JP2008006198A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】被介護者によるベッド子機からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末を、ベッド子機が有する個別の識別子に応じて容易に設定変更可能とする。
【解決手段】被介護者により使用されるベッド子機1a、1b、1c、・・・の呼出信号発生部100にて生成される呼出信号に付与されている当該ベッド子機が有する固有の識別子に対応した無線端末4a、4b、4c、・・・の端末番号を、制御装置7のテーブル700を参照して指定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や老人福祉施設等に設置されるナースコールシステムに係り、特に、被介護者によるベッド子機からの呼び出しが報知される無線端末の設定変更機能を備えたナースコールシステムに関する。
従来から、この種のナースコールシステムとして、ナースコール子機から携帯端末への呼出先及び呼出先の携帯端末にて表示させる子機番号情報を容易に変更可能とするとともに、変更した呼出先を表示可能なナースコール装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
このナースコール装置によれば、夜間時等に看護業務を遂行する看護人、例えば、看護婦(看護師)の数が少ない場合において、病床の患者からの緊急呼び出しに対して迅速な対応が可能である。
特開2002−153525号公報(段落番号「0016」乃至「0036」、第1図乃至第4図)
背景技術に記載した特許文献1のナースコール装置によれば、特定のナースコール子機からの呼び出しが報知される携帯端末を変更するにあたって、ナースコール親機が有する呼出先設定テーブルを参照して第1の呼出先変更スイッチを手動操作せねばならず、煩雑な作業が必要であり、設定ミスも発生し易かった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、被介護者によるベッド子機からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末を、ベッド子機が有する固有の識別子に応じて容易に設定変更することができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるナースコールシステムは、病院や老人福祉施設等の各病床に設置され被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機及びベッドサイドに設置されベッド子機に着脱自在に接続されるプレート子機と、ベッド子機からの呼び出しを確認した看護者が応答するためのナースコール親機及び看護者により携行される個別の端末番号を有する無線端末と、無線端末との間で無線通信を行うための無線基地局と、プレート子機、ナースコール親機及び無線基地局をそれぞれ制御するための制御装置とを設けたものである。ベッド子機は、ベッド子機が有する固有の識別子が付与された呼出信号を生成するための呼出信号発生部を備えたものである。制御装置は、識別子が付与された呼出信号に応じて、識別子が付与されたベッド子機に対応する無線端末の端末番号を指定し、ベッド子機からの呼び出しを無線端末に報知するためのテーブルを備えたものである。
また、本発明の第2の態様であるナースコールシステムは、病院や老人福祉施設等の各病床に設置され被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機及びベッドサイドに設置されベッド子機に着脱自在に接続されるプレート子機と、ベッド子機からの呼び出しを確認した看護者が応答するためのナースコール親機及び看護者により携行される個別の端末番号を有する無線端末と、無線端末との間で無線通信を行うための無線基地局と、プレート子機、ナースコール親機及び無線基地局をそれぞれ制御するための制御装置とを設けたものである。ベッド子機は、ベッド子機が有する固有の識別子に応じて作成された形状のプラグを備えたものである。プレート子機は、ベッド子機のプラグを接続するためのレセプタクルを備えたものである。プレート子機は、ベッド子機のプラグの形状に対応して、ベッド子機が有する固有の識別子が付与された呼出信号を生成するための呼出信号発生部を備えたものである。制御装置は、識別子が付与された呼出信号に応じて、識別子が付与されたベッド子機に対応する無線端末の端末番号を指定し、ベッド子機からの呼び出しを無線端末に報知するためのテーブルを備えたものである。
また、本発明の第3の態様であるナースコールシステムは、第1の態様又は第2の態様において、テーブルは、制御装置に代えて、ナースコール親機及びサーバの一方に備えられるものである。
本発明のナースコールシステムによれば、被介護者により使用されるベッド子機の呼出信号発生部にて生成される呼出信号、又はベッド子機のプラグの形状に対応してプレート子機の呼出信号発生部にて生成される呼出信号に付与されているベッド子機が有する固有の識別子に対応した無線端末の端末番号を、制御装置のテーブルを参照して指定することにより、ベッド子機からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末を、煩雑な作業を必要とせず当該ベッド子機を交換することのみで、ベッド子機が有する固有の識別子に応じて容易に設定変更することができ、設定ミスの発生が抑えられる。また、テーブルは、制御装置に代わって、ナースコール親機及びサーバの一方に備えることができ、設置場所の自由度が高められる。
以下、本発明のナースコールシステムを適用した最良の形態の実施例について、図面を参照して説明する。
図1、図2は、本発明の第1、第2の各実施例によるナースコールシステムの全体構成をそれぞれ示すシステム説明図である。このナースコールシステムは、病院や老人福祉施設等に設置されるものであり、ベッド子機1a、1b、1c、・・・、11a、11b、11c、・・・及びプレート子機2a、2b、2c、・・・、12a、12b、12c、・・・と、ナースコール親機3と、無線端末4a、4b、4c、・・・と、無線基地局5と、サーバ6と、制御装置7とが設けられている。
制御装置7には、子機ラインL1を経由してプレート子機2a、2b、2c、・・・、12a、12b、12c、・・・がバス接続されている。また、制御装置7には、親機ラインL2を経由してナースコール親機3が接続されている。また、制御装置7には、基地局ラインL3を経由して無線基地局5が接続されている。また、制御装置7には、サーバラインL4を経由してサーバ6が接続されている。なお、プレート子機2a、2b、2c、・・・、12a、12b、12c、・・・及び制御装置7の間の接続は、前述のバス接続の形態に限定されるものではなく、例えば、渡り配線の接続であってもよい。
次に、本発明の第1の実施例によるナースコールシステムにおいて、当該システムの各機器の構成について説明する。図1に示すベッド子機1a、1b、1c、・・・はそれぞれ同様な構成であり、病室等の各病床に設置され、被介護者、例えば、患者が、看護者、例えば、ナースコール親機3が設置されたナースセンターに在室中の看護師や、無線端末4a、4b、4c、・・・をそれぞれ携行している巡回中の看護師のうち担当の看護師に対して、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助を求めるトイレ呼び出し、点滴の終了を知らせる確認呼び出し等、呼出種別毎で異なる呼出操作を行うためのものである。このベッド子機1a、1b、1c、・・・には、当該ベッド子機毎、固有の識別子、ここでは、「A」、「B」、「C」、・・・が付与された呼出信号を生成するための呼出信号発生部100と、プレート子機2a、2b、2c、・・・のうち何れか1の当該プレート子機に自ベッド子機を着脱自在に接続するためのプラグ101とがそれぞれ備えられている。
プレート子機2a、2b、2c、・・・はそれぞれ同様な構成で個別の子機番号(詳述せず。)を有しており、各病床の所定の位置、例えば、ベッドサイドに設置され、自プレート子機に着脱自在で接続可能なベッド子機1a、1b、1c、・・・からの呼び出しを呼出種別毎に検出するとともに、患者が看護師との間で通話を成立させるためのものである。このプレート子機2a、2b、2c、・・・には、ベッド子機1a、1b、1c、・・・のプラグ101が着脱自在に接続可能なレセプタクル200と、患者が看護師との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声、受話音声)を入出力するための通話部(以下、子機通話部という。)201とがそれぞれ備えられている。
ナースコール親機3は、ベッド子機1a、1b、1c、・・・から伝送されてくる呼出信号を受信して所定の呼出報知を行い、この呼出報知を確認した看護師が応答して患者との間で通話を成立させるためのものである。このナースコール親機3には、ベッド子機1a、1b、1c、・・・を使用して呼出操作を行った患者からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで報知するための報知部(以下、親機報知部という。)300と、看護師が患者との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声、受話音声)を入出力するための通話部(以下、親機通話部という。)301とが備えられている。なお、ナースコール親機3の設置台数は、1台に限定されるものではなく、任意に複数台設置することができる。
無線端末4a、4b、4c、・・・はそれぞれ同様な構成で個別の端末番号、ここでは、「001」、「002」、「003」、・・・を有しており、ベッド子機1a、1b、1c、・・・から伝送されてくる呼出信号を受信して所定の呼出報知を行い、この呼出報知を確認した看護師が応答して患者との間で通話を成立させるためのものである。この無線端末4a、4b、4c、・・・には、ベッド子機1a、1b、1c、・・・を使用して呼出操作を行った患者からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで報知するための報知部(以下、端末報知部という。)400と、看護師が患者との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声、受話音声)を入出力するための通話部(以下、端末通話部という。)401とがそれぞれ備えられている。
無線基地局5は、無線端末4a、4b、4c、・・・との間で無線通信を行うためのものである。なお、無線基地局5の設置台数は、1台に限定されるものではなく、任意に複数台設置することができる。
サーバ6は、患者から看護師への呼出・通話履歴、患者の看護履歴、担当区分等の患者情報が保存されるものであり、例えば、オーダリングシステムから当該患者情報を得るためのパーソナルコンピュータが好適とされる。
制御装置7は、子機ラインL1を経由して接続されたプレート子機2a、2b、2c、・・・、親機ラインL2を経由して接続されたナースコール親機3、基地局ラインL3を経由して接続された無線基地局5、サーバラインL4を経由して接続されたサーバ6をそれぞれ制御するためのものである。この制御装置7には、ベッド子機1a、1b、1c、・・・を使用して呼出操作を行った患者からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末4a、4b、4c、・・・に該当した端末番号を指定するために参照する図5の説明図に示す構成のテーブル700が備えられている。
次に、本発明の第1の実施例において適用されるプレート子機2a、2b、2c、・・・の具体的な構成について、図3のブロック図を参照して説明する。プレート子機2a、2b、2c、・・・はそれぞれ同様な構成であり、相互に接続された前述のレセプタクル200及び子機通話部201と、制御部202と、インターフェース(以下、I/Fという。)203とが備えられている。
このプレート子機2a、2b、2c、・・・において、制御部202は、当該プレート子機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものであり、レセプタクル200にプラグ101が着脱自在に接続されたベッド子機1a、1b、1c、・・・からの呼び出しがあることを呼出種別毎に検出するとともに、子機通話部201を能動(動作開始)/非能動(動作停止)にするための機能が備えられている。
I/F203は、子機通話部201及び子機ラインL1の間の信号伝送路(通話路)、制御部202及び子機ラインL1の間の信号伝送路をそれぞれ形成するためのものである。
このように構成された本発明の第1の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1、図3及び図5をそれぞれ参照して説明する。
図1に示すベッド子機1a、1b、1c、・・・のうち、例えば、ベッド子機1aを、プレート子機2a、2b、2c、・・・のうち何れか1の当該プレート子機、ここでは、プレート子機2aに着脱自在で接続するにあたり、ベッド子機1aのプラグ101をプレート子機2aのレセプタクル200に接続して固定した後において、このベッド子機1aがベッドサイドに設置されている患者が、看護者、例えば、ナースコール親機3が設置されたナースセンターに在室中の看護師や、無線端末4a、4b、4c、・・・をそれぞれ携行している巡回中の看護師のうち担当の看護師を呼び出して通話を成立させるために、ベッド子機1aを使用して呼出種別毎で異なる呼出操作、ここでは、通常のナースコール呼び出しのための呼出操作を行うと、この操作を検出したベッド子機1aの呼出信号発生部100は、自ベッド子機に割り当てられている固有の識別子「A」及びナースコール呼び出しを示す呼出種別情報が付与された呼出信号S1を生成する。この呼出信号S1は、ベッド子機1aのプラグ101が接続されたプレート子機2aのレセプタクル200を経由して、図3に示す制御部202に伝送される。
プレート子機2aの制御部202は、受信した呼出信号S1に付与されている識別子「A」及び呼出種別情報をもとに、自プレート子機に着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機1aであり、このベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出する。また、プレート子機2aの制御部202は、呼出信号S1に自プレート子機が有する子機番号を付与させた呼出信号S2を生成する。この呼出信号S2は、制御部202からI/F203、子機ラインL1を経由して制御装置7と、制御部202からI/F203、子機ラインL1、プレート子機2aを除く他のプレート子機2b、2c、・・・のI/F203を経由して制御部202とにそれぞれ伝送される。
なお、プレート子機2aを除く他のプレート子機2b、2c、・・・の制御部202はそれぞれ、受信した呼出信号S2が制御装置7からの出力信号でないため、この呼出信号S2が無効であると判断する。
制御装置7は、受信した呼出信号S2に付与されている識別子「A」、呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機2aに着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機1aであり、このベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出する。また、制御装置7は、受信した呼出信号S2を、親機ラインL2を経由してナースコール親機3に転送する。さらに、制御装置7は、前述の識別子「A」に対応して図5に示すテーブル700に予め記憶されている呼出先の端末番号、ここでは、無線端末4aを指定するための端末番号「001」を読み出し、読み出された端末番号「001」、前述の呼出種別情報及び子機番号を付与させた端末呼出信号S3を生成する。この端末呼出信号S3は、制御装置7から基地局ラインL3を経由して無線基地局5に伝送される。なお、制御装置7は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出履歴情報を、サーバラインL4を経由して接続されたサーバ6に保存することができる。
ナースコール親機3は、受信した呼出信号S2に付与されている識別子「A」、呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機2aに着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機1aであり、このベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出し、親機報知部300を使用して所定の呼出報知を行うことができる。
無線基地局5は、受信した端末呼出信号S3を無線信号に信号処理した後、無線端末4a、4b、4c、・・・にそれぞれ送出する。無線端末4a、4b、4c、・・・はそれぞれ、受信した端末呼出信号S3に付与されている端末番号「001」と自端末が有する当該端末番号とを照合して、一致した場合にのみ同様に付与されている呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機2aに着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機1aであり、このベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出し、端末報知部400を使用して所定の呼出報知を行う。ここでは、無線端末4aのみ端末番号が「001」で一致し、端末報知部400を使用して所定の呼出報知を行うことができる。
次に、ナースコール親機3の親機報知部300を使用して行われた所定の呼出報知を確認したナースセンターに在室中の看護師と、無線端末4aの端末報知部400を使用して行われた所定の呼出報知を確認した巡回中である担当の看護師のうち、最先に応答した看護師、例えば、ナースセンターに在室中の看護師がナースコール親機3を使用して所定の応答操作を行うと、このナースコール親機3の親機通話部301と、親機ラインL2、制御装置7、子機ラインL1、プレート子機2aのI/F203を経由して子機通話部200との間の通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。
一方、巡回中である担当の看護師が無線端末4aを使用して所定の応答操作を行うと、この無線端末4aの端末通話部401と、無線基地局5、基地局ラインL3、制御装置7、子機ラインL1、プレート子機2aのI/F203を経由して子機通話部200との間の通話路が形成され、形成された通話路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立する。
前述までの説明から明らかなように、本発明の第1の実施例によれば、被介護者により使用されるベッド子機1a、1b、1c、・・・の呼出信号発生部100にて生成される呼出信号に付与されている当該ベッド子機が有する固有の識別子に対応した無線端末4a、4b、4c、・・・の端末番号を、制御装置7のテーブル700を参照して指定することにより、ベッド子機1a、1b、1c、・・・からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末4a、4b、4c、・・・を、煩雑な作業を必要とせず当該ベッド子機を交換することのみで、ベッド子機1a、1b、1c、・・・が有する固有の識別子に応じて容易に設定変更することができ、設定ミスの発生を抑えられる。
次に、本発明の第1の実施例と同様な効果を奏する本発明の第2の実施例によるナースコールシステムにおいて、当該システムの各機器の構成について説明する。なお、前述の第1の実施例と同様に適用される機器の構成については、その説明を省略するものとする。図2に示すベッド子機11a、11b、11c、・・・はそれぞれ同様な構成であり、病室等の部屋内の各病床に設置され、被介護者、例えば、患者が、看護者、例えば、ナースコール親機3が設置されたナースセンターに在室中の看護師や、無線端末4a、4b、4c、・・・をそれぞれ携行している巡回中の看護師のうち担当の看護師に対して、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助を求めるトイレ呼び出し、点滴の終了を知らせる確認呼び出し等、呼出種別毎で異なる呼出操作を行うためのものである。このベッド子機11a、11b、11c、・・・には、当該ベッド子機が有する固有の識別子、ここでは、前述の第1の実施例と同様、「A」、「B」、「C」、・・・に応じて作成された形状のプラグ、例えば、凸部を1個有するプラグ110a、凸部を2個有するプラグ110b、凸部を3個有するプラグ110c、・・・がそれぞれ備えられている。
プレート子機12a、12b、12c、・・・はそれぞれ同様な構成で個別の子機番号(詳述せず。)を有しており、各病床の所定の位置、例えば、ベッドサイドに設置され、自プレート子機に着脱自在で接続可能なベッド子機11a、11b、11c、・・・からの呼び出しを呼出種別毎で検出するとともに、患者が看護師との間で通話を成立させるためのものである。このプレート子機12a、12b、12c、・・・には、ベッド子機11a、11b、11c、・・・のプラグ110a、110b、110c、・・・の形状の相違を問わずして、当該プラグが着脱自在に接続可能なレセプタクル210と、患者が看護師との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声、受話音声)を入出力するための子機通話部211とがそれぞれ備えられている。
次に、プレート子機12a、12b、12c、・・・の具体的な構成について、図4のブロック図を参照して説明する。プレート子機12a、12b、12c、・・・はそれぞれ同様な構成であり、相互に接続された前述のレセプタクル210及び子機通話部211と、プラグ形状検出部212と、呼出信号発生部213と、制御部214と、I/F215とが備えられている。
このプレート子機12a、12b、12c、・・・において、プラグ形状検出部212は、レセプタクル210に着脱自在で接続されたベッド子機11a、11b、11b、・・・のプラグ110a、110b、110c、・・・の形状を検出するためのものである。
呼出信号発生部213は、プラグ形状検出部212にて検出されたプラグ110a、110b、110c、・・・の形状に対応して、ベッド子機11a、11b、11c、・・・からの呼び出しがあることを示す当該ベッド子機が有する固有の識別子「A」、「B」、「C」、・・・が付与された呼出信号を生成するためのものである。
制御部214は、当該プレート子機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものであり、レセプタクル210にプラグ110a、110b、110c、・・・が着脱自在に接続されたベッド子機11a、11b、11c、・・・からの呼び出しがあることを呼出種別毎に検出するとともに、呼出信号発生部213にて呼出信号を生成させ、さらには、子機通話部211を能動(動作開始)/非能動(動作停止)にするための機能が備えられている。
I/F215は、子機通話部211及び子機ラインL1の間の信号伝送路(通話路)、呼出信号発生部213から子機ラインL1への信号伝送路、制御部214及び子機ラインL1の間の信号伝送路をそれぞれ形成するためのものである。
このように構成された本発明の第2の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図2、図4及び図5をそれぞれ参照して説明する。
凸部の個数が1個、2個、3個、・・・のように、その形状が異なる図2に示すプラグ110a、110b、110c、・・・をそれぞれ有するベッド子機11a、11b、11c、・・・のうち、例えば、凸部の個数が2個のプラグ110bを有するベッド子機1bを、プレート子機12a、12b、12c、・・・のうち何れか1の当該プレート子機、ここでは、プレート子機12bに着脱自在で接続するにあたり、ベッド子機1bのプラグ110bをプレート子機12bのレセプタクル210に接続して固定すると、この接続状態を検出した図4に示すプレート子機12bのプラグ形状検出部212は、レセプタクル210に着脱自在で接続された当該プラグの形状が2個の凸部を有する旨の形状情報S10を生成して制御部214に送出する。
次に、ベッド子機1bがベッドサイドに設置されている患者が、看護者、例えば、ナースコール親機3が設置されたナースセンターに在室中の看護師や、無線端末4a、4b、4c、・・・をそれぞれ携行している巡回中の看護師のうち担当の看護師を呼び出して通話を成立させるために、ベッド子機1bを使用して呼出種別毎で異なる所定の呼出操作、ここでは、通常のナースコール呼び出しのための呼出操作を行うと、この操作を検出したプレート子機12bの制御部214は、呼出信号発生部213を制御して、プラグ形状検出部212からの形状情報S10に割り当てられているベッド子機1bが有する固有の識別子「B」に自プレート子機が有する子機番号及び通常のナースコール呼び出しを示す呼出種別情報を付与した呼出信号S11を生成させる。また、プレート子機12bの呼出信号発生部213にて生成された呼出信号S11は、I/F215、子機ラインL1を経由して制御装置7と、I/F215、子機ラインL1、プレート子機12bを除く他のプレート子機12a、12c、・・・のI/F215を経由して制御部214とにそれぞれ伝送される。
なお、プレート子機12bを除く他のプレート子機12a、12c、・・・の制御部214はそれぞれ、前述の第1の実施例と同様、受信した呼出信号S11が制御装置7からの出力信号でないため、この呼出信号S11が無効であると判断する。
制御装置7は、受信した呼出信号S11に付与されている識別子「B」、呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機12bのレセプタクル210に着脱自在で接続されたプラグ110bを有するベッド子機11bを使用して所定の呼出操作を行った患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出する。また、制御装置7は、プレート子機12bから伝送されてきた呼出信号S11を、親機ラインL2を経由してナースコール親機3に転送する。さらに、制御装置7は、前述の識別子「B」に対応して図5に示すテーブル700に予め記憶されている呼出先の端末番号、ここでは、無線端末4bを指定するための端末番号「002」を読み出し、読み出された端末番号「002」、前述の呼出種別情報及び子機番号を付与させた端末呼出信号S12を生成する。この端末呼出信号S12は、制御装置7から基地局ラインL3を経由して無線基地局5に伝送される。なお、制御装置7は、ベッド子機11bを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出履歴情報を、サーバラインL4を経由して接続されたサーバ6に保存することができる。
ナースコール親機3は、受信した呼出信号S11に付与されている識別子「B」、呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機12bに着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機11bであり、このベッド子機11bを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出し、親機報知部300を使用して所定の呼出報知を行うことができる。
無線基地局5は、受信した端末呼出信号S12を無線信号に信号処理した後、無線端末4a、4b、4c、・・・にそれぞれ送出する。無線端末4a、4b、4c、・・・はそれぞれ、受信した端末呼出信号S12に付与されている端末番号「002」と自端末が有する当該端末番号とを照合して、一致した場合にのみ同様に付与されている呼出種別情報及び子機番号をもとに、プレート子機12bに着脱自在で接続されている当該ベッド子機がベッド子機11bであり、このベッド子機11bを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出し、端末報知部400を使用して所定の呼出報知を行う。ここでは、無線端末4bのみ端末番号が「002」で一致し、端末報知部400を使用して所定の呼出報知を行うことができる。
なお、ナースコール親機3の親機報知部300を使用して行われた所定の呼出報知を確認したナースセンターに在室中の看護師と、無線端末4bの端末報知部400を使用して行われた所定の呼出報知を確認した巡回中である担当の看護師のうち、最先に応答した看護師と、ベッド子機11bを使用して通常のナースコール呼び出しを行った患者との間で成立される通話は、前述の第1の実施例とその動作が同様であるため、説明は省略するものとする。
前述までの説明から明らかなように、本発明の第2の実施例によれば、被介護者により使用されるベッド子機11a、11b、11c、・・・のプラグ110a、110b、110c、・・・の形状に対応してプレート子機12a、12b、12c、・・・の呼出信号発生部213にて生成される呼出信号に付与されている当該ベッド子機が有する固有の識別子に対応した無線端末4a、4b、4c、・・・の端末番号を、制御装置7のテーブル700を参照して指定することにより、ベッド子機11a、11b、11c、・・・からの呼び出しが報知される呼出先の無線端末を、煩雑な作業を必要とせず当該ベッド子機を交換することのみで、ベッド子機11a、11b、11c、・・・が有する固有の識別子に応じて容易に設定変更することができ、設定ミスの発生が抑えられる。
なお、前述までの本発明の第1、第2の各実施例によれば、テーブル700が備えられる機器として制御装置7を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、制御装置7に代わって、ナースコール親機3及びサーバ6の一方にテーブル700を備えることができ、テーブル700の設置場所の自由度が高められる。
また、前述までの本発明の第1、第2の各実施例によれば、患者が看護師との間で通話を成立させるための機能である通話部を子機通話部201、211として、プレート子機2a、2b、2c、・・・、12a、12b、12c、・・・にそれぞれ備えた場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、プレート子機2a、2b、2c、・・・、12a、12b、12c、・・・に代わって、ベッド子機1a、1b、1c、・・・、11a、11b、11c、・・・に子機通話部201、211を備えることができる。
本発明のナースコールシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のナースコールシステム、例えば、プレート子機及び制御装置の間を接続する子機ラインの線路上に廊下灯を設けたナースコールシステムや、無線基地局及び制御装置の間を接続する基地局ラインの線路上にPBX等の交換機を設けたナースコールシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の第1の実施例によるナースコールシステムの全体構成を示すシステム説明図。 本発明の第2の実施例によるナースコールシステムの全体構成を示すシステム説明図。 本発明の第1の実施例において適用されるプレート子機の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例において適用されるプレート子機の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第1、第2の各実施例において適用されるテーブルの構成を示す説明図。
符号の説明
1b、1b、1c、・・・ ……ベッド子機
100……呼出信号発生部
2b、2b、2c、・・・ ……プレート子機
3……ナースコール親機
4a、4b、4c、・・・ ……無線端末
5……無線基地局
6……サーバ
7……制御装置
700……テーブル
11a、11b、11c、・・・ ……ベッド子機
110a、110b、110c、・・・ ……プラグ
12a、12b、12c、・・・ ……プレート子機
210……レセプタクル
213……呼出信号発生部

Claims (3)

  1. 病院や老人福祉施設等の各病床に設置され被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機(1a、1b、1c、・・・)及びベッドサイドに設置され前記ベッド子機に着脱自在に接続されるプレート子機(2a、2b、2c、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しを確認した前記看護者が応答するためのナースコール親機(3)及び前記看護者により携行される個別の端末番号を有する無線端末(4a、4b、4c、・・・)と、前記無線端末との間で無線通信を行うための無線基地局(5)と、前記プレート子機、前記ナースコール親機及び前記無線基地局をそれぞれ制御するための制御装置(7)とを設け、
    前記ベッド子機は、前記ベッド子機が有する固有の識別子が付与された呼出信号を生成するための呼出信号発生部(100)を備え、
    前記制御装置は、前記識別子が付与された呼出信号に応じて、前記識別子が付与された前記ベッド子機に対応する前記無線端末の端末番号を指定し、前記ベッド子機からの呼び出しを当該無線端末に報知するためのテーブル(700)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 病院や老人福祉施設等の各病床に設置され被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機(11a、11b、11c、・・・)及びベッドサイドに設置され前記ベッド子機に着脱自在に接続されるプレート子機(12a、12b、12c、・・・)と、前記ベッド子機からの呼び出しを確認した前記看護者が応答するためのナースコール親機(3)及び前記看護者により携行される個別の端末番号を有する無線端末(4a、4b、4c、・・・)と、前記無線端末との間で無線通信を行うための無線基地局(5)と、前記プレート子機、前記ナースコール親機及び前記無線基地局をそれぞれ制御するための制御装置(7)とを設け、
    前記ベッド子機は、前記ベッド子機が有する固有の識別子に応じて作成された形状のプラグ(110a、110b、110c、・・・)を備え、
    前記プレート子機は、前記ベッド子機のプラグを接続するためのレセプタクル(210)を備え、
    前記プレート子機は、前記ベッド子機のプラグの形状に対応して、前記ベッド子機が有する固有の識別子が付与された呼出信号を生成するための呼出信号発生部(213)を備え、
    前記制御装置は、前記識別子が付与された呼出信号に応じて、前記識別子が付与された前記ベッド子機に対応する前記無線端末の端末番号を指定し、前記ベッド子機からの呼び出しを当該無線端末に報知するためのテーブル(700)備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  3. 前記テーブルは、前記制御装置に代えて、前記ナースコール親機及びサーバ(6)の一方に備えられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のナースコールシステム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026558A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Laurel Intelligent Systems Co Ltd 院内情報システム

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