JP2004159153A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバー18を締め付け固定する頭付きねじ20のねじ挿通孔18aの座ぐり18bに、雨水が溜まらないようにしたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】ベース部材12の上面側にアンテナエレメント16の基端部を揺動軸14回りに揺動自在に配設し、アンテナエレメント16が貫通突出して揺動自在なカバー18でベース部材12を上側から覆い、カバー18をベース部材12に上側から頭付きねじ20で締め付け固定するアンテナ装置である。カバー18のねじ挿通孔18bに締め付け状態の頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bを設け、座ぐり18bの底部よりねじ挿通孔18aの周面に縦方向の溝18cを設け、ベース部材12に縦方向の溝18cに一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝12dを形成する。縦方向の溝18cと横方向の溝12dにより、座ぐり18bに侵入した雨水を外方に導出する水路を構成する。
【選択図】 図3
【解決手段】ベース部材12の上面側にアンテナエレメント16の基端部を揺動軸14回りに揺動自在に配設し、アンテナエレメント16が貫通突出して揺動自在なカバー18でベース部材12を上側から覆い、カバー18をベース部材12に上側から頭付きねじ20で締め付け固定するアンテナ装置である。カバー18のねじ挿通孔18bに締め付け状態の頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bを設け、座ぐり18bの底部よりねじ挿通孔18aの周面に縦方向の溝18cを設け、ベース部材12に縦方向の溝18cに一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝12dを形成する。縦方向の溝18cと横方向の溝12dにより、座ぐり18bに侵入した雨水を外方に導出する水路を構成する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のルーフなどに配設固定されるアンテナ装置に係わり、ベース部材を覆うカバーを固定する頭付きねじのための座ぐりに雨水が溜まらないようにしたアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両ルーフなどに配設固定され、アンテナエレメントがモノポールアンテナなどのロッド状であるアンテナ装置にあっては、車庫への出入りおよび洗車の際にアンテナエレメントが立設したままでは不具合を生じる虞があり、通常はアンテナエレメントの基端部が揺動軸回りに揺動自在に構成されている。このアンテナ装置は、ベース部材がパッドを介して車両のルーフに配設固定され、ベース部材の上面側に立設した一対のアームに設けた揺動軸によりアンテナエレメントの基端部が揺動自在とされる。そして、アンテナエレメントが貫通突出して揺動自在なカバーで、ベース部材を上側から覆い、このカバーがベース部材に丸小ねじやなべ小ねじなどの頭付きねじで上側から締め付け固定される。しかも、カバーのねじ挿通孔には、締め付け状態で頭付きねじの頭が没する座ぐりが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来のアンテナ装置は、アンテナエレメントを貫通突出させる開口部よりカバー内に雨水が浸入する構造である。そこで、カバー内に侵入した雨水が適宜に排出されるように、ベース部材の上面に排水用の横方向の溝が従来より設けられている。しかし、ねじ挿通孔の座ぐりに溜まった雨水は、排出されることはない。ここで、座ぐりに雨水が溜まっても、アンテナ特性などには何ら影響を受けるものでない。しかし、座ぐりに溜まった雨水により、従来例では、土や塵埃が付着して汚れ易く、しかもねじが溜まり水による湿気に長時間晒されて腐食され易いものであった。
【0004】
本発明は、上述のごとき従来技術を改善すべくなされたもので、カバーを締め付け固定する頭付きねじのための座ぐりに、雨水が溜まらないようにしたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、ベース部材の上面側にアンテナエレメントの基端部を揺動軸回りに揺動自在に配設し、前記アンテナエレメントが貫通突出して揺動自在なカバーで前記ベース部材を上側から覆い、前記カバーを前記ベース部材に上側から頭付きねじで締め付け固定するアンテナ装置であって、前記カバーのねじ挿通孔に締め付け状態の前記頭付きねじの頭が没する座ぐりを設け、この座ぐりの底部と前記カバーまたは/および前記ベース部材の外縁で前記座ぐりの底部よりも低い位置とを連通する水路を設けて構成されている。
【0006】
そして、前記座ぐりの底部より前記ねじ挿通孔の周面に縦方向の溝を設け、前記ベース部材に前記縦方向の溝に一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝を形成し、前記縦方向の溝と前記横方向の溝により前記水路を構成しても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明のアンテナ装置の要部の外観図である。図2は、図1のA矢視図である。図3は、図2のB−B矢視断面拡大図である。図4は、図3のC−C矢視端面図である。図5は、カバーの平面図である。図6は、ベース部材の平面図である。
【0008】
