JP2004203839A - 鉄錆臭抑制香料組成物 - Google Patents

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Kazutoshi Sakurai
和俊 櫻井
Koji Hirano
幸治 平野
Saneji Ogura
実治 小倉
Sadahiko Yamazaki
定彦 山崎
Satoru Iida
悟 飯田
Noboru Ichinose
昇 一ノ瀬
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Abstract

【目的】鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れた鉄錆臭抑制香料組成物およびこの香料組成物を含む制汗剤などの消臭または外用剤組成物を提供する。
【構成】上記鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れた成分として、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、リリアール、ベンジルサリシレート、トナリド、ヘリオトロピン、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、バクダノール、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、メチルイオノン、シトラール、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油、ラベンダー油、およびクローブ油から選ばれる1種又は2種以上の化合物若しくは精油類を含む鉄錆臭抑制香料組成物を消臭剤あるいは制汗剤などの外用剤に配合する。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な鉄錆臭抑制香料組成物、この香料組成物を含有する消臭剤、外用剤、及び鉄錆臭の消臭機能が付与された或いは鉄錆臭が消臭された種々の製品に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明は、鉄錆臭を効果的に抑制しうる香料組成物、及びこの香料組成物を配合することで鉄錆臭を有効にかつ長期間抑制することができる、化粧料、身体洗浄剤、浴用剤、口腔用組成物、一般消臭用組成物、衣料用洗浄剤、衣料用仕上げ剤、台所用洗剤、ペット用品などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人々の清潔意識の高まりから、近年特に臭いに対するケアが重要となってきており、中でもとりわけ体臭については排除したいというニーズが高い。例えば体臭といわれるものには、腋臭、足臭、汗臭、いわゆる体臭などが知られている。また硫黄化合物などの物質に起因する口臭、糞尿臭、有機物の分解物の特定成分に起因する腐敗臭などについても消臭の要望が高い。特に、前記腋臭、足臭、汗臭、体臭などの臭いは、人の汗の中に含まれる成分自体の臭い、皮膚からの分泌物の臭い、更にはそれらの酸化物(低級脂肪酸など)に起因する臭いによるといわれている。これらの臭いは人にとって不愉快であるので、従来からその臭いを解消する工夫がいろいろとなされている。臭いを解消する方法としては、具体的には、臭い物質の発生原因となる物質の生成を防止することにより臭いの発生を防止する方法、臭いの発生に関連する微生物の増強を抑制する方法、更には臭い物質を特定香料でマスクする方法など種々の方法が知られている。これらの方法においては、それぞれ例えば発汗量を抑制する制汗剤、微生物の増殖を抑える殺菌剤、有臭成分のマスキング剤などが目的に応じ用いられている。制汗剤としては、殆どが収斂剤であるアルミニウム化合物、例えばアルミニウムクロライドなどが主成分として用いられている。また、殺菌剤としては、例えばヘキサクロロフェン、種々の第4級アンモニウム化合物などが用いられている。更に、有臭成分のマスキング剤としては、種々の香料が従来から数多く報告されている(例えば、特許文献1など参照)。
【0003】
しかし、上記制汗剤は汗臭の成分の源である汗を減少させる作用を有しているが、完全に発汗を抑えることは生理的観点から見ても不可能であり、またその作用機構から考えても強い体臭等に対しては効果が充分に発揮しうるものではない。
【0004】
また、上記殺菌剤は安全性の問題もあり、その効果が十分に発現する濃度で製品に配合できないという問題がある。その上、殺菌剤によって全ての皮膚寄生菌を駆逐したのでは、皮膚表面での自然状態の崩壊が起る。更に上記マスキング剤においては体臭などと混ざり合い、かえって不快な臭いを発生する場合もある。
