JP2596599Y2 - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JP2596599Y2 JP1993035968U JP3596893U JP2596599Y2 JP 2596599 Y2 JP2596599 Y2 JP 2596599Y2 JP 1993035968 U JP1993035968 U JP 1993035968U JP 3596893 U JP3596893 U JP 3596893U JP 2596599 Y2 JP2596599 Y2 JP 2596599Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はナースコール装置に関
し、特に複数の病室群の各病室にそれぞれ設けられた複
数のナースコール子機と、この複数のナースコール子機
にそれぞれ接続されたナースコール親機とを有するナー
スコール装置に係わる。
【0002】
【従来技術および考案が解決しようとする課題】従来の
ナースコール装置は図2に示すように、複数の病室群に
属する複数のナースコール子機SQ11・・・・・・、SQ12・・
・・・・がそれぞれ設けられている。複数の病室群は例え
ば、第1病棟、第2病棟、1階内科、2階産婦人科等の
名称で呼ばれ、それぞれの病室群は3〜6程度のベッド
が設けられた6〜10の病室で構成されている。ナース
コール子機SQ11・・・・・・、SQ12・・・・・・は、病室用廊下
灯、病室内の天井に設けるナースコール用スピーカ等で
構成され、ベッドの枕もとに装備された呼出用握り釦を
押下すると、ナースコールができるようになっている。
【0003】例えば第1病棟のナースコール子機SQ11
・・・・・・は第1病室群ケーブルL11を経由してナースコー
ル親機MQ11の端子T11と接続され、第2病棟のナース
コール子機SQ12・・・・・・は第2病室群ケーブルL12を経
由して、ナースコール転送用継電器30の切換接点30
cに接続されている。また、常閉接点30bはナースコ
ール親機MQ12の端子T11と接続され、常開接点30a
は第1病室群ケーブルL11と接続されている。
【0004】ナースコール親機MQ11、MQ12は子機イ
ンターフェース回路31、状態監視回路32、CPU3
3等の回路で構成され、ナースコール親機MQ11、MQ
12の端子T11はそれぞれ子機インターフェース回路31
を経由して各回路と接続されている。また、ナースコー
ル親機MQ11、MQ12の端子T12は、それぞれ状態監視
回路32と接続され、状態監視回路32はCPU33と
接続されている。
【0005】更に、ナースコール親機MQ11、MQ12の
それぞれの端子T12は状態監視線L13で接続されてい
る。このように構成されたナースコール装置において、
昼間の平常時にはナースコール転送用継電器30が動作
してないので、第2病棟のナースコール子機SQ12でナ
ースコールが発生すると、このナースコールはナースコ
ール親機MQ12で受信される。ナースコールにはナース
コールの発信元が、どの病室のナースコール子機SQ12
・・・・・・のものであるかを示すナースコールデータが含ま
れているので、CPU33の制御でナースコール親機M
Q12は発信元ナースコール子機SQ11を特定し、通話す
ることができる。
【0006】また、夜間等の閑散時には、ナースコール
転送用継電器30を動作させるので、ナースコール転送
用継電器30の切換接点30cと常開接点30aが閉成
されナースコール子機SQ12・・・・・・のナースコールはナ
ースコール親機MQ11へ転送される。この転送状態で、
第1病棟のナースコール子機SQ11がナースコール親機
MQ11を呼出中に第2病棟のナースコール子機SQ12か
ら呼出があると、信号の衝突の恐れがある。
【0007】このようなナースコールシーケンスの混乱
を防止するため状態監視回路32が設けられ、転送され
たナースコールが確実に処理できるようになつている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】このようなナースコー
ル装置では、ナースコール転送用継電器30が動作し、
切換接点30cと常開接点30aが閉成された状態で、
第1病棟のナースコール子機SQ11がナースコール親機
MQ11を呼出中に第2病棟のナースコール子機SQ12か
ら呼出があると、信号の衝突の恐れがあるので、状態監
視回路32が必要であり、かつ、一旦転送してしまう
と、呼出が放置されてしまう恐れがあるという難点があ
る。
【0009】また、機械接点で構成されたナースコール
転送用継電器30は動作、不動作時の信頼性が低いとい
う難点がある。
【0010】
【考案の目的】本考案は、このような難点を解決するた
めにされたもので、機械接点で構成されたナースコール
転送用継電器を使用せず、かつ、ナースコールシーケン
スの混乱を防止するための状態監視回路を削除し、複数
の病室群にそれぞれ設けられた複数のナースコール子機
にそれぞれ接続されたナースコール親機相互のナースコ
ール転送が確実に実行されるナースコール装置を提供せ
んとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案のナースコール装置は、複数の病室群の各病
室にそれぞれ設けられた複数のナースコール子機と、複
数の病室群にそれぞれ設けられ、各病室のナースコール
子機に接続されたナースコール親機とを有し、ナースコ
ール親機には各病室のナースコール子機からのナースコ
ールデータを受信するナースコールデータ受信回路と、
ナースコールデータ受信回路で受信されたナースコール
データを転送元から転送先のナースコール親機へ転送す
るナースコールデータ転送回路と、ナースコールデータ
転送回路で転送された転送ナースコールデータを受信し
た転送先ナースコール親機からの応答信号を受信する応
答信号回路と、ナースコールデータが転送されないとき
は直ちに、ナースコールデータが転送され応答信号を転
送先ナースコール親機から受信しないときは所定時間後
に呼出信号を出力する呼出回路とを備えている。
【0012】
【作用】このナースコール装置において、複数の病室群
にそれぞれ設けられ、各病室のナースコール子機に接続
されたナースコール親機に設けたナースコールデータ受
信回路でナースコール子機からのナースコールデータを
受信する。このナースコールデータを転送元のナースコ
ールデータ転送回路から転送先のナースコール親機のナ
ースコールデータ転送回路へ転送する。
【0013】ナースコールデータ転送回路で転送された
転送ナースコールデータを受信した転送先ナースコール
親機の応答信号回路から応答信号を返送する。呼出回路
では、ナースコールデータが転送されないときは直ち
に、ナースコールデータが転送され応答信号が転送先ナ
ースコール親機から返送されないときは所定時間後に呼
出信号を出力する。
【0014】
【実施例】以下、本考案によるナースコール装置の好ま
しい一実施例を図1に従って詳述する。図1において、
本考案によるナースコール装置は複数の病室群の各病室
にそれぞれ設けられた複数のナースコール子機SQ1・・・
・SQ2・・・・と、複数の病室群にそれぞれ設けられ、各病
室のナースコール子機に接続されたナースコール親機M
Q1、MQ2とを有し、ナースコール親機には各病室のナ
ースコール子機からのナースコールデータを受信するナ
ースコールデータ受信回路5と、ナースコールデータ受
信回路で受信されたナースコールデータを転送元から転
送先のナースコール親機へ転送するナースコールデータ
転送回路7と、ナースコールデータ転送回路で転送され
た転送ナースコールデータを受信した転送先ナースコー
ル親機からの応答信号を受信する応答信号回路6と、ナ
ースコールデータが転送されないときは直ちに、ナース
コールデータが転送され応答信号を転送先ナースコール
親機から受信しないときは所定時間後に呼出信号を送出
する呼出回路4とを備えている。
【0015】例えば、第1病棟のナースコール子機SQ
1・・・・・・は第1病室群ケーブルL1を経由してナースコー
ル親機MQ1の端子T1と接続され、第2病棟のナースコ
ール子機SQ2・・・・・・は第2病室群ケーブルL2を経由し
てナースコール親機MQ2の端子T1に接続されている。
ナースコール親機MQ1、MQ2は、子機インタフェース
回路1、通話回路2、送受器3、呼出回路4、呼出用ス
ピーカ4a、ナースコールデータ受信回路5、ナースコ
ールデータ転送回路7、応答信号回路6、親機相互間送
受信回路8、ナースコール転送釦FK1が接続されたC
PU10で構成され、端子T1が接続された子機インタ
フェース回路1は通話回路2を介して送受器3と接続さ
れている。また、通話回路2は呼出回路4を介して呼出
用スピーカ4aと接続され、通話回路2と呼出回路4の
制御側はCPU10と接続されている。また、応答信号
回路6の通話側は通話回路2と接続され転送された通話
を送受するようになつている。
【0016】更に、CPU10の制御入力側には、子機
インタフェース回路1を介したナースコールデータ受信
回路5が接続され、親機相互間送受信回路8には応答信
号回路6とナースコールデータ転送回路7が接続されて
いる。また、親機相互間送受信回路8は端子T2と接続
されている。端子T2、T2相互は親機相互間ケーブルL
3で接続され、親機相互間ケーブルL3を経由して、ナー
スコールデータ転送回路7で送受される転送ナースコー
ルデータと応答信号回路6で送受される応答信号及び音
声信号が相互に伝送される。
【0017】このように構成されたナースコール装置に
おいて、ナースコール親機MQ1の第1病棟のナースコ
ール子機SQ1からナースコールデータが送出されると
ナースコール親機MQ1のナースコールデータ受信回路
5で、このナースコールデータを受信する。ナースコー
ルデータを受信すると呼出回路4が直ちに動作し、呼出
用スピーカ4aが鳴動する。
【0018】送受器3をオフフックすると呼出回路4か
ら呼出用スピーカ4aへ送出されていた呼出信号が停止
し、ナースコール親機MQ1と第1病棟のナースコール
子機SQ1との間で通話することができる。ナースコー
ル親機MQ2のナースコール転送釦FK1を押下するとナ
ースコール親機MQ2は転送モードに設定され、再度ナ
ースコール転送釦FK1を押下すると転送モードは解除
される。
【0019】ナースコール親機MQ2が転送モードに設
定されているとき、例えば第2病棟のナースコール子機
SQ2からナースコール親機MQ2へナースコールデータ
が入力されると、ナースコールデータ受信回路5にナー
スコール子機SQ2を特定するナースコールデータが入
力される。ナースコールデータ受信回路5は、このナー
スコールデータをCPU10へ出力する。CPU10は
転送モードに設定されているので、ナースコールデータ
を入力されても呼出用スピーカ4aが鳴動しないよう呼
出回路4を制御する。
【0020】また、このナースコールデータを転送ナー
スコールデータとして、転送元のナースコールデータ転
送回路7と親機相互間送受信回路8を経由して、転送先
のナースコール親機MQ1へ送出する。転送先のナース
コール親機MQ1では、親機相互間送受信回路8を経由
して、この、転送ナースコールデータを転送先ナースコ
ール親機MQ1のナースコールデータ転送回路7で受信
する。転送先ナースコール親機MQ1では呼出回路4が
動作し呼出用スピーカ4aが鳴動する。
【0021】転送先ナースコール親機MQ1でオフフッ
クすると、転送先ナースコール親機MQ1の応答信号回
路6から親機相互間送受信回路8を経由して転送元ナー
スコール親機MQ2の応答信号回路6へ応答信号が入力
される。応答信号が入力されると、CPU10は転送ナ
ースコールデータが転送先ナースコール親機MQ1で処
理されたことを知り、ナースコール子機SQ2と転送先
ナースコール親機MQ1は応答信号回路6と親機相互間
送受信回路8を介して通話動作にはいる。
【0022】また、通話が終了し転送先ナースコール親
機MQ1がオンフックするとナースコール親機MQ1、M
Q2は待受け状態となる。転送先ナースコール親機MQ1
でオフフックしないと、応答信号が転送元ナースコール
親機MQ2へ返送されないので、所定の時間、例えば2
分程度経過すると、転送元ナースコール親機MQ2の呼
出回路4を動作させ、ナースコール親機MQ1とナース
コール親機MQ2の両方で呼出用スピーカ4aを鳴動さ
せる。
【0023】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のナースコール装置によれば、機械接点で構成されたナ
ースコール転送用継電器を使用せず、かつ、ナースコー
ルシーケンスの混乱を防止するための状態監視回路を削
除し、複数の病室群の各病室にそれぞれ設けられた複数
のナースコール子機にそれぞれ接続されたナースコール
親機相互のナースコール転送が確実に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるナースコール装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】従来のナースコール装置のブロック図。
【符号の説明】
4・・・・・・呼出回路 5・・・・・・ナースコールデータ受信回路 6・・・・・・応答信号回路 7・・・・・・ナースコールデータ転送回路 SQ1、SQ2・・・・・・ナースコール子機 MQ1、MQ2・・・・・・ナースコール親機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の病室群の各病室にそれぞれ設けられ
    た複数のナースコール子機(SQ1、SQ2)と、前記複
    数の病室群にそれぞれ設けられ、各病室のナースコール
    子機に接続されたナースコール親機(MQ1、MQ2)と
    を有し、 前記ナースコール親機には、各病室のナースコール子機
    からのナースコールデータを受信