JP2009137473A - エアバッグリッド部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を抑制して、リッド外周部の裏面に対する固定枠部の溶着用リブの剥がれなどを確実に防止し得るようにする。
【解決手段】エアバッグリッド部材5と、樹脂製枠部材6とを備え、エアバッグリッド部材5が、裏面側に形成されたほぼ閉ループ状の開裂溝7によって、リッド部8と、リッド外周部9とに区分可能に構成され、樹脂製枠部材6が、開閉ドア部11と、固定枠部12と、ヒンジ用余長部13とを備え、開閉ドア部11が、その上面に、リッド部8の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ14を備えると共に、固定枠部12が、その上面に、リッド外周部9の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ15を備えたエアバッグリッド部構造であって、ヒンジ用余長部13に対し、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を抑制可能な開成力伝達抑制機能部21を、部分的に設けるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エアバッグリッド部構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図4に示すようなインストルメントパネル1が設けられている。このインストルメントパネル1には、助手席側の部分に助手席用のエアバッグ装置2が設けられている。この助手席用のエアバッグ装置2は、緊急時にインストルメントパネル1の部分から袋状のエアバッグ本体を車室内乗員側へ向けて膨出させることにより、乗員を保護・拘束し得るようにしたものである。このような助手席用のエアバッグ装置2は、図5に示すように、上記したエアバッグ本体を膨出可能に備えたエアバッグモジュール3と、インストルメントパネル1からのエアバッグ本体の膨出用開口部となるエアバッグリッド部4とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
このうち、エアバッグリッド部4は、図6に示すように、エアバッグリッド部材5と、このエアバッグリッド部材5の裏面側に配設された樹脂製枠部材6とを備えている。この場合、エアバッグリッド部材5は、インストルメントパネル1に一体形成されている。
上記したエアバッグリッド部材5は、裏面側にほぼ閉ループ状の開裂溝7(図4も併せて参照のこと)を備えており、この開裂溝7によって、上記した膨出用開口部を開成可能なリッド部8と、このリッド部8の外周を取囲むリッド外周部9とに区分可能に構成されている。
また、上記した樹脂製枠部材6は、リッド部8のほぼ下方に位置する開閉ドア部11と、リッド外周部9のほぼ下方に位置する固定枠部12と、開閉ドア部11および固定枠部12の間を所要の余長を有して連結するヒンジ用余長部13とを備えている(図7、図8も併せて参照のこと)。
更に、開閉ドア部11が、その上面に、リッド部8の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ14を備えている。同様に、固定枠部12が、その上面に、リッド外周部9の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ15を備えている。
なお、符号16は、リッド部8が開成する際のヒンジ中心部、符号17は、固定枠部12に設けられた取付脚部である。ここで、ヒンジ中心部16は、固定点として設定されるようなものではなく、リッド部8の回動に伴う実質的なものである。また、取付脚部17は、エアバッグ本体の膨出用開口部の縁部にほぼ沿って、エアバッグ本体のほぼ膨出方向下方へ延びるように、固定枠部12から一体に延設形成されたものである。この取付脚部17は、エアバッグモジュール3の上端部を収容してエアバッグ本体の膨出をガイドすると共に、エアバッグモジュール3の上端部近傍を、フック部18(図5も併せて参照のこと)を介して係止、保持させ得るようにしたものである。なお、エアバッグモジュール3は、その下端部を図示しない車体強度部材に対し、ブラケットを介して固定される。この固定部分については、公知の構造であっても良い。
このような構成によれば、インストルメントパネル1に一体形成されたエアバッグリッド部材5の裏面側に、樹脂製枠部材6を配設し、開閉ドア部11の上面に設けた溶着用リブ14を、リッド部8の裏面に対して振動溶着し、固定枠部12の上面に設けた溶着用リブ15を、リッド外周部9の裏面に対して振動溶着することによって、エアバッグリッド部4を構成する。
