JP2004186710A - フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 - Google Patents
フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004186710A JP2004186710A JP25043499A JP25043499A JP2004186710A JP 2004186710 A JP2004186710 A JP 2004186710A JP 25043499 A JP25043499 A JP 25043499A JP 25043499 A JP25043499 A JP 25043499A JP 2004186710 A JP2004186710 A JP 2004186710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- latch
- transistors
- hold
- clock signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/26—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback
- H03K3/28—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback
- H03K3/281—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator
- H03K3/286—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable
- H03K3/289—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable of the master-slave type
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/26—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback
- H03K3/28—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback
- H03K3/281—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator
- H03K3/286—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable
- H03K3/288—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable using additional transistors in the input circuit
- H03K3/2885—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
【課題】簡単な構成でより小さい回路規模の、より低い消費電力かつより高速に動作するフリップフロップ回路を提供する。
【解決手段】トランジスタB1〜B4およびB5〜B8で構成される2つのラッチホールド回路とトランジスタB9〜B12で構成されるクロック用差動回路をもつフリップフロップ回路において、クロック入力CPがHiレベルかつCNがLoレベルの時、トランジスタB9、B10がオン状態になり、定電流源I2の電流によりトランジスタB2、B3がオフ状態になり、第1のラッチホールド回路はトランスペアレント状態となり、同様にトランジスタB5、B8もオフ状態になるため、第2のラッチホールド回路は、ホールド状態となる。クロック入力CPがLレベルかつCNがHレベルの時は、第1と第2のラッチホールド回路の状態は、入れ替わり、フリップフロップ動作を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】トランジスタB1〜B4およびB5〜B8で構成される2つのラッチホールド回路とトランジスタB9〜B12で構成されるクロック用差動回路をもつフリップフロップ回路において、クロック入力CPがHiレベルかつCNがLoレベルの時、トランジスタB9、B10がオン状態になり、定電流源I2の電流によりトランジスタB2、B3がオフ状態になり、第1のラッチホールド回路はトランスペアレント状態となり、同様にトランジスタB5、B8もオフ状態になるため、第2のラッチホールド回路は、ホールド状態となる。クロック入力CPがLレベルかつCNがHレベルの時は、第1と第2のラッチホールド回路の状態は、入れ替わり、フリップフロップ動作を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子デバイスに関し、特に、バイポーラトランジスタを用いたECL型低電圧かつ低消費電力フリップフロップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
フリップフロップ回路は、半導体デバイスなどの電子デバイスにおいてますます重要となってきており、低電圧動作、低電力動作、高速動作、簡易構造、少ない構成要素であることなどが望まれている。従来の低電圧で動作するECL型フリップフロップ回路には、特開平2−21717の技術に係る回路(図5)および特開平10−51278の技術に係る回路(図6)等がある。
