JP2004124587A - 手摺装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1固定手摺2と第2固定手摺3の間に可動手摺4を略同軸上に配置した手摺装置において、これら三者の端部相互間を連結・連結解除自在な第1連結部材5と第2連結部材6によってそれぞれ連結し、該各連結部材5,6を共に連結状態とすることで可動手摺4が各固定手摺2,3に連結固定され、各連結部材5,6を共に連結解除状態とすることで可動手摺4が各固定手摺2,3に対して着脱可能とされ、各連結部材5,6の何れか一方を連結解除状態とし且つ何れか他方を中心として可動手摺4を上方へ跳ね上げることで該可動手摺4が各固定手摺2,3の何れか一方に対して略垂直な位置で姿勢保持されるように構成する。これによって、可動手摺4の、延いては手摺装置全体の使用上の利便性が向上し、その商品価値が高められる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、特定部位の手摺を可動式とした手摺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、病院とか老人施設等の身体的弱者の使用頻度の高い建物においては、その通路に沿った壁面に手摺を設置するのが通例であり、且つその場合、手摺を使用することによる歩行介助等の機能が通路途中で中断することがないように、該手摺を壁面上に所定高さで壁面方向に沿って連続的に設置することが要求される。
【0003】
しかし、通路に沿った壁面には、通常、建物内に設けられた各室への出入口となるドアが備えられており、従って、壁面に沿って手摺を連続的に設置するに際しては、このドアを通っての部屋への出入りを確保する必要上、該ドアの部分には手摺を固定的に設けることができず、その結果、該ドアに対応する部分において手摺が不連続となり、手摺の使用による歩行介助等の機能が損なわれることになる。
【0004】
このような事情から、例えば、特開2001−349029号公報に示されるように、壁面に沿って所定高さで連続的に設けられる手摺を、壁面に対応する部分とドアに対応する部分とに分割し、このドアに対応する手摺を可動式とし、ドアからの出入りが無い場合にはこれをドアの前面側に設置して壁面に対応する手摺部分と連続性をもたせる一方、ドアからの出入りが必要な時にはドアに対応する手摺をその一端側を中心に上方へ跳ね上げて該ドアの側方へ退避させ、該ドアからの出入りを可能とする手摺装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上掲公知例の手摺装置によれば、ドアに対応する手摺は、その一端側を、ドアを挟んでその左右両側の壁面に設置された手摺のうちの何れか一方の手摺の端部に枢支し、該枢支点を中心として跳ね上げ自在とし、ドア不使用時には該手摺をドアの前面側に設置して該ドアの左右両側の壁面にそれぞれ設置された手摺との連続性を確保する一方、ドア使用時には該手摺を跳ね上げてこれを略鉛直状態で保持しドア部分の通孔等を可能としている。
【0006】
しかし、実際の手摺の使用に際しては、例えば、ドア不使用時であって手摺を跳ね上げて保持する必要がある場合においても、ドア部分の通行状態等の使用条件によっては、該手摺の保持位置をドアの左側又は右側に設定することが必要な場合があるが、かかる場合、上掲公知例の手摺装置においては手摺の跳ね上げ位置が当初から一定位置(左側又は右側)に固定的に設定されているので、手摺の跳ね上げ保持位置を任意に選択するということができず、結果的に、跳ね上げられているにも拘わらず、手摺の存在そのものによってドアの使用上において何らかの制約を受けることになる。
【0007】
また、ドア部分の使用条件によっては、例えば上記手摺がドアの左右何れの側に保持されていても通行あるいは作業の邪魔となり、これを完全に取り除くことが要求される場合もある。この場合、上掲公知例の手摺装置によれば、上記手摺の取付構造が、手摺の着脱を予定していない枢支構造であることから、その着脱は容易ではなく、従って、手摺の着脱が頻繁に行われるような場合においては煩に耐えないという問題があった。
【0008】
