JP2004133854A - 写真プリント提供装置および方法 - Google Patents

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【課題】顧客の待ち時間を有効利用して満足度の高いプレイを提供できる写真プリント提供装置を提供する。
【解決手段】カメラと、このカメラによる撮影画像を表示して編集入力を受け付ける表示手段と、編集後画像を出力するプリンタと、制御手段とを備えた写真プリント提供装置であって、撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付部と、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付部と、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付部と、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供部とを備え、少なくとも上記準備プレイ受付部と撮影プレイ受付部とを異なる場所に設けたことにより、待ち時間を有効利用して顧客に準備プレイを行なわせ、満足度の高いプレイを提供できる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲームセンター等に設置され、硬貨等の投入により使用者を撮影し、撮影画像をプリントして販売する写真プリント提供装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ゲームセンター等において、写真を撮影してシールプリント等にする写真プリント提供装置が数多く設置されている。このような写真プリント提供装置としては、一般に、図17に示すようなものが用いられている。このものは、内部および前面に各種の装置が設けられた筐体1と、上記筐体1の上下から被写体2の背後まで達するように突き出されたフレーム3とを備えている。
【0003】
そして、上記両フレーム3の先端部分に、撮影の際の背景となるカーテン5が吊設され、上記筐体1,フレーム3,カーテン5で囲まれた空間が、被写体2の撮影用ブースを形成している。上側のフレーム3には、撮影用ブース内の被写体2を照射する2つのライト4が取り付けられている。
【0004】
上記筐体1の内部には、被写体2を撮影するカメラ6が設けられている。上記筐体1のカメラ6の被写体2側に位置する面には、透明板10が嵌め込まれている。また、上記筐体1の内部には、上記カメラ6から画像データを受信して画像合成等の処理を行なうコンピュータ装置7が設けられている。また、上記筐体1の被写体2側には、上記コンピュータ装置7から送信された合成画像等の画像信号を受信して画像を表示する編集用ディスプレイ8が設けられている。
【0005】
さらに、上記筐体1の内部には、コンピュータ装置7から送信された画像データを受信し、この画像を印刷媒体13に印刷するプリンタ9が設けられている。このプリンタ9で印刷された印刷媒体13は、筐体1に形成された送出口11から送出されるようになっている。
【0006】
さらに、上記筐体1の前面には操作パネルが設けられ、この操作パネルにタッチペン12を備え、使用者2が上記タッチペン12の先端を編集用ディスプレイ8の表面に接触させて文字や図形等を描いて入力しうるようになっており、手描き入力された文字・図形等の画像データやスタンプ画像等が、カメラ6で撮影された被写体2の撮影画像と合成されて編集用ディスプレイ8に表示され、印刷媒体13に印刷されるようになっている。
【0007】
また、最近では、下記の文献1に示すように、写真撮影を行なう撮影空間と撮影画像に対するお絵かき等を行なう編集空間が異なる場所に設けられ、顧客の回転率を上げるようにした画像印刷装置も開示されている。
【0008】
【特許文献1】
実用新案登録第3083255号(図1および図4)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の写真プリント提供装置では、撮影用ブース内で撮影を行なったのち、手描き画像の入力も行なわれる。しかも、プリンタ9から排出される写真プリントも撮影用ブース内に向かって送出される。このため、一旦使用者2が撮影用ブースに入ると、撮影を行なって手描き画像を入力し、印刷が終了するまで撮影用ブースを占領することになる。したがって、つぎの使用者2は、前の使用者2が送出された写真プリントを手にしてその場からいなくなるまで撮影を開始することができず、顧客は不必要に待たされてイライラ感を抱き、店舗にとっては顧客の回転率が悪くなるという問題があった。
【0010】
また、上記文献1の画像印刷装置でも、前の顧客の撮影プレイ終了を待っている顧客は、待ち時間の間何もすることがなく、手持ち無沙汰で退屈なため、待ち時間があまりに長時間になると待ちきれずに帰ってしまうこともあって、ゲームセンター等の店舗にとっては、顧客を一組逃がす結果をまねくことになっていた。また、現状では待ち時間は何もせずにただ待っていて無駄になっているため、待ち時間をプレイに対して有効に活用できれば、顧客は飽きることもなく、プレイの質を向上させたりプレイ時間を短縮して回転率の向上を図ったりすることもできる。
【0011】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、プレイ待ちの間顧客を飽きさせないようにするとともに、待ち時間を有効活用してプレイの満足度を向上させ、さらには顧客の回転率をさらに向上させることができる写真プリント提供装置および方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の写真プリント提供装置は、撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを備え、これらにより使用者に写真プリントを提供する装置であって、
撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付部と、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付部と、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付部と、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供部とを備え、少なくとも上記準備プレイ受付部と撮影プレイ受付部とが異なる場所に設けられていることを要旨とする。
【0013】
また、本発明の写真プリント提供方法は、撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを準備し、これらにより使用者に写真プリントを提供する方法であって、
撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付ステップと、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付ステップと、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付ステップと、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供ステップとを備え、少なくとも上記準備プレイ受付ステップと撮影プレイ受付ステップとを異なる場所で行なうことを要旨とする。
【0014】
すなわち、本発明の写真プリント提供装置は、撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付部と、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付部と、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付部と、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供部とを備え、少なくとも上記準備プレイ受付部と撮影プレイ受付部とが異なる場所に設けられている。
また、本発明の写真プリント提供方法は、撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付ステップと、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付ステップと、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付ステップと、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供ステップとを備え、少なくとも上記準備プレイ受付ステップと撮影プレイ受付ステップとを異なる場所で行なう。
【0015】
このように、撮影プレイの前に、撮影プレイが行なわれる場所とは異なる場所で準備プレイを行なうため、前の顧客の撮影プレイ終了を待っている顧客は、準備プレイで時間を使えることから、退屈することがなくなり、待ちきれずに帰ってしまう顧客を激減させ、顧客を逃がす率が大幅に低下する。また、例えば、準備プレイとして撮影の前準備や編集の前準備等の各種準備プレイで待ち時間を有効に活用することにより、顧客は飽きることもなく、プレイの質を向上させて顧客の満足度を向上させたり、プレイ時間を短縮して顧客の回転率のさらなる向上を図ったりすることができる。
【0016】
本発明において、対価を受領する対価受領部が、撮影プレイ受付部には設けられておらず、準備プレイ受付部に設けられ、対価の検知により準備プレイが開始され、引き続き撮影プレイ,編集プレイ,プリントの供給が順次行なわれるようになっている場合には、
準備プレイを開始する際に対価を受領することから、準備プレイだけで帰ってしまう顧客をなくすことができる。また、準備プレイに引き続き撮影プレイ,編集プレイ,プリント供給が順次行なわれるため、1つのプレイで顧客が停滞することがなく、顧客回転の障害にならない。
この場合において、準備プレイ受付部の対価受領部で準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイ,プリント供給までの全てのプレイに対する対価を受領することにより、顧客は対価を複数回投入する手間が生じない。
また、この場合において、準備プレイ受付部はブース状に囲われず外部から視認可能となっている場合には、一般に撮影プレイ受付部は外部から容易に覗けないようにブース状に囲われている場合が多く、装置の利用を待っている利用者が装置を利用できるかどうかがわかりにくく、装置の利用回転率にも悪影響がでているが、上記のようにすることにより、次の利用者は装置を利用できるかどうかが一目でわかり、店舗側にとっても対価受領部を外部から確認できて、対価受領部へのいたずら防止効果がある。
【0017】
本発明において、上記準備プレイ受付部に画像の入力を行なう画像入力手段を有し、上記準備プレイとして、編集プレイにおける編集入力に使用する編集入力用画像を入力させるようになっている場合には、
撮影プレイの待ち時間を利用して準備プレイにおいて、撮影プレイ後の編集プレイで使用する編集入力用画像を入力することができるため、待ち時間を有効活用することができる。また、結果的に、準備プレイと編集プレイを合わせただけの編集作業を行なうことができるようになることから、編集プレイをより充実したものにすることができるため、プレイに対する顧客の満足度が向上する。
この場合において、編集プレイにおいて準備プレイで入力した編集入力用画像の修正を行なえるようにした場合には、編集プレイがより充実したものとなり、顧客満足度が高くなる。
【0018】
本発明において、上記撮影プレイ受付部にはカメラで撮影された画像を撮影プレイ中の使用者に対して表示する確認用モニタが設けられ、上記準備プレイ受付部の画像入力手段に入力された編集入力用画像が撮影プレイ受付部の確認用モニタに転送されてそれを表示しながら撮影プレイを行なうようになっている場合には、
