JP2006050064A - 写真撮影編集方法及びその装置 - Google Patents

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宗子 伊澤
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尚仁 志岐
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Hirotake Arato
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Abstract

【課題】
複数の画像を配置する際に、利用者の希望に沿うレイアウトで配置し、かつその配置が短時間で行える写真撮影編集方法及びその装置を提案し、利用者の満足度の向上と、回転率向上による店舗経営者の満足度の向上を図る。
【解決手段】
一以上の利用者を撮影手段で撮影して撮影画像を作成する撮影処理を許容し、該撮影画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像に、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する写真撮影編集方法であって、前記編集処理又は出力処理の少なくとも一方の処理にて複数の画像を出力する場合に、前の処理で利用者が入力した入力情報に基づいて画像に優先順位を付け、出力する複数の画像の配置を上記優先順位に基づいて配置決定手段が決定する。
【選択図】 図17

Description

この発明は、例えば写真を撮影して編集し、編集画像を印刷して写真シールシートを作成するような写真撮影編集方法及びその装置に関する。
従来の写真撮影編集装置では、主に多人数の利用者が、硬貨投入後に筐体内に設置されたカメラで利用者自身を撮影する。記録された画像には、タッチパネル付きのモニタ上で付属のタッチペン等を用いて、所定または任意の文字や図形等を書き込んで編集し、個性的な画像を作成する。作成した画像は、シール紙に分割印刷する。
このような写真撮影編集装置では、印刷の際に大きさの異なる画像の配置を利用者が自由に選択できるものが提案されている(特許文献1、2参照)。
また、印刷設定時に、サムネイル画像を一覧表示するものや(特許文献3)、編集時にサムネイル画像を一覧表示するもの(特許文献4)も提案されている。
しかし、画像の配置を利用者が選択する場合は、時間制限を設けなければ配置に時間をかける人が増えて回転率が悪くなり、経営者側にはデメリットになる問題がある。
そして、画像の配置を選択するために時間制限を設けた場合は、迷っているうちに時間が経過するため、利用者が気に入った配置に設定できないままシール印刷されてしまい、利用者の満足度が低下する可能性がある。
また、サムネイル画像の一覧表示は、撮影された順番またはランダムで表示されるため、利用者の希望に沿わない配置となる可能性がある。
特許第3005716号公報 特許第3472770号公報 特開2003−304474号公報 特許第3463284号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、複数の画像を配置する際に、利用者の希望に沿うレイアウトで配置し、かつその配置が短時間で行える写真撮影編集方法及びその装置を提案し、利用者の満足度の向上と、回転率向上による店舗経営者の満足度の向上を図ることを目的とする。
この発明は、一以上の利用者を撮影手段で撮影して撮影画像を作成する撮影処理を許容し、該撮影画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像に、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する写真撮影編集方法又はその装置であって、前記編集処理又は出力処理の少なくとも一方の処理にて複数の画像を出力する場合に、前の処理で利用者が入力した入力情報に基づいて画像に優先順位を付け、出力する複数の画像の配置を上記優先順位に基づいて配置決定手段が決定することを特徴とする。
前記編集手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイス(座標入力手段)で構成することを含む。
前記他の取得手段は、カメラ付き携帯電話やノートパソコン等の携帯情報端末と通信する通信手段、フレキシブルディスクや不揮発性メモリ媒体等の記憶媒体に記憶の情報を読取る記憶媒体読取手段、写真や絵画等の実画像をスキャニングするスキャナ等、画像データを取り込み可能なデータ取込手段で構成することを含む。
前記取得画像は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮影やパソコンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像で構成することを含む。
前記編集対象画像は、前記撮影画像又は/及び前記取得画像で構成することを含む。
前記所定の画像は、前記撮影画像、前記デジタル画像、又は前記スキャニング画像等の編集前の画像、又はこれら編集前の画像を編集手段で編集した編集画像、又は、前記編集前の画像又は/及び前記編集画像から選択された複数の画像で構成することを含む。
前記出力手段は、インクジェットプリンタ、昇華型熱転写プリンタや溶融型熱転写プリンタ等の熱転写プリンタ、又はレーザプリンタ等、モノトーン、セピア(sepia)トーン又はカラー等で画像を印刷する印刷手段、画像データを送信する通信手段、又は画像データを記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタで構成することを含む。
前記入力情報は、前の処理での画像の選択順、その画像の選択回数、その画像を選択している時間(例えばその画像の編集時間等)の長さ、又はこれらの組み合わせで構成することを含む。
前記画像の配置は、出力処理にて出力(例えば印刷)する際の画像の配置(いわゆる分割配置)とすることができる。また、編集処理にて撮影画像又は/及び編集画像をサムネイル表示する場合の配置とすることもできる。