図において、アンテナ装置10は、ベース部材12の上面側に一対のアーム12a,12aが立設され、このアーム12a,12aに設けられた揺動軸14により、モノポールアンテナなどのロッド状のアンテナエレメント16の基端部が揺動自在に配設される。そして、アンテナエレメント16が貫通突出して揺動自在なカバー18が、ベース部材12を上側から覆い、カバー18が丸小ねじやなべ小ねじなどの頭付きねじ20でベース部材12に上側から締め付け固定される。さらに、ベース部材12の下面側には、弾性ゴム材などからなるパッド22が配設され、ベース部材12の下面側に突出された取り付けボルト12bが車両のルーフに穿設された取り付け孔に挿入され、車両内側から図示しない取り付けナットが螺合されて締め付け固定される。ここで、パッド22によりベース部材12と車両のルーフとの間が水密構造とされ、車両のルーフの取り付け孔から雨水が車両内に侵入するようなことがない。また、アンテナエレメント6を貫通突出させる開口部よりカバー18内に侵入した雨水は、ベース部材12の上面に設けられて外縁側が低くなっていて外縁に開口連通する略横方向の溝12cにより外方に導出される。
【0009】
カバー18に穿設されるねじ挿通孔18aには、締め付け状態で頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bが形成される。なお、ねじ挿通孔18aに臨んでベース部材12にはねじ螺入孔が適宜に穿設されていることは勿論である。そして、座ぐり18bの底部より、ねじ挿通孔18aの周面に縦方向の溝18cが設けられ、ねじ挿通孔18aと縦方向の溝18cにより横断面が略鍵穴状に形成される。さらに、カバー18の下面側に突設されたねじ挿通孔18aのためのボス18dには、その下端面に縦方向の溝18cに連なる切り欠き18eが設けられている。また、ベース部材12の上面には、縦方向の溝18cに一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝12dが、外縁側が低くなるようにして形成される。なお、この横方向の溝12dに臨んで、カバー18の外縁には切り欠き18fが形成される。
【0010】
かかる構成において、カバー18のねじ挿通孔18aの座ぐり18bに入った雨水は、縦方向の溝18cを介して下方に流れ、そしてボス18dの下端面の切り欠き18eからベース部材12の横方向の溝12dに流れ、さらにこの横方向の溝12dにより外方へと導出される。もって、縦方向の溝18cと切り欠き18eおよび横方向の溝12dによって水路が形成され、カバー18の座ぐり18bに雨水が溜まるようなことがない。そこで、座ぐり18dに土や塵埃が付着して汚れるようなことがない。
【0011】
なお、上記実施例で、カバー18のボス18dの下端面に設けた切り欠き18eおよび外縁の切り欠き18fは、水路が確実に連通するように設けられたものにすぎず、カバー18の縦方向の溝18cがベース部材12の横方向の溝12dに確実に連通されるとともに、横方向の溝12dがベース部材12の外縁で外方に確実に開口されるならば、設けられていなくても良い。また、カバー18の縦方向の溝18cは、座ぐり18bに侵入した雨水をベース部材12の横方向の溝12dに導くためのもので、同様の作用が得られる構造であれば、上記実施例に限られるものでない。例えば、カバー18の座ぐり18bの底面からベース部材12の横方向の溝12dに向けて透孔が穿設されても良い。そして、ベース部材12の横方向の溝12dは、縦方向の溝18cでベース部材12の上面に導かれた雨水を外方に確実に導出するものであれば良い。そこで、ベース部材12の上面に導かれた雨水を外方に確実に導出できるならば、上記実施例に限られず、ベース部材12の上面が外縁側が低く形成されて、外縁から外方に雨水が適宜に導出されるような構造であっても良い。そして、ベース部材12の横方向の溝12dは、他端が外縁に開口されればいかなる方向に形成されても良い。さらに、締め付け状態で頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bの深さは、頭が完全に没するものに限られず一部が没するものであっても良い。また、頭付きねじ20は、さら小ねじなどであっても良く、その場合に座ぐり20の形状をさら小ねじに合わせて形成することは勿論である。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のアンテナ装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0013】
請求項1記載のアンテナ装置にあっては、カバーを締め付け固定する頭付きねじのための座ぐりに流入した雨水が、その底部より水路を介して外方に導出されるので、座ぐりに雨水が溜まることがない。よって、溜まった雨水で土や塵埃が付着するようなことがなく、汚れが生じ難く、しかも従来例のごとくねじが溜まり水による湿気に長時間晒されることもなく、それだけねじは腐食され難い。
【0014】
請求項2記載のアンテナ装置にあっては、座ぐりの底部より、ねじ挿通孔の周面に縦方向の溝を設け、ベース部材に縦方向の溝に一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝を設けることで、簡単な構造により、座ぐりの底部から外方に雨水を導出する水路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の要部の外観図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B矢視断面拡大図である。
【図4】図3のC−C矢視端面図である。
【図5】カバーの平面図である。
【図6】ベース部材の平面図である。
【符号の説明】
10 アンテナ装置
12 ベース部材
12d 横方向の溝
14 揺動軸
16 アンテナエレメント
18 カバー
18a ねじ挿通孔
18b 座ぐり
18c 縦方向の溝
20 頭付きねじ
