JP2004140154A - コイル部品並びにそれの製造方法及び製造装置 - Google Patents

コイル部品並びにそれの製造方法及び製造装置 Download PDF

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橘 誠治
Minoru Fukui
福井 實
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Abstract

【課題】周囲温度の変化による線材の断線を防止するコイル部品を提供する。
【解決手段】線材11と、線材11が巻線されているボビン20と、線材11の端部14,16に電気的に接続している端子30,31であって、線材11の端部14,16が捨巻きされている捨巻部34、並びに線材11の端部14,16を固定している固定部37を有する端子30,31と、線材11、ボビン20及び端子30,31を樹脂でインサート成形してなる被覆部材40とを備える。捨巻部34は平板状を呈し、外周面のうち板厚方向一方側の面35で捨巻面を形成する。固定部37は、捨巻面35と面一に連なる平坦面38で固定面を形成する。線材11の端部14,16は固定面38に固定され、その固定面38から捨巻面35に這い回されて、その捨巻面35を含む捨巻部34の外周面に螺旋状に捨巻きされる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイル部品並びにそれの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図12(A)に示すようなコイル部品100が知られている。このコイル部品100は、線材101、ボビン102、端子103,104及び被覆部材105から構成されている。線材101は、ボビン102に巻線されていると共に、両端部101a,101bを各端子103,104の捨巻部106に捨巻され各端子103,104の固定部107に固定されることで端子103,104に電気的に接続されている。また、被覆部材105は、線材101、ボビン102及び端子103,104を樹脂でインサート成形することにより形成されている。尚、図12では、被覆部材105を二点鎖線で示している。
【0003】
コイル部品100は、例えば図13に示すようにして製造される。ここで、所定方向への線材供給が可能なノズル108を用いてコイル部品100を製造する従来方法について説明する。
(1)図13(A)に示すように、ノズル108から供給される線材101を絡げピン111に絡げて固定した後、ノズル108を移動させながら正端子103の固定部107の固定面109に線材101を這わせる。
【0004】
(2)図13(B)に示すように、正端子103の捨巻部106に設けられた捨巻ピン110の周りをノズル108を移動させながら、捨巻ピン110に線材101を捨巻きする。
(3)図13(C)に示すように、ボビン102の中心軸線Qに沿ってノズル108を移動させながらボビン102を中心軸線Qの周りに回転させることで、ボビン102に線材101を巻線する。
(4)図13(D)に示すように、工程(2)と同様な方法で負端子104の捨巻部106の捨巻ピン110に線材101を捨巻きする。
(5)図13(E)に示すように、工程(1)と同様な方法で負端子104の固定部107の固定面109に線材101を這わせた後、線材101を絡げピン112に絡げて固定する。
【0005】
(6)図13(F)に示すように、各端子103,104の固定部107に設けられたかしめ片114を固定面109上の線材101にかしめて、各端子103,104の固定面109に線材101を固定する。その後、線材101の余剰部分を切断する。
(7)図13(G)に示すように、各端子103,104に線材101を溶着し、さらに端子103,104の電力供給端115を折り曲げた後、線材101、ボビン102及び端子103,104を成形金型116に収容して樹脂でインサート成形し被覆部材105を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図12(B)に示すようにコイル部品100の各端子103,104においては、固定部107の固定面109と、捨巻ピン110の設けられる捨巻部106の捨巻面113とが互いに面一に形成されている。また、捨巻ピン110は捨巻面113から垂直に突出しており、上記工程(2),(4)では線材101を捨巻ピン110の突出方向又はその逆方向に向かって螺旋状に捨巻きしている。この捨巻きにより線材101は捨巻部分からボビン102への巻線部分までの間において捨巻面113から離間するため、工程(7)のインサート成形時に線材101と捨巻面113との間の隙間117に樹脂が入り込む。そのため、例えばコイル部品100の冷熱試験時等、コイル部品100の周囲温度が急激に変化するとき、被覆部材105の形成樹脂、線材101及び端子103,104の各熱膨張量の違いに起因して線材101が断線することがある。
