JP2004175303A - 車両用内装材およびエアバッグ装置のカバー体 - Google Patents

車両用内装材およびエアバッグ装置のカバー体 Download PDF

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Abstract

【課題】製造性を向上できるエアバッグ装置のカバー体を提供する。
【解決手段】パネル体21とバッキング部材22の接合面の周囲に沿って、パネル体21からバッキング部材22に向けて外周リブ31と内周リブ32と各扉リブ33を突出させる。パネル体21とバッキング部材22を振動溶着で接合する際に、接合面の周囲からの溶解樹脂の漏れ出しを防止できる。漏れ出した溶解樹脂を後加工する必要がなく製造性を向上できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車に用いられる車両用内装材、および、自動車の助手席乗員用のエアバッグ装置のカバー体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、自動車の内装材であるインストルメントパネル(以下、インパネという)の内側すなわち裏面側に配置される助手席乗員用のエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置は、箱状のリテーナ内に、折り畳まれたエアバッグと、このエアバッグを膨張させるインフレータとを収納している。また、リテーナ上側の開口部は、インパネに沿って取り付けられるカバー体により覆われている。さらに、このカバー体には、平面略C字状などの破断可能なテアラインが形成され、このテアラインに囲まれた部分が扉予定部として区画形成されている。そして、このエアバッグの下部は、インパネの内側に配置されたリインフォースに固定され、リテーナの上部は、カバー体の裏面側に一体に形成された支持体としての取付片に係止されている。そして、自動車の衝突時には、インフレータからガスを噴射してエアバッグを膨張させ、このエアバッグの膨張の圧力によりテアラインを破断し、テアラインを形成していない部分をヒンジとしてカバー体を扉状に展開させて突出口を形成し、この突出口からエアバッグを膨張させ、乗員に加わる衝撃を緩和するようになっている。
【0003】
この点、例えばカバー体をインパネと一体に形成し、すなわち、インパネの裏面側に前後一対の取付片を形成するとともに、これら取付片の裏面側に溝状のテアラインを形成した、いわゆるシームレスインストルメントパネル(以下、シームレスインパネという)が知られている。この種のシームレスインパネは、表皮体としてのパネル体に閉ループ状のテアラインにて扉予定部および非展開部を区画形成し、これら扉予定部および非展開部の裏面に、支持体としてのバッキング部材が配置される。このバッキング部材は、扉予定部の裏面に溶着される扉補強部、非展開部の裏面に溶着される固定部、および、これら扉補強部および固定部を連結する弾性変形可能なヒンジ部を備えている。
【0004】
さらに、エアバッグ装置の作動時には、エアバッグの膨張の圧力により裏当部材を介して扉予定部の全面が押し上げられ、テアラインの破断により、扉予定部がインパネの他の部分から切り離されて突出口を形成する。またさらに、切り離された扉予定部は、ヒンジ部を支点として回動し、外側に展開するようになっている。
【0005】
そして、この種のシームレスインパネとしては、パネル体およびバッキング部材を、例えばオレフィン系の熱可塑性樹脂で形成し、バッキング部材のパネル体側である表面側における扉補強部の一部および固定部の全体に、扉予定部の長手方向に沿った細長直方体状の溶着リブを突出させて設け、この溶着リブを振動させて溶解させ流動体としての溶解樹脂とし、この溶解樹脂にてパネル体およびバッキング部材を溶着した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、この種のシームレスインパネとして、フィラー入りポリプロピレン樹脂などを基材としてパネル体およびバッキング部材を形成し、バッキング部材の表面に円柱状の溶着リブを複数設け、この溶着リブを振動させて溶解させて溶解樹脂とし、この溶解樹脂にてパネル体およびバッキング部材を溶着した構成も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
さらに、この種のシームレスインパネとして、熱可塑性のウレタンにて形成されたパネル体およびバッキング部材のいずれか一方を、溶着接合部を形成するように振動溶着させた構成も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−294114号公報(第3頁、図2および図3)
【0009】
【特許文献2】
特開2002−12116号公報(第3−4頁、図3および図4)
【0010】
【特許文献3】