前記前の処理は、編集処理の前の処理としての撮影処理、出力処理の前の処理としての編集処理(若しくは撮影処理)、又は、より細かい単位での前の処理で構成することを含む。より細かい単位での前の処理としては、画面に表示する表示処理や印刷用のレイアウト決定処理等に対して、それより前に行っている画像を選択する選択処理等の処理を含む。
前記構成により、前の処理にて利用者が入力した入力情報に基づいて、画像の配置を決定することができる。従って、例えば入力情報に基づいて利用者が気に入っていると想定できる画像を、先に配置、大きく配置、多く配置、又はこれらの組み合わせにより配置するといったことができる。
また、編集時に画面にサムネイルで一覧表示される撮影画像の順番を、利用者が気に入っているだろうと想定される順番(例えば、迷わず早く選んだ画像の順番等)で表示し、利用者が編集時に画像を選択しやすくして、編集作業(落書き)に多く時間を費やせるようにすることができる。
また、印刷設定前に画面にサムネイルで一覧表示される編集後の画像の順番を、利用者が気に入っているだろうと想定される順番で表示し、利用者が印刷設定前に画像を選択しやすくして、次の分割パターンを選ぶ工程に多く時間を費やせるようにすることができる。
また、印刷設定時に画面上で印刷プレビューされる分割パターンの画像レイアウトを、利用者が希望するレイアウト(例えば、迷わず早く選んだ画像の順番のレイアウト等)で表示し、利用者が気に入った画像を大きくまたは多く印刷できるようにして、それ以外にも様々な分割パターンをプレビューできる時間を多くとることもできる。
この発明の態様として、前記入力情報を、前の処理で画像が選択された選択順とし、前記優先順位を、上記選択順の早いものから順番とすることができる。
これにより、前の処理での利用者の選択順で画像を配置できる。通常は利用者が気に入った画像から選択すると考えられるため、利用者の希望に沿った配置にすることができる。また、前の処理での選択順であるから、違和感なく画像の配置順を理解し受け入れることができる。
またこの発明の態様として、前記出力手段を、印刷用画像を印刷する印刷手段で構成し、前記配置決定手段により、前記印刷用画像を作成する際の画像配置用のレイアウトにサイズが異なる複数の配置枠がある場合に、サイズが大きい配置枠に優先順位が高い画像を配置することができる。
これにより、優先順位が高い画像を大きい配置枠に配置した印刷用画像を作成することができ、この印刷用画像を印刷した写真シールシートを提供することができる。優先順位が利用者の気に入っている順位となっていれば、利用者は気に入った画像が大きく配置されていることで、十分な満足を得ることができる。
またこの発明の態様として、利用者による任意の配置を配置許容手段により許容し、該配置許容手段による任意の配置と、前記配置決定手段による配置とのいずれによって画像を配置するか配置方法選択手段により選択許容することができる。
前記配置許容手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイス(座標入力手段)で構成することを含む。
またこれによる配置方法としては、サムネイル表示した画像を配置枠(若しくは配置したい配置位置)にドラッグ&ドロップする、サムネイル画像を選択した後に配置したい配置枠(若しくは配置したい配置位置)を選択するといった構成を含む。
また配置方法選択手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイス(座標入力手段)、選択可能な押下ボタン等で構成する選択スイッチ等で構成することを含む。
前記構成により、利用者は配置を写真撮影編集装置に任せるか、自分で配置するかを選択することができる。
従って、例えば撮影処理と編集処理が余った場合にゆっくりと利用者が自由に配置を決定し、撮影処理と編集処理に時間を要して余り時間がない場合は写真撮影編集装置に任せるといった選択を許容することが可能となる。
また例えば、先に配置方法を選択させる構成とすれば、写真撮影編集装置任せの場合は撮影処理や編集処理の制限時間を長くし、利用者が自由に配置を決定する場合は上記制限時間を短くするといったこともできる。
この発明により、複数の画像を配置する際に、利用者の希望に沿うレイアウトで配置し、かつその配置を短時間で行うことが可能となる。これにより、利用者の満足度の向上と、回転率向上による店舗経営者の満足度の向上を図ることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す斜視図と共に、写真シール作成機1の外観構成について説明する。
写真シール作成機1は、手前から奥へ向かって編集空間2a、撮影空間3、筐体10、及び編集空間2bをこの順で配設しており、筐体10の右側部に印刷空間5を備えている。
編集空間2aには、普通人の立位での目線程度の高さに編集ユニット40を備えている。この編集ユニット40は、画像表示とタッチ入力の許容を行う編集処理用タッチパネル41と、この編集処理用タッチパネル41にタッチ入力する2つの編集処理用タッチペン42,42を備えている。
撮影空間3には、編集空間2aと撮影空間3とを仕切って撮影画像の背景を構成する背景カーテン7を備えている。なお、該背景カーテン7は撮影空間3の図示手前側に位置するが、撮影空間3の両側面にも図示省略するカーテンを備えて撮影空間を囲繞している。この側面のカーテンは、撮影空間の出入り口としても機能する。
筐体10は、正面左側に撮影処理での画像表示とタッチ入力の許容を行う撮影処理用タッチパネル21と、硬貨の投入を受け付ける硬貨投入口22と、硬貨の返却を行う硬貨返却口23とを備えている。
筐体10の正面中央には、CCDカメラ27を備えてその下にライブビューパネル28を備えている。CCDカメラ27の左右には、利用者を正面から照明する照明装置26,26を配設している。またライブビューパネル28の下方には、利用者の上半身を下からあおる角度で照明する照明装置26を備えている。
筐体10の下方には、スピーカ25,25を左右に配設している。
印刷空間5には、筐体10の右側面に設けた印刷処理用タッチパネル31と写真シールシート排出口33とを備えている。
