JP2004143174A - 殺虫アミノチアゾール誘導体 - Google Patents

殺虫アミノチアゾール誘導体 Download PDF

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岩佐 孝男
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Abstract

【課題】殺虫・殺ダニ作用を有する新規チアゾール誘導体を見い出し、かかる新規リアゾール誘導体の少なくとも一種類を有効成分として含有する農薬組成物、並びに害虫駆除剤、特に農業や園芸において有用な殺虫・殺ダニ剤を提供する。
【解決手段】式(1)
【化1】
Figure 2004143174

(式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特定の置換基を有していてもよい。)であり、R5は、C1〜C6のアルキル基、ハロアルキル基を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニルアルキルオキシ基、アルキニルアルキルオキシ基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。)で表される殺虫アミノチアゾール誘導体や、これを用いた殺虫・殺ダニ剤。

Description

 本発明は、殺虫・殺ダニ作用を有する新規チアゾール誘導体や、この新規殺虫チアゾールを含有する農薬組成物、その製造方法並びに農業及び園芸における殺虫・殺ダニ剤に関する。
 ある種のチアゾール誘導体には、米国特許4199506号、4284426号、4371389号、4437875号及び4437876号に開示されているように除草剤の解毒作用や、日本における公開公報06−25199号に開示されているように殺菌作用があることは、当該技術分野では公知である。さらに英国特許出願GB2331748号では、5−シアノ又はチオカルバモイルチアゾール誘導体、及び該誘導体の殺虫剤、殺ダニ剤又は殺線虫剤としての使用法が開示され、公知となっている。本発明は、優れた殺虫・殺ダニ効果を有する新規チアゾール誘導体に関する。
米国特許4199506号 米国特許4284426号 米国特許4371389号 米国特許4437875号 米国特許4437876号 特開平6−25199号 GB2331748号
 本発明の課題は、殺虫・殺ダニ作用を有する新規チアゾール誘導体を見い出し、かかる新規リアゾール誘導体の少なくとも一種類を有効成分として含有する農薬組成物、並びに害虫駆除剤、特に農業や園芸において有用な殺虫・殺ダニ剤を提供する。
 本発明によれば、一般式(1)
Figure 2004143174
[式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基を示し、
2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基を示し、
3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、
4及びR5は、それぞれ独立してアリール基、フェニルアルキル基、アルキル基、シクロアルキル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキレンジオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、ハロアルケニル基、アルコキシカルボニルアルキル基又はアルコキシカルボニルアルコキシ基で置換されていてもよい。前記アリール基、フェニルアルキル基は、さらにシクロアルキル環と縮合していてもよい。
5は、C1〜C6アルキル基、ハロアルキル基を示し、
Xは、O、S、NR7を示し、
7は、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニルアルキルオキシ基、アルキニルアルキルオキシ基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表されるチアゾール誘導体が提供される。
 本発明の式(1)で表される新規チアゾール誘導体は優れた殺虫・殺ダニ作用を有し、この新規チアゾール誘導体を含有する農薬組成物、殺虫・殺ダニ剤は農業及び園芸において優れた殺虫・殺ダニ効果を得ることができる。
 本発明において、上記又は後記する一般用語は、別途定義のない限り、以下の意味を有する。
 アルキル基は、炭素原子数に応じて直鎖状又は分枝状であり、通常、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−アミル基、tert−アミル基、1−ヘキシル基、又は3−ヘキシル基を示す。
 シクロアルキル基は、一般的に、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基を示す。
 ハロゲン原子及びハロ置換基は一般的に、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、ヨード基を意味するものとする。本発明では、クロロ基、ブロモ基又はヨード基が好ましい。
 ハロアルキル基は、同一又は異種のハロゲン原子を含んでいてもよく、通常、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ジフルオロクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、トリクロロメチル基を示す。
 フルオロアルキル基は一般的に、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、n−ヘプタフルオロプロピル基、n−ノナフルオロブチル基、n−ウンデカフルオロペンチル基、n−トリデカフルオロヘキシル基を示し、トリフルオロメチル基とペンタフルオロエチル基が好ましい。
 アルコキシ基は通常、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、及びtert−ブトキシ基を示し、メトキシ基とエトキシ基が好ましい。
