JP2004162258A - キャビネットへのラッチ装置の取付構造 - Google Patents

キャビネットへのラッチ装置の取付構造 Download PDF

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浩 金子
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Abstract

【課題】キャビネット内の収納スペースを大とし得るラッチ装置の取付構造を提供する。
【解決手段】扉2の下端部の後面に、ラッチ本体10を設けるとともに、キャビネット本体における底面板6のラッチ本体10と対向する下面に、前面と下面が開口する凹部14を形成し、この凹部14内に、ラッチ本体10の係合爪8aが係脱可能な係止片11を突設したカバー部材12を嵌合する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面開口部に、側端が開閉可能に枢着された扉を有するキャビネットへのラッチ装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビネットの中には、前面開口部に、扉の一側部を蝶番等により開閉可能に枢着するとともに、扉の後面とキャビネット本体の底面板とに、扉を閉じた状態に保持したり、開扉可能としたりするラッチ装置を設けたものがある。
【0003】
図5は、従来のキャビネットへのラッチ装置の取付構造を示すもので、扉aの後面の下端部にラッチ本体bを取付けるとともに、扉aの下端より上方に位置させた底面板cの下面の前端部に、ラッチ本体bの上向き鉤状の係合爪dが係脱し得る逆L字状の係止金具eを取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
上述した従来のラッチ装置の取付構造では、底面板cを扉aの下端より上方に位置させ、その下面に係止金具eが取付けられているため、キャビネット内の物品の収納スペースが小さくなるという問題がある。
【0005】
また、係止金具eが底面板cの下面に突出して取付けられているので、下方より手を差し入れたときに係止金具eに触れ易く、手ざわり感も悪い。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、キャビネット内の収納スペースを大とするとともに、係止部材がキャビネット本体の外面に大きく突出するのを防止し得るようにしたキャビネットへのラッチ装置の取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のラッチ装置の取付構造は、係止片と、該係止片に係合可能な係合爪と操作レバーを有するラッチ本体とからなるラッチ装置を、キャビネット本体の前面の開口部と、該開口部の一側部に側端が開閉可能に枢着された扉とに取付ける際のキャビネットへのラッチ装置の取付構造であって、
前記扉の下端部の後面に、前記ラッチ本体を、その後向きに突設された係合爪と操作レバーとが、斜め前下方に回動し得るように設けるとともに、キャビネット本体の底面板における前記ラッチ本体と対向する部分の下面に、前面と下面が開口する上向きの凹部を設け、該凹部内の下面に、前記係止片を、扉を閉じた状態で前記係合爪と係脱し得るように下向きに突設したことを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、扉の下端部の後面に設けたラッチ本体と対向する底面板の下面に、上向きの凹部を設け、この凹部内の下面に、ラッチ本体の係合爪が係脱する係止片を下向きに突設したことにより、底面板の上面の高さを、少なくとも凹部の深さ分だけ下げることが可能となり、その分、キャビネット内の収納スペースが大となる。
【0008】
また、本発明のラッチ装置の取付構造は、係止片と、該係止片に係合可能な係合爪と操作レバーを有するラッチ本体とからなるラッチ装置を、キャビネット本体の前面の開口部と、該開口部の一側部に側端が開閉可能に枢着された扉とに取付ける際のキャビネットへのラッチ装置の取付構造であって、
前記扉の枢着部と反対側の側端部の後面に、前記ラッチ本体を、その後向きに突設された係合爪と操作レバーとが、斜め前側方に回動し得るように設けるとともに、キャビネット本体の側面板における前記ラッチ本体と対向する部分の外側面に、前面と外側面が開口する内向きの凹部を設け、該凹部内の側面に、前記係止片を、扉を閉じた状態で前記係合爪と係脱し得るように外側方に向かって突設したことを特徴としている。
この構成の本発明によれば、上記と同様、キャビネット本体の側面板を、凹部の深さ分だけ外側方にずらすことができるので、その分、キャビネット内の収納スペースが大となる。
【0009】
上記取付構造において、凹部内に、合成樹脂製のカバー部材を嵌着するとともに、該カバー部材内の下面に、係止片を一体的に突設するのが好ましい。
このようにすると、凹部の内面がカバー部材により体裁よく覆われるとともに、係止片は、合成樹脂製のカバー部材内の下面に一体的に突設されているので、突出感は小さく、かつそれに手を触れた際の手ざわり感もよくなる。
【0010】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は、本発明を適用した2個のキャビネット1,1を備える役員室等に設置されるユニット収納什器の正面図である。
【0012】
キャビネット1における本体前面の開口部の左右両側部には、両開き式のガラス扉2,2の外側端が、図示しない蝶番により前方に開閉可能に枢着されている。
【0013】
図2及び図3に示すように、各ガラス扉2は、その後面の外周端部に取付けられた、アルミニウム合金等よりなる方形断面の枠上フレーム3と、その前面の外周端に形成した保持溝4内に周端縁が嵌合された透明ガラス5とにより構成され、枠上フレーム3の下部後面と対向するキャビネット1内には、底面板6が、枠上フレーム3の上面とほぼ等高をなすように取付けられている。
