JP2003048876A - チオアミド誘導体、及び農園芸用殺菌剤 - Google Patents

チオアミド誘導体、及び農園芸用殺菌剤

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JP2003048876A
JP2003048876A JP2002152519A JP2002152519A JP2003048876A JP 2003048876 A JP2003048876 A JP 2003048876A JP 2002152519 A JP2002152519 A JP 2002152519A JP 2002152519 A JP2002152519 A JP 2002152519A JP 2003048876 A JP2003048876 A JP 2003048876A
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JP2002152519A
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Yoshihiko Hara
良彦 原
Mutsuyuki Saiga
睦幸 斎賀
Hiroshi Hamamura
洋 濱村
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、農園芸用殺菌剤となりうる新規化
合物を提供することを課題とする。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素原子等を、Aは、置換されてもよい
フェニル基、又は式B−Dで表される基を表し、Bは置換
されてもよいC1-6アルキレン基を表し、Dは置換されて
もよいフェニル基、式-C(=O)OR2又は式-C(=O)N
HR2で表わされる基を表し、R2は、水素原子、C1-10
アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又
は置換されてもよいフェニル基等を表す。)で表わされ
るチオアミド化合物およびその塩、および該化合物の1
種または2種以上を有効成分として含有する農園芸用殺
菌剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なチオアミド化
合物及び該化合物を有効成分として含有する農園芸用殺
菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸作物の栽培に当り、作物の病害に
対して多数の防除薬剤が使用されているが、その防除効
力が不十分であったり、薬剤耐性の病原菌の出現により
その使用が制限されたり、また植物体に薬害や汚染を生
じたり、あるいは人畜魚類に対する毒性や環境への影響
の観点から、必ずしも満足すべき防除薬とは言い難いも
のが少なくない。従って、かかる欠点の少ない安全に使
用できる薬剤の出現が強く要請されている。
【0003】本発明化合物に関連したアシルアミノサリ
チル酸化合物が、WO97/08135号公報(A)、
WO98/41513号公報(B)およびWO01/1
2587公報(C)に、殺虫および殺菌活性を有するこ
とが開示されている。
【0004】
【化3】 (式中A’は結合またはアルキレンを、R2はシクロア
ルキル、シクロアルケニル、アリールまたはヘテロ環を
表す。)しかしながらそれらの生物活性は実用的には必
ずしも十分とはいえない。
【0005】また、Biochem.Biophys.
Acta 1222(2)149−154,1995、
J.of Biochem. 246(23)7125−
30,1971 等には、類似の化学構造を有するアン
チマイシンの抗真菌活性について記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
的に有利に合成でき効果が確実で安全に使用できる農園
芸用殺菌剤となりうるチオアミド化合物を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(1)
【化4】 [式中、R1は水素原子または、C1-4アルキル基を表
す。Aは、Gで置換されてもよいフェニル基、Gで置換
されてもよいフェノキシフェニル基、Gで置換されても
よいフェニルチオフェニル基、又は式B−Dで表される
基を表し、BはC1-6アルキレン基を表し、このC1-6
ルキレン基は、C1-1 2アルキル基、C2-8アルケニル
基、C2-8アルキニル基、C1-8ハロアルキル基、C1-6
アルキル基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基
または、Gで置換されてもよいフェニル基で置換されて
いてもよく、さらに、これらの置換基が一緒になって環
を形成してもよく、置換基が2個以上のばあいは、同一
又は相異なっていてもよい。DはGで置換されてもよい
フェニル基、Gで置換されてもよいフェノキシフェニル
基、Gで置換されてもよいフェニルチオフェニル基、式
-C(=O)OR2又は式-C(=O)NHR2で表わされる基を
表し、R2は、水素原子、C1- 10アルキル基、C2-6アル
ケニル基、C2-6アルキニル基又は置換されてもよいフ
ェニル基を表す。Gは、ハロゲン原子、C1-6アルキル
基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6
ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基を表し、これ
らGは同一又は相異なって2個から5個置換されてもよ
い。]で表わされるチオアミド化合物およびその塩、お
よび該化合物の1種または2種以上を有効成分として含有
する農園芸用殺菌剤である。
【0008】
【発明の実施の形態】前記一般式(1)の定義におい
て、R1は水素原子または、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブチ
ル、t−ブチル等のC1-4アルキル基を表す。Aは、G
で置換されてもよいフェニル基、Gで置換されてもよい
フェノキシフェニル基、Gで置換されてもよいフェニル
チオフェニル基、又は式B−Dで表される基を表し、B
はメチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン等のC1-6アルキ
レン基を表し、このC1-6アルキレン基は、任意の位置
が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、sec−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキ
シル、イソヘキシル、ヘプチル、デシル、ウンデシル等
のC1-12アルキル基;エテニル、1−プロペニル、2−
プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、2−ペンテ
ニル等のC2-8アルケニル基;エチニル、1−プロピニ
ル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3
−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、4−ペンチ
ニル等のC2-8アルキニル基;クロロメチル、フルオロ
メチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、ジフルオロメ
チル、ジブロモメチル、トリクロロメチル、トリフルオ
ロメチル、トリブロモメチル、トリクロロエチル、トリ
フルオロエチル、ペンタフルオロエチル等のC1-8ハロ
アルキル基;シクロプロピル、1−メチルシクロプロピ
ル、2,2,3,3−テトラメチルシクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、1−メチルシクロペンチ
ル、シクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル、4−
メチルシクロヘキシル等のC1-6アルキル基で置換され
てもよいC3-8シクロアルキル基、又はGで置換されて
もよいフェニル基で置換されていてもよく、さらに、こ
れらの置換基が一緒になってシクロヘプチル、シクロヘ
キシル等の環を形成してもよく、置換基が2個以上のば
あいは、同一又は相異なっていてもよい。Dは、Gで置
換されてもよいフェニル基、Gで置換されてもよいフェ
ノキシフェニル基、Gで置換されてもよいフェニルチオ
フェニル基、式C(=O)OR2又は式C(=O)NHR2で表
わされる基を表す。R2は、水素原子、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル及びその異性
体,ヘキシル及びその異性体、ヘプチル及びその異性
体、ノニル及びその異性体、ドデシル等のC 1-10アルキ
ル基;エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1
−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル
−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−
ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペ
ンテニル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2
−ブテニル等のC2-6アルケニル基;エチニル、1−プ
ロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニ
ル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、2−
メチル−3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニ
ル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−2
−ブチニル、2−メチル−3−ペンチニル、1,1−ジ
メチル−2−ブチニル等のC2-6アルキニル基またはG
で置換されてもよいフェニル基を表す。Gは、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル等のC 1-6アルキル基、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、sec−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ
等のC1-6アルコキシ基、メチルチオ、エチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec−
ブチルチオ、イソブチルチオ、t−ブチルチオ等のC
1-6アルキルチオ基、クロロメチル、フルオロメチル、
ブロモメチル、ジクロロメチル、ジフルオロメチル、ジ
ブロモメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチ
ル、トリブロモメチル、トリクロロエチル、トリフルオ
ロエチル、ペンタフルオロエチル等のC1-6ハロアルキ
ル基、クロロメトキシ、フルオロメトキシ、ブロモメト
キシ、ジクロロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジブロ
モメトキシ、トリクロロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ、トリブロモメトキシ、トリクロロエトキシ、トリフ
ルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ等のC1-6