 アリール基は通常、置換されたフェニル基又はナフチル基、フリル基、チエニル基や、6員複素芳香環系、例えば、ピリジル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基(1,2,3−、1,2,4−及び1,3,5−)や、キノリニル基、イソキノリニル基、シンノリニル基、キナゾリニル基、キノキサリニル基や、インドリニル基、イソインドリニル基等や、5員複素芳香環、例えば、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、チアジアゾリル基、オキサジアゾリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基(1,2,3−及び1,2,4−)、テトラゾリル基等や、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾイミダゾリニル基等の縮合5員環を示し、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキレンジオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、ハロアルケニル基、アルコキシカルボニルアルキル基又はアルコキシカルボニルアルコキシ基で置換されていてもよい。
 アルケニル基及びアルキニル基は、炭素原子数が2〜6であることが好ましく、炭素原子数2〜4であることがより好ましい。両基とも直鎖状又は分枝状いずれでもよく、アルケニル基は(E)体又は(Z)体のいずれでもよい。具体的には、ビニル基、アリル基、プロパルギル基が例示される。
 アルキレンジオキシ基は、ハロゲン原子(特にフッ素)で置換されていてもよく、メチレンジオキシ基又はジフルオロメチレンジオキシ基が例示される。
 本発明は、以下の式(1)で表されるチアゾール誘導体を用いた殺虫・殺ダニ剤を提供する。
Figure 2004143174
 式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。
 式(1)で表され、殺虫・殺ダニ剤として用いられる化合物の具体例としては、本明細書の後記する表1に列挙される化合物を挙げることができる。
 式(1)(式中、R2はハロゲン原子を示し、Xは酸素を示す。)で表される化合物は、式(2)
Figure 2004143174
で表される化合物と、化合物R4C(O)lとを、ピリジンやトリエチルアミン等の有機塩基、又は炭酸カリウムや水素化ナトリウム等の無機塩基の存在下で反応させて生成することができる。
 R2はハロゲン原子を示し、Xは硫黄を示す式(1)で表される化合物は、Xが酸素を示す式(1)で表される化合物を、ピリジン、ピコリン、ルチジン、キシレン又はスルホラン等の高沸点溶媒中で、五硫化リンと反応させるか、若しくは式(3)
Figure 2004143174
で表される化合物を置換チオアミドR4C(S)NHR3と、水素化ナトリウム又は水酸化ナトリウム等の塩基の存在下で反応させて生成することができる。
 式(1)で表される新規化合物は、驚くべきことに、植物に対して実質的に極めて広範囲に亘り昆虫及びダニ等の害虫の防除活性を有することが明らかになった。ここでいう昆虫及びダニ等の害虫には、甲虫目、(ダイアブロチカ属)(diabrotica)、ハエ目、同翅目、鱗翅目、半翅目、総翅目、直翅目、及びダニ目が含まれる。害虫には、農業、園芸及び畜産、林業、果物や穀類や木材等の植物生産物の貯蔵における害虫が含まれ、さらにヒト又は動物の伝染疾患に関連する害虫も含まれる。
 式(1)で表される化合物により駆除される昆虫及びダニ等の害虫種としては、以下のものを具体的に挙げることができる。すなわち、オオモンシロチョウ(Pieris brassicae)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、タバコバッドワーム(Heliothis virescens)、コナジラミ(Trialeurodes spp.)、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ネキリムシ(ヤガ科の一種)(Agrotis spp.)、ゴキブリ(Blatta orientalis)、ハマダラカ(Anopheles spp.)、アワノメイガ(Chilo partellus)、イエカ(Culex spp.)、ホシカメムシ(Dysdercus fasciatus)、イエバエ(Musca domestica)、コナガ(Plutella xylostella)、カイガラムシ(Aonidiella spp.)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、マメクロアブラムシ(Aphis fabae)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、マスタードビートル(Phaedon cochleariae)、ヨトウの一種(Spodoptera littoralis)、イナゴ(Chortiocetes terminifera)、コーンルートワーム(Diabrotica spp.)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、ニセナミハダニ(Tetranychus cinnabarinus)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、ナミハダニ(Tetranychus urticae)、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)、又はヒメハダニ(Brevipalpus spp.)等である。
 式(1)で表される化合物は、通常、組成物の形態で使用され、肥料、微量栄養素供与剤又は植物成長に影響する各種製剤等、他の化合物と同時に又は連続して処理対象の農産物又は植物に適用できる。式(1)で表されるチアゾール誘導体は、除草剤や、他の殺虫剤、殺菌剤、殺細菌剤、線虫駆除剤、軟体動物駆除剤や、これら複数の混合物等から選択される製剤と混合して用いることもでき、必要に応じて、かかる技術分野において公知の担体、界面活性剤、適用促進助剤をさらに混合することもできる。場合によっては、式(1)で表されるチアゾール誘導体を他の殺虫剤と混合することにより、相乗的な殺虫効果がもたらされることもある。
 また、本発明の殺虫・殺ダニ剤を実際に施用する際には、他成分を加えることなく化合物を純粋な形で使用することもできる。また、植物に対する保護目的で本発明の殺虫・殺ダニ剤を用いる場合、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル剤等、一般的な剤形の植物保護剤として製造できる。
 本発明の殺虫・殺ダニ剤として固形剤に製造する場合、適当な添加剤や担体を加えてもよい。添加剤及び担体としては、大豆粉末及び小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石膏、タルク、ベントナイト、パイロフィライト及びクレイ等の鉱物系微粉末、さらに安息香酸ナトリウム、尿素及びグラウバー塩等の有機及び無機化合物を例示することができる。本発明の化合物を液剤に製造する場合、本発明の化合物を液剤に溶解又は分散させるために適当な溶媒を用いる。かかる溶媒としては、ケロシン、キシレン、ソルベントナフサ等の石油留分、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、植物油及び水等を挙げることができる。
 製造した製剤において均一かつ安定な形態をとるために、必要に応じて界面活性剤を添加することもできる。使用する界面活性剤としては、特に限定はないが、例えば、上記各製剤に添加可能な界面活性剤として、ポリオキシエチレンが付加したアルキルエーテル、ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したトリスチリルフェニルエーテル等の非イオン系界面活性剤、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテルの硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒド縮合物、及びイソブチレンと無水マレイン酸との共重合体等が挙げられる。
 上記各有効成分の製剤中の含有量は一般的に、製剤の総重量に対して0.01〜90重量%の範囲にあることが好ましく、より好ましくは0.05〜85重量%である。水和剤、乳剤、懸濁剤及びフロアブル剤等に製造された製剤は、水で所定の濃度に希釈して懸濁液又は乳化液として調整され植物に適用される。粒剤及び粉剤等の製剤の場合は、そのまま直接、対象の植物又は土壌に適用される。
 本発明の殺虫・殺ダニ剤としては、化合物単独でも十分に有効な殺虫・殺ダニ作用があることは言うまでもないが、各種の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤及び補助剤等の植物保護用化合物の一種又はニ種以上と混合して使用することもできる。
 本発明の殺虫・殺ダニ剤に使用することができる殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物成長調節剤の具体例を以下に示す。かかる殺菌剤としては、キャプタン、フォルペット、チウラム、ジラム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、プロピネブ、ポリカーバメート、クロロタロニール、キントーゼン、キャプタホル、イプロジオン、プロサイミドン、ビンクロゾリン、フルオロイミド、シモキサニル、メプロニル、フルトラニル、ペンシクロン、オキシカルボキシン、ホセチルアルミニウム、プロパモカーブ、トリアジメホン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジクロブトラゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、マイクロブタニル、フルシラゾール、エタコナゾール、フルオトリマゾール、フルトリアフェン、ペンコナゾール、ジニコナゾール、シプロコナゾール、フェナリモール、トリフルミゾール、プロクロラズ、イマザリル、ペフラゾエート、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、トリホリン、ブチオベート、ピリフェノックス、アニラジン、ポリオキシン、メタラキシル、オキサジキシル、フララキシル、イソプロチオラン、プロベナゾール、ピロールニトリン、ブラストサイジンS、カスガマイシン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイシン、ベノミル、カルベンダジム、チオファネートメチル、ヒメキサゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、フェンチンアセテート、水酸化トリフェニル錫、ジエトフェンカルブ、メタスルホカルブ、キノメチオネート、ビナパクリル、レシチン、炭酸水素ナトリウム、ジチアノン、ジノカップ、フェナミノスルフ、ジクロメジン、グアザチン、ドジン、IBP、エディフェンホス、メパニピリム、フェリムゾン、トリクラミド、フルアジナム、エトキノラック、ジメトモルフ、ピロキロン、テクロフタラム、フサライド、フェナジンオキシド、チアベダゾール、トリシクラゾール、ビンクロゾリン、シクロブタニル、塩酸プロパモカルブ、オキソリニック酸を例示することができる。
 かかる殺虫・殺ダニ剤としては、有機リン及びカーバメート系殺虫剤であるフェンチオン、フェニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ESP、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、マラチオン、トリクロルホン、チオメトン、ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、クロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチルビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメトン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホス、アジンホスメチル、アルジカルブ、メソミル、ジチオカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカルブ、エチオフェンカルブ、フェノキシカルブ、カルタップ、チオサイクラム、ベンスルタップ等を例示することができる。
 また、かかる殺虫・殺ダニ剤としては、ピレトロイド系殺虫剤であるペルメトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、フェンバレレート、フェンプロパトリン、ピレトリン、アレトリン、テトラメトリン、レスメトリン、ジメトリン、プロパトリン、フェノトリン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリン、シハロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロクス、シクロプロトリン、トラロメトリン、シラフルオフェン、ブロフェンプロクス、アクリナトリン等や、ベンゾイル尿素系その他の殺虫剤であるジフルベンズロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、トリフルムロン、テトラベンズロン、フルフェノクスロン、フルシクロクスロン、ブプロフェジン、ピリプロキシフェン、メトプレン、ベンゾエピン、ジアフェンチウロン、イミダクロプリド、フィプロニル、硫酸ニコチン、ロテノン、メタアルデヒド、機械油、BTや昆虫病原ウイルスなどの微生物農薬等を例示することができる。