そして、このエアバッグリッド部4に対し、エアバッグモジュール3を取付ける。エアバッグモジュール3は、その下端部を図示しない車体強度部材に対し、ブラケットを介して固定させるようにする。また、エアバッグモジュール3は、その上端部を取付脚部17の内側に収容した状態で、フック部18を介して取付脚部17に係止、保持させ得るようにする。但し、フック部18は、非作動時は、遊嵌状態に設置しておくようにする。
緊急時にエアバッグモジュール3から膨張・展開したエアバッグ本体は、図9に矢印Aで示すように、開閉ドア部11およびリッド部8を下側から押圧し、図10に示すように、ほぼ閉ループ状の開裂溝7を破断して開閉ドア部11およびリッド部8を開成し、インストルメントパネル1の部分に膨出用開口部を形成することによって、車室内へ膨出して行くように作動する。
一方、ほぼ閉ループ状の開裂溝7が破断されることにより開成を開始した開閉ドア部11およびリッド部8は、図10に矢印Bおよび破線で示すように、ヒンジ中心部16を中心として最後まで回動すると共に、ヒンジ用余長部13は、この回動に追従して伸びることにより回動を補助し、且つ、切れないで残ることにより開閉ドア部11と固定枠部12との分離による飛散を防止することが予定されている。
特開2004−175303号公報
しかしながら、上記したエアバッグリッド部構造では、以下のような問題があった。
即ち、作動時の開閉ドア部11の開成力(エアバッグ本体の押圧によって発生される開閉ドア部11が開成する力)は、ヒンジ用余長部13を介して固定枠部12へと伝達されることになるが、伝達される開成力が大きいと、固定枠部12上面の溶着用リブ15が、リッド外周部9の裏面から剥がされてしまうようなことが考えられる。
なお、上記した以外にも、本発明に至る過程で新たに問題が生じることなどが考えられるが、そのようなものについては、本発明の説明の中で説明することによって、この欄での記載に代えることができるものとする。但し、必要な場合には、流用することができる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、エアバッグリッド部材と、該エアバッグリッド部材の裏面側に配設された樹脂製枠部材とを備え、前記エアバッグリッド部材が、裏面側に形成されたほぼ閉ループ状の開裂溝によって、膨出用開口部を開成可能なリッド部と、リッド部の外周を取囲むリッド外周部とに区分可能に構成され、前記樹脂製枠部材が、前記リッド部のほぼ下方に位置する開閉ドア部と、前記リッド外周部のほぼ下方に位置する固定枠部と、開閉ドア部および固定枠部の間を余長を有して連結するヒンジ用余長部とを備え、前記開閉ドア部が、その上面に、前記リッド部の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブを備えると共に、前記固定枠部が、その上面に、前記リッド外周部の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブを備えたエアバッグリッド部構造において、前記ヒンジ用余長部に対し、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を抑制可能な開成力伝達抑制機能部を、部分的に設けたエアバッグリッド部構造を特徴としている。
請求項2に記載された発明は、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部に形成された複数の広幅スリット部と、該広幅スリット部の間に設けられた狭幅ヒンジ部とを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部の他の部分よりも薄肉に構成された薄肉ヒンジ部であることを特徴としている。
請求項4に記載された発明は、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部の延設方向のほぼ中央位置に形成されたことを特徴としている。
なお、上記は、それぞれ、所要の作用効果を発揮するための必要最小限の構成であり、上記されていない構成については、自由度を有している。また、上記構成によって読取ることが可能な事項については、特に具体的に記載されていない場合であっても、その範囲内に含まれる。
