JP2004339168A - 抗菌剤およびそれを用いた抗菌製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚常在真菌であるふけ原因菌の増殖を抑制するための各種用途に使用できる抗真菌剤、特にふけ発生予防に効果のある安全な毛髪用化粧品に好適な抗菌剤を提供する。
【解決手段】一般式(1)
Figure 2004339168

(式中、nは0から4の整数、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ラクトン類および、一般式(2)
Figure 2004339168

(式中、nは0から2の整数、Rは水素原子またはメチル基、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ケトン類および、一般式(3)
Figure 2004339168

(式中R2は、炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基、炭素数2から5のアルキニル基を表し、波線はシス体、トランス体、或いはシス体とトランス体の混合物を表す)で示されるエポキシ化合物類から選ばれる、少なくとも一つを含むことを特徴とする抗真菌剤。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の頭皮に存在する常在真菌の増殖を抑制するための用途に用いられる抗真菌剤に関するものであり、抗真菌剤およびそれを含有する毛髪用化粧品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
頭皮には、ニキビの原因となるアクネ桿菌のように、正常な皮膚に存在する皮膚常在菌が生息している。同じように皮膚常在真菌である、脂質要求性真菌のマラセチア属フルフル(Malassezia furfur)も生息している。ふけの発生は、脂質要求性の皮膚常在真菌が大きく関与しており、皮脂腺が多く皮脂量も多い頭皮は増殖するのに絶好の条件となっている。ふけは、新陳代謝によって古くなった角質がはがれ落ちたもので、誰にでも生理的に発生する。しかし、ふけの量が異常に多い場合をふけ症といい、放っておくとかゆみを伴い、爪でかいたりし、頭皮に炎症を起こす場合もある。また、ふけ症には、乾性と湿性があり、一般に、ふけ症の多くは皮脂の分泌が過剰な湿性が多いとされている。その多くは、脂漏性皮膚炎の先行型または軽症型と考えられており、女性よりも男性に多く発生するといわれている。このように、皮脂の多い頭皮に、ふけ原因菌のマラセチア属フルフル(Malassezia furfur)が増殖および活性増大することにより、ふけやかゆみを悪化させる要因であることが知られている。更に、ふけの発生は、脱毛の原因としても知られている。
【0003】
その対策として従来、これらの原因菌に対して抗菌、静菌作用のあるジンクピリチオンやオクトピロックス、ピロクトンオラミンなどが配合されたシャンプー剤などで洗髪すると効果的とされている。しかしながら、ジンクピリチオンは国立環境研究所の調べで、環境ホルモンの疑いがあると発表されており、今後の動向が注目されている。
【0004】
そこで、上記問題を解決するために、天然抽出物を用いた抗菌剤がいくつか提案されている。例えば、特許文献1では、銀杏内種皮抽出物を有効成分として含有させた抗菌性組成物が、また、特許文献2では、有効成分としてラン科植物のエビネ属またはガンゼキラン属の1種以上を含有する頭皮への抗ふけ菌効果、血行促進効果、止痒効果および頭髪への発毛効果が、特許文献3では、海藻原料、例えばワカメ、コンブ、ホンダワラなどの褐藻類を灰化することにより得られる海藻灰、あるいは、その抽出液を有効成分とする抗ふけ菌剤、さらに特許文献4では、シトラス系果実の果皮から得られるクマリン類縁体混合物、とくにシトラスコールドプレスオイルから得られるクマリン類縁体混合物を有効成分とする抗菌剤がそれぞれ提案されている。
【0005】
しかしながら、こうした天然由来の抗菌剤は本来の香りを有するため、添加される対象の香りに好ましくない影響を及ぼすなどの問題を抱えている。しかも、洗髪用化粧品、育毛剤、毛髪仕上げ用化粧品剤、パーマネントウエーブ用剤、染毛剤およびヘアブリーチに快い香りを与える香料化合物の皮膚常在真菌に対する抗菌性については一切明記されていない。
【0006】
一方、これまで公知香料化合物の中で、ある種のラクトンが特定の細菌に対して抗菌性を示すことは報告されているが、大環状ラクトンの皮膚常在真菌であるマラセチア属フルフル(Malassezia furfur)に対する抗真菌性については提案を見ない。
【0007】
【特許文献1】特開平10−27316号公報