特表2002−507172号公報(第8頁、図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のエアバッグ装置のカバー体では、パネル体およびバッキング部材の接合面の周囲に位置した溶着リブが溶解樹脂となった際に、パネル体およびバッキング部材の端面などへと漏れ出してパネル体およびバッキング部材のエッジが不整となることがあり、見栄えを向上するためにエッジを整える工程を設けなければならないなど、製造性の向上が容易でない。
【0012】
また、溶解樹脂がヒンジ部、あるいはテアラインに流入して固化しないようにパネル体とバッキング部材との接合面の中心付近にのみ溶着リブを設ける方法も考えられるが、この場合には、パネル体とバッキング部材との接合面積が小さくなるとともに、パネル体とバッキング部材の周縁付近の溶着が容易でない。
【0013】
したがって、このような課題を解決した、製造性を向上できる車両用内装材の構成が望まれている。
【0014】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、製造性を向上できる車両用内装材およびエアバッグ装置のカバー体を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の車両用内装材は、表皮体と、この表皮体の裏面側の少なくとも一部に流動体にて接合される支持体とを具備し、前記表皮体および支持体の接合される部分の周囲に沿って設けられ、これら表皮体および支持体の少なくともいずれか一方から他方に向けて突出したリブを備えたものである。
【0016】
そして、表皮体および支持体の接合される部分の周囲に沿って、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出したリブを設けることにより、表皮体の裏面の少なくとも一部に支持体を流動体で接合する際に、この接合される部分の周囲から流動体が漏れ出すことをリブにより防止し、漏れ出した流動体を後加工するなどの必要がなく、製造性が向上する。
【0017】
請求項2記載の車両用内装材は、請求項1記載の車両用内装材において、表皮体および支持体は、振動溶着にて接合され、前記表皮体および支持体の接合される部分に、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出して設けられ、前記表皮体および支持体を振動溶着にて接合する際に溶解して流動体となる凸部を備えたものである。
【0018】
そして、表皮体および支持体の接合される部分に、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出して、表皮体および支持体を振動溶着にて接合する際に溶解して流動体となる凸部を設けることにより、この凸部を介して表皮体と支持体とが確実に接合される。
【0019】
請求項3記載の車両用内装材は、請求項2記載の車両用内装材において、凸部は、リブよりも突出寸法が大きく形成されたものである。
【0020】
そして、凸部の突出寸法をリブの突出寸法よりも大きく形成することにより、表皮体と支持体とを振動溶着で接合する際にリブが凸部の妨げにならず、表皮体と支持体とが凸部を介して確実に接合される。
【0021】
請求項4記載の車両用内装材は、請求項1または2記載の車両用内装材において、リブは、一部が表皮体から支持体に向けて突出し、この支持体の少なくとも一方の端面に接触してこの支持体を表皮体に対して位置決めするものである。
【0022】
そして、リブの一部を表皮体から支持体に向けて突出させ、この支持体の少なくとも一方の端面に接触させてこの支持体を表皮体に対して位置決めすることにより、表皮体と支持体とが、所望の位置で容易かつ確実に接合される。
【0023】
請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体は、折り畳んで収納されたエアバッグを覆うとともに、このエアバッグの膨張時にこのエアバッグが突出する突出口が形成される請求項1ないし4いずれか一記載の車両用内装材を具備し、表皮体は、前記エアバッグに対向する扉予定部と、この扉予定部を囲む非展開部と、これら扉予定部と非展開部とを区画し前記エアバッグの膨張時の圧力で破断する破断部とを備え、支持体は、前記非展開部に流動体にて接合される固定部と、前記扉予定部に流動体にて接合される扉補強部と、前記破断部を横断してこれら固定部と扉補強部とを一体に連結する変形可能なヒンジ部とを備えたものである。
【0024】
そして、表皮体に、エアバッグに対向する扉予定部と、この扉予定部を囲む非展開部と、これら扉予定部と非展開部とを区画しエアバッグの膨張時の圧力で破断する破断部とを設け、支持体に、非展開部に流動体にて接合される固定部と、扉予定部に流動体にて接合される扉補強部と、破断部を横断してこれら固定部と扉補強部とを一体に連結する変形可能なヒンジ部とを設ける。この結果、エアバッグの膨張の際に、破断部が確実に破断されて扉予定部が扉補強部とともに円滑に展開し、エアバッグが突出する突出口が円滑に形成される。
【0025】