本発明の目的は、周囲温度の変化による線材の断線を防止するコイル部品並びにそれの製造方法及び製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1及び2に記載のコイル部品によると、端子の捨巻部は平板状を呈し外周面のうち板厚方向一方側の面で捨巻面を形成し、また端子の固定部は捨巻面と面一に連なる平坦面で固定面を形成している。そして、線材の端部は固定面に固定され、その固定面から当該固定面と面一な捨巻面に這い回されて、その捨巻面を含む捨巻部の外周面に螺旋状に捨巻きされている。これにより、線材端部と捨巻部の外周面及び固定面との間に隙間が生じないため、被覆部材を形成するためのインサート成形時に線材端部と端子との間に樹脂が入り込まない。したがって、周囲温度の変化による線材端部の断線を防止できる。
【0008】
本発明の請求項3、4及び7に記載のコイル部品によると、線材において第一端部から巻線部分までの間となる第一中継部分と、線材において第二端部から巻線部分までの間となる第二中継部分は、ボビンの鍔の外壁面を這わされている。これにより、線材の各中継部分を鍔の外壁面に接触させて、各中継部分と鍔外壁面との間に樹脂が入り込むことを抑制できる。したがって、温度変化による各中継部分の断線を防止できる。
【0009】
本発明の請求項5に記載のコイル部品によると、鍔の鍔面は、互いに段差をなす第一階段面と第二階段面とで構成されている。そして、鍔面上で互いに交差する第一中継部分と第二中継部分とはそれぞれ第一階段面と第二階段面とを這わされている。これにより、各中継部分を対応する階段面に密接させて、各中継部分と対応階段面との間に樹脂が入り込むことを阻止できるので、各中継部分の断線防止効果を向上できる。
【0010】
本発明の請求項6に記載のコイル部品によると、第一階段面と第二階段面とがなす段差の高さは線材の外径よりも大きく設定されている。これにより、第一段差面上の第一中継部分と第二段差面上の第二中継部分とが互いに接触しないように交差するので、温度変化に伴う線材の膨縮により線材のショート乃至は断線が発生することを防止できる。
【0011】
本発明の請求項8に記載のコイル部品によると、互いに交差しない第一中継部分と第二中継部分とがそれぞれ嵌合する二つの嵌合溝を鍔に形成している。これにより、各中継部分を鍔の外壁面に密接させ、各中継部分と鍔外壁面との間に樹脂が入り込むことを阻止できるので、各中継部分の断線防止効果を向上できる。
【0012】
本発明の請求項9及び10に記載の製造方法並びに請求項12及び13に記載の製造装置は、請求項2〜8のいずれか一項に記載のコイル部品を製造する方法及び装置である。具体的には、線材において第一端部となる第一接続部分を第一端子の固定面に固定し、その固定面から第一端子の捨巻面に第一接続部分を這い回して、その捨巻面を含む捨巻部の外周面に第一接続部分を螺旋状に捨巻きする。さらにボビンに線材を巻線した後、線材において第二端部となる第二接続部分を第二端子の捨巻部の外周面に螺旋状に捨巻きし、その外周面のうち捨巻面から第二端子の固定面に第二接続部分を這い回して、その固定面に第二接続部分を固定する。以上により、線材の各端部となる各接続部分と対応端子の捨巻部の外周面及び固定面との間には隙間が生じないため、線材、ボビン、第一端子及び第二端子を樹脂でインサート成形するに際し各接続部分と対応端子との間に樹脂が入り込まない。したがって、請求項9、10、12、13に記載の方法又は装置により製造されるコイル部品において、周囲温度の変化による線材両端部の断線を防止できる。
【0013】
図13に示す従来方法の上記工程(2),(4)では、各端子103,104の捨巻面113に垂直な捨巻ピン110に線材101を捨巻くため、ノズル108の線材供給方向の軸線を捨巻面113に垂直に保持している。一方、従来方法の上記工程(3)では、各端子103,104の捨巻面113に対して中心軸線Qが垂直となっているボビン102に線材101を巻線するため、ノズル108の線材供給方向の軸線を捨巻面113に平行に保持している。そのため、従来方法によると、捨巻操作と巻線操作との合間にノズル108の線材供給方向を変えなくてはならず、製造時間短縮の妨げとなっている。