準備プレイで入力された背景画像やフレーム画像等の編集入力用画像が撮影時に表示されるため、出来上がりのイメージを確認しながら撮影することができる。また、その後の編集プレイにおいて、編集入力用画像にどのように手を加えればよいかがわかりやすくなるため、より充実した編集プレイが可能となって完成度の高い写真プリントを作成することができる。さらに、背景画像やフレーム画像の選択や入力には時間がかかるため、このような操作を準備プレイで行なうことにより、結果的に、実質的な編集プレイのプレイ時間を長くすることができる。
この場合において、撮影にあたって準備プレイで入力した編集入力用画像に加えてあらかじめ記憶されていた他の編集入力用画像を確認用モニタに表示して使用する編集入力用画像を選択入力しうるようになっている場合には、準備プレイで入力した編集入力用画像が後の撮影のときになって気に入らなくなったようなときでも、他の編集入力用画像を使用したプレイが可能となり、顧客の満足度をかえって低下させてしまうことがない。
【0019】
本発明において、上記画像入力手段として、手描き画像の入力を可能とする手描き画像入力手段を有し、上記手描き画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する場合には、
編集入力用画像として手描き画像による自由な画像を入力して使用することができる。また、手描き画像による編集入力用画像の入力には時間がかかるため、編集プレイでその全ての入力を行うのではなく、準備プレイで待ち時間を活用して入力を行うことにより、結果的に編集プレイの時間を延長することとなり、より充実した写真プリントを作成することができる。
この場合において、準備プレイで入力した手描き画像による編集入力用画像を、編集プレイにおいて手描き画像の追加入力や修正入力を行いうるようになっている場合には、編集プレイがより充実したものとなり、顧客満足度が高くなる。
【0020】
本発明において、上記画像入力手段として、あらかじめ準備され記憶された背景画像やスタンプ画像等の多数の記憶画像の中から使用する記憶画像を選択する画像選択手段を有し、上記選択された記憶画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する場合には、
多数の記憶画像をプレビューで確認しながら使用者が所望の記憶画像を探して選択する操作もかなりの時間を要するため、編集プレイでその全ての入力を行うのではなく、準備プレイで待ち時間を活用して入力を行うことにより、結果的に編集プレイの時間を延長することとなり、より充実した写真プリントを作成することができる。
この場合において、記憶画像を所定期間ごとに更新しうるように構成されている場合には、リピーターの使用者にとって、記憶画像が前回と変わっているときに、気に入った記憶画像を選択する操作に時間がかかることから、準備プレイにおいて待ち時間を活用してその選択を行なう効果が顕著であり効果的である。
【0021】
本発明において、上記画像入力手段として、被写体を撮影する準備プレイ用カメラを有するとともに、上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を表示する準備プレイ用表示手段を備え、上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する場合には、
編集入力用画像として使用者自身の事前撮影画像を使用した写真プリントを作成することができる。
この場合において、事前撮影画像をスタンプ画像として編集入力用画像に使用することが好適である。
【0022】
本発明において、上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を画像処理により加工を行なう画像加工手段を備え、上記画像加工手段によって加工された加工画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する場合には、
事前撮影画像をそのままスタンプ画像やフレーム画像の一部等として使用するのではなく、例えば、イラスト風や絵画風等の画像に加工処理を行ない、その加工画像を編集入力用画像として使用することができる。
【0023】
本発明において、上記準備プレイ用カメラによる撮影範囲をカバーする領域に単一色のバックスクリーンが設けられ、準備プレイ用カメラでの撮影の際に被写体を照明するストロボが設けられ、準備プレイ用カメラによる事前撮影画像から被写体部分を抽出して編集プレイでの編集入力用画像に使用する場合には、
準備プレイ用カメラでの撮影の際にストロボで照明することにより、鮮明な事前撮影画像が得られ、被写体部分が鮮明に抽出された編集入力用画像を得ることができる。また、最適な照明環境で撮影を行なえることから、クロマキー等の合成を行なう場合に合成の精度も向上させることができる。
この場合において、特に、事前撮影画像を被写体部分を抽出したスタンプ画像として編集入力用画像に使用することが好適である。また、バックスクリーンの色としては、ブルー等のクロマキー合成に適した色とするのが好適である。
【0024】
本発明において、上記準備プレイ受付部に、被写体を撮影する第2カメラと、上記第2カメラによる撮影画像を表示する第2表示手段を備え、上記準備プレイとして撮影プレイ前のポーズ確認を行なわせる場合には、
撮影プレイに入る前にヘアースタイルやメイクの乱れを確認したり整えたりすることができ、どのようなポーズで撮影を行なうかを撮影前に予行演習することができるようになり、失敗写真を防いでより満足度の高いプレイを行ない、写真プリントを作成することができる。
この場合において、第2カメラにおける撮影条件および第2表示手段に表示される確認用画像の表示条件が、撮影プレイ受付部で行なわれるものと等しくなるように設定することが好ましい。
【0025】
本発明において、上記準備プレイ受付部に第2カメラによる撮影画像のプリントを排出するプリント排出口が設けられ、上記準備プレイとして第2カメラによる撮影画像のプリント出力が可能となっている場合には、
撮影プレイを行なう前に、実際の写真写りや色調を確認することができ、それに応じて化粧を直したりポーズや表情に変化を持たせたりした撮影プレイが可能となって、より満足度の高い写真プリントを作成することができる。
この場合において、第2カメラによる撮影画像を印刷するプリンタは、プリント提供部で供給する写真プリントを印刷するプリンタと同タイプのプリンタで同じ条件で印刷するのが好適である。また、撮影プレイ受付部または編集プレイ受付部に、色調調節入力部を設けた場合には、第2カメラの撮影画像のプリント結果をもとに色調の調節入力を行うことができ、より完成度の高い写真プリントを作成することができる。
【0026】
本発明において、上記編集プレイ受付部において表示手段に受け付けられる編集入力は、少なくとも編集入力用画像として手描き画像やスタンプ画像を入力するものであり、上記手描き画像やスタンプ画像の入力操作は表示手段に表示された複数の入力ツールのうち所望の入力ツールを選択して行なわれるように構成され、上記準備プレイ受付部には編集プレイ受付部に備えられたものと同様の表示手段が設けられ、準備プレイとして編集プレイと同様の編集操作である練習操作を行なわせる場合には、
準備プレイにおいて編集プレイの練習操作が行なえることから、編集プレイ前にある程度操作に慣れることができ、編集プレイにおいて実際に編集作業を行なう実行時間が長くなることとなり、より充実したプレイを行なえ、満足度の高い写真プリントを作成することができる。また、手描き入力でのためし描きやスタンプ入力の試用ができることから、編集結果をある程度知ることができ、意図に沿わない編集結果となるのを防止することができる。
【0027】
本発明において、上記編集プレイ受付部において表示手段に受け付けられる編集入力は、少なくとも編集入力用画像として手描き画像やスタンプ画像を入力するものであり、上記手描き画像やスタンプ画像の入力操作は表示手段に表示された複数の入力ツールのうち所望の入力ツールを選択して行なわれるように構成され、準備プレイとして編集入力で使用を希望する入力ツールの選択入力を行なわせるとともに、編集プレイにおいて、準備プレイで選択された入力ツールを優先的に表示手段に表示するようになっている場合には、
準備プレイにおいて、編集プレイで使用しようとする入力ツールをあらかじめ決めて選択しておくと、編集プレイで選択した入力ツールが優先的に表示されるため、編集プレイにおいて入力ツールを選ぶ手間が少なくなる。したがって、編集プレイでの操作性が格段に向上し、撮影プレイにおいて編集内容をイメージした撮影を行なえるほか、実質的な編集の実行時間を長くなることから、より充実したプレイを行なえ、満足度の高い写真プリントを作成することができる。
【0028】
本発明において、上記準備プレイ受付部において複数種類の準備プレイを行ないうるように構成され、準備プレイ受付部に準備プレイを使用者に選択入力させる準備プレイ選択手段を備え、上記準備プレイ選択手段で選択された準備プレイを行なわせる場合には、
準備プレイで色々なことを全て行なおうとすると、準備プレイに時間がかかってしまうので、準備プレイを複数準備して所望の準備プレイを選択して行なえるようにすることにより、顧客の回転率の低下を防止することができる。また、試し描き等は1−2度行なえば必要性が低くなるため、そのとき必要な準備プレイを選択して実行することにより、不要な準備プレイを行なわなくてもすみ、特にリピーターの使用者にとって効果的である。また、好みに応じた準備プレイの選択が可能となることから、装置の利用の仕方に豊富なバリエーションを提供できることから、飽きのこないリピート効果が得られる。
【0029】
本発明において、準備プレイ受付部に準備プレイの操作等を音声で案内する音声出力手段が設けられ、準備プレイにおいて次の撮影プレイが行なわれる場所を使用者に対して案内する場合には、
準備プレイを行なう場所とは異なる場所にある撮影プレイの場所が使用者に案内されるため、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0030】
本発明において、上記準備プレイ受付部,撮影プレイ受付部,編集プレイ受付部,プリント提供部がそれぞれ異なる場所に設けられている場合には、
1台の装置において、準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイ,プリント供給をそれぞれ異なる使用者が同時に遂行することができ、顧客回転率が飛躍的に向上する。また、複数の使用者を同時にプレイさせることで、限られたスペースで多数の顧客にプレイさせることができ、顧客1組あたりの空間の利用率が向上する。
【0031】
本発明において、準備プレイ受付部,撮影プレイ受付部,編集プレイ受付部にそれぞれのプレイの操作等を音声で案内する音声出力手段が設けられ、次のプレイの場所および/または方法を使用者に対して案内する場合には、
異なる場所にある次のプレイの場所が使用者に案内されるため、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0032】
本発明において、上記準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイの各プレイ時間が略等しくなるよう設定されている場合には、
各プレイ同士の間で顧客が停滞することなく、ほぼ同時に複数の使用者がつぎのプレイに移動し、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0033】
本発明において、準備プレイ受付部が1つの撮影プレイ受付部に対して2つ以上設けられている場合には、
1つの撮影プレイ受付部に対して同時に2組以上の顧客に準備プレイを行なわせることができる。そして、準備プレイをそれだけ長くすることができて、待ち時間のあいだ顧客に飽きさせることがなくなる効果が倍増する。また、利用者は空いている方の準備プレイ受付部でプレイを開始できることから、待ち時間が減り、待ちきれなくて利用をあきらめる利用者を減らすことができる。
【0034】
本発明において、準備プレイ受付部を有する準備プレイユニットを、装置の複数箇所に選択的に取り付け可能に構成され、準備プレイ受付部の場所を選択的に設定しうるようになっている場合には、
店舗レイアウト等の状況に合わせて準備プレイ受付部の場所を設定することができる。特に、準備プレイ受付部にはプレイ待ちの顧客が行列をつくる場所になることが多いことから、店舗レイアウトに合わせて他の装置の使用者に迷惑にならないように行列の場所を決めることができるため、店舗にとって極めて都合がよく使い勝手がよい。
【0035】
本発明において、少なくとも準備プレイを制御する制御手段と編集プレイを制御する制御手段とがそれぞれ別々に設けられ、準備プレイの処理と編集プレイの処理を各制御手段に分散する場合には、
比較的処理負荷が大きな準備プレイと編集プレイを異なる制御手段に分散させて処理を行なうことにより、準備プレイを導入することによる処理速度の低下を防止するとともに、比較的処理負荷が少ない撮影プレイやプリント供給については、準備プレイもしくは編集プレイと制御手段を共用することにより、不必要なコストアップを避けることができる。
【0036】
また、撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを備え、これらにより使用者に写真プリントを提供する装置であって、
撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付部と、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付部と、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付部と、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供部とを備え、少なくとも上記準備プレイ受付部と撮影プレイ受付部とが異なる場所に設けられている写真プリント提供装置にのみ使用される印刷媒体も本発明に含まれる。
【0037】
また、撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを準備し、これらにより使用者に写真プリントを提供する方法であって、
撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付ステップと、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付ステップと、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付ステップと、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供ステップとを備え、少なくとも上記準備プレイ受付ステップと撮影プレイ受付ステップとを異なる場所で行なう写真プリント提供方法にのみ使用される印刷媒体も本発明に含まれる。
【0038】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0039】
図1〜図4は、本発明の写真プリント提供装置の一実施の形態を示す図である。図1は筐体1の斜視図、図2は筐体1の正面図と左右の側面図、図3はシステム構成図、図4は写真プリント提供装置全体のレイアウト図である。
【0040】
この写真プリント提供装置は、図1に示すように、正面と左右側面および内部に各種の装置が設けられた筐体1を備えている。上記筐体1には、その正面側に、撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラ6と、上記カメラ6で撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする編集用ディスプレイ8とが設けられている。また、内部には、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタ9(図3参照)と、上記カメラ6による撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタ9によるプリントの提供、ならびに後述する準備プレイを制御する制御手段である第1および第2コンピュータ7a,7b(図3参照)とを備えている。
【0041】
上記筐体1の左側面は、撮影プレイの前に撮影プレイや編集プレイの準備を行なう準備プレイを使用者に行なわせる準備プレイ受付部Aに、上記筐体1の正面は、撮影プレイおよび編集プレイを行なわせる撮影プレイ受付部Bおよび編集プレイ受付部Cに、上記筐体1の右側面は、印刷された写真プリントが排出される送出口11が設けられたプリント提供部Dにそれぞれ対応している。
【0042】
そして、図4に示すように、上記準備プレイ受付部Aの前面空間が準備空間に、撮影プレイ受付部Bおよび編集プレイ受付部Cの前面空間が撮影編集空間に、プリント提供部Dの前面空間がプリント待ち空間に形成されている。この例では、撮影プレイ受付部Bおよび編集プレイ受付部Cの双方が筐体1の正面である同じ面に設けられ、ひとつの撮影編集用空間で撮影プレイと編集プレイの双方を行なうようになっている。上記準備空間および撮影編集空間は、それぞれフレーム3およびカーテン5で囲われて外部と仕切られたブースを形成しており、上記準備プレイ受付部Aと撮影プレイ受付部Bとが異なる場所に設けられている。なお、準備空間のフレーム3の部分をカーテン5で仕切ってもよく、撮影編集空間のフレーム3はターポリン等の樹脂シートで覆われていてもよい。
【0043】
つぎに、上記筐体1について詳しく説明する。以下の説明において、筐体1の表面に見える機器類は図1および図2に基づき、内部に設けられている機器類等は図3を参照する。
【0044】
まず、筐体1の正面である撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cについて説明する。
【0045】
上記撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cは、カメラ6が設けられたカメラホルダ14が取り付けられている。上記カメラホルダ14は、平たい円柱状に形成されて盤面にあたる部分にカメラ6が設けられている。上記カメラホルダ14は、筐体1正面で上下に延びるレール15にアームを介して上下移動および揺動可能に取り付けられ、カメラ6の左右に設けられたハンドル16を把持して上下移動および上下左右の揺動を行い得るようになっている。
【0046】
また、上記カメラホルダ14のカメラ6取りつけ面には、カメラ6で撮像された動画である撮像映像をリアルタイム表示するライブモニタ17が設けられている。上記ライブモニタ17により、撮影プレイ中にカメラ6で撮像されている自分の姿を確認しながら撮影プレイを行ないうるようになっている。また、上記カメラ6の左右には、撮影プレイにおける撮影の際に被写体を照明するストロボ49(図3参照)と常時点灯する蛍光灯等のライト(図示せず)とが内蔵された照明装置18が設けられている。
【0047】
上記筐体1正面の撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cには、上記カメラ6による撮影プレイにおいて、所定のシャッタタイミングで撮影された静止画としての撮影画像を受信して表示する編集用ディスプレイ8が設けられ、この編集用ディスプレイ8の近傍にはタッチペン12が備えられている。
【0048】
上記編集用ディスプレイ8は、例えば液晶タブレット等が用いられ、図3に示すように、表示プロセッサ20,モニタ部21,タッチパネル22とから構成されている。そして、上記編集用ディスプレイ8のモニタ部21に表示される操作指示に従って、タッチペン12の先端を編集用ディスプレイ8の表面にあるタッチパネル22に軽く接触させることにより、各種の操作信号が第2コンピュータ7bに送られ、画像や情報の表示とともにデータの入力を行ない得るようになっている。
【0049】
また、上記タッチペン12の先端を編集用ディスプレイ8表面のタッチパネル22に接触させて文字や図形等を描いて入力しうるようになっており、手描き入力された文字・図形等の画像データやスタンプ画像等が、カメラ6で撮影されて固定された被写体2の撮影画像と合成され、その編集後画像である合成画像が編集用ディスプレイ8のモニタ部21に表示されるとともに、後述するようにプリンタ9で印刷出力されるようになっている。
【0050】
また、筐体1正面の撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cには、第2コンピュータ7bから音声出力制御部23(図3参照)を介して音声信号を受信して出力するスピーカ19が設けられている。上記音声出力制御部23およびスピーカ19により、各種プレイ操作の案内等の音声を出力するほか、次のプリント提供が行なわれる場所を使用者に対して案内することができる。このようにすることにより、撮影プレイ・編集プレイを行なう場所とは異なる場所にあるプリント供給の場所が使用者に案内されるため、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0051】
この撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cでは、カメラ6等を用いた撮影プレイと、編集用ディスプレイ8等を用いた編集プレイとを使用者に対して行なわせる。
【0052】
すなわち、撮影プレイは、カメラ6による被写体2の撮像が行なわれ、ライブモニタ17に撮像映像が動画としてリアルタイムで表示される。つぎに、使用者2が所定のシャッタ操作を行い、所定の瞬間の撮像映像が静止画像である撮影画像として固定され、編集用ディスプレイ8のモニタ部21に表示される。
【0053】
また、編集プレイは、上記編集用ディスプレイ8に表示された撮影画像に対し、タッチパネル22にタッチペン12入力を行うことによる手描き画像やスタンプ画像等の入力を行い、手描き画像やスタンプ画像等の編集入力用画像と撮影画像が合成されてその合成画像が編集用ディスプレイ8に表示される。また、必要に応じて、シートレイアウトの選択が行なわれる。
【0054】
ついで、筐体1右側面のプリント提供部Dについて説明する。
【0055】
上記プリント提供部Dには、筐体1内部に設けられたプリンタ9から排出された写真プリントを送出する送出口11が設けられ、上記編集プレイ後の合成画像である編集後画像が印刷媒体に印刷された写真プリントを使用者に供給するようになっている。また、上記送出口11の近傍には、プリント中に点灯する印刷表示用のLED24aと用紙切れ,紙詰まり等のエラーが発生したときに点灯するエラー表示用のLED24bとが設けられている。
【0056】
また、筐体1右側面のプリント提供部Dにも、第2コンピュータ7bから音声出力制御部25(図3参照)を介して音声信号を受信して出力するスピーカ26が設けられている。上記音声出力制御部25およびスピーカ26により、プリント操作の案内等の音声を出力するほか、プリントが排出されるまでの残り時間を使用者に対して案内することができる、このようにすることにより、顧客は残り時間がわかるため、印刷待ち時間のイライラが緩和される。
【0057】
上記プリント提供部Dでは、上記編集プレイによって編集された編集後画像がプリンタ9に送られ、所定のシートレイアウトで印刷媒体13に印刷された写真プリントが送出口11より送出され、使用者に対する写真プリントの提供が行なわれる。
【0058】
上記撮影プレイ受付部B,編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dに備えられたカメラ6,編集用ディスプレイ8,プリンタ9をはじめとする各種の機器は、図3に示すように、バス43bを介して本発明の制御手段である第2コンピュータ7bを構成するCPU44b,RAM45b,ROM46b,プログラム格納部47bに接続されている。
【0059】
この第2コンピュータ7bにより、操作メッセージの表示,データ入力の受付と一時的な格納,データ出力等をはじめとする各種の制御が行なわれ、主として撮影プレイ,編集プレイ,プリント提供が制御される。
【0060】
ついで、筐体1左側面の準備プレイ受付部Aについて説明する。
【0061】
上記筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、プレイの対価としての硬貨を投入する硬貨投入口33が設けられ、この硬貨投入口33の近傍に設けられた対価受領部としての硬貨検知部34(図3参照)が設けられている。
【0062】
このように、対価を受領する硬貨検知部34が、撮影プレイ受付部B,編集プレイ受付部C,プリント提供部Dには設けられておらず、準備プレイ受付部Aに設けられ、硬貨の検知により準備プレイが開始され、引き続き撮影プレイ,編集プレイ,プリント提供が順次行なわれるようになっている。そして、準備プレイを開始する際に準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイ,プリント提供までの全てのプレイに対する対価を検知してから準備プレイを開始し、それに引き続き撮影プレイ,編集プレイ,プリント供給が順次行なわれるため、準備プレイだけで帰ってしまう顧客をなくすことができて対価を複数回投入する顧客の手間も省け、1つのプレイで顧客が停滞することがなく顧客回転の障害にもならない。
【0063】
この場合、準備プレイ受付部Aをブース状に囲わず外部から視認可能とすることにより、一般に撮影プレイ受付部Bは外部から容易に覗けないようにブース状に囲われている場合が多く、装置の利用を待っている利用者が装置を利用できるかどうかがわかりにくく、装置の利用回転率にも悪影響がでる。しかし、上記のように、硬貨検知部34を準備プレイ受付部Aに設けるとともに準備プレイ受付部Aを外部から視認可能とすることにより、次の利用者は装置を利用できるかどうかが一目でわかり、店舗側にとっても硬貨検知部34を外部から確認できて、硬貨検知部34等へのいたずら防止効果がある。
【0064】
上記筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、準備空間に入った使用者を撮影する第2カメラ29が設けられている。この第2カメラ29は本件発明の準備プレイ用カメラとしても機能する。上記第2カメラ29の近傍には、第2カメラ29で撮像された動画である撮像映像をリアルタイム表示し、本発明の第2表示手段として機能するライブモニタ30が設けられている。
【0065】
また、上記第2カメラ29の左右には、準備プレイにおける撮影の際に被写体を照明するストロボ27が設けられている。28は常時点灯している蛍光灯等のライト28である。上記筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、筐体1内部に設けられたプリンタ41から排出された写真プリントを送出する送出口38が設けられ、上記準備プレイ中に撮影された撮影画像が印刷媒体に印刷された写真プリントを使用者に供給するようになっている。
【0066】
上記筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、上記第2カメラ29によって所定のシャッタタイミングで撮影された静止画としての撮影画像を受信して表示する準備用ディスプレイ31が設けられ、この準備用ディスプレイ31の近傍にはタッチペン32が備えられている。
【0067】
上記準備用ディスプレイ31は、例えば液晶タブレット等が用いられ、図3に示すように、表示プロセッサ35,モニタ部36,タッチパネル37とから構成されている。そして、上記準備用ディスプレイ31のモニタ部36に表示される操作指示に従って、タッチペン32の先端を準備用ディスプレイ31の表面にあるタッチパネル37に軽く接触させることにより、各種の操作信号が第1コンピュータ7aに送られ、画像や情報の表示とともにデータの入力を行ない得るようになっている。
【0068】
また、上記タッチペン32の先端を準備用ディスプレイ31表面のタッチパネル37に接触させて文字や図形等を描いて入力しうるようになっており、上記編集プレイで行なうのと同様の編集入力を行うことができるようになっている。そして、編集入力を練習として行なったり、手描き入力された文字・図形等の画像データからフレーム画像やスタンプ画像を作成したりしうるようになっている。また、後述するように、編集プレイの編集入力において使用する入力ツールの選択によるパレットの作成等を行い得るようになっている。
【0069】
また、上記筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、メモリスロット42aおよび各種端末装置を接続するコネクタ42b(総称してデータ入力部42として図3に示している)が設けられている。上記メモリスロット42aに画像データが格納されたメモリカード等を挿入して上記画像データを読み取ったり、あるいは上記コネクタ42bに端末装置を接続して画像データを受信したりして、上記画像データにより、フレーム画像やスタンプ画像を作成しうるようになっている。
【0070】
また、筐体1左側面の準備プレイ受付部Aには、第1コンピュータ7aから音声出力制御部40(図3参照)を介して音声信号を受信して出力するスピーカ39が設けられている。上記音声出力制御部40およびスピーカ39により、各種プレイ操作の案内等の音声を出力するほか、準備プレイにおいて次の撮影プレイが行なわれる場所を使用者に対して案内することができる、このようにすることにより、準備プレイを行なう場所とは異なる場所にある撮影プレイの場所が使用者に案内されるため、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0071】
上記準備プレイ受付部Aに備えられた第2カメラ29,準備用ディスプレイ31,プリンタ41をはじめとする各種の機器は、図3に示すように、バス43aを介して本発明の制御手段である第1コンピュータ7aを構成するCPU44a,RAM45a,ROM46a,プログラム格納部47aに接続されている。
【0072】
この第1コンピュータ7aにより、操作メッセージの表示,データ入力の受付と一時的な格納,データ出力等をはじめとする各種の制御が行なわれ、主として準備プレイが制御される。
【0073】
上記第1コンピュータ7aと第2コンピュータ7bとは、ネットワークハブ48を介して相互にデータ通信可能に接続され、準備プレイの終了に応じ、準備プレイで入力されたデータ(作成されたスタンプ画像やフレーム画像あるいはパレット等のデータ)を撮影プレイや編集プレイのために第1コンピュータ7aから第2コンピュータbに転送され、順次撮影プレイ,編集プレイ,写真プリント提供を実行するよう制御が行なわれる。
【0074】
このように、主として準備プレイを制御する第1コンピュータ7aと主として編集プレイを制御する第2コンピュータ7bとがそれぞれ別々に設けられ、比較的処理負荷が大きな準備プレイと編集プレイを異なるコンピュータに分散させて処理を行なうことにより、準備プレイを導入することによる処理速度の低下を防止するとともに、比較的処理負荷が少ない撮影プレイやプリント供給については、編集プレイと第2コンピュータ7bを共用することにより、不必要なコストアップを避けることができる。
【0075】
上記準備プレイ受付部Aでは、準備プレイ受付部Aに備えられた第2カメラ29,準備用ディスプレイ31をはじめとする各種の機器およびそれを制御する第1コンピュータ7aにより、使用者に対して撮影プレイ前に行なう各種の準備プレイを行なわせるようになっている。
【0076】
以下、準備プレイを行なわせるための構成について詳しく説明する。
【0077】
まず、撮影前の使用者を第2カメラ29で撮像してライブモニタ30に表示し、準備プレイとしてポーズ確認を行なわせるようになっている(図6に示す準備メニューA−1)。この場合、第2カメラ29における撮影条件およびライブモニタ30に表示される確認用画像の表示条件が、撮影プレイ受付部Bのカメラ6による撮影条件およびライブモニタ17による表示条件と等しくなるように設定するのが好ましい。このようにすることにより、撮影プレイと同じ条件での撮影画像を確認して撮影プレイに備えた準備ができるようになる。
【0078】
また、上記準備プレイとして第2カメラ29による撮影画像のプリント出力を行い得るようになっている(図6に示す準備メニューA−2)。この場合において、第2カメラ29による撮影画像を印刷するプリンタ41は、プリント提供部Dで供給する写真プリントを印刷するプリンタ9と同タイプのプリンタにより同条件で印刷するのが好適である。また、上記準備プレイにおいて、対価を追加で投入するように利用者に案内を表示し、その対価を受領した後に写真プリントを提供するようにもできる。
【0079】
さらに、この場合において、上記供給する写真プリントに撮影画像の色調調節を行なうための調節値を印刷しておき、その調節値を元に、撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cの編集用ディスプレイ8においてカメラ6による撮影画像の色調調節入力を行いうるよう、第2コンピュータ7bに色調調節入力手段を設けることもできる。上記調節値の入力は、タッチペン12,32による準備用ディスプレイ31や編集用ディスプレイ8に対する操作で行なわせることができる。
【0080】
また、上記準備用ディスプレイ31においてタッチペン32で操作できる入力ツールとして、編集用ディスプレイ8においてタッチペン12で操作できる入力ツールと同じ入力ツールを準備し、準備プレイとして、編集プレイで行われるのと同様の編集操作である練習操作を行なわせることができる(図6に示す準備メニューB−1)。
【0081】
また、準備プレイとして、編集入力で使用を希望する入力ツールの選択入力を行なわせるとともに、編集プレイにおいて、準備プレイで選択された入力ツールを優先的に表示手段に表示するパレット作成を行うようにすることができる(図6に示す準備メニューB−2)。
【0082】
また、上記準備プレイ受付部Aには、画像の入力を行なう各種の画像入力手段を有しており、上記準備プレイとして、編集プレイにおける編集入力に使用する編集入力用画像を入力させることができる。
【0083】
上記画像入力手段として、この例では、上述した第2カメラ29,準備用ディスプレイ31およびタッチペン32,メモリスロット42aやコネクタ42b等のデータ入力部42が設けられている。
【0084】
このようにすることにより、撮影プレイの待ち時間を利用して準備プレイにおいて、撮影プレイ後の編集プレイで使用する編集入力用画像を入力することができるため、待ち時間を有効活用することができる。また、結果的に、準備プレイと編集プレイを合わせただけの編集作業を行なうことができるようになることから、編集プレイをより充実したものにすることができるため、プレイに対する顧客の満足度が向上する。
【0085】
この場合において、撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cの編集用ディスプレイ8において、準備プレイで入力した編集入力用画像の修正を行なえるようにするのが好適である。
【0086】
上記画像入力手段が第2カメラ29であり、上記第2カメラ29による事前撮影画像が準備用ディスプレイ31に表示され、上記第2カメラ29による事前撮影画像をスタンプ画像等の編集プレイでの編集入力用画像に使用することができる(図6に示す準備メニューC−1)。
【0087】
また、第1コンピュータ7aには、上記第2カメラ29による事前撮影画像を画像処理により加工を行なう画像加工手段を備え、上記画像加工手段によって加工された加工画像をスタンプ画像等の編集プレイでの編集入力用画像に使用することもできる(同じく準備メニューC−1)。
【0088】
また、第2カメラ29による撮影範囲をカバーする領域に設けられたカーテン5として、ブルー等のクロマキー合成に適した単一色のバックスクリーンを設け、第2カメラ29での撮影の際にストロボ27による強力な照明光で照明して撮影を行なうことにより、第2カメラ29による事前撮影画像から被写体部分を抽出して編集プレイでの編集入力用画像に使用することが可能となる。このようにすることにより、第2カメラ29での撮影の際にストロボ27で照明することにより、鮮明な事前撮影画像が得られ、被写体部分が鮮明に抽出されたスタンプ画像等の編集入力用画像を得ることができる。また、最適な照明環境で撮影を行なえることから、クロマキー等の合成を行なう場合に合成の精度も向上させることができる。
【0089】
また、上記画像入力手段が準備用ディスプレイ31およびタッチペン32(手描き画像入力手段)であり、上記手描き画像によりスタンプ画像やフレーム画像を入力して編集プレイでの編集入力用画像に使用するようにすることもできる(図6に示す準備メニューC−2,D−1)。