【0003】
図5のフリップフロップ回路は、マスタ回路とスレーブ回路を構成する2つのラッチホールド回路とクロック回路からなる。いずれのトランジスタもエミッタは負側電源VEEとの間に電流源が接続され、コレクタは、正側電源VCCまたは、正側電源VCCとの間に抵抗が接続されるという構成になっており、低電圧動作に向いた回路となっているが、電流源の数が5つと多く、低電流動作には向いていなかった。またトランジスタは14個と多い。
【0004】
図6のフリップフロップ回路は、2つのデータバッファ回路と2つのラッチホールド回路とクロック回路とから構成されており、各トランジスタは正側電源と負側電源の間に、抵抗と電流源を介して接続されており、低電圧動作に適しており、電流源の数も4つと図5の回路に比べ少なくなっている。しかし、各ラッチホールド回路の前に接続されたバッファ回路の分だけ、データの伝達時間がかかり、高速動作にとっては、不利であり、また、さらに低電圧な動作が望まれる。またトランジスタは同様に14個と多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来のフリップフロップ回路においては、低電圧動作、低電力動作、高速動作、簡易構造、少ない構成要素であることなどが望まれている。本発明はこのようなフリップフロップ回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のフリップフロップ回路は、(A)第1のラッチホールド回路と、(B)前記ラッチホールド回路に縦続接続される第2のラッチホールド回路と、(C)前記2つのラッチホールド回路に制御信号を与える、クロック回路を有する。前記各ラッチホールド回路は、入出力間の電位差によりトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとる。クロック回路は、各ラッチホールド回路の2つの状態を与える制御をする。各実施例の詳細は下で詳細に説明する。
【0007】
前記ラッチホールド回路は、各エミッタが共通の定電流源に接続されたトランジスタB1〜B4を用い、トランジスタB1およびB4の各ベースを正側および負側の一対の入力とし、互いに接続されたトランジスタB1およびB2のコレクタとB3のベースとを負側出力とし、互いに接続されたトランジスタB3およびB4のコレクタとB2のベースとを正側出力とする。
【0008】
各入力が各出力よりも電位が低い場合は、トランジスタB1およびB4がオフとなり、正帰還となるトランジスタB2およびB3がオンとなり、ホールド状態を維持し、電位差が逆の場合は、各トランジスタのオン・オフの状態が逆転するので、トランスペアレント状態となる。
【0009】
クロック回路は、各エミッタが共通の定電流源I2に接続されたトランジスタB9〜B12で構成され、トランジスタB9およびB10のベースは共に負側クロック入力となる。トランジスタB11およびB12のベースは共に正側クロック入力となる。トランジスタB9およびB10の各コレクタはそれぞれマスタ側ラッチホールド回路11の負側および正側出力に接続され、トランジスタB11およびB12の各コレクタは、それぞれスレーブ側ラッチホールド回路12の正側および負側出力に接続される。
【0010】
マスタ側ラッチホールド回路11の入力は、前段の同様なフリップフロップの出力に接続されるか、あるいは、クロック入力がHiレベルとLoレベルとの時のフリップフロップ回路出力の中間値のバイアス電圧が与えられる。
【0011】
クロック入力がLレベルの時、マスタ側ラッチホールド回路11の出力はその入力に比べ低電位となり、マスタ側ラッチホールド回路11はトランスペアレント状態になり、同時にスレーブ側ラッチホールド回路12の入力をその出力に比べ低電位にして、スレーブ側ラッチホールド回路12をホールド状態にする。クロック入力がHレベルの時は逆に、マスタ側ラッチホールド回路11は、ホールド状態になり、スレーブ側ラッチホールド回路12はトランスペアレント状態となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1において、マスタ側ラッチホールド回路11にはデータ信号15、およびクロック回路13が生成するクロック信号20が入力される。マスタ側ラッチホールド回路11は、それらデータ信号15およびクロック信号20のレベルに応じてトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとり、それら状態、データ信号15および18のレベルが反映されたデータ/クロック信号16を出力する。このデータ/クロック信号16はデータ信号成分とクロック信号成分の両方を含んでいる。
【0013】
スレーブ側ラッチホールド回路12には、マスタ側ラッチホールド回路11からデータ/クロック信号16がデータ/クロック信号路を介して供給され、またクロック回路13からクロック信号21が供給される。スレーブ側ラッチホールド回路12はマスタ側ラッチホールド回路11と同様にデータ/クロック信号16とクロック信号21のレベルに応じてトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとり、それら状態、データ/クロック信号16およびクロック信号21のレベルが反映されたフリップフロップ出力19を出力する。なお、この図においては、図の簡明さのため各信号路を1つの線路のみで示したが、実際には各信号路は1もしくは2以上の線路からなる。後に説明する図2および図4の実施例においては各信号路を2ないし4の線路からなるようにしてある。