請求項6記載のエアバッグ装置のカバー体は、請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体において、リブは、表皮体および支持体を接合した際に破断部に沿う位置に形成されたものである。
【0026】
そして、表皮体および支持体を接合した際に破断部に沿う位置にリブを形成することにより、表皮体と支持体とを接合する際に流動体が破断部に流入することを防止し、エアバッグの膨張の際の圧力にて破断部が確実に破断して扉予定部が円滑に展開される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエアバッグ装置のカバー体の一実施の形態の構成を図1ないし図7を参照して説明する。
【0028】
図1ないし図7において、1は自動車のインストルメントパネル部(以下、インパネ部1という)で、このインパネ部1は、車室の前部に車幅方向の略全長にわたり設けられ、このインパネ部1の上方には、フロントウィンドウガラス2が位置している。
【0029】
そして、このインパネ部1の内部には、助手席の乗員に対向して、エアバッグ装置3が設置されている。このエアバッグ装置3は、リテーナとも呼ばれるケース体5と、このケース体5の下部のリアクションキャニスタ6内に収納されたインフレータ7と、ケース体5の上部のエアバッグ収納部8に折り畳んで収納されたエアバッグ9と、このケース体5の上部の開口部10を覆う車両用内装材としてのカバー体11とを備えている。そして、このエアバッグ装置3は、ケース体5のリアクションキャニスタ6をブラケット14を介して自動車の車体の一部であるリインフォース15に固定して取り付けられている。また、ケース体5のエアバッグ収納部8とリアクションキャニスタ6との間は、上下に連通するガス噴出口16aを設けたミッドリテーナ16で区画されている。さらに、ケース体5のエアバッグ収納部8の前面及び後面には、断面略C字状などのフック18が取り付けられている。なお、本実施の形態では、インフレータ7は燃焼タイプ(パイロタイプ)であるが、ガスを圧縮して貯留するタイプなど、他種のインフレータを用いることもできる。
【0030】
そして、カバー体11は、いわゆる継ぎ目なしインストルメントパネル、すなわちシームレスインストルメントパネル(以下、シームレスインパネという)を構成する表皮体としてのパネル体21と、このパネル体21の下面である裏面に取り付けられた支持体としての裏当部材であるバッキング部材22とを備えている。
【0031】
パネル体21は、インパネ部1の表面側を一体的に覆い、すなわち、車室の前部に車幅方向の略全長にわたり設けられている。このパネル体21は、例えばタルク(滑石)などの添加剤を加えた硬質ポリプロピレン樹脂などによる射出成形品である。
【0032】
さらに、パネル体21の裏面側には、図5に示すように、ケース体5のエアバッグ収納部8の開口部10に略対向して、破断部としての第1のテアライン24が閉ループ状である四角形枠状に形成されている。また、この第1のテアライン24の前後方向の中央部には、両側方向に伸びる第2のテアライン24aが形成されており、これら各テアライン24,24aにより非展開部25に囲まれた平面長方形状の前後一対の扉予定部26,26が区画形成されている。ここで、各テアライン24,24aは、テア溝、破断予定線、開裂予定薄肉溝などとも呼ばれる破断可能な弱部であり、金型にて射出成形時に形成、あるいは射出成形後にフライス刃などの回転刃により彫刻して形成する。
【0033】
またさらに、第1のテアライン24は、図3および図4に示すように、直線状に形成された2対の対向する4辺の直線部27と、これら直線部27同士を連結する単純な円弧状のコーナ部28とにより長方形状に形成されている。
【0034】
そして、各テアライン24,24aの断面は、図3および図7に示すように上方に向けて鋭角状に形成された略三角形状となっており、パネル体21の表面から各テアライン24,24aの上端部までの厚さ寸法、いわゆるテア厚は、0.3〜1.5mm、好ましくは0.6〜0.7mmに形成されている。
【0035】
また、パネル体21の裏面側には、バッキング部材22側である下方向に向けて突出したリブとしてのばり止め形状、さらには土手部である外周リブ31、内周リブ32および扉リブ33,33がそれぞれ形成されている。ここで、外周リブ31は、図1および図5に示すように、バッキング部材22の外周全体、すなわちバッキング部材22の長手方向および幅方向の全長に沿って平面長方形状に形成されている。さらに、内周リブ32は、第1のテアライン24の外周全体に沿って四隅が円弧状の平面略長方形状に形成されている。またさらに、各扉リブ33は、第2のテアライン24aの側部に沿って設けられ、第2のテアライン24aと第1のテアライン24との交差する部分から第1のテアライン24の内周に沿って設けられるとともに、前後方向の第1のテアライン24から各扉予定部26の内側へと離間された位置に沿って前後方向の第1のテアライン24に平行に設けられて平面長方形状となっている。
【0036】
そして、これら外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33は、パネル体21の裏面からの突出寸法である高さ寸法H1が、バッキング部材22の厚み寸法よりも小さい0.5〜3.0mm、好ましくは1mm程度に形成され、厚み寸法Wが、0.5〜3.0mm、好ましくは1.0〜1.5mmに形成されている。
【0037】
一方、バッキング部材22は、例えばTPO樹脂(サーモプラスチックオレフィン)などの軟質樹脂製で図6に示すように、両扉予定部26,26よりも大きい平面形状を有し、第1のテアライン24の内側及び外側に固着され、すなわち、パネル体21の裏面の両扉予定部26,26およびこれら扉予定部26,26の周囲の非展開部25に結合されている。
【0038】
そして、このバッキング部材22は、両扉予定部26,26とほぼ等しい平面形状を有する略平板状の基板部41と、この基板部41に対して交差する方向である下方に設けられた連結片である四角筒状の交差壁部42とが一体に形成されている。
【0039】
ここで、基板部41には、パネル体21の第2のテアライン24aに対向する部位に沿って、前側の辺部を除いて、小さい幅のスリット状の切断部43が直線状に形成され、非展開部25に接合される固定部としての枠状の周縁補強部44と、各扉予定部26に接合される平板状の一対の扉補強部45とが区画形成されている。
【0040】
さらに、第1のテアライン24の前側の辺部である直線部27に対向する部位には、第1のテアライン24を跨ぎ、周縁補強部44と各扉補強部45とを連結する変形可能なヒンジ部51がそれぞれ形成されている。そして、各ヒンジ部51には、下方に膨出するように湾曲した断面弧状、さらには断面略U字状の湾曲部であるヒンジ本体部52がそれぞれ設けられ、これら各ヒンジ本体部52に囲まれた部分が、それぞれポケット部53となっている。
【0041】
また、各ヒンジ部51のヒンジ本体部52は、厚み寸法が1.0〜6.0mm、好ましくは3.0mmに形成されており、第1のテアライン24に対して相対的に内側すなわち扉予定部26の内周側に偏倚する位置関係にある。
【0042】
さらに、扉補強部45側の端部は、パネル体21にバッキング部材22を固着した際に各扉リブ33の外周側に偏倚する位置関係にある。
【0043】
またさらに、各ポケット部53は、第1のテアライン24を跨いで設けられており、幅寸法である前後方向の寸法が、パネル体21の厚さ寸法よりも若干大きく形成されている。そして、各ポケット部53は、第1のテアライン24に対して相対的に内側すなわち扉予定部26の内周側に偏倚する位置関係にある。
【0044】
一方、バッキング部材22の交差壁部42は、第1のテアライン24の外周側に近接した位置に沿って、下方に向かい四角筒状に突出して設けられている。この交差壁部42の前後に対向する面部には、それぞれ四角状の角孔であるリテーナ固定穴としての取付孔54が複数形成されており、これら取付孔54に、ケース体5の各フック18が遊嵌されている。すなわち、カバー体11は、エアバッグ装置3のケース体5に連結支持されている。
【0045】
さらに、バッキング部材22のパネル体21に対向する面には、図1に示すように、パネル体21とバッキング部材22とを振動溶着する際に溶解して流動体としての溶解樹脂となる凸部としての複数の溶着リブ55が突出して形成されている。これら溶着リブ55は、バッキング部材22の前後方向に略直交する方向、すなわち幅方向に沿って、パネル体21側である上方に向けて突出している。したがって、溶着リブ55は、バッキング部材22の幅方向に沿った細長直方体状に形成されている。
【0046】
またさらに、溶着リブ55は、周縁補強部44の上面および扉補強部45の上面にそれぞれ形成されている。すなわち、溶着リブ55は、外周リブ31と内周リブ32との間および各扉リブ33内にそれぞれ形成されている。このため、パネル体21の外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33は、パネル体21とバッキング部材22との接合部である溶着リブ55が形成された部分であるパネル体21とバッキング部材22との接合される部分、すなわち接合面の周囲に沿って形成されている。
【0047】
そして、溶着リブ55は、前後方向に略等間隔に離間されており、突出寸法である高さ寸法H2が、好ましくは外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33の高さ寸法H1の約2倍程度、すなわち2mm程度に形成されている。言い換えれば、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33の高さ寸法H1は、溶着リブ55の高さ寸法H2の約2分の1程度が好ましい。したがって、溶着リブ55は、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33よりも高さ寸法が大きく形成されている。また、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33と溶着リブ55との前後方向の間隔である隙間寸法Gは、1〜10mm、好ましくは2mm程度確保する。