請求項1の発明によれば、上記構成より、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、ヒンジ用余長部に対して部分的に開成力伝達抑制機能部を設けることにより、ヒンジ用余長部の全体としての強度をほぼ保ちつつ、開成力伝達抑制機能部の位置で部分的に強度を落とすことが可能となる。これにより、ヒンジ用余長部の機能を保持したまま、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を、開成力伝達抑制機能部の位置にて抑制することが可能となる。これにより、少なくとも開成力伝達抑制機能部の位置においては、リッド外周部の裏面に対する固定枠部の溶着用リブの剥がれを確実に防止することが可能となる。
請求項2に記載された発明は、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、ヒンジ用余長部に形成された複数の広幅スリット部と、広幅スリット部の間に設けられた狭幅ヒンジ部とが、部分的な開成力伝達抑制機能部としてそれぞれ機能することにより、開成力伝達抑制機能部の位置における、リッド外周部の裏面に対する固定枠部の溶着用リブの剥がれを確実に防止することが可能となる。この際、広幅スリット部は、その全幅に亘って、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を、ほぼ完全に抑制することができる。また、狭幅ヒンジ部は、ヒンジ用余長部の他の部分から分離独立されて、狭い範囲での連結となっているので、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を、効果的に抑制することができる。更に、狭幅ヒンジ部は、広幅スリット部を形成するだけで容易に形成することができるので加工も容易である。
請求項3に記載された発明は、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、薄肉ヒンジ部が部分的な開成力伝達抑制機能部として機能することにより、開成力伝達抑制機能部の位置における、リッド外周部の裏面に対する固定枠部の溶着用リブの剥がれを確実に防止することが可能となる。
請求項4に記載された発明は、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、開閉ドア部が開成する際に発生する力(開成力)は、ヒンジ用余長部の延設方向のほぼ中央位置が最も大きく成ることが予測できるので、この位置に部分的に開成力伝達抑制機能部を設けることにより、最も効果的に、リッド外周部の裏面に対する固定枠部の溶着用リブの剥がれを確実に防止することが可能となる。
本発明は、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を抑制して、リッド外周部の裏面の溶着用リブと、リッド外周部の裏面との剥がれを確実に防止し得るようにすることを目的としている。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
なお、以下の実施例は、上記した背景技術や発明が解決しようとする課題などと密接な関係があるので、必要が生じた場合には、互いに、記載を流用したり、必要な修正を伴って流用したりすることができる。
図1〜図3は、この発明の実施例およびその変形例を示すものである。
なお、基本的な構成については、図4〜図10を用いて説明したものとほぼ同様なので、必要に応じてこれらの図面を参照すると共に、これらに対する記載を以てこの実施例の説明とすることができる。この際、同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すようにしている。但し、構成の異なる部分については、図1〜図3に拠るものとする。
まず、構成について説明する。
自動車などの車両における、車室内の前部には、図4に示すようなインストルメントパネル1が設けられている。このインストルメントパネル1には、助手席側の部分に助手席用のエアバッグ装置2が設けられている。この助手席用のエアバッグ装置2は、緊急時にインストルメントパネル1の部分から袋状のエアバッグ本体を車室内乗員側へ向けて膨出させることにより、乗員を保護・拘束し得るようにしたものである。このような助手席用のエアバッグ装置2は、図5に示すように、上記したエアバッグ本体を膨出可能に備えたエアバッグモジュール3と、インストルメントパネル1からのエアバッグ本体の膨出用開口部となるエアバッグリッド部4とを備えている。
このうち、エアバッグリッド部4は、図6に示すように、エアバッグリッド部材5と、このエアバッグリッド部材5の裏面側に配設された樹脂製枠部材6とを備えている。この場合、エアバッグリッド部材5は、インストルメントパネル1に一体形成されている。