【0014】
図2の実施例の構成について説明する。このフリップフロップ回路は、大きく分けるとマスタ側ラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12、クロック回路13からなる。マスタ側ラッチホールド回路11は、トランジスタB1〜B4、抵抗R1およびR2、定電流源I1から構成されており、トランジスタB1〜B4の各エミッタと定電流源I1のシンク側が接続され、トランジスタB1、B2の各コレクタとB3のベースと抵抗R1の一方の端子とが接続され、マスタ回路の負側出力O1Nとなる。トランジスタB3およびB4の各コレクタとB2のベースと抵抗R2の一方の端子が接続され、マスタ回路の正側出力O1Pとなる。抵抗R1およびR2の他方の各端子は、正側電源VCCに接続される。
【0015】
スレーブ側ラッチホールド回路12は、マスタ側ラッチホールド回路11と同様の構成であり、トランジスタB5〜B8、抵抗R3およびR4、定電流源I3から構成されており、トランジスタB5〜B8の各エミッタと定電流源I3のシンク側が接続され、トランジスタB5、B6の各コレクタとB7のベースと抵抗R3の一方の端子とが接続され、フリップフロップ出力の負側出力QNとなる。トランジスタB7およびB8の各コレクタとB6のベースと抵抗R4の一方の端子が接続され、マスタ回路の正側出力O1Pとなる。抵抗R3およびR4の他方の各端子は、正側電源VCCに接続される。
【0016】
クロック回路13は、トランジスタB9〜B12、定電流源I2で構成され、負側クロック入力CNは、トランジスタB9およびB10の各ベースに接続され、正側クロック入力CPは、トランジスタB11およびB12の各ベースに接続される。トランジスタB9〜B12の各エミッタは、定電流源I2のシンク側に接続される。トランジスタB9のコレクタは、マスタ側ラッチホールド回路11の正側出力O1Pに、トランジスタB10のコレクタは、マスタ側ラッチホールド回路11の負側出力O1Nに、トランジスタB11のコレクタは、スレーブ側ラッチホールド回路12の正側出力QPに、トランジスタB12のコレクタは、スレーブ側ラッチホールド回路12の負側出力QNにそれぞれ接続される。定電流源I2のソース側は負側電源VEEに接続されている。
【0017】
いずれのトランジスタB1〜12も正側電源と負側電源の間に電流源と抵抗のみを介して接続されているので、従来回路と同様に低電源電圧動作が可能である。また図6の従来の回路のように、ラッチホールド回路の前にバッファ回路を必要としないためデータ信号を直にラッチホールド回路につなぐことができ遅延が発生せず高速動作に適している。また従来の回路よりも構成要素数がかなり減っている。例えば、トランジスタは図6の実施例と比べて16個から12個へと減っている。またマスタ側ラッチホールド回路11とスレーブ側ラッチホールド回路12、クロック回路13内の対称性が良いため雑音、動作安定性、製造容易性などが良くなっている。
【0018】
図3を参照して図2のフリップフロップ回路の動作を説明する。B9、B10のベースに印加されるクロック信号CNがハイレベル(Hi)でCPがローレベル(Lo)ある場合(図3の波形(A)がLoである場合)、B9、B10はオン状態となり、各コレクタに電流が流れ、R1、R2にもI1が引き込む電流が流れる。B2とB1のベース部の電位を比べるとB2のベース部のほうが電位が低くなりB1がオン、B2がオフになり、同様にB4がオン、B3がオフになる。
【0019】
ここで、DPがHiのとき、B1がオンになりさらにO1Nの電圧が下がり、このときDNはLoなのでB4はオフであり、O1PはHiとなりO1NはLoとなる。この状態はトランスペアレントモードであり、波形Bはラッチされず波形Cにそのまま表れる。
【0020】
波形AがLoの場合、B9、B10はオフとなり、B2、B3のベースの電位よりもB1、B4のベースの電位の方が低くなるように設定しておくと、B1、B4がオフとなる。波形AがLoになる直前に、B2とB3のいずれがオンになっているかどうかで、マスタ側ラッチホールド回路11の2つの状態、波形Cがどうなるかが決まる。
【0021】
このようにO1P、O1N(波形C)がスレーブ側ラッチホールド回路12に供給されるが、この信号にはデータ信号成分とクロック信号成分とが含まれている。これは従来技術にはない本発明の特徴である。本発明はこのように2つのラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12を接続する信号路にデータ信号成分とクロック信号成分の両方の成分を含む信号を供給することにより、回路全体の構成を大幅に単純化することができた。
【0022】
図3には、各位置における波形の変化を示しており、フリップフロップ回路の動作を理解している者であれば、上述の説明、図2の構成、波形A、Bを参照すれば、波形C、Dが得られることを理解できるであろう。図3に示すように、マスタ側ラッチホールド回路11の出力である波形Cは、時間(2)〜(3)、(6)〜(9)、(13)〜(16)にてHiであり、それ以外の時間ではLoである。フリップフロップ出力である波形Dは、時間(7)〜(10)、(14)〜(17)にてHiであり、それ以外の時間ではLoとなっている。波形A、Bからフリップフロップ出力として適切な波形Dが得られる。波形CのO1N、O1Pの波形の右側には、実際に図2の回路が動作する電圧を示した。本発明は0.8Vの低電位差であっても動作させることができる。
【0023】
図4の第2の実施形態の構成を説明する。図2の構成と比べ、各ラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12の正側電源VCCに接続された2つの抵抗と正側電源VCCとの間に、別の抵抗R5およびR6が接続されるという構成を採っている。これにより第1の実施形態に比べ、より少ない電流で、各ラッチホールド回路の入出力間の所要の電位差を作ることができる。いずれのトランジスタB1〜12も正側電源と負側電源の間に電流源と抵抗のみを介して接続されているので、従来回路と同様な低電源電圧動作が可能である。
【0024】
【発明の効果】
上述のように、本発明のフリップフロップ回路は、トランジスタB1〜B4およびB5〜B8で構成される2つのラッチホールド回路とトランジスタB9〜B12で構成されるクロック用差動回路をもつフリップフロップ回路において、クロック入力CPがHiレベルかつCNがLoレベルの時、トランジスタB9、B10がオン状態になり、定電流源I2の電流によりトランジスタB2、B3がオフ状態になり、第1のラッチホールド回路はトランスペアレント状態となり、同様にトランジスタB5、B8もオフ状態になるため、第2のラッチホールド回路は、ホールド状態となる。クロック入力CPがLレベルかつCNがHレベルの時は、第1と第2のラッチホールド回路の状態は、入れ替わり、フリップフロップ動作を行う。このように構成されているため、より簡単な構成でより小さい回路規模となり、低電圧動作、低電力動作、高速動作、少ない構成要素とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の例を示した概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図3】図2の各位置における波形の例を示した波形図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す回路図である。
【図5】従来のフリップフロップ回路の一例を示した回路図である。
【図6】従来のフリップフロップ回路の他の例を示した回路図である。
【符号の説明】
11 マスタ側ラッチホールド回路
12 スレーブ側ラッチホールド回路
13 クロック回路
B1〜B12 トランジスタ
R1〜R6 抵抗
I1〜I3 定電流源
VCC 正側電源の端子
VEE 負側電源の端子
DP 正側データ入力
DN 負側データ入力
CP 正側クロック入力
CN 負側クロック入力
QP 正側出力
QN 負側出力
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子デバイスに関し、特に、バイポーラトランジスタを用いたECL型低電圧かつ低消費電力フリップフロップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
フリップフロップ回路は、半導体デバイスなどの電子デバイスにおいてますます重要となってきており、低電圧動作、低電力動作、高速動作、簡易構造、少ない構成要素であることなどが望まれている。従来の低電圧で動作するECL型フリップフロップ回路には、特開平2−21717の技術に係る回路(図5)および特開平10−51278の技術に係る回路(図6)等がある。
【0003】
図5のフリップフロップ回路は、マスタ回路とスレーブ回路を構成する2つのラッチホールド回路とクロック回路からなる。いずれのトランジスタもエミッタは負側電源VEEとの間に電流源が接続され、コレクタは、正側電源VCCまたは、正側電源VCCとの間に抵抗が接続されるという構成になっており、低電圧動作に向いた回路となっているが、電流源の数が5つと多く、低電流動作には向いていなかった。またトランジスタは14個と多い。
【0004】
図6のフリップフロップ回路は、2つのデータバッファ回路と2つのラッチホールド回路とクロック回路とから構成されており、各トランジスタは正側電源と負側電源の間に、抵抗と電流源を介して接続されており、低電圧動作に適しており、電流源の数も4つと図5の回路に比べ少なくなっている。しかし、各ラッチホールド回路の前に接続されたバッファ回路の分だけ、データの伝達時間がかかり、高速動作にとっては、不利であり、また、さらに低電圧な動作が望まれる。またトランジスタは同様に14個と多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来のフリップフロップ回路においては、低電圧動作、低電力動作、高速動作、簡易構造、少ない構成要素であることなどが望まれている。本発明はこのようなフリップフロップ回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のフリップフロップ回路は、(A)第1のラッチホールド回路と、(B)前記ラッチホールド回路に縦続接続される第2のラッチホールド回路と、(C)前記2つのラッチホールド回路に制御信号を与える、クロック回路を有する。前記各ラッチホールド回路は、入出力間の電位差によりトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとる。クロック回路は、各ラッチホールド回路の2つの状態を与える制御をする。各実施例の詳細は下で詳細に説明する。
