイッチ290のON時にPDA110に対する稼動電源を供給し作動させるとともに、バッテリ280内のバッテリ電圧を監視する機能を備えている。バッテリ280には、リチウム電池などが使用される。
【0038】
一方、バッテリ管理サーバ100は、バッテリ電圧推移算出部130およびバッテリアラーム電圧設定部140とを備えたバッテリアラーム電圧制御部120、通信I/F部150とを備えている。145は手動による入力用の入力部であり、この入力部にはキーボードやマウスなどが使用される。
【0039】
バッテリ電圧推移算出部130は、バッテリ電圧検出部170から検出されたバッテリ電圧の取得に基づいて、バッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を予め時系列的に算出する機能を備えている。
【0040】
バッテリアラーム電圧制御部120は、PDA110のバッテリアラーム電圧検出部170により定期的に検出されるバッテリ電圧を通信I/F部150により受信し、バッテリアラーム電圧設定部140によりバッテリアラーム電圧を設定する機能を備えている。このバッテリアラーム電圧設定部140により設定されたバッテリアラーム電圧は、通信I/F部150からPDA110側の通信I/F部300を通じて送信される。
【0041】
図2は、本発明のバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法の全体制御構成を示すフローチャートである。すなわち、本発明のバッテリアラーム電圧設定方法は、(1)バッテリ電圧検出工程(ステップS200)、(2)バッテリ電圧送信工程(ステップS210)、(3)バッテリ電圧推移算出工程(ステップS230)、(4)バッテリアラーム電圧設定工程(ステップS230)、(5)バッテリアラーム電圧受信工程(ステップS240)、(6)バッテリアラーム電圧記憶工程(ステップS250)(7)バッテリアラーム電圧書き換え工程(ステップS260)、(8)バッテリアラーム電圧比較工程(ステップS270)の8つの処理工程により構成されている。先ず、これら(1)〜(8)の各処理工程について説明する。
【0042】
(1)バッテリ電圧検出工程は、バッテリ280内に充電されているバッテリ電圧の電圧値を検出する処理工程である。このバッテリ電圧検出工程によりバッテリ280内のバッテリ電圧を、バッテリの放電にともなって変動(下降)する電圧値としてリアルタイムで検出することができる。バッテリ電圧は、バッテリアラーム電圧よりもさらに電圧が降下するとサスペンド電圧となり、バッテリ電圧の電圧値がサスペンド電圧まで降下(放電)した時に装置は稼動が停止するものとなる。
【0043】
(2)バッテリ電圧送信工程は、バッテリ電圧検出工程により検出されたバッテリ電圧をPDA110の通信I/F部300からバッテリ管理サーバ100の通信I/F部150に送信する処理工程である。このバッテリ電圧送信工程によるバッテリ電圧の送信は、所定間隔毎で定期的におこなわれる。
【0044】
(3)バッテリ電圧推移算出工程は、PDA110の通信I/F部300から送信されたバッテリ電圧を通信I/F部150により受信し、このバッテリ電圧に基づいて予想される放電曲線を作成する処理工程である。具体的には、バッテリ電圧検出工程により検出されたバッテリ電圧に基づいて、バッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を時系列的に算出することができる。
【0045】
(4)バッテリアラーム電圧設定工程は、バッテリ電圧推移算出工程により算出された放電曲線の推移に基づいて、バッテリアラーム電圧を設定する処理工程である。
【0046】
(5)バッテリアラーム電圧受信工程は、バッテリ管理サーバ100の通信I/F部150から送信されたバッテリアラーム電圧をPDA110の通信I/F部300により受信する処理工程である。
【0047】
(6)バッテリアラーム電圧記憶工程は、通信I/F部300により受信したバッテリアラーム電圧を一時的にバッテリアラーム電圧記憶部200に記憶させる処理工程である。
【0048】
(7)バッテリアラーム電圧書き換え工程は、バッテリアラーム電圧記憶部200に記憶したバッテリアラーム電圧の電圧値をバッテリアラーム電圧設定部140により設定された最新のバッテリアラーム電圧に書き換える処理工程である。具体的には、初期に設定したバッテリアラーム電圧の変更をおこなうため、バッテリアラーム電圧の補正をおこなう機能を備えている。
【0049】
(8)バッテリアラーム電圧比較工程は、バッテリアラーム電圧書き換え部210により書き換えられたバッテリアラーム電圧とバッテリアラーム電圧設定部140により設定された最新のバッテリアラーム電圧とを比較する処理工程である。
【0050】
以下、本発明におけるバッテリ管理サーバによるバッテリアラーム電圧設定方法の詳細について、図3、4を参照して説明する。図3は、バッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を示すフローチャート、図4は、本実施の形態1を適用した際の放電曲線の時系列推移を示す説明図をそれぞれ示している。
