JPH074303Y2 - 引出し用把手 - Google Patents

引出し用把手

Info

Publication number
JPH074303Y2
JPH074303Y2 JP3193990U JP3193990U JPH074303Y2 JP H074303 Y2 JPH074303 Y2 JP H074303Y2 JP 3193990 U JP3193990 U JP 3193990U JP 3193990 U JP3193990 U JP 3193990U JP H074303 Y2 JPH074303 Y2 JP H074303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
shaft
frame
opening
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3193990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123073U (ja
Inventor
裕 杉原
誠次 小熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP3193990U priority Critical patent/JPH074303Y2/ja
Publication of JPH03123073U publication Critical patent/JPH03123073U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074303Y2 publication Critical patent/JPH074303Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ファイリングキャビネットや机等に用いられ
るラッチ作動機能を備えた引出し用の把手に関する。
〔従来の技術〕
ファイリングキャビネットや机の引出しにラッチ作動機
能を備える把手を取付け、把手を引き出すことによっ
て、ラッチが外れ、引出しが自由に開くようになってい
るものは、例えば実開昭61−115470号公報に記載されて
いるように公知である。
この従来例を、第4図、第5図に基づいて説明すると、
引出し本体(01)の前面板(02)には開口(03)が設け
られ、かつ開口(03)には、把手枠(04)が嵌められて
いる。
把手枠(04)の側板には軸孔(05)が設けられ、軸孔
(05)には、把手の手掛け部(06)と連動する。把手レ
バー(07)が軸支されている。
手掛け部(06)に手を掛け手前に引き出せば、軸孔(0
5)を中心として把手レバー(07)が手前に揺動し、連
係するラッチ杆(08)を回転させて、ラッチ(09)の係
合を解くので、引出しを自由に開くことができる。
このような従来技術にあっては、第5図に示されるよう
に手掛け部(06)の前面および把手レバー(07)の回転
軸部を、上側の把手枠(04)の裏側に配置している。そ
のため、手掛部(06)の前方側、すなわち把手枠(04)
と手掛け部(06)との間には空間を設けなければならな
い。
このような空間部が存在すると、空間部に手を挾んだ
り、物が挟って把手が動かなくなることがある。また、
その空間を確保すると、引出しの前面板(02)と後面板
(010)との間隔を拡げなければならず、引出しパネル
の厚さが増し、ひいては、引出しの収容容積が小さくな
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、手や物が挾まり易い空間を排するとともに、
引出しパネルの厚さを薄くすることを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上板(1)の内側面に横長突片(2)を、ま
た両側板(3)(3)に軸孔(4)(4)を備え、前面
のみに開口(10)を有する容状の把手枠(5)と、 上部に軸溝(6)を、また両側板(7)(7)に軸嵌合
孔(8)(8)とを備える把手体(9)と、 把手枠(5)の前面開口部(10)から把手体(9)を挿
入した状態で、把手枠(5)の軸孔(4)(4)および
把手体(9)の軸嵌合孔(8)(8)を貫通して、把手
体(9)と連動して回転できるように保持される把手レ
バー(11)とを備え、 引出し本体の前面板(12)の開口部(13)に、把手枠
(5)の開口部(10)を一致させて取付け、かつ引出し
本体の前面板(12)の前面と把手体(9)の手掛部(1
4)の前面とを、ほぼ面一として引出し用把手を構成す
る。
〔作用〕
手掛部(14)を手前に引けば、手掛部(14)を連動して
回転する把手レバー(11)は、軸孔(4)(4)を中心
に手前に揺動し、連係するラッチ杆を回転させ、ラッチ
係合を解く。
把手体(9)の手掛部(14)の前面は、前面板(12)の
前面と面一となっており、手掛部(14)の前方に覆いが
存在していないので、余分な空間が存在せず、手や物の
挾み込みがなく、また、引出しパネルの厚さも薄いもの
となる。
〔実施例〕
本考案の実施例を、図面にもとづいて説明する。
第2図には、把手枠(5)と把手(9)と把手レバー
(11)の分解図が示されている。
把手枠(5)は、両側板(3)(3)、上板(1)、背
板(15)、そして底板(16)から形成され、前面に開口
部(10)を有する前向容器状のもので、合成樹脂で一体