【0014】
キャビネット1における両ガラス扉2の互いの対向部側の枠上フレーム3の下部後面と、それに対向する底面板6の下面とには、ラッチ装置7が設けられている。
【0015】
ラッチ装置7は、図2及び図3に示すように、後方を向き、後端に上向き鉤状の係合爪8aを有する係合レバー8及び該係合レバー8と連動する斜め後ろ下方を向く操作レバー9を備えるラッチ本体10と、係合爪8aが係脱可能な下向きの係止片11とからなり、係止片11は、前面と下面が開口する上向き凹状断面をなす合成樹脂製のカバー部材12の上面板12aの前端部下面に、一体的に連設されている。
【0016】
ラッチ本体10は、その長方形をなす基片10aが、ねじ13により下部の枠状フレーム3の後面に固定されている。
【0017】
係合レバー8と操作レバー9の基部は、基片10aに、左右方向を向く軸回りに斜め前下方に回動可能に枢着されており、かつ図示しないばねにより常時上向きに付勢されている。
【0018】
ラッチ本体10と対向する底面板6の下面には、前面と下面が開口する上向き方形凹状の嵌合凹部14が形成され、この嵌合凹部14内には、上記カバー部材12が、両側縁と後縁に連設された取付片12bを凹部14の周囲の底面板6の下面に当接させるとともに、前端縁の上向片12cの後面を嵌合凹部14形成部の前面に当接させた状態で、取付片12の両側部をねじ13により底面板6の下面に固定することにより、上面板12aの上面が嵌合凹部14内の下面と当接するようにして嵌合されている。
【0019】
これにより、嵌合凹部14の内面は、カバー部材12により覆われている。
【0020】
なお、カバー部材12の後面は、手を深く挿入した際の手ざわり感を良くするために、円弧状に湾曲させてある。
【0021】
上記実施形態において、ガラス扉2の前下方より手を挿入し、ラッチ本体10の操作レバー9を手前に引けば、係合レバー8が下向きに回動して係合爪8aが係止片11より外れることにより、ガラス扉2を図2の矢印のように開くことができる。
【0022】
また、ガラス扉2を閉じると、係合爪8aの前端上部の傾斜面が係止片11に当接して、一旦下向きに回動させられ、係止片11を乗り越えたところで再度上向きに回動してそれと自動的に係合するため、ガラス扉2は閉じた状態に保持される。
【0023】
本発明においては、上述のように、底面板6におけるラッチ本体10と対向する部分の下面に、上向きの環合凹部14を形成し、この凹部14内に、上面板12aに下向きの係止片11を有する上向き凹状のカバー部材12を嵌合し、カバー部材12内において係止片11と係合爪8aが係脱するようになっているため、底面板6のキャビネット1内への取付位置を、カバー部材12の凹部の深さ分だけ低くすることができる。
【0024】
その結果、キャビネット1内の収納スペースが大となり、より多くの物品を収納することができるようになる。
【0025】
また、係止片11は、合成樹脂製のカバー部材12の上面板12aに一体的に形成されているため、従来のような係止金具単品のような突出感はなく、手ざわり感もよくなる。
【0026】
図4は、本発明の他の実施形態を示す横断平面図で、この実施形態では、上記実施形態と同様の片開き式のガラス扉2の左側端の枠状フレーム3の後面に、ラッチ本体10を取付けるとともに、それと対向するキャビネットの側面板15の外側面に、上述と同形状の内向き凹状の嵌合凹部14を形成し、この凹部14内に、上述と同様、係止片11を有するカバー部材12を嵌合している。
【0027】
この実施形態においても、側面板15を、カバー部材12の凹部の深さ分だけ外側方にずらすことができるので、キャビネット内の収納スペースを大とすることができる。
【0028】
なお、上記実施形態においては、後面に枠状フレーム3を有するガラス扉2にラッチ本体10を取付けているが、枠状フレーム3のない木製の扉等の場合は、その後面にラッチ本体10を直接取付けてもよい。
【0029】
係止片11をカバー部材12と一体的に形成したが、カバー部材12を省略して、係止片11を単体で取付けてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0031】
(a)請求項1に記載の発明によれば、キャビネット本体の底面板の下面に、上向きの凹部を設け、この凹部内の下面に、ラッチ本体の係合爪が係脱する係止片を突設しているため、底面板の取付位置を、凹部の深さ分だけ低くすることができ、キャビネット内の収納スペースが大となる。
【0032】
(b)請求項2に記載の発明によれば、キャビネット本体の側面板の取付位置を、凹部の深さ分だけ外側方にずらすことができるため、キャビネット内の収納スペースは大きくなる。
【0033】
(c)請求項3に記載の発明によれば、底面板または側面板に設けた凹部の内面が、カバー部材により体裁よく覆われるとともに、係止片は合成樹脂製のカバー部材内の下面に一体的に突設されているため、突出感は小さく、かつそれに手を触れた際の手ざわり感もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したキャビネットを備えるユニット収納什器の正面図である。
【図2】ラッチ装置とその取付部の斜視図である。
【図3】図1のIII−III線の拡大縦断側面図である。
【図4】本発明の他の実施形態におけるラッチ装置取付部の横断平面図である。
【図5】従来のラッチ装置の取付構造を、キャビネットを一部切欠いて示す側面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット
2 ガラス扉
3 枠状フレーム
4 保持溝
5 透明ガラス
6 底面板
7 ラッチ装置
8 係合レバー
8a 係合爪
9 操作レバー
10 ラッチ本体
10a 基片
11 係止片
12 カバー部材
12a 上面板
12b 取付片
12c 上向片
13 ねじ
14 嵌合凹部
15 側面板

