JP2004153068A - 圧粉インダクタンス部品とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルと端子が一体で溶接工数も不要であり信頼性が高い、線材を潰して拡大しないので、端子面積に限界がなく線の断面積が損なわれることがない、端子面積を大きく取ることができ外部回路との接続が簡単確実である、低背、小型の大電流用インダクタンス部品の提供。
【解決手段】導電性金属板から打ち抜き、幅の狭いエッジワイズ縦巻コイルの両端に同材料で一体に形成された幅の広い端子を備え、縦巻コイル部分が金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設され、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品およびその製造方法である。
【選択図】 図3
【解決手段】導電性金属板から打ち抜き、幅の狭いエッジワイズ縦巻コイルの両端に同材料で一体に形成された幅の広い端子を備え、縦巻コイル部分が金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設され、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品およびその製造方法である。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大電流容量のインダクタンス部品の構造および製造方法に関するもので、コイルと端子が一体に形成され、小形で安価な、高周波領域での使用に適したインダクタンス部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の高周波対応が求められ、小形で大電流容量のインダクタンス部品が待望されている。
従来のこの種インダクタンス部品は、占有体積率の高い平角線を使用してコイルとするのが一般的であるが、この場合別に用意した外部端子に溶接しなければ、外部との接続が十分でなく、溶接工数もかかるし溶接部の信頼性を保持することが困難である。そこで平角線製のコイルの端を潰して端子とし、溶接を不要とする物があるが、潰して拡大するには端子面積に限界がありまた線の断面積が損なわれる。さらにまた、平面フレームを折り畳んでコイルとする物も提案されているが、コイルの線材間に高い絶縁性が必要になるし、平面積も大きくなる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−67553号公報
【特許文献2】
特許第3160685号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者等は、別に用意した外部端子に溶接する必要がなく、コイルと端子の構造が一体で、溶接工数も不要であり信頼性が高い。線材を潰して拡大しないので、端子面積に限界がなく線の断面積が損なわれることがない。平面フレームを折り畳みコイルとするものでないため、コイルの線材間に高い絶縁性を必要とせず、製造が簡単である。端子面積を大きく取ることができ外部回路との接続が簡単確実になる。低背、小型の大電流用インダクタンス部品およびその製造方法を提案し、上記の課題を解決する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、圧粉インダクタンス部品において、銅などの導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻して形成したコイルを有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、幅の狭いエッジワイズ縦巻コイルの両端に同材料で一体に形成された幅の広い端子を備え、縦巻コイル部分が金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設され、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品である。そのコイル部分が、ピッチ巻で形成され線間に隙間を有し、隙間が前記混合物で充填されている。
また、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
そしてまた、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部に絶縁性被覆を施し、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
さらに、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイルに絶縁性被覆を施し、縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
【0007】
【実施例】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の態様を説明する。
図1は、本発明の圧粉インダクタンス部品の製造方法において、コイル成形の各工程を示す概略図である。
【0008】
図1(a)は、本発明の圧粉インダクタンス部品のコイルおよび端子を形成する導電素子1である。銅などの導電性金属板から、やや幅の狭いコイル形成部2とその両端に一体につながっている幅の広い端子形成部3を備えた導電素子フレームをプレスで打ち抜き作成する。
打ち抜きで作成するので、形状、寸法、厚み等は任意に設定できる。また、主として高周波領域で使用される物であり、コイルの長さは比較的短く、小形であるから、打ち抜きで作成することに不都合はない。
ちなみに、導電素子の1例としては、全長が93mm、コイル形成部は長さ63mm、幅1.8mm、端子形成部は長さ15mm、幅7.3mmのものを打ち抜き形成したが、コイル形成部の長さ等は必要に応じて決めればよい。
【0009】
図1(b)は、導電素子1によりコイル4を形成した工程である。
前記導電素子1の、幅の狭いコイル形成部2は長方形の断面を有するが、この平角線部分が長辺を巻軸に対して垂直に巻くエッジワイズ縦巻でかつ所定の隙間を持ったピッチ巻で巻線され、コイル4が形成される。
【0010】
図1(c)は、端子5をフォーミング形成した工程である。
コイル4の両端に一体に形成されている幅広の端子形成部3の一方をフォーミングして、両方の端子5が同一平面になるように成形する工程を示す。
【0011】
図2は、磁性体の加圧成形工程を示す。
コイル4を巻き、端子5をフォーミングにより整形した導電素子1を金型6の中に設置し、縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物7の中に埋設して、加圧成形する工程である。
コイル4の両端に一体に形成された幅広の端子5が、金型6の上金型6aと下金型6b間に保持される。カーボニール鉄や、モリブデンパーマロイ系またはセンダスト等の微粉末を絶縁処理した磁性材料をエポキシ系の結合材で包んだ混合物7の微粉が金型のキャビテイに充たされる。磁性材料と結合材の混合比率は通常重量比で95〜98%:2〜5%くらいである。
コイル4を混合物中に埋設し、線間と周囲が混合物7で包まれるようにし、摺動金型6c、6dで上下から圧力をかけて成形する。圧縮力は2〜5t/cm2程度である。ピッチ巻きされたコイル4の線間には、混合物7の微粉が十分に入り込んで絶縁を保つようになっている。