【0051】
すなわち、図3のフローチャートに示すように、先ず、PDA110側(携帯情報端末装置)では、バッテリ280(バッテリ電圧V)の電圧値をバッテリ電圧検出部170により検出する(ステップS300)。このバッテリ電圧検出部170によるバッテリ電圧の検出は、所定間隔毎で定期的におこない、この検出された電圧値は、PDA110の通信I/F部300からバッテリ管理サーバ100の通信I/F部150を通じてバッテリアラーム電圧制御部120に送信する(ステップS310)。
【0052】
一方、バッテリ管理サーバ100のバッテリアラーム電圧制御部120では、PDA100から送信されたバッテリ電圧を受信し(ステップS320)、この受信したバッテリ電圧に基づいた放電曲線を予測し作成する(ステップS330)。このバッテリ電圧に基づいた放電曲線の作成(算出)は、バッテリ電圧推移算出部130によりおこなう。
【0053】
以下、ステップS330で作成した放電曲線の推移に基づいて、バッテリアラーム電圧設定手段180によりバッテリアラーム電圧VA´を算出するとともに設定し、この設定したバッテリアラーム電圧を通信I/F部150からPDA110の通信I/F部300を通じて送信する(ステップS350)。
【0054】
具体的には、バッテリ電圧の取得とともに、その電圧値の履歴を放電曲線として作成し、時系列的に予測される放電曲線に基づいて自動的に初期に設定したバッテリアラーム電圧を変更する新規のバッテリアラーム電圧を設定するものとなる。
【0055】
なお、このバッテリアラーム電圧設定部140で設定されるバッテリアラーム電圧は、予め設定されている初期のバッテリアラーム電圧よりも小さく、サスペンド電圧よりも大きい電圧値として設定される。これは、バッテリアラーム電圧をサスペンド電圧よりも小さい電圧値として設定すると、ユーザに対するアラームの通知をおこなうまえに装置の稼働が停止するのを防止するためである。
【0056】
一方、PDA110側では、ステップS350によりバッテリ管理サーバ100から送信されたバッテリアラーム電圧の電圧値を受信し(ステップS360)、このバッテリアラーム電圧を設定値として設定するとともに(ステップS370)、この設定値をバッテリアラーム電圧記憶部200に記憶する(ステップS380)。次いで、バッテリアラーム電圧書き換え部210により書き換えをおこなう(ステップS390)。
【0057】
以下、ステップS391によりバッテリ管理サーバ100から送信されたバッテリアラーム電圧の値とバッテリアラーム電圧書き換え部210により書き換られたバッテリアラーム電圧記憶部200内のバッテリアラーム電圧の値とが一致するか否かの判定をおこなう(ステップS391)。
【0058】
このステップS391による判定は、バッテリアラーム電圧比較部220によりおこなう。このバッテリアラーム電圧比較部220により、バッテリアラーム電圧の設定が正確に変更されたかを確認することができる。そして、ステップS391の判定によりバッテリアラーム電圧記憶部200内のバッテリアラーム電圧が正しく書き換えられている場合には(ステップS391肯定)、この書き換えられたバッテリアラーム電圧に基づいてPDA110に対する運用(制御)をおこなう(ステップS393)。
【0059】
ここで、バッテリアラーム電圧の設定が正確に変更されことが確認された場合に、表示部231に「設定完了」などのメッセージ表示やスピーカ261を使用した音声による通知をおこなってもよい。
【0060】
一方、ステップS391の判定によりバッテリアラーム電圧記憶部200内のバッテリアラーム電圧とバッテリ管理サーバ100から送信されたバッテリアラーム電圧とが一致しない場合(ステップS391否定)、再度、バッテリアラーム管理サーバ100からバッテリアラーム電圧設定値部140により設定されたバッテリアラーム電圧を送信するとともに、この電圧値をバッテリアラーム電圧記憶部200に記憶させ、この記憶されたバッテリアラーム電圧に基づいて制御をおこなう(ステップS393)。
【0061】
以下、図4を参照して本実施の形態1のバッテリアラーム電圧設定方法による作用効果の詳細を説明する。すなわち、図4において、前述したように放電曲線bは、バッテリが劣化したバッテリ電圧の推移を示す放電曲線を示している。また、バッテリアラーム電圧VAは、初期に設定された電圧値を、バッテリアラーム電圧VA´は、本実施の形態1により設定された電圧値を示している。
【0062】
そして、図4に示すようにバッテリアラーム電圧が初期の電圧値であるVAに設定されている場合には、バッテリアラーム電圧VAに到達する時間はt1´秒となり、このt1´秒からtx´秒経過後のt2´秒にサスペンド電圧VSに到達するものとなる。
【0063】
一方、本実施の形態1によりバッテリアラーム電圧をVAより電圧値の低いVA´に設定された場合、バッテリ電圧Vがバッテリアラーム電圧VA´に到達する時間はt3´秒となるため、従来の稼動可能時間t1´よりも稼動可能時間を長く保持することができる(t1´<t3´)。また、サスペンド電圧Vsに到達するまでの時間もΔt秒とすることができる(tx´>Δt)。これにより、PDA110の運用時間を従来よりも長く保持することができるうえ、バッテリ280に対する充電回数を少なくすることができる。
