JP2004169507A - 折板屋根の天窓構造 - Google Patents
折板屋根の天窓構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004169507A JP2004169507A JP2002339381A JP2002339381A JP2004169507A JP 2004169507 A JP2004169507 A JP 2004169507A JP 2002339381 A JP2002339381 A JP 2002339381A JP 2002339381 A JP2002339381 A JP 2002339381A JP 2004169507 A JP2004169507 A JP 2004169507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folded plate
- shaped
- glass
- fixed
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
【課題】折板の頂接合縁部に簡単に位置決め固定することのできるガラス受材を使用して製作される天窓構造を提供することにある。
【解決手段】折板屋根の天窓構造において、ガラス受材(4)が、ガラス受材の両端に固定された結露受け用U形支持材(5a、5b)と、一方の結露受け用U形支持材(5a)に固定され、一方の折板(1)の頂接合縁部(3)に引っ掛けて止める幅広のフック(6)を有する取付板(7)と、他方の結露受け用U形支持材(5b)と一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合する逆U形部分(8)と、を含み、一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に、T形ボルト(9)のためのボルト通し孔(10)を設けてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】折板屋根の天窓構造において、ガラス受材(4)が、ガラス受材の両端に固定された結露受け用U形支持材(5a、5b)と、一方の結露受け用U形支持材(5a)に固定され、一方の折板(1)の頂接合縁部(3)に引っ掛けて止める幅広のフック(6)を有する取付板(7)と、他方の結露受け用U形支持材(5b)と一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合する逆U形部分(8)と、を含み、一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に、T形ボルト(9)のためのボルト通し孔(10)を設けてなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、折板屋根の天窓構造に関し、特に天窓の採光ガラス板の受材の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
折板屋根は、工場や倉庫等の屋根に採用されており、代表的な例としては、横材上に架設され、頂接合縁部のはぜ継ぎにより接合されて山・谷形の屋根を構成する複数の折板と、屋根に形成される天窓と、からなっている。天窓は、折板で構成される屋根の所望箇所において折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、頂接合縁部に側方から係合するビスネジと、折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられ、且つガラス受材で下から支持された採光ガラス板と、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなっている。かくして、ガラス受材に固定された支持材の逆U形部分を折板の頂接合縁部にビスネジによって固定することによってガラス受材は折板から支持され、T形ボルト・ナットにより、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締することによって、採光ガラスは結果的にガラス受材の支持材を介して折板の頂部から支持されることになる。このような構成の折板屋根の天窓構造は本出願人の特許第3,040,733号の特許公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の天窓を構成するには、作業手順がある。先ず、ガラス受材を、その両端の支持材の逆U形部分の直立部にビスネジを側方からねじ込んで折板の頂接合縁部に係合させることによって折板の頂接合縁部に固定する。これによってガラス受材の折板に対する位置決めがなされ、次いで、T形ボルトを差し込んだキャップを上から折板及びガラス受材の支持材に載せ、T形ボルトを支持材の逆U形部分の水平部分に通して折板及びガラス受材の支持材の下から座金を当てT形ボルト・ナットにナットを嵌めてこれを締めることによってキャップが折板及びガラス受材に固定される。最後に、採光ガラス板をガスケットを介してキャップに固定する。このことから分かるように、最初の段階でのガラス受材の位置決め固定が、ビスネジをガラス受材の支持材の逆U形部分の垂直部にそれぞれねじ込んで折板の頂接合縁部に係合させることによって行われていた為に、作業性が大変悪い欠点があった。
【0004】