【0048】
次に、上記一実施の形態のカバー体11の組立動作を説明する。
【0049】
パネル体21を固定した状態で、バッキング部材22の周縁補強部44および各扉補強部45をパネル体21の非展開部25および各扉予定部26に位置合わせして、バッキング部材22をパネル体21の裏面に押し付けた後、このバッキング部材22を溶着リブ55の長手方向であるパネル体21の幅方向に振動させる。
【0050】
このとき、互いに接触する溶着リブ55とパネル体21の平坦な接合面とのうち、TPO樹脂からなる溶着リブ55が溶解して溶解樹脂となり、図2に示すように、外周リブ31と内周リブ32、および、各扉リブ33により溶解樹脂が堰き止められてバッキング部材22の周囲へと漏れ出すことがなく、パネル体21とバッキング部材22との間に溶着層である接合部61が形成される。
【0051】
この後、バッキング部材22の振動を停止させると、溶解樹脂の接合部61が冷却されて固化することで、パネル体21とバッキング部材22とが互いに接合されてカバー体11が形成される。
【0052】
なお、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33は、上記振動溶着時にはほとんど溶解せずに、内周リブ32および各扉リブ33のヒンジ部51側の部分がバッキング部材22の表面に、外周リブ31および各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分がバッキング部材22の側面である端面に、それぞれ接合される。
【0053】
次に、上記一実施の形態のエアバッグ9の展開挙動を説明する。
【0054】
本実施の形態のエアバッグ装置3を装着した自動車が衝突すると、インフレータ7からガス噴出口16aを介してエアバッグ9へガスが噴出される。すると、エアバッグ9は、ケース体5内で膨張して、その膨張力により、バッキング部材22及びパネル体21の各扉予定部26が上方に押し上げられる。この時、エアバッグ9の膨張力が作用することで、各テアライン24,24aが全長にわたって確実に破断し、各扉予定部26がパネル体21の他の部分からそれぞれ切り離される。
【0055】
そして、各扉予定部26を切り離した状態で、図7に仮想線で示すように、各扉予定部26はいわば円滑にスイングアップし、エアバッグ9の突出口を形成することができる。さらに、この突出口から突出したエアバッグ9は、図7に2点鎖線9aで示すように、フロントウィンドウガラス2に沿って膨張展開し、助手席の乗員を保護する。
【0056】
また、各扉予定部26および各扉補強部45は、各ヒンジ部51のヒンジ本体部52を支点として回動し、すなわち、破断により形成されたパネル体21の各扉予定部26の周縁補強部44側の端縁部である端末部は下側すなわちヒンジ部51側にそれぞれ大きく膨出することなく、各ヒンジ部51が上方向に弾性変形しつつ各扉予定部26を支えて保持する。同時に、各扉予定部26の端末部が各ポケット部53内に引き込まれて収容され、各扉予定部26が立ち上がってエアバッグ9の突出口が開成される。
【0057】
上述したように、上記一実施の形態によれば、パネル体21の各扉予定部26および非展開部25にバッキング部材22の各扉補強部45および周縁補強部44を、溶着リブ55を振動溶着にて溶解させた溶解樹脂にて接合する際に、接合面の周囲から溶解樹脂が漏れ出すことを外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33により防止できるので、漏れ出した溶解樹脂を後加工する必要がなく、製造性を向上できる。
【0058】
また、パネル体21およびバッキング部材22の接合面から溶解樹脂が漏れ出すことがないため、パネル体21およびバッキング部材22の接合厚み、すなわち接合部61の高さ寸法、および、接合強度を、所望の特性にできる。
【0059】
さらに、パネル体21およびバッキング部材22を接合する際に、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33がバッキング部材22に食い込むことで、パネル体21およびバッキング部材22をより確実に接合できる。
【0060】
またさらに、溶着リブ55の高さ寸法H2を、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33の高さ寸法H1よりも大きく形成したことにより、パネル体21とバッキング部材22とを振動溶着する際に互いに押し付けると、溶着リブ55のみがパネル体21の裏面に接触し、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33はバッキング部材22に接触しない。この結果、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33が振動溶着の妨げとならず、溶着リブ55を溶解させてパネル体21およびバッキング部材22を確実に接合できる。