【0064】
以上のように、本実施の形態1では、バッテリ管理サーバ100は、PDA110側のバッテリ電圧検出手段170により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所定の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御手段140を備えているため、バッテリ電圧に基づいてバッテリアラーム電圧の設定値を自動的に変更する制御をおこなうことができる。
【0065】
(実施の形態2)
次に、本実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、PDA110側(携帯情報端末装置)から送信されるバッテリ電圧Vに基づいて、バッテリ管理サーバ100により自動的にバッテリアラーム電圧を設定し変更するものとしているが、本実施の形態2では、バッテリ管理サーバ100においてバッテリアラーム電圧の設定を手動によりおこなうことに特徴がある。
【0066】
具体的には、前記本実施の形態1によりバッテリアラーム電圧の自動設定ができない場合などに、本実施の形態2によるマニュアル操作による手動設定を実施するものとなる。
【0067】
本実施の形態2に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を説明する。図5は、本実施の形態2に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を説明するフローチャートである。
【0068】
すなわち、図5のフローチャートに示すように、先ず、バッテリアラーム電圧の設定が自動であるかマニュアル操作による手動設定であるかの判定をおこなう(ステップS500)。そして、この判定によりバッテリアラーム電圧の設定が手動である場合には、次のステップS505のバッテリアラーム電圧手動設定制御に移行する。(ステップS505)。
【0069】
このバッテリアラーム電圧手動設定制御は、(1)バッテリ管理サーバ100により手動でバッテリアラーム電圧を設定した際には、この設定されたバッテリアラーム電圧以外のデータをPDA110側に送信しない制御方法。(2)バッテリ管理サーバ100により手動でバッテリアラーム電圧を設定した際には、この時点でPDA110側からのデータの送信は停止される制御方法。(3)PDA110側でバッテリ管理サーバ100により手動でバッテリアラーム電圧が設定されたことを判定し、この時点でPDA110側からバッテリ電圧の送信を停止する制御方法。(4)バッテリ電圧サーバ100側から手動で設定されたことをPDA110に送信し、手動による設定が解除されるまで、バッテリアラーム電圧の更新を受け付けない制御方法のうちのいずれかを選定しておこなうことができる。
【0070】
そして、このステップS505のバッテリアラーム電圧手動設定制御に移行した後、バッテリ電圧推移検出手段130によりバッテリアラーム電圧VA´の算出をおこない(ステップS510)、次いで、バッテリアラーム電圧設定手段140によりバッテリアラーム電圧の設定後、この設定されたバッテリアラーム電圧の入力をおこなう(ステップS520)。このバッテリアラーム電圧VA´の入力は、入力部145によるキーボードやマウスなどによる手動設定によるものである。
【0071】
次いで、サスペンド電圧検出部190によりサスペンド電圧VSの算出をおこない、ステップS540によりバッテリアラーム電圧VA´とサスペンド電圧VSとの比較をおこなう。具体的には、算出されたサスペンド電圧VSよりも大きい電圧値を手動により入力して設定するものとなる。
【0072】
すなわち、ステップS550によりバッテリアラーム電圧VA´とサスペンド電圧VSとを比較する判定をおこない、手動設定によるバッテリアラーム電圧VAがサスペンド電圧VSよりも大きい電圧値である(VA´>VS)場合には(ステップS550肯定)、このVA´の電圧値をバッテリアラーム電圧として設定する。次いで、、バッテリアラーム電圧VA´の電圧がバッテリアラーム電圧記憶部に正しく書き込まれているか否かの判定をおこない(ステップS570)、正しくバッテリアラーム電圧VA´の電圧が書き込まれている場合には(ステップS570肯定)、以下、ステップS580により手動設定されたバッテリアラーム電圧に基づいてバッテリ電圧の運用をおこなう(ステップS580)。
【0073】
一方、バッテリアラーム電圧VAがサスペンド電圧VSよりも小さい電圧値である場合には(ステップS550否定)、再度、ステップS520によるバッテリアラーム電圧の入力をおこなう。具体的には、前回に設定したバッテリアラーム電圧よりも電圧値が大きくなるように設定値を変更するものとなる。
【0074】
ここで、本例では、バッテリア管理サーバ100側でバッテリアラーム電圧を手動設定するものとしたが、このバッテリアラーム電圧の手動設定は、PDA100側でおこなうことも勿論可能である。このPDA110側でバッテリアラーム電圧の手動設定をおこなう場合の入力は、入力部250によるキーボード入力などを利用する。