編集空間2bには、筐体10の背面側に設けた編集ユニット40を備えている。該編集ユニット40は、前述した編集空間2aに設けたものと同一のものである。
以上の構成により、利用者は撮影空間3で撮影し、編集空間2a又は編集空間2bで撮影画像に編集し、印刷空間5で編集画像を印刷した写真シールシートを受け取ることができる。
次に、図2に示すブロック図と共に、写真シール作成機1の構成について説明する。
写真シール作成機1は、制御部20内に撮影処理部13、撮影処理部13、印刷処理部15、及び課金処理部16を備えており、この制御部20に接続して下記の装置を備えている。
撮影処理用タッチパネル21は、制御部20の撮影処理部13から受信する画像信号に従って画像を表示し、利用者によって指等でタッチされた座標信号を撮影処理部13に送信する。
貨投入口22と硬貨返却口23は、制御部20の課金処理部16に接続されており、貨幣の投入と返却を行う。このとき、課金処理部16は投入された硬貨の金種判別と真偽判別を行う。
記憶装置24は、プログラムやデータを格納しており、撮影処理部13、撮影処理部13、及び印刷処理部15によって呼び出される。上記データには、編集用のアイテムデータや背景データを格納している。また、編集処理でのサムネイル画像の配置に関するサムネイル用レイアウトデータ、及び印刷時の編集画像の配置に関する印刷用レイアウトデータも格納している。
スピーカ25は、制御部20の撮影処理部13から音声信号を受信して、案内用の音声や効果音、バックミュージックを出力する。
照明装置26は、ストロボ発光体と蛍光灯と拡散板と反射板とで構成しており、制御部20の撮影処理部13からの照明信号に従って略均一の閃光照明や連続照明を行う。
CCDカメラ27は、制御部20の撮影処理部13からシャッタ信号を受信し、このシャッタ信号のタイミングで撮影して静止画像である撮影画像を撮影処理部13に送信する。また、撮影前は動画像であるライブビュー画像を撮影処理部13に送信する。
ライブビューパネル28は、制御部20の撮影処理部13から前記CCDカメラ27からのライブビュー画像を受信して動画表示し、利用者が撮影前にポーズをとって写りを確認できるようにする。
印刷処理用タッチパネル31は、制御部20の印刷処理部15からの画像信号に従って画像を表示し、利用者に指等でタッチ入力された座標信号を印刷処理部15に送信する。
プリンタ32は、制御部20の印刷処理部15から印刷信号を受信してシール紙に印刷用画像を印刷し、写真シールシート排出口33から排出する。
編集処理用タッチパネル41は、制御部20の撮影処理部13からの画像信号に従って画像を表示し、利用者に編集処理用タッチペン42でタッチ入力された座標信号を撮影処理部13に送信する。
以上の構成により、ライブビューパネル28による撮影前のポーズ確認、照明装置26により照明した利用者を被写体とするCCDカメラ27による撮影、編集ユニット40による撮影画像への編集、及び、プリンタ32による写真シールシートの出力を行うことができる。
次に、図3〜図11に示す印刷用レイアウト説明図と共に、記憶装置24に記憶している印刷用レイアウトについて説明する。
この実施形態では、編集画像(撮影画像及び編集画像としても良い)から6枚まで画像をキープすることができ、このキープ画像を印刷用レイアウト上に配置して印刷用画像を作成する。印刷用レイアウトとしては、2分割タイプ(図3)、4分割タイプ(図4)、8分割タイプ(図5)、12分割タイプ(図6)、16分割タイプ(図7)、18分割タイプ(図8)、24(若しくは20)分割タイプ(図9)、32分割タイプ(図10)、及び36分割タイプ(図11)の9種類の分割タイプを用意している。
各分割タイプでは、キープ画像の選択枚数が1枚から6枚のいずれかである場合に対応させて、以下に詳述するようにそれぞれ6種類ずつの印刷用レイアウトを設定している。この印刷用レイアウトは、各配置枠に優先順位が決まっており、キープ画像の優先順位に対応して画像を配置するように設定している。
なお、各分割タイプでの印刷用レイアウトには、右一列に画像4枚分のおまけ配置枠を設けており、小さな画像を4枚提供する構成としている。
[2分割タイプ]
2分割タイプの印刷用レイアウト51(51a〜51f)は、図3に示す1枚選択(1枚選択用レイアウト51a)から6枚選択(6枚選択用レイアウト51f)の6種類である。
ここで、1枚選択用レイアウト51aは、2つの配置枠52にキープ画像(1枚のみ)をそれぞれ配置し、4つのおまけ配置枠53にもキープ画像をそれぞれ配置する。
2枚選択用レイアウト51bから6枚選択用レイアウト51fは、配置枠52に配置するキープ画像を利用者が自由に選択できる選択可能配置枠である。従って、同一の画像が各配置枠52に配置される場合もあれば、異なる画像が配置枠52に配置される場合もある。なお、2つの配置枠52にデフォルト表示するキープ画像は、優先順位が1番目のキープ画像を両方に表示するが、優先順位が1番目と2番目のキープ画像を1枚ずつ表示しても良い。
おまけ配置枠53については、2枚選択用レイアウト51bであれば、上から[1]、[2]、[1]、[2]の順に配置する。ここで、[ ]内の数字はそのキープ画像の優先順位を示す。このおまけ配置枠53は、利用者がキープ画像を選択できない選択不可能配置枠である。
3枚選択用レイアウト51cであれば、上から[1]、[2]、[3]、[1]の順に配置する。
4枚選択用レイアウト51dであれば、上から[1]、[2]、[3]、[4]の順に配置する。
5枚選択用レイアウト51bであれば、上から[3]、[4]、[5]、[1]の順に配置する。ここで、おまけ配置枠53は、優先順位の低いキープ画像[3]、[4]、[5]から配置しているが、優先順位の高いキープ画像[1]、[2]は配置枠52にて選択される可能性が高いと考えられるため、このように配置している。
6枚選択用レイアウト51fであれば、上から[3]、[4]、[5]、[6]の順に配置する。この場合も、おまけ配置枠53は、5枚選択用レイアウト51bと同様に優先順位の低いキープ画像[3]、[4]、[5]、[6]を配置している。