【0061】
そして、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33を接合面の周囲に設けたことにより、接合面全体に溶解樹脂が行きわたるため、パネル体21およびバッキング部材22を端縁部まで確実に密着させて接合できる。
【0062】
また、溶着リブ55と外周リブ33との隙間寸法Gを2mm程度確保したことにより、パネル体21およびバッキング部材22の振動溶着の際に、溶着リブ55が溶解した溶解樹脂が外周リブ31から周囲へと漏れ出しにくくできる。
【0063】
さらに、パネル体21およびバッキング部材22を接合した際にヒンジ部51および各テアライン24,24aに沿う位置に外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33をそれぞれ設けたことにより、接合の際に溶解樹脂がヒンジ部51および各テアライン24,24aに流入して固化することなどを防止して、各テアライン24,24aを確実に破断し、かつヒンジ部51の確実な挙動にて各扉予定部26を円滑に展開できるなど、所望の特性を容易に確保できる。
【0064】
なお、上記実施の形態において、図8および図9に示すように、パネル体21の各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分および外周リブ31の高さ寸法H1を、バッキング部材22の溶着リブ55の高さ寸法H2よりも大きく形成することもできる。この場合には、図9に示すように、カバー体11の組立の際に、各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分および外周リブ31がバッキング部材22の端面に当接することでこのバッキング部材22をパネル体21に対して容易に位置決めでき、パネル対21およびバッキング部材22を所望の位置で容易かつ確実に接合でき、製造性を容易に向上できる。
【0065】
また、パネル体21の各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分および外周リブ31を階段状に形成することもできる。すなわち、各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分および外周リブ31の各扉予定部26側に、溶着リブ55の端面に当接するように段部を設けて、各扉リブ33の第2のテアライン24a側の部分および外周リブ31にてバッキング部材22をパネル体21に対して位置決めするようにしてもよい。
【0066】
さらに、溶着リブ55を、パネル体21の裏面側にバッキング部材22側へと突出させて形成する構成、あるいはパネル体21およびバッキング部材22の両方に形成する構成にすることもできる。
【0067】
またさらに、バッキング部材22に溶着リブ55を設けずに、流動体としての接着剤などにてパネル体21およびバッキング部材22を互いに接着して接合する構成にした場合でも、外周リブ31、内周リブ32および各扉リブ33により接合面からの接着剤の漏れ出しを防止し、上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0068】
そして、上記実施の形態では、一対の扉予定部26,26をいわゆる観音開き様式(いわゆるダブルフラップ式)で展開させる構成を示したが、1個の扉予定部26を一方向、例えば前方向に展開させるように第1のテアライン24を形成した(いわゆるシングルフラップ式)構成も可能である。あるいは、3枚フラップとする、花弁開きとするなど、種々の態様に適用可能である。
【0069】
また、車両用内装材として、エアバッグ装置3のカバー体11以外にも、交差壁部42、あるいはヒンジ部51などを設けない内装パネルなどにも上記用いることもできる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の車両用内装材によれば、表皮体および支持体の接合される部分の周囲に沿って、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出したリブを設けることにより、表皮体の裏面の少なくとも一部に支持体を流動体で接合する際に、この接合される部分の周囲から流動体が漏れ出すことをリブにより防止し、漏れ出した流動体を後加工するなどの必要がなく、製造性を向上できる。
【0071】
請求項2記載の車両用内装材によれば、請求項1記載の車両用内装材の効果に加え、表皮体および支持体の接合される部分に、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出して、表皮体および支持体を振動溶着にて接合する際に溶解して流動体となる凸部を設けることにより、この凸部を介して表皮体と支持体とを確実に接合できる。
【0072】
請求項3記載の車両用内装材によれば、請求項2記載の車両用内装材の効果に加え、凸部の突出寸法をリブの突出寸法よりも大きく形成することにより、表皮体と支持体とを振動溶着で接合する際にリブが凸部の妨げにならず、表皮体と支持体とを凸部を介して確実に接合できる。