ロアルコキシ基を表す。次に本発明化合物の製造法につ
いて説明する。
【0009】製造法(1)
【化5】 (式中、R1及びAは前記と同じ意味を表し、R3は水素
原子もしくはベンジル基を表し、Zはハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、1−イ
ミダゾール等の脱離基を表す。)
【0010】化合物(5)は、公知の化合物であり、例え
ばWO97/08135号公報(A)に記載されている方法で製造す
ることができる。化合物(5)をニトロヒドロキシチオベ
ンズアミド誘導体(4)へと誘導し、還元反応によりアミ
ノチオサリチル酸誘導体(2)へと誘導したのち、アシル
化反応により本発明化合物 アシルアミノチオサリチル
酸誘導体(1)を製造する。
【0011】次に、化合物(5)を適当な有機溶媒中、0℃
〜200℃で、適当な硫化剤にて反応することで、対応す
るニトロヒドロキシベンズチオアミド誘導体(4)を得る
ことができる。適当な硫化剤としては、五硫化二燐、La
wesson試薬、ジエチルジチオ燐酸等が挙げられる。
【0012】次に、化合物(4)を適当な有機溶媒中、0℃
〜100℃で、適当な不均一系遷移金属触媒により常圧下
もしくは加圧下にて、水素雰囲気下で還元することで、
対応するアミノサリチル酸誘導体(2)を得ることができ
る。反応に用いることができる溶媒としては、水、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類、ベンゼン、トル
エン等の炭化水素類、エーテル、THF等のエーテル
類、酢酸エチルなどが挙げられる。触媒としては、ラネ
ーニッケル等のニッケル触媒、パラジウム−カーボン等
のパラジウム触媒、コバルト触媒、ルテニウム触媒、ロ
ジウム触媒、白金触媒などが挙げられる。
【0013】次に、化合物(2)を適当な有機溶媒中、所
望により脱酸剤の存在下、-20℃〜120℃で、アシル化剤
(3) を用い、1〜数10時間反応させることで、対応する
本発明化合物 アシルアミノチオサリチル酸誘導体(1)を
得ることができる。用いることのできる溶媒としては、
ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ジエチルエーテ
ル、THF等のエーテル類、クロロホルム、ジクロロメ
タン等のハロゲン化炭素類、DMF、DMSO、アセト
ニトリルなどが挙げられる。脱酸剤としては、トリエチ
ルアミン、水酸化ナトリウム、ピリジン等が挙げられ
る。
【0014】(農園芸用殺菌剤)本発明化合物(式
(1)で表される化合物又はその塩)は、広範囲の種類
の糸状菌、例えば、藻菌類(Oomycetes)、子
のう(嚢)菌類(Ascomycetes),不完全菌
類(Deuteromycetes),担子菌類(Ba
sidiomycetes)に属する菌に対しすぐれた
殺菌力を有する。本発明化合物を有効成分とする組成物
は、花卉、芝、牧草を含む農園芸作物の栽培に際し発生
する種々の病害の防除に、種子処理、茎葉散布、土壌施
用又は水面施用等により使用することができる。
【0015】例えば、 テンサイ 褐斑病(Cercospora beticola) ラッカセイ 褐斑病(Mycosphaerella arachidis) 黒渋病(Mycosphaerella berkeleyi) キュウリ うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea) つる枯病(Mycosphaerella melonis) 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) 灰色かび病(Botrytis cinerea) 黒星病(Cladosporium cucumerinum) トマト 灰色かび病(Botrytis cinerea) 葉かび病(Cladosporium fulvum) ナス 灰色かび病(Botrytis cinerea) 黒枯病(Corynespora melongenae) うどんこ病(Erysiphe cichoracearum) イチゴ 灰色かび病(Botrytis cinerea) うどんこ病(Sohaerotheca humuli) タマネギ 灰色腐敗病(Botrytis allii) 灰色かび病(Botrytis cinerea) インゲン 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) 灰色かび病(Botrytis cinerea) りんご うどんこ病(Podosphaera leucotricha ) 黒星病(Venturia inaequalis) モニリア病(Monilinia mali) カキ うどんこ病(Phyllactinia kakicola) 炭そ病(Gloeosporium kaki) 角斑落葉病(Cercospora kaki) モモ・オウトウ 灰星病(Monilinia fructicola) ブドウ 灰色かび病(Botrytis cinerea) うどんこ病(Uncinula necator) 晩腐病(Glomerella cingulata) ナシ 黒星病(Venturia nashicola) 赤星病(Gymnosporangium asiaticum ) 黒斑病(Alternaria kikuchiana) チャ 輪斑病(Pestalotia theae) 炭そ病(Colletotrichum theae−sine nsis) カンキツ そうか病(Elsinoe fawcetti) 青かび病(Penicillium italicum) 緑かび病(Penicillium digitatum) 灰色かび病(Botrytis cinerea) オオムギ うどんこ病(Erysiphe graminis f.sp. hordei) 裸黒穂病(Ustilago nuda) コムギ 赤かび病(Gibberella zeae) 赤さび病(Puccinia recondita) 斑点病(Cochliobolus sativus) 眼紋病(Pseudocercosporella herpo trichoides) ふ枯病(Leptosphaeria nodorum) うどんこ病 (Erysiphe graminis f.s p.tritici) 紅色雪腐病(Micronectriella nivalis ) イネ いもち病(Pyricularia oryzae) 紋枯病(Rhizoctonia solani) 馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、 ごま葉枯病(Cochliobolus niyabeanus )、 タバコ 菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) うどんこ病(Erysiphe cichoracearum) チューリップ 灰色かび病(Botrytis cinerea) ベントグラス 雪腐大粒菌核病(Sclerotinia borealis) 、 オーチャードグラス うどんこ病(Erysiphe graminis)、 ダイズ 紫斑病(Cercospora kikuchii)、 ジャガイモ・トマト 疫病(Phytophthora infestans )、 キュウリ べと病(Pseudoperonospora cubensi s)、 ブドウ べと病(Plasmopara viticola) 等の防除に使用することができる。
【0016】また、近年種々の病原菌においてベンズイ
ミダゾール系殺菌剤やジカルボキシイミド系殺菌剤等に
対する耐性が発達し、それらの薬剤の効力不足を生じて
おり、耐性菌にも有効な薬剤が望まれている。本発明の
化合物は、それら薬剤に対し感受性の病原菌のみなら
ず、耐性菌にも優れた殺菌効果を有する薬剤である。
【0017】例えば、チオファネートメチル、ベノミ
ル、カルベンダジム等のベンズイミダゾール系殺菌剤に
耐性を示す灰色かび病菌(Botrytis cine
rea)やテンサイ褐斑病菌(Cercospora
beticola)、リンゴ黒星病菌(Venturi
a inaequalis)、ナシ黒星病菌(Vent
uria nashicola)に対しても感受性菌と
同様に本発明化合物は有効である。
【0018】さらに、ジカルボキシイミド系殺菌剤(例
えば、ビンクロゾリン、プロシミドン、イプロジオン)
に耐性を示す灰色かび病菌(Botrytis cin
erea)に対しても感受性菌と同様に本発明化合物は
有効である。適用がより好ましい病害としては、テンサ
イの褐斑病、コムギのうどんこ病、イネのいもち病、リ
ンゴ黒星病、キュウリの灰色かび病、ラッカセイの褐斑
病等が挙げられる。
【0019】本発明化合物は、水棲生物が船底、魚網等
の水中接触物に付着するのを防止するための防汚剤とし
て使用することもできる。本発明化合物の中には、殺虫
・殺ダニ活性を示すものもある。本発明殺菌剤は本発明
化合物の1種又は2種以上を有効成分として含有する。
【0020】本発明化合物を実際に施用する際には他成
分を加えず純粋な形で使用できるし、また農薬として使
用する目的で一般の農薬のとり得る形態、即ち、水和
剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤、顆粒水和剤等
の形態で使用することもできる。
【0021】農薬製剤中に添加することのできる添加剤
および担体としては、固型剤を目的とする場合は、大豆
粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石こう、
タルク、ベントナイト、パイロフィライト、クレー等の
鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿素、芒硝等の有機及
び無機化合物が使用される。
【0022】また、液体の剤型を目的とする場合は、ケ
ロシン、キシレンおよび石油系の芳香族炭化水素、シク
ロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、ト
リクロルエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、
植物油、水等を溶剤として使用することができる。
【0023】さらに、これらの製剤において均一かつ安
定な形態をとるために、必要に応じ界面活性剤を添加す
ることもできる。添加することができる界面活性剤とし
ては特に限定はないが、例えば、ポリオキシエチレンが
付加したアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンが付加したアルキルエーテル、ポリオキシエチレンが
付加した高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付
加したソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンが付加したトリスチリルフェニルエーテル等の非イ
オン性界面活性剤、ポリオキシエチレンが付加したアル
キルフェニルエーテルの硫酸エステル塩、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、高級アルコールの硫酸エステル塩、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩のホルムアルデヒド縮合物、イソブチレン−無水マレ
イン酸の共重合物等が挙げられる。
【0024】このようにして得られた水和剤、乳剤、フ
ロアブル剤,水溶剤,顆粒水和剤は水で所定の濃度に希
釈して溶解液,懸濁液あるいは乳濁液として、粉剤・粒
剤はそのまま植物に散布する方法で使用される。また有
効成分量は、通常、組成物(製剤)全体に対して好まし
くは0.01〜90重量%であり、より好ましくは0.
05〜85重量%である。
【0025】製剤化された本発明の殺菌剤組成物は、そ
のままで、或いは水等で希釈して、植物体、種子、水面
又は土壌に施用される。施用量は、気象条件、製剤形
態、施用磁気、施用方法、施用場所、防除対象病害、対
象作物等により異なるが、通常1ヘクタール当たり有効
成分化合物量にして1〜1,000g、好ましくは10
〜100gである。
【0026】水和剤、乳剤、懸濁剤、水溶剤、顆粒水和
剤等を水で希釈して施用する場合、その施用濃度は1〜
1000ppm、好ましくは10〜250ppmであ
り、粒剤、粉剤等の場合は、希釈することなくそのまま
施用する。なお、本発明化合物は単独でも十分有効であ
ることは言うまでもないが、各種の殺菌剤や殺虫・殺ダ
ニ剤または共力剤の1種又は2種以上と混合して使用す
ることもできる。
【0027】本発明化合物と混合して使用できる殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤の代表例を以下
に示す。
【0028】殺菌剤:キャプタン、フォルペット、チウ
ラム、ジラム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、プロピ
ネブ、ポリカーバメート、クロロタロニル、キントーゼ
ン、キャプタホル、イプロジオン、プロサイミドン、ビ
ンクロゾリン、フルオロイミド、サイモキサニル、メプ
ロニル、フルトラニル、ペンシクロン、オキシカルボキ
シン、ホセチルアルミニウム、プロパモカーブ、トリア
ジメホン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジク
ロブトラゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、
マイクロブタニル、フルシラゾール、メトコナゾール、
エタコナゾール、フルオトリマゾール、シプロコナゾー
ル、エポキシコナゾール、フルトリアフェン、ベンコナ
ゾール、ジニコナゾール、サイプロコナゾーズ、フェナ
リモール、トリフルミゾール、プロクロラズ、イマザリ
ル、ペフラゾエート、トリデモルフ、フェンプロピモル
フ、トリホリン、ブチオベート、ピリフェノックス、ア
ニラジン、ポリオキシン、メタラキシル、オキサジキシ
ル、フララキシル、イソプロチオラン、プロベナゾー
ル、ピロールニトリン、ブラストサイジンS、カスガマ
イシン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイ
シン、ベノミル、カルベンダジム、チオファネートメチ
ル、ヒメキサゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、フ
ェンチンアセテート、水酸化トリフェニル錫、ジエトフ
ェンカルブ、メタスルホカルブ、キノメチオナート、ビ
ナパクリル、レシチン、重曹、ジチアノン、ジノカッ
プ、フェナミノスルフ、ジクロメジン、グアザチン、ド
ジン、IBP、エディフェンホス、メパニピリム、フェ
ルムゾン、トリクラミド、メタスルホカルブ、フルアジ
ナム、エトキノラック、ジメトモルフ、ピロキロン、テ
クロフタラム、フサライド、フェナジンオキシド、チア
ベンダゾール、トリシクラゾール、ビンクロゾリン、シ
モキサニル、シクロブタニル、グアザチン、プロパモカ
ルブ塩酸塩、オキソリニック酸、ヒドロキシイソオキサ
ゾール、イミノクタジン酢酸塩等。
【0029】殺虫・殺ダニ剤: 有機燐およびカーバメート系殺虫剤:フェンチオン、フ
ェニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ES
P、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホ
ルモチオン、マラソン、トリクロルホン、チオメトン、
ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、
メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、
サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェ
ンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、ク
ロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチル
ビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメ
トン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホ
ス、アジンホスメチル、アルディカルブ、メソミル、チ
オジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフ
ラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、
MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカーブ、エチ
オフェンカルブ、フェノキシカルブ、EDDP等。 ピレスロイド系殺虫剤:ペルメトリン、シペルメトリ
ン、デルタメスリン、フェンバレレート、フェンプロパ
トリン、ピレトリン、アレスリン、テトラメスリン、レ
スメトリン、ジメスリン、プロパスリン、フェノトリ
ン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリン、シハ
ロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロクス、シ
クロプロトリン、トロラメトリン、シラフルオフェン、
ブロフェンプロクス、アクリナスリン等。 ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤:ジフルベンズロ
ン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、トリフル
ムロン、テトラベンズロン、フルフェノクスロン、フル
シクロクスロン、ブプロフェジン、ピリプロキシフェ
ン、メトプレン、ベンゾエピン、ジアフェンチウロン、
アセタミプリド、イミダクロプリド、ニテンピラム、フ
ィプロニル、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタッ
プ、硫酸ニコチン、ロテノン、メタアルデヒド、機械
油、BTや昆虫病原ウイルスなどの微生物農薬等。 殺線虫剤:フェナミホス、ホスチアゼート等。 殺ダニ剤:クロルベンジレート、フェニソブロモレー
ト、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベンゾメート、
ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポリナクチ
ン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジホン、ア
ベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテジン、シ
ヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブ
フェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカルブ、ジ
エノクロル等。
【0030】植物生長調節剤:ジベレリン類(例えばジ
ベレリンA3 、ジベレリンA4 、ジベレリンA7 )IA
A、NAA。
【0031】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
【0032】実施例1 N-(4'-(3"-トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル)-
3-ホルムアミド-2-ヒドロキシ-チオベンズアミド(化合
物番号33)の製造
【0033】1A N-(4'-(3"-トリフルオロメチルフェ
ノキシ)フェニル)-2-ヒドロキシ-3-ニトロ-チオベンズ
アミド
【化6】 N-(4'-(3"-トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル)-
2-ヒドロキシ-3-ニトロ-ベンズアミド 1.0g(2.4mm
ol)をピリジン10mlに溶解し、五硫化二燐0.42g
(1.9mmol)を加えた。その混合液を95℃で二日間
後、反応混合液を氷水中にあけ、1N希塩酸水で中和
後、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し
た後で、無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥させ、溶媒
を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶媒ヘキサン−酢酸エチル=2:1)にて精
製して、目的物 0.1gを得た。収率10%
【0034】1B N-(4'-(3"-トリフルオロメチルフ
ェノキシ)フェニル)-3-ホルムアミド-2-ヒドロキシ-チ
オベンズアミド
【化7】 N-(4'-(3"-トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル)-
2-ヒドロキシ-3-ニトロ-チオベンズアミド 0.1g(0.24
mmol)を酢酸エチル20mlに溶解し、10%パラジ
ウム−カーボン 0.1gを触媒に加えた。その混合液を水
素雰囲気下で二日間攪拌した。反応混合物をろ過し、溶
媒を減圧下留去した。次に残留物をジクロロメタン10m
lに溶解し、N-ホルミルイミダゾール(0.28mmo
l)のジクロロメタン溶液10mlを加え、室温で1時間
攪拌した。反応混合液の溶媒を減圧留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒ヘキサン−酢
酸エチル=4:1)にて精製して、目的物0.05gを得
た。収率50% 融点 120-122℃ 上記実施例を含め本発明化合物の代表例を第1表に示
す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】次に、本発明の殺菌剤組成物の実施例を若
干示すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定
されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可
能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0040】実施例3 水和剤 本発明化合物 40部 クレー 48部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 4部 リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分40
%の水和剤を得る。
【0041】実施例4 乳剤 本発明化合物 10部 ソルベッソ200 53部 シクロヘキサノン 26部 ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩 1部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 10部 以上を混合溶解すれば、有効成分10%の乳剤を得る。
【0042】実施例5 粉剤 本発明化合物 10部 クレー 90部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分10
%の粉剤を得る。
【0043】実施例6 粒剤 本発明化合物 5部 クレー 73部 ベントナイト 20部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部 リン酸カリウム 1部 以上をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、
造粒乾燥して有効成分5%の粒剤を得る。
【0044】実施例7 懸濁剤 本発明化合物 10部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 4部 ポリカルボン酸ナトリウム塩 2部 グリセリン 10部 キサンタンガム 0.2部 水 3.8部 以上を混合し、粒度が3ミクロン以下になるまで湿式粉
砕すれば、有効成分10%の懸濁剤を得る。
【0045】 以上を均一に混合して微細に粉砕後,適量の水を加えて
から練り込んで粘土状にする.粘土状物を造粒した後乾
燥すれば、有効成分40%の顆粒水和剤を得る。
【0046】
【発明の効果】次に、本発明化合物が各種植物病害防除
剤の有効成分として有用であることを試験例で示す。
【0047】試験例1 リンゴ黒星病防除試験 素焼きポットで栽培したリンゴ幼苗(品種「国光」、3
〜4葉期)に、実施例4の本発明化合物の乳剤を有効成
分200ppmの濃度で散布した。室温で自然乾燥した
後、リンゴ黒星病菌(Venturia inaequ
alis)の分生胞子を接種し、明暗を12時間毎にく
りかえす20℃、高湿度の室内に2週間保持した。葉上
の病斑出現状態を無処理と比較調査し、防除効果を求め
た結果、以下の化合物が75%以上の優れた防除価を示
した。なお、化合物番号は第1表中の化合物番号に対応
する。 3,24,25,27,33