【0090】
この場合、撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cの編集用ディスプレイ8において、準備プレイで入力した手描き画像による編集入力用画像を、編集プレイにおいて手描き画像の追加入力や修正入力を行うようにすることが好ましい。
【0091】
上記準備用ディスプレイ31およびタッチペン32を、第1コンピュータ7a内に記憶された背景画像やスタンプ画像等の多数の記憶画像の中から使用する記憶画像を選択する画像選択手段として機能させ、上記選択された記憶画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用することもできる(図6に示す準備メニューC−3,D−2)。
【0092】
この場合、第1コンピュータ7aに対して通信回線を介してあるいはCD−ROM等の記憶媒体を使用して、記憶画像を所定期間ごとに更新しうるように構成することができる。そして、リピーターの使用者にとって、記憶画像が前回と変わっているときに、気に入った記憶画像を選択する操作に時間がかかることから、準備プレイにおいて待ち時間を活用してその選択を行なう効果が顕著であり効果的である。
【0093】
また、同様に、上記画像入力手段がメモリスロット42aやコネクタ42b等のデータ入力部42であり、データ入力部42に入力された入力画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用することもできる(図6に示す準備メニューC−4,D−3)。
【0094】
ここで、データ入力部42としては、これらに限定するものではなく、例えば、イメージスキャナ等のイメージ読み取り装置や、メモリカード以外のフレキシブルディスク,CD−ROM等の記憶媒体からデータを読み取るデータ読み取り装置等を用いることもできる。また、上記コネクタ42bとしては、例えば、携帯電話端末,PDA,ノートパソコン等の各種の端末装置と接続可能な端子として、USB,IEEE1394,ブルートゥース,赤外線通信等を適用することができる。
【0095】
これらによる画像入力の操作は一般に時間を要するものであるため、撮影前の待ち時間を有効に利用した準備プレイで行なうようにすれば、利用者にとっても便利であり、利益が大きい。
【0096】
そして、上記準備プレイ受付部Aの上記各種画像入力手段に入力された編集入力用画像が撮影プレイ受付部Bのライブモニタ17に転送されてそれを表示しながら撮影プレイを行なうようにすることもできる。
【0097】
この場合において、撮影にあたって準備プレイで入力した編集入力用画像に加えてあらかじめ記憶されていた他の編集入力用画像をライブモニタ17に表示して使用する編集入力用画像を選択入力しうるようにすることもできる。このようにすることにより、準備プレイで入力した編集入力用画像が後の撮影のときになって気に入らなくなったようなときでも、他の編集入力用画像を使用したプレイが可能となり、顧客の満足度をかえって低下させてしまうことがない。
【0098】
上述したように、上記写真プリント提供装置では、準備プレイ受付部Aにおいて、複数種類の準備プレイを行ないうるように構成されている。そして、最初に硬貨を投入したときに、準備用ディスプレイ31に実行できる準備プレイの一覧を表示し、第1コンピュータ7aに準備プレイを使用者に選択入力させる準備プレイ選択手段を設け、上記準備プレイ選択手段で選択された準備プレイを行なわせたのち、他の準備プレイは実行せずに、つぎの撮影プレイ,編集プレイ,プリント提供を順次実行するようにできる。
【0099】
このようにすることにより、準備プレイで色々なことを全て行なおうとすると、準備プレイに時間がかかってしまうので、準備プレイを複数準備して所望の準備プレイを選択して行なえるようにすることにより、顧客の回転率の低下を防止することができる。また、試し描き等は1−2度行なえば必要性が低くなるため、そのとき必要な準備プレイを選択して実行することにより、不要な準備プレイを行なわなくてもすみ、特にリピーターの使用者にとって効果的である。また、好みに応じた準備プレイの選択が可能となることから、装置の利用の仕方に豊富なバリエーションを提供できることから、飽きのこないリピート効果が得られる。
【0100】
上記写真プリント提供装置の動作の一例について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、図5において、「S」はステップを意味する。
【0101】
まず、準備プレイ受付部Aの準備用ディスプレイ31には、デモ画面が表示されている(S10)。このとき、撮影プレイ受付部B・編集プレイ受付部Cに他の使用者がいなければ、編集用ディスプレイ8にもデモ画面が表示されている。
【0102】
このデモ画面表示の状態では、常に、硬貨が投入されるのを待機しており、硬貨が投入されれば次のステップに進み、硬貨の投入がなければデモ画面の表示を継続する(S20)。
【0103】
ステップ20において、使用者が準備空間に入り、硬貨投入口33に硬貨が投入され硬貨検知部34に硬貨が検知されると、準備プレイ受付部Aの準備用ディスプレイ31には、図6に示す準備メニューの一覧が表示される(S30)。この例において、準備メニューとしては。まず、「A テスト撮影」「B 練習コーナー」「C スタンプ作成」「D フレーム作成」の4種類のメニューが表示される。
【0104】
ここで、「A テスト撮影」を選択すると、さらに「A−1 ポーズ確認」「A−2 テストプリント」のメニューが表示されていずれかを選択して実行しうるようになっている。同様に、「B 練習コーナー」を選択すると、さらに「B−1 お絵かき練習」「B−2 パレット作成」のメニューが表示され、「C スタンプ作成」を選択すると、さらに「C−1 写真スタンプ」「C−2 手描きスタンプ」「C−3 記憶画像使用」「C−4 入力画像使用」のメニューが表示され、「D フレーム作成」を選択すると、さらに「D−1 手描きフレーム」「D−2 記憶画像使用」「D−3 入力画像使用」のメニューが表示され、それぞれいずれかを選択して実行しうるようになっている。
【0105】
準備用ディスプレイ31の画面に表示されたメニューのうちいずれかをタッチペン32の先端で触れることにより、所望の準備プレイの選択入力が行なわれ(S40)、選択された準備プレイが実行される(S50)。
【0106】
具体的には、「A−1 ポーズ確認」が選択されると、撮影前の使用者を第2カメラ29で撮像してライブモニタ30に表示しポーズ確認を行なわせる。このようにすることにより、撮影プレイに入る前にヘアースタイルやメイクの乱れを確認したり整えたりすることができ、どのようなポーズで撮影を行なうかを撮影前に予行演習することができるようになり、失敗写真を防いでより満足度の高いプレイを行ない、写真プリントを作成することができる。
【0107】
「A−2 テストプリント」が選択されると、準備用ディスプレイ31に表示されるシャッタ操作指示にしたがって、タッチペン32によりシャッタ操作の操作入力を行なうと、第2カメラ29による所定の瞬間の撮像映像が静止画像としての撮影画像として固定される。そして、この撮影画像が、プリンタ41でプリント出力されて使用者に供給される。
【0108】
このようにすることにより、撮影プレイを行なう前に、実際の写真写りや色調を確認することができ、それに応じて化粧を直したりポーズや表情に変化を持たせたりした撮影プレイが可能となって、より満足度の高い写真プリントを作成することができる。
【0109】
この場合において、後述するステップ80での編集プレイにおいて、編集用ディスプレイ8に表示される撮影画像を見ながら、使用者によるタッチペン12の操作により、カメラ6による撮影画像の色調調節入力を行うようにできる。このようにすることにより、第2カメラ29の撮影画像のプリント結果をもとに色調の調節入力を行うことができ、より完成度の高い写真プリントを作成することができる。
【0110】
「B−1 お絵かき練習」が選択されると、準備用ディスプレイ31には、図7に示すようなお絵かき入力画面が表示される。このお絵かき入力画面は、編集プレイにおいて編集用ディスプレイ8に表示されるお絵かき入力画面と同じものであり、準備プレイとして、編集プレイで行われるのと同じ編集操作を練習として行なうことができる。
【0111】
上記お絵かき入力画面において、51はペン入力の際の色や太さ等を選択する複数のペン選択ボタン、52はスタンプ入力の際のスタンプ画像を選択する複数のスタンプ選択ボタン、53は入力されたペン画像やスタンプ画像を消去する際の消去モードを選択する複数の消しゴム選択ボタンであり、いずれもお絵描き入力の際の入力ツールを選択する入力受付部である。
【0112】
所望のペン選択ボタン51をタッチペン32先端で選んでからお絵描き入力部55にタッチペン32先端で描画することにより、選択したペンによる手描き画像の入力操作が行なえるようになっている。同様に、所望のスタンプ選択ボタン52をタッチペン32先端で選んでからお絵描き入力部55にタッチペン32先端で位置を指定することにより、指定箇所に選択されたスタンプ画像を入力して表示されるようになっている。
【0113】
また、所望の消しゴム選択ボタン53をタッチペン32先端で選ぶことにより、消去モードを選択して既に入力されたペン画像やスタンプ画像を消去できるようになっている。例えば「全部消す」モードでは、入力されたペン画像等が全て消去され、「1回戻る」モードでは、直前に入力された1つのスタンプ画像やペン画像が消去され、「普通の消しゴム」モードでは、選択後にタッチペン32の先端で触れた箇所が消しゴムを擦るように消去される。
【0114】
56および57はそれぞれ、現在表示されていない種類のペン選択ボタンやスタンプ選択ボタンを現在表示されたものと切り換え表示する切り換えボタンであり、他の種類のペン選択ボタンやスタンプ選択ボタンを探して使用する際に操作する。54は当該準備プレイの残り時間を表示する残り時間表示部である。
【0115】
なお、編集プレイでは、上記お絵描き入力部55には、カメラ6による撮影画像が表示されるが、お絵描き練習メニューでは、ペンの太さや色、スタンプの種類等を試しにお絵描き入力してみる練習だけなので、撮影画像は表示されない。なお、第2カメラ29で撮影した静止画やリアルタイムのライブ画像を表示して練習するようにしてもよい。
【0116】
このように、準備プレイにおいて編集プレイの練習操作が行なえることから、編集プレイ前にある程度操作に慣れることができ、編集プレイにおいて実際に編集作業を行なう実行時間が長くなることとなり、より充実したプレイを行なえ、満足度の高い写真プリントを作成することができる。また、手描き入力でのためし描きやスタンプ入力の試用ができることから、編集結果をある程度知ることができ、試行錯誤の手間を省くうえ意図に沿わない編集結果となるのも防止できる。
【0117】
「B−2 パレット作成」が選択されると、準備用ディスプレイ31には、図8に示すようなパレット作成画面が表示される。このパレット作成画面は、編集入力の際に操作するペン選択ボタン51,スタンプ選択ボタン52,消しゴム選択ボタン53が多数表示されている。そして、上記多数の入力ツールのうち、後の編集プレイで使用を希望するペン選択ボタン51,スタンプ選択ボタン52,消しゴム選択ボタン53をタッチペン32の先端で触れて選択し、決定ボタン59を押すことにより、使用者が選択した入力ツールがパレット表示部58に表示される。
【0118】
56および57はそれぞれ、現在表示されていないペン選択ボタン51やスタンプ選択ボタン52を現在表示されたものと切り換え表示する切り換えボタンである。また、54は残り時間表示部,55は試し描きを行なえるお絵描き入力部である。
【0119】
そして、このパレット作成メニューで選択され、パレット表示部58に表示されたペン選択ボタン51やスタンプ選択ボタン52等の入力ツールであるパレットデータは、一旦第1コンピュータ7aに記憶されて後の編集プレイのために第2コンピュータ7bに転送され記憶される。そして、編集プレイにおけるお絵描き入力画面(図7に示したのと同様である)において上記データが読み出され、優先的に画面表示されて選択した入力ツールを探さなくてもすぐに使用開始できる状態でプレイを開始することができるようになっている。