【0005】
ところで、一般的に人が鉄錆様の金属臭を感じる場面は、鉄棒に触れたときや、皮膚に血液がついた時などであるが、酸化鉄や硫酸第一鉄自体には金属様の臭気は感じられず、それらを手で触れた瞬間に臭気が発生することを今回確認した。そして、この鉄錆臭は、触媒効果が高い遷移金属と不飽和化合物が接触することにより発生することを発見した。また、生体では、腋の下に存在するアポクリン腺から鉄イオンが分泌されるが、このアポクリン腺から分泌された鉄イオンと汗腺などからの分泌物の接触により前記と同様の現象が起り、鉄錆様の金属臭が発生し、これが腋臭の大きな原因となっているのではないかと推察し、鋭意研究を行った。この結果、体臭中に、鉄錆臭を有するビニルケトン類、ビニルアルコール類、不飽和結合を2個以上有するアルデヒド類が存在することを発見した。
【0006】
そして、それら体臭成分の中でも、ビニルケトン類としてはオクタ−1−エン−3オン及びオクタ−1,シス−5−ジエン−3−オン、ビニルアルコール類としてはオクタ−1−エン−3−オール、オクタ−1,シス−5−ジエン−3−オール、不飽和結合を2個以上有するアルデヒド類としてはヘプタ−トランス−2,シス−4−ジエナール、ヘプタ−トランス−2,トランス−4−ジエナール、デカ−トランス−2,シス−4−ジエナール、デカ−トランス−2,トランス−4−ジエナール、デカ−トランス−2,シス−4,シス−7−トリエナールが体臭、特に腋臭に大きく関与している事をも発見した。
【0007】
我々が発見した体臭中の鉄錆臭成分であるビニルケトン類、ビニルアルコール類、不飽和結合を2個以上有するアルデヒド類は、腋の下に存在するアポクリン腺から分泌される鉄イオンが触媒となって、不飽和脂肪酸の酸化分解が起こり、発生していると推察した。
【0008】
従来、体臭中、特に腋の下の悪臭の解消の際に鉄錆臭の問題は検討されておらず、既知の汗臭の解消方法においては対応ができていないものであった。このような鉄錆臭の抑制に対する対応方法として、本発明者らは、殺菌成分とキレート剤を用いた方法をすでに提案した(特願2001−390517)。
【0009】
一方、香料により鉄錆臭をマスキングする方法も既に提案されているが、この提案された方法は、染毛剤より発生する鉄錆臭をマスクすることを目的とするものであり、例えば制汗剤に期待されるような、体臭、特に腋臭を長時間抑える効果については言及されていない(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開平6−179610号公報
【特許文献2】
特開平05−51594号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、体臭などに含まれる鉄錆臭を良好にかつ長期に亘り香料組成物により抑制すること、及びこの香料組成物を配合することにより体臭などの鉄錆臭に対するマスキング特性の優れた消臭あるいは外用剤を含む各種製品を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
鉄錆臭を長時間マスキングし得る成分を見出すべく鋭意検討した結果、本発明者は、従来から香料等として用いられている特定の化合物若しくは精油類に、所望する作用が認められることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れた成分を含む鉄錆臭抑制香料組成物に関する。
【0013】
また、本発明は、上記鉄錆臭抑制香料組成物を含有することを特徴とする消臭または外用剤組成物に関する。
【0014】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物には、鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れる成分(以下、鉄錆臭マスキング成分という)が含まれるが、かかる鉄錆臭マスキング成分としては、下記から選ばれる1種又は2種以上の化合物若しくは精油類を例示することができる。
【0015】
ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、リリアール、ベンジルサリシレート、トナリド、ヘリオトロピン、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、バクダノール、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、メチルイオノン、シトラール、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油、ラベンダー油、クローブ油