【0075】
以上のように、本実施の形態2では、バッテリアラーム電圧設定手段140によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバ100によるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できるので、バッテリアラーム電圧の設定を自動設定できない場合にも容易に手動設定によりバッテリアラーム電圧の設定をおこなうことができる。
【0076】
(実施の形態3)
図6は本実施の形態3に係るバッテリアラーム電圧設定装置の機能ブロック図を示している。同図に示すように、本実施の形態3の特徴は、PDA110に対する充電器として使用するクレードル400に、バッテリ電圧を検出するとともに、取得したバッテリ電圧の時系列的な推移をバッテリ管理サーバ100に送信する機能を備えたことにある。
【0077】
このため、クレードル400は、バッテリ電圧推移検出部410、充電制御部420、充電部430とを備えている。バッテリ電圧推移検出部410は、PDA110をクレードル400へセットした時に、バッテリ電圧を検出するとともに、バッテリ残量を取得する機能を備えている。本実施の形態3の場合、PDA110側にバッテリ電圧検出部を設けない構成とすることができる。充電制御部420は、PDA110のバッテリ280内のバッテリ電圧の残量に応じて充電部430に対する充電量および充電時間を制御する機能を備えている。
【0078】
また、通信I/F部440は、バッテリ管理サーバ100の通信I/F部150に対してバッテリ電圧推移検出部410により取得したバッテリ電圧を送信することができるため、本実施の形態3の場合、PDA110側に通信I/F部は設けない構成とすることができる。
【0079】
本実施の形態3に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を説明する。図7は、本実施の形態3に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を説明するフローチャートである。
【0080】
すなわち、図7のフローチャートに示すように、先ず、クレードル400では、PDA110に対する充電が完全(フル充電)におこなわれたかを判定し(ステップS311)、充電が完全におこなわれている場合には(ステップS311肯定)、PDA110に対して電源を供給(ON)し(ステップS312)、次いで、バッテリ電圧推移検出部410によりバッテリ電圧の推移(履歴)を検出し、バッテリ電圧を取得する(ステップS313)。次いで、ステップS313により取得したバッテリ電圧を、バッテリ管理サーバ100に対して送信する(ステップS314)。
【0081】
一方、バッテリ管理サーバ100側では、クレードル400から送信されたバッテリ電圧を受信し(ステップS320)、以下、前述した図3のフローと同様、ステップS330〜ステップS350の処理により、バッテリ電圧に基づいた放電曲線を予測し作成し、この作成した放電曲線に基づいて、バッテリアラーム電圧設定手段180によりバッテリアラーム電圧VA´を算出するとともに設定し、この設定したバッテリアラーム電圧を通信I/F部150からPDA100の通信I/F部300を通じて送信する(ステップS350)。
【0082】
一方、PDA100側では、ステップS350によりバッテリ管理サーバ100から送信されたバッテリアラーム電圧の電圧値を受信し(ステップS360)、以下、前述した図3の処理手順と同様に、ステップS370〜ステップS393の処理により、バッテリ管理サーバ100から送信されたバッテリアラーム電圧の設定をバッテリアラーム電圧記憶部200に記憶し、バッテリアラーム電圧書き換え部210により書き換えをおこない、この書き換えられたバッテリアラーム電圧に基づいて制御をおこなう(ステップS393)。
【0083】
以上のように、本実施の形態3では、PDA110に対する充電器としてのクレードル400にバッテリ残量の推移を検出する機能を備え、このクレードルによりバッテリ電圧を取得するとともに、バッテリ管理サーバにより放電推移の予測に基づくバッテリアラーム電圧を設定することができるため、PDA110側の回路構成を簡易なものとすることができ、利便性の向上およびコストダウンを実現することができる。
【0084】
また、上述した実施の形態1〜3に示したバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法が有する構成を実現するためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行させることができる。これにより、前述した実施の形態1〜3に示したバッテリアラーム電圧設定装置、バッテリアラーム電圧設定方法と同様の効果を、一般的なコンピュータシステムを用いて実現することができる。
【0085】
ここで、記憶媒体とは、CD−ROM、フロッピィディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体やハードディスクなどの記憶装置のほか、LANを介して接続されたモデル構築プログラムを保持するサーバのデータベース、さらに公衆回線網上の伝送媒体をも含む。