【0007】
前記ラッチホールド回路は、各エミッタが共通の定電流源に接続されたトランジスタB1〜B4を用い、トランジスタB1およびB4の各ベースを正側および負側の一対の入力とし、互いに接続されたトランジスタB1およびB2のコレクタとB3のベースとを負側出力とし、互いに接続されたトランジスタB3およびB4のコレクタとB2のベースとを正側出力とする。
【0008】
各入力が各出力よりも電位が低い場合は、トランジスタB1およびB4がオフとなり、正帰還となるトランジスタB2およびB3がオンとなり、ホールド状態を維持し、電位差が逆の場合は、各トランジスタのオン・オフの状態が逆転するので、トランスペアレント状態となる。
【0009】
クロック回路は、各エミッタが共通の定電流源I2に接続されたトランジスタB9〜B12で構成され、トランジスタB9およびB10のベースは共に負側クロック入力となる。トランジスタB11およびB12のベースは共に正側クロック入力となる。トランジスタB9およびB10の各コレクタはそれぞれマスタ側ラッチホールド回路11の負側および正側出力に接続され、トランジスタB11およびB12の各コレクタは、それぞれスレーブ側ラッチホールド回路12の正側および負側出力に接続される。
【0010】
マスタ側ラッチホールド回路11の入力は、前段の同様なフリップフロップの出力に接続されるか、あるいは、クロック入力がHiレベルとLoレベルとの時のフリップフロップ回路出力の中間値のバイアス電圧が与えられる。
【0011】
クロック入力がLレベルの時、マスタ側ラッチホールド回路11の出力はその入力に比べ低電位となり、マスタ側ラッチホールド回路11はトランスペアレント状態になり、同時にスレーブ側ラッチホールド回路12の入力をその出力に比べ低電位にして、スレーブ側ラッチホールド回路12をホールド状態にする。クロック入力がHレベルの時は逆に、マスタ側ラッチホールド回路11は、ホールド状態になり、スレーブ側ラッチホールド回路12はトランスペアレント状態となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1において、マスタ側ラッチホールド回路11にはデータ信号15、およびクロック回路13が生成するクロック信号20が入力される。マスタ側ラッチホールド回路11は、それらデータ信号15およびクロック信号20のレベルに応じてトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとり、それら状態、データ信号15および18のレベルが反映されたデータ/クロック信号16を出力する。このデータ/クロック信号16はデータ信号成分とクロック信号成分の両方を含んでいる。
【0013】
スレーブ側ラッチホールド回路12には、マスタ側ラッチホールド回路11からデータ/クロック信号16がデータ/クロック信号路を介して供給され、またクロック回路13からクロック信号21が供給される。スレーブ側ラッチホールド回路12はマスタ側ラッチホールド回路11と同様にデータ/クロック信号16とクロック信号21のレベルに応じてトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとり、それら状態、データ/クロック信号16およびクロック信号21のレベルが反映されたフリップフロップ出力19を出力する。なお、この図においては、図の簡明さのため各信号路を1つの線路のみで示したが、実際には各信号路は1もしくは2以上の線路からなる。後に説明する図2および図4の実施例においては各信号路を2ないし4の線路からなるようにしてある。
【0014】
図2の実施例の構成について説明する。このフリップフロップ回路は、大きく分けるとマスタ側ラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12、クロック回路13からなる。マスタ側ラッチホールド回路11は、トランジスタB1〜B4、抵抗R1およびR2、定電流源I1から構成されており、トランジスタB1〜B4の各エミッタと定電流源I1のシンク側が接続され、トランジスタB1、B2の各コレクタとB3のベースと抵抗R1の一方の端子とが接続され、マスタ回路の負側出力O1Nとなる。トランジスタB3およびB4の各コレクタとB2のベースと抵抗R2の一方の端子が接続され、マスタ回路の正側出力O1Pとなる。抵抗R1およびR2の他方の各端子は、正側電源VCCに接続される。
【0015】
スレーブ側ラッチホールド回路12は、マスタ側ラッチホールド回路11と同様の構成であり、トランジスタB5〜B8、抵抗R3およびR4、定電流源I3から構成されており、トランジスタB5〜B8の各エミッタと定電流源I3のシンク側が接続され、トランジスタB5、B6の各コレクタとB7のベースと抵抗R3の一方の端子とが接続され、フリップフロップ出力の負側出力QNとなる。トランジスタB7およびB8の各コレクタとB6のベースと抵抗R4の一方の端子が接続され、マスタ回路の正側出力O1Pとなる。抵抗R3およびR4の他方の各端子は、正側電源VCCに接続される。
【0016】