これに対し、本発明の請求項11に記載の製造方法並びに請求項14に記載の製造装置によると、ノズルの線材供給方向の軸線を第一端子及び第二端子の各捨巻面に対して平行に保持しつつ、ノズルの供給線材について各端子への捨巻き及びボビンへの巻線を実施する。したがって、捨巻操作と巻線操作との合間にノズルの線材供給方向を変えなくても済むので、製造時間が短縮し製造コストが低減する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。
(第一実施例)
本発明の第一実施例によるコイル部品を図1〜図3に示す。コイル部品10は、線材11、ボビン20、第一端子30、第二端子31、被覆部材40を有している。尚、図1及び図2では、被覆部材40を二点鎖線で示し、被覆部材40を除く要素11,20,30,31を実線又は破線で示している。
【0015】
線材11は、導電性を有する例えば銅線等の金属線で形成されている。
ボビン20は樹脂で形成され、巻芯21及び鍔23,24を備えている。巻芯21は円筒状に形成され、外周面22の周囲に線材11の巻線部分12を積層状に巻線されている。鍔23,24は巻芯21の両端部にそれぞれ配設されている。各鍔23,24は、巻芯21と同軸で巻芯21よりも大径の円環板状に形成され、巻芯21の径方向外側に突出している。
【0016】
一方の鍔24には、径方向幅を拡大する矩形状の拡幅部25が設けられている。拡幅部25の外壁面のうち板厚方向巻芯側の面26aが、巻芯21の外周面22に垂直に連なる鍔面を構成している。拡幅部25の外壁面のうち側面26b,26cは、鍔面26aの周方向両端縁部に垂直に連なり、互いに平行である。
【0017】
本実施例の鍔面26aは、拡幅部25の一対角線に沿って段差27を形成し、かかる段差27を介して連なる二つの階段面28,29で第一階段面及び第二段差面を形成している。線材11においてその一端部である第一端部14から巻線部分12までの間となる第一中継部分15は、段差27に沿って第一階段面28を這わされている。また、線材11においてその他端部である第二端部16から巻線部分12までの間となる第二中継部分17は、段差27が沿う対角線に対して交差するように第二階段面29を這わされている。すなわち第一中継部分15と第二中継部分17は、階段面28,29からなる鍔面26a上において互いに交差している。尚、図3(B)に示すように、階段面28,29がなす段差27の高さdは線材11の外径φよりも大きく設定されており、第二中継部分17は第一中継部分15との交差箇所において第一中継部分15との間に微少な隙間をあけている。
【0018】
第一端子30及び第二端子31は金属板で形成され、極性が相異なる端子を構成している。第一端子30には線材11の第一端部14が電気的に接続され、第二端子31には線材11の第二端部16が電気的に接続されている。各端子30,31は互いに線対称な形状に形成され、埋設部32、供給部33、捨巻部34及び固定部37を備えている。埋設部32、捨巻部34及び固定部37はいずれも、ボビン20の中心軸線Oに垂直な仮想平面上に拡がる平板状であり、供給部33は、中心軸線Oに平行な仮想平面上に拡がる平板状である。
【0019】
各端子30,31の埋設部32は、一端部側をボビン20の拡幅部25に埋設され、板厚方向を拡幅部25のそれと一致させられている。各端子30,31の供給部33は、埋設部32の反埋設側端部から巻芯21側に向かって互いに平行に延伸している。各端子30,31の供給部33には、電気的に接続される配線を通じて電力が供給される。
【0020】
各端子30,31の捨巻部34は、埋設部32から他方の端子31,30とは逆方向へ突出している。いずれの端子30,31も、捨巻部34の外周面のうち板厚方向反巻芯側となる平坦面35で捨巻面を形成している。各端子30,31の固定部37は捨巻部34の反埋設部側に設けられ、図1、図3及び図4に示すように捨巻面35と面一に連なる平坦面38で固定面を形成している。各端子30,31の固定面38には、対応する線材端部14,16が固定部37のかしめ片39にかしめられて固定されている。各端子30,31において、対応する線材端部14,16は固定面38上の固定箇所から捨巻面35に這い回されて、その捨巻面35を含む捨巻部34の外周面に螺旋状に捨巻きされている。本実施例では、平板状の捨巻部34において固定部側から埋設部側に向かうに従って捨巻面35から板厚方向巻芯側の平坦面36に回りさらに捨巻面35に戻る1.5周の螺旋状に捨巻きが実施されている。
【0021】