このように設定した印刷用レイアウト51により、主に利用者が2人である場合に選択される2分割タイプで、利用者の希望に沿うようにキープ画像を配置した印刷用画像を提供することができる。
[4分割タイプ]
4分割タイプの印刷用レイアウト51(51a〜51f)は、図4に示す1枚選択(1枚選択用レイアウト51a)から6枚選択(6枚選択用レイアウト51f)の6種類である。
1枚選択用レイアウト51aは、4つの配置枠52にキープ画像(1枚のみ)をそれぞれ配置し、4つのおまけ配置枠53にもキープ画像をそれぞれ配置する。
この4分割タイプの場合は、おまけ配置枠53だけでなく配置枠52も利用者が選択できない選択不可能配置枠とし、利用者の選択によらずキープ画像を自動配置する設定としている。
2枚選択用レイアウト51bは、左側の上下2つの配置枠52に優先順位が高い(1番目の)キープ画像[1]を配置し、右側の上下2つの配置枠52に優先順位が低い(2番目の)キープ画像[2]を配置している。
3枚選択用レイアウト51cは、左側の上下2つの配置枠52に優先順位が1番目のキープ画像[1]を2つ配置し、右側の上下2つの配置枠52に優先順位が2番目のキープ画像[2]と3番目のキープ画像[3]を1つずつ配置している。また、おまけ配置枠53には、上から[1]、[2]、[3]、[1]の順で配置している。
このように、優先順位の最も高いキープ画像[1]だけを配置枠52に2つ配置して他のキープ画像[2]、[3]より多くしている。また、おまけ配置枠53にも、他のキープ画像[2]、[3]より優先順位の最も高いキープ画像[1]だけを多くして2つ配置している。
また、このように配置することによって、この配置の印刷用画像を印刷した写真シールシートを上下半分に切って分けた場合、優先順位が高いキープ画像[1]は大きいサイズの配置枠52と小さいサイズのおまけ配置枠53に1つずつ存在することとなる。優先順位の低い[2]と[3]は、切り分けた上側は[3]が大きく、下側は[2]が大きいサイズとなる。
従って、利用者が2人の場合に、いずれの利用者も気に入っている[1]のキープ画像を多く確保した上で、[2]と[3]の好みによって上下に半分に切り分けた何れ側を取るか決めるといったことができる。
4枚選択用レイアウト51dは、配置枠52には左上、左下、右上、右下の順番に優先順位の高いキープ画像から配置している。また、おまけ配置枠53にも、上から順番に優先順位の高いキープ画像から配置している。
5枚選択用レイアウト51eは、配置枠52が4つしかないために優先順位が高い[1]〜[4]のキープ画像を1つずつ配置し、優先順位が低い[5]のキープ画像はサイズが小さいおまけ配置枠53に1つ配置している。おまけ配置枠53は、上から順に[3]、[4]、[5]、[1]と配置している。
6枚選択用レイアウト51fは、配置枠52が4つしかないために優先順位が高い[1]〜[4]のキープ画像を1つずつ配置し、優先順位が低い[5][6]のキープ画像はサイズが小さいおまけ配置枠53に1つ配置している。おまけ配置枠53は、上から順に[2]、[5]、[1]、[6]と配置して、優先順位の高い[1][2]が全体として多くなるように配置している。
[8分割タイプ〜36分割タイプ]
8分割タイプ〜36分割タイプの印刷用レイアウト51については、前述した4分割タイプと同様に、優先順位に従った配置を行う。配置枠52には優先順位が高いキープ画像をなるべく多く配置し、おまけ配置枠53も利用してキープ画像の割合を優先順位に従って調整している。
また、配置には複数人の利用者が切り分ける際(例えば2人で上下半分に切り分ける際)にも便利であるように工夫している。
例えば8分割タイプの5枚選択用レイアウト51eであれば、上半分の配置枠52には[5]がないためおまけ配置枠53の上側に[5]を配置し、下半分の配置枠52には[4]がないためおまけ配置枠53の下側に[4]を配置している。優先順位が高い[1]〜[3]は配置枠52に2枚ずつを上下に分けて配置していると共に、最も優先順位が高い[1]はおまけ配置枠53でも2枚ずつを上下に分けて配置している。
他にも、18分割タイプの5枚選択用レイアウト51eであれば、左側6つの配置枠52に[1]〜[5],[1]を配置し、この配置を横方向へ3つ連続させている。これにより、この6枚単位で切り分ければ、3人の利用者が6枚ずつの写真シールを確実に得られ、おまけ配置枠53の画像を別途分け合うことができるようにしている。
また、12分割タイプは、配置枠52をさらに大きさの異なる2つサイズに分けて、大サイズ配置枠521、中サイズ配置枠522としており、おまけ配置枠53を小サイズ配置枠として3種類のサイズでキープ画像を配置する設定としている。
ここでも、例えば6枚選択用レイアウト51fに示すように、大サイズ配置枠521に優先順位が高い[1]〜[4]を配置し、中サイズ配置枠522に優先順位が低い[4]、[5]を配置している。また、おまけ配置枠53には上から順に[1]〜[4]を1毎ずつ配置している。
そして、上下に半分に切り分けた場合、上下何れ側であっても[1]〜[6]が必ず1枚はあるように配置している。
また、24分割タイプでは、配置枠52を大サイズ配置枠521と小サイズ配置枠523とで構成しており、小サイズ配置枠523はおまけ配置枠53と同一サイズに構成している。
そして、1枚選択用レイアウト51a〜4枚選択用レイアウト51dについては大サイズ配置枠521を8つとしているが、5枚選択用レイアウト51eと6枚選択用レイアウト51fについては大サイズ配置枠521を12個に増加させている。これにより、[1]〜[6]のいずれのキープ画像も、大きいサイズである大サイズ配置枠521に必ず2つは存在する設定としている。
なお、2分割タイプ、16分割タイプ、24分割タイプ、及び32分割タイプは主に2人用であり、18分割タイプ、及び36分割タイプは主に3人用である。
次に、図12、図15、及び図18の処理フロー図と共に、図13、図14、図16、図17、図19〜図21の画面イメージ説明図を参照して、写真シール作成機1の制御部20が1プレイ内で実行する全体動作について説明する。
まず、制御部20は待機状態で図13の(A)に示す硬貨投入指示画面71を撮影処理用タッチパネル21(図1)に表示する(ステップn1)。