【0120】
このようにすることにより、準備プレイにおいて、編集プレイで使用しようとする入力ツールをあらかじめ決めて選択しておくと、編集プレイで選択した入力ツールが優先的に表示されるため、編集プレイにおいて入力ツールを選ぶ手間が少なくなる。したがって、編集プレイでの操作性が格段に向上し、撮影プレイにおいて編集内容をイメージした撮影を行なえるほか、実質的な編集の実行時間が長くなることから、より充実したプレイを行なえ、満足度の高い写真プリントを作成することができる。
【0121】
「C−1 写真スタンプ」が選択されると、第2カメラ29による被写体の撮像が行なわれるとともに、準備用ディスプレイ31に表示されるシャッタ操作指示にしたがって、タッチペン32によりシャッタ操作の操作入力を行なうと、第2カメラ29による所定の瞬間の撮像映像が静止画像としての撮影画像として固定される。そして、この撮影画像が、編集プレイでの編集入力用画像である例えばスタンプ画像に加工され、編集プレイで使用することができる。
【0122】
このとき、作成されたスタンプ画像は、一旦第1コンピュータ7aに記憶されて後の編集プレイのために第2コンピュータ7bに転送され記憶される。そして、編集プレイにおけるお絵描き入力画面(図7に示したのと同様である)において上記スタンプ画像が読み出され、作成された撮影画像によるスタンプを選択するスタンプ選択ボタン52は、最優先で画面表示され、すぐに使用開始できる状態でプレイを開始することができるようになっている。
【0123】
このようにすることにより、編集入力用画像として使用者自身の事前撮影画像を使用した写真プリントを作成することができる。この場合、事前撮影画像をスタンプ画像として編集入力用画像に使用することが好適である。
【0124】
また、第1コンピュータ7aに設けられた事前撮影画像を画像処理により加工を行なう画像加工手段により、例えば図9に示すように、事前撮影画像に加工を施し、加工画像を編集プレイでのスタンプ画像等の編集入力用画像に使用することもできる。この例では、撮影画像を画像処理によりイラスト風に加工している。
【0125】
このようにすることにより、事前撮影画像をそのままスタンプ画像やフレーム画像の一部等として使用するのではなく、例えば、イラスト風や絵画風等の画像に加工処理を行ない、その加工画像を編集入力用画像として使用することができる。
【0126】
「C−2 手描きスタンプ」が選択されると、準備用ディスプレイ31には、図10に示すようなスタンプ作成画面が表示される。上記スタンプ作成画面において、51はペン入力の際の色や太さ等を選択する複数のペン選択ボタン、53は入力されたペン画像を消去する際の消去モードを選択する複数の消しゴム選択ボタンであり、いずれも手描き画像によるスタンプ作成の際の入力ツールを選択する入力受付部である。
【0127】
所望のペン選択ボタン51をタッチペン32先端で選んでからお絵描き入力部55にタッチペン32先端で描画することにより、選択したペンによる手描き画像の入力操作が行なえるようになっている。そして、入力が完了したら、作成ボタン61にタッチペン32で触れると、お絵描き入力部55に入力された手描き画像からスタンプ画像が生成され、生成されたスタンプ画像はスタンプ表示部60に表示されて登録され、編集プレイで使用できるようになる。
【0128】
また、所望の消しゴム選択ボタン53をタッチペン32先端で選ぶことにより、消去モードを選択して既に入力されたペン画像やスタンプ画像を消去できるようになっている。
【0129】
このとき、作成されたスタンプ画像は、一旦第1コンピュータ7aに記憶されて後の編集プレイのために第2コンピュータ7bに転送され記憶される。そして、編集プレイにおけるお絵描き入力画面(図7に示したのと同様である)において上記スタンプ画像が読み出され、作成された手描き画像によるスタンプを選択するスタンプ選択ボタン52は、最優先で画面表示され、すぐに使用開始できる状態でプレイを開始することができるようになっている。
【0130】
56は現在表示されていない種類のペン選択ボタンを現在表示されたものと切り換え表示する切り換えボタンであり、54は当該準備プレイの残り時間を表示する残り時間表示部である。
【0131】
このようにすることにより、スタンプ画像として手描き画像による自由な画像を入力して使用することができる。手描き画像によるスタンプ画像の入力には時間がかかるため、編集プレイでその全ての入力を行うのではなく、準備プレイで待ち時間を活用して入力を行うことにより、結果的に編集プレイの時間を延長することとなり、より充実した写真プリントを作成することができる。
【0132】
「C−3 記憶画像使用」が選択されると、上記準備用ディスプレイ31に第1コンピュータ7aにあらかじめ記憶された記憶画像の一覧が表示され、タッチペン32の操作により所望の記憶画像を選択してスタンプ画像を作成することが行なわれる。
【0133】
このようにすることにより、多数の記憶画像をプレビューで確認しながら使用者が所望の記憶画像を探して選択する操作もかなりの時間を要するため、編集プレイでその全ての入力を行うのではなく、準備プレイで待ち時間を活用して入力を行うことにより、結果的に編集プレイの時間を延長することとなり、より充実した写真プリントを作成することができる。
【0134】
「C−4 入力画像使用」が選択されると、上記準備用ディスプレイ31に、メモリスロット42aにメモリを挿入するかコネクタ42bに端末装置を接続する旨の指示メッセージが表示される。使用者はその指示メッセージに従ってメモリカードの挿入等を行なうと、メモリカードや端末装置に記憶された画像が読み取られ、この読み取った画像によりスタンプ画像を生成することが行なわれる。
【0135】
このようにすることにより、準備プレイで入力された背景画像やフレーム画像等の編集入力用画像が撮影時に表示されるため、出来上がりのイメージを確認しながら撮影することができる。また、その後の編集プレイにおいて、編集入力用画像にどのように手を加えればよいかがわかりやすくなるため、より充実した編集プレイが可能となって完成度の高い写真プリントを作成することができる。
【0136】
「D−1 手描きフレーム」が選択されると、準備用ディスプレイ31には、図11に示すようなフレーム作成画面が表示される。上記フレーム作成画面において、51はペン入力の際のペンの種類,色や太さ等を選択する複数のペン選択ボタン、52はスタンプ入力の際のスタンプ画像を選択する複数のスタンプ選択ボタン、53は入力されたペン画像やスタンプ画像を消去する際の消去モードを選択する複数の消しゴム選択ボタンであり、いずれもお絵描き入力の際の入力ツールを選択する入力受付部である。
【0137】
所望のペン選択ボタン51をタッチペン32先端で選んでからお絵描き入力部55にタッチペン32先端で描画することにより、選択したペンによる手描き画像の入力操作が行なえるようになっている。同様に、所望のスタンプ選択ボタン52をタッチペン32先端で選んでからお絵描き入力部55にタッチペン32先端で位置を指定することにより、指定箇所に選択されたスタンプ画像を入力して表示されるようになっている。
【0138】
また、所望の消しゴム選択ボタン53をタッチペン32先端で選ぶことにより、消去モードを選択して既に入力されたペン画像やスタンプ画像を消去できるようになっている。
【0139】
56および57はそれぞれ、現在表示されていない種類のペン選択ボタンやスタンプ選択ボタンを現在表示されたものと切り換え表示する切り換えボタンである。54は当該準備プレイの残り時間を表示する残り時間表示部である。
【0140】
そして、上記準備プレイ受付部Aで作成されたフレーム画像は、一旦第1コンピュータ7aに記憶されて後の撮影プレイのために第2コンピュータ7bに転送され記憶される。そして、撮影プレイでは、上記フレーム画像が読み出されて撮影プレイ受付部Bのライブモニタ17に表示され、ライブモニタ17には作成されたフレーム画像と動画である撮像映像との合成画像が表示され、その映像を見ながら撮影プレイを行なうようになっている。
【0141】
このようにすることにより、準備プレイで入力された背景画像やフレーム画像等の編集入力用画像が撮影時に表示されるため、出来上がりのイメージを確認しながら撮影することができる。また、その後の編集プレイにおいて、編集入力用画像にどのように手を加えればよいかがわかりやすくなるため、より充実した編集プレイが可能となって完成度の高い写真プリントを作成することができる。
【0142】
さらに、編集プレイでは、編集プレイにおけるお絵描き入力画面(図7に示したのと同様である)において上記フレーム画像と撮影プレイでの撮影画像との合成画像が編集用ディスプレイ8に表示され、さらにお絵かきやスタンプ等の編集を行い得るようになっている。
【0143】
このとき、編集プレイ受付部Cの編集用ディスプレイ8において、準備プレイで作成されたフレーム画像に対して追加のお絵かきを行なったり、作成されたフレーム画像のうちの一部画像をキャンセルしたり消去したりして修正等を行なえるようになっている。このようにすることにより、編集プレイがより充実したものとなり、顧客満足度が高くなる。
【0144】
このようにすることにより、フレーム画像として手描き画像による自由な画像を入力して使用することができる。手描き画像によるフレーム画像の入力には時間がかかるため、編集プレイでその全ての入力を行うのではなく、準備プレイで待ち時間を活用して入力を行うことにより、結果的に編集プレイの時間を延長することとなり、より充実した写真プリントを作成することができる。
【0145】
「D−2 記憶画像使用」が選択されると、上記準備用ディスプレイ31に第1コンピュータ7aにあらかじめ記憶された記憶画像の一覧が表示され、タッチペン32の操作により所望の記憶画像を選択してフレーム画像を作成することが行なわれる。
【0146】
「D−3 入力画像使用」が選択されると、上記準備用ディスプレイ31に、メモリスロット42aにメモリを挿入するかコネクタ42bに端末装置を接続する旨の指示メッセージが表示される。使用者はその指示メッセージに従ってメモリカードの挿入等を行なうと、メモリカードや端末装置に記憶された画像が読み取られ、この読み取った画像によりフレーム画像を生成することが行なわれる。
【0147】
準備プレイが終了すると、準備用ディスプレイ31には次の撮影プレイを行なう場所を示して移動を促すメッセージが表示され、スピーカ39からも音声により同様のメッセージ音が出力される(S60)。それに応じて顧客は準備空間から撮影編集空間に移動し、つぎに述べるように撮影プレイおよび編集プレイが行なわれる(図4参照)。
【0148】
一方、最初の使用者が準備空間から撮影編集空間に移動すると、準備空間ではつぎの使用者が準備プレイを開始することができる。また撮影プレイおよび編集プレイが終了した使用者がプリント待ち空間に移動すると、つぎの使用者が撮影編集空間に移動してプレイを開始できる。
【0149】
このように、準備プレイと、そのつぎの撮影プレイおよび編集プレイとを同時に行ない得るようになっているため、つぎつぎと順番待ちの使用者が準備プレイを開始でき、顧客はイライラ感を抱かなくなり、店舗にとっては顧客の回転率が向上する。このとき、準備プレイのプレイ時間と、撮影プレイ+編集プレイのプレイ時間とがほぼ等しくなるよう設定される。
【0150】
つぎに、撮影プレイが開始される(S70)。すなわち、カメラ6による被写体2の撮像が開始され、撮像の開始によりライブモニタ17に撮像映像が動画としてリアルタイムで表示される。
【0151】
つぎに、使用者2がライブモニタ17の表示画像を見ながら被写体2の位置調整を完了した後に、編集用ディスプレイ8の操作指示に従ってタッチペン12を使用し、シャッタ操作の操作信号を入力すると、使用者2にポーズをとるよう指示し、それから所定時間のカウントダウン後に、所定の瞬間の撮像映像が固定画像記憶部に固定される。このとき、編集用ディスプレイ8には、そのときの撮影画像が静止画像として表示される。
【0152】
そして、固定された静止画像を編集用ディスプレイ8に表示して使用者2に対してプレビュー確認させるとともに、編集用ディスプレイ8にはプレビューを確認させた静止画像について撮りなおしを希望するか否かの選択を促すメッセージを表示する。