【0086】
(付記1)バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置であって、
前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出手段と、
前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出手段と、
前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出手段と、
前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信手段とを備え、
前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所望の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御装置と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信手段と
を備えたことを特徴とするバッテリアラーム電圧設定装置。
【0087】
(付記2)前記バッテリアラーム電圧制御装置は、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、前記バッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を時系列的に算出するバッテリ電圧推移算出手段と、当該バッテリ電圧推移算出手段により算出された放電推移に基づいてバッテリアラーム電圧の設定をおこなうバッテリアラーム電圧設定手段とをさらに備えることを特徴とする付記1に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0088】
(付記3)前記バッテリアラーム電圧制御手段により設定されるバッテリアラーム電圧は、前記バッテリアラーム電圧から前記サスペンド電圧に到達するまで前記携帯情報端末装置に対して所定の稼働時間を保持できる電圧として設定されることを特徴とする付記1または2に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0089】
(付記4)前記バッテリアラーム電圧設定手段によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバによるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できることを特徴とする付記1、2または3に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0090】
(付記5)前記携帯情報端末装置は、前記バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧を取得するとともに、その電圧値を記憶するバッテリアラーム電圧記憶手段と、当該バッテリアラーム電圧記憶手段に記憶されたバッテリアラーム電圧を書き換え可能なバッテリアラーム電圧書き換え手段をさらに備えることを特徴とする付記1、2または3に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0091】
(付記6)前記バッテリアラーム電圧記憶手段により記憶されたバッテリアラーム電圧は、前記携帯情報端末装置に備えた入力手段または外部媒体により書き換え可能であることを特徴とする付記1、2または3に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0092】
(付記7)前記携帯情報端末装置は、前記バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧の設定値と前記バッテリアラーム電圧書き換え手段により書き換えられたバッテリアラーム電圧とを比較するバッテリアラーム電圧比較手段をさらに備えることを特徴とする付記1、2または3に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0093】
(付記8)前記携帯情報端末装置は、前記バッテリアラーム電圧比較手段により比較された、前記バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧の設定値と前記バッテリアラーム電圧書き換え手段により書き換えられたバッテリアラーム電圧とが一致する場合に、通知手段により通知がおこなわれることを特徴とする付記7に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0094】
(付記9)前記通知手段は、メッセージ表示による通知であることを特徴とする付記8に記載のバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置。
【0095】
(付記10)前記通知手段は、スピーカなどの音声による通知であることを特徴とする付記8に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0096】
