JP2004112017A - ナースコール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主子機または当該主子機に接続された副子機からの呼び出しが報知されるナースコール親機と主子機との間で通話用の子機を別途必要とせずに通話を成立させる
【解決手段】主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の主子機コネクタ50aに接続させた副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しにより当該主子機の呼出回路が動作され、ナースコール親機40にて呼出報知を行うことができ、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話が成立する。また、プレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70と主子機の主子機コネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主親機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の主子機コネクタ50aに接続させた副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しにより当該主子機の呼出回路が動作され、ナースコール親機40にて呼出報知を行うことができ、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話が成立する。また、プレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70と主子機の主子機コネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主親機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、患者の音声、息、接触等による呼び出しを確認した看護師と当該患者との間で通話を成立させることができるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、病室内のベッド毎に設置されるナースコール装置の機器として、図4の構成図に示すように、ベッド毎の患者がナースステーション内に居る看護師を呼び出すために使用する副子機101の本体よりケーブル接続されたプラグ110を、プレート子機102のコネクタ120に挿着させた機器が提案されている。
【0003】
ここで、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すために、副子機101が有する呼出機能として、音声の入力による呼び出し、息を吹きかけることによる呼び出し、接触による呼び出し等の呼出機能をベッド毎の患者が利用することにより、ナースステーション内に設置されたナースコール親機(図示せず)では呼出報知(呼出表示/発報)が行われる。また、ナースステーション内に居る看護師は、ナースコール親機にて行われた呼出報知(呼出表示/発報)を確認した後、呼出元の患者のベッドまで赴き、呼び出しに対して具体的に応答していた。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】実開昭61−42690号公報(第1頁、第1図(ィ)、(ロ))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のナースコール装置として病室内のベッド毎に設置される機器のうち、副子機101には、音声の入力による呼び出しを行うためのマイク(図示せず)が備えられているが、このマイクを利用してナースステーション内に居る看護師との間で通話を成立させるための音声を入力することはできず、通話を成立させるための音声を入力するためには、図4の構成図に示すような通話用のハンド子機103を別途設ける必要があることに加えて、このハンド子機103のプラグの構造と副子機101の本体よりケーブル接続されたプラグ110の構造とが異なる、例えば、ピン数が異なることにより、ハンド子機103のプラグを挿着できるコネクタを有するプレート子機104を別途設ける必要があった。
【0006】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、主子機または当該主子機に接続された副子機からの呼び出しが報知されるナースコール親機と主子機との間で通話用の子機を別途必要とせずに通話を成立させることができるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のナースコール装置は、病室内のベッド毎に設置され患者が看護師を呼び出して通話を成立させるための主子機と、患者の音声、息、接触等により看護師を呼び出すための副子機と、ナースステーション内に設置され主子機、副子機からの呼び出しを報知するための呼出報知機能を有するナースコール親機と、ナースコール親機を制御するための制御機とを備えている。主子機には、副子機からの呼び出しで呼出回路を動作させてナースコール親機へ呼出報知するためのコネクタを設けている。
【0008】
このようなナースコール装置によれば、主子機のコネクタに接続させた副子機からの呼び出しにより当該主子機の呼出回路が動作され、ナースコール親機にて呼出報知を行うことができ、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話が成立する。
【0009】
また、本発明のナースコール装置において、コネクタは、主子機または副子機が接続されるプレート子機のコネクタと同一構造を有する。
【0010】
このようなナースコール装置によれば、プレート子機のコネクタと主子機のコネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主子機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施例によるナースコール装置を示す全体構成図である。
【0013】