貨投入口22からの硬貨投入を制御部20の課金処理部16で確認すると(ステップn2)、制御部20の撮影処理部13は、図13の(B)に示す撮影コース選択画面72を撮影処理用タッチパネル21に表示する(ステップn3)。
この撮影処理用タッチパネル21では、無地の色付きの背景カーテンで撮影して明るさ調整ができるキラツヤ撮影と、雪の景色や南国の景色などの背景カーテンで撮影するリゾート撮影の2つの撮影モードを選択許容する。
撮影モードが決定すると、撮影処理部13は撮影処理を実行する(ステップn4)。この撮影処理では、CCDカメラ27で撮っている動画映像をライブビューパネル28に表示をして所定時間ポーズの決定を許容する。そして、音と表示でカウントダウンを行い、このカウントダウンのタイミングで照明装置26のストロボ発光とCCDカメラ27による撮影(静止画の取得)を行う。
撮影処理部13は、図14の(A)の撮影画像確認画面73に示すように、撮影した撮影画像(静止画)73aを撮影処理用タッチパネル21に表示し(ステップn5)、この撮影画像73aをキープ(保存)するか選択させる(ステップn6)。
キープされなかった場合は(ステップn6:NO)、撮影処理に設定している制限時間内か判定し(ステップn7)、制限時間内であれば(ステップn7:YES)、ステップn4にリターンして再度撮影処理を繰り返す。
制限時間が経過していた場合は(ステップn7:YES)、ステップn9に処理を進める。
画像がキープされると(ステップn6:YES)、撮影処理用の制限時間内でかつ撮影可能な制限枚数内(若しくはキープ可能な制限枚数内)か判定する(ステップn8)。
制限内であれば(ステップn8:YES)、ステップn4にリターンして再度撮影処理を繰り返す。制限時間経過か制限枚数撮影済みの場合は(ステップn8:NO)、図14の(B)に示す編集空間振分画面74を撮影処理用タッチパネル21に表示する(ステップn9)。
この説明の例では、編集空間2a(図1)へ移動するように表示しているが、撮影後の利用者を編集空間2aと編集空間2bとに交互に振り分けることで、利用者が長時間編集できるようにしている。
撮影処理部13は、前記ステップn9で案内した側の編集空間2(この説明の例では編集空間2a)の編集ユニット40の編集処理用タッチパネル41に、図16の(A)に示すように編集画像選択画面75を表示する(図15のステップn10)。
この編集画像選択画面75では、複数の撮影画像75aを表示し、最大キープ枚数(この例では最大6枚)内で利用者がキープしたい(編集したい)撮影画像75aを自由に選択許容する。
利用者によって画像がキープされると、撮影処理部13は選択された順番を撮影画像選択順データ(例えばフラグでも良い)としてキープされた画像に付与する(ステップn11)。なお、この撮影画像選択順データは、次に説明する編集処理の際に撮影画像を表示する表示順を決定するための優先順位となる。
撮影処理部13は、図16の(B)に示すように、画像編集画面76を編集処理用タッチパネル41に表示する(ステップn12)。この画像編集画面76では、編集中の画像を表示する編集画像表示部76aと、ペンツールやスタンプツール等の描画ツール76bとを、2人が同時に編集できるように同じもの2つを左右に表示している。
画面中央には撮影画像のサムネイル画像76cを縦並びに表示している。このサムネイル画像76cの表示順は、上から順に優先順位の高いもの、すなわち前記撮影画像選択順データに記録されている選択順で先に選択されたものから順に並べ替えて表示している。
一般に、利用者がステップn10〜n11にて編集する画像(キープ画像)を選択する際には、気に入った画像から選択すると考えられる。このため、利用者の好みの画像から順番にサムネイル表示することで、利用者が気に入った画像から編集することが容易となり、利用者の満足度を向上させることができる。
現在編集されているサムネイル画像76cについては、図示するように「編集中」の表示と「(左)」又は「(右)」の表示を行ない、その編集画像(編集前は撮影画像)がどちらで編集されているか示すと共に、2人が別々に同一の編集画像に描画することを防止している。これにより、「未編集(撮影の画像をそのまま表示)」、「編集中(編集中と表示)」、「編集済(編集後の画像を表示)」がわかるようにしている。
制御部20の撮影処理部13は、利用者が編集処理用タッチペン42で編集処理用タッチパネル41をタッチすることで、描画ツール76bを用いて撮影画像に編集して編集画像とする編集を受け付ける(ステップn13)。
このとき撮影処理部13は、利用者の編集内容によって想定できる好みの編集画像の順番を編集順データ(例えばフラグでも良い)として付与する(ステップn14)。この場合の編集順データは、左右それぞれの編集画像表示部76aで重み付けを行うと共に、編集時間の長さで重み付けを行って優先順位を付け、この優先順位の順番を編集順データとする。
例えば、1番目に編集開始されれば6ポイント、2番目に編集開始されれば5ポイントと1ポイントずつ差を付ける等により、編集開始の順番による重み付けを行う。こうすると、1つの編集画像についての編集時間1分を1ポイントとして編集時間による重み付けを行うことができる。この場合であれば、合計ポイントの順に優先順位を付けることができ、これを編集順データとすることができる。
撮影処理部13は、編集用の制限時間までステップn12にリターンして編集継続を許容する(ステップn15:YES)。制限時間が経過すれば(ステップn15:NO)、編集処理用タッチパネル41に印刷画像選択画面77を表示して利用者に印刷する画像を選択させる(ステップn16)。
ここでは、ステップn13の編集処理で編集された画像だけを編集画像77aとして表示し、この編集画像77aの中から最大キープ枚数(この例では6枚)まで自由に選択を許容する。またこのとき表示する編集画像77aの表示順は、左上から右下へ順番に、前記編集順データとして付与した優先順位に沿った順番に並べ替えて設定している。
なお、このとき選択可能な画像としては、編集画像77aに限らず、編集していない撮影画像も選択可能に設定しても良い。この場合は、時間が足りず編集できなかった撮影画像を選択することができ、また編集画像とその編集前の撮影画像とを選択することもできる。