そこで本願発明では、特定部位の手摺を可動式とした手摺装置において、該手摺の使用上の利便性を高めることを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
【0010】
本願の第1の発明では、略同軸上に所定間隔をもってその端部同士を対向させて配置された第1固定手摺2と第2固定手摺3の間に可動手摺4を略同軸上に配置してなる手摺装置において、上記第1固定手摺2の端部2aと上記可動手摺4の一端部4aとの間と、上記第2固定手摺3の端部3aと上記可動手摺4の他端部4bとの間を連結・連結解除自在な第1連結部材5と第2連結部材6によってそれぞれ連結し、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6を共に連結状態とすることで上記可動手摺4の両端がそれぞれ上記第1固定手摺2と第2固定手摺3に連結固定され、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6を共に連結解除状態とすることで上記可動手摺4が上記第1固定手摺2と第2固定手摺3に対して着脱可能とされ、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6の何れか一方を連結解除状態とすることで何れか他方を中心として上記可動手摺4が上方へ跳ね上げられ上記第1固定手摺2又は第2固定手摺3に対して略垂直な位置で姿勢保持されるように構成したことを特徴としている。
【0011】
かかる構成によれば、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6を共に連結状態とすることで上記可動手摺4の両端がそれぞれ上記第1固定手摺2と第2固定手摺3に連結固定され、これら三者によって連続性をもった手摺が形成され、手摺本来の機能が達成される。
【0012】
また、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6を共に連結解除状態とすることで上記可動手摺4が上記第1固定手摺2と第2固定手摺3に対して着脱可能とされることから、例えば上記可動手摺4の存在そのものが好ましくないような場合においては上記可動手摺4を取り外すことで要求を満たすことができる一方、上記可動手摺4の設置を必要とする場合にはこれを容易に取り付けて上記第1固定手摺2及び第2固定手摺3とともに連続性をもった手摺を形成することができる等、上記可動手摺4をその必要性に応じて使用することが可能となる。
【0013】
さらに、上記可動手摺4を上記第1固定手摺2側又は上記第2固定手摺3側に跳ね上げて固定保持する要求がある場合には、上記第1連結部材5と上記第2連結部材6の何れか一方を連結解除状態とし且つ何れか他方を中心として上記可動手摺4を上方へ跳ね上げることでこれを容易に実現することができる等、上記可動手摺4の跳ね上げ位置を必要に応じて任意に設定でき、手摺の使用上の利便性が向上する。
【0014】
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る手摺装置において、上記各連結部材5,6を、所定間隔をもって略平行に配置された一対のピン18,19を備え上記各固定手摺2,3の端部又は上記可動手摺4の端部に取り付けられる第1部材15と、上記第1ピン18に掛止可能な掛止部36と上記第2ピン19に係合する嵌合部38とを設けた掛止爪材35と、第1位置では上記掛止部36からの上記第1ピン18の離脱を阻止し第2位置では該掛止部36からの上記第1ピン18の離脱を許容するロック材51とを備え上記可動手摺4の端部又は上記各固定手摺2,3の端部に取り付けられる第2部材20とで構成し、上記各連結機構5,6のそれぞれにおいて上記ロック材51が第2位置に設定されることで上記固定手摺2,3に対する上記可動手摺4の着脱を可能とし、上記第1ピン18が上記掛止部36に係入し且つ上記ロック材51が第1位置に設定されることで上記第1固定手摺2と上記第2固定手摺3及び上記可動手摺4を略同軸上において連結し、上記第1ピン18が上記掛止部36に係入し且つ上記ロック材51が第1位置に設定された状態で上記可動手摺4が回動操作されて上記第2ピン19が上記係合部38に係合することで上記可動手摺4を上記第1固定手摺2又は上記第2固定手摺3に対して略垂直な位置で姿勢保持するようにしている。
【0015】
かかる構成によれば、上記各連結機構5,6が上記第1部材15と第2部材20とからなる簡単な構造でありながら、該各連結機構5,6の作動によって上記可動手摺4の着脱操作と該可動手摺4の跳ね上げ位置の任意選択とが実現される
。
【発明の効果】
以上のように、本願発明にかかる手摺装置によれば、簡単な構成によって上記可動手摺4の着脱操作と該可動手摺4の跳ね上げ位置の任意選択とが実現されるものであり、延いては手摺装置の使用上の利便性が格段に向上するという実用上極めて有用な効果が得られるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0017】
図1には、本願発明にかかる手摺装置1の設置状態を示している。即ち、この手摺装置1は、建物内の廊下に面した壁面60に沿って所定高さで連続的に設けられるものであるが、該壁面60にはドア用開口63が設けられ且つここにはドア64が備えられていることから、該ドア64を通しての人の入出室あるいは荷物の搬出入を可能とする必要上、手摺を上記ドア64を跨いで連続的に設置することはできないため、この実施形態の手摺装置1においては、手摺を上記ドア64部分において分断し、上記ドア用開口63の左側の一方側壁面61に設置される第1固定手摺2と、上記ドア用開口63の右側の他方側壁面62に設置される第2固定手摺3と、上記ドア64に対応する可動手摺4とで構成している。
【0018】
上記第1固定手摺2は、直棒状の手摺材11を備えてなるもので、取付ブラケット7によって上記一方側壁面61側に固定支持され、且つその端部2aを上記ドア用開口63の左側開口縁近傍に位置させている。また、上記第2固定手摺3は、直棒状の手摺材12を備えてなるもので、取付ブラケット7によって上記他方側壁面62側に固定支持され、且つその端部3aを上記ドア用開口63の右側開口縁近傍に位置させている。
【0019】
また、上記第1固定手摺2と第2固定手摺3とは、同一高さで略同軸上に設置されており、その端部2a,3aは上記ドア用開口63を挟んで離間対向している。そして、このように同軸上に離間対向する上記第1及び第2固定手摺2,3の端部2a,3a間に位置するようにして上記可動手摺4が設置される。
【0020】
この可動手摺4は、その第1の使用形態では図1に実線図示すように、上記第1及び第2固定手摺2,3の間に同軸上に配置されこれらと共に連続した手摺を形成する。また、上記可動手摺4は、その第2の使用形態では同図に鎖線図示(符号4A,4B参照)するように、上記第1固定手摺2の端部2a側においてこれに略垂直な姿勢で保持され、あるいは上記第2固定手摺3の端部3a側においてこれに略垂直な姿勢で保持され、これら何れの位置においても上記ドア用開口63からその側方へ退避した状態となっている。さらに、上記可動手摺4は、その第3の使用形態では、上記第1及び第2固定手摺2,3の間から取り外されるとともに(図示省略)、必要に応じて再度取り付けられる(図1の実線図示状態)など、着脱自在とされる。このような上記可動手摺4の使用形態の変化を実現するのが、次述の第1及び第2連結機構5,6である。
【0021】
ここで、上記第1連結部材5及び第2連結部材6の具体的構造を図3及び図4を参照して説明するが、この第1連結部材5と第2連結部材6はその装着位置が、上記第1固定手摺2と可動手摺4の間と、上記第2固定手摺3と上記可動手摺4の間とで異なるのみで(図2参照)、その構造は同一であり、従って以下においては、第1連結部材5を例に取ってその具体的構造を説明する。
【0022】
上記第1連結部材5は、図3及び図4に示すように、次述する第1部材15と第2部材20とを備えて構成される。
【0023】
上記第1部材15の構造
上記第1部材15は、所定長さの円柱構造をもつものであって、その軸方向の一端15a側にはその端面15cから軸方向内側に切れ込むスリ割り溝17を備えるとともに、該スリ割り溝17内の上記端面15c寄り位置には該スリ割り溝17をその幅方向に跨ぐようにして第1ピン18と第2ピン19とが上記第1部材15の軸方向に直交する方向に所定間隔をもって平行に配置されている。また、上記第1部材15の他端15b側には、その端面1d上に開口して軸方向に延びる穴16が形成されている。そして、この第1部材15は、その穴16内に上記第1固定手摺2を構成する上記手摺材11の端部を嵌挿せしめ且つこれを固定することで該手摺材11側に取り付けられる。