【0016】
これらの鉄錆臭マスキング成分のうち、特に鉄錆臭のマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れるものとして、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、トナリド、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、ターピネオール、メチルイオノン、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油を挙げることができる。
【0017】
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物としては、例えば次のものが好ましいものとして挙げられる。
【0018】
組成例1
Figure 2004203839
【0019】
より具体的には次のようなものが挙げられる。
組成例2
Figure 2004203839
【0020】
組成例3
Figure 2004203839
【0021】
組成例4
Figure 2004203839
【0022】
組成例5
Figure 2004203839
【0023】
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物は、外用剤組成物である化粧料(化粧水、オーデコロン、ボディーローション、クリ−ム、整髪料、育毛剤、制汗剤、日焼け止め剤など)、身体洗浄剤(石けん、ボディーソープ、シャンプー、リンスなど)、浴用剤、口腔用組成物(歯磨類、洗口剤、口腔用軟膏、キャンディ、チューインガムなど)や消臭剤組成物(靴用消臭剤、下駄箱用消臭剤、生ゴミ用消臭剤、布製インテリア用消臭剤など)、を調製するための処方の中に、鉄錆臭消臭成分として組み込んで、所望する形態や剤型の本発明製品を調製することができる。本発明の鉄錆臭抑制香料組成物は、特に消臭または外用剤組成物、特に制汗剤として調製することが好ましい。また製品の剤型としては、スティック、ゲル、軟質固体、クリーム、乳液、溶液、エアゾールなどが代表的なものとして挙げられる。
【0024】
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物が含まれる、上記外用剤組成物、消臭剤組成物を含む各種製品には、本発明の鉄錆臭抑制香料組成物のほか、これら製品を構成するために必要とされる従来公知あるいは周知の成分が含有される。
【0025】
例えば、本発明の鉄錆臭抑制香料組成物の使用が好ましい代表的な製品である制汗剤組成物は、従来公知あるいは周知の制汗剤組成物のいずれであってもよい。制汗剤組成物には、制汗有効成分として、アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、亜鉛化合物等の公知の制汗剤物質が含まれる。具体的にはアルミニウムヒドロキシクロライド、ブロムヒドロキシアルミニウム、アルミニウムクロライド、硫酸アルミニウム、フェノールスルホン酸アルミニウム、クロルヒドロキシジルコニウム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛等、が挙げられる。これらのうちアルミニウムヒドロキシクロライド、フェノールスルホン酸亜鉛が皮膚に対して刺激が少ないため好ましい。これらの制汗有効成分は、1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
【0026】
また、アルミニウムヒドロキシクロライドには各種のグレードがあり、これらを単独、あるいは組み合わせて使うこともできる。
<アルミニウムヒドロキシクロライドのグレードの例>
CHLORHYDROL MICRO−DRY ULTRAFINE (リハイス社)
REACH 101 MICRO−DRY (リハイス社)
REACH 501 MICRO−DRY (リハイス社)
【0027】
これらの制汗有効成分の配合量としては原液中に0.1〜50重量%であり、好ましくは1〜25重量%である。0.1重量%未満では十分な制汗効果を発揮しにくく、50重量%以上では安定配合することが困難で、塗布時に皮膚上での白化も引き起こしやすくなり、使用感も低下する。以下、配合量はエアゾール剤型においては噴射剤を除いた原液中の配合量で示す。
【0028】
上記の制汗有効成分は極性の溶媒に溶けやすい塩であるため、製剤化の際に適当な極性溶媒を添加することが好ましい。この極性溶媒としては水、低級アルコール、ポリオール類等が挙げられるが、これらのうち水、エタノール、イソプロピルアルコールが使用感が良く安全性も高いため好ましい。これらの極性溶媒の配合量は0.1重量%以上である。0.1重量%未満では制汗有効成分を十分に溶解し安定配合することが困難である。
【0029】
また本発明の制汗剤組成物には、腋臭や汗臭のような体臭防止(デオドラント)の目的で更にトリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウムなどの殺菌剤、抗菌剤、各種植物抽出エキスなど従来知られた添加剤も必要に応じ加えることができる。
【0030】
本発明の制汗剤組成物は液状剤の外に、エアゾール剤型も可能である。エアゾール剤の場合の噴射剤としては液化天然ガス、ジメチルエーテル、イソペンタンなどが使用できる。またこれらの混合物も使用可能である。フロンガスも配合可能であるが環境的な問題から好ましくない。本発明の制汗剤は通常のディスペンサー、内袋を利用した二重容器を利用して噴霧することもできる。本発明の制汗剤を噴霧する場合においては、包材(缶、バルブ、ボタンなど)は一般のものが使用可能である。
【0031】
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物の制汗剤組成物への配合量は、組成物全体の0.0001〜20重量%、特に0.001〜5重量%とすることが好ましい。配合量が0.0001重量%に満たない場合、満足な効果が発揮されないことがあり、また20重量%を超える場合には香りが強すぎて使用上の問題が生じることがある。
【0032】
また、本発明の鉄錆臭抑制香料組成物が好ましく適用される消臭剤組成物も従来知られた公知あるいは周知の消臭剤組成物のいずれであってもよい。消臭剤には、消臭有効成分として植物抽出物を用いることが望ましい。植物抽出物としては、紅藻植物、褐藻植物、裸子植物、被子植物の溶媒抽出物などの汎用の植物抽出物を用いることができ、好ましくはシソ科のセージ、タイム、ローズマリー、メリッサ、シソ、アカネ目アカネ科のアセンヤク、ツバキ科のチャを用いるのがよく、更に好ましくはローズマリー、メリッサ、アセンヤクを用いるのがよい。また、リンゴの抽出物であるアップルフェノン、ブドウの種子及び果皮等も使用できる。
【0033】
また消臭有効成分の配合量は、消臭剤の種類によって相違するが、消臭剤全成分量に対し固形成分量で、0.0005〜5重量%、特に0.001〜1重量%とすることが好ましい。
【0034】
本発明の消臭剤組成物は、本発明の効果を妨げない限り、必要に応じて、上記必須成分以外に任意の成分を適宜配合することができる。任意成分としては、水や有機溶媒、例えばイソプロピルアルコールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン類、ヘキサン、石油エーテルなどの疎水性有機溶媒などの各種溶媒、エチレングリコールなどのハイドロトロープ剤、防腐剤及び防カビ剤、色素、香料、酸化防止剤、増粘剤、ゲル化剤、紫外線吸収剤などを挙げることができ、更にはpH緩衝剤としての酸、塩基、例えばクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、乳酸などの有機酸や硫酸、塩酸、炭酸などの無機酸、そのナトリウム、カリウム、エタノールアミンなどの塩を配合することができる。これらは、本発明の効果を妨げない範囲で常用量配合することができる。なお、これら任意成分に用いられる化合物は、通常消臭剤に使用されるものであれば、どのようなものでもよく、特に限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
本発明の鉄錆臭抑制香料組成物は、鉄錆臭を効果的にマスキングしうる上、マスキング効果の持続性に優れている。
また、この鉄錆臭抑制香料組成物を配合した消臭または外用剤組成物は、鉄錆臭を効果的にマスキングしうる上、長期間にわたって鉄錆臭の抑制をすることができ、商品価値の高いものである。
【0036】
【実施例】
以下、本発明を実施例により、さらに具体的に説明するが、本発明の技術的範囲が、この実施例により限定されるものではない。
【0037】
実施例1:被験成分の鉄錆臭抑制試験
鉄錆臭に対するマスキング効果を評価するための被験成分の抑制試験を、下記の手順で行った。
すなわち、下記第1表記載の鉄錆臭をもたらす組成物100μLに、被験成分を10μL配合し、これを濾紙(2cm×2cm)に含浸させた。次いで、この濾紙を内面加工処理された紙コップ(500mL)に入れ、この紙コップの口をアルミホイルで密封した。30分後に、このアルミホイルに鉛筆大の孔を開け、鉄錆臭のマスキング効果を官能評価した。また、同一の紙コップをそのまま6時間放置し、その後マスキング効果の持続性を官能評価した。マスキング効果の評価値は、それぞれ8人のパネラーが、下記の評価基準により官能評価した数値である。