本発明の目的は、作業性の向上の観点から、折板の頂接合縁部に簡単に位置決め固定することのできるガラス受材を使用して製作される天窓構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、折板で構成される屋根の所望箇所において折板の頂接合縁部に両端が位置決め固定されるガラス受材と、折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられ、且つガラス受材で下から支持された採光ガラス板と、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造において、前記ガラス受材が、ガラス受材の両端に固定された結露受け用U形支持材と、一方の結露受け用U形支持材に固定され、一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けて止められる幅広のフックを有する取付板と、他方の結露受け用U形支持材と一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合する逆U形部分と、を含み、一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に、T形ボルトのためのボルト通し孔を設けてなる、折板屋根の天窓構造を提供する。
【0006】
【作用】
ガラス受材を、その一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板の幅広のフックを一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けて止め、他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分を他方の折板の頂接合縁部に係合させることによって折板間に位置決めする。次いで、T形ボルトを差し込んだキャップを上から折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材に載せ、T形ボルトを一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び下方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に明けられたボルト通し孔に通し、折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材の下から座金を当てT形ボルトにナットを嵌めてこれを締めることによってキャップが折板及びガラス受材に固定される。最後に、採光ガラス板をガスケットを介してキャップに固定する。
【0007】
【発明の実施形態】
図1を参照すると、屋根は、頂接合縁部(ハゼ)のハゼ継ぎにより接合されて山・谷形の屋根を構成する複数の金属製の折板1(図ではそのうちの2つだけを示す)と、屋根の所々に形成される天窓2と、からなっている。天窓2は、一対の隣接した折板1の頂接合縁部3間に構成される空間に所望の間隔で配置され、頂接合縁部3に取り付けられるガラス受材4を有する。ガラス受材4は、ガラス受材4の両端にスポット溶接により固定された結露受け用U形支持材5a、5bと、一方の結露受け用U形支持材5aにスポット溶接により固定され、且つ一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けられるようになった幅広のフック6を有する取付板7と、他方の結露受け用U形支持材5bと一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合するようになった逆U形部分8と、を含む。一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7及び他方の結露受け用U形支持材5bの逆U形部分8には、T形ボルト9のためのボルト通し孔10a、10bが明けられている。ガラス受材の折板の頂接合縁部に対する取り付けは、ガラス受材4の一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7の幅広のフック6を一方の折板1の頂接合縁部3に引っ掛けて止め、他方の結露受け用U形支持材5bの 逆U形部分8を他方の折板1の頂接合縁部3に係合させることによって達成される。尚、ガラス受材を折板の予定された正確な位置に取り付けるために、通常折板の頂接合縁部に墨着けがなされ、これを覗けるようにフック及び 逆U形部分に覗き穴17が設けられるのがよい。
【0008】
天窓2は、この技術分野で良く知られているように、折板の頂接合縁部3を上から覆うキャップ11を更に含み、該キャップ11はその下端にU形折曲げ足部11a、11bを有する。後述するようにキャップ11と協同するT形ボルト9が設けられ、該T形ボルト9はその両側にウイング9a、9bを有する。T形ボルト9は、そのウイング9a、9bがキャップ11のU形折曲げ足部11a、11bに係合するようにキャップ11に差し込まれる。
【0009】
キャップ11のU形折曲げ足部11a、11bを上から折板及びガラス受材4の結露受け用U形支持材5a、5bに載せ、T形ボルト9を一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7及び他方の結露受け用U形支持材5bの 逆U形部分8に明けられたボルト通し孔10a、10bに通し、折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材の下から座金12を当てT形ボルト9にナット13を嵌めてこれを締めることによってキャップ11は折板及びガラス受材に固定される。もっと正確には、T形ボルト9のウイング9a、9bがキャップ11のU形折曲げ足部11a、11bに作用し、座金12と協同してキャップを折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材に固定する。採光ガラス板14がガラス受材4の上に載せられ、ガスケット15を介してキャップ11に固定される。かくして、採光ガラス板14はガラス受材4で支持されるとともに、ガラス受材の支持材を介して折板から支持されることになる。尚16は、ガスケット15の下に位置し、ガラス受材4の結露受け用U形支持材5a、5bで下から支えられる結露受けであって、天窓の長さに渡って延びている。