【0048】試験例2 ブドウべと病防除試験 素焼きポットで栽培したブドウ幼苗(品種「甲斐路」、
2葉期)に、実施例4の本発明化合物の乳剤を有効成分
200ppmの濃度で散布した。散布後、室温で自然乾
燥し、ブドウべと病菌(Plasmopara vit
icola)の遊走子のうの懸濁液を噴霧接種し、明暗
を12時間毎に繰り返す高湿度の恒温室(20℃)に1
0日間保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と比較調
査し、防除効果を求めた。その結果以下の化合物が75
%以上の優れた防除価を示した。なお、化合物番号は第
1表中の化合物番号に対応する。 3,21,24,25,27,33
【0049】試験例3 コムギうどんこ病防除試験 素焼きポットで栽培したコムギ幼苗(品種「農林61
号」、1.0〜1.2葉期)に実施例4の本発明化合物
の乳剤を有効成分200ppmの濃度で散布した。葉を
風乾させた後、コムギうどんこ病菌(Erysiphe
graminis f.sp.tritici)の分
生胞子を振り払い接種し、22〜25℃の温室で7日間
保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と比較調査し、
防除効果を求めた。その結果、以下の化合物が75%以
上の優れた防除価を示した。なお、化合物番号は第1表
中の化合物番号に対応する。 33
【0050】試験例4 トマト疫病防除試験 素焼きポットで栽培したトマト幼苗(品種「レジナ」、
4〜5葉期)に、実施例4の本発明化合物の乳剤を有効
成分200ppmの濃度で散布した。散布後、室温で自
然乾燥し、トマト疫病菌(Phytophthora
infestans)の遊走子のうの懸濁液を噴霧接種
し、明暗を12時間毎に繰り返す高湿度の恒温室(20
℃)に4日間保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と
比較調査し、防除効果を求めた。その結果以下の化合物
が75%以上の優れた防除価を示した。なお、化合物番
号は第1表中の化合物番号に対応する。 3,24,25,27,33
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱村 洋 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA03 AB03 TN10 TN30 TN60 4H011 AA01 BA01 BB06 BC01 BC03 BC05 BC07 BC18 DA02 DA15 DA16 DC01 DC05 DC06 DD03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 [式中、R1は水素原子または、C1-4アルキル基を表
    す。Aは、Gで置換されてもよいフェニル基、Gで置換
    されてもよいフェノキシフェニル基、Gで置換されても
    よいフェニルチオフェニル基、又は式B−Dで表される
    基を表し、BはC1-6アルキレン基を表し、このC1-6
    ルキレン基は、C1-12アルキル基、C2-8アルケニル
    基、C2-8アルキニル基、C1-8ハロアルキル基、C1-6
    アルキル基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基
    または、Gで置換されてもよいフェニル基で置換されて
    いてもよく、さらに、置換基が一緒になって環を形成し
    てもよく、置換基が2個以上のばあいは、同一又は相異
    なっていてもよい。DはGで置換されてもよいフェニル
    基、Gで置換されてもよいフェノキシフェニル基、Gで
    置換されてもよいフェニルチオフェニル基、式-C(=O)
    OR2又は式-C(=O)NHR2で表わされる基を表し、R
    2は、水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル
    基、C2-6アルキニル基又は置換されてもよいフェニル
    基を表す。Gは、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C
    1-6アルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロア
    ルキル基、C1-6ハロアルコキシ基を表し、これらGは
    同一又は相異なって2個から5個置換されてもよい。]で
    表わされるチオアミド化合物およびその塩。
  2. 【請求項2】一般式(1) 【化2】 (式中、R1およびAは請求項1と同一の意味を表す。)
    で表わされるチオアミドまたはその塩の1種または2種
    以上を有効成分として含有することを特徴とする農園芸
    用殺菌剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900006543A1 (it) * 2019-05-06 2020-11-06 Isagro Spa Composti ad attività fungicida, relative composizioni agronomiche e uso per il controllo di funghi fitopatogeni
EP4162799A1 (en) * 2019-07-08 2023-04-12 ISAGRO S.p.A. Compounds having a fungicidal activity, their agronomic compositions and use thereof for the control of phytopathogenic fungi

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IT201900006543A1 (it) * 2019-05-06 2020-11-06 Isagro Spa Composti ad attività fungicida, relative composizioni agronomiche e uso per il controllo di funghi fitopatogeni
WO2020225700A1 (en) * 2019-05-06 2020-11-12 Isagro S.P.A. Compounds having a fungicidal activity, their agronomic compositions and use thereof for the control of phytopathogenic fungi
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