JPH08245315A - トリアゾール誘導体および有害生物防除剤 - Google Patents

トリアゾール誘導体および有害生物防除剤

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JPH08245315A
JPH08245315A JP7084833A JP8483395A JPH08245315A JP H08245315 A JPH08245315 A JP H08245315A JP 7084833 A JP7084833 A JP 7084833A JP 8483395 A JP8483395 A JP 8483395A JP H08245315 A JPH08245315 A JP H08245315A
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compound
formula
triazole derivative
beetle
pests
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Application number
JP7084833A
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Inventor
Yasuo Yamada
靖雄 山田
Takashi Kishimoto
孝 岸本
Takao Iwasa
孝男 岩佐
Kazuhiko Murahashi
一彦 村橋
Mitsuhiko Matsuda
逵彦 松田
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一般式〔I〕で表されるトリアゾール誘導体お
よびそれらを用いる殺虫・殺ダニ剤。 【化1】 〔式中、X1 ,X2 ,Yはハロゲン原子を表わし、Rは
2 −C6 アルキル基、C2 −C6 アルケニル基、C3
−C6 シクロアルキル基、C1 −C6 アルコキシカルボ
ニル−C1 −C6 アルキル基またはC1 −C6 アルコキ
シ−C1 −C6 アルキル基を表わす。mは0−4の整数
を表わし、2以上のとき、X2 は同一でも相異なっても
よい。また、nは0−5の整数を表わし、2以上のと
き、Yは同一でも相異なってもよい。〕 【効果】ペクトラムが広く効果が確実で、安全に使用で
きる殺虫・殺ダニ剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なトリアゾール誘導
体及び有害生物防除剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の殺虫剤、殺ダニ剤が使
用されているが、その効力が不十分であったり、薬剤抵
抗性問題によりその使用が制限されたり、また、植物体
に薬害や汚染を生じたり、あるいは人畜魚類などに対す
る毒性が強かったりすることから、必ずしも満足すべき
防除薬剤とは言い難いものが少なくない。従って、かか
る欠点の少ない安全に使用できる薬剤の開発が要望され
ている。
【0003】本発明化合物と関連した化合物を開示した
ものとして、EP208,321、DE3,631,5
11およびDE3,717,865号公報があり、本発
明化合物の一般式〔I〕において、Rがメチル基、ハロ
ゲン原子あるいはハロメチル基である化合物が、殺虫、
殺ダニ活性を有する旨の記載がある。しかしながら、そ
の生物活性は実用的に必ずしも十分なものとはいえな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
的に有利に合成できスペクトラムが広く効果が確実で安
全に使用できる有害生物防除剤となりうる新規なトリア
ゾール誘導体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式〔I〕
で表されるトリアゾール誘導体及びそれら化合物の1種
または2種以上を有効成分として含有することを特徴と
する殺虫・殺ダニ活性を有する有害生物防除剤である。
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、X1 ,X2 ,Yはそれぞれ独立し
て、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子を
表わす。mは0−4の整数を表わし、2以上のときX2
は同一でも相異なってもよい。また、nは0−5の整数
を表わし、2以上のときYは同一でも相異なってもよ
い。Rは、C2 −C6 アルキル基、C2 −C6 アルケニ
ル基、C3 −C6 シクロアルキル基、C1 −C6 アルコ
キシ−C1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アルコキシカ
ルボニル−C1 −C6 アルキル基を表す。本発明化合物
は、Rが炭素数2以上である点に特徴があり、Rとし
て、例えば、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ターシャリブチル、ペンチル、ネオペ
ンチル、ヘキシル基等のC2 −C6 アルキル基、ビニ
ル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニルなどのC2
−C6 アルケニル基、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなどのC3 ─C6 シク
ロアルキル基、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル基等のC1 −C6 アルコキシカルボニル基で置換され
ていてもよいエチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、ターシャリブチル、ヘキシル基等のC2 −C6 アル
キル基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポ
キシ基等のC1 −C6 アルコキシ基で置換されていても
よいエチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ターシ
ャリブチル、ヘキシル基等のC2 −C6 アルキル基を挙
げることができる。
【0008】〔本発明化合物の製造〕本発明化合物は、
例えば、以下に示す方法により製造することができる。 (製造法1)
【0009】
【化4】
【0010】反応は無溶媒もしくはベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ジクロロベンゼン、クロロホルム、ジク
ロロメタン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の不活
性溶媒中、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン、
塩化チオニル等の塩素化剤を用い、0℃から用いられる
溶媒の沸点までの温度範囲において数分ないし数10時
間行なわれる。
【0011】
【化5】
【0012】(S.Conde et.al.,Synthesis,28(1974).参
照)反応は、無溶媒もしくはベンゼン、トルエン、キシ
レン、ジクロロベンゼン、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン等の不活性溶媒中、塩化アルミニウム、
塩化亜鉛、塩化第2鉄、四塩化チタン、塩化第2スズな
どのルイス酸存在下に、0℃から用いられる溶媒の沸点
までの温度範囲内において数分ないし数10時間行なわ
れる。 (製造法2)
【0013】
【化6】
【0014】(式中、Aは酸素原子または硫黄原子を表
す。BはC1 −C6 アルキル基を表す。以下、同じ。) 反応は、無溶媒もしくはベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ジクロロベンゼン、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルフォキ
シド等の不活性溶媒中、所望により水素化ナトリウム、
水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミ
ン、ピリジン等の塩基を用いて−20℃から用いられる
溶媒の沸点までの温度範囲内において数分ないし数10
時間行なわれる。
【0015】
【化7】
【0016】反応は、無溶媒もしくはベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ジクロロベンゼン、クロロホルム、ジク
ロロメタン、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニ
トリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルス
ルフォキシド、メチルアルコール、エチルアルコール等
の不活性溶媒中、0℃から用いられる溶媒の沸点までの
温度範囲内において数分ないし数10時間行なわれる。
【0017】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明化合物を更に詳細に
説明する。 (実施例1)
【0018】
【化8】
【0019】N′−(4−クロロフェニル)−2−クロ
ロ−6−フルオロベンゾイルヒドラジン2.00gをオ
キシ塩化リン2.05gに溶解させ、100℃で3時間
加熱した。オキシ塩化リンを減圧留去して得られた残渣
をo−ジクロロベンゼン25mlに溶解させ、室温にて
イソブチロニトリル1.06g、および塩化アルミニウ
ム1.61gを加え、120℃で3時間加熱した。反応
液を冷却後、氷水中に加え、酢酸エチルエステルにて抽
出後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥、ろ別後減圧濃
縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムにより分離精
製して、目的の1−(4−クロロフェニル)−3−(2
−クロロ−6−フルオロフェニル)−5−イソプロピル
−1H−1,2,4−トリアゾール0.5gを得た。同
様にして製造される本発明化合物の具体例を表1に示
す。
【0020】
【表101】
【0021】
【表102】
【0022】
【表103】
【0023】
【表104】
【0024】
【表105】
【0025】
【表106】
【0026】
【表107】
【0027】本発明化合物(一般式〔I〕で表される化
合物)は、農業上の有害生物、衛生害虫、貯殻害虫、衣
類害虫、家屋害虫等の防除に使用でき、殺成虫、殺若
虫、殺幼虫、殺卵作用を有する。その代表例として、下
記のものが挙げられる。
【0028】麟翅目害虫、例えば、ハスモンヨトウ、ヨ
トウガ、タマナヤガ、アオムシ、タマナギンウワバ、コ
ナガ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、モモシン
クイガ、ナシヒメシンクイ、ミカンハモグリガ、チャノ
ホソガ、キンモンホソガ、マイマイガ、チャドクガ、ニ
カメイガ、コブノメイガ、ヨーロピアンコーンボーラ
ー、アメリカシロヒトリ、スジマダラメイガ、ヘリオテ
ィス属、ヘリコペルパ属、アグロティス属、イガ、コド
リンガ、ワタアカミムシ等、
【0029】半翅目害虫、例えば、モモアカアブラム
シ、ワタアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、ムギク
ビレアブラムシ、、ホソヘリカメムシ、アオクサカメム
シ、ヤノネカイガラムシ、クワコナカイガラムシ、オン
シツコナジラミ、タバココナジラミ、ナシキジラミ、ナ
シグンバイ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ、セジロ
ウンカ、ツマグロヨコバイ等、
【0030】鞘翅目害虫、例えば、キスジノミハムシ、
ウリハムシ、コロラドハムシ、イネミズゾウムシ、コク
ゾウ、アズキゾウムシ、マメコガネ、ヒメコガネ、ジア
プロティカ属、タバコシバンムシ、ヒラタキクイムシ、
マツノマダラカミキリ、ゴマダラカミキリ、アグリオテ
エス属、ニジュウヤホシテントウ、コクヌスト、ワタミ
ゾウムシ等、
【0031】双翅目害虫、例えば、イエバエ、オオクロ
バエ、センチニクバエ、ウリミバエ、ミカンコミバエ、
タネバエ、イネハモグリバエ、キイロショウジョバエ、
サシバエ、コガタアカイエカ、ネッタイシマカ、シナハ
マダラカ等、総翅目害虫、例えば、ミナミキイロアザミ
ウマ、チャノキイロアザミウマ等、膜翅目害虫、例え
ば、イエヒメアリ、キイロスズメバチ、カブラハバチ
等、
【0032】直翅目害虫、例えば、チャバネゴキブリ、
ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、トノサマバッタ等、等
翅目害虫、例えば、イエシロアリ、ヤマトシロアリ等、
隠翅目害虫、例えば、ヒトノミ等、シラミ目害虫、例え
ば、ヒトジラミ等、ダニ類、例えば、ナミハダニ、ニセ
ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハ
ダニ、ミカンサビダニ、リンゴサビダニ、チャノホコリ
ダニ、ブレビパルパス属、エオテトラニカス属、ロビン
ネダニ、ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、オウシマ
ダニ、フタトゲチマダニ等、植物寄生性線虫類、例え
ば、サツマイモネコブセンチュウ、ネグサレセンチュ
ウ、ダイズシストセンチュウ、イネシンガレセンチュ
ウ、マツノザイセンチュウ等。
【0033】適用が好ましい有害生物としては例えば、
アブラムシ、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ等の害
虫類、ナミハダニ等のダニ類である。
【0034】又、近年コナガ、ウンカ、ヨコバイ、アブ
ラムシ等多くの害虫において有機リン剤、カーバメート
剤、ピレスロイド剤や殺ダニ剤に対する抵抗性が発達
し、それら薬剤の効力不足問題を生じており、抵抗性系
統の害虫やダニにも有効な薬剤が望まれている。本発明
化合物は感受性系統のみならず、有機リン剤、カーバメ
ート剤、ピレスロイド剤殺ダニ剤抵抗性系統の害虫やダ
ニにも優れた殺虫殺ダニ効果を有する薬剤である。
【0035】また本発明化合物は薬害がなく、魚毒、混
血動物への毒性が低く、安全性の高い薬剤である。
【0036】本発明化合物は、水棲生物が船底、魚網等
の水中接触物に付着するのを防止するための防汚剤とし
て使用することも出来る。
【0037】
【課題を解決するための手段】
〔殺虫・殺ダニ剤〕本発明殺虫・殺ダニ剤は本発明化合
物の1種又は2種以上を有効成分として含有する。本発
明化合物を実際に施用する際には他成分を加えず純粋な
形で使用できるし、また農薬として使用する目的で一般
の農薬のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等の形態で使用するこ
ともできる。添加剤および担体としては固型剤を目的と
する場合は、大豆粒、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、
燐石灰、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィラ
イト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿
素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。液体の
剤型を目的とする場合は、ケロシン、キシレンおよびソ
ルベントナフサ等の石油留分、シクロヘキサン、シクロ
ヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アルコール、アセトン、トリクロルエチレン、メ
チルイソブチルケトン、鉱物油、植物油、水等を溶剤と
して使用する。これらの製剤において均一かつ安定な形
態をとるために、必要ならば界面活性剤を添加すること
もできる。このようにして得られた水和剤、乳剤、フロ
アブル剤は水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳
濁液として、粉剤・粒剤はそのまま植物に散布する方法
で使用される。
【0038】なお、本発明化合物は単独でも十分有効で
あることは言うまでもないが、各種の殺菌剤や殺虫・殺
ダニ剤または共力剤の1種又は2種以上と混合して使用
することも出来る。
【0039】本発明化合物と混合して使用出来る殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤の代表例を以下
に示す。
【0040】殺菌剤:キャプタン、フォルペット、チウ
ラム、ジラム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、プロピ
ネブ、ポリカーバメート、クロロタロニン、キントーゼ
ン、キャプタホル、イプロジオン、プロサイミドン、ビ
ンクロゾリン、フルオロイミド、サイモキサニル、メプ
ロニル、フルトラニル、ペンシクロン、オキシカルボキ
シン、ホセチルアルミニウム、プロパモカーブ、トリア
ジメホン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジク
ロプトラゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、
マイクロブタニル、フルシラゾール、エタコナゾール、
フルオトリマゾール、フルトリアフェン、ペンコナゾー
ル、ジニコナゾール、サイプロコナゾーズ、フェナリモ
ール、トリフルミゾール、プロクロラズ、イマザリル、
ペフラゾエート、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、
トリホリン、ブチオベート、ピリフェノックス、アニラ
ジン、ポリオキシン、メタラキシル、オキサジキシル、
フララキシル、イソプロチオラン、プロベナゾール、ピ
ロールニトリン、ブラストサイジンS、カスガマイシ
ン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイシ
ン、ベノミル、カルベンダジム、チオファネートメチ
ル、ヒメキサゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、フ
ェンチンアセテート、水酸化トリフェニル錫、ジエトフ
ェンカルプ、メタスルホカルプ、キノメチオナート、ビ
ナパクリル、レシチン、重曹、ジチアノン、ジノカッ
プ、フェナミノスルフ、ジクロメジン、グアザチン、ド
ジン、IBP、エディフェンホス、メパニピリム、フェ
ルムゾン、トリクラミド、メタスルホカルプ、フルアジ
ナム、エトキノラック、ジメトモルフ、ピロキロン、テ
クロフタラム、フサライド、フェナジンオキシド、チア
ベンダゾール、トリシクラゾール、ビンクロゾリン、シ
モキサニル、シクロブタニル、グアザチン、プロパモカ
ルブ塩酸塩、オキソリニック酸。
【0041】殺虫・殺ダニ剤: 有機燐およびカーバメート系殺虫剤:フェンチオン、フ
ェニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ES
P、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホ
ルモチオン、マラソン、トリクロロホン、チオメトン、
ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、
メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、
サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェ
ンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、ク
ロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチル
ビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメ
トン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホ
ス、アジンホスメチル、アルディカルブ、メソミル、チ
オジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフ
ラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、
MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカープ、エチ
オフェンカルブ、フェノキシカルブ、カルタップ、チオ
シクラム、ベンスルタップ等。
【0042】ピレスロイド系殺虫剤:ペルメトリン、シ
ペルメトリン、デルタメスリン、フェンバレレート、フ
ェンプロパトリン、ピレトリン、アレスリン、テトラメ
スリン、レスメトリン、ジメスリン、プロパスリン、フ
ェノトリン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリ
ン、シハロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロ
クス、シクロプロトリン、トロラメトリン、シラフルオ
フェン、プロフェンプロクス、アクリナトリン等。
【0043】ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤:ジフ
ルベンズロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロ
ン、トリフルムロン、テトラベンズロン、フルフェノク
スロン、フルシクロクスロン、ププロフェジン、ピリプ
ロキシフェン、メトプレン、ベンゾエピン、ジアフェン
チウロン、イミダクロプリド、フィプロニル、硫酸ニコ
チン、ロテノン、メタアルデヒド、機械油、BTや昆虫
病原ウイルスなどの微生物農薬等。
【0044】殺線虫剤:フェナミホス、ホスチアゼート
等。
【0045】殺ダニ剤:クロルベンジレート、フェニソ
ブロモレート、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベン
ゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポ
リナクチン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジ
ホン、アベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテ
ジン、シヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメー
ト、テプフェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカ
ルブ、ジエノクロル等。
【0046】植物生長調節剤:ジベレリン類(例えばジ
ベレリンA3 ,ジベレリンA4 ,ジベレリンA7 ,)I
AA,NAA。
【0047】
【実施例】
〔殺虫・殺ダニ剤〕次に、本発明の組成物の実施例を若
干示すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定
されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可
能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0048】 実施例2 水和剤 本発明化合物 40部 珪藻土 53部 高級アルコール硫酸エステル 4部 アルキルナフタレンスルホン酸塩 3部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分40
%の水和剤を得る。
【0049】 実施例3 乳剤 本発明化合物 30部 キシレン 33部 ジメチルホルムアミド 30部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 7部 以上を混合溶解すれば、有効成分30%の乳剤を得る。
【0050】 実施例4 粉剤 本発明化合物 10部 タルク 89部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 1部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分10
%の粉剤を得る。
【0051】 実施例5 粒剤 本発明化合物 5部 クレー 73部 ベントナイト 20部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部 リン酸ナトリウム 1部 以上をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、
造粒乾燥して有効成分5%の粒剤を得る。
【0052】 実施例6 懸濁剤 本発明化合物 10部 リグニンスルホン酸ナトリウム 4部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1部 キサンタンガム 0.2部 水 84.8部 以上を混合し、粒度が1ミクロン以下になるまで湿式粉
砕すれば、有効成分10%の懸濁液を得る。
【0053】
【発明の効果】
試験例1 ツマグロヨコバイに対する効力 前記の薬剤の実施例3に示された乳剤の処方に従い、化
合物濃度が125ppmになるように水で希釈した。そ
の薬液中に発芽後7日を経過したイネ幼苗を30秒間浸
漬した。風乾後、処理苗とツマグロヨコバイ4令若虫5
頭を多数の小孔のあいたビニール袋に入れ、温度25
℃、湿度65%の恒温室内に置き、6日後に殺虫率を調
査した。試験は2反復で行った。結果を下記第2表に示
した。
【0054】
【表201】
【0055】表中、対照化合物aおよびbは、特開昭6
2−19574号公報に記載されている化合物であり、
供試化合物と同様に製剤化して使用した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村橋 一彦 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 松田 逵彦 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 【化1】 〔式中、X1 ,X2 ,Yはそれぞれ独立してハロゲン原
    子を表わす。RはC2 −C6 アルキル基、C2 −C6
    ルケニル基、C3 −C6 シクロアルキル基、C1 −C6
    アルコキシ−C1 −C6 アルキル基またはC1 −C6
    ルコキシカルボニル−C1 −C6 アルキル基を表わす。
    mは0−4の整数を表わし、2以上のときX2 は同一で
    も相異なってもよい。nは0−5の整数を表わし、2以
    上のときYは同一でも相異なってもよい。〕で表される
    トリアゾール誘導体。
  2. 【請求項2】一般式〔I〕 【化2】 〔X1 、X2 、Y、R、mおよびnは前記と同じ意味を
    表す〕で表わされるトリアゾール誘導体の1種または2
    種以上を有効成分として含有することを特徴とする殺虫
    ・殺ダニ剤。
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Cited By (6)

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