成形されている。
第1図に断面で示すように、上板(1)の内側面には、
開口部(10)に沿って、横長突片(2)が垂設されてい
る。上板(1)および底板(16)の外側面には、係合凹
部(17)を形成する形の突起(18)と、爪部(19)が
突設されている。また、側板(3)(3)には、互いに
対向する円形の軸孔(4)(4)があけられている。
把手(9)は、その下方に垂設された手掛部(14)と、
その上方に傾め上方に向けて突出する軸カバー(20)
と、互いに対向する欠円形の軸嵌合孔(8)(8)を有
する側板(7)とを備えている。
把手(9)は、合成樹脂で一体成形されており、その上
面には、両側板(7)(7)の間において、両軸嵌合孔
(8)(8)を結ぶ軸溝(6)が凹設されている。
把手レバー(11)は、軸部(21)と揺動部(22)からな
り、軸部(21)の断面は、円形ではなく、欠円形の軸嵌
合孔(8)と一致する欠円形を呈している。
把手枠(5)と開口部(10)に把手(9)を挿入し、軸
嵌合孔(8)(8)と軸孔(4)(4)とを一致させた
状態で、把手レバー(11)の軸部(21)を水平に軸孔
(4)に挿入する。すると、把手レバー(11)の軸部
(21)は、把手(9)の軸嵌合孔(8)(8)と嵌合し
て、互いに回転が拘束されるが、把手枠(5)の円形の
軸孔(4)には自由に回動できるように枢支される。
把手レバー(11)が側板(3)の軸孔(4)に枢支され
ると、軸部(21)の下側周面は、軸溝(6)に当接し、
かつ軸部(21)の上側周面は、横長突片(2)に当接
し、軸部(21)は上下から挾み付けられる。
第3図には、開口部(13)を開設した前面板(12)が示
され、組立てが完了した把手枠(5)、把手(9)とに
把手レバー(11)が前面板(12)の開口部(13)に取付
けられている。取付けに際し、把手枠(5)の開口部
(10)を前面板(12)の開口部(13)に一致させ、把手
枠(5)の状の突起(18)と把手枠(5)の上板
(1)とで形成される係合凹部(17)を、前面板(12)
の突出枠(23)に嵌め込む。この時、把手枠(5)に設
けられた爪部(19)が、前面板(12)の突出枠(23)に
設けられた係合片(24)の爪孔(25)に係合し、把手枠
(5)は、前面板(12)にしっかりと固定される。
ラッチ杆(28)と把手レバー(11)とが連動するように
位置付けが完了すると、前面板(12)の裏側から裏面板
(26)を当てる。
裏面板(26)の両側上部のばか孔(32)を介し、把手枠
(5)の両側部に設けられたビス孔(27)に取付ビス
(29)を螺入することにより、裏面板(26)を引出し本
体(A)に対して強固に固定する。
組立てられた引出し本体(A)は、引出しを閉めている
状態では、第1図(a)に示すように、把手(9)の手
掛部(14)の前面が、引出し本体(A)の前面板(12)
とほぼ面一の状態にある。
引出しを開ける際、第2図(b)のように手掛部(14)
を手前に引けば、把手レバー(11)の軸部(21)が回転
し、同揺動部(22)が軸部(21)を中心に手前側に振
れ、ラッチ杆(28)を矢印のように回転させる。
回転するラッチ杆(28)はラッチ(30)を回転させ、図
示しないストッパーから係合孔(31)が外れ、引出し本
体(A)は手前に引出される。
この時、手掛部(14)の前面と上側の前面板(12)の前
面とはほぼ面一となっており、手掛部(14)の前方に何
ら覆いが存在していないので、覆いと手掛部とでできる
空間が存在せず、手や物が空間に挾まる心配がないばか
りか、引出しパネルの厚さを薄くすることができる。
また、把手枠(5)は開口(10)を除いて、合成樹脂製
の上板(1)、背板(15)、底板(16)、側板(3)と
で覆われており、開口部(10)から手を挿入した時に、
手が金属でできた裏面板(26)に触れることがなく、把
手レバー(11)の軸部(21)は軸カバー(26)に覆われ
ているので、手が金属の軸部(21)に触れることもない
ので、手に与えられる感触が向上する。
〔考案の効果〕 (a)手掛部(14)の前方に覆いが存在しないので、覆
いと手掛部との間に形成される空間を省くことができ、
手や物が挾まる恐れがない。
(b)空間を省けるので、引出しパネルの厚さを薄くす
ることができる。
(c)把手枠(5)は、開口部(10)を除いて、全て非
金属の材料で覆われているので、開口部(10)から手を
挿入した時に、裏面板(26)に手が触れず、手の感触を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の引出し用把手の作動状態の
断面図、 第2図は、第1図の一部組立分解図、 第3図は、第1図の一部組立分解図、 第4図は、従来の引出し本体の斜視図、 第5図は、従来の引出し用把手の断面図である。 (A)引出し本体 (1)上板、(2)横長突片 (3)側板、(4)軸孔 (5)把手枠、(6)軸溝 (7)側板、(8)軸嵌合孔 (9)把手、(10)開口部 (11)把手レバー、(12)前面板 (13)開口部、(14)手掛部 (15)背板、(16)底板 (17)係合凹部、(18)突起 (19)爪部、(20)軸カバー (21)軸部、(22)揺動部 (23)突出枠、(24)係合片 (25)爪孔、(26)裏面板 (27)ビス孔、(28)ラッチ杆 (29)取付ビス、(30)ラッチ (31)係合孔、(32)ばか孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上板の内側面に横長突片を、また両側板に