線材11の第一中継部分15は、第一端子30の捨巻部34に巻かれた第一端部14の反固定部側に繋がっており、第一端子30の捨巻面35側から拡幅部25の第一階段面28側に向かって拡幅部25の側面26bに這わされている。線材11の第二中継部分17は、第二端子31の捨巻部34に巻かれた第二端部16の反固定部側に繋がっており、第二端子31の捨巻面35側から拡幅部25の第二階段面29側に向かって拡幅部25の側面26cに這わされている。
【0022】
図3に示すように被覆部材40は、線材11及びボビン20、並びに各端子30,31において供給部33を除く部位を被覆している。被覆部材40は、線材11、ボビン20及び端子30,31を樹脂でインサート成形することにより形成されている。
【0023】
以上、コイル部品10の構成について説明した。
以下、コイル部品10の製造方法について説明する。本実施例では、図4に示すようにボビン20に各端子30,31を組み付けた端子付ボビン20’を予め形成しておく。そして、図5に示す製造装置48を用い、端子付ボビン20’に線材11を巻付けて溶着した後、被覆部材40を形成する。
【0024】
ここで、まず製造装置48について説明する。図5に示すように製造装置48は、巻付装置50、溶接装置66、成形装置70及び搬送装置76等から構成されている。
図6に示すように巻付装置50は、保持部51、供給部56、かしめ部60及び切断部64を備えている。
【0025】
保持部51の支持台52は、鉛直方向に延びる軸線P周りに回転自在に設けられている。支持台52は、鍔24側が上を向くように端子付ボビン20’を同軸上に支持する。保持部51の駆動源53は支持台52を回転駆動することで、端子付ボビン20’を中心軸線Oの周りに回転駆動する。保持部51のクランプ54は、鉛直方向両側に移動自在に設けられている。クランプ54は図示しない駆動源により鉛直方向下側に駆動されることで、支持台52の支持する端子付ボビン20’を上側から押圧する。それにより、端子付ボビン20’がクランプ54と支持台52との間に挟まれて保持される。保持部51の絡げピン55は、線材11を絡げて固定するためのピンである。
【0026】
供給部56のノズル57は、保持部51の保持する端子付ボビン20’に線材11を供給する。ノズル57の線材供給方向Xは一水平方向に設定されている。かかる線材供給方向Xの軸線は、保持部51が保持する端子付ボビン20’の各端子30,31の捨巻面35に平行である。供給部56の駆動源58はノズル57の線材供給方向Xを保ったまま、任意の水平方向及び鉛直方向にノズル57を駆動する。
【0027】
かしめ部60のかしめ治具61は加工孔62を有し、任意の水平方向及び鉛直方向に移動自在に設けられている。かしめ部60の駆動源63は、保持部51の保持する端子付ボビン20’に向かってかしめ治具61を接近駆動することで、端子付ボビン20’のかしめ片39を加工孔62内に導入する。加工孔62内に導入されたかしめ片39は、加工孔62の内壁で押し潰され、端子付ボビン20’の固定面38上に供給される線材11をかしめるように変形する。
【0028】
切断部64の切断治具65は、任意の水平方向及び鉛直方向に移動自在に設けられている。切断部64の駆動源66は、保持部51の保持する端子付ボビン20’に向かって切断治具65を接近駆動する。それにより切断治具65は、端子付ボビン20’に巻付けられる線材11の所定部分を切断する。
【0029】
図7に示すように溶接装置66は一対の溶接電極67,68を備えている。溶接装置66では、線材11が接続された端子付ボビン20’の各端子30,31を溶接電極67,68で挟み、各電極67,68に電流を流すことで、各端子30,31と線材11の端部14,16とをヒュージング溶接する。
【0030】
図8に示すように成形装置70は、成形金型71及び射出機74を備えている。成形金型71は、被覆部材40の外側形状に対応した形状のキャビティ72を形成する。成形金型71は、線材11を端子付ボビン20’に巻付けて溶着してなる一体品75をキャビティ72内に収容し保持することができる。成形金型71には、射出機74から射出される溶融樹脂をキャビティ72に導くゲート73が設けられている。
図5に示すように搬送装置76は搬送コンベア77を備えている。搬送コンベア77は、図示しない駆動源により図5の右方向に駆動されることで、端子付ボビン20’及び一体品75を搬送する。
【0031】
次に、図9及び図10に示す順序に従ってコイル部品10を製造する方法について説明する。
図9(A)に示すステップS1では、巻付装置50の支持台52及びクランプ54で端子付ボビン20’を保持した後、ノズル57から供給される線材11を絡げピン55に絡げて固定する。さらにノズル57を水平駆動し、ノズル57の供給線材11において第一端子30への接続端部14となる部分(以下、第一接続部分14という)を第一端子30の固定面38に這わせる。