【特許文献2】特開平11−279033号公報
【特許文献3】特開2000−344678号公報
【特許文献4】特開2002−275007号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記現状から、ふけ発生予防効果のある安全な抗真菌剤の開発が望まれていた。
【0008】
本発明の目的は、皮膚常在真菌であるふけ原因菌の増殖を抑制するための各種用途に使用できる抗真菌剤、特にふけ発生予防に効果のある安全な毛髪用化粧品に好適な抗菌剤を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、上記抗真菌剤を含有した快い芳香を有する毛髪用化粧品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、香料化合物の中から、ムスク系の合成香料である特定の大環状ラクトン類、大環状ケトン類およびエポキシ化合物類が、皮膚常在真菌に対して強い抗真菌性を示すことを見い出し本発明に至った。すなわち、本発明は上記目的を達成するものであって、本発明の抗真菌剤は、ふけ原因菌のマラセチア属フルフル(Malassezia furfur)に対して特異的に増殖抑制能を有する、下記一般式(1)
【0011】
Figure 2004339168
(式中、nは0から4の整数、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ラクトン類および、一般式(2)
Figure 2004339168
(式中、nは0から2の整数、Rは水素原子またはメチル基、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ケトン類および、一般式(3)
Figure 2004339168
(式中R2は、炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基、炭素数2から5のアルキニル基を表し、波線はシス体、トランス体、或いはシス体とトランス体の混合物を表す)で示されるエポキシ化合物類から選ばれる、少なくとも一つを有効成分として含む抗真菌剤の提供によって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の下記一般式(1)
【0013】
Figure 2004339168
(式中、nは0から4の整数、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される、大環状ラクトン類の少なくとも一つを有効成分として含む抗真菌剤は、皮膚常在真菌である、マラセチア属フルフル(Malassezia furfur)に対して強い抗真菌性を示し、この真菌の増殖を抑制することによりふけの発生を抑えるものである。しかも、本発明で用いられる選択された上記一般式で示される大環状ラクトン類は、ふけの発生を抑えることから、抜け毛予防も期待できる。
【0014】
本発明の大環状ラクトン類としてより具体的には、12−ドデカノリド、13−トリデカノリド、14−テトラデカノリド、15−ペンタデカノリド、11−ペンタデセン−15−オリド、12−ペンタデセン−15−オリド、16−ヘキサデカノリド、9−ヘキサデセン−16−オリドが好ましいものとして挙げられる。
【0015】
これら大環状ラクトン類は、その多くが一般に香料として市販されており、容易に入手することができる。また、たとえば再表平09−508286号公報、米国特許第5266559号公報、特開平09−328416号公報に記載の方法など、公知の方法により合成することもできる。
【0016】
同様に、本発明は、下記一般式(2)
Figure 2004339168
(式中、nは0から2の整数、Rは水素原子またはメチル基、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される、大環状ケトン類の少なくとも一つを有効成分として含む抗菌剤は、皮膚常在真菌である、マラセチア属フルフル(Malassezia furfur)に対して強い抗真菌性を示し、この真菌の増殖を抑制することによりふけの発生を抑えるものである。しかも、本発明で用いられる選択された上記一般式で示される大環状ケトン類は、ふけの発生を抑えることから、抜け毛予防も期待できる。
【0017】
本発明の大環状ケトン類としてより具体的には、シクロペンタデカノン、3−メチル−シクロペンタデカノン、シクロヘキサデカノン、5−シクロヘキサデセン−1−オン、8−シクロヘキサデセン−1−オン、シクロヘプタデカノン、9−シクロヘプタデセン−1−オンが好ましいものとして挙げられる。
【0018】
これら大環状ケトン類は、その多くが香料として一般に市販されており、容易に入手することができる。また、常法に従いシクロドデカノンを原料とし環拡大反応によって得ることもできる。
【0019】
同様に、本発明は、下記一般式(3)
Figure 2004339168
(式中R2は、炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基、炭素数2から5のアルキニル基を表し、波線はシス体、トランス体、或いはシス体とトランス体の混合物を表す)で示されるエポキシ化合物類は、皮膚常在真菌である、マラセチア属フルフル(Malassezia furfur)に対して強い抗真菌性を示し、この真菌の増殖を抑制することによりふけの発生を抑えるものである。しかも、本発明で用いられる選択された上記一般式で示される大環状ケトン類は、ふけの発生を抑えることから、抜け毛予防も期待できる。
【0020】
本発明のエポキシ化合物類として、具体的には、1−ビニル−13−オキサビシクロ[10,1,0]トリデカンが好ましいものとして挙げられる。
【0021】
本発明のエポキシ化合物は、国際公開番号WO02/20504公報に記載の方法により製造することができる。
【0022】
さらに本発明で用いられる大環状ラクトン類および大環状ケトン類およびエポキシ化合物類は、毒性も認められていないことから、人体に対して安全である。
【0023】
このように本発明の抗真菌剤は、特に皮膚常在真菌に作用して、ふけ原因真菌の増殖抑制能を示すため、毛髪用化粧品に好ましく使用される。
【0024】
本発明における毛髪用化粧品としては、としては、シャンプー、リンス、コンディショナー、リンスインシャンプー、トリートメントなどの洗髪用化粧品、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション、カラーローション、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブロー、枝毛コート、ヘアオイル、ヘアトニックなどの毛髪仕上げ用化粧品、カラースティック、カラースプレー、液状タイプ、ジェルタイプ、酸化染毛剤などの染毛剤、育毛剤、パーマネントウエーブ用剤およびヘアブリーチなどが挙げられる。
【0025】
本発明の抗真菌剤これら毛髪用化粧品への配合量は、製品の種類や使用目的等によって異なることがあるが、全重量に対し好ましくは0.01〜5重量%であり、より好ましくは0.025〜1重量%である。
【0026】
また、本発明の抗真菌剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、他の抗菌剤、殺菌剤、消炎鎮痛剤などの活性成分や界面活性剤、増粘剤、色素、香料およびアルコールなどの補助成分と併用することができる。
【0027】
次に、試験例および実施例に基づいて本発明を説明する。
【0028】
(試験例1)
次の(a)香料化合物、(b)1種の菌株および(c)1種の培地を使用して、抗真菌性試験を行なった。
(a)香料化合物:大環状ラクトン
・12−ドデカノリド
・13−トリデカノリド
・14−テトラデカノリド
・15−ペンタデカノリド
・11(or12)−ペンタデセン−15−オリド
・16−ヘキサデカノリド
・9−ヘキサデセン−16−オリド
(b)使用菌株:
マラセチア属フルフル NBRC 0656(Malassezia furfur)
(c)使用培地:
生物遺伝資源センター(NBRC)復元培養基・103
【0029】
500ml容三角フラスコに、上記の培地100mlを入れ、菌体懸濁液を10CFU/mlになるように接種し、その中に各香料化合物濃度が250ppmになるように添加し、シリコン製通気栓をした後、28℃、48時間、80rpm往復振盪培養を行った後、培養液の濁度(660nmにおける吸光度)を測定した。その結果、表1に示すように、試験した大環状ラクトン類全てに強い増殖抑制効果が認められた。
【0030】
【表1】
Figure 2004339168
【0031】
(試験例2)
次の(a)香料化合物、(b)1種の菌株および(c)1種の培地を使用して、抗真菌性試験を行なった。
(a)香料化合物:大環状ケトン
・シクロペンタデカノン
・3−メチル−シクロペンタデカノン
・シクロヘキサデカノン
・5−シクロヘキサデセン−1−オン
・8−シクロヘキサデセン−1−オン
・シクロヘプタデカノン
・9−シクロヘプタデセン−1−オン
(b)使用菌株:
マラセチア属フルフル NBRC 0656(Malassezia furfur)
(c)使用培地:
生物遺伝資源センター(NBRC)復元培養基・103
【0032】