【0153】
ここで、使用者2が撮りなおしを希望する場合は、編集用ディスプレイ8の操作指示に従ってタッチペン12を使用し、キャンセル操作を行なって再度、カメラ6による撮像とシャッタ操作とを行なう。一方、撮りなおしを行なわない場合は、カウンタ(図示せず)の撮影回数が規定の撮影可能回数に達しているか否かが確認される。
【0154】
規定の撮影可能回数に達していなければ、再度、カメラ6による撮像とシャッタ操作とを行なう。一方、規定の撮影可能回数に達していれば、編集用ディスプレイ8に「撮影は終了です。お絵かきをしてください」というメッセージが表示され、編集プレイが実行される(S80)。
【0155】
すなわち、使用者2は、編集用ディスプレイ8に表示される撮影画像に対して、タッチペン12を操作することによる手描き画像等の入力を開始する。ここでは、図7に示したのと同様のお絵描き画面が表示され、上述したのと同様の操作で編集プレイが行なわれ、手描き画像やスタンプ画像等が入力され、表示された撮影画像の上に合成される。
【0156】
そして、上記手描き画像等の入力は、タイマ(図示せず)の計測時間があらかじめ設定された所定の入力可能時間(例えば90秒等)に達するまで続けられる。規定の入力可能時間に達すると、手描き画像等の入力が停止され、印刷の際のシートレイアウトの選択が行なわれる。ここでのシートレイアウトの選択は、編集用ディスプレイ8にシートレイアウトの見本画面が表示され、タッチペン12の操作により所望のシートレイアウトを選択することが行なわれる。
【0157】
ついで、シートレイアウトの選択が終了すると、編集用ディスプレイ8には、写真プリントの提供が行なわれる場所を示して移動を促すメッセージが表示され、スピーカ19からも音声により同様のメッセージ音が出力される(S90)。それに応じて、使用者は撮影編集空間からプリント待ち空間に移動して写真プリントが出てくるのを待つ。撮影編集空間から前の使用者が退出すると、次の使用者が準備空間から撮影編集空間に移動して撮影プレイおよび編集プレイを開始する。
【0158】
一方、プリント待ち空間に移動した使用者が作成した編集後画像の画像データがプリンタ9に送られ、選択されたシートレイアウトにより印刷が開始され、印刷が終了すると送出口11から写真プリントが排出される。(S100)。
【0159】
上記写真撮影方法は、第1および第2コンピュータ装置7a,7bで実行される写真撮影プログラムによって実現され、このようなプログラムは、コンピュータ読み取り可能に記録された記録媒体や、通信回線を介したオンライン等で提供される。
【0160】
このように、上記写真プリント提供装置によれば、撮影プレイの前に、撮影プレイが行なわれる場所とは異なる場所で準備プレイを行なうため、前の顧客の撮影プレイ終了を待っている顧客は、準備プレイで時間を使えることから、退屈することがなくなり、待ちきれずに帰ってしまう顧客を激減させ、顧客を逃がす率が大幅に低下する。また、例えば、準備プレイとして撮影の前準備や編集の前準備等の各種準備プレイで待ち時間を有効に活用することにより、顧客は飽きることもなく、プレイの質を向上させて顧客の満足度を向上させたり、プレイ時間を短縮して顧客の回転率のさらなる向上を図ったりすることができる。
【0161】
図12は、本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第2例を示す図である。
【0162】
この例では、筐体1の正面が撮影プレイ用受付部Bであり、筐体の左側面が準備プレイ受付部Aである。また、筐体1の背面に、編集プレイ受付部Cとプリント提供部Dが並べて設けられている。また、上記準備プレイ受付部Aの前の空間,撮影プレイ受付部Bの前の空間,編集プレイ受付部Cの前の空間は、それぞれフレーム3およびカーテン5で囲われた準備空間,撮影空間,編集空間に形成されている。
【0163】
この装置では、準備プレイ受付部A,撮影プレイ受付部B,編集プレイ受付部Cにそれぞれのプレイの操作等を音声で案内するスピーカが設けられ、次のプレイの場所および/または方法を使用者に対して案内するようになっている。このようにすることにより、異なる場所にある次のプレイの場所が使用者に案内されるため、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。
【0164】
この例では、上記準備プレイ受付部A,撮影プレイ受付部B,編集プレイ受付部C,プリント提供部Dがそれぞれ異なる場所に設けられているため、1台の装置において、準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイ,プリント供給をそれぞれ異なる使用者が同時に遂行することができ、顧客回転率が飛躍的に向上する。また、複数の使用者を同時にプレイさせることで、限られたスペースで多数の顧客にプレイさせることができ、顧客1組あたりの空間の利用率が向上する。
【0165】
また、この例では、上記準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイの各プレイ時間が略等しくなるよう設定され、各プレイ同士の間で顧客が停滞することなく、ほぼ同時に複数の使用者がつぎのプレイに移動し、顧客の流れに混乱が生じることがなく、スムーズにプレイが進行する。それ以外は上記実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
【0166】
図13は、本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第3例を示す図である。
【0167】
この例では、筐体1の正面が撮影プレイ用受付部Bであり、筐体1の背面に準備プレイ受付部Aと、編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dとが並べて設けられている。また、上記準備プレイ受付部Aの前の空間,撮影プレイ受付部Bの前の空間,編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dの前の空間は、それぞれフレーム3およびカーテン5で囲われた準備空間,撮影空間,編集空間およびプリント待ち空間に形成されている。それ以外は上記各実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
【0168】
図14は、本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第4例を示す図である。
【0169】
この例では、筐体1の正面が撮影プレイ用受付部Bであり、筐体1の背面に2つの準備プレイ受付部Aが並べて設けられ、筐体1の右側面に編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dとが設けられている。また、上記各準備プレイ受付部Aの前の空間,撮影プレイ受付部Bの前の空間,編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dの前の空間は、それぞれフレーム3およびカーテン5で囲われた準備空間,撮影空間,編集空間およびプリント待ち空間に形成されている。
【0170】
この例では、準備プレイ受付部Aが1つの撮影プレイ受付部Bに対して2つ以上設けられ、それぞれの準備プレイ受付部Aにはそれぞれ対価受領手段が設けられているため、1つの撮影プレイ受付部Bに対して同時に2組以上の顧客に準備プレイを行なわせることができる。そして、準備プレイをそれだけ長くすることができて、待ち時間のあいだ顧客に飽きさせることがなくなる効果が倍増する。また、利用者は空いている方の準備プレイ受付部Aでプレイを開始できることから、待ち時間が減り、待ちきれなくて利用をあきらめる利用者を減らすことができる。それ以外は上記各実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
【0171】
図15は、本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第5例を示す図である。
【0172】
この例では、筐体が、撮影プレイ受付部B,編集プレイ受付部C,プリント提供部Dが設けられたメイン筐体1aと、準備プレイ受付部Aが設けられた準備用筐体1b(準備プレイユニット)とから構成されている。そして、上記準備プレイユニットを、装置の右側面と左側面とにの複数箇所に選択的に取り付け可能に構成され、準備プレイ受付部Aの場所を選択的に設定しうるようになっている。
【0173】
このようにすることにより、店舗レイアウト等の状況に合わせて準備プレイ受付部Aの場所を設定することができる。特に、準備プレイ受付部Aにはプレイ待ちの顧客が行列をつくる場所になることが多いことから、店舗レイアウトに合わせて他の装置の使用者に迷惑にならないように行列の場所を決めることができるため、店舗にとって極めて都合がよく使い勝手がよい。それ以外は上記各実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
【0174】
図16は、本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第6例を示す図である。
【0175】
この例では、準備プレイ受付部Aだけが設けられた準備筐体50aと、撮影プレイ受付部Bだけが設けられた撮影筐体50bと,編集プレイ受付部Cおよびプリント提供部Dが設けられた編集筐体50cとを備えている。各準備筐体50a,撮影筐体50b,編集筐体50cは、フレームやカーテンで構成されたブースでその前の空間がブースを形成している。
【0176】
また、この例では、準備筐体50a,撮影筐体50b,編集筐体50cがそれぞれ複数設けられ、それぞれの筐体に設置されたコンピュータは、ネットワークハブ48で相互通信可能に接続されている。それ以外は上記各実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
【0177】
なお、上記各実施の形態において、プリンタ9としては、昇華型プリンタ,インクジェットプリンタ,レーザプリンタ,熱転写型プリンタ,溶融型プリンタ,サーマルプリンタ,印画紙プリンタ,インスタントフィルムプリンタ等、各種のタイプのプリンタを適用することができ、特に限定するものではない。また、上記プリンタ9を複数台設けて利用者が印刷したい好みのプリンタ9を選択できるようにしてもよい。
【0178】
また、上記各実施の形態において、出力する写真プリントは、特に限定するものではなく、シールプリントやカード等として出力することができ、印刷媒体13の材質や構成を限定する趣旨ではない。
【0179】
また、上記各実施の形態では、硬貨の投入により撮影を開始するようにしたが、これに限定するものではなく、紙幣,プリペイドカード,メダル,クレジットカード,キャッシュカード等、撮影の対価として支払いうるものであれば、各種の態様を含む趣旨である。また、これらは、単独で用いる場合だけでなく、組み合わせて用いる場合も含む趣旨である。
【0180】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、撮影プレイの前に、撮影プレイが行なわれる場所とは異なる場所で準備プレイを行なうため、前の顧客の撮影プレイ終了を待っている顧客は、準備プレイで時間を使えることから、退屈することがなくなり、待ちきれずに帰ってしまう顧客を激減させ、顧客を逃がす率が大幅に低下する。また、例えば、準備プレイとして撮影の前準備や編集の前準備等の各種準備プレイで待ち時間を有効に活用することにより、顧客は飽きることもなく、プレイの質を向上させて顧客の満足度を向上させたり、プレイ時間を短縮して顧客の回転率のさらなる向上を図ったりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真プリント提供装置の一実施の形態に用いる筐体の一例を示す斜視図である。
【図2】上記筐体を示す図であり、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図3】上記写真プリント提供装置のシステム構成図である。
【図4】上記写真プリント提供装置のレイアウトの第1例を示す図である。