【0032】
図9(B)に示すステップS2では、第一端子30のかしめ片39をかしめ治具61の加工孔62に導入して変形させる。それにより、第一接続部分14が第一端子30のかしめ片39にかしめられ、第一端子30の固定面38に固定される。
【0033】
図9(C)に示すステップS3では、切断治具65により線材11を第一端子30と絡げピン55との間の余剰部分18において切断する。ここで余剰部分18とは、第一接続部分14を挟んで後述の巻線部分12とは反対側となる部分である。
【0034】
図9(D)に示すステップS4では、ノズル57を水平駆動することにより、第一端子30の固定面38に固定された第一接続部分14をその固定面38から第一端子30の捨巻面35に這い回す。さらにノズル57を螺旋駆動することで、第一端子30の捨巻部34の外周面に第一接続部分14を螺旋状に捨巻く。
【0035】
以上のステップS1〜S4により、線材11の第一接続部分14からなる第一端部14が第一端子30に接続される。このようにステップS1〜S4が第一接続工程に相当し、巻付装置50の保持部51、供給部56及びかしめ部60が共同して第一接続手段を構成し、巻付装置50の切断部64が第一切断手段を構成している。
【0036】
図9(E)に示すステップS5では、ノズル57の鉛直及び水平駆動により、線材11において第一中継部分15となる部分(以下、単に第一中継部分15という)を第一端子30の捨巻面35側から第一階段面28側に向かって拡幅部25の側面26bに這わせる。さらにノズル57を水平駆動することにより、第一中継部分15を段差27に沿って第一階段面28に這わせる。
【0037】
図9(F)に示すステップS6では、端子付ボビン20’の中心軸線Oに沿ってノズル57を鉛直駆動すると共に、支持台52を回転駆動して端子付ボビン20’を中心軸線Oの周りに回転させる。それにより、巻芯21の外周面22の周囲に線材11が積層状に巻線されて巻線部分12が形成される。
このステップS6が巻線工程に相当し、巻付装置50の保持部51及び供給部56が共同して巻線手段を構成している。
【0038】
図10(G)に示すステップS7では、ノズル57を水平駆動し、線材11において第二中継部分17となる部分(以下、単に第二中継部分17という)を第一中継部分15と交わるようにして第二階段面29に這わせる。さらにノズル57の鉛直及び水平駆動により、第二中継部分17を第二階段面29側から第二端子31の捨巻面35側に向かって拡幅部25の側面26cに這わせる。
【0039】
図10(H)に示すステップS8では、ノズル57を螺旋駆動することにより、線材11において第二端子31への接続端部16となる部分(以下、第二接続部分16という)を第二端子31の捨巻部34の外周面に螺旋状に捨巻く。さらにノズル57を水平駆動することで、捨巻きされた第二接続部分16を第二端子31の捨巻面35から第二端子31の固定面38に這い回す。
【0040】
図10(I)に示すステップS9では、第二端子31のかしめ片39をかしめ治具61の加工孔62に導入して変形させる。それにより、第二接続部分16が第二端子31のかしめ片39にかしめられ、第二端子31の固定面38に固定される。
【0041】
図10(J)に示すステップS10では、切断治具65により線材11を、第二接続部分16を挟んで巻線部分12とは反対側となる余剰部分19において切断する。
以上のステップS8〜S10により、線材11の第二接続部分16からなる第二端部16が第二端子31に接続される。このようにステップS8〜S10が第二接続工程に相当し、巻付装置50の保持部51、供給部56及びかしめ部60が共同して第二接続手段を構成し、巻付装置50の切断部64が第二切断手段を構成している。
【0042】
図10(K)に示すステップS11では、線材11を巻付けた端子付ボビン20’を搬送コンベア77により巻付装置50から溶接装置66に移送した後、端子付ボビン20’の各端子30,31を溶接電極67,68で挟み、各電極67,68に電流を流す。それにより、線材11の両端部14,16が端子30,31に溶着される。この後、各端子30,31の供給部33が折り曲げられ、一体品75が得られる。
【0043】
図10(L)に示すステップS12では、搬送コンベア77により一体品75を溶接装置66から成形装置70に移送した後、その一体品75を成形金型71のキャビティ72内に収容保持する。さらに、射出機74により溶融樹脂をゲート73を通じてキャビティ72内に射出する。それにより、一体品75を樹脂でインサート成形してなる被覆部材40が形成され、コイル部品10が完成する。以上のステップS12が成形工程に相当し、成形装置70が成形手段を構成している。
