JP5273281B2 - 画像編集装置、画像編集方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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かかる画像印刷装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、利用者の遊戯性又は娯楽性を高めるため、予め用意された多種多様なフレーム画像やスタンプ画像を複数の撮影画像に合成したり、利用者がタッチペンで複数の撮影画像に自由に落書きを行ったりする、編集入力が可能なものがある。
また、サムネイル表示された複数の撮影画像は、そのうちの1つがタッチペンを用いて編集対象の画像(書き込みをする画像)として選択でき、選択された画像が編集対象画像表示部に拡大表示される(特許文献1の段落0115〜0118参照)。
このため、従来の画像印刷装置では、複数の撮影画像に対する編集入力を行うのに手間と時間がかかり、効率的な編集入力を行えないという欠点がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、複数の撮影画像に対して効率的な編集入力を行うことができる画像編集装置を提供することを目的とする。
このため、複数の撮影画像に対して効率的な編集入力を行うことができ、上記の本発明の目的が達成される。
(6) 本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(4)に記載した本発明の画像編集装置の制御装置として機能させるためのプログラムである。このため、本発明のコンピュータプログラムは、本発明の画像編集装置と同様の作用効果を奏する。
〔全体構造〕
図1は、本発明の実施形態に係る画像印刷装置1の外観図である。具体的には、図1(a)は、同装置1の側面図であり、図1(b)は、同装置1の平面図である。
また、図2は、撮影ユニット3の正面図であり、図3は、編集ユニット4の正面図であり、図4は、出力ユニット5の正面図であり、図5は、撮影操作用のタッチパネル20の画面構成図である。
また、画像印刷装置1は、利用者Uによる落書き(描画操作)を含む編集入力を受け付けて、撮影画像に合成した画像を生成する編集ユニット4と、合成画像を出力する出力ユニット5とを備えている。
また、撮影室2の後部には、電動ロール式のカーテン装置25が配置されている。撮影室2内の撮影ユニット3とカーテン装置25の間の空間(撮影操作用のタッチパネル20の前側の空間)は、利用者Uの撮影を行う撮影空間を構成している。
このため、撮影空間と編集空間にそれぞれ入室した利用者Uの作業を同時並行で行わせることができ、利用者Uの回転率を向上させることができる。
図1及び図2に示すように、撮影ユニット3は、利用者Uを撮影する撮像手段であるカメラ10と、カメラ10の上下両側と左右両側にそれぞれ配置された複数のストロボ11,12,13L,13R,14と、カメラ10の下方に配置された、利用者Uの操作の受け付けや撮影画像の表示などを行う撮影操作用のタッチパネル20とを備えている。
タッチパネル20は、撮影作業の際に、利用者Uによる各種の操作を受け付けるための操作画面を提供する。また、タッチパネル20は、カメラ10が取得したデジタルの動画映像をリアルタイムで表示することもできる。
撮影ユニット3は、パーソナルコンピュータを中心に構成された制御装置と、I/O制御装置と、編集及び印刷ユニット4,5と通信を行うためのネットワークアダプタとを内蔵している。また、撮影ユニット3には、その前面下方にコイン投入口26(図2参照)が設けられている。
図1に示すように、本実施形態の画像印刷装置1では、例えば2人組である2組の利用者Uが同時に並行してプレイ可能となるように、編集ユニット4が2つのユニット4a,4bに分かれている(図1(b)参照)。
図3に示すように、2つのユニット4a,4bは、互いに対面した所定高さの傾斜した作業面を有し、この作業面に、落書き領域やその落書きのためのメニュー又はツールを表示する領域を含む編集操作用のタッチパネル400と、タッチパネル400へのタッチ操作に使用するタッチペン49L,49Rが設けられている。
編集ユニット4についても、撮影ユニット3と同様に、例えばパーソナルコンピュータを中心に構成された制御装置と、撮影及び印刷ユニット3,5と通信を行うためのネットワークアダプとを内蔵している。
図1及び図4に示すように、出力ユニット5は、出力操作用のタッチパネル30と、その下方に配置された非接触の通信ポート31とを備えている。
また、通信ポート31の下方に、非接触通信の際に必要な操作方法や効果音などを音声によって利用者Uに知らせるスピーカ32と、編集ユニット4で編集操作が行われた合成画像を印刷した写真シールや写真カード等を取り出す取出口33が設けられている。
なお、通信ポート31は、電波を使用したフェリカ(登録商標)などの非接触通信方式の通信ポートであってもよい。
なお、この操作を、例えば合成画像の写真シール等が印刷されるまでの時間を利用して行うようにすれば、利用者Uは写真シール等が印刷されるまでの時間を持て余すことなく有効に利用することができる。ただし、出力操作用のタッチパネル30が設けられていない装置の場合には、編集ユニット4のタッチパネル400で画像出力のための各種の操作を行わせてもよい。この場合、モバイル端末が合成画像を取得する処理は、第2の制御部80(図6で後述)が行う。
また、出力ユニット5には、合成画像を写真シール等として印刷するためのネットワークプリンタ35(図1(a)及び(b)参照)も内蔵されている。
その後、利用者Uは、編集入力に応じて生成された合成画像のデータを、ネットワークプリンタ35に印刷させてプリントシートとして受領したり、非接触通信によって利用者Uのモバイル端末に転送したりすることができる。
この場合、利用者Uは、画像印刷装置1に対するプレイ後に、自身の携帯電話機やスマートフォンなどのモバイル端末からサーバコンピュータにアクセスすることにより、作製した合成画像の閲覧やダウンロードを行うことができる。
図6は、本実施形態に係る画像印刷装置1を機能面から見た場合の構成を示す、機能ブロック図である。
図6に示すように、画像印刷装置1は、機能的には、利用者Uを撮影する処理(撮影処理)を行うための撮影処理部7と、編集対象の画像に対する利用者Uの操作に応じて画像処理を行うための編集処理部8と、編集が行われた後の合成画像を写真シール等として印刷したり、非接触通信で転送したりする出力処理を行うための出力処理部9とを備える。
編集処理部8は、第2の制御部80と、第2の表示・操作部81,82と、第2の通信部83とから構成されている。
出力処理部9は、第3の制御部90と、第3の表示・操作部91と、印刷出力部92と、音声出力部93と、非接触通信部94と、第3の通信部95とから構成されている。
また、第1の制御部70は、撮像部71から得られる映像データを、第1の表示・操作部72に常時供給する。これにより、利用者Uの現況がリアルタイムに表示される。
第1の制御部70は、第1の表示・操作部72からの操作信号に基づいて、その操作信号に対応する所定の処理を実行する。
照明部74は、カメラ10の前記ストロボ11,12,13L,13R,14に相当する。照明部74は、第1の制御部70からの指示に基づいて、I/O制御部73によって点灯/消灯および調光が制御される。
第1の通信部75は、撮影ユニット3に内蔵されるネットワークアダプタに相当する。第1の通信部75は、ネットワーク6を介したデータ送受信の際のインタフェースとして機能する。
第1の制御部70は、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することで、撮影処理に関する全体の制御を行う。
例えば、第1の制御部70は、複数の撮影画像をすべて編集対象の画像としてフレームバッファに書き込み、第1の表示・操作部72に表示させる。
第1の制御部70は、フレームバッファに書き込んだ撮影画像(背景画像等が合成された画像を含む。)を、第1の通信部75を介して、編集ユニット4に対応する第2の制御部80に送信する。
第2の制御部80は、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することで、編集処理に関する全体の制御を行う。
例えば、第2の制御部80は、第1の制御部70から受信した撮影画像に対する編集処理の入力信号に基づいて、編集対象の画像(本実施形態では、撮影されたすべての撮影画像)に対する合成画像を生成する。
生成された合成画像は利用者Uの指示に応じて、第2の表示・操作部81,82に表示される。上記のような合成画像の生成が終了すると、生成された合成画像は出力ユニット5に送信される。なお、印刷出力部92が別の合成画像を出力中である場合には、その旨が第2の表示・操作部81,82に表示されるとともに、その終了を待って送信される。
第2の通信部83は、編集ユニット4に内蔵されるネットワークアダプタに相当する。第2の通信部83は、ネットワーク6を介したデータ送受信の際のインタフェースとして機能する。
第3の制御部90は、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することで、出力処理に関する全体の制御を行う。
例えば、第3の制御部90は、第2の制御部80から受信した合成画像のデータをメモリに格納する。
印刷された写真シール等は、出力ユニット5の正面下方に設けられた取出口33に排出される。
第3の通信部95は、出力ユニット5に内蔵されるネットワークアダプタに相当する。第3の通信部95は、ネットワーク6を介したデータ送受信の際のインタフェースとして機能する。
音声出力部93は、スピーカ32に相当する。音声出力部93は、第3の表示・操作部91に表示される操作画面と連動して操作方法を利用者Uに説明する。また、音声出力部93は、デモ画像に応じた楽曲を流す。なお、入力操作方法の説明や楽曲等は補助記憶装置としてのハードディスク等に予め格納されている。
すなわち、プログラムの記録媒体としてのDVD−ROMが補助記憶装置として制御装置に内蔵されたDVD−ROMの駆動装置に装着され、そのDVD−ROMからプログラムが読み出されて補助記憶装置としてのハードディスク装置にインストールされる。プログラムは、DVD−ROM以外の記録媒体(CD−ROM等)や通信回線を介して提供されてもよい。
例えば、2つの制御部を設けておき、一方の制御部で撮影ユニット3と出力ユニット5を制御し、他方の制御部で編集ユニット4を制御することもできる。
更に、各制御部70,80,90を構成する制御装置は、いずれのユニット3,4,5に内蔵されていてもよく、例えば、すべての制御装置を編集ユニット4に内蔵していてもよい。また、撮影ユニット3、編集ユニット4、および出力ユニット5は、物理的に3つに分かれているが、これを1つ又は2つのユニットとして構成することもできる。
上述の通り、本実施形態の画像印刷装置1は、撮影ユニット3と編集ユニット4と出力ユニット5とを含み、撮影ユニット3では撮影処理が行われ、編集ユニット4では編集処理が行われ、出力ユニット5では出力処理が行われる。
ここで、後続の利用者Uが撮影ユニット3でプレイしている時には、先行の利用者Uは編集ユニット4でプレイでき、更に先行の利用者Uは出力ユニット5で合成画像を出力することができる。
図7は、撮影処理の手順を示すフローチャートである。
プレイが行われていない待機状態では、撮影操作用のタッチパネル20にデモ画像が表示されている。
その後、利用者Uが来場して、デモ画像の表示中にコイン投入口26にコインを投入すると、第1の制御部70はプレイを開始する(ステップS100)。
ステップS110では、例えば画質(具体的にはコントラストが高いくっきりとした画質、柔らかなふんわりとした画質、または透明感のあるクールな画質のうちのいずれか)の選択、明るさの選択、自動で撮影するか手動で撮影するかの選択、自動で撮影する場合には撮影用テーマの選択などが行われる。
第1の制御部70は、利用者Uの選択操作に基づく情報を取得し、選択された撮影用テーマに基づいて、撮影画像に合成するフレームと背景との組み合わせを決定する。手動で撮影する場合は、フレームと背景を利用者Uが自由に決定する。
ステップS130では、撮影画像がタッチパネル20に表示される。具体的には、ステップS120での撮影が行われる度に、タッチパネル20の第2表示領域203に、編集対象の画像となる撮影画像が1枚ずつ順次追加されて表示される。
ステップS150では、第1の制御部70は、撮影された複数の撮影画像(第2表示領域203に表示された画像)を、ネットワーク6を通じて編集処理部8に送信する。
この場合、タッチパネル20の第2表示領域203に表示された撮影画像の中から、写り方が気に入った撮影画像を複数枚タッチさせて残すか、或いは逆に、撮影が失敗した撮影画像をタッチさせて消去させることにより、編集対象の画像を選択させればよい。
ステップS150の終了後、第1の制御部70は、処理をステップS160に進めて案内画面の表示を行う。具体的には、第1の制御部70は、編集ユニット4の2つのユニット4a,4bのうちのいずれかに利用者Uを誘導する画面を撮影操作用のタッチパネル20に表示する。これにより、撮影処理が終了する。
なお、ステップS160の処理において、上記案内画面の表示に加えて、或いは、上記案内画面の表示の代わりに、2つのユニット4a,4bのいずれかに利用者Uを案内する音声を出力するようにしてもよい。
図8は、編集処理の手順を示すフローチャートである。
図8の編集処理において、第2の制御部80は、まず、ネットワーク6を介して第1の制御部70が送信した編集対象の画像を取得する(ステップS200)。
その後、タイマーが所定時間(利用者Uに編集入力を許可する時間)に設定され、カウントダウンを開始する(ステップS210)。
また、第2の制御部80は、編集処理の残り時間が60秒になると、編集時間を延長するか否かを判定する(ステップS230)。この判定は、編集ユニット4でプレイすべき後続の利用者Uが撮影ユニット3で撮影処理を行っているか否かによって行われる。
第2の制御部80は、ステップS240では、タイマーを所定の再設定時間(利用者Uに追加の編集入力を許可する時間)に設定される。この場合、タイマーによるカウントダウンが再度開始され、処理がステップS250に進む。
その後、第2の制御部80は、タイマーの再設定時間が0になると、出力する写真の分割パターンの選択処理に移行する(ステップS260)。具体的には、第2の制御部80は、予め用意された複数の分割パターンをタッチパネル400に表示する。利用者Uが、複数の分割パターンのうちの1つを選択すると、その選択情報を取得し、処理がステップS270に進む。
なお、ステップS270の処理において、上記案内画面の表示に加えて、或いは、上記案内画面の表示の代わりに、利用者Uを出力ユニット5のいずれかに案内する音声を出力するようにしてもよい。
図9は、編集操作用のタッチパネル400の画面構成図(両側)である。また、図10及び図11は、同タッチパネル400の右側の入力領域40Rの画面構成図である。
図9に示すように、タッチパネル400は、左右の2人の利用者Uがそれぞれペン入力可能な左右一対の2つの入力領域40L,40Rに分割されている。各入力領域40L,40Rには、それぞれ、落書き部41、タブ42(図10参照)によるメニュー切り替えが可能なパレット部43、モード選択部44、コマンド選択部45、タイマー表示部46及びガイド表示部47が配置されている。
図10及び図11に示すように、落書き部41は、入力領域40Rにおける中央部から上縁部に渡る大半の部分を占めており、撮影ユニット3から取得した複数の撮影画像(撮影処理部7から受信した画像データ)P1〜P8が、隣接する画像同士が重ならないようにほぼ均等の大きさで表示される。
すなわち、落書き部41には、撮影処理部7から受信した制限枚数以下の枚数の撮影画像が、そのまま落書き部41に表示される。従って、利用者Uが、撮影処理において1枚しか撮影画像P1を選択しなかった場合には、当該撮影画像P1だけが落書き部41に表示される。
従って、例えば図10に示すように、利用者Uは、タッチペン49Rで撮影画像P1に落書き入力(図例では「Lovely」の文字列)を行ったあと、編集対象とする画像を選択するための作業を要することなく、他の撮影画像P2に対する落書き入力(図例では「Cute」の文字列)を即座に行うことができる。
このため、例えば、図10の撮影画像P3の拡大ボタン48を利用者Uがタッチすると、図11に示すように、撮影画像P3が、他の撮影画像P2〜P7よりも手前になるように、落書き部41の中央部に所定倍率で拡大される。
また、拡大後の撮影画像P3には、その撮影画像P3を元の大きさに縮小するための縮小ボタン50が付随して表示され、この縮小ボタン50をタッチすると、撮影画像P3は元の大きさ及び位置に戻るようになっている。なお、図11では、一例として、撮影画像P3を拡大した状態を示しているが、他の撮影画像P1,P2,P4〜P8についても、上記の拡大及び縮小の操作が可能であることは言うまでもない。
利用者Uは、所望の貼り付け画像をペン先でタッチしてから、その画像を貼り付ける撮影画像P1〜P8の所定位置にペン先をタッチすることにより、所定の撮影画像P1〜P8に貼り付け画像を合成することができる。
従って、利用者Uが所望のアイテムをペン先でタッチすると、パレット部43の内部に配列される貼り付け画像の種類が、当該アイテムの趣旨に沿って予め収集された貼り付け画像に切り替わるようになっている。
このうち、例えば、「ペン」の選択ボタンは、タッチペン49Rで描画する線の種類をパレット部43に表示させるボタンであり、「スタンプ」の選択ボタンは、タッチペン49Rで貼り付けるスタンプの種類をパレット部43に表示させるボタンである。
このうち、「終わり」は、タッチペン49Rによる編集入力を強制終了させるボタンであり、「リセット」は、1つの編集画像P1〜P8に対して行った編集入力をすべて取り消すためのボタンである。