Claims (3)

  1. 係止片と、該係止片に係合可能な係合爪と操作レバーを有するラッチ本体とからなるラッチ装置を、キャビネット本体の前面の開口部と、該開口部の一側部に側端が開閉可能に枢着された扉とに取付ける際のキャビネットへのラッチ装置の取付構造であって、
    前記扉の下端部の後面に、前記ラッチ本体を、その後向きに突設された係合爪と操作レバーとが、斜め前下方に回動し得るように設けるとともに、キャビネット本体の底面板における前記ラッチ本体と対向する部分の下面に、前面と下面が開口する上向きの凹部を設け、該凹部内の下面に、前記係止片を、扉を閉じた状態で前記係合爪と係脱し得るように下向きに突設したことを特徴とするキャビネットへのラッチ装置の取付構造。
  2. 係止片と、該係止片に係合可能な係合爪と操作レバーを有するラッチ本体とからなるラッチ装置を、キャビネット本体の前面の開口部と、該開口部の一側部に側端が開閉可能に枢着された扉とに取付ける際のキャビネットへのラッチ装置の取付構造であって、
    前記扉の枢着部と反対側の側端部の後面に、前記ラッチ本体を、その後向きに突設された係合爪と操作レバーとが、斜め前側方に回動し得るように設けるとともに、キャビネット本体の側面板における前記ラッチ本体と対向する部分の外側面に、前面と外側面が開口する内向きの凹部を設け、該凹部内の側面に、前記係止片を、扉を閉じた状態で前記係合爪と係脱し得るように外側方に向かって突設したことを特徴とするキャビネットへのラッチ装置の取付構造。
  3. 凹部内に、合成樹脂製のカバー部材を嵌着するとともに、該カバー部材内の下面に、係止片を一体的に突設した請求項1または2に記載のキャビネットへのラッチ装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009118958A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 株式会社岡村製作所 フラップ扉付キャビネット、およびそれにおける扉のラッチ装置
IT201600132690A1 (it) * 2016-12-30 2018-06-30 Polo S R L Mobile avente una maniglia perfezionata.

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