【図5】上記写真プリント提供装置の動作の一例を説明するフローチャート図である。
【図6】準備メニューの一覧を示す図である。
【図7】手描き画像の入力画面の一例を示す図である。
【図8】パレット作成画面の一例を示す図である。
【図9】撮影画像の加工状態を示す図である。
【図10】スタンプ作成画面の一例を示す図である。
【図11】フレーム作成画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第2例を示す図である。
【図13】本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第3例を示す図である。
【図14】本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第4例を示す図である。
【図15】本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第5例を示す図である。
【図16】本発明の写真プリント提供装置のレイアウトの第6例を示す図である。
【図17】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
A   準備プレイ受付部
B   撮影プレイ受付部
C   編集プレイ受付部
D   プリント提供部
1   筐体
1a  メイン筐体
1b  準備用筐体
2   被写体,使用者
3   フレーム
4   ライト
5   カーテン
6   カメラ
7   コンピュータ装置
7a  第1コンピュータ
7b  第2コンピュータ
8   編集用ディスプレイ
9   プリンタ
10  透明板
11  送出口
12  タッチペン
13  印刷媒体
14  カメラホルダ
15  レール
16  ハンドル
17  ライブモニタ
18  照明装置
19  スピーカ
20  表示プロセッサ
21  モニタ部
22  タッチパネル
23  音声出力制御部
24a 印刷表示用のLED
24b エラー表示用のLED
25  音声出力制御部
26  スピーカ
27  ストロボ
28  ライト
29  第2カメラ
30  ライブモニタ
31  準備用ディスプレイ
32  タッチペン
33  硬貨投入口
34  硬貨検知部
35  表示プロセッサ
36  モニタ部
37  タッチパネル
38  送出口
39  スピーカ
40  音声出力制御部
41  プリンタ
42  データ入力部
42a メモリスロット
42b コネクタ
43a バス
43b バス
44a CPU
44b CPU
45a RAM
45b RAM
46a ROM
46b ROM
47a プログラム格納部
47b プログラム格納部
48  ネットワークハブ
49  ストロボ
50a 準備筐体
50b 撮影筐体
50c 編集筐体
51  ペン選択ボタン
52  スタンプ選択ボタン
53  消しゴム選択ボタン
54  残り時間表示部
55  お絵描き入力部
56  切り替えボタン
57  切り替えボタン
58  パレット表示部
59  決定ボタン
60  スタンプ表示部
61  作成ボタン

Claims (22)

  1. 撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを備え、これらにより使用者に写真プリントを提供する装置であって、
    撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付部と、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付部と、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付部と、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供部とを備え、少なくとも上記準備プレイ受付部と撮影プレイ受付部とが異なる場所に設けられていることを特徴とする写真プリント提供装置。
  2. 対価を受領する対価受領部が、撮影プレイ受付部には設けられておらず、準備プレイ受付部に設けられ、対価の検知により準備プレイが開始され、引き続き撮影プレイ,編集プレイ,プリントの供給が順次行なわれるようになっている請求項1記載の写真プリント提供装置。
  3. 上記準備プレイ受付部に画像の入力を行なう画像入力手段を有し、上記準備プレイとして、編集プレイにおける編集入力に使用する編集入力用画像を入力させるようになっている請求項1または2記載の写真プリント提供装置。
  4. 上記撮影プレイ受付部にはカメラで撮影された画像を撮影プレイ中の使用者に対して表示する確認用モニタが設けられ、上記準備プレイ受付部の画像入力手段に入力された編集入力用画像が撮影プレイ受付部の確認用モニタに転送されてそれを表示しながら撮影プレイを行なうようになっている請求項3記載の写真プリント提供装置。
  5. 上記画像入力手段として、手描き画像の入力を可能とする手描き画像入力手段を有し、上記手描き画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する請求項3または4記載の写真プリント提供装置。
  6. 上記画像入力手段として、あらかじめ準備され記憶された背景画像やスタンプ画像等の多数の記憶画像の中から使用する記憶画像を選択する画像選択手段を有し、上記選択された記憶画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する請求項3〜5のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  7. 上記画像入力手段として、被写体を撮影する準備プレイ用カメラを有するとともに、上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を表示する準備プレイ用表示手段を備え、上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する請求項3〜6のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  8. 上記準備プレイ用カメラによる事前撮影画像を画像処理により加工を行なう画像加工手段を備え、上記画像加工手段によって加工された加工画像を編集プレイでの編集入力用画像に使用する請求項7記載の写真プリント提供装置。
  9. 上記準備プレイ用カメラによる撮影範囲をカバーする領域に単一色のバックスクリーンが設けられ、準備プレイ用カメラでの撮影の際に被写体を照明するストロボが設けられ、準備プレイ用カメラによる事前撮影画像から被写体部分を抽出して編集プレイでの編集入力用画像に使用する請求項7または8記載の写真プリント提供装置。
  10. 上記準備プレイ受付部に、被写体を撮影する第2カメラと、上記第2カメラによる撮影画像を表示する第2表示手段を備え、上記準備プレイとして撮影プレイ前のポーズ確認を行なわせる請求項1〜9のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  11. 上記準備プレイ受付部に第2カメラによる撮影画像のプリントを排出するプリント排出口が設けられ、上記準備プレイとして第2カメラによる撮影画像のプリント出力が可能となっている請求項10記載の写真プリント提供装置。
  12. 上記編集プレイ受付部において表示手段に受け付けられる編集入力は、少なくとも編集入力用画像として手描き画像やスタンプ画像を入力するものであり、上記手描き画像やスタンプ画像の入力操作は表示手段に表示された複数の入力ツールのうち所望の入力ツールを選択して行なわれるように構成され、上記準備プレイ受付部には編集プレイ受付部に備えられたものと同様の表示手段が設けられ、準備プレイとして編集プレイと同様の編集操作である練習操作を行なわせる請求項1〜11のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  13. 上記編集プレイ受付部において表示手段に受け付けられる編集入力は、少なくとも編集入力用画像として手描き画像やスタンプ画像を入力するものであり、上記手描き画像やスタンプ画像の入力操作は表示手段に表示された複数の入力ツールのうち所望の入力ツールを選択して行なわれるように構成され、準備プレイとして編集入力で使用を希望する入力ツールの選択入力を行なわせるとともに、編集プレイにおいて、準備プレイで選択された入力ツールを優先的に表示手段に表示するようになっている請求項1〜12のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  14. 上記準備プレイ受付部において複数種類の準備プレイを行ないうるように構成され、準備プレイ受付部に準備プレイを使用者に選択入力させる準備プレイ選択手段を備え、上記準備プレイ選択手段で選択された準備プレイを行なわせる請求項1〜13のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  15. 準備プレイ受付部に準備プレイの操作等を音声で案内する音声出力手段が設けられ、準備プレイにおいて次の撮影プレイが行なわれる場所を使用者に対して案内する請求項1〜14のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  16. 上記準備プレイ受付部,撮影プレイ受付部,編集プレイ受付部,プリント提供部がそれぞれ異なる場所に設けられている請求項1〜15のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  17. 準備プレイ受付部,撮影プレイ受付部,編集プレイ受付部にそれぞれのプレイの操作等を音声で案内する音声出力手段が設けられ、次のプレイの場所および/または方法を使用者に対して案内する請求項1〜16のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  18. 上記準備プレイ,撮影プレイ,編集プレイの各プレイ時間が略等しくなるよう設定されている請求項16または17記載の写真プリント提供装置。
  19. 準備プレイ受付部が1つの撮影プレイ受付部に対して2つ以上設けられている請求項1〜17のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  20. 準備プレイ受付部を有する準備プレイユニットを、装置の複数箇所に選択的に取り付け可能に構成され、準備プレイ受付部の場所を選択的に設定しうるようになっている請求項1〜19のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  21. 少なくとも準備プレイを制御する制御手段と編集プレイを制御する制御手段とがそれぞれ別々に設けられ、準備プレイの処理と編集プレイの処理を各制御手段に分散する請求項1〜20のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  22. 撮影領域内の使用者を含む被写体を撮影するカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を表示して撮影画像に対する編集入力の受け付けを可能とする表示手段と、上記編集入力に基づいて撮影画像に編集が行なわれた後の編集後画像をプリント出力するプリンタと、上記カメラによる撮影プレイ,表示手段による編集プレイ,プリンタによるプリントの提供等を制御する制御手段とを準備し、これらにより使用者に写真プリントを提供する方法であって、
    撮影プレイの前に使用者に対して撮影前の準備プレイを行なわせる準備プレイ受付ステップと、上記カメラにより使用者に撮影プレイを行なわせる撮影プレイ受付ステップと、上記表示手段により使用者に撮影画像に対する編集プレイを行なわせる編集プレイ受付ステップと、上記プリンタにより使用者にプリントを提供するプリント提供ステップとを備え、少なくとも上記準備プレイ受付ステップと撮影プレイ受付ステップとを異なる場所で行なうことを特徴とする写真プリント提供方法。
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