図1の全体構成図に示すナースコール装置は、病室内のベッド毎、ここでは、101号室内、102号室内、・・・でベッド番号が「1」、「2」、・・・、「1」、「2」、・・・、・・・のようにそれぞれ割り当てられたベッド毎に設置されており、ベッド毎の患者が看護師、例えば、ナースステーション内に居る看護師を呼び出して通話を成立させるための主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・と、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・と同様、病室内のベッド毎に設置されており、ベッド毎の患者が音声、息、接触等により上述の看護師を呼び出すための副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・と、通常、病室内のベッド毎の壁面に設置されており、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・が接続され、ベッド毎の患者が上述の看護師との間で通話を成立させるためのプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・と、各病室の出入口近傍に設置されており、プレート子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・を介して接続された主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・からの呼び出し、またはプレート子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・、・・・、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・を介して副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しをそれぞれを検出し、その旨の呼出表示を行うための廊下灯31、32、・・・と、ナースステーション内に設置されており、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しがある旨を呼出報知(呼出表示/発報)するとともに、この呼び出しを確認した看護師が呼出元の患者との間で通話を成立させるためのナースコール親機40と、廊下灯接続ラインL10上に接続、例えば、渡り配線接続された廊下灯31、32、・・・、親機接続ラインL11を介して接続されたナースコール親機40をそれぞれ制御するための制御機41とで構成されている。
【0014】
図2は、本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【0015】
図2の構成図において、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続されたコネクタ(以下、主子機コネクタという。)50aには、副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続されたプラグ(以下、副子機プラグという。)60を挿着することができる。また、プレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のコネクタ(以下、プレート子機コネクタという。)70には、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続されたプラグ(以下、主子機プラグという。)50bを挿着することができる。さらに、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aとプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70とは同一構造であることにより、副子機プラグ60をプレート子機コネクタ70に挿着させることができる。
【0016】
図3は、本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の具体的な構成を示すブロック図である。
【0017】
図3のブロック図において、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・はそれぞれ同様な構成であり、主子機コネクタ50aがケーブル接続されたインターフェース(以下、コネクタ側I/Fという。)80と、主子機プラグ50bがケーブル接続されたインターフェース(以下、プラグ側I/Fという。)81と、ベッド毎の患者がナースステーション内に居る看護師を呼び出すために操作する呼出ボタン82と、呼出ボタン82の操作、または主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着された場合における当該副子機からの呼び出しにより動作し、その旨の呼出信号を出力するための呼出回路83と、当該主子機、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・にて呼出操作/呼出動作を行ったベッド毎の患者が、呼出相手先の看護師との間で通話を成立させるための音声を送受信するマイク84およびスピーカ85とが備えられている。
【0018】
なお、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の構成各部/回路のうち、呼出ボタン82、マイク84およびスピーカ85については、図2の構成図に示される。
【0019】
このように構成された本発明の実施例によるナースコール装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0020】
本発明の実施例によるナースコール装置の第1の動作として、図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bが挿着されている、一方、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着されていない場合において、ベッド毎の患者、ここでは、101号室内でベッド番号が「1」のベッドの患者が、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すためには、同図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82を操作する。
【0021】
図3のブロック図において、患者による呼出ボタン82の操作(呼出操作)を検出した主子機1aの呼出回路83は、その旨の呼出信号S1を出力する。この呼出信号S1は、プラグ側I/F81、プラグ側I/F81にケーブル接続された主子機プラグ50bを介して主子機プラグ50bが挿着された図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aのプレート子機コネクタ70、に伝送される。
【0022】
図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aは、プレート子機コネクタ70に入力された呼出信号S1を出力する。この呼出信号S1は、プレート子機接続ラインL1aを介して廊下灯31に伝送される。
【0023】
図1の全体構成図において、プレート子機21aからの呼出信号S1が入力された廊下灯31は、呼出信号S1の伝送経路であるプレート子機接続ラインL1aに予め割り当てられているベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨を101号室の出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護師に対して呼出報知させるため、表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出信号S1に病室番号「101」およびベッド番号「1」を付加させた呼出信号S1aを出力する。この呼出信号S1aは、廊下灯接続ラインL10、制御機41、親機接続ラインL11を介してナースコール親機40に伝送される。
【0024】
図1の全体構成図において、廊下灯31からの呼出信号S1aが入力されたナースコール親機40は、呼出信号S1aに含まれている病室番号「1」およびベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨をナースステーション内に居る看護師に対して呼出報知させるため、該当する表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出音を鳴動して呼出発報を行う。また、上述の呼出報知(呼出表示/発報)を確認した看護師が、ナースコール親機40にて適宜、呼出応答、例えば、ハンドセットを取り上げると、このハンドセットと、親機接続ラインL11、制御機41、廊下灯接続ラインL10、廊下灯31、プレート子機接続ラインL1a、プレート子機21aおよび当該プレート子機のプレート子機コネクタ70に挿着された主子機1aの主子機プラグ50b、主子機プラグ50bにケーブル接続された図2の構成図および図3のブロック図に示す主子機1aのプラグ側I/F81を介して呼出元の患者が使用するマイク84およびスピーカ85との間の通話路(以下、第1の通話路という。)が形成されるばかりでなく、ナースコール親機40のハンドセットと、親機接続ラインL11、制御機41、廊下灯接続ラインL10、廊下灯31、プレート子機接続ラインL1aを介してプレート子機21aの通話機能(詳述せず)との間の通話路(以下、第2の通話路という。)が形成され、形成された第1、第2の通話路の何れか一方の通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
【0025】
次に、本発明の実施例によるナースコール装置の第2の動作として、図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bが挿着されているとともに、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着されている場合において、ベッド毎の患者、ここでは、上述の第1の動作と同様、101号室内でベッド番号が「1」のベッドの患者が、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すためには、同図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82を操作する、または副子機11aを利用して音声の入力による呼び出し、息を吹きかけることによる呼び出し、接触による呼び出し等の呼出動作を行う。
【0026】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置の第2の動作において、図2の構成図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82の操作による呼出時の動作は、上述の第1の動作と同様であることにより説明は省略する。
【0027】
図2の構成図において、患者による上述の呼出動作を検出した副子機11aの本体は、その旨の呼出起動信号S11を出力する。この呼出起動信号S11は、当該本体よりケーブル接続された副子機プラグ60、副子機プラグ60が挿着された主子機1aの主子機コネクタ50a、主子機コネクタ50aがケーブル接続された図3のブロック図に示す主子機1aのコネクタ側I/F80を介して呼出回路83に伝送される。
【0028】
図3のブロック図において、副子機11aからの呼出起動信号S11が入力された主子機1aの呼出回路83は、患者による副子機11aを利用した上述の呼出動作を検出し、その旨の呼出信号S11aを出力する。この呼出信号S11aは、上述の呼出信号S1と同様な経路を介して図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aのプレート子機コネクタ70に伝送される。
【0029】
図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aは、プレート子機コネクタ70に入力された呼出信号S11aを出力する。この呼出信号S11aは、プレート子機接続ラインL1aを介して廊下灯31に伝送される。
【0030】
図1の全体構成図において、プレート子機21aからの呼出信号S11aが入力された廊下灯31は、呼出信号S11aの伝送経路であるプレート子機接続ラインL1aに予め割り当てられているベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨を101号室の出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護師に対して呼出報知させるため、表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出信号S11aに病室番号「101」およびベッド番号「1」を付加させた呼出信号S11bを出力する。この呼出信号S11bは、上述の呼出信号S1aと同様な経路を介してナースコール親機40に伝送される。
【0031】
図1の全体構成図において、廊下灯31からの呼出信号S11bが入力されたナースコール親機40は、呼出信号S11bに含まれている病室番号「101」およびベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨をナースステーション内に居る看護師に対して呼出報知させるため、該当する表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出音を鳴動して呼出発報を行う。また、上述の呼出報知(呼出表示/発報)を確認した看護師が、ナースコール親機40にて適宜、呼出応答、例えば、ハンドセットを取り上げると、上述の第1の動作と同様、第1、第2の各通話路が形成され、形成された第1、第2の各通話路の何れか一方の通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
【0032】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置において、第1、第2の各動作では、図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bを挿着させた状態で、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60を挿着、または非挿着とし、ベッド毎の患者からの呼び出しを主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の呼出ボタン82(図3のブロック図)の操作、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・での上述の呼出動作により可能としたが、プレート子機コネクタ70と主子機コネクタ50aとが同一構造であることから、このプレート子機コネクタ70に副子機プラグ60を挿着させることにより、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・を必要とせずにナースコール親機40にて呼出報知(呼出表示/発報)を行うことができ、これを確認して呼出応答したナースステーション内に居る看護師と呼出元の患者との間で成立される通話のための通話路は、第2の通話路が適用される。
【0033】
また、本発明の実施例によるナースコール装置において、図1の全体構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・には、通常、ベッド毎の患者が上述の看護師を手動で呼び出すための機能が備えられており、この呼出機能を能動として呼出操作を行うと、ナースステーション内に居る看護師を呼び出して通話を成立させることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、病室内のベッド毎に設置され、ベッド毎の患者による呼び出し、通話が可能な主子機のコネクタと、ベッド毎の患者の音声、息、接触等による呼び出しが可能な副子機とを接続することにより、主子機または副子機からの呼び出しがナースコール親機にて報知され、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話を成立させることができる。
【0035】
また、通常、病室内のベッド毎の壁面に設置されるプレート子機のコネクタと主子機のコネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主子機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるナースコール装置を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【図3】本発明の実施例によるナースコール装置において、主子機の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】従来のナースコール装置として、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・ ・・・・・主子機
11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・ ・・・・・副子機
21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・ ・・・・・プレート子機
40・・・・・ナースコール親機
41・・・・・制御機
50a・・・・・(主子機の)コネクタ
70・・・・・(プレート子機の)コネクタ
83・・・・・呼出回路
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、患者の音声、息、接触等による呼び出しを確認した看護師と当該患者との間で通話を成立させることができるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、病室内のベッド毎に設置されるナースコール装置の機器として、図4の構成図に示すように、ベッド毎の患者がナースステーション内に居る看護師を呼び出すために使用する副子機101の本体よりケーブル接続されたプラグ110を、プレート子機102のコネクタ120に挿着させた機器が提案されている。
【0003】
ここで、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すために、副子機101が有する呼出機能として、音声の入力による呼び出し、息を吹きかけることによる呼び出し、接触による呼び出し等の呼出機能をベッド毎の患者が利用することにより、ナースステーション内に設置されたナースコール親機(図示せず)では呼出報知(呼出表示/発報)が行われる。また、ナースステーション内に居る看護師は、ナースコール親機にて行われた呼出報知(呼出表示/発報)を確認した後、呼出元の患者のベッドまで赴き、呼び出しに対して具体的に応答していた。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】実開昭61−42690号公報(第1頁、第1図(ィ)、(ロ))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のナースコール装置として病室内のベッド毎に設置される機器のうち、副子機101には、音声の入力による呼び出しを行うためのマイク(図示せず)が備えられているが、このマイクを利用してナースステーション内に居る看護師との間で通話を成立させるための音声を入力することはできず、通話を成立させるための音声を入力するためには、図4の構成図に示すような通話用のハンド子機103を別途設ける必要があることに加えて、このハンド子機103のプラグの構造と副子機101の本体よりケーブル接続されたプラグ110の構造とが異なる、例えば、ピン数が異なることにより、ハンド子機103のプラグを挿着できるコネクタを有するプレート子機104を別途設ける必要があった。
【0006】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、主子機または当該主子機に接続された副子機からの呼び出しが報知されるナースコール親機と主子機との間で通話用の子機を別途必要とせずに通話を成立させることができるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のナースコール装置は、病室内のベッド毎に設置され患者が看護師を呼び出して通話を成立させるための主子機と、患者の音声、息、接触等により看護師を呼び出すための副子機と、ナースステーション内に設置され主子機、副子機からの呼び出しを報知するための呼出報知機能を有するナースコール親機と、ナースコール親機を制御するための制御機とを備えている。主子機には、副子機からの呼び出しで呼出回路を動作させてナースコール親機へ呼出報知するためのコネクタを設けている。
【0008】
このようなナースコール装置によれば、主子機のコネクタに接続させた副子機からの呼び出しにより当該主子機の呼出回路が動作され、ナースコール親機にて呼出報知を行うことができ、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話が成立する。
【0009】
また、本発明のナースコール装置において、コネクタは、主子機または副子機が接続されるプレート子機のコネクタと同一構造を有する。
【0010】
このようなナースコール装置によれば、プレート子機のコネクタと主子機のコネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主子機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施例によるナースコール装置を示す全体構成図である。
【0013】
図1の全体構成図に示すナースコール装置は、病室内のベッド毎、ここでは、101号室内、102号室内、・・・でベッド番号が「1」、「2」、・・・、「1」、「2」、・・・、・・・のようにそれぞれ割り当てられたベッド毎に設置されており、ベッド毎の患者が看護師、例えば、ナースステーション内に居る看護師を呼び出して通話を成立させるための主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・と、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・と同様、病室内のベッド毎に設置されており、ベッド毎の患者が音声、息、接触等により上述の看護師を呼び出すための副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・と、通常、病室内のベッド毎の壁面に設置されており、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・が接続され、ベッド毎の患者が上述の看護師との間で通話を成立させるためのプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・と、各病室の出入口近傍に設置されており、プレート子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・を介して接続された主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・からの呼び出し、またはプレート子機接続ラインL1a、L1b、・・・、L2a、L2b、・・・、・・・、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・を介して副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しをそれぞれを検出し、その旨の呼出表示を行うための廊下灯31、32、・・・と、ナースステーション内に設置されており、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・からの呼び出しがある旨を呼出報知(呼出表示/発報)するとともに、この呼び出しを確認した看護師が呼出元の患者との間で通話を成立させるためのナースコール親機40と、廊下灯接続ラインL10上に接続、例えば、渡り配線接続された廊下灯31、32、・・・、親機接続ラインL11を介して接続されたナースコール親機40をそれぞれ制御するための制御機41とで構成されている。
【0014】
図2は、本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【0015】
図2の構成図において、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続されたコネクタ(以下、主子機コネクタという。)50aには、副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続されたプラグ(以下、副子機プラグという。)60を挿着することができる。また、プレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のコネクタ(以下、プレート子機コネクタという。)70には、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続されたプラグ(以下、主子機プラグという。)50bを挿着することができる。さらに、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aとプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70とは同一構造であることにより、副子機プラグ60をプレート子機コネクタ70に挿着させることができる。
【0016】
図3は、本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の具体的な構成を示すブロック図である。
【0017】
図3のブロック図において、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・はそれぞれ同様な構成であり、主子機コネクタ50aがケーブル接続されたインターフェース(以下、コネクタ側I/Fという。)80と、主子機プラグ50bがケーブル接続されたインターフェース(以下、プラグ側I/Fという。)81と、ベッド毎の患者がナースステーション内に居る看護師を呼び出すために操作する呼出ボタン82と、呼出ボタン82の操作、または主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着された場合における当該副子機からの呼び出しにより動作し、その旨の呼出信号を出力するための呼出回路83と、当該主子機、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・にて呼出操作/呼出動作を行ったベッド毎の患者が、呼出相手先の看護師との間で通話を成立させるための音声を送受信するマイク84およびスピーカ85とが備えられている。
【0018】
なお、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の構成各部/回路のうち、呼出ボタン82、マイク84およびスピーカ85については、図2の構成図に示される。
【0019】
このように構成された本発明の実施例によるナースコール装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0020】
本発明の実施例によるナースコール装置の第1の動作として、図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bが挿着されている、一方、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着されていない場合において、ベッド毎の患者、ここでは、101号室内でベッド番号が「1」のベッドの患者が、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すためには、同図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82を操作する。
【0021】
図3のブロック図において、患者による呼出ボタン82の操作(呼出操作)を検出した主子機1aの呼出回路83は、その旨の呼出信号S1を出力する。この呼出信号S1は、プラグ側I/F81、プラグ側I/F81にケーブル接続された主子機プラグ50bを介して主子機プラグ50bが挿着された図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aのプレート子機コネクタ70、に伝送される。
【0022】
図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aは、プレート子機コネクタ70に入力された呼出信号S1を出力する。この呼出信号S1は、プレート子機接続ラインL1aを介して廊下灯31に伝送される。
【0023】
図1の全体構成図において、プレート子機21aからの呼出信号S1が入力された廊下灯31は、呼出信号S1の伝送経路であるプレート子機接続ラインL1aに予め割り当てられているベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨を101号室の出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護師に対して呼出報知させるため、表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出信号S1に病室番号「101」およびベッド番号「1」を付加させた呼出信号S1aを出力する。この呼出信号S1aは、廊下灯接続ラインL10、制御機41、親機接続ラインL11を介してナースコール親機40に伝送される。
【0024】
図1の全体構成図において、廊下灯31からの呼出信号S1aが入力されたナースコール親機40は、呼出信号S1aに含まれている病室番号「1」およびベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨をナースステーション内に居る看護師に対して呼出報知させるため、該当する表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出音を鳴動して呼出発報を行う。また、上述の呼出報知(呼出表示/発報)を確認した看護師が、ナースコール親機40にて適宜、呼出応答、例えば、ハンドセットを取り上げると、このハンドセットと、親機接続ラインL11、制御機41、廊下灯接続ラインL10、廊下灯31、プレート子機接続ラインL1a、プレート子機21aおよび当該プレート子機のプレート子機コネクタ70に挿着された主子機1aの主子機プラグ50b、主子機プラグ50bにケーブル接続された図2の構成図および図3のブロック図に示す主子機1aのプラグ側I/F81を介して呼出元の患者が使用するマイク84およびスピーカ85との間の通話路(以下、第1の通話路という。)が形成されるばかりでなく、ナースコール親機40のハンドセットと、親機接続ラインL11、制御機41、廊下灯接続ラインL10、廊下灯31、プレート子機接続ラインL1aを介してプレート子機21aの通話機能(詳述せず)との間の通話路(以下、第2の通話路という。)が形成され、形成された第1、第2の通話路の何れか一方の通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
【0025】
次に、本発明の実施例によるナースコール装置の第2の動作として、図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bが挿着されているとともに、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60が挿着されている場合において、ベッド毎の患者、ここでは、上述の第1の動作と同様、101号室内でベッド番号が「1」のベッドの患者が、ナースステーション内に居る看護師を呼び出すためには、同図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82を操作する、または副子機11aを利用して音声の入力による呼び出し、息を吹きかけることによる呼び出し、接触による呼び出し等の呼出動作を行う。
【0026】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置の第2の動作において、図2の構成図および図3のブロック図に示す主子機1aの呼出ボタン82の操作による呼出時の動作は、上述の第1の動作と同様であることにより説明は省略する。
【0027】
図2の構成図において、患者による上述の呼出動作を検出した副子機11aの本体は、その旨の呼出起動信号S11を出力する。この呼出起動信号S11は、当該本体よりケーブル接続された副子機プラグ60、副子機プラグ60が挿着された主子機1aの主子機コネクタ50a、主子機コネクタ50aがケーブル接続された図3のブロック図に示す主子機1aのコネクタ側I/F80を介して呼出回路83に伝送される。
【0028】
図3のブロック図において、副子機11aからの呼出起動信号S11が入力された主子機1aの呼出回路83は、患者による副子機11aを利用した上述の呼出動作を検出し、その旨の呼出信号S11aを出力する。この呼出信号S11aは、上述の呼出信号S1と同様な経路を介して図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aのプレート子機コネクタ70に伝送される。
【0029】
図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21aは、プレート子機コネクタ70に入力された呼出信号S11aを出力する。この呼出信号S11aは、プレート子機接続ラインL1aを介して廊下灯31に伝送される。
【0030】
図1の全体構成図において、プレート子機21aからの呼出信号S11aが入力された廊下灯31は、呼出信号S11aの伝送経路であるプレート子機接続ラインL1aに予め割り当てられているベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨を101号室の出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護師に対して呼出報知させるため、表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出信号S11aに病室番号「101」およびベッド番号「1」を付加させた呼出信号S11bを出力する。この呼出信号S11bは、上述の呼出信号S1aと同様な経路を介してナースコール親機40に伝送される。
【0031】
図1の全体構成図において、廊下灯31からの呼出信号S11bが入力されたナースコール親機40は、呼出信号S11bに含まれている病室番号「101」およびベッド番号「1」に該当するベッドの患者から呼び出しがある旨をナースステーション内に居る看護師に対して呼出報知させるため、該当する表示灯(図示せず)を点滅/点灯して呼出表示を行うとともに、呼出音を鳴動して呼出発報を行う。また、上述の呼出報知(呼出表示/発報)を確認した看護師が、ナースコール親機40にて適宜、呼出応答、例えば、ハンドセットを取り上げると、上述の第1の動作と同様、第1、第2の各通話路が形成され、形成された第1、第2の各通話路の何れか一方の通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
【0032】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置において、第1、第2の各動作では、図1の全体構成図および図2の構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・のプレート子機コネクタ70に主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機プラグ50bを挿着させた状態で、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・よりケーブル接続された主子機コネクタ50aに副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・の本体よりケーブル接続された副子機プラグ60を挿着、または非挿着とし、ベッド毎の患者からの呼び出しを主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・の呼出ボタン82(図3のブロック図)の操作、または副子機11a、11b、・・・、12a、12b、・・・での上述の呼出動作により可能としたが、プレート子機コネクタ70と主子機コネクタ50aとが同一構造であることから、このプレート子機コネクタ70に副子機プラグ60を挿着させることにより、主子機1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・を必要とせずにナースコール親機40にて呼出報知(呼出表示/発報)を行うことができ、これを確認して呼出応答したナースステーション内に居る看護師と呼出元の患者との間で成立される通話のための通話路は、第2の通話路が適用される。
【0033】
また、本発明の実施例によるナースコール装置において、図1の全体構成図に示すプレート子機21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・には、通常、ベッド毎の患者が上述の看護師を手動で呼び出すための機能が備えられており、この呼出機能を能動として呼出操作を行うと、ナースステーション内に居る看護師を呼び出して通話を成立させることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、病室内のベッド毎に設置され、ベッド毎の患者による呼び出し、通話が可能な主子機のコネクタと、ベッド毎の患者の音声、息、接触等による呼び出しが可能な副子機とを接続することにより、主子機または副子機からの呼び出しがナースコール親機にて報知され、通話用の子機を別途必要とせずに、主子機とナースコール親機との間で通話を成立させることができる。
【0035】
また、通常、病室内のベッド毎の壁面に設置されるプレート子機のコネクタと主子機のコネクタとが同一構造であることにより、副子機からナースコール親機への呼び出しを、主子機を必要とせずにプレート子機を介して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるナースコール装置を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施例によるナースコール装置において、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【図3】本発明の実施例によるナースコール装置において、主子機の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】従来のナースコール装置として、病室内のベッド毎に設置される機器の接続状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・ ・・・・・主子機
11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・ ・・・・・副子機
21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・ ・・・・・プレート子機
40・・・・・ナースコール親機
41・・・・・制御機
50a・・・・・(主子機の)コネクタ
70・・・・・(プレート子機の)コネクタ
83・・・・・呼出回路
Claims (2)
- 病室内のベッド毎に設置され患者が看護師を呼び出して通話を成立させるための主子機(1a、1b、・・・、2a、2b、・・・、・・・)と、前記患者の音声、息、接触等により前記看護師を呼び出すための副子機(11a、11b、・・・、12a、12b、・・・、・・・)と、ナースステーション内に設置され前記主子機、前記副子機からの呼び出しを報知するための呼出報知機能を有するナースコール親機(40)と、前記ナースコール親機を制御するための制御機(41)とを備え、
前記主子機には、前記副子機からの呼び出しで呼出回路(83)を動作させて前記ナースコール親機へ呼出報知するためのコネクタ(50a)を設けたことを特徴とするナースコール装置。 - 前記コネクタは、前記主子機または前記副子機が接続されるプレート子機(21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、・・・)のコネクタ(70)と同一構造を有することを特徴とする請求項1記載のナースコール装置。
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JPH11239636A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Daiichi Shokai Co Ltd | パチンコ機における玉戻り防止装置 |
JP2002231081A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Aiphone Co Ltd | スイッチ操作検出装置 |
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2002
- 2002-09-13 JP JP2002267896A patent/JP2004112017A/ja active Pending
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