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のルーフなどに配設固定されるアンテナ装置に係わり、ベース部材を覆うカバーを固定する頭付きねじのための座ぐりに雨水が溜まらないようにしたアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両ルーフなどに配設固定され、アンテナエレメントがモノポールアンテナなどのロッド状であるアンテナ装置にあっては、車庫への出入りおよび洗車の際にアンテナエレメントが立設したままでは不具合を生じる虞があり、通常はアンテナエレメントの基端部が揺動軸回りに揺動自在に構成されている。このアンテナ装置は、ベース部材がパッドを介して車両のルーフに配設固定され、ベース部材の上面側に立設した一対のアームに設けた揺動軸によりアンテナエレメントの基端部が揺動自在とされる。そして、アンテナエレメントが貫通突出して揺動自在なカバーで、ベース部材を上側から覆い、このカバーがベース部材に丸小ねじやなべ小ねじなどの頭付きねじで上側から締め付け固定される。しかも、カバーのねじ挿通孔には、締め付け状態で頭付きねじの頭が没する座ぐりが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来のアンテナ装置は、アンテナエレメントを貫通突出させる開口部よりカバー内に雨水が浸入する構造である。そこで、カバー内に侵入した雨水が適宜に排出されるように、ベース部材の上面に排水用の横方向の溝が従来より設けられている。しかし、ねじ挿通孔の座ぐりに溜まった雨水は、排出されることはない。ここで、座ぐりに雨水が溜まっても、アンテナ特性などには何ら影響を受けるものでない。しかし、座ぐりに溜まった雨水により、従来例では、土や塵埃が付着して汚れ易く、しかもねじが溜まり水による湿気に長時間晒されて腐食され易いものであった。
【0004】
本発明は、上述のごとき従来技術を改善すべくなされたもので、カバーを締め付け固定する頭付きねじのための座ぐりに、雨水が溜まらないようにしたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、ベース部材の上面側にアンテナエレメントの基端部を揺動軸回りに揺動自在に配設し、前記アンテナエレメントが貫通突出して揺動自在なカバーで前記ベース部材を上側から覆い、前記カバーを前記ベース部材に上側から頭付きねじで締め付け固定するアンテナ装置であって、前記カバーのねじ挿通孔に締め付け状態の前記頭付きねじの頭が没する座ぐりを設け、この座ぐりの底部と前記カバーまたは/および前記ベース部材の外縁で前記座ぐりの底部よりも低い位置とを連通する水路を設けて構成されている。
【0006】
そして、前記座ぐりの底部より前記ねじ挿通孔の周面に縦方向の溝を設け、前記ベース部材に前記縦方向の溝に一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝を形成し、前記縦方向の溝と前記横方向の溝により前記水路を構成しても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明のアンテナ装置の要部の外観図である。図2は、図1のA矢視図である。図3は、図2のB−B矢視断面拡大図である。図4は、図3のC−C矢視端面図である。図5は、カバーの平面図である。図6は、ベース部材の平面図である。
【0008】
図において、アンテナ装置10は、ベース部材12の上面側に一対のアーム12a,12aが立設され、このアーム12a,12aに設けられた揺動軸14により、モノポールアンテナなどのロッド状のアンテナエレメント16の基端部が揺動自在に配設される。そして、アンテナエレメント16が貫通突出して揺動自在なカバー18が、ベース部材12を上側から覆い、カバー18が丸小ねじやなべ小ねじなどの頭付きねじ20でベース部材12に上側から締め付け固定される。さらに、ベース部材12の下面側には、弾性ゴム材などからなるパッド22が配設され、ベース部材12の下面側に突出された取り付けボルト12bが車両のルーフに穿設された取り付け孔に挿入され、車両内側から図示しない取り付けナットが螺合されて締め付け固定される。ここで、パッド22によりベース部材12と車両のルーフとの間が水密構造とされ、車両のルーフの取り付け孔から雨水が車両内に侵入するようなことがない。また、アンテナエレメント6を貫通突出させる開口部よりカバー18内に侵入した雨水は、ベース部材12の上面に設けられて外縁側が低くなっていて外縁に開口連通する略横方向の溝12cにより外方に導出される。
【0009】
カバー18に穿設されるねじ挿通孔18aには、締め付け状態で頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bが形成される。なお、ねじ挿通孔18aに臨んでベース部材12にはねじ螺入孔が適宜に穿設されていることは勿論である。そして、座ぐり18bの底部より、ねじ挿通孔18aの周面に縦方向の溝18cが設けられ、ねじ挿通孔18aと縦方向の溝18cにより横断面が略鍵穴状に形成される。さらに、カバー18の下面側に突設されたねじ挿通孔18aのためのボス18dには、その下端面に縦方向の溝18cに連なる切り欠き18eが設けられている。また、ベース部材12の上面には、縦方向の溝18cに一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝12dが、外縁側が低くなるようにして形成される。なお、この横方向の溝12dに臨んで、カバー18の外縁には切り欠き18fが形成される。
【0010】
かかる構成において、カバー18のねじ挿通孔18aの座ぐり18bに入った雨水は、縦方向の溝18cを介して下方に流れ、そしてボス18dの下端面の切り欠き18eからベース部材12の横方向の溝12dに流れ、さらにこの横方向の溝12dにより外方へと導出される。もって、縦方向の溝18cと切り欠き18eおよび横方向の溝12dによって水路が形成され、カバー18の座ぐり18bに雨水が溜まるようなことがない。そこで、座ぐり18dに土や塵埃が付着して汚れるようなことがない。