(付記11)前記バッテリアラーム電圧書き換え手段は、バッテリ管理サーバ側から手動で設定されたことを携帯端末側に送信し、設定が解除されるまでバッテリアラーム電圧の更新を受け付けない機能をさらに備えることを特徴とする付記5、6または7に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0097】
(付記12)前記バッテリアラーム電圧比較手段により比較される前記バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧と前記バッテリアラーム電圧書き換え手段により書き換えられたバッテリアラーム電圧とが一致しない場合には、前記バッテリアラーム電圧設定手段により前記バッテリアラーム電圧記憶手段に記憶されたバッテリアラーム電圧の書き換えがおこなわれることを特徴とする付記7または8に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0098】
(付記13)前記バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧の設定値は、予め設定されたバッテリアラーム電圧よりも小さく、且つ、前記サスペンド電圧より大きくなる範囲で設定される電圧値であることを特徴とする付記12に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0099】
(付記14)前記バッテリアラーム電圧設定手段は、バッテリアラーム電圧の下限値を設定する機能をさらに備え、バッテリアラーム電圧設定手段により設定されたバッテリアラーム電圧の電圧値が、前記下限値よりも小さい場合は、再度設定値の変更をおこなうことを特徴とする付記13に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
【0100】
(付記15)バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定方法であって、
前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出工程と、
前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出工程と、
前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出工程と、
前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信工程とを備え、
前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所望の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御工程と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信工程と
を備えたことを特徴とするバッテリアラーム電圧設定方法。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、使用期間の長いバッテリを使用する場合でも、バッテリ管理サーバによるバッテリ電圧の検出により、バッテリの劣化(バッテリ残量)に基づいた放電曲線の算出を予めおこない、これによりバッテリアラーム電圧を自動的に設定することができるため、劣化したバッテリによる効率的な運用および充電回数を低減できることから、ユーザに対する利便性の向上を図れるという効果がある。
【0102】
また、本発明によれば、バッテリアラーム電圧設定手段によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバによるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できるので、バッテリアラーム電圧の設定を自動設定できない場合にも容易に手動設定によりバッテリアラーム電圧の設定をおこなうことができるという効果を奏する。
【0103】
また、本発明によれば、携帯情報端末装置に対する充電器としてのクレードルにバッテリ残量の推移を検出する機能を備え、このクレードルによりバッテリ電圧を取得するとともに、バッテリ管理サーバにより放電推移の予測に基づくバッテリアラーム電圧を設定することができるため、携帯情報端末装置側の回路構成を簡易なものとすることができ、利便性およびコストダウンを実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明に係るバッテリアラーム電圧設定方法の全体処理手順を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態1に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態1を適用した際の放電曲線の時系列変化を示す説明図である。