クロック回路13は、トランジスタB9〜B12、定電流源I2で構成され、負側クロック入力CNは、トランジスタB9およびB10の各ベースに接続され、正側クロック入力CPは、トランジスタB11およびB12の各ベースに接続される。トランジスタB9〜B12の各エミッタは、定電流源I2のシンク側に接続される。トランジスタB9のコレクタは、マスタ側ラッチホールド回路11の正側出力O1Pに、トランジスタB10のコレクタは、マスタ側ラッチホールド回路11の負側出力O1Nに、トランジスタB11のコレクタは、スレーブ側ラッチホールド回路12の正側出力QPに、トランジスタB12のコレクタは、スレーブ側ラッチホールド回路12の負側出力QNにそれぞれ接続される。定電流源I2のソース側は負側電源VEEに接続されている。
【0017】
いずれのトランジスタB1〜12も正側電源と負側電源の間に電流源と抵抗のみを介して接続されているので、従来回路と同様に低電源電圧動作が可能である。また図6の従来の回路のように、ラッチホールド回路の前にバッファ回路を必要としないためデータ信号を直にラッチホールド回路につなぐことができ遅延が発生せず高速動作に適している。また従来の回路よりも構成要素数がかなり減っている。例えば、トランジスタは図6の実施例と比べて16個から12個へと減っている。またマスタ側ラッチホールド回路11とスレーブ側ラッチホールド回路12、クロック回路13内の対称性が良いため雑音、動作安定性、製造容易性などが良くなっている。
【0018】
図3を参照して図2のフリップフロップ回路の動作を説明する。B9、B10のベースに印加されるクロック信号CNがハイレベル(Hi)でCPがローレベル(Lo)ある場合(図3の波形(A)がLoである場合)、B9、B10はオン状態となり、各コレクタに電流が流れ、R1、R2にもI1が引き込む電流が流れる。B2とB1のベース部の電位を比べるとB2のベース部のほうが電位が低くなりB1がオン、B2がオフになり、同様にB4がオン、B3がオフになる。
【0019】
ここで、DPがHiのとき、B1がオンになりさらにO1Nの電圧が下がり、このときDNはLoなのでB4はオフであり、O1PはHiとなりO1NはLoとなる。この状態はトランスペアレントモードであり、波形Bはラッチされず波形Cにそのまま表れる。
【0020】
波形AがLoの場合、B9、B10はオフとなり、B2、B3のベースの電位よりもB1、B4のベースの電位の方が低くなるように設定しておくと、B1、B4がオフとなる。波形AがLoになる直前に、B2とB3のいずれがオンになっているかどうかで、マスタ側ラッチホールド回路11の2つの状態、波形Cがどうなるかが決まる。
【0021】
このようにO1P、O1N(波形C)がスレーブ側ラッチホールド回路12に供給されるが、この信号にはデータ信号成分とクロック信号成分とが含まれている。これは従来技術にはない本発明の特徴である。本発明はこのように2つのラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12を接続する信号路にデータ信号成分とクロック信号成分の両方の成分を含む信号を供給することにより、回路全体の構成を大幅に単純化することができた。
【0022】
図3には、各位置における波形の変化を示しており、フリップフロップ回路の動作を理解している者であれば、上述の説明、図2の構成、波形A、Bを参照すれば、波形C、Dが得られることを理解できるであろう。図3に示すように、マスタ側ラッチホールド回路11の出力である波形Cは、時間(2)〜(3)、(6)〜(9)、(13)〜(16)にてHiであり、それ以外の時間ではLoである。フリップフロップ出力である波形Dは、時間(7)〜(10)、(14)〜(17)にてHiであり、それ以外の時間ではLoとなっている。波形A、Bからフリップフロップ出力として適切な波形Dが得られる。波形CのO1N、O1Pの波形の右側には、実際に図2の回路が動作する電圧を示した。本発明は0.8Vの低電位差であっても動作させることができる。
【0023】
図4の第2の実施形態の構成を説明する。図2の構成と比べ、各ラッチホールド回路11、スレーブ側ラッチホールド回路12の正側電源VCCに接続された2つの抵抗と正側電源VCCとの間に、別の抵抗R5およびR6が接続されるという構成を採っている。これにより第1の実施形態に比べ、より少ない電流で、各ラッチホールド回路の入出力間の所要の電位差を作ることができる。いずれのトランジスタB1〜12も正側電源と負側電源の間に電流源と抵抗のみを介して接続されているので、従来回路と同様な低電源電圧動作が可能である。
【0024】
【発明の効果】
上述のように、本発明のフリップフロップ回路は、トランジスタB1〜B4およびB5〜B8で構成される2つのラッチホールド回路とトランジスタB9〜B12で構成されるクロック用差動回路をもつフリップフロップ回路において、クロック入力CPがHiレベルかつCNがLoレベルの時、トランジスタB9、B10がオン状態になり、定電流源I2の電流によりトランジスタB2、B3がオフ状態になり、第1のラッチホールド回路はトランスペアレント状態となり、同様にトランジスタB5、B8もオフ状態になるため、第2のラッチホールド回路は、ホールド状態となる。クロック入力CPがLレベルかつCNがHレベルの時は、第1と第2のラッチホールド回路の状態は、入れ替わり、フリップフロップ動作を行う。このように構成されているため、より簡単な構成でより小さい回路規模となり、低電圧動作、低電力動作、高速動作、少ない構成要素とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の例を示した概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図3】図2の各位置における波形の例を示した波形図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す回路図である。
【図5】従来のフリップフロップ回路の一例を示した回路図である。
【図6】従来のフリップフロップ回路の他の例を示した回路図である。
【符号の説明】
11 マスタ側ラッチホールド回路
12 スレーブ側ラッチホールド回路
13 クロック回路
B1〜B12 トランジスタ
R1〜R6 抵抗
I1〜I3 定電流源
VCC 正側電源の端子
VEE 負側電源の端子
DP 正側データ入力
DN 負側データ入力
CP 正側クロック入力
CN 負側クロック入力
QP 正側出力
QN 負側出力
Claims (4)
- (A)データ信号およびクロック信号が直接入力される第1のラッチホールド回路と、
(B)第1のラッチホールド回路に縦続接続され、第1のラッチホールド回路の出力が供給され、当該フリップフロップ回路のフリップフロップ出力を出力する第2のラッチホールド回路と、
(C)第1および第2のラッチホールド回路にクロック信号を直接与えるクロック回路とを有するフリップフロップ回路であって、
第1のラッチホールド回路の前記出力にはデータ信号成分とクロック信号成分が含まれる
ことを特徴とするフリップフロップ回路。 - 第1のラッチホールド回路は、第1、第2、第3、第4のトランジスタからなり、第1および第4のトランジスタのベースはそれぞれ、前記データ信号が入力される2つの線路の一方につながれ、第2および第3のトランジスタのベースはそれぞれ、第1のラッチホールド回路の前記出力となる2つの線路の一方につながれ、
第2のラッチホールド回路は、第5、第6、第7、第8のトランジスタからなり、第5および第8のトランジスタのベースはそれぞれ、第1のラッチホールド回路の前記出力の2つの線路の一方がつながれ、第6および第7のトランジスタのベースはそれぞれ、前記フリップフロップ出力の2つの線路の一方へとつながれる
ことを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ回路。 - (A)第1のラッチホールド回路と、
(B)第1のラッチホールド回路に縦続接続される第2のラッチホールド回路と、
(C)第1および第2のラッチホールド回路に制御用クロック信号を直接与えるクロック回路とを有するフリップフロップ回路であって、
第1および第2のラッチホールド回路は、入力と出力の間の電位差に応じてトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態をとり、
前記クロック回路は、第1および第2のラッチホールド回路のトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態を与える制御をし、
前記クロック回路の出力を直接第1および第2のラッチホールド回路の出力に接続することにより、第1および第2のラッチホールド回路のトランスペアレント状態とホールド状態の2つの状態を制御する
ことを特徴とするフリップフロップ回路。 - 第1のトランジスタ群からなるマスタ回路と第2のトランジスタ群からなるスレーブ回路とを用いてクロック信号によってデータを保持し同期させる方法であって、
(A)データ信号をマスタ回路に直接入力するステップと、
(B)第1のクロック信号をマスタ回路に直接入力するステップと、
(C)第1のクロック信号を用いて第1のトランジスタ群の一部のトランジスタのオン状態とオフ状態を切り替えるステップと、
(D)前記データ信号を用いて第1のトランジスタ群の一部のトランジスタのオン状態とオフ状態を切り替えるステップと、
(E)前記データ信号と第1のクロック信号から第1のトランジスタ群を用いて演算してデータ/クロック信号を生成し、スレーブ回路へと出力するステップと、
(F)第2のクロック信号をスレーブ回路に直接入力するステップと、
(G)第2のクロック信号を用いて第2のトランジスタ群の一部のトランジスタのオン状態とオフ状態を切り替えるステップと、
(H)前記データ/クロック信号を用いて第2のトランジスタ群の一部のトランジスタのオン状態とオフ状態を切り替えるステップと、
(I)前記データ/クロック信号と第2のクロック信号から第2のトランジスタ群を用いて演算してスレーブ回路の出力を出力するステップと
を有することを特徴とするクロック信号によってデータを保持し同期させる方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25043499A JP2004186710A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 |
PCT/JP2000/005924 WO2001018962A1 (fr) | 1999-09-03 | 2000-08-31 | Circuit a bascule, et procede de maintien et de synchronisation de donnees utilisant un signal d'horloge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25043499A JP2004186710A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004186710A true JP2004186710A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=17207832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25043499A Pending JP2004186710A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004186710A (ja) |