【0010】
【発明の効果】
本発明による天窓構造では、採光ガラス板を下から支えるガラス受材がビスによらないで折板に取り付けられるように構成されているので、作業効率が大変向上する。ガラス受材を折板に取り付けるため折板の頂接合縁部に引っ掛けて止めるフックが幅広に構成されているため、引っ掛けて止める領域が長く、そのため、ガラス受材が折板に対して振れることなく直角に安定的に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天窓構造の全体の断面図である。
【図2】本発明による天窓構造の種々の構成部品の斜視図である。
【符号の説明】
1 折板
2 天窓
3 頂接合縁部
4 ガラス受材
5a 結露受け用U形支持材
5b 結露受け用U形支持材
6 フック
7 取付板
8 延長部
9 T形ボルト
9a ウイング
9b ウイング
10 ボルト通し孔
11 キャップ
11a U形折曲げ足部
11b U形折曲げ足部
12 座金
13 ナット
14 採光ガラス板
15 ガスケット
16 結露受け
【発明の属する分野】
本発明は、折板屋根の天窓構造に関し、特に天窓の採光ガラス板の受材の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
折板屋根は、工場や倉庫等の屋根に採用されており、代表的な例としては、横材上に架設され、頂接合縁部のはぜ継ぎにより接合されて山・谷形の屋根を構成する複数の折板と、屋根に形成される天窓と、からなっている。天窓は、折板で構成される屋根の所望箇所において折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、頂接合縁部に側方から係合するビスネジと、折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられ、且つガラス受材で下から支持された採光ガラス板と、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなっている。かくして、ガラス受材に固定された支持材の逆U形部分を折板の頂接合縁部にビスネジによって固定することによってガラス受材は折板から支持され、T形ボルト・ナットにより、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締することによって、採光ガラスは結果的にガラス受材の支持材を介して折板の頂部から支持されることになる。このような構成の折板屋根の天窓構造は本出願人の特許第3,040,733号の特許公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の天窓を構成するには、作業手順がある。先ず、ガラス受材を、その両端の支持材の逆U形部分の直立部にビスネジを側方からねじ込んで折板の頂接合縁部に係合させることによって折板の頂接合縁部に固定する。これによってガラス受材の折板に対する位置決めがなされ、次いで、T形ボルトを差し込んだキャップを上から折板及びガラス受材の支持材に載せ、T形ボルトを支持材の逆U形部分の水平部分に通して折板及びガラス受材の支持材の下から座金を当てT形ボルト・ナットにナットを嵌めてこれを締めることによってキャップが折板及びガラス受材に固定される。最後に、採光ガラス板をガスケットを介してキャップに固定する。このことから分かるように、最初の段階でのガラス受材の位置決め固定が、ビスネジをガラス受材の支持材の逆U形部分の垂直部にそれぞれねじ込んで折板の頂接合縁部に係合させることによって行われていた為に、作業性が大変悪い欠点があった。
【0004】
本発明の目的は、作業性の向上の観点から、折板の頂接合縁部に簡単に位置決め固定することのできるガラス受材を使用して製作される天窓構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、折板で構成される屋根の所望箇所において折板の頂接合縁部に両端が位置決め固定されるガラス受材と、折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられ、且つガラス受材で下から支持された採光ガラス板と、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造において、前記ガラス受材が、ガラス受材の両端に固定された結露受け用U形支持材と、一方の結露受け用U形支持材に固定され、一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けて止められる幅広のフックを有する取付板と、他方の結露受け用U形支持材と一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合する逆U形部分と、を含み、一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に、T形ボルトのためのボルト通し孔を設けてなる、折板屋根の天窓構造を提供する。
【0006】
【作用】