上記したエアバッグリッド部材5は、裏面側にほぼ閉ループ状の開裂溝7(図4も併せて参照のこと)を備えており、この開裂溝7によって、上記した膨出用開口部を開成可能なリッド部8と、このリッド部8の外周を取囲むリッド外周部9とに区分可能に構成されている。
また、上記した樹脂製枠部材6は、リッド部8のほぼ下方に位置する開閉ドア部11と、リッド外周部9のほぼ下方に位置する固定枠部12と、開閉ドア部11および固定枠部12の間を所要の余長を有して連結するヒンジ用余長部13とを備えている。
更に、開閉ドア部11が、その上面に、リッド部8の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ14を備えている。同様に、固定枠部12が、その上面に、リッド外周部9の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ15を備えている。
なお、符号16は、リッド部8が開成する際のヒンジ中心部、符号17は、固定枠部12に設けられた取付脚部である。ここで、ヒンジ中心部16は、固定点として設定されるようなものではなく、リッド部8の回動に伴う実質的なものである。また、取付脚部17は、エアバッグ本体の膨出用開口部の縁部にほぼ沿って、エアバッグ本体の膨出方向下方へほぼ延びるように、固定枠部12から一体に延設形成されたものである。この取付脚部17は、エアバッグモジュール3の上端部を収容してエアバッグ本体の膨出をガイドすると共に、エアバッグモジュール3の上端部近傍を、フック部18(図5も併せて参照のこと)を介して係止、保持させ得るようにしたものである。なお、エアバッグモジュール3は、その下端部を図示しない車体強度部材に対し、ブラケットを介して固定される。この固定部分については、公知の構造であっても良い。
なお、以上の構成は、上記した従来例のものとほぼ同様であると共に、この発明の実施例およびその変形例においても共通な構成である。
更に、補足説明をすると、インストルメントパネル1には、芯材単層のものや、芯材と表皮とを有する二層のものや、芯材と発泡層と表皮とを有する三層のものや、芯材と多層表皮とを有する多層のものなど、各種のものが存在している。このうち図6のものは、芯材と表皮とを有する二層のものとなっているが、これに限るものではない。但し、この発明の構造は、芯材単層のものや、芯材と表皮とを有する二層のものに適用される場合が多い。
また、エアバッグリッド部材5には、インストルメントパネル1と一体とされたものと、インストルメントパネル1と別体とされたものとが存在している。この場合、エアバッグリッド部材5は、インストルメントパネル1と一体のものとされているが、これに限るものではない。
そして、エアバッグリッド部材5のほぼ閉ループ状の開裂溝7には、平面視ほぼロ字状(一枚開き)のものや、平面視ほぼ日字状(二枚開き)のものなどが存在している。この場合には、平面視ほぼ日字状(二枚開き)のものなどとされている。平面視ほぼ日字状の開裂溝7の場合、中間の横裂溝部が、各リッド部8の先端部となり、上下の横裂溝部が、各リッド部8の基端部となる。よって、ヒンジ中心部16は、各リッド部8の基端部の側にできることとなる。ほぼ閉ループ状の開裂溝7は、実質的に同等の機能を有することができれば、一部が跡切れていても良い。なお、ロ字状および日字状の開裂溝7は、ほぼ車幅方向へ延びる横長状に形成されている。また、リッド部8は、エアバッグリッド部材5の可動部となり、リッド外周部9は、エアバッグリッド部材5の固定部となる。
そして、開裂溝7を平面視ほぼ日字状とした場合、樹脂製枠部材6は、図1に示すように、平面視ほぼH字状をしたスリット状空間19によって開閉ドア部11と固定枠部12との側部間、および、二枚の開閉ドア部11の先端部間が画成されることとなる。平面視ほぼH字状のスリット状空間19は、平面視ほぼ日字状の開裂溝7における、上下の横裂溝部を除く、中央の横裂溝部と両側の縦開裂部とに対応する部分(ほぼ真下の部分)に設けられる。
そして、上下の横裂溝部と対応する部分において、開閉ドア部11と固定枠部12とがヒンジ用余長部13を介して、連結される。このヒンジ用余長部13は、上下の横裂溝部の真下よりもリッド部8に寄った位置に設けられる。ヒンジ用余長部13は、リッド部8が理想のモードで完全に開成した時に、ほぼ丁度良い余長長さとなるように設定される。ヒンジ用余長部13は、側面視ほぼU字状、または、下端部がアール形状のほぼV字状となるように、下方へ迂回された形状とされている。このヒンジ用余長部13は、開閉ドア部11と固定枠部12との間に、ほぼ車幅方向に沿って、端から端までほぼ連続して形成されている。