WO (1) | WO2001018962A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008113274A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Nec Corp | 論理回路 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4085324B2 (ja) | 2003-01-24 | 2008-05-14 | ソニー株式会社 | ラッチ、ラッチの駆動方法、フラットディスプレイ装置 |
CN1856935B (zh) * | 2003-09-22 | 2010-09-01 | Nxp股份有限公司 | 用于提供逻辑门功能和锁存功能的电路 |
US7250790B2 (en) * | 2003-09-22 | 2007-07-31 | Nxp B.V. | Circuit for providing a logic gate function and a latch function |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3047808B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2000-06-05 | 日本電気株式会社 | フリップフロップ回路 |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP25043499A patent/JP2004186710A/ja active Pending
-
2000
- 2000-08-31 WO PCT/JP2000/005924 patent/WO2001018962A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008113274A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Nec Corp | 論理回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001018962A1 (fr) | 2001-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3553988B2 (ja) | 同期ディジタル論理回路 | |
US5289055A (en) | Digital ECL bipolar logic gates suitable for low-voltage operation | |
JPH02141120A (ja) | 走査可能レジスタ/ラッチ回路 | |
US4622475A (en) | Data storage element having input and output ports isolated from regenerative circuit | |
JPS62193410A (ja) | カスタムメ−ド回路用のゲ−トの前拡散アレイを有する半導体デバイス | |
JP3765641B2 (ja) | Ecl dラッチ回路及びこれを利用したecl dフリップフロップ | |
JP2004186710A (ja) | フリップフロップ回路およびクロック信号によってデータを保持し同期させる方法 | |
KR100808121B1 (ko) | 플립-플롭 회로 조립체 | |
JPH0482319A (ja) | 論理回路 | |
US4779011A (en) | Latch circuit having two hold loops | |
JPS6331214A (ja) | 可変遅延回路 | |
JP3464851B2 (ja) | エミッタ結合論理回路 | |
JPH0248820A (ja) | 論理回路 | |
US4277698A (en) | Delay type flip-flop | |
JP2776201B2 (ja) | フリップフロップ回路 | |
JPH0236610A (ja) | マスタースレーブ型dタイプフリップフロップ回路 | |
JP3138048B2 (ja) | ラッチ回路 | |
JP2861226B2 (ja) | クロック信号出力回路 | |
JP3872193B2 (ja) | D/aコンバータのメモリセル用回路装置 | |
JP2002076850A (ja) | フリップフロップ回路およびnor回路 | |
JPH09326682A (ja) | 半導体集積回路 | |
KR20000070429A (ko) | 래치 회로 | |
JPH01286511A (ja) | マスタースレーブ型フリップフロップ回路 | |
JPH02130016A (ja) | Eclラッチ回路 | |
JPH07273610A (ja) | フリップフロップ回路 |