ガラス受材を、その一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板の幅広のフックを一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けて止め、他方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分を他方の折板の頂接合縁部に係合させることによって折板間に位置決めする。次いで、T形ボルトを差し込んだキャップを上から折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材に載せ、T形ボルトを一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び下方の結露受け用U形支持材の 逆U形部分に明けられたボルト通し孔に通し、折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材の下から座金を当てT形ボルトにナットを嵌めてこれを締めることによってキャップが折板及びガラス受材に固定される。最後に、採光ガラス板をガスケットを介してキャップに固定する。
【0007】
【発明の実施形態】
図1を参照すると、屋根は、頂接合縁部(ハゼ)のハゼ継ぎにより接合されて山・谷形の屋根を構成する複数の金属製の折板1(図ではそのうちの2つだけを示す)と、屋根の所々に形成される天窓2と、からなっている。天窓2は、一対の隣接した折板1の頂接合縁部3間に構成される空間に所望の間隔で配置され、頂接合縁部3に取り付けられるガラス受材4を有する。ガラス受材4は、ガラス受材4の両端にスポット溶接により固定された結露受け用U形支持材5a、5bと、一方の結露受け用U形支持材5aにスポット溶接により固定され、且つ一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けられるようになった幅広のフック6を有する取付板7と、他方の結露受け用U形支持材5bと一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合するようになった逆U形部分8と、を含む。一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7及び他方の結露受け用U形支持材5bの逆U形部分8には、T形ボルト9のためのボルト通し孔10a、10bが明けられている。ガラス受材の折板の頂接合縁部に対する取り付けは、ガラス受材4の一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7の幅広のフック6を一方の折板1の頂接合縁部3に引っ掛けて止め、他方の結露受け用U形支持材5bの 逆U形部分8を他方の折板1の頂接合縁部3に係合させることによって達成される。尚、ガラス受材を折板の予定された正確な位置に取り付けるために、通常折板の頂接合縁部に墨着けがなされ、これを覗けるようにフック及び 逆U形部分に覗き穴17が設けられるのがよい。
【0008】
天窓2は、この技術分野で良く知られているように、折板の頂接合縁部3を上から覆うキャップ11を更に含み、該キャップ11はその下端にU形折曲げ足部11a、11bを有する。後述するようにキャップ11と協同するT形ボルト9が設けられ、該T形ボルト9はその両側にウイング9a、9bを有する。T形ボルト9は、そのウイング9a、9bがキャップ11のU形折曲げ足部11a、11bに係合するようにキャップ11に差し込まれる。
【0009】
キャップ11のU形折曲げ足部11a、11bを上から折板及びガラス受材4の結露受け用U形支持材5a、5bに載せ、T形ボルト9を一方の結露受け用U形支持材5aに固定された取付板7及び他方の結露受け用U形支持材5bの 逆U形部分8に明けられたボルト通し孔10a、10bに通し、折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材の下から座金12を当てT形ボルト9にナット13を嵌めてこれを締めることによってキャップ11は折板及びガラス受材に固定される。もっと正確には、T形ボルト9のウイング9a、9bがキャップ11のU形折曲げ足部11a、11bに作用し、座金12と協同してキャップを折板及びガラス受材の結露受け用U形支持材に固定する。採光ガラス板14がガラス受材4の上に載せられ、ガスケット15を介してキャップ11に固定される。かくして、採光ガラス板14はガラス受材4で支持されるとともに、ガラス受材の支持材を介して折板から支持されることになる。尚16は、ガスケット15の下に位置し、ガラス受材4の結露受け用U形支持材5a、5bで下から支えられる結露受けであって、天窓の長さに渡って延びている。
【0010】
【発明の効果】
本発明による天窓構造では、採光ガラス板を下から支えるガラス受材がビスによらないで折板に取り付けられるように構成されているので、作業効率が大変向上する。ガラス受材を折板に取り付けるため折板の頂接合縁部に引っ掛けて止めるフックが幅広に構成されているため、引っ掛けて止める領域が長く、そのため、ガラス受材が折板に対して振れることなく直角に安定的に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天窓構造の全体の断面図である。
【図2】本発明による天窓構造の種々の構成部品の斜視図である。
【符号の説明】
1 折板
2 天窓
3 頂接合縁部
4 ガラス受材
5a 結露受け用U形支持材
5b 結露受け用U形支持材
6 フック
7 取付板
8 延長部
9 T形ボルト
9a ウイング
9b ウイング
10 ボルト通し孔
11 キャップ
11a U形折曲げ足部
11b U形折曲げ足部
12 座金
13 ナット
14 採光ガラス板
15 ガスケット
16 結露受け
Claims (1)