【0012】
図3は、磁性材料の加圧成形された圧粉インダクタンス部品を示す。
端子5をフォーミング整形した導電素子の縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品の透視図である。図4は、その側断面図である。
【0013】
図5は、両側の端子5を成形された磁性体8に沿って折り曲げ整形した圧粉インダクタンス部品の完成側面図である。
【0014】
以上は、圧粉インダクタンス部品の一例を取り上げて説明したが、線材間の絶縁性をさらに向上させるには、コイル4にエポキシ系ワニス、ポリエステル系、ポリイミト゛系などのコーティング材料で絶縁被覆を施した後、磁性材料と結合材の混合物による成形を行うとよい。
絶縁性被覆を施すのは、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成する前か、または、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成した後のいずれでもよい。
【0015】
端子は、その位置や形状など適宜フォーミングすればよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、別に用意した外部端子に溶接する必要がなく、コイルと端子の構造が一体で、溶接工数も不要であり信頼性が高い。線材を潰して拡大しないので、端子面積に限界がなく線の断面積が損なわれることがない。平面フレームを折り畳みコイルとするものでないため、コイルの線材間に高い絶縁性を必要とせず、製造が簡単である。端子面積も大きく取ることができ外部回路との接続が簡単確実になる。低背、小型の大電流用インダクタンス部品が安価に提供できる。などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧粉インダクタ部品の製造方法の各工程を示す概略図で、
図1(a)は、本発明のコイルおよび端子を形成する導電素子の斜視図
図1(b)は、導電素子により形成したコイルの斜視図
図1(c)は、端子をフォーミング形成した斜視図
【図2】本発明における、磁性体の加圧成形工程を示す金型の断面説明図
【図3】磁性体が加圧成形された圧粉インダクタンス部品を示す斜視図
【図4】図3の圧粉インダクタンス部品の側断面図
【図5】本発明の圧粉インダクタンス部品を示す完成側面図
【符号の説明】
1:導電素子
2:コイル形成部
3:端子形成部
4:コイル
5:端子
6:金型・・・上金型6a、下金型6b、摺動金型6c、6d
7:混合物
8:磁性体
【発明の属する技術分野】
本発明は、大電流容量のインダクタンス部品の構造および製造方法に関するもので、コイルと端子が一体に形成され、小形で安価な、高周波領域での使用に適したインダクタンス部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の高周波対応が求められ、小形で大電流容量のインダクタンス部品が待望されている。
従来のこの種インダクタンス部品は、占有体積率の高い平角線を使用してコイルとするのが一般的であるが、この場合別に用意した外部端子に溶接しなければ、外部との接続が十分でなく、溶接工数もかかるし溶接部の信頼性を保持することが困難である。そこで平角線製のコイルの端を潰して端子とし、溶接を不要とする物があるが、潰して拡大するには端子面積に限界がありまた線の断面積が損なわれる。さらにまた、平面フレームを折り畳んでコイルとする物も提案されているが、コイルの線材間に高い絶縁性が必要になるし、平面積も大きくなる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−67553号公報
【特許文献2】
特許第3160685号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者等は、別に用意した外部端子に溶接する必要がなく、コイルと端子の構造が一体で、溶接工数も不要であり信頼性が高い。線材を潰して拡大しないので、端子面積に限界がなく線の断面積が損なわれることがない。平面フレームを折り畳みコイルとするものでないため、コイルの線材間に高い絶縁性を必要とせず、製造が簡単である。端子面積を大きく取ることができ外部回路との接続が簡単確実になる。低背、小型の大電流用インダクタンス部品およびその製造方法を提案し、上記の課題を解決する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、圧粉インダクタンス部品において、銅などの導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻して形成したコイルを有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、幅の狭いエッジワイズ縦巻コイルの両端に同材料で一体に形成された幅の広い端子を備え、縦巻コイル部分が金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設され、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品である。そのコイル部分が、ピッチ巻で形成され線間に隙間を有し、隙間が前記混合物で充填されている。
また、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
そしてまた、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部に絶縁性被覆を施し、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
さらに、導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、縦巻コイルに絶縁性被覆を施し、縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法である。
【0007】
【実施例】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の態様を説明する。
図1は、本発明の圧粉インダクタンス部品の製造方法において、コイル成形の各工程を示す概略図である。
【0008】
図1(a)は、本発明の圧粉インダクタンス部品のコイルおよび端子を形成する導電素子1である。銅などの導電性金属板から、やや幅の狭いコイル形成部2とその両端に一体につながっている幅の広い端子形成部3を備えた導電素子フレームをプレスで打ち抜き作成する。
打ち抜きで作成するので、形状、寸法、厚み等は任意に設定できる。また、主として高周波領域で使用される物であり、コイルの長さは比較的短く、小形であるから、打ち抜きで作成することに不都合はない。
ちなみに、導電素子の1例としては、全長が93mm、コイル形成部は長さ63mm、幅1.8mm、端子形成部は長さ15mm、幅7.3mmのものを打ち抜き形成したが、コイル形成部の長さ等は必要に応じて決めればよい。
【0009】
図1(b)は、導電素子1によりコイル4を形成した工程である。
前記導電素子1の、幅の狭いコイル形成部2は長方形の断面を有するが、この平角線部分が長辺を巻軸に対して垂直に巻くエッジワイズ縦巻でかつ所定の隙間を持ったピッチ巻で巻線され、コイル4が形成される。