【0011】
なお、上記実施例で、カバー18のボス18dの下端面に設けた切り欠き18eおよび外縁の切り欠き18fは、水路が確実に連通するように設けられたものにすぎず、カバー18の縦方向の溝18cがベース部材12の横方向の溝12dに確実に連通されるとともに、横方向の溝12dがベース部材12の外縁で外方に確実に開口されるならば、設けられていなくても良い。また、カバー18の縦方向の溝18cは、座ぐり18bに侵入した雨水をベース部材12の横方向の溝12dに導くためのもので、同様の作用が得られる構造であれば、上記実施例に限られるものでない。例えば、カバー18の座ぐり18bの底面からベース部材12の横方向の溝12dに向けて透孔が穿設されても良い。そして、ベース部材12の横方向の溝12dは、縦方向の溝18cでベース部材12の上面に導かれた雨水を外方に確実に導出するものであれば良い。そこで、ベース部材12の上面に導かれた雨水を外方に確実に導出できるならば、上記実施例に限られず、ベース部材12の上面が外縁側が低く形成されて、外縁から外方に雨水が適宜に導出されるような構造であっても良い。そして、ベース部材12の横方向の溝12dは、他端が外縁に開口されればいかなる方向に形成されても良い。さらに、締め付け状態で頭付きねじ20の頭が没する座ぐり18bの深さは、頭が完全に没するものに限られず一部が没するものであっても良い。また、頭付きねじ20は、さら小ねじなどであっても良く、その場合に座ぐり20の形状をさら小ねじに合わせて形成することは勿論である。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のアンテナ装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0013】
請求項1記載のアンテナ装置にあっては、カバーを締め付け固定する頭付きねじのための座ぐりに流入した雨水が、その底部より水路を介して外方に導出されるので、座ぐりに雨水が溜まることがない。よって、溜まった雨水で土や塵埃が付着するようなことがなく、汚れが生じ難く、しかも従来例のごとくねじが溜まり水による湿気に長時間晒されることもなく、それだけねじは腐食され難い。
【0014】
請求項2記載のアンテナ装置にあっては、座ぐりの底部より、ねじ挿通孔の周面に縦方向の溝を設け、ベース部材に縦方向の溝に一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝を設けることで、簡単な構造により、座ぐりの底部から外方に雨水を導出する水路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の要部の外観図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B矢視断面拡大図である。
【図4】図3のC−C矢視端面図である。
【図5】カバーの平面図である。
【図6】ベース部材の平面図である。
【符号の説明】
10 アンテナ装置
12 ベース部材
12d 横方向の溝
14 揺動軸
16 アンテナエレメント
18 カバー
18a ねじ挿通孔
18b 座ぐり
18c 縦方向の溝
20 頭付きねじ
Claims (2)
- ベース部材の上面側にアンテナエレメントの基端部を揺動軸回りに揺動自在に配設し、前記アンテナエレメントが貫通突出して揺動自在なカバーで前記ベース部材を上側から覆い、前記カバーを前記ベース部材に上側から頭付きねじで締め付け固定するアンテナ装置であって、前記カバーのねじ挿通孔に締め付け状態の前記頭付きねじの頭が没する座ぐりを設け、この座ぐりの底部と前記カバーまたは/および前記ベース部材の外縁で前記座ぐりの底部よりも低い位置とを連通する水路を設けて構成したことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1記載のアンテナ装置において、前記座ぐりの底部より前記ねじ挿通孔の周面に縦方向の溝を設け、前記ベース部材に前記縦方向の溝に一端部が臨み他端が外縁に開口連通する横方向の溝を形成し、前記縦方向の溝と前記横方向の溝により前記水路を構成したことを特徴するアンテナ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323661A JP2004159153A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323661A JP2004159153A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004159153A true JP2004159153A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32803471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002323661A Pending JP2004159153A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004159153A (ja) |
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-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002323661A patent/JP2004159153A/ja active Pending
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