- 折板で構成される屋根の所望箇所において折板の頂接合縁部に両端が位置決め固定されるガラス受材と、折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられ、且つガラス受材で下から支持された採光ガラス板と、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造において、前記ガラス受材が、ガラス受材の両端に固定された結露受け用U形支持材と、一方の結露受け用U形支持材に固定され、一方の折板の頂接合縁部に引っ掛けて止められる幅広のフックを有する取付板と、他方の結露受け用U形支持材と一体で、他方の折板の頂接合縁部に係合する逆U形部分と、を含み、一方の結露受け用U形支持材に固定された取付板及び他方の結露受け用U形支持材の逆U形部分に、T形ボルトのためのボルト通し孔を設けてなる、折板屋根の天窓構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339381A JP2004169507A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 折板屋根の天窓構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339381A JP2004169507A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 折板屋根の天窓構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004169507A true JP2004169507A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32702335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002339381A Pending JP2004169507A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 折板屋根の天窓構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004169507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009458A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Nissho Grand System Kk | 採光板の支持桁材および採光装置 |
JP2017145672A (ja) * | 2016-02-21 | 2017-08-24 | 本間 悦子 | 天窓サイドフレームを回転させることなく取り付ける天窓設置方法。 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339381A patent/JP2004169507A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009458A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Nissho Grand System Kk | 採光板の支持桁材および採光装置 |
JP2017145672A (ja) * | 2016-02-21 | 2017-08-24 | 本間 悦子 | 天窓サイドフレームを回転させることなく取り付ける天窓設置方法。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2941271B1 (ja) | 外壁板の縦張り用留め付け金具、該金具を使用した縦張り外壁板の下端部留め付け方法及び留め付け構造 | |
JP2004169507A (ja) | 折板屋根の天窓構造 | |
JPS6337387Y2 (ja) | ||
JP5290878B2 (ja) | 折板屋根用力骨体及び折板屋根の力骨体取付構造 | |
JP3040733B2 (ja) | 天窓構造 | |
JPH038962A (ja) | 断熱屋根の架設方法および架設構造 | |
JP3729493B2 (ja) | パネルの受金具構造 | |
JP2011038286A (ja) | 折板屋根の力骨体取付用具及び折板屋根の力骨体取付構造 | |
JP4057797B2 (ja) | 角形鋼接合用の変形防止金物とフレームの組立て方法。 | |
JP2683885B2 (ja) | 折版屋根の採光部支持装置 | |
JP3034570U (ja) | 手摺用支柱の取付装置 | |
JP3008492U (ja) | 垂木に対する横木の連結装置 | |
JPH09279771A (ja) | 折版屋根用の開口部補強構造 | |
JPH041226Y2 (ja) | ||
JPS6016161Y2 (ja) | 柱の取付装置 | |
JP2514196Y2 (ja) | 垂木と野縁の連結構造 | |
JPS6315476Y2 (ja) | ||
JP3156192U (ja) | 天井板の支持構造 | |
JPH11336288A (ja) | パネル接合金具および壁構造 | |
JP2899554B2 (ja) | 折板屋根構造、およびこれに用いる天井板支持具 | |
JPH0972048A (ja) | 折板屋根構造、およびこれに用いる改修用折板支持金具 | |
JPH0432435Y2 (ja) | ||
JPH09287233A (ja) | 軒先ユニット設置構造 | |
JPH03287958A (ja) | 建造物の上部構造および建造物の屋根葺き工法 | |
JP2514276Y2 (ja) | 屋根構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080331 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |