JP2004125226A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ回路によるエネルギー消費効率の高い自然エネルギーの利用を図りつつ、貯湯タンクの可及的なコンパクト化と、必要な量及び湯温での給湯使用の確保との両立を実現し得る給湯装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ回路13の凝縮過程での熱により熱交換加熱した給湯用湯を貯湯タンク12に貯湯する。給湯路17に切換弁17aを介装し、給湯元を貯湯タンク側か導湯経路18側かに切換え可能とし、瞬間式給湯器であるバックアップ給湯器2の外部給湯経路8が導湯経路に接続されているか否かを接続端末112,212により接続検出する。接続検出が無ければ貯湯タンクからのみ給湯栓4又は浴槽7に給湯し、接続検出があれば湯温度センサ123に基づき給湯可能な湯がある限り貯湯タンクから給湯する一方、湯切れのときには切換弁を導湯側に切換えてバックアップ給湯器からの湯を導入した後に給湯する。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートポンプ給湯器に瞬間式給湯器等の補助加熱源を組み合わせた給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自然エネルギーを加熱源として利用するソーラーシステムが知られ、このソーラーシステムでは太陽熱により加熱した湯を貯湯タンクに貯湯し、この貯湯タンク内の湯を給湯する給湯経路に補助加熱源を介装したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、上記補助加熱源としてガス瞬間式給湯器を採用したものも知られている(例えば特許文献2参照)。
【0003】
また、近年、自然エネルギーとして大気の熱を利用するヒートポンプ給湯器が出現してきている。このヒートポンプ給湯器では、ヒートポンプ回路の凝縮過程で高熱となった冷媒を加熱源とし、この冷媒により熱交換加熱した湯を貯湯タンクに貯湯し、これを給湯先に給湯するようにしている。そして、ヒートポンプ給湯器は、上記のソーラーシステム等と比べ極めて高いエネルギー消費効率(COP)を実現し得ることからその普及のための開発が行われている。
【0004】
【特許文献1】
特公平4−8675号公報
【特許文献2】
特公昭57−19330号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ヒートポンプ給湯器では、加熱するにはヒートポンプ回路を起動させる必要があり、直ぐに湯が必要であっても直ぐには湯を得ることはできないため、予めヒートポンプ回路を起動させて作った湯を貯湯タンク内に貯湯するようにしている。そして、貯湯タンクの容量として、一般家庭で使用する場合にはその一般家庭での1日の最大給湯使用量に基づいて定められることになる。具体的には、冬場などの給湯使用量が比較的多い時期の1日の最大給湯使用量に基づいて定められる。このため、貯湯タンクが大型化してしまい、一般家庭に適用する場合には設置スペースとしてかなりの場所を必要とすることになる一方、夏場の給湯使用量があまりない日には湯が使用されずに貯湯タンク内に貯湯されたままの状態で放熱されてしまい省エネルギーに反する事態を招くことになる。さらに、一般家庭ではなくてマンション等の集合住宅に適用しようとしても、上記の貯湯タンクの大型化のために実質的に設置スペースを確保することができず、その結果、集合住宅にはヒートポンプ給湯器を適用し得ない現状がある。
【0006】
さらに、浴槽への湯張りのために上記ヒートポンプ給湯器からの給湯を利用しようとしても、現実には所定の湯温で所定の湯量の確保という点で難点があり浴槽への湯張りのためにはヒートポンプ給湯器からの給湯を利用しづらいという実情がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヒートポンプ回路によるエネルギー消費効率の高い自然エネルギーの利用を図りつつ、貯湯タンクの可及的なコンパクト化と、必要な使用量及び湯温での給湯使用の確保との両立を実現し得る給湯装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ヒートポンプ給湯器と瞬間式給湯器とを組み合わせることにより貯湯タンクのコンパクト化が図り得ることに着目し、以下の如き種々の使用形態を実現し得るようにしたものである。
【0009】
すなわち、請求項1に係る発明では、ヒートポンプ給湯器と、瞬間式給湯器との組み合わせにより構成し、上記ヒートポンプ給湯器として冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路と、給湯用水が給水される貯湯タンクとを備え、かつ、上記貯湯タンク内から導いた給湯用水を上記凝縮過程の冷媒の熱により熱交換加熱して上記貯湯タンク内に給湯用湯として貯湯されるように構成し、上記瞬間式給湯器として入水口から出湯口までの経路の間で燃焼熱により熱交換加熱可能に構成する。そして、上記ヒートポンプ給湯器及び瞬間式給湯器を、上記貯湯タンクから給湯先までの給湯経路の途中に上記瞬間式給湯器の入水口から出湯口までの経路が介装されるよう直列に接続して、上記瞬間式給湯器がヒートポンプ給湯器からの給湯に対する補助加熱源として機能する構成とした。
【0010】
この請求項1に係る発明の場合、貯湯タンクからの給湯経路の途中に瞬間式給湯器が直列に介装されているため、貯湯タンク内の湯温が給湯に不適、つまり給湯し得える湯が貯湯タンク内になかったり不足したりあるいはヒートポンプ給湯器の故障が生じたりする場合であっても、貯湯タンク内の湯水を給湯経路を通して給湯先に給湯する途中で瞬間式給湯器により追加加熱することにより、給湯先で要求される湯温でかつ要求される給湯使用量の湯を給湯し得ることになる。このため、貯湯タンクの容量を例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度の小さいものにしたとしても、予め貯湯しておいた貯湯タンク内の湯を全て給湯に使い切った後は、貯湯タンクに給水される給湯用水を瞬間式給湯器に通過させて加熱することにより、給湯先で要求する給湯使用量が上記貯湯タンクの容量以上であっても湯切れさせることなく給湯使用を継続させることが可能になる。以上により、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化(コンパクト化)することが可能になり、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることが可能になる。