【0044】
以上説明したように製造されるコイル部品10によると、線材11の両端部14,16は対応端子30,31の固定面38に固定され、その固定面38から当該固定面38と面一な捨巻面35に這い回されて、その捨巻面35を含む捨巻部34の外周面に螺旋巻きされている。そのため、線材両端部14,16と対応端子30,31の固定面38及び捨巻部34の外周面とが密接し相互間に隙間を生じさせないので、ステップS12のインサート成形時において線材両端部14,16と対応端子30,31との間に樹脂が入り込まない。したがって、例えばコイル部品10の冷熱試験時等、コイル部品10の周囲温度が急激に変化するときであっても、被覆部材40の形成樹脂、線材11及び端子30,31の熱膨張量差に起因する線材両端部14,16の断線を防止できる。
【0045】
また、コイル部品10によると、線材11の各中継部分15,17は対応する側面26b,26cを這わされ、さらに対応する階段面28,29を交差状に這わされることにより、各対応面26b,26c,28,29に密接する。そのため、ステップS12のインサート成形時において、各中継部分15,17と各対応面26b,26c,28,29との間に樹脂が入り込むことを阻止できる。したがって、上記線材両端部14,16の場合と同様の原理により、各中継部分15,17の断線を防止できる。しかも各中継部分15,17は互いの交差箇所において接触していないので、温度変化に伴う膨縮により交差箇所がショートあるいは断線することを防止される。
【0046】
加えてコイル部品10によると、各端子30,31の捨巻面35に平行に線材供給方向Xの軸線を保持したノズル57を用いて、各端子30,31の捨巻部34への捨巻き操作、拡幅部25への這わせ操作、巻芯21への巻線操作を実施できる。したがって、各操作の合間にノズル57の線材供給方向を変えなくても済むので、製造時間が短くなり製造コストが下がる。
【0047】
尚、上述の第一実施例では、線材11の各中継部分15,17が交差状に這う階段面28,29を鍔24の拡幅部25に設けたが、そのような階段面28,29を設けないようにしてもよい。さらに上述の第一実施例では、各階段面28,29が相互間に形成する段差27の高さdを線材11の外径φよりも大きく設定したが、段差27の高さdを線材11の外径φ以下の大きさに設定してもよい。
【0048】
(第二実施例)
本発明の第二実施例によるコイル部品を図11に示す。尚、本実施例では、第一実施例と実質的に同一の構成部分に同一符号を付し、図11において被覆部材40を二点鎖線で示している。
第二実施例のコイル部品80では、拡幅部25の鍔面26aに段差が設けられず、ボビン20の中心軸線Oに垂直な平坦面状に鍔面26aが形成されている。線材11の第一中継部分15と第二中継部分17は、互いに交差しないように拡幅部25の側面26bと側面26cにそれぞれ這わされている。さらに第一中継部分15と第二中継部分17は、拡幅部25の周方向両側において鍔24を板厚方向に貫通し鍔24の縁部に開口する第一嵌合溝82と第二嵌合溝84とにそれぞれ嵌合されている。
【0049】
コイル部品80は、第一実施例と同じ製造装置48を用いて、第一実施例のステップS1〜S12に準じて製造される。但し、ステップS5に準ずるステップでは、第一端子30の捨巻面35側から鍔面26a側に向かって第一中継部分15を拡幅部25の側面26bに這わせつつ、その第一中継部分15を第一嵌合溝82に嵌合させる。また、ステップS7に準ずるステップでは、第二中継部分17を第二嵌合溝84に嵌合させつつ、その第二中継部分17を鍔面26a側から第二端子31の捨巻面35側に向かって拡幅部25の側面26cに這わせる。
【0050】
このようなコイル部品80によると、線材11の各中継部分15,17は対応する側面26b,26cを這わされ、さらに対応する嵌合溝82,84に嵌合されることで、対応側面26b,26cに密接する。そのため、ステップS12のインサート成形時において、各中継部分15,17と対応側面26b,26cとの間に樹脂が入り込むことを阻止できるので、各中継部分15,17の断線を防止できる。
尚、上述の第二実施例では、線材11の各中継部分15,17が嵌合する嵌合溝82,84をボビン20の鍔24に設けたが、そのような嵌合溝82,84を設けないようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるコイル部品を示す平面図(A)及び側面図(B)である。