利用者によって印刷する編集画像77aが選択されると、その画像に選択された順番を印刷画像選択順データ(例えばフラグでも良い)として付与する(ステップn17)。
撮影処理部13は、図17の(B)に示すように分割枚数選択画面78を編集処理用タッチパネル41に表示し、分割枚数を利用者に選択させる(ステップn18)。
この分割枚数選択画面78では、図示する2分割タイプ、4分割タイプ、8分割タイプ、12分割タイプに加えて、図示省略するスクロールバーが操作されれば表示する16分割タイプ、18分割タイプ24(20)分割タイプ、32分割タイプ36分割タイプが存在する。
ここで、利用者によって自動配置ボタン78cがタッチされると、前記ステップn17での印刷画像選択順データに従って画像を自動で配置して印刷用画像を生成する。この配置は、前述した図3〜図11の印刷用レイアウトによって決定する。
利用者によって自由配置ボタン78dがタッチされた場合は、利用者が選択した分割パターン78aの各配置枠(配置枠52及びおまけ配置枠53)に自由配置用のサムネイル画像78bをドラッグ&ドロップすることを許容する。これにより、利用者による自由な画像の配置を許容する。
このようにしてレイアウトが決定するまでステップn18を行い(ステップn19:NO)、レイアウトが決定すると(ステップn19:YES)、制御部20の印刷処理部15がシール印刷を実行する(ステップn20)。
撮影処理部13は、図19の(A)に示すように移動指示画面79を表示し、利用者を印刷空間5(図1)に誘導する(ステップn21)。
制御部20の印刷処理部15は、図19の(B)に示す画像転送選択画面80を印刷処理用タッチパネル31に表示し(ステップn22)、画像転送を行うか画像転送を行わずにゲームをするか選択させる(ステップn23)。
画像転送が選択された場合は(ステップn23:YES)、図20の(A)に示すメールアドレス入力画面81を表示する(ステップn24)。
このメールアドレス入力画面81では、携帯電話のメールアドレスに送信する場合の入力補助として、携帯電話会社(キャリア)選択ボタン81aを備えている。携帯電話会社選択ボタン81aがタッチされると、その携帯電話会社によって決まる「@」以降のアドレス部分81cが入力不要となる。
キーボタン81dは、「@」以前のアドレス部分81bを入力するボタンであり、携帯電話以外のメールアドレスの場合は、これによって「@」以降のアドレス部分81cも入力許容する。
次へボタン81eがタッチされると、図20の(B)に示す入力内容確認画面82を印刷処理用タッチパネル31に表示する(ステップn25)。
再入力ボタン82aがタッチされると(ステップn26:NO)、ステップn24にリターンしてメールアドレスの再入力(若しくは修正)を許容する。
次へボタン82bがタッチされると(ステップn26:YES)、入力内容を受け付けて入力されたメールアドレスへの画像の転送を実行する(ステップn27)。
ここで転送する画像は、前述したステップn16で選択された編集画像を、全て転送する、あるいは印刷画像選択順データで優先順位の高いものから所定枚数(例えば1枚や2枚)を転送する設定とすると良い。
また、画像の解像度は、印刷用の高解像度で転送するが、画面表示用の低解像度で転送しても良い。また、携帯電話へは低解像度で転送し、それ以外のパーソナルコンピュータへは高解像度で転送する設定としても良い。
上記転送を行った後、制限時間内であれば(ステップn28:YES)、ステップn24にリターンして再度メールの転送を繰り返して許容する。これにより、複数のメールアドレスへの転送を可能としている。
制限時間が経過していた場合は(ステップn28)、図21の(A)に示す事後接客終了画面83を表示する(ステップn29)。事後接客終了画面83では、広告画像83aを表示し、発売予定の新機種の案内や、発売中の機種や旧機種のバージョンアップ(例えば編集用の描画ツールの変更や追加など)の案内等を行う。
印刷処理部15は、プリンタ32によってシール紙(粘着剤を塗布した印刷用紙を剥離紙に貼り付けたもの)に印刷用画像を印刷した写真シールシートを、写真シールシート排出口33から排出し(ステップn30)、処理を終了する。
前記ステップn23で画像転送が選択されずゲームが選択された場合は(ステップn23:NO)、図21の(B)に示すようにゲーム開始画面84を印刷処理用タッチパネル31に表示する(ステップn31)。
印刷処理部15は、利用者によるゲームを許容した後(ステップn32)、処理を終了する。ゲームの例としては、図示するように右側にバラバラに表示したピース画像を、左側の枠に並べて1枚の画像を完成させるパズルゲーム等を実行する。このときの画像には、撮影画像や編集画像を使用しても良く、全く関係のない風景や動物の写真等の画像を使用しても良い。
また、他のゲームの例としては、印刷待ちの間に画像で似顔絵作成や占いができるゲームにしても良い。この場合、その前工程の一番初めに選ばれた画像を利用する構成とすると良い。
以上の動作により、利用者は1プレイ内で撮影処理、編集処理、印刷処理を実行することができ、そのプレイ内の前の処理によって、写真シール作成機1は表示する画像の順序や印刷する画像の配置順序を決定することができる。
これにより、利用者は好みの画像が希望に沿うサイズや数量で配置された写真シールシートを容易かつ迅速に取得することができる。
特に撮影処理や編集処理では、枚数や時間に制限があるため、多くの利用者はお気に入りの画像から選ぼうとするため、選択順はほぼ「お気に入りの順番」になる。これにより、利用者が編集時にお気に入りの画像が選びやすい写真シール作成機1、及び、印刷時にお気に入りの画像から優先的に配置された写真シールシートが得られる写真シール作成機1を提供できる。
編集処理に際しては、前の工程にて編集に使用する撮影画像を選択した際の利用者の選択行動によって、撮影画像の優先順位を決定する。この優先順位で図16の(B)に示した画像編集画面76のサムネイル画像76cを並べることで、利用者は選択した順番、すなわち気に入った画像の順番でサムネイル画像76cを確認できる。上から順に編集すれば、気に入った画像の順で編集できるため、違和感なく編集を進めていくことができ、また気に入った画像に対する編集を忘れることを防止できる。
印刷に際しては、図17の(B)に示した印刷画像選択画面77にて、編集順や編集時間の長さによって定める優先順位で画像を表示するため、利用者は気に入った画像から順番に並んでいる画像を見て印刷する画像を決定できる。
また、印刷用画像を作成するための印刷用レイアウトを決定する際には、印刷する画像として選択された順に優先順位をつけて自動配置できるため、利用者の好みに沿う配置を行った印刷用画像を容易かつ迅速に作成することができる。
利用者が印刷用レイアウトにこだわる場合や、希望する画像が極端に偏っているような場合には、利用者が自由に配置してレイアウトを決定することもでき、利用者の満足度を向上させることができる。
印刷用レイアウトは、分割タイプ毎に、印刷する編集画像の枚数分の配置パターンを用意しているため、編集画像を印刷用レイアウトに嵌め込んだ印刷用画像を容易かつ迅速に作成できる。また、また利用者の好みにも容易に沿うことができる。
また、待ち時間を潰すために設けた事後接客の際に、選択時間をなくすことで、利用者に短い時間を最大限に楽ませることができる。
なお、プログラムが優先順位に基づいて自動でレイアウト決定した印刷用レイアウトが利用者に好まれなければ、自動で再度レイアウトし直す再配置機能を備えても良い。これにより、画像が自動でレイアウト上に配置された印刷用画像を見た利用者が、そのレイアウトを気に入らなかった場合、容易にレイアウトを変更することができる。
例えば、上述した実施形態による自動配置では、印刷設定時にプレビュー表示する分割パターンが大サイズ1つ、中サイズ2つに区切られており、利用者が絞り込んだ画像が3枚の時、最初に選択された画像を大サイズに配置し、2番目と3番目に選択された画像を中サイズに配置する構成としている。
このレイアウトが気に入らない時に、再配置機能を利用することで、2番目に選択された画像を大サイズに配置し、3番目と1番目に選択された画像を中サイズに配置することができる。同様に、次の再配置を実行すれば、3番目を大サイズに配置する設定とすることができる。同じ画像を複数箇所に使いたい場合は、サムネイル表示されている画像をドラッグ&ドロップでレイアウトして好きなように印刷できる。
また、明るさやコントラスト等の調整をする工程を含む構成としても良い。この場合、その前工程の一番初めに選ばれた画像をサンプルとして表示し、その画像で明るさやコントラスト等の調整をし、それらの調整を他の全ての画像に適用するようにすると良い。
これにより、お気に入りの画像を代表として明るさやコントラスト等を調整し、全ての画像を一括処理することができる。従って、全ての画像を調整する手間と時間を省かすことができ、それ以外にかけられる時間を増やすことができる。
また、前記ステップn24〜n28の画像転送の際、1枚のみを無料で閲覧できるようにし、複数枚(例えば2枚以上)は有料で閲覧できるように設定しても良い。
この場合、利用者に対しては1枚だけ選べるようにしておき、残りはその前工程で選択された順番で制限枚数保存しておくと良い。これにより、有料で画像を閲覧する際には、お気に入りの画像をいち早く閲覧することができる。
また、撮影時間が終了しても前の利用者がまだ編集作業をしていて編集作業に移れない場合に、撮影していた利用者が追加撮影できるように構成しても良い。
この場合は、追加撮影で気に入った画像が撮れた時は、編集する画像の絞り込み選択(複数ある撮影画像から編集する画像を制限枚数内で選択)の際に、その前工程で選んだ順番の後から順番に差し替えができるようにすると良い。
これにより、追加撮影した画像の中でお気に入りの画像が撮影できた場合、最初に撮影した画像の中でもあまり気に入っていない画像と差し替えができるようになり、より利用者の満足度を向上させることができる。
また、自動配置ボタン78cをタッチした後に自由配置ボタン78dをタッチした場合は、先の自動配置のレイアウトをクリアして真っ白の状態から自由配置可能としても良いが、先の自動配置を残してその上から修正できる構成としても良い。また、自動配置をデフォルト表示とし、そこから利用者が必要に応じて任意に配置を変更できる構成としても良い。
これらにより、利用者の希望に沿う印刷用レイアウトを瞬時に提供した上で、さらに利用者が好みによって微修正することができ、利用者の好みに最適な配置で編集画像を割り付けた写真シールシートを、迅速に作成することが可能となる。
また、図15のステップn16〜n17を省略し、ステップn13〜n14による編集順データの優先順位で、ステップn18〜n19での印刷用レイアウトの自動配置を行う構成としても良い。
この場合は、工程数を削減して、1プレイの時間を短くする、あるいは撮影や編集の時間を長くすることができ、その上で利用者の好みに沿って編集画像を自動配置した写真シールシートを提供することができる。
また、編集順データは、単純に選択された順番で構成する、あるいは、単純に編集時間の長い順番で構成しても良い。この場合も、利用者の希望に沿った自動配置ができ、編集画像を適切に配置した写真シールシートを出力することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真撮影編集装置は、実施形態の写真シール作成機1に対応し、
以下同様に、
撮影手段は、CCDカメラ27に対応し、
出力手段は、プリンタ32に対応し、
編集手段は、編集処理用タッチパネル41及び編集処理用タッチペン42で構成する編集ユニット40に対応し、
レイアウトは、印刷用レイアウト51(51a〜51f)に対応し、
配置枠は、配置枠52及びおまけ配置枠53に対応し、
サイズが大きい配置枠は、配置枠52若しくは大サイズ配置枠521に対応し、
編集対象画像は、撮影画像73aに対応し、
所定の画像は、編集画像77aに対応し、
配置許容手段は、分割パターン78a、サムネイル画像78b、及び自由配置ボタン78dに対応し、
配置方法選択手段は、自動配置ボタン78c及び自由配置ボタン78dに対応し、
撮影処理は、ステップn3〜n8に対応し、
編集処理は、ステップn10〜n15に対応し、