【0011】
上記請求項1の給湯装置においては、さらに、上記ヒートポンプ給湯器の貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、この湯検出手段により湯があると検出されたとき上記瞬間式給湯器を非燃焼とする一方、湯がないと検出されたとき上記瞬間式給湯器を燃焼させる作動制御手段とを備えるようにしてもよい(請求項2)。この場合には、瞬間式給湯器を湯検出手段の検出情報に基づき作動制御手段により適切なタイミングでかつ自動的に燃焼作動させることが可能になる。これにより、自然エネルギーによる貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には瞬間式給湯器により確実に追加加熱して給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることが可能になる。
【0012】
請求項3に係る発明では、ヒートポンプ給湯器と、瞬間式給湯器との組み合わせにより構成し、上記ヒートポンプ給湯器として冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路と、給湯用水が給水される貯湯タンクとを備え、かつ、上記貯湯タンク内から導いた給湯用水を上記凝縮過程の冷媒の熱により熱交換加熱して上記貯湯タンク内に給湯用湯として貯湯される構成とし、上記瞬間式給湯器として入水口から出湯口までの経路の間で燃焼熱により熱交換加熱可能に構成する。そして、上記ヒートポンプ給湯器及び瞬間式給湯器を、上記貯湯タンクへの給水と上記入水口への給水とが共通の給水経路から行われる一方、上記貯湯タンクからの出湯と上記出湯口からの出湯とが共通の給湯経路に対し行われるように、給水経路及び給湯経路に対し並列に接続し、加えて、上記給湯経路に対し上記ヒートポンプ給湯器から出湯させるか、上記瞬間式給湯器から出湯させるかを切換可能に切換える切換手段を設けることとした。
【0013】
この請求項3に係る発明の場合、貯湯タンクと瞬間式給湯器とが並列に設置されて給湯先に対しいずれからも給湯可能となる。このため、給湯し得える湯が貯湯タンク内になかったり不足したりあるいはヒートポンプ給湯器の故障が生じたりする場合には、上記切換手段の切換えにより瞬間式給湯器から給湯させることにより、給湯先で要求される湯温でかつ要求される給湯使用量の湯を給湯し得ることになる。そして、貯湯タンクの容量を例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度の小さいものにしたとしても、予め貯湯しておいた貯湯タンク内の湯を全て給湯に使い切った後は、上記切換手段の切換えにより瞬間式給湯器に給水させて加熱することにより、給湯先で要求する給湯使用量が上記貯湯タンクの容量以上であっても湯切れさせることなく給湯使用を継続させることが可能になる。以上により、請求項1に係る発明と同様に、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化することが可能になり、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることが可能になる。
【0014】
上記請求項3の給湯装置においては、さらに、上記ヒートポンプ給湯器の貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、この湯検出手段による検出結果に基づいて上記切換手段の切換作動を制御する作動制御手段とを備えるようにしてもよい。ここで、上記作動制御手段として、上記湯検出手段により湯があると検出されたとき上記ヒートポンプ給湯器から出湯させるよう上記切換手段を切換える一方、湯がないと検出されたとき上記瞬間式給湯器から出湯させるよう上記切換手段を切換える構成とする(請求項4)。この場合には、上記切換手段の切換作動を湯検出手段の検出情報に基づく作動制御手段の切換制御により適切にかつ自動的に制御することが可能になる。これにより、自然エネルギーによる貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には瞬間式給湯器から確実に給湯を継続させて給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることが可能になる。
【0015】
以上の請求項3又は請求項4の給湯装置の切換手段として、次の第1又は第2の構成を採用するようにしてもよい。すなわち、第1としては、上記切換手段を、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクから給湯経路への出湯部位の近傍に介装された第1切換弁と、瞬間式給湯器の出湯口から上記給湯経路への出湯部位の近傍に介装された第2切換弁とにより構成する(請求項5)。この場合には、切換手段を第1及び第2の両切換弁により簡易に構成し得る。なお、これら第1及び第2の両切換弁を一体化して三方切換弁とし、これを上記切換手段として採用するようにしてもよい。
【0016】
第2としては、上記切換手段を、上記貯湯タンク側及び上記瞬間式給湯器の出湯口側の双方に対し着脱可能に接続される2つの上流側接続部と、給湯先に延びる給湯経路の上流側に対し着脱可能に接続される下流側接続部とを備えた切換ユニットにより構成する(請求項6)。この場合には、給湯経路を構成する配管に上記切換ユニットを介装させるだけで切換手段を設置することが可能になり、特に既存のヒートポンプ給湯器に対し後付けにより瞬間式給湯器を付設して本給湯装置を構成する作業を容易化することが可能になる。
【0017】
請求項7に係る発明では、給湯用湯が貯湯される貯湯タンクと、この貯湯タンク内に供給される給湯用水を加熱して給湯用湯に変換する加熱手段と、上記貯湯タンクから給湯先に給湯するための給湯経路と、下流端がこの給湯経路の途中に合流するように接続され上流端が外部熱源からの湯を供給する外部給湯経路と接続可能な接続口とされた導湯経路と、上記給湯栓側の給湯経路に対する連通を上記貯湯タンク側及び導湯経路側のいずれかに相互切換えする切換手段とを備えることとした。
【0018】
この請求項7に係る発明の場合、予め導湯経路及び切換手段が設置されているため、給湯装置を設置した後であっても、必要に応じて外部熱源から外部給湯経路を通して給湯を受けることが可能になる。すなわち、外部給湯経路を上記導湯経路の接続口に接続するだけで、外部給湯経路からの給湯を給湯経路内に導入することが可能になる。そして、外部給湯経路を接続すれば、貯湯タンク内の湯と外部熱源により加熱された湯とのいずれからも給湯先への給湯が可能となる。例えば、給湯し得える湯が貯湯タンク内になかったり不足したりする場合には、上記切換手段の切換えにより外部給湯経路から導湯経路を通して湯を導入させることにより、給湯先で要求される湯温でかつ要求される給湯使用量の湯を給湯し得ることになる。このため、貯湯タンクを例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度の小容量に小型化したとしても、予め貯湯しておいた貯湯タンク内の湯を全て給湯に使い切った後は、上記切換手段の切換えにより外部給湯経路からの湯を導入することにより、給湯先で要求する給湯使用量が上記貯湯タンクの容量以上であっても湯切れさせることなく給湯使用を継続させることが可能になる。従って、貯湯タンクの小型化と、給湯先での給湯使用要求を満たすこととの両立を図ることが可能になる。
【0019】
上記請求項7の給湯装置においては、さらに、上記接続口に対し外部給湯経路が接続状態にあるか否かを判別する接続検出手段と、上記貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、この湯検出手段及び上記接続検出手段による検出結果に基づいて上記切換手段の切換作動を制御する作動制御手段とを備えるようにしてもよい。ここで、上記作動制御手段として、上記接続検出手段により外部給湯経路が非接続状態であると判別されたとき上記切換手段を貯湯タンク側に切換える一方、上記接続検出手段により外部給湯経路が接続状態にあると判別されたとき上記湯検出手段により給湯可能な湯があることが検出されている限り上記切換手段を貯湯タンク側に切換えて維持し上記湯検出手段により給湯可能な湯がないと検出されれば上記切換手段を導湯経路側に切換える構成とするようにする(請求項8)。
【0020】
この場合には、上記切換手段の切換作動を接続検出手段の検出情報に基づく作動制御手段の切換制御により適切にかつ自動的に制御することが可能になる。これにより、外部給湯経路が非接続状態であれば貯湯タンクからの給湯により給湯使用が可能になり、外部給湯経路が接続状態であれば、湯検出手段からの検出情報に基づき貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には外部給湯経路からの導湯により確実に給湯を継続させて給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることが可能になる。
【0021】
上記の請求項7又は請求項8の給湯装置における上記加熱手段として、冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路を備え、上記貯湯タンクから導いた給湯用水を上記ヒートポンプ回路の凝縮過程の冷媒の熱と熱交換加熱することにより給湯用湯として上記貯湯タンクに戻すように構成し、上記貯湯タンクと共にヒートポンプ給湯器を構成するものとすることができる(請求項9)。つまり、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクからの給湯経路に対し導湯経路を合流させ、外部給湯経路が接続された場合にはこの外部給湯経路からの給湯をヒートポンプ給湯器のバックアップとして受け得るようにしたものである。この場合には、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクが従来は大型化してしまうことによる不都合を解消して、自然エネルギーを利用したヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化することが可能になり、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることが可能になる。
【0022】
以上の請求項1〜請求項9のいずれかの給湯装置における給湯経路に、浴槽に湯張りするための湯張り経路を分岐接続するようにしてもよい(請求項10)。この場合には、浴槽の湯張りのために大量の給湯使用要求があってもそれを満足させることが可能となり、浴槽への湯張り機能を併せ持つ給湯装置としても好適なものを提供し得る。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1又は請求項2の給湯装置によれば、貯湯タンクからの給湯経路の途中に瞬間式給湯器を直列に介装しているため、貯湯タンクの容量を例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度に小さくして小型化したとしても、予め貯湯しておいた貯湯タンク内の湯を全て給湯に使い切った後は、貯湯タンクに給水される給湯用水を瞬間式給湯器に通過させて加熱することにより、給湯先で要求する給湯使用量を湯切れさせることなく継続させることができるようになる。これにより、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化することができ、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることができるようになる。
【0024】
特に請求項2によれば、瞬間式給湯器を湯検出手段の検出情報に基づき作動制御手段により適切なタイミングでかつ自動的に燃焼作動させることができるようになる。これにより、自然エネルギーによる貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には瞬間式給湯器により確実に追加加熱して給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることができるようになる。
【0025】
請求項3〜請求項6のいずれかの給湯装置によれば、貯湯タンクと瞬間式給湯器とを並列に設置して給湯先に対しいずれからでも給湯することができるようになる。このため、貯湯タンクの容量を例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度にして貯湯タンクを小型化したとしても、給湯先で要求される給湯使用量を湯切れさせることなく継続させることができる。これにより、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化することができ、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることができる。
【0026】
特に、請求項4によれば、切換手段の切換作動を湯検出手段の検出情報に基づく作動制御手段の切換制御により適切にかつ自動的に制御することができ、自然エネルギーによる貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には瞬間式給湯器から確実に給湯を継続させて給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることができる。
【0027】
請求項5によれば、切換手段を第1及び第2の両切換弁により簡易に構成することができる。また、請求項6によれば、給湯経路を構成する配管に切換ユニットを介装させるだけで切換手段を設置することができ、特に既存のヒートポンプ給湯器に対し後付けにより瞬間式給湯器を付設して本給湯装置を構成する作業を容易化することができる。
【0028】
請求項7〜請求項9のいずれかの給湯装置によれば、予め導湯経路及び切換手段が設置されているため、給湯装置を設置した後であっても、必要に応じて外部熱源から外部給湯経路を通して給湯を受けることが容易にできるようになる。これにより、外部給湯経路を接続すれば、貯湯タンク内の湯と外部熱源により加熱された湯とのいずれからも給湯先への給湯を行うことができ、貯湯タンクを例えば最低限の給湯使用量だけ確保し得る程度の小容量に小型化したとしても、給湯先で要求される給湯使用量を湯切れさせることなく継続させて満たすことができる。従って、貯湯タンクの小型化と、給湯先での給湯使用要求を満たすこととの両立を図ることができる。
【0029】
特に、請求項8によれば、切換手段の切換作動を接続検出手段及び湯検出手段の検出情報に基づく作動制御手段の切換制御により適切にかつ自動的に制御することができる。これにより、外部給湯経路が非接続か接続かの状態に応じて自動切換を行うことができ、外部給湯経路が接続状態であれば、貯湯タンク内の湯の給湯使用を優先させつつ、貯湯タンクで湯切れもしくは加熱不足等が発生した場合には外部給湯経路からの導湯に切換えて確実に給湯を継続させ、給湯先での給湯使用要求を確実に満足させることができる。
【0030】
請求項9によれば、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクが従来は大型化してしまうことによる不都合を解消して、自然エネルギーを利用したヒートポンプ給湯器の貯湯タンクを可及的に小型化することができ、設置スペースを低減化して集合住宅であっても設置可能になるばかりでなく、無駄な放熱によるエネルギー消費の無駄を極小にすることができる。
【0031】
請求項10の給湯装置によれば、浴槽の湯張りのために大量の給湯使用要求や湯温の要求があってもそれを満足させることができ、以上の請求項1〜請求項9のいずれかの給湯装置を、浴槽への湯張り機能を併せ持つ給湯装置として好適なものとすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0033】
<第1実施形態>
図1には本発明の第1実施形態に係る給湯装置を示す。この給湯装置は、貯湯タンクを備えた貯湯式のヒートポンプ給湯器1と、瞬間式給湯器により構成されたバックアップ給湯器2とを直列に接続して組み合わせたものである。
【0034】
すなわち、水道管等に接続された給水経路3の下流端をヒートポンプ給湯器1の給水口121に接続し、そのヒートポンプ給湯器1の貯湯タンク12(図2参照)からの給湯口122から給湯先である1又は2以上(同図には1つのみ図示)の給湯栓4まで延びる給湯経路5の内の上流側の第1給湯経路部51の下流端をバックアップ給湯器2の入水口221に接続し、そのバックアップ給湯器2の出湯口241に下流側の第2給湯経路部52の上流端を接続したものである。上記バックアップ給湯器2の上記入水口221から出湯口241までの配管が給湯経路5の一部を構成し、その一部においてバックアップ給湯器2による追加加熱が可能となっている。つまり、バックアップ給湯器2はヒートポンプ給湯器1に対し補助加熱源としての役割を果たすようになっている。
【0035】
これらヒートポンプ給湯器1には第1コントローラ11が内蔵され、バックアップ給湯器2には第2コントローラ21が内蔵され、第1及び第2の両コントローラ11,21は無線又は有線により相互に通信可能に接続されている。また、上記第1コントローラ11にはリモコン111が接続され、このリモコン111に入力設定された情報も第1コントローラ11を介して第2コントローラ21に通信されるようになっている。上記第1コントローラ11は後述のヒートポンプ回路13等の運転制御部に加えてバックアップ給湯器2の作動制御手段を備えて構成され、上記第2コントローラ21はバックアップ給湯器2の燃焼制御部を備えて構成されている。そして、上記第1コントローラ11の作動制御手段から出力される燃焼開始指令を第2コントローラ21が受けてバックアップ給湯器2の燃焼作動が開始されるようになっている。
【0036】
以上のヒートポンプ給湯器1及びバックアップ給湯器2の具体的構成例について、図2に示す例を参照しつつ説明する。ヒートポンプ給湯器1は、貯湯タンク12とヒートポンプ回路13とを備え、ヒートポンプ回路13の起動によりその所定部位の熱と熱交換加熱された湯が貯湯タンク12に貯湯されるようになっている。
【0037】
すなわち、上記貯湯タンク12は、給水口121から給水経路3の水が底部に供給されて充填され、この水が循環ポンプ14の作動により循環路15を通して上記ヒートポンプ回路13に送られ、このヒートポンプ回路13で熱交換加熱された後の湯が給湯用湯として頂部に戻されるようになっている。そして、給湯栓4が開かれると給湯口122から貯湯タンク12内の湯が給湯経路5の第1給湯経路部51に給湯されるようになっている。また、上記貯湯タンク12には上記給湯口122に給湯される温度を検出するための湯検出手段としての湯温度センサ123が設置されている。なお、この湯温度センサ123は貯湯タンク12ではなくて給湯口122近傍の配管に設置するようにしてもよい。
【0038】
上記貯湯タンク12は、従来の如く冬場の1日の最大給湯使用量に相当する大容量のものではなくて、比較的小容量の小型のもので構成されている。例えば1日間に最低限使用されると予想される給湯使用量だけの容量に設定されている。
【0039】
上記ヒートポンプ回路13は、冷媒(例えばCO)の循環路131に対し圧縮機132と膨張弁133とが介装されており、圧縮機131により圧縮されて高温・高圧とされた冷媒が第1熱交換器(凝縮器)134において上記貯湯タンク12から供給される水を熱交換加熱するようになっている。そして、膨張弁133により膨張されて低温・低圧とされた冷媒が第2熱交換器(蒸発器)135において外気との熱交換により吸熱して蒸発した後に、上記圧縮機131において再度圧縮されて高温・高圧となるようになっている。
【0040】
以上のヒートポンプ回路13の運転や循環ポンプ14の作動による加熱運転等は第1コントローラ11により運転制御されるようになっている。この運転制御はリモコン111からユーザーにより入力された運転指令の出力を受けて、又は、例えば1日の内の夜間電力を用いて自動的に開始され、ヒートポンプ13及び循環ポンプ14を作動させて貯湯タンク12内に所定温度の湯を予め貯湯しておくようになっている。
【0041】
一方、上記バックアップ給湯器2は、入水路22と、熱交換器23と、出湯路24と、燃焼器25とを備えている。そして、燃焼器25が非燃焼状態のときには、入水口221から流入される第1給湯経路部51からの湯水を入水路22、熱交換器23及び出湯路24に素通りさせて出湯口241から第2給湯経路52に流出させ、上記燃焼器25が燃焼状態であれば上記入水口221から流入される湯水を熱交換器23で熱交換加熱した上で出湯路24を通して出湯口241から第2給湯経路部52に流出させるようになっている。
【0042】
上記入水路22には入水流量を検出する流水流量センサ222と、その温度を検出する入水温度センサ223とが介装され、上記出湯路24には熱交換器23を通過した後の温度を検出する出湯温度センサ242と、流量調整弁243とが介装されている。また、上記燃焼器25は供給された液体燃料(例えば灯油)又は気体燃料(例えば都市ガス)を燃焼させ、この燃焼熱により上記熱交換器23内を通過する湯水を熱交換加熱するようになっている。この燃焼器25の燃焼作動は上述の如く第1コントローラ11から第2コントローラ21に出力される燃焼開始指令に基づいて開始され、その燃焼作動時の燃焼量調整等は第2コントローラ21の燃焼制御部による燃焼制御によって行われるようになっている。
【0043】
次に、上記第1コントローラ11及び第2コントローラ21による給湯制御について図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0044】
給湯使用時には、まず湯温度センサ123からの検出温度に基づいて給湯し得る湯が貯湯タンク12内にあるか否かを判定し判定結果の如何により制御を切換える(ステップS1)。
【0045】
給湯用湯が貯湯タンク12内にあると判定された場合には、さらにヒートポンプ給湯器1の各種センサからエラー信号が出力されていないこと(故障がないこと)を確認した上で、ヒートポンプ給湯器1の貯湯タンク12から給湯経路5に出湯させて給湯栓4に給湯するようにしてリターンする(ステップS1でYES、ステップS2でYES、SUB1)。この場合には、第2コントローラ21には燃焼開始指令を出力せず、従って、バックアップ給湯器2は燃焼作動されずに上記給湯経路5に出湯された貯湯タンク12の湯はそのままバックアップ給湯器2を素通りして給湯栓4まで給湯されることになる。
【0046】
逆に給湯用湯が貯湯タンク12内にはないと判定された場合(ステップS1でNO)、及び、給湯用湯が貯湯タンク12内にはあるが故障が発生していると判定された場合(ステップS2でNO)には、それぞれ第2コントローラ21に対し燃焼開始指令を出力してバックアップ給湯器2を燃焼作動させてバックアップ給湯器2で加熱した湯を給湯栓4に給湯するようにしてリターンする(SUB2)。
【0047】
第2コントローラ21によるバックアップ給湯器2の燃焼制御は、第1コントローラ11から上記入水流量センサ222及び入水温度センサ223からの検出情報に基づいて燃焼器25を燃焼制御することになる。この燃焼制御により出湯口241から給湯栓4給湯される湯の温度(出湯温度センサ242の検出温度)が、リモコン111へ入力設定され上記第1コントローラ11を介して第2コントローラ送信された給湯設定温度になるようにされる。
【0048】
以上の第1実施形態では、ヒートポンプ給湯器1とバックアップ給湯器2とが直列に接続されているため、ヒートポンプ給湯器1からの給湯を優先させつつ、貯湯タンク12の小型化により湯切れが生じても給湯経路5の途中でバックアップ給湯器2の燃焼作動により補助加熱させることができ、給湯栓4からの給湯使用を継続させることができる。
【0049】
<第2実施形態>
図4には本発明の第2実施形態に係る給湯装置を示す。この給湯装置は、貯湯タンクを備えた貯湯式のヒートポンプ給湯器1と、瞬間式給湯器により構成されたバックアップ給湯器2とを並列に接続して組み合わせたものである。上記ヒートポンプ給湯器1及びバックアップ給湯器2は、各コントローラ11a,21aでの制御内容が異なる点、給水経路3aや給湯経路5aの各接続が並列とされている点を除き、各具体構成自体は第1実施形態で説明したものと同じである(図2参照)。このため、以下の説明では図2に付した符号を用いる。
【0050】
上記給湯装置は、水道管等に接続された給水経路3aの下流端を分岐させてヒートポンプ給湯器1の給水口121及びバックアップ給湯器2の入水口221の双方に接続する一方、給湯先である1又は2以上(同図には1つのみ図示)の給湯栓4まで延びる給湯経路5の上流側を第1給湯経路部51aと第2給湯経路部52aとの2つに分岐させそれぞれ上流端を上記ヒートポンプ給湯器1の後述の貯湯タンクからの給湯口122及びバックアップ給湯器2の出湯口241に接続したものである。つまり、給湯栓4に対しヒートポンプ給湯器1及びバックアップ給湯器2のいずれからでも給湯可能となっており、バックアップ給湯器2はヒートポンプ給湯器1に対し補助加熱源としての役割を果たすようになっている。
【0051】
また、上記第1給湯経路部51aには流路を開閉切換えする第1切換弁61が介装され、上記第2給湯経路部52aには流路を開閉切換えする第2切換弁62が介装されている。これら第1及び第2の両切換弁61,62は後述の第1コントローラ11aにより切換作動制御されるようになっている。
【0052】
上記ヒートポンプ給湯器1には第1コントローラ11aが内蔵され、バックアップ給湯器2には第2コントローラ21aが内蔵され、第1実施形態と同様に第1及び第2の両コントローラ11a,21aが無線又は有線により相互に通信可能に接続されている。また、上記第1コントローラ11aにはリモコン111が接続され、このリモコン111に入力設定された情報も第1コントローラ11aを介して第2コントローラ21aに通信されるようになっている。上記第1コントローラ11aはヒートポンプ回路13等の運転制御部に加えて上記両切換弁61,62の切換作動を制御する作動制御手段を備えて構成され、上記第2コントローラ21aはバックアップ給湯器2の燃焼制御部を備えて構成されている。
【0053】
上記第2コントローラ21aの燃焼制御部は上記第2切換弁62が開状態にされることにより給水経路3aから入水される入水流量の検出に基づいてバックアップ給湯器2の燃焼作動を開始させるようになっている。すなわち、上記燃焼制御部は入水流量センサ222(図2参照)が最低作動流量以上の流量を検出すると燃焼器25の燃焼作動を開始し、以後、出湯温度センサ242の検出温度がリモコン111に入力設定された設定給湯温度になるように燃焼量の調整を行うようになっている。
【0054】
次に、上記第1コントローラ11a及び第2コントローラ21aによる給湯制御について図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0055】
給湯使用時には、まず湯温度センサ123(図2参照)からの検出温度に基づいて給湯し得る湯が貯湯タンク12内にあるか否かを判定し判定結果の如何により制御を切換える(ステップS11)。
【0056】
給湯用湯が貯湯タンク12内にあると判定された場合には、さらにヒートポンプ給湯器1の各種センサからエラー信号が出力されていないこと(故障がないこと)を確認した上で、第1切換弁61を開状態に第2切換弁62を閉状態にそれぞれ切換える(ステップS11でYES、ステップS12でYES、ステップS13)。そして、ヒートポンプ給湯器1の貯湯タンク12から第1給湯経路部51a(給湯経路5a)に出湯させて給湯栓4に給湯するようにしてリターンする(SUB11)。この場合には、第2切換弁62が閉状態にされるため、バックアップ給湯器2には給水経路からの入水は行われず、このため、バックアップ給湯器2は燃焼作動されずに給湯栓4への給湯がヒートポンプ給湯器1からのみ行われることになる。
【0057】
逆に給湯用湯が貯湯タンク12内にはないと判定された場合(ステップS11でNO)、及び、給湯用湯が貯湯タンク12内にはあるが故障が発生していると判定された場合(ステップS12でNO)には、第1切換弁61閉状態に第2切換弁62を開状態にそれぞれ切換えてバックアップ給湯器2で加熱した湯を給湯栓4に給湯するようにしてリターンする(ステップS14、SUB12)。
【0058】
つまり、第2切換弁62を開状態にすると、バックアップ給湯器2の入水路22に対し給水経路3aから入水され、この入水流量が所定量以上になると燃焼器25が燃焼作動されて上記入水が所定温度まで加熱されることになる。この結果、バックアップ給湯器2から第2給湯経路部52a(給湯経路5a)に出湯されて給湯栓4への給湯が行われるようになる。
【0059】
以上の第2実施形態では、ヒートポンプ給湯器1とバックアップ給湯器2とが並列に接続され、一対の切換弁61,62の切換作動制御を行っているため、ヒートポンプ給湯器1からの給湯を優先させつつ、貯湯タンク12の小型化により湯切れが生じても上記切換作動制御によりバックアップ給湯器2からの給湯に切換えることができ、給湯栓4への給湯を継続させることができる。
【0060】
なお、以上の第2実施形態における一対の切換弁61,62を給湯経路部51a,52aに介装させずに、各給湯器1,2に予め内蔵させてよりコンパクト化を図るようにしてもよい。すなわち、第1切換弁61をヒートポンプ給湯器1に内蔵させ、第2切換弁62をバックアップ給湯器2に内蔵させる。
【0061】
また、図6に例示する如く上記一対の切換弁61,62を含んだ切換ユニット6を介装するようにしてもよい。すなわち、上記切換ユニット6として、ヒートポンプ給湯器1の給湯口122からの接続管53及びバックアップ給湯器2の出湯口241からの接続管54の双方に対し着脱可能に接続される2つの上流側接続部63,64と、給湯栓4に延びる給湯経路5aの上流端に対し着脱可能に接続される下流側接続部65と、第1及び第2の両切換弁61,62とを備えて構成する。そして、第1切換弁61の上流側を上記接続口63に、第2切換弁62の上流側を上記接続口64にそれぞれ接続する一方、両切換弁61,62の下流側を上記接続口65に接続する。このような切換ユニット6を用いることにより、既存のヒートポンプ給湯器1に対し後付けにてバックアップ給湯器2を付設する工事を容易に行うことができるようになる。
【0062】
<第3実施形態>
図7には本発明の第3実施形態に係る給湯装置を示す。この給湯装置は、貯湯タンク12を備え給湯栓4への給湯に加え浴槽7への湯張り機能をも備え、かつ、外部熱源としてのバックアップ給湯器2からの外部給湯経路8と必要に応じて接続可能とされた貯湯式のヒートポンプ給湯器1aにより構成されている。上記バックアップ給湯器2自体は第1又は第2実施形態と同様に瞬間式給湯器により構成され、その具体構成は第1又は第2実施形態と同様である。このため、バックアップ給湯器2の具体構成要素については図2に付した符号を用いる。また、ヒートポンプ給湯器1aの貯湯タンク12、ヒートポンプ回路13、循環ポンプ14及び循環路15は第1実施形態で説明したものと同じであるため、以下の説明では第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0063】
上記ヒートポンプ給湯器1aは、水道管等に接続された給水経路3aの下流端を分岐させてヒートポンプ給湯器1aの給水口121及びバックアップ給湯器2の入水口221の双方に接続する一方、給湯先である1又は2以上(同図には1つのみ図示)の給湯栓4まで延びる給湯経路5bの上流端を上記ヒートポンプ給湯器1aの給湯口122に接続したものである。そして、バックアップ給湯器2の出湯口241から延ばした外部給湯経路8の下流端81がヒートポンプ給湯器1aの導湯接続口181に着脱可能に接続されるようになっている。
【0064】
そして、上記給水口121から延びる給水路16の下流側が分岐されて、一方が貯湯タンク12の底部に接続され、他方が後述の湯水混合弁17bに接続されている。一方、上記貯湯タンク12の頂部から給湯口122まで延びる給湯路17には給湯元を貯湯タンク12側か導湯側かに切換える切換弁17a及び湯水混合弁17bが介装されている。そして、上記導湯接続口181から延びる導湯経路18の下流端が上記導湯切換弁17aに接続され、上記切換弁17aが導湯側に切換えられることで外部給湯経路8から供給される湯を給湯用湯として導入可能となっている。
【0065】
また、上記湯水混合弁17bと給湯口122との間の給湯路17から湯張り路19が分岐され、この湯張り路19は途中に湯張り電磁弁19aが介装されて下流端が湯張り接続口191に接続されている。そして、この湯張り接続口191に対し湯張り配管71が接続され、この湯張り配管71を通して浴槽7へ湯張りのための給湯が行われるようになっている。
【0066】
上記ヒートポンプ給湯器1aには第1コントローラ11bが内蔵され、バックアップ給湯器2には第2コントローラ21bが内蔵されており、第2コントローラ21bの通信線の接続端末212を第1コントローラ11bの接続端末112に接続することにより、接続検出信号が第1コントローラ11bに出力され第1コントローラ11bでは第2コントローラ21bが接続されたこと、すなわちバックアップ給湯器2が接続されたこと(バックアップ接続のあったこと)を認識するようになっている。すなわち、上記接続端末112,212が接続検出手段を構成している。そして、接続端末同士が接続されると、第1コントローラ11bと第2コントローラ21bとは相互に通信可能となり、第2コントローラ21bにはリモコン111に入力設定された情報も第1コントローラ11aを介して送出されるようになっている。
【0067】
上記第1コントローラ11bはヒートポンプ回路13等の運転制御部に加えて上記切換弁17aの切換作動を制御する作動制御手段、湯水混合弁17bによる温調制御部、及び、湯張り電磁弁19aの開閉切換えによる湯張り制御部を備えて構成され、上記第2コントローラ21bはバックアップ給湯器2の燃焼制御部を備えて構成されている。なお、第2コントローラ21bの制御構成は第2実施形態の第2コントローラ21aと同様に、給水経路3aから入水される入水流量の検出に基づいてバックアップ給湯器2の燃焼器25の燃焼作動を開始させ、以後、外部給湯経路8への出湯温度(出湯温度センサ242の検出温度)がリモコン111に入力設定された設定給湯温度になるように燃焼量の調整を行うようになっている。
【0068】
次に、上記第1コントローラ11b及び第2コントローラ21bによる給湯制御について図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0069】
給湯使用時には、まず接続端末112,212からの接続検出信号の出力の有無に基づいてバックアップ接続があるか否か、つまりバックアップ給湯器2の外部給湯経路8が接続口181に接続されて導湯可能になっているか否かを判定する(ステップS21)。バックアップ接続がなければ、切換弁17aを貯湯タンク12側に切換えて、ヒートポンプ給湯器1aの貯湯タンク12からの給湯を行いリターンする(ステップS21でNO、ステップS24、SUB1)。
【0070】
ステップS21でバックアップ接続があると判定されれば、湯温度センサ123からの検出温度に基づいて給湯し得る湯が貯湯タンク12内にあるか否かを判定し判定結果の如何により制御を切換える(ステップS21でYES、ステップS22)。
【0071】
給湯用湯が貯湯タンク12内にあると判定された場合には、さらにヒートポンプ給湯器1の各種センサからエラー信号が出力されていないこと(故障がないこと)を確認した上で、切換弁17aを貯湯タンク12側に切換えて、ヒートポンプ給湯器1aの貯湯タンク12からの給湯を行いリターンする(ステップS22でYES、ステップS23でYES、ステップS24、SUB1)。この場合には、切換弁17aにおいて導湯側(バックアップ側;導湯経路18側)が遮断されているため、バックアップ給湯器2の入水口221にも給水経路3aからの水は入水されず、従って、燃焼器25も燃焼されない。
【0072】
逆に給湯用湯が貯湯タンク12内にはないと判定された場合(ステップS22でNO)、及び、給湯用湯が貯湯タンク12内にはあるが故障が発生していると判定された場合(ステップS23でNO)には、切換弁17aを導湯側に切換えて、バックアップ給湯器2で加熱した湯を外部給湯経路8及び導湯経路18を通して給湯路17に導入し、この湯を給湯栓4に給湯するようにしてリターンする(ステップS25、SUB2)。つまり、切換弁17aを導湯側に切換えると、バックアップ給湯器2の入水路22に対し給水経路3aから入水され、この入水流量が所定量以上になると燃焼器25が燃焼作動されて上記入水が所定温度まで加熱されることになる。この結果、バックアップ給湯器2から外部給湯経路8に出湯されるようになる。
【0073】
以上の第3実施形態では、バックアップ給湯器2が接続されていなければ、ヒートポンプ給湯器1aの単独給湯により給湯栓4又は浴槽7への給湯が行われる。バックアップ給湯器2が接続されていれば、給湯栓4又は浴槽7に対しヒートポンプ給湯器1からの給湯を優先させつつ、貯湯タンク12の小型化により湯切れが生じても上記切換弁17aの導湯側切換えによりバックアップ給湯器2からの給湯に切換えることができ、給湯栓4又は浴槽7への給湯を継続させることができる。
【0074】
なお、以上の第3実施形態における切換弁17aを、湯水混合弁17bと湯張り路19の分岐部との間の給湯路17に介装させるようにしてもよい。
【0075】
また、外部給湯経路8の下流端81と、導湯経路18の接続口181とによって接続検出手段を構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す模式図である。
【図2】第1実施形態のヒートポンプ給湯器及びバックアップ給湯器の具体構成を示す模式図である。
【図3】第1実施形態の給湯制御を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態を示す模式図である。
【図5】第2実施形態の給湯制御を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態の他の形態を示す図4対応図である。
【図7】第3実施形態を示す模式図である。
【図8】第3実施形態の給湯制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1       ヒートポンプ給湯器
1a      ヒートポンプ給湯器(給湯装置)
2       バックアップ給湯器(瞬間式給湯器)
3,3a    給水経路
4       給湯栓(給湯先)
5,5a,5b 給湯経路
6       切換ユニット(切換手段)
7       浴槽
8       外部給湯経路
11,11a,11b  第1コントローラ(作動制御手段)
12      貯湯タンク
13      ヒートポンプ回路(加熱手段)
17      給湯路(給湯経路)
17a     切換弁(切換手段)
18      導湯経路
19      湯張り路(湯張り経路)
61      第1切換弁(切換手段)