【図2】図1(B)のII−II線断面図である。
【図3】本発明の第一実施例によるコイル部品を示す縦断面図(A)及び(A)におけるB部の拡大図(B)である。
【図4】本発明の第一実施例によるコイル部品を製造する際に形成される端子付ボビンを示す平面図(A)及び縦断面図(B)である。
【図5】本発明の第一及び第二実施例によるコイル部品の製造装置を概略的に示す平面図である。
【図6】図5の巻付装置を示す概略構成図である。
【図7】図5の溶接装置を示す概略構成図である。
【図8】図5の成形装置を示す概略構成図である。
【図9】本発明の第一実施例によるコイル部品の製造方法の前半過程を示す模式図である。
【図10】本発明の第一実施例によるコイル部品の製造方法の後半過程を示す模式図である。
【図11】本発明の第二実施例によるコイル部品を示す平面図(A)及び側面図(B)である。
【図12】従来のコイル部品を模式的に示す平面図(A)及び部分拡大側面図(B)である。
【図13】従来のコイル部品の製造方法を示す模式図である。
【符号の説明】
10 コイル部品
11 線材
12 巻線部分
14 第一端部、第一接続部分
15 第一中継部分
16 第二端部、第二接続部分
17 第二中継部分
18,19 余剰部分
20 ボビン
20’ 端子付ボビン
21 巻芯
22 外周面
24 鍔
25 拡幅部
26a 鍔面(外壁面)
26b,26c 側面(外壁面)
27 段差
28 第一階段面
29 第二階段面
30 第一端子
31 第二端子
32 埋設部
33 供給部
34 捨巻部
35 捨巻面
37 固定部
38 固定面
39 かしめ片
40 被覆部材
48 製造装置
50 巻付装置
51 保持部(第一接続手段、巻線手段、第二接続手段)
52 支持台
54 クランプ
56 供給部(第一接続手段、巻線手段、第二接続手段)
57 ノズル
60 かしめ部(第一接続手段、第二接続手段)
61 かしめ治具
64 切断部(第一切断手段、第二切断手段)
65 切断治具
66 溶接装置
67,68 溶接電極
70 成形装置
71 成形金型
74 射出機
75 一体品
80 コイル部品
82 第一嵌合溝
84 第二嵌合溝

Claims (14)

  1. 線材と、
    前記線材が巻線されているボビンと、
    前記線材の端部に電気的に接続している端子であって、前記線材の端部が捨巻きされている捨巻部、並びに前記線材の端部を固定している固定部を有する端子と、
    前記線材、前記ボビン及び前記端子を樹脂でインサート成形してなる被覆部材と、
    を備え、
    前記捨巻部は平板状を呈し、外周面のうち板厚方向一方側の面で捨巻面を形成し、
    前記固定部は、前記捨巻面と面一に連なる平坦面で固定面を形成し、
    前記線材の端部は前記固定面に固定され、その固定面から前記捨巻面に這い回されて、その捨巻面を含む前記捨巻部の外周面に螺旋状に捨巻きされていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記端子として、極性が相異なる第一端子と第二端子とを備え、
    前記線材の一端部は第一端部として前記第一端子に接続され、前記線材の他端部は第二端部として前記第二端子に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記ボビンは、外周面の周囲に前記線材の巻線部分が巻線されている巻芯、並びに前記巻芯から径方向外側に突出する鍔を有し、
    前記線材において前記第一端部から前記巻線部分までの間となる第一中継部分と、前記線材において前記第二端部から前記巻線部分までの間となる第二中継部分は、前記鍔の外壁面を這わされていることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記鍔は、その外壁面のうち前記巻芯の外周面に連なる面で鍔面を形成し、
    前記第一中継部分と前記第二中継部分とは、前記鍔面上において互いに交差していることを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記鍔面は、互いに段差をなす第一階段面と第二階段面とで構成され、
    前記第一中継部分は前記第一階段面を這わされ、前記第二中継部分は前記第二階段面を這わされていることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