なお、タッチパネル400の中央上部のタイマー表示部46は、カウントダウンされる編集作業の残り時間を表示する部分であり、入力領域40Rの中央部に設けられたガイド表示部47は、利用者Uに告知すべき所定の案内文を表示する部分である。
以上の通り、本実施形態の画像印刷装置1では、編集操作用のタッチパネル400(第2の表示・操作部81,82)が、複数の撮影画像P1〜P8を同時に編集対象の画像として表示し、表示されたすべての撮影画像P1〜P8に対する編集入力を受け付ける。
このため、利用者Uがタッチパネル400に編集入力を行う場合に、編集対象の画像を逐一選択しなくても、複数の撮影画像P1〜P8に対する編集入力を行うことができ、複数の撮影画像P1〜P8に対して効率的な編集入力を行うことができる。
その上、編集されたすべての撮影画像(撮影ユニット3で取得したすべての撮影画像)を印刷することができるので、多種多様の撮影画像が印刷されたシールが欲しいという、ユーザの要望に応じることができる利点もある。
このため、例えば、気に入った撮影画像P1から順に重点的に編集して時間配分するというように、複数の撮影画像P1〜P8に対して効率的かつ計画的に編集入力を行えるという利点もある。
図12は、編集操作用のタッチパネル400の変形例を示す画面構成図である。
図12の変形例が上述の実施形態(図10及び図11)と異なる点は、隣接する撮影画像P1〜P6同士が一部で重なるように、複数の撮影画像P1〜P6を落書き部41に表示させる点にある。
逆に、図12の落書き部41に設けられた「戻る」ホタンは、撮影画像P1〜P6を重ね合わせる順序を、「進む」ホタンとは逆の方向に戻すボタンである。
しかし、この場合、複数の撮影画像P1〜P6の傾斜方向が右上がりのままであると、正面から見て左側の利用者Uの場合は、撮影画像P2〜P6において顔が概ね表示されるが、右側の利用者Uの場合は、撮影画像P2〜P6の重複部分に顔が隠れるので、右側の利用者Uのための落書きが行い難くなる。
この場合、撮影画像P1〜P6が右上がり傾斜の状態で操作ボタンをタッチすると、撮影画像P1〜P6が落書き部41の左上隅から右下隅に向かって右下がり傾斜に並べ替わり、逆に、撮影画像P1〜P6が右下がり傾斜の状態で操作ボタンをタッチすると、撮影画像P1〜P6が右上がり傾斜に並べ替わる。このため、撮影画像P2〜P6に写っている左右2人のうちのいずれか一方の者ばかりが、重複部分に顔が隠れた状態で表示されるのを防止することができる。
図13は、編集操作用のタッチパネル400の別の変形例を示す画面構成図である。
図13の変形例も、上述の第1の変形例(図12)と同様に、隣接する撮影画像P1〜P5同士が一部で重なるように表示されているが、図13の変形例では、落書き部41の中央部に配置する撮影画像P3を最も手前に表示している点で、第1の変形例(図12)の場合と相違する。
もっとも、図13の変形例のように、落書き部41の中央部に配置する撮影画像P3を最も手前に表示すれば、重複によって隠れた部分が生じない撮影画像P3に対する編集入力を容易に行えるという利点がある。なお、図13に示す第2の変形例の場合も、傾斜方向を切り替えるための操作ボタン(図示せず)を落書き部41に設け、複数の撮影画像P1〜P5を異なる傾斜方向で並べ替え可能に構成してもよい。
なお、今回開示した実施形態(上述の各変形例を含む。以下、同様。)は例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲に記載した構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
このようにすれば、1つのモニタに複数の撮影画像が表示されるので、1つを分割した各領域に複数の撮影画像を表示する上述の実施形態の場合に比べて、複数の撮影画像をより大きく表示でき、各撮影画像への編集入力が行い易くなるという利点がある。
なお、図12や図13に示した変形例においても、上述した拡大ボタン48や縮小ボタン50を備えた構成としてもよいことは言うまでもない。
なお、どのように編集入力を行うかは、ユーザの好みに応じてどちらかに選択可能であってもよいし、編集入力中に切り替え可能に構成してもよい。
この場合、上記事前撮影で取得した撮影画像については、編集ユニット3での編集対象から除外してもよいし、編集対象に含めることにしてもよい。
4 編集ユニット(画像編集装置)
5 出力ユニット
6 ネットワーク(LAN)
10 カメラ(撮影手段)
20 撮影操作用のタッチパネル(第1の表示手段)
30 出力操作用のタッチパネル
35 ネットワークプリンタ(印刷手段)