【0073】
請求項4記載の車両用内装材によれば、請求項1または2記載の車両用内装材の効果に加え、リブの一部を表皮体から支持体に向けて突出させ、この支持体の少なくとも一方の端面に接触させてこの支持体を表皮体に対して位置決めすることにより、表皮体と支持体とを、所望の位置で容易かつ確実に接合できる。
【0074】
請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体によれば、エアバッグの膨張の際に、破断部が確実に破断されて扉予定部が扉補強部とともに円滑に展開し、エアバッグが突出する突出口を円滑に形成できる。
【0075】
請求項6記載のエアバッグ装置のカバー体によれば、請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体の効果に加え、表皮体および支持体を接合した際に破断部に沿う位置にリブを形成することにより、表皮体と支持体とを接合する際に流動体が破断部に流入することを防止し、エアバッグの膨張の際の圧力にて破断部が確実に破断して扉予定部を円滑に展開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置のカバー体の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上エアバッグ装置のカバー体における表皮体と支持体との接合状態を示す断面図である。
【図3】同上エアバッグ装置のカバー体を示す一部を切り欠いた斜視図である。
【図4】同上エアバッグ装置のカバー体を示す平面図である。
【図5】同上エアバッグ装置のカバー体の表皮体を示す裏面図である。
【図6】同上エアバッグ装置のカバー体を示す裏面図である。
【図7】同上エアバッグ装置のカバー体を備えたエアバッグ装置を示す断面図である。
【図8】本発明のエアバッグ装置のカバー体の他の実施の形態を示す図3の矢印A相当方向から見た断面図である。
【図9】同上エアバッグ装置のカバー体における表皮体と支持体との接合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 エアバッグ装置
9 エアバッグ
11 車両用内装材としてのカバー体
21 表皮体としてのパネル体
22 支持体としてのバッキング部材
24 破断部としての第1のテアライン
25 非展開部
26 扉予定部
31 リブとしての外周リブ
32 リブとしての内周リブ
33 リブとしての扉リブ
44 固定部としての周縁補強部
45 扉補強部
51 ヒンジ部
55 凸部としての溶着リブ

Claims (6)

  1. 表皮体と、
    この表皮体の裏面側の少なくとも一部に流動体にて接合される支持体とを具備し、
    前記表皮体および支持体の接合される部分の周囲に沿って設けられ、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出したリブを備えた
    ことを特徴とする車両用内装材。
  2. 表皮体および支持体は、振動溶着にて接合され、
    前記表皮体および支持体の接合される部分に、これら表皮体および支持体の少なくとも一方から他方に向けて突出して設けられ、前記表皮体および支持体を振動溶着にて接合する際に溶解して流動体となる凸部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用内装材。
  3. 凸部は、リブよりも突出寸法が大きく形成された
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用内装材。
  4. リブは、一部が表皮体から支持体に向けて突出し、この支持体の少なくとも一方の端面に接触してこの支持体を表皮体に対して位置決めする
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用内装材。
  5. 折り畳んで収納されたエアバッグを覆うとともに、このエアバッグの膨張時にこのエアバッグが突出する突出口が形成される請求項1ないし4いずれか一記載の車両用内装材を具備し、
    表皮体は、前記エアバッグに対向する扉予定部と、この扉予定部を囲む非展開部と、これら扉予定部と非展開部とを区画し前記エアバッグの膨張時の圧力で破断する破断部とを備え、
    支持体は、前記非展開部に流動体にて接合される固定部と、前記扉予定部に流動体にて接合される扉補強部と、前記破断部を横断してこれら固定部と扉補強部とを一体に連結する変形可能なヒンジ部とを備えた
    ことを特徴とするエアバッグ装置のカバー体。
  6. リブは、表皮体および支持体を接合した際に破断部に沿う位置に形成された
    ことを特徴とする請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体。
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