【0038】
<マスキング効果の評価基準>
非常によくマスキングされている 3点
よくマスキングされている 2点
ややマスキングされている 1点
マスキングされていない 0点
【0039】
【表1】
Figure 2004203839
【0040】
マスキング効果に関するスコアが2点以上の被験成分を、鉄錆臭に対するマスキング効果に優れる成分とし、3点の被験成分を、鉄錆臭に対するマスキング効果が極めて優れる成分とした。
【0041】
従来香料組成物で用いられている各種化合物及び精油類を被験成分として用いて上記被験成分の抑制試験を行った。試験の結果、評価点が2点以上の化合物および精油類を以下に示す。これらはいずれも鉄錆臭に対する優れたマスキング効果が認められた。なお、評価点が2点以上の被験成分は、マスキング効果に優れる成分とし、3点以上の被験成分を鉄錆臭に対するマスキング効果が極めて優れる成分とした。
【0042】
評価点が2点以上の化合物および精油類
ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、リリアール、ベンジルサリシレート、トナリド、ヘリオトロピン、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、バクダノール、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、メチルイオノン、シトラール、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油、ラベンダー油、クローブ油
【0043】
上記の評価値が2点以上の被験成分のうち、特に鉄錆臭のマスキング効果の持続性に優れるものとして、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、トナリド、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、ターピネオール、メチルイオノン、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油を挙げることができる。
【0044】
実施例2〜5および比較例1および2
以下表2に、実施例2〜5として、本発明鉄錆臭抑制香料組成物の具体的処方例を挙げる。また表3に比較例の処方を挙げる。
【0045】
【表2】
Figure 2004203839
【0046】
【表3】
Figure 2004203839
【0047】
実施例2〜3の香料組成物のマスキング効果およびマスキング効果の持続性の評価試験における評価値は3点であり、鉄錆臭に対するマスキング効果に極めて優れることが明らかになった。
また、実施例4〜5の香料組成物のマスキング効果およびマスキング効果の持続性の評価試験における評価値は2点であり、鉄錆臭に対するマスキング効果に優れることが明らかになった。
これに対し、比較例1〜2の香料組成物のマスキング効果およびマスキング効果の持続性の評価試験における評価値は1点であり、鉄錆臭に対するマスキング効果は劣っていた。
【0048】
実施例6〜9および比較例3および4:繊維用消臭剤組成物
下記表4および5に記載の実施例6〜9及び比較例3および4の組成(重量%)の体臭抑制消臭剤組成物を調製した。特定の体臭が強い被験者に入浴後、予め洗浄した肌着シャツを着用してもらい、24時間着用後に、シャツ半面のみ実施例6〜9および比較例3および4の体臭抑制消臭剤組成物をスプレー(トリガースプレー)し、シャツに付着した体臭について専門パネラー8名が下記評価基準にしたがって官能評価を行った。結果を表4および5に示す。
【0049】
<評価基準>
◎:未塗布部よりも非常に良い(臭わない)
○:未塗布部よりもかなり良い(臭わない)
△:未塗布部よりもやや良い(臭わない)
×:未塗布部と同等
【0050】
【表4】
Figure 2004203839
【0051】
【表5】
Figure 2004203839
【0052】
実施例10〜13および比較例5および6:制汗剤組成物
以下の表6および表7に記載された実施例10〜13および比較例5および6の組成(重量%)を有する体臭抑制制汗剤組成物を調製した。特定の腋臭が強い被験者に入浴後、片腋のみ体臭抑制制汗剤組成物をスプレー(パウダースプレー、エアゾールタイプ)し、予め洗浄したガーゼを腋部に縫いつけたシャツを着用してもらった。24時間後にガーゼに付着した腋臭について専門パネラー8名が下記評価基準にしたがって官能評価を行った。結果を表6および7に示す。
【0053】