 また、かかる殺虫剤としては、フェナミホス、ホスチアゼート等を例示することができ、かかる殺ダニ剤としては、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベンゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポリナクチン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジホン、アベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテジン、シヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブフェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカルブ、ジエノクロル等を例示することができる。
 さらに、本発明の殺虫・殺ダニ剤に混合して使用できる植物成長調節剤としては、ジベレリン類、例えば、ジベレリンA3、ジベレリンA4、ジベレリンA7や、IAA、NAA等を挙げることができる。
 以下の実施例は、本発明をさらに理解するためのものであり、本発明の効果の及ぶ範囲を何ら制限するものではない。単離した新規化合物の構造はNMR、質量スペクトル、又は他の適当な分析法により確認した。
2−アミノ−5−クロロ−4−トリフルオロメチルチアゾールの調製
 2−アミノ−4−トリフルオロメチルチアゾール(10g)を、アセトニトリル(80ml)に溶解し、N−クロロスクシンイミド(8.8g)を室温で攪拌添加した。混合物を9時間還流し、減圧下で溶媒を留去した。残留物をクロロホルムに溶解し、冷却した希釈された水酸化ナトリウム水溶液で洗浄した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去し、未精製の2−アミノ−5−クロロ−4−トリフルオロメチルチアゾール(12g)を得た。n−ヘキサン−ベンゼン(1:1混合物)より、無色針状晶として再結晶(6.8g)した(融点107〜108℃)。
2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾールの調製
 2−アミノ−4−トリフルオロメチルチアゾール(10g)をアセトニトリル(100ml)で溶解し、N−ヨードスクシンイミド(14.7g)を室温で攪拌添加した。混合物を6時間還流し、減圧下で溶媒を留去した。残留物をクロロホルムに溶解し、冷却した希釈された水酸化ナトリウム水溶液で洗浄した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去し、未精製の2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール(16g)を得た。n−ヘキサン−ベンゼン(1:1混合物)より、淡橙色プリズム晶として再結晶(6.8g)した(融点108〜109℃)。
2−アミノ−5−チオシアナト−4−トリフルオロメチルチアゾールの調製
 2−アミノ−4−トリフルオロメチルチアゾール(10g)及びチオシアン酸アンモニウム(13.6g)を酢酸(120ml)中で混合し、臭素(9.6g)の酢酸(100ml)液を、5〜10℃において1時間で攪拌滴下した。混合物をさらに1時間、室温で攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、残留物に氷水を添加し、炭酸ナトリウム水溶液で中和した。沈殿物を濾過し、メタノール水により再結晶し、淡緑色結晶の2−アミノ−5−チオシアナト−4−トリフルオロメチルチアゾール(9.5g)を得た(融点147〜150℃)。
N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−2,6−ジクロロ−ベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール(0.8g)を、ピリジン(3ml)に溶解し、2,6−ジクロロベンゾイルクロリド(0.6g)を室温で攪拌添加した。混合物を、1日室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶化し、N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−2,6−ジクロロベンズアミド(0.9g)を得た(融点157〜159℃)。
N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−トリフルオロメチル−ベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール(2.5g)を、ピリジン(8ml)に溶解し、4−トリフルオロメチルベンゾイルクロリド(1.8g)を室温で攪拌添加した。混合物を、1日室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶し、N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−トリフルオロ−メチルベンズアミド(2.9g)を得た(融点197〜198℃)。
N−(5−ブロモ−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3,4−ジクロロ−ベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−ブロモ−4−トリフルオロメチルチアゾール(1.0g)をピリジン(5ml)に溶解し、3,4−ジクロロベンゾイルクロリド(0.85g)を室温で攪拌添加した。混合物を、5時間室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶し、N−(5−ブロモ−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3,4−ジクロロ−ベンズアミド(1.29g)を得た(融点191〜192℃)。
N−(5−クロロ−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−クロロ−3−ニトロベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−クロロ−4−トリフルオロメチルチアゾール(1.0g)をピリジン(5ml)に溶解し、4−クロロ−3−ニトロベンゾイルクロリド(1.1g)を室温で攪拌添加した。混合物を、1日室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶し、N−(5−クロロ−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−クロロ−3−ニトロベンズアミド(0.83g)を得た(融点183〜184℃)。
N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3,5−ビス−トリフルオロメチルベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール(1.0g)をピリジン(2ml)に溶解し、3、5−ビス−トリフルオロメチルベンゾイルクロリド(0.95g)を室温で攪拌添加した。混合物を、6時間室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶し、N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3,5−ビス−トリフルオロメチルベンズアミド(1.3g)を得た(融点172〜173℃)。
N−(5−ブロモ−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)チオフェン−2−カルボキサミドの調製
 2−アミノ−5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール(1.2g)をピリジン(2ml)に溶解し、チオフェン−2−カルボニルクロリド(0.80g)を室温で攪拌添加した。混合物を、6時間室温で攪拌した。混合物を氷水に入れ、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールにより再結晶し、N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)チオフェン−2−カルボキサミド(1.2g)を得た(融点184〜185℃)。
N−(5−(4−フルオロフェニル)−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−トリフルオロメチルベンズアミドの調製
 N−(5−ヨード−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−トリフルオロメチルベンズアミド(0.8g)、粉末水酸化ナトリウム(0.29g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)(0.2g)及び4−フルオロフェニルボロン酸(0.24g)を一緒にテトラヒドロフラン(30ml)に混合した。得られた懸濁液を、8時間攪拌還流した。減圧下で溶液を留去し、残留物を水と混合し、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を塩化マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体をメタノールより再結晶し、薄灰色針状晶のN−(5−(4−フルオロフェニル)−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−4−トリフルオロメチルベンズアミド(0.55g)を得た(融点203〜205℃)。
N−(5−チオシアナト−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3−トリフルオロメチルベンズアミドの調製
 2−アミノ−5−チオシアナト−4−トリフルオロメチルチアゾール(0.8g)をピリジン(5ml)に溶解し、3−トリフルオロメチルベンゾイルクロリド(0.8g)を室温で攪拌添加した。混合物を、一晩室温で攪拌した。混合物を氷水に注入し、塩化水素水溶液で酸性とし、その後クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得られた固体を四塩化炭素により再結晶し、N−(5−チオシアナト−4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)−3−トリフルオロメチルベンズアミド(0.8g)を得た(融点167〜168℃)。
 次に、本発明の化合物を含有する製剤の実施例を挙げるが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可能である。製剤実施例中の「部」なる用語は「重量部」を示す。
水和剤
  本発明化合物                 40部
  珪藻土                    53部
  高級アルコールサルフェート           4部
  アルキルナフタレンスルホネート         3部
 以上の成分を混合、粉砕して微粒子とし本発明化合物の有効成分40重量%の水和剤を得た。
乳剤
  本発明化合物                 30部
  キシレン                   33部
  ジメチルホルムアミド             30部
  ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル    7部
 以上の成分を混合溶解して本発明化合物の有効成分30重量%の乳剤を得た。
粉剤
  本発明化合物                 10部
  タルク                    89部
  ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル    1部
 以上の成分を混合、粉砕して微粒子とし本発明化合物の有効成分10重量%の粉剤を得た。
粒剤
  本発明化合物                  5部
  クレイ                    73部
  ベントナイト                 20部
  ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩    1部
  リン酸ナトリウム                1部
 以上の成分を混合し、よく粉砕し、水を加えてよく練り合せた後、造粒乾燥し本発明化合物の有効成分5重量%の粒剤を得た。
懸濁剤
  本発明化合物                 10部
  ナトリウムリグニンスルホネート         4部
  ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート     1部
  キサンタンガム               0.2部
  水                    84.8部
 以上の成分を混合し、粒度が1μm未満になるまで湿式粉砕し本発明化合物の有効成分10重量%の懸濁液を得た。
ナミハダニ(tetranychus urticae)に対する効果
 鉢植えのインゲン豆の苗木に、15匹のメスの成虫を植え付けた。翌日、このインゲン豆の苗木に、異なる濃度の薬液を、空気圧縮機を用いてガラスノズルで噴霧した。風乾後、インゲン豆の鉢植えを、25℃、65%RHに維持した室内においた。処理3日後に、死滅したダニ及び生存しているダニを数え、下記アボットの公式により死亡率を計算した。各試験はそれぞれ2回ずつ実施した。
アボット公式:
Figure 2004143174
 その結果、次の化合物19、23、33、47及び88による死亡率が100%であることが明らかになった。
アワヨトウ(Pseudaletia separate Walker)に対する効果
 トウモロコシ葉一片(ca.7×1.5cm)を125ppmの薬液に30秒間浸した後、風乾した。この葉をガラス製ペトリ皿(直径9cm)に入れ、このペトリ皿に、アワヨトウ(Pseudaletia separata)の2齢幼虫5匹を入れた。処理5日後に生存している幼虫を数え、アボットの公式により死亡率を計算した。各試験はそれぞれ2回ずつ実施した。その結果、化合物1、7、13、14、19、20、23、33、35、44、45、47、59、81、88及び89による死亡率が100%であることが明らかになった。
コナガ(Plutella xylostella Linne)に対する効果
 キャベツの苗木に、125ppmの薬液を、空気圧縮機を用いてガラスノズルで噴霧した。風乾後、小さな葉(直径約5cm)を処理した苗木より切り取り、ガラス製ペトリ皿(直径約9cm)に入れた。このペトリ皿に、コナガ(Plutella xylostella)の2齢幼虫5匹を入れた。処理3日後に生存している幼虫を数え、アボットの公式により死亡率を計算した。各試験はそれぞれ2回ずつ実施した。その結果、化合物1、13、19、23、45、47、88及び89による死亡率が100%であることが明らかになった。
Figure 2004143174
Figure 2004143174
Figure 2004143174
Figure 2004143174
Figure 2004143174
Figure 2004143174
Figure 2004143174

Claims (6)

  1. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表されるチアゾール誘導体の少なくとも一種の化合物を含有することを特徴とする殺虫及び/又は殺ダニ剤。
  2. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表されるチアゾール誘導体の少なくとも一種の化合物を殺虫・殺ダニ剤としての有効量、及び害虫を発生箇所で駆除し防除するための担体又は希釈剤、を含有する農薬組成物。
  3. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表されるチアゾール誘導体。
  4. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であり、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表されるチアゾール誘導体を含有する殺虫・殺ダニ組成物。
  5. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であり、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、X′はOを示す。]で表される化合物の製造方法であって、式(2)
    Figure 2004143174
    で表される化合物とR4C(O)Clとを、有機塩基又は無機塩基の存在下で反応させることを特徴とする式(1)で表される化合物の製造方法。
  6. 式(1)
    Figure 2004143174
    [式中、R1は、シアノ基又はフルオロアルキル基(特にC1〜C4のフルオロアルキル基)を示し、R2は、ハロゲン原子、SCN基又はアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R3は、水素原子、C1〜C6のアルキル基、SO25又はC(O)R6を示し、R4及びR6は、それぞれ独立してアリール基(特にフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、チエニル基、フリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)、オキサジアゾリル基(1,2,4−及び1,3,4−)であって、1若しくは2以上のハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキルスルホニル基で置換されていてもよい。)を示し、R5は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、ハロアルキル基(特にC1〜C6のハロアルキル基)を示し、Xは、O、S、NR7を示し、R7は、アルキル基(特にC1〜C6のアルキル基)、シクロアルキル基(特にC3〜C6のシクロアルキル基)、アルコキシ基(特にC1〜C6のアルコキシ基)、アルケニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルケニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルキニルアルキルオキシ基(特に(C2〜C6)アルキニル(C1〜C6)アルキルオキシ基)、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基を示す。]で表される化合物の製造方法であって、式(1)で表される化合物と、五硫化リンとを、ピリジン、ピコリン、ルチジン、キシレン及びスルホランからなる群から選択される高沸点溶媒中で反応させることを特徴とする式(1)で表される化合物の製造方法。

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