【0024】
尚、上記第2連結部材6側にあっては、上記第1部材15は、その穴16内に上記第2固定手摺3を構成する上記手摺材12の端部を嵌挿せしめ且つこれを固定することで該手摺材12側に取り付けられる(図2参照)。
【0025】
上記第2部材20の構造
上記第2部材20は、次述するように基材21と端面金具30と操作材41とロック材51及び圧縮バネ55を備えて構成される。
【0026】
上記基材21は、軸方向中間位置に底壁25を備えた筒体で構成されるものであって、上記底壁25の一方側に位置する第1筒部21aには、その端面から軸方向に切れ込むスリット23が、その軸心を挟んで対向する二位置にそれぞれ形成されている。また、この基材21の第1筒部21a側の内周面上の上記スリット23,23を避けた三位置には、それぞれ棒状のネジ受部24,24,24が上記基材21の軸方向に平行に設けられている。そして、これら各ネジ受部24,24,24は、その上端面に固定ビス29が螺合されるネジ孔(図示省略)を設けており、次述する端面金具30の受部として機能するとともに、該端面金具30の径方向及び軸方向の位置決め部材としても機能する。さらに、上記基材21の他端側に位置する第2筒部21bには穴22が設けられており、該基材21はこの穴22内に上記可動手摺4を構成する手摺材13の一端が嵌挿され且つ固定されることで該手摺材13側に取り付けられる。
【0027】
尚、上記第2連結部材6側にあっては、上記基材21は、その穴22内に上記可動手摺4を構成する上記手摺材13の他端を嵌挿せしめ且つこれを固定することで該手摺材13側に取り付けられる(図2参照)。
【0028】
上記端面金具30は、上記基材21の一端21a側の端面上に衝合され且つ締着固定されることで該基材21と一体化されるものであって、上記基材21と同径の周壁31と端壁32とをもつ軸長の短い有底筒状形態を有している。そして、上記端壁32には、その略中心位置に矩形の挿通穴33が形成されるとともに、該端壁32の外面上で且つ上記挿通穴33からその長軸方向に外れた位置には掛止爪材35が一体的に形成されている。
【0029】
この掛止爪材35は、図4に示すように、上記第2部材20を上記第1部材15側の上記第1ピン18及び第2ピン19に掛止させてこれら両者を連結する機能をなすものであって、上記端壁32からその軸方向外側へ延出する板状体を基材とし、この板状体の先端部分を円弧状に形成し且つその先端に半円状に凹入する凹部でなる係合部38を形成している。また、上記板状体の面方向内側には掛止部36が形成されている。この掛止部36は、上記板状体の基端部から先端部側に向けて下降傾斜する長穴を基調とし、この長穴の下面側を開放させて開口37とした開放長穴で構成される。この場合、上記掛止部36の上記端壁32寄りの第1端部36aは上記端面金具30の軸線に対して上記係合部38と同一高さの位置に位置設定される一方、第2端部36bは上記係合部38よりも下方に位置している。
【0030】
さらに、上記掛止爪材35の先端の円弧面のうち、上記係合部38と上記開口37との間に位置する部分は、ガイド面39とされる。そして、このガイド面39の曲率半径及び曲率中心は、図4に示すように上記第1部材15側の第1ピン18が上記掛止部36の第1端部36aに位置した状態から、上記掛止爪材35が上記第1ピン18を中心として反時計回りに回転するとき上記第2ピン19と係合して上記掛止爪材35を押し上げる方向の作用力を発生させ得るように(図6及び図7参照)、上記各ピン18,19の間隔寸法に対応して設定される。
【0031】
また、上記端面金具30の端壁32には、上記基材21側の上記各ネジ受部24に対応する三位置にそれぞれビス穴34が設けられている。そして、上記端面金具30は、その周壁31の端面側を上記基材21の第1筒部21aの端面に衝合させ、且つ上記固定ビス29によって締結することで上記基材21と一体化されるが、この両者の衝合時には上記基材21側の上記各ネジ受部24,24,24が上記端面金具30の周壁31の内側に進入し且つその内周面に当接することで径方向の位置決めがなされ、また上記各ネジ受部24,24,24の端面が上記端面金具30の端壁32に当接することで軸方向の位置決めがなされる。この基材21と端面金具30との衝合状態においては、上記基材21側の上記各スリット23,23の開口端は、上記端面金具30の周壁31によって閉塞される。