<評価基準>
◎:未塗布部よりも非常に良い(臭わない)
○:未塗布部よりもかなり良い(臭わない)
△:未塗布部よりもやや良い(臭わない)
×:未塗布部と同等
【0054】
【表6】
Figure 2004203839
【0055】
【表7】
Figure 2004203839
【0056】
実施例6、7、10、11は、鉄錆臭に対するマスキング効果に極めて優れることが明らかになった。実施例8、9、12、13は、鉄錆臭に対するマスキング効果に優れることが明らかになった。比較例3、4、5、6は、鉄錆臭に対するマスキング効果は劣っていた。
【0057】
以下に、本発明の鉄錆臭抑制香料組成物を含有する各種製品組成物を記載する。これら処方の組成物は、いずれも鉄錆臭マスキングに優れたものであった。
【0058】
実施例14
下記表8の組成を有するボディーローション用組成物を調製した。この組成物により体臭のマスキングを行うことができる。
【0059】
【表8】
Figure 2004203839
【0060】
実施例15
下記表9の組成を有するヘアウォーター組成物を調製した。この組成物により染毛剤の鉄錆臭のマスキングを行うことができる。
【0061】
【表9】
Figure 2004203839
【0062】
実施例16
下記の表10の組成を有するシャンプー組成物を調製した。この組成物により染毛剤の鉄錆臭のマスキングを行うことができる。本実施例に記載されたシャンプーのpHは、3〜7.5の範疇である。
【0063】
【表10−1】
Figure 2004203839
【表10−2】
Figure 2004203839
【0064】
実施例17
下記表11の組成を有するリンス組成物を調製した。この組成物により染毛剤の鉄錆臭のマスキングを行うことができる。
【0065】
【表11】
Figure 2004203839
【0066】
実施例18
下記表12の組成を有する表皮柔軟剤組成物を調製した。この組成物により体臭のマスキングをも行うことができる。
【0067】
【表12】
Figure 2004203839
【0068】
実施例19
下記表13の組成を有する台所用洗剤組成物を調製した。この組成物により、食材由来の鉄錆臭をもマスキングできる。
【0069】
【表13】
Figure 2004203839
【0070】
実施例20
下記表14の組成を有する洗浄剤組成物を調製した。この組成物により体臭のマスキングも行うことができる。
【0071】
【表14】
Figure 2004203839
【0072】
実施例21
下記表15の組成を有する化粧石鹸組成物を調製した。この組成物により体臭・生理臭のマスキングを行うことができる。
【0073】
【表15】
Figure 2004203839
【0074】
実施例22
下記表16の組成を有するハンドソープ組成物を調製した。この組成物により、体臭および食材由来の鉄錆臭のマスキングをも行うことができる。
【0075】
【表16】
Figure 2004203839
【0076】
実施例23
下記表17記載のボディソープ組成物を調製した。この組成物により体臭・生理臭のマスキングを行うことができる。
【0077】
【表17】
Figure 2004203839

Claims (5)

  1. 鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れた成分を含む鉄錆臭抑制香料組成物。
  2. 上記鉄錆臭に対するマスキング効果、マスキング効果の持続性に優れた成分が、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、リリアール、ベンジルサリシレート、トナリド、ヘリオトロピン、クマリン、エチルバニリン、ベルドックス、γ−ウンデカラクトン、オイゲノール、バクダノール、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、メチルイオノン、シトラール、酢酸ベンジル、アルファーダマスコン、ベータダマスコン、ユーカリプタス油、ゼラニウム油、ローズマリー油、イランイラン油、ラベンダー油、およびクローブ油から選ばれる1種又は2種以上の化合物若しくは精油類であることを特徴とする請求項1記載の鉄錆臭抑制香料組成物。
  3. 請求項1または2記載の鉄錆臭抑制香料組成物を含有することを特徴とする外用剤組成物。
  4. 請求項3記載の外用剤組成物が制汗剤組成物であることを特徴とする外用剤組成物。
  5. 請求項1または2記載の鉄錆臭抑制香料組成物を含有することを特徴とする消臭剤組成物。
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