31 通信ポート
32 スピーカ
40L 入力領域
40R 入力領域
49L タッチペン(編集手段)
49R タッチペン(編集手段)
400 編集操作用のタッチパネル(第2の表示手段)
P1〜P8 撮影画像
Claims (6)
- 2以上の撮影画像を同時に表示する表示領域を有する表示手段と、
前記表示領域に表示された前記撮影画像の編集を行う編集手段と、を備え、
前記表示手段は、
前記2以上の撮影画像を第1のサイズで表示する第1の表示画面と、当該第1の表示画面に含まれる前記2以上の撮影画像の中から選択された撮影画像を第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示すると同時に、それ以外の撮影画像を第1のサイズで表示する第2の表示画面とを、切り替えて前記表示領域に表示可能であり、
前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像を、前記編集手段による編集対象の画像として同時に表示するとともに、前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像に対する編集入力を受け付けることを特徴とする画像編集装置。 - 前記編集手段は、前記第1の表示画面に含まれる複数の前記撮影画像のうちのいずれか1つ又は複数を所定倍率で拡大させることにより、前記2の表示画面に切り替える入力操作が可能である請求項1に記載の画像編集装置。
- 前記表示手段は、第2のサイズに拡大された撮影画像に対応する拡大前の第1のサイズの撮影画像については、前記第2の表示画面に表示しない請求項1又は2に記載の画像編集装置。
- 前記表示手段は、前記第2の表示画面から前記第1の表示画面に切り替える場合に、前記第2の表示画面において第2のサイズであった撮影画像を、当該撮影画像に対して編集入力された画像も含めて第1のサイズに戻す請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像編集装置。
- 撮影画像に基づいて合成画像を生成する画像編集方法であって、
2以上の撮影画像を同時に表示領域に表示する表示ステップと、
前記表示領域に表示された前記撮影画像の編集を行う編集ステップと、を含み、
前記表示ステップにおいて、
前記2以上の撮影画像を第1のサイズで表示する第1の表示画面と、当該第1の表示画面に含まれる前記2以上の撮影画像の中から選択された撮影画像を第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示すると同時に、それ以外の撮影画像を第1のサイズで表示する第2の表示画面とを、切り替えて前記表示領域に表示可能であり、
前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像を、前記編集手段による編集対象の画像として同時に表示するとともに、前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像に対する編集入力を受け付けることを特徴とする画像編集方法。 - コンピュータを、撮影画像に基づいて合成画像を生成する画像編集装置の制御装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
2以上の撮影画像を同時に表示領域に表示する表示ステップと、
前記表示領域に表示された前記撮影画像の編集を行う編集ステップと、を含み、
前記表示ステップにおいて、
前記2以上の撮影画像を第1のサイズで表示する第1の表示画面と、当該第1の表示画面に含まれる前記2以上の撮影画像の中から選択された撮影画像を第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示すると同時に、それ以外の撮影画像を第1のサイズで表示する第2の表示画面とを、切り替えて前記表示領域に表示可能であり、
前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像を、前記編集手段による編集対象の画像として同時に表示するとともに、前記第2の表示画面に含まれるすべての撮影画像に対する編集入力を受け付けることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2013090324A (ja) | 2013-05-13 |
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