500ml容三角フラスコに、上記の培地100mlを入れ、菌体懸濁液を10CFU/mlになるように接種し、その中に各香料化合物濃度が250ppmになるように添加し、シリコン製通気栓をした後、28℃、48時間、80rpm往復振盪培養を行った後、培養液の濁度(660nmにおける吸光度)を測定した。その結果、表2に示すように、試験した大環状ケトン類全てに増殖抑制効果が認められた。
【0033】
【表2】
Figure 2004339168
【0034】
(試験例3)
次の(a)香料化合物、(b)1種の菌株および(c)1種の培地を使用して、抗真菌性試験を行なった。
(a)香料化合物:エポキシ化合物
・1−ビニル−13−オキサビシクロ[10,1,0]トリデカン
(b)使用菌株:
マラセチア属フルフル NBRC 0656(Malassezia furfur)
(c)使用培地:
生物遺伝資源センター(NBRC)復元培養基・103
【0035】
500ml容三角フラスコに、上記の培地100mlを入れ、菌体懸濁液を10CFU/mlになるように接種し、その中に各香料化合物濃度が250ppmになるように添加し、シリコン製通気栓をした後、28℃、48時間、80rpm往復振盪培養を行った後、培養液の濁度(660nmにおける吸光度)を測定した。その結果、表3に示すように、試験したエポキシ化合物に増殖抑制効果が認められた。
【0036】
【表3】
Figure 2004339168
【0037】
Figure 2004339168
【0038】
Figure 2004339168
【0039】
実施例1および実施例2の処方に、15−ペンタデカノリドを配合しないものを調整し、比較例1および比較例2とした。
【0040】
ふけ抑制評価およびかゆみ抑制評価
実施例1、実施例2および比較例1、比較例2を用い、ふけ症およびふけ症に伴うかゆみを有する成人男子10名を一群として、1ヶ月間、毎朝、普段使用しているシャンプーおよびリンスの代わりに使用してもらい、ふけ抑制およびかゆみ抑制試験を行った。なお、評価基準は次に示した通りで、各評価を回答した人数を表7に示した。
【0041】
ふけおよびかゆみ抑制効果
有効:抑制された, やや有効:やや抑制された, 無効:効果無し
【0042】
【表4】
Figure 2004339168
【0043】
表4に示した通り、ふけ抑制評価の結果、実施例1および実施例2で『有効』と回答したパネラーが80%、かゆみ抑制評価の結果、実施例1および実施例2で『有効』と回答したパネラーが80%とふけの抑制とかゆみの改善がみられ、比較例1および比較例2と比べても、非常に良好な結果が得られた。
【0044】
【発明の効果】
本発明の、大環状ラクトン類、大環状ケトン類、エポキシ化合物類は、優れた抗真菌作用を有し、ふけ症の原因となるマラセチア属フルフルの増殖を抑制することにより、ふけ症を予防もしくは治療の効果が得られる。これら化合物を毛髪用化粧品に添加することにより、ふけ及びふけによるかゆみを抑制することができる。

Claims (3)

  1. 一般式(1)
    Figure 2004339168
    (式中、nは0から4の整数、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ラクトン類および、一般式(2)
    Figure 2004339168
    (式中、nは0から2の整数、Rは水素原子またはメチル基、破線部分は単結合またはいずれか一箇所が二重結合を表す)で示される大環状ケトン類および、一般式(3)
    Figure 2004339168
    (式中R2は、炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基、炭素数2から5のアルキニル基を表し、波線はシス体、トランス体、或いはシス体とトランス体の混合物を表す)で示されるエポキシ化合物類から選ばれる、少なくとも一つを有効成分として含むことを特徴とする抗真菌剤。
  2. 12−ドデカノリド、13−トリデカノリド、14−テトラデカノリド、15−ペンタデカノリド、11−ペンタデセン−15−オリド、12−ペンタデセン−15−オリド、16−ヘキサデカノリド、9−ヘキサデセン−16−オリド、シクロペンタデカノン、3−メチル−シクロペンタデカノン、シクロヘキサデカノン、5−シクロヘキサデセン−1−オン、8−シクロヘキサデセン−1−オン、シクロヘプタデカノン、9−シクロヘプタデセン−1−オン、1−ビニル−13−オキサビシクロ[10,1,0]トリデカンから選ばれる、少なくとも1つを有効成分として含有する抗真菌剤。
  3. 請求項1から2記載の抗真菌剤を配合してなる毛髪用化粧品。
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