【図5】実施の形態2に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態3に係るバッテリアラーム電圧設定装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】実施の形態3に係るバッテリアラーム電圧設定方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】(a)は、未使用時のバッテリによる放電曲線、(b)は、劣化したバッテリによる放電曲線を示す説明図である。
【符号の説明】
100 バッテリ管理サーバ
110 PDA(携帯情報端末装置)
120 バッテリアラーム電圧制御装置
130 バッテリ電圧推移算出部
140 バッテリアラーム電圧設定部
145 入力部
150、300、440 通信I/F部
160 制御部
170 バッテリ電圧検出部
180 バッテリアラーム電圧検出部
190 サスペンド電圧検出部
200 バッテリアラーム電圧記憶部
210 バッテリアラーム電圧書き換え部
220 バッテリアラーム電圧比較部
221 ROM
230 表示部
231 表示回路部
240 外部I/F部
250 入力部
260 オーディオ部
261 スピーカ
262 マイク
270 電源回路部
280 バッテリ(電池)
290 電源スイッチ
400 クレードル
410 バッテリ電圧推移検出部
420 充電制御部
430 充電部

Claims (5)

  1. バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定装置であって、
    前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出手段と、
    前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出手段と、
    前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出手段と、
    前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信手段とを備え、
    前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所定の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御装置と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信手段と
    を備えたことを特徴とするバッテリアラーム電圧設定装置。
  2. 前記バッテリアラーム電圧制御装置は、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、前記バッテリアラーム電圧からサスペンド電圧までに到達するまでの放電推移を時系列的に算出するバッテリ電圧推移算出手段と、当該バッテリ電圧推移算出手段により算出された放電推移に基づいてバッテリアラーム電圧の設定をおこなうバッテリアラーム電圧設定手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
  3. 前記バッテリアラーム電圧制御手段により設定されるバッテリアラーム電圧は、前記バッテリアラーム電圧から前記サスペンド電圧に到達するまで前記携帯情報端末装置に対して所定の稼働時間を保持できる電圧として設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
  4. 前記バッテリアラーム電圧設定手段によるバッテリアラーム電圧の設定は、バッテリ管理サーバによるマニュアル操作による手動設定で任意に設定できることを特徴とする請求項1、2または3に記載のバッテリアラーム電圧設定装置。
  5. バッテリにより稼動する携帯情報端末装置と通信接続され相互にデータ交換をおこなうバッテリ管理サーバにおけるバッテリアラーム電圧設定方法であって、
    前記携帯情報端末装置は、前記バッテリによるバッテリ電圧の電圧値を検出するバッテリ電圧検出工程と、
    前記バッテリ電圧の電圧降下を警告するバッテリアラーム電圧を検出するバッテリアラーム電圧検出工程と、
    前記バッテリ内のバッテリ電圧の電圧降下にともなって、前記携帯情報端末装置が非動作状態となるサスペンド電圧を検出するサスペンド電圧検出工程と、
    前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧をバッテリ管理サーバに対して送信する通信工程とを備え、
    前記バッテリ管理サーバは、前記バッテリ電圧検出手段により検出されたバッテリ電圧に基づいて、予め設定された初期のバッテリアラーム電圧を所望の電圧値に自動的に設定変更するバッテリアラーム電圧制御工程と、当該バッテリアラーム電圧制御装置により設定されたバッテリアラーム電圧を前記携帯情報端末装置に対して送信する通信工程と
    を備えたことを特徴とするバッテリアラーム電圧設定方法。
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