配置決定手段は、ステップn11〜n12、ステップn14,n16、ステップn17〜n18を実行する制御部20に対応し、
出力処理は、ステップn16〜n20,n30に対応し、
入力情報は、撮影画像選択順データ、編集順データ、編集画像選択順データに対応し、
優先順位は、選択順又は編集順に対応し、
優先順位が高い画像は、選択順又は編集順が上位の画像にするも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
写真シール作成機の外観を示す斜視図。 写真シール作成機の構成を示すブロック図。 2分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 4分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 8分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 12分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 16分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 18分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 24分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 32分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 36分割タイプの印刷用レイアウトの説明図。 写真シール作成機の制御部の動作を示す処理フロー図。 硬貨投入指示画面と撮影コース選択画面の画面イメージ説明図。 撮影画像確認画面と編集空間振分画面の画面イメージ説明図。 写真シール作成機の制御部の動作を示す処理フロー図。 編集空間振分画面と画像編集画面の画面イメージ説明図。 印刷画像選択画面と分割枚数選択画面の画面イメージ説明図。 写真シール作成機の制御部の動作を示す処理フロー図。 移動指示画面と画像転送選択画面の画面イメージ説明図。 メールアドレス入力画面と入力内容確認画面の画面イメージ説明図。 事後接客終了画面とゲーム開始画面の画面イメージ説明図。
符号の説明
1…写真シール作成機
27…CCDカメラ
32…プリンタ
40…編集ユニット
41…編集処理用タッチパネル
42…編集処理用タッチペン
51…印刷用レイアウト
51a…1枚選択用レイアウト
51b…2枚選択用レイアウト
51c…3枚選択用レイアウト
51d…4枚選択用レイアウト
51e…5枚選択用レイアウト
51f…6枚選択用レイアウト
52…配置枠
53…おまけ配置枠
521…大サイズ配置枠
73a…撮影画像
77a…編集画像
87a…分割パターン
78b…サムネイル画像
78c…自動配置ボタン
78d…自由配置ボタン

Claims (8)

  1. 一以上の利用者を撮影手段で撮影して撮影画像を作成する撮影処理を許容し、
    該撮影画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像に、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を出力手段で出力する写真撮影編集方法であって、
    前記編集処理又は出力処理の少なくとも一方の処理にて複数の画像を出力する場合に、前の処理で利用者が入力した入力情報に基づいて画像に優先順位を付け、出力する複数の画像の配置を上記優先順位に基づいて配置決定手段が決定する
    写真撮影編集方法。
  2. 前記入力情報を、前の処理で画像が選択された選択順とし、
    前記優先順位を、上記選択順の早いものから順番とする
    請求項1記載の写真撮影編集方法。
  3. 前記出力手段を、印刷用画像を印刷する印刷手段で構成し、
    前記配置決定手段により、前記印刷用画像を作成する際の画像配置用のレイアウトにサイズが異なる複数の配置枠がある場合に、サイズが大きい配置枠に優先順位が高い画像を配置する
    請求項1又は2記載の写真撮影編集方法。
  4. 利用者による任意の配置を配置許容手段により許容し、
    該配置許容手段による任意の配置と、前記配置決定手段による配置とのいずれによって画像を配置するか配置方法選択手段により選択許容する
    請求項3記載の写真撮影編集方法。
  5. 一以上の利用者を撮影して撮影画像を作成する撮影処理が実行可能な撮影手段と、
    該撮影画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像といった編集対象画像を編集して編集画像を作成する編集処理が実行可能な編集手段と、
    所定の画像を出力する出力処理が実行可能な出力手段とを備えた写真撮影編集装置であって、
    前記編集処理又は出力処理の少なくとも一方の処理にて複数の画像を出力する場合に、前の処理で利用者が入力した入力情報に基づいて画像に優先順位を付け、出力する複数の画像の配置を上記優先順位に基づいて決定する配置決定手段を備えた
    写真撮影編集装置。
  6. 前記入力情報を、前の処理で画像が選択された選択順で構成し、
    前記優先順位を、上記選択順の早いものから順番とする構成とした
    請求項5記載の写真撮影編集装置。
  7. 前記出力手段を、印刷用画像を印刷する印刷手段で構成し、
    前記配置決定を、前記印刷用画像を作成する際の画像配置用のレイアウトにサイズが異なる複数の配置枠がある場合に、サイズが大きい配置枠に優先順位が高い画像を配置する構成とした
    請求項5又は6記載の写真撮影編集装置。
  8. 利用者による任意の配置を許容する配置許容手段を備え、
    該配置許容手段による任意の配置と、前記配置決定手段による配置とのいずれによって画像を配置するか選択許容する配置方法選択手段を備えた
    請求項7記載の写真撮影編集装置。
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