62      第2切換弁(切換手段)
63,64   上流側接続口
65      下流側接続口
112,212 接続端末(接続検出手段)
123     湯温度センサ(湯検出手段)
221     入水口
241     出湯口

Claims (10)

  1. ヒートポンプ給湯器と、瞬間式給湯器との組み合わせにより構成され、
    上記ヒートポンプ給湯器は冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路と、給湯用水が給水される貯湯タンクとを備え、かつ、上記貯湯タンク内から導いた給湯用水を上記凝縮過程の冷媒の熱により熱交換加熱して上記貯湯タンク内に給湯用湯として貯湯されるように構成され、
    上記瞬間式給湯器は入水口から出湯口までの経路の間で燃焼熱により熱交換加熱可能に構成され、
    上記ヒートポンプ給湯器及び瞬間式給湯器は、上記貯湯タンクから給湯先までの給湯経路の途中に上記瞬間式給湯器の入水口から出湯口までの経路が介装されるよう直列に接続されて、上記瞬間式給湯器がヒートポンプ給湯器からの給湯に対する補助加熱源として機能するように構成されている
    ことを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置であって、
    上記ヒートポンプ給湯器の貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、
    この湯検出手段により湯があると検出されたとき上記瞬間式給湯器を非燃焼とする一方、湯がないと検出されたとき上記瞬間式給湯器を燃焼させる作動制御手段とを備えている、給湯装置。
  3. ヒートポンプ給湯器と、瞬間式給湯器との組み合わせにより構成され、
    上記ヒートポンプ給湯器は冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路と、給湯用水が給水される貯湯タンクとを備え、かつ、上記貯湯タンク内から導いた給湯用水を上記凝縮過程の冷媒の熱により熱交換加熱して上記貯湯タンク内に給湯用湯として貯湯されるように構成され、
    上記瞬間式給湯器は入水口から出湯口までの経路の間で燃焼熱により熱交換加熱可能に構成され、
    上記ヒートポンプ給湯器及び瞬間式給湯器は、上記貯湯タンクへの給水と、上記入水口への給水とが共通の給水経路から行われる一方、上記貯湯タンクからの出湯と、上記出湯口からの出湯とが共通の給湯経路に対し行われるように、給水経路及び給湯経路に対し並列に接続され、かつ、
    上記給湯経路に対し上記ヒートポンプ給湯器から出湯させるか、上記瞬間式給湯器から出湯させるかを切換可能に切換える切換手段が設けられている
    ことを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項3に記載の給湯装置であって、
    上記ヒートポンプ給湯器の貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、この湯検出手段による検出結果に基づいて上記切換手段の切換作動を制御する作動制御手段とを備え、
    上記作動制御手段は、上記湯検出手段により湯があると検出されたとき上記ヒートポンプ給湯器から出湯させるよう上記切換手段を切換える一方、湯がないと検出されたとき上記瞬間式給湯器から出湯させるよう上記切換手段を切換えるように構成されている、給湯装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の給湯装置であって、
    上記切換手段は、ヒートポンプ給湯器の貯湯タンクから給湯経路への出湯部位の近傍に介装された第1切換弁と、瞬間式給湯器の出湯口から上記給湯経路への出湯部位の近傍に介装された第2切換弁とにより構成されている、給湯装置。
  6. 請求項3又は請求項4に記載の給湯装置であって、
    上記切換手段は、上記貯湯タンク側及び上記瞬間式給湯器の出湯口側の双方に対し着脱可能に接続される2つの上流側接続部と、給湯先に延びる給湯経路の上流側に対し着脱可能に接続される下流側接続部とを備えた切換ユニットにより構成されている、給湯装置。
  7. 給湯用湯が貯湯される貯湯タンクと、
    この貯湯タンク内に供給される給湯用水を加熱して給湯用湯に変換する加熱手段と、
    上記貯湯タンクから給湯先に給湯するための給湯経路と、
    下流端がこの給湯経路の途中に合流するように接続され上流端が外部熱源からの湯を供給する外部給湯経路と接続可能な接続口とされた導湯経路と、
    上記給湯栓側の給湯経路に対する連通を上記貯湯タンク側及び導湯経路側のいずれかに相互切換えする切換手段と
    を備えていることを特徴とする給湯装置。
  8. 請求項7に記載の給湯装置であって、
    上記接続口に対し外部給湯経路が接続状態にあるか否かを判別する接続検出手段と、上記貯湯タンク内に給湯可能な湯があるか否かを検出する湯検出手段と、この湯検出手段及び上記接続検出手段による検出結果に基づいて上記切換手段の切換作動を制御する作動制御手段とをさらに備え、
    上記作動制御手段は、上記接続検出手段により外部給湯経路が非接続状態であると判別されたとき上記切換手段を貯湯タンク側に切換える一方、上記接続検出手段により外部給湯経路が接続状態にあると判別されたとき上記湯検出手段により給湯可能な湯があることが検出されている限り上記切換手段を貯湯タンク側に切換えて維持し上記湯検出手段により給湯可能な湯がないと検出されれば上記切換手段を導湯経路側に切換えるように構成されている、給湯装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の給湯装置であって、
    上記加熱手段は、冷媒を圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の冷凍サイクルで循環させるヒートポンプ回路を備え、上記貯湯タンクから導いた給湯用水を上記ヒートポンプ回路の凝縮過程の冷媒の熱と熱交換加熱することにより給湯用湯として上記貯湯タンクに戻すように構成されており、上記貯湯タンクと共にヒートポンプ給湯器を構成するものである、給湯装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の給湯装置であって、
    上記給湯経路には浴槽に湯張りするための湯張り経路が分岐接続されている、給湯装置。
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