そして、以上のような基本構成および補足説明に対し、この実施例のものでは、ヒンジ用余長部13に対し、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を抑制可能な開成力伝達抑制機能部21を、部分的に設ける。
ここで、開成力伝達抑制機能部21は、開閉ドア部11の開成力によって破損されない程度のものとする必要がある。
なお、上記は、所要の作用効果を発揮するための必要最小限の構成であり、上記されていない構成については、自由度を有している。例えば、開成力伝達抑制機能部21の(より具体的な)構成などについては、この段階ではまだ任意のものであって良い。また、上記構成の記載から読取ることが可能な事項については、特に具体的に記載されていない場合であっても、その範囲内に含まれる。
そして、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21は、図1に示すように、ヒンジ用余長部13に形成された複数の広幅スリット部22と、この広幅スリット部22の間に設けられた狭幅ヒンジ部23とを備えるようにしても良い。
ここで、広幅スリット部22は、いわゆる線状のスリットでは、単にヒンジ用余長部13を分断するだけなので、線状のスリットよりも幅の広いもの(抜穴部)とする。好ましくは、広幅スリット部22は、狭幅ヒンジ部23とほぼ同程度の幅寸法を有するものとする。この場合には、各ヒンジ用余長部13について、広幅スリット部22を4箇所と、その間に狭幅ヒンジ部23を3箇所形成するようにしている。上記は、この場合の最適構成であるが、これに限るものではない。なお、狭幅ヒンジ部23は、ヒンジ用余長部13と同じ厚みとなるように構成されている。
或いは、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21は、図2、図3に示すように、ヒンジ用余長部13の他の部分よりも薄肉に構成された薄肉ヒンジ部24としても良い。
ここで、薄肉ヒンジ部24は、ヒンジ用余長部13の他の部分よりも、2〜4割程度肉厚を薄くしたものとしている。これは、薄肉ヒンジ部24をそれよりも厚くすると、開成力伝達抑制機能が余り期待できず、反対に、薄肉ヒンジ部24をそれよりも薄くすると、薄肉ヒンジ部24自体が破損してしまうおそれがあることによる。この数値範囲は、各種実験を繰返した結果得られたものであり、多少の条件の違いによらず、安定して確実に作動することができるという実用上意味のある範囲を示すものである。この場合、薄肉ヒンジ部24は、ヒンジ用余長部13と連続して形成されている。薄肉ヒンジ部24と、ヒンジ用余長部13とを分離した場合には、上記数値範囲は、変更されることになる。また、上記した狭幅ヒンジ部23を、薄肉ヒンジ部24とすることも可能である。但し、この場合にも、上記数値範囲は、変更されることになる。
更に、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21は、図1、図2に示すように、ヒンジ用余長部13の延設方向25のほぼ中央位置に形成するようにしても良い。
ここで、部分的な開成力伝達抑制機能部21は、ヒンジ用余長部13の延設方向25のほぼ中央位置のほぼ1/3程度の範囲に形成するようにしている。これは、開成力伝達抑制機能部21の範囲をそれよりも広くすると、ヒンジ用余長部13の強度が低下してしまい、開成力伝達抑制機能部21の範囲をそれよりも狭くすると、開成力伝達抑制機能部21の効果が薄くなることによる。この数値範囲は、各種実験を繰返した結果得られたものであり、多少の条件の違いによらず、安定して確実に作動することができるという実用上意味のある範囲を示すものである。
次に、この実施例の作用について説明する。
インストルメントパネル1に一体形成されたエアバッグリッド部材5の裏面側に、樹脂製枠部材6を配設し、開閉ドア部11の上面に設けた溶着用リブ14を、リッド部8の裏面に対して振動溶着し、固定枠部12の上面に設けた溶着用リブ15を、リッド外周部9の裏面に対して振動溶着することによって、エアバッグリッド部4を構成する。
そして、このエアバッグリッド部4に対し、エアバッグモジュール3を取付ける。エアバッグモジュール3は、その下端部を図示しない車体強度部材に対し、ブラケットを介して固定させるようにする。また、エアバッグモジュール3は、その上端部を取付脚部17の内側に収容した状態で、フック部18を介して取付脚部17に係止、保持させ得るようにする。但し、フック部18は、非作動時は、遊嵌状態に設置しておくようにする。
緊急時にエアバッグモジュール3から膨張・展開したエアバッグ本体は、図9に矢印Aで示すように、開閉ドア部11およびリッド部8を下側から押圧し、図10に示すように、ほぼ閉ループ状の開裂溝7を破断して開閉ドア部11およびリッド部8を開成し、インストルメントパネル1の部分に膨出用開口部を形成することによって、車室内へ膨出して行くように作動する。
一方、ほぼ閉ループ状の開裂溝7が破断されることにより開成を開始した開閉ドア部11およびリッド部8は、図10に矢印Bおよび破線で示すように、ヒンジ中心部16を中心として最後まで回動すると共に、ヒンジ用余長部13は、この回動に追従して伸びることにより回動を補助し、且つ、切れないで残ることにより開閉ドア部11と固定枠部12との分離による飛散を防止することが予定されている。
ここで、作動時の開閉ドア部11の開成力(エアバッグ本体の押圧によって発生される開閉ドア部11が開成する力)は、ヒンジ用余長部13を介して固定枠部12へと伝達されることになるが、伝達される開成力が大きいと、固定枠部12上面の溶着用リブ15が、リッド外周部9の裏面から剥がされてしまうようなことが考えられる。
そこで、この実施例によれば、以下のような対策を採用することによって、これを防止するようにしている。
先ず、エアバッグリッド部材5と、該エアバッグリッド部材5の裏面側に配設された樹脂製枠部材6とを備え、前記エアバッグリッド部材5が、裏面側に形成されたほぼ閉ループ状の開裂溝7によって、膨出用開口部を開成可能なリッド部8と、リッド部8の外周を取囲むリッド外周部9とに区分可能に構成され、前記樹脂製枠部材6が、前記リッド部8のほぼ下方に位置する開閉ドア部11と、前記リッド外周部9のほぼ下方に位置する固定枠部12と、開閉ドア部11および固定枠部12の間を余長を有して連結するヒンジ用余長部13とを備え、前記開閉ドア部11が、その上面に、前記リッド部8の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ14を備えると共に、前記固定枠部12が、その上面に、前記リッド外周部9の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブ15を備えたエアバッグリッド部構造において、前記ヒンジ用余長部13に対し、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を抑制可能な開成力伝達抑制機能部21を、部分的に設けたことにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、ヒンジ用余長部13に対して部分的に開成力伝達抑制機能部21を設けることにより、ヒンジ用余長部13の全体としての強度をほぼ保ちつつ、開成力伝達抑制機能部21の位置で部分的に強度を落とすことが可能となる。これにより、ヒンジ用余長部13の機能を保持したまま、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を、開成力伝達抑制機能部21の位置にて抑制することが可能となる。これにより、少なくとも開成力伝達抑制機能部21の位置においては、リッド外周部9の裏面に対する固定枠部12の溶着用リブ15の剥がれを確実に防止することが可能となる。
また、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21が、ヒンジ用余長部13に形成された複数の広幅スリット部22と、該広幅スリット部22の間に設けられた狭幅ヒンジ部23とを備えたことにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、ヒンジ用余長部13に形成された複数の広幅スリット部22と、広幅スリット部22の間に設けられた狭幅ヒンジ部23とが、部分的な開成力伝達抑制機能部21としてそれぞれ機能することにより、開成力伝達抑制機能部21の位置における、リッド外周部9の裏面に対する固定枠部12の溶着用リブ15の剥がれを確実に防止することが可能となる。この際、広幅スリット部22は、その全幅に亘って、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を、ほぼ完全に抑制することができる。また、狭幅ヒンジ部23は、ヒンジ用余長部13の他の部分から分離独立されて、狭い範囲での連結となっているので、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を、効果的に抑制することができる。更に、狭幅ヒンジ部23は、広幅スリット部22を形成するだけで容易に形成することができるので加工も容易である。
或いは、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21が、ヒンジ用余長部13の他の部分よりも薄肉に構成された薄肉ヒンジ部24であることにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、薄肉ヒンジ部24が部分的な開成力伝達抑制機能部21として機能することにより、開成力伝達抑制機能部21の位置における、リッド外周部9の裏面に対する固定枠部12の溶着用リブ15の剥がれを確実に防止することが可能となる。この際、薄肉ヒンジ部24は、部分的に強度が低下することによって、開閉ドア部11の開成力の固定枠部12への伝達を、効果的に抑制することができる。
そして、上記において、部分的な開成力伝達抑制機能部21が、ヒンジ用余長部13の延設方向25のほぼ中央位置に形成されたことにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、開閉ドア部11が開成する際に発生する力(開成力)は、ヒンジ用余長部13の延設方向25のほぼ中央位置が最も大きく成ることが予測できるので、この位置に部分的に開成力伝達抑制機能部21を設けることにより、最も効果的に、リッド外周部9の裏面に対する固定枠部12の溶着用リブ15の剥がれを防止することが可能となる。
なお、上記予測は、エアバッグ本体が、通常曲面状をしているので、ヒンジ用余長部13の延設方向25のほぼ中央位置が最初に押圧される可能性が最も高いことによる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」の用語がある場合には、常識的に認められる範囲までを含むという意味で用いられている。
本発明の実施例にかかる樹脂製枠部材の平面図である。 本発明の他の実施例にかかる樹脂製枠部材の平面図である。 図2の樹脂製枠部材の側断面図である。 従来例にかかるインストルメントパネルの斜視図である。 図4のインストルメントパネルにおける助手席用のエアバッグ装置部分の断面図である。 図5の部分拡大断面図である。 図5の樹脂製枠部材の平面図である。 図5の樹脂製枠部材の側断面図である。 図6の作動図である。 図9に続く作動図である。
符号の説明
5 エアバッグリッド部材
6 樹脂製枠部材
7 開裂溝
8 リッド部
9 リッド外周部
11 開閉ドア部
12 固定枠部
13 ヒンジ用余長部
14 溶着用リブ
15 溶着用リブ
21 開成力伝達抑制機能部
22 広幅スリット部
23 狭幅ヒンジ部
24 薄肉ヒンジ部
25 延設方向

Claims (4)

  1. エアバッグリッド部材と、該エアバッグリッド部材の裏面側に配設された樹脂製枠部材とを備え、
    前記エアバッグリッド部材が、裏面側に形成されたほぼ閉ループ状の開裂溝によって、膨出用開口部を開成可能なリッド部と、リッド部の外周を取囲むリッド外周部とに区分可能に構成され、
    前記樹脂製枠部材が、前記リッド部のほぼ下方に位置する開閉ドア部と、前記リッド外周部のほぼ下方に位置する固定枠部と、開閉ドア部および固定枠部の間を余長を有して連結するヒンジ用余長部とを備え、
    前記開閉ドア部が、その上面に、前記リッド部の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブを備えると共に、前記固定枠部が、その上面に、前記リッド外周部の裏面に対して振動溶着可能な溶着用リブを備えたエアバッグリッド部構造において、
    前記ヒンジ用余長部に対し、開閉ドア部の開成力の固定枠部への伝達を抑制可能な開成力伝達抑制機能部を、部分的に設けたことを特徴とするエアバッグリッド部構造。
  2. 部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部に形成された複数の広幅スリット部と、該広幅スリット部の間に設けられた狭幅ヒンジ部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグリッド部構造。
  3. 部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部の他の部分よりも薄肉に構成された薄肉ヒンジ部であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグリッド部構造。
  4. 部分的な開成力伝達抑制機能部が、ヒンジ用余長部の延設方向のほぼ中央位置に形成されたことを特徴とする請求項または1ないし3のいずれか1項に記載のエアバッグリッド部構造。
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