【0032】
尚、上記基材21と上記端面金具30との衝合固定に先だって、次述の操作材41とロック材51と圧縮バネ55が上記基材21側に組付けられる。
【0033】
上記操作材41は、上記基材21の第1筒部21aの外側に遊嵌可能な内径をもつ周壁42を備えている。そして、上記周壁42の軸心部位には、筒状のボス43が、径方向に延びる左右一対の支持材44,44によって支持された状態で取付られている。また、上記ボス43の軸方向一端寄り位置には、矩形の挿通穴46を備えた端面45が設けられている。尚、上記左右一対の支持材44,44は、上記基材21の各スリット23,23に嵌入配置され、従って上記操作材41は上記各支持材44,44が上記スリット23,23内をその長手方向に移動することで上記基材21の軸方向に変位可能とされる。
【0034】
上記ロック材51は、上記操作材41の上記ボス43部分に取り付けられ、該操作材41が上記基材21に対してその軸方向へ相対移動するとき、上記端面金具30の挿通穴33を通して進退移動し、上記掛止爪材35の開口37を開放又は閉止する如く作用するものであって、上記操作材41のボス43内に嵌挿される筒状の基部52と上記挿通穴46から前方へ突出する係止突片53とを備えている。また、上記基部52内には圧縮バネ55が嵌装され、該圧縮バネ55によって上記ロック材51は常時前方(上記係止突片53側)へ付勢される。
【0035】
ここで、第2部材20の組付け手順等について説明する。上記第2部材20の組付けに際しては、先ず、上記操作材41のボス43内に上記ロック材51をその係止突片53側から嵌挿し、さらに上記基部52内に上記圧縮バネ55を嵌装し、これらを一体化させる。次に、上記ロック材51と圧縮バネ55が組付けられた上記操作材41を、その各支持材44,44を上記基材21の第1筒部21aの各スリット23,23に進入させた状態で、該基材21の第1筒部21a側に組付る。この場合、上記基材21側の上記各ネジ受部24は、上記操作材41の周壁42の内側を通って前方側へそれぞれ突出する。
【0036】
次に、上記周壁31を、上記操作材41が嵌挿された上記基材21の第1筒部21aの端面側に衝合させ、その状態で上記固定ビス29によってこれら両者を締結し一体化させる。このとき、上記ロック材51は上記基材21の底壁25との間において縮装された上記圧縮バネ55によって突出方向に付勢されていることから、該ロック材51の上記係止突片53は上記端面金具30の挿通穴33を通してその前方へ突出し、図4に示すように、その先端が上記掛止爪材35の開口37の中間部に位置して該開口37を上記第1ピン18が挿通するのを阻止し得るようになっている(以下、この時の上記掛止爪材35の位置を「第1位置」という)。また、この場合、上記ロック材51が上記操作材41と一体化されていることから、上記ロック材51にかかる上記圧縮バネ55のバネ力はそのまま上記操作材41にかかり、該操作材41は上記圧縮バネ55のバネ力によって常時上記端面金具30に接近する方向に付勢されており、かかるバネ力に抗して上記操作材41を上記基材21側に引き寄せることで上記ロック材51も同時に基材21側に引き寄せられ、上記端面金具30の挿通穴33から突出していた上記係止突片53は該端面金具30側に引き込められ、上記掛止爪材35の開口37を開放する(図5参照。以下、この時の上記係止突片53の位置を「第2位置」という)。
【0037】
以上で、上記第2部材20の組付けが完了する。
【0038】
上記手摺装置1の操作等の説明
続いて、図1及び図2に示すように、上記第1固定手摺2と第2固定手摺3の間に上記各連結機構5,6を介して上記可動手摺4を配置した手摺装置1において、上記可動手摺4の使用形態の変更操作及び其の際における上記各連結機構5,6の作動状態等を、図4〜図8を参照しつつ説明する。
【0039】
上記可動手摺4の通常の使用状態
上記可動手摺4の通常の使用状態とは、図1に実線図示するように、上記第1固定手摺2と第2固定手摺3の間に上記可動手摺4を配置し且つ該可動手摺4の両端を上記各連結機構5,6によって上記第1及び第2固定手摺2,3の端部に連結しこれらを連続させた状態である。この通常の使用状態における上記第1及び第2固定手摺2,3の作動状態が図4に示す状態である。
【0040】
即ち、この通常の使用状態では、図4に示すように、上記圧縮バネ55のバネ力によって上記操作材41と一体的に上記ロック材51が前方に付勢され、該ロック材51の上記係止突片53はその先端部分が上記掛止爪材35の開口37内に突出している。従って、上記掛止爪材35の掛止部36内に係入し且つその第1端部36a側に位置せしめられている上記第1部材15側の上記第1ピン18は、上記掛止部36から離脱するのが上記係止突片53によって阻止される(以下、この状態を「連結状態」という)。また、上記第2連結部材6側においても同様に連結状態とされている。
【0041】
このように、上記各連結機構5,6が共に連結状態とされることで、上記可動手摺4は上記第1及び第2固定手摺2,3の間において連結保持され、上記第1及び第2固定手摺2,3と共に一連の手摺を構成することになる。
【0042】
尚、この通常の使用状態においては、上記各連結機構5,6のそれぞれにおいて上記第1ピン18が掛止部36の第1端部36a側に位置していることで、上記可動手摺4の軸方向の移動が可及的に防止され、その安定した設置が実現されている。そして、この状態では、上記第1及び第2固定手摺2,3と上記可動手摺4が連続したものとなり、例えば手摺を使用しての歩行においてはその安全性が高められることになる。
【0043】
可動手摺4の着脱操作
上記可動手摺4を通常の使用状態から取り外す場合には、上記各連結機構5,6のそれぞれにおいて、図4に示す状態で上記操作材41を把持してこれを上記圧縮バネ55のバネ力に抗して基材21側に引き寄せる。すると、図5に示すように、上記操作材41の後退変位に伴って上記ロック材51もその第1位置から後退して第2位置に設定される。このロック材51が第2位置に設定されることで、上記ロック材51の係止突片53による上記掛止爪材35の開口37の閉止作用が解除され、上記第1ピン18は上記開口37を通って該掛止部36から離脱し得る状態となる(以下、この状態を「連結解除状態」という)。従って、上記各連結機構5,6を同時に、又は何れか一方づつ連結解除状態とし、この状態で上記可動手摺4を上方へ引き上げることで、図5に鎖線図示するように、上記第1連結部材5の上記第1部材15と第2部材20とが分離され、上記可動手摺4は上記第1及び第2固定手摺2,3側から取り外される。
【0044】
このように、上記可動手摺4を完全に取り外した状態では、上記ドア64の周辺に上記可動手摺4が存在しないことから、該ドア64の開閉操作あるいは該ドア64からの人の出入りとか荷物の搬出入が容易となる。
【0045】
一方、取り外した上記可動手摺4を再度取り付けて通常の使用状態とするには、上記した取り外し時と逆の手順を踏めば良い。即ち、上記可動手摺4を、取り外された単体状態のままで、その両端に位置する上記各第2部材20,20においてその上記操作材41を後退方向に移動させて上記係止突片53を第2位置に設定する。この状態で、上記各第2部材20の上記掛止部36内に、上記第1及び第2固定手摺2,3側の上記各第1部材15の上記第1ピン18を係入させる(図5に実線図示する状態)。しかる後、上記各第2部材20,20においてそれぞれ上記操作材41に対する操作力を解除することで上記ロック材51が圧縮バネ55のバネ力を受けて突出して第1位置に設定され、上記掛止部36内に係入した上記第1ピン18の離脱を阻止する。これで上記可動手摺4の再設置が完了する。
【0046】
上記可動手摺4の跳ね上げ保持
上記可動手摺4は、図1に鎖線図示するように、上記ドア64の使用状態によっては上述のように該可動手摺4を取り外すことまでは必要としないものの、少なくとも上記ドア64の前方位置からは排除したいとという要求もある。しかも、この可動手摺4の跳ね上げについても、これを上記ドア64の右側に跳ね上げて保持した方が都合が良い場合と、左側に跳ね上げて保持した方が都合が良い場合とがある。従って、かかる要求に応じて上記可動手摺4を右側あるいは左側へ跳ね上げて保持し得ることが必要であり、この実施形態のものでは上記各連結機構5,6を選択的に操作することでこれを実現するようにしている。