【0010】
図1(c)は、端子5をフォーミング形成した工程である。
コイル4の両端に一体に形成されている幅広の端子形成部3の一方をフォーミングして、両方の端子5が同一平面になるように成形する工程を示す。
【0011】
図2は、磁性体の加圧成形工程を示す。
コイル4を巻き、端子5をフォーミングにより整形した導電素子1を金型6の中に設置し、縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物7の中に埋設して、加圧成形する工程である。
コイル4の両端に一体に形成された幅広の端子5が、金型6の上金型6aと下金型6b間に保持される。カーボニール鉄や、モリブデンパーマロイ系またはセンダスト等の微粉末を絶縁処理した磁性材料をエポキシ系の結合材で包んだ混合物7の微粉が金型のキャビテイに充たされる。磁性材料と結合材の混合比率は通常重量比で95〜98%:2〜5%くらいである。
コイル4を混合物中に埋設し、線間と周囲が混合物7で包まれるようにし、摺動金型6c、6dで上下から圧力をかけて成形する。圧縮力は2〜5t/cm2程度である。ピッチ巻きされたコイル4の線間には、混合物7の微粉が十分に入り込んで絶縁を保つようになっている。
【0012】
図3は、磁性材料の加圧成形された圧粉インダクタンス部品を示す。
端子5をフォーミング整形した導電素子の縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品の透視図である。図4は、その側断面図である。
【0013】
図5は、両側の端子5を成形された磁性体8に沿って折り曲げ整形した圧粉インダクタンス部品の完成側面図である。
【0014】
以上は、圧粉インダクタンス部品の一例を取り上げて説明したが、線材間の絶縁性をさらに向上させるには、コイル4にエポキシ系ワニス、ポリエステル系、ポリイミト゛系などのコーティング材料で絶縁被覆を施した後、磁性材料と結合材の混合物による成形を行うとよい。
絶縁性被覆を施すのは、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成する前か、または、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成した後のいずれでもよい。
【0015】
端子は、その位置や形状など適宜フォーミングすればよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、別に用意した外部端子に溶接する必要がなく、コイルと端子の構造が一体で、溶接工数も不要であり信頼性が高い。線材を潰して拡大しないので、端子面積に限界がなく線の断面積が損なわれることがない。平面フレームを折り畳みコイルとするものでないため、コイルの線材間に高い絶縁性を必要とせず、製造が簡単である。端子面積も大きく取ることができ外部回路との接続が簡単確実になる。低背、小型の大電流用インダクタンス部品が安価に提供できる。などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧粉インダクタ部品の製造方法の各工程を示す概略図で、
図1(a)は、本発明のコイルおよび端子を形成する導電素子の斜視図
図1(b)は、導電素子により形成したコイルの斜視図
図1(c)は、端子をフォーミング形成した斜視図
【図2】本発明における、磁性体の加圧成形工程を示す金型の断面説明図
【図3】磁性体が加圧成形された圧粉インダクタンス部品を示す斜視図
【図4】図3の圧粉インダクタンス部品の側断面図
【図5】本発明の圧粉インダクタンス部品を示す完成側面図
【符号の説明】
1:導電素子
2:コイル形成部
3:端子形成部
4:コイル
5:端子
6:金型・・・上金型6a、下金型6b、摺動金型6c、6d
7:混合物
8:磁性体
Claims (5)
- 幅の狭いエッジワイズ縦巻コイルの両端に同材料で一体に形成された幅の広い端子を備え、該縦巻コイル部分が金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設され、加圧成形されてなる圧粉インダクタンス部品。
- 前記コイル部分が、線間に隙間を有し、該隙間が前記混合物で充填された請求項1の圧粉インダクタンス部品。
- 導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、該縦巻コイル部分を金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法。
- 導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部に絶縁性被覆を施し、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、該縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法。
- 導電性金属板から幅の狭いコイル形成部の両端に幅の広い端子部を一体に備えた導電素子を打ち抜き、コイル形成部をエッジワイズ縦巻してコイルを形成し、該縦巻コイルに絶縁性被覆を施し、該縦巻コイルを金属磁性材粉末と結合材の混合物中に埋設して、加圧成形することを特徴とする圧粉インダクタンス部品の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002317460A JP2004153068A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 圧粉インダクタンス部品とその製造方法 |
TW92130170A TW200414237A (en) | 2002-10-31 | 2003-10-30 | Pressed powder inductance member and its manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002317460A JP2004153068A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 圧粉インダクタンス部品とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004153068A true JP2004153068A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32460856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002317460A Pending JP2004153068A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 圧粉インダクタンス部品とその製造方法 |
Country Status (2)
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JP (1) | JP2004153068A (ja) |
TW (1) | TW200414237A (ja) |
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