  6. 前記段差の高さは、前記線材の外径よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項5に記載のコイル部品。
  7. 前記第一中継部分と前記第二中継部分とは、互いに交差しないように前記鍔の外壁面を這わされていることを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
  8. 前記鍔は、前記第一中継部分と前記第二中継部分とがそれぞれ嵌合する二つの嵌合溝を形成していることを特徴とする請求項7に記載のコイル部品。
  9. 請求項2〜8のいずれか一項に記載のコイル部品を製造する方法であって、
    線材において前記第一端部となる第一接続部分を前記第一端子に接続する第一接続工程と、
    前記第一端子に接続された前記線材を前記ボビンに巻線する巻線工程と、
    前記ボビンに巻線された前記線材において前記第二端部となる第二接続部分を前記第二端子に接続する第二接続工程と、
    前記線材、前記ボビン、前記第一端子及び前記第二端子を樹脂でインサート成形して前記被覆部材を形成する成形工程と、
    を含み、
    前記第一接続工程では、前記第一端子の前記固定面に前記第一接続部分を固定し、その固定面から前記第一端子の前記捨巻面に前記第一接続部分を這い回して、その捨巻面を含む前記捨巻部の外周面に前記第一接続部分を螺旋状に捨巻きし、
    前記第二接続工程では、前記第二端子の前記捨巻部の外周面に前記第二接続部分を螺旋状に捨巻きし、その外周面のうち前記捨巻面から前記第二端子の前記固定面に前記第二接続部分を這い回して、その固定面に前記第二接続部分を固定することを特徴とするコイル部品の製造方法。
  10. 前記第一接続工程では、前記第一端子の前記固定面に前記第一接続部分が固定された後、前記第一接続部分を挟んで反巻線側となる余剰部分において前記線材を切断し、
    前記第二接続工程では、前記第二端子の前記固定面に前記第二接続部分が固定された後、前記第二接続部分を挟んで反巻線側となる余剰部分において前記線材を切断することを特徴とする請求項9に記載のコイル部品の製造方法。
  11. 前記第一接続工程、前記巻線工程及び前記第二接続工程では、前記線材を供給するノズルを用い、前記ノズルの線材供給方向の軸線を前記第一端子及び前記第二端子の各捨巻面に対して平行に保持しつつ、前記ノズルの供給線材について前記捨巻き又は前記巻線を実施することを特徴とする請求項9又は10に記載のコイル部品の製造方法。
  12. 請求項2〜8のいずれか一項に記載のコイル部品を製造する装置であって、
    線材において前記第一端部となる第一接続部分を前記第一端子に接続する第一接続手段と、
    前記第一端子に接続された前記線材を前記ボビンに巻線する巻線手段と、
    前記ボビンに巻線された前記線材において前記第二端部となる第二接続部分を前記第二端子に接続する第二接続手段と、
    前記線材、前記ボビン、前記第一端子及び前記第二端子を樹脂でインサート成形して前記被覆部材を形成する成形手段と、
    を備え、
    前記第一接続手段は、前記第一端子の前記固定面に前記第一接続部分を固定し、その固定面から前記第一端子の前記捨巻面に前記第一接続部分を這い回して、その捨巻面を含む前記捨巻部の外周面に前記第一接続部分を螺旋状に捨巻きし、前記第二接続手段は、前記第二端子の前記捨巻部の外周面に前記第二接続部分を螺旋状に捨巻きし、その外周面のうち前記捨巻面から前記第二端子の前記固定面に前記第二接続部分を這い回して、その固定面に前記第二接続部分を固定することを特徴とするコイル部品の製造装置。
  13. 前記第一接続手段により前記第一接続部分が前記第一端子の前記固定面に固定された後、前記第一接続部分を挟んで反巻線側となる余剰部分において前記線材を切断する第一切断手段と、
    前記第二接続手段により前記第二接続部分が前記第二端子の前記固定面に固定された後、前記第二接続部分を挟んで反巻線側となる余剰部分において前記線材を切断する第二切断手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のコイル部品の製造装置。
  14. 前記第一接続手段、前記巻線手段及び前記第二接続手段は、前記線材を供給する共通のノズルを有し、前記ノズルの線材供給方向の軸線を前記第一端子及び前記第二端子の各捨巻面に対して平行に保持しつつ、前記ノズルの供給線材について前記捨巻き又は前記巻線を実施することを特徴とする請求項12又は13に記載のコイル部品の製造装置。
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