【0047】
尚、以下においては、上記可動手摺4を上記ドア64の左側、即ち、上記第1固定手摺2側に跳ね上げて保持する場合について説明するが、これを右側に跳ね上げて保持する場合も同様である。
【0048】
上記可動手摺4を通常の使用状態に設定している状態において、先ず、上記可動手摺4の他端4bと上記第2固定手摺3の端部3aとの間に配置された上記第2連結部材6のみを操作してこれを連結解除状態とし、且つ上記可動手摺4の他端4b側を持ち上げて該第2連結部材6の第1部材15と第2部材20とを離脱させる(図5を参照)。この状態においては、上記可動手摺4の一端4aと上記第1固定手摺2の端部2aとの間に配置された上記第1連結部材5は図4に示す状態(即ち、連結状態)となっている。
【0049】
次に、上記可動手摺4をその一端4a側の上記第1連結部材5側を中心として上方に回動させて跳ね上げる。上記可動手摺4の回動量が所定量に達すると、図6に示すように、上記掛止爪材35のガイド面39が上記第2ピン19と係合する。従って、さらに上記可動手摺4が回動されると、図7に示すように、上記ガイド面39のカム作用によって上記掛止爪材35(即ち、この掛止爪材35を含む上記可動手摺4全体)が次第に上方へ持ち上げられ、上記第1ピン18は次第に上記掛止部36内を上記第1端部36a側から第2端部36b側へ相対移動する。そして、上記可動手摺4が上記第1固定手摺2に対して垂直に近い位置まで跳ね上げられると、図8に示すように、上記第2ピン19が上記ガイド面39との係合状態から離脱して上記係合部38に対応し、該可動手摺4はその自重によって降下し、上記係合部38が上記第2ピン19に嵌合する。
【0050】
この第2ピン19の上記係合部38への嵌合状態においては、該第2ピン19と上記係合部38との係合と、上記第1ピン18と上記掛止部36との係合とが、所定間隔をもった二位置で行われ、上記可動手摺4は垂直に近い跳ね上げ姿勢のまま姿勢保持されることになる。
【0051】
この状態においては、上記可動手摺4が上記ドア64の前面からその側方へ退避されることから、上記ドア64の出入り等が自由に行えることになる。
【0052】
一方、跳ね上げ状態にある上記可動手摺4を再度通常の使用状態に設定するには、先ず、図8に示す状態において、上記可動手摺4を一旦上方へ引き上げ、上記第2ピン19を上記係合部38から離脱させる。この状態で、上記可動手摺4を上記第1連結部材5側を中心として時計方向に回動させ、その他端4b側に設けられた上記第2連結部材6の第2部材20を上記第2固定手摺3側の上記第1部材15に連結させる。
【0053】
この場合、上記第2部材20の上記操作材41を後方へ引き付けて強制的に上記掛止爪材35を第1位置から第2位置に設定し、この状態で上記掛止部36内に上記第1部材15側の上記第1ピン18を係入させた後、上記操作材41に対する操作力を解除して上記掛止爪材35を再度第1位置に設定し、上記第1ピン18の離脱を阻止するようにすれば良い。しかし、かかる操作を行わなくても、この実施形態のものでは、上記掛止爪材35の下面が傾斜面とされていることから、該掛止爪材35を第1位置に設定したまま上記可動手摺4の他端4bを降ろして上記掛止爪材35の下面側に上記第1ピン18を当接させると、該掛止爪材35は上記傾斜面のクサビ作用によって自動的に第1位置から第2位置側に後退され、且つ上記第1ピン18が上記第1ピン18に係入すると同時に再び第2位置に自動的に復帰して上記第1ピン18の離脱を阻止することになる。
【0054】
このような簡易操作は、上述したように一旦取り外した上記可動手摺4を再度通常の使用時状態に設定するような場合にも適用できるものである。
【0055】
尚、上記実施形態においては、上記可動手摺4を上記第1及び第2固定手摺2,3の間に設置するものを例として説明したが、この説明における上記第1及び第2固定手摺2,3は、共に比較的長寸の手摺材11,12を備えたものであったが、本願発明は係る構成に限定されるものではなく、例えば上記各手摺材11,12の双方あるいは何れか一方が短寸であるもの、さらに極論すれば、単に上記第1部材15又は第2部材20を壁面に固定する取付部材として機能するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る手摺装置の設置状態説明図である。
【図2】図1に示した手摺装置の要部拡大斜視図である。
【図3】図2に示した手摺装置の連結機構部分の分解斜視図である。
【図4】手摺装置の通常使用状態時における連結機構部分の動作説明図である。
【図5】手摺装置の連結解除状態時における連結機構部分の動作説明図である。
【図6】手摺装置を通常使用状態から跳ね上げ操作する場合の初期における動作説明図である。
【図7】手摺装置を通常使用状態から跳ね上げ操作する場合の中期における動作説明図である。
【図8】手摺装置の跳ね上げ保持状態における動作説明図である。
【符号の説明】
1は手摺装置、2は第1固定手摺、3は第2固定手摺、4は可動手摺、5は第1連結部材、6は第2連結部材、7は取付ブラケット、11〜13は手摺材、15は第1部材、16は穴、17はスリ割り溝、18は第1ピン、19は第2ピン、20は第2部材、21は基材、22は穴、23はスリット、24はネジ受部、25は底壁、29は固定ビス、30は端面金具、31は周壁、32は端壁、33は挿通穴、34はビス穴、35は掛止爪材、36は掛止部、37は開口、38は係合部、39はガイド面、41は操作材、42は周壁、43はボス、44は支持材、45は端面、46は挿通穴、51はロック材、52は基部、53は係止突片、55は圧縮バネ、60は壁面、61は一方側壁面、62は他方側壁面、63はドア用開口、64はドアである。
Claims (2)
- 略同軸上に所定間隔をもってその端部同士を対向させて配置された第1固定手摺(2)と第2固定手摺(3)の間に可動手摺(4)を略同軸上に配置してなる手摺装置であって、
上記第1固定手摺(2)の端部(2a)と上記可動手摺(4)の一端部(4a)との間と、上記第2固定手摺(3)の端部(3a)と上記可動手摺(4)の他端部(4b)との間を連結・連結解除自在な第1連結部材(5)と第2連結部材(6)によってそれぞれ連結し、
上記第1連結部材(5)と上記第2連結部材(6)を共に連結状態とすることで上記可動手摺(4)の両端がそれぞれ上記第1固定手摺(2)と第2固定手摺(3)に連結固定され、
上記第1連結部材(5)と上記第2連結部材(6)を共に連結解除状態とすることで上記可動手摺(4)が上記第1固定手摺(2)と第2固定手摺(3)に対して着脱可能とされ、
上記第1連結部材(5)と上記第2連結部材(6)の何れか一方を連結解除状態とすることで何れか他方を中心として上記可動手摺(4)が上方へ跳ね上げられ上記第1固定手摺(2)又は第2固定手摺(3)に対して略垂直な位置で姿勢保持されるように構成したことを特徴とする手摺装置。 - 請求項1において、
上記各連結部材(5),(6)が、
所定間隔をもって略平行に配置された一対のピン(18),(19)を備え上記各固定手摺(2),(3)の端部又は上記可動手摺(4)の端部に取り付けられる第1部材(15)と、
上記第1ピン(18)に掛止可能な掛止部(36)と上記第2ピン(19)に係合する嵌合部(38)とを設けた掛止爪材(35)と、第1位置では上記掛止部(36)からの上記第1ピン(18)の離脱を阻止し第2位置では該掛止部(36)からの上記第1ピン(18)の離脱を許容するロック材(51)とを備え上記可動手摺(4)の端部又は上記各固定手摺(2),(3)の端部に取り付けられる第2部材(20)とで構成され、
上記各連結機構(5),(6)のそれぞれにおいて上記ロック材(51)が第2位置に設定されることで上記固定手摺(2),(3)に対する上記可動手摺(4)の着脱を可能とし、
上記第1ピン(18)が上記掛止部(36)に係入し且つ上記ロック材(51)が第1位置に設定されることで上記第1固定手摺(2)と上記第2固定手摺(3)及び上記可動手摺(4)を略同軸上において連結し、
上記第1ピン(18)が上記掛止部(36)に係入し且つ上記ロック材(51)が第1位置に設定された状態で上記可動手摺(4)が回動操作されて上記第2ピン(19)が上記係合部(38)に係合することで上記可動手摺(4)を上記第1固定手摺(2)又は上記第2固定手摺(3)に対して略垂直な位置で姿勢保持することを特徴とする連結部材。
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