    軸孔を備え、かつ前面のみに開口を有する容状の把手枠
    と、 上部に軸溝を、また両側板に軸嵌合孔を備える把手体
    と、 把手枠の前面開口から把手体を挿入した状態で、把手枠
    の軸孔および把手体の軸嵌合孔を貫通して、把手体と連
    動して回転できるように保持される把手レバーとを備
    え、 引出し本体の前面板の開口部に、把手枠の開口部を一致
    させて取付け、かつ引出し本体の前面板と把手体の手掛
    部の前面とを、ほぼ面一としたことを特徴とする引出し
    用把手。
  2. 【請求項2】把手体の軸溝と把手枠の横長突片とで、把
    手レバーの軸部を保持するようにした請求項(1)記載
    の引出し用把手。
  3. 【請求項3】軸カバーを軸溝に沿って把手体に突設し、
    横長突片の背面を覆うようにした請求項(1)または
    (2)記載の引出し用把手。
  4. 【請求項4】把手枠の背板と背面板とをビス止めした請
    求項(1)ないし(3)のいずれかに記載の引出し用把
    手。
JP3193990U 1990-03-29 1990-03-29 引出し用把手 Expired - Fee Related JPH074303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193990U JPH074303Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 引出し用把手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193990U JPH074303Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 引出し用把手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123073U JPH03123073U (ja) 1991-12-16
JPH074303Y2 true JPH074303Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31534753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3193990U Expired - Fee Related JPH074303Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 引出し用把手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074303Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047347A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5161422B2 (ja) * 2005-10-28 2013-03-13 株式会社イトーキ 引手穴付き可動部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047347A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123073U (ja) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0611345Y2 (ja) 開閉装置
JP6823887B1 (ja) 取っ手補助具及び取っ手
KR101911695B1 (ko) 가구용 손잡이
JPH074303Y2 (ja) 引出し用把手
US20100024663A1 (en) Handle for a grill pan
JPH0395380A (ja) 冷蔵庫の扉
US7156476B2 (en) Apparatus for in-wall storage of a toilet plunger
KR100734472B1 (ko) 서랍식 저장실을 갖는 제품에서 손잡이가 숨겨진서랍식도어의 개폐구조
JP2003164347A (ja) 厨房家具の収納装置
JP4244155B2 (ja) キャビネット等のロック装置
JPH0115190Y2 (ja)
JPS6019884Y2 (ja) 扉用蝶番
JPS5832535Y2 (ja) 扉装置
JP3754373B2 (ja) 蓋付き容器のフック装置
JPH08112230A (ja) 食器洗い乾燥機の扉装置
JP2528219Y2 (ja) 箱の止め具装置
JPH02220609A (ja) ワゴン
JPH0720757Y2 (ja) 携帯型処理装置
JP2576812Y2 (ja) 収 納 箱
KR20240020198A (ko) 레버 핸들 조작 기구 및 문 개방 장치
JP2521999Y2 (ja) プッシュラッチ
JP3058608U (ja) 被保持体の保持具
JPH0717090Y2 (ja) 家具等における見出し具及び見出し具付引き手
JPS5835828Y2 (ja) 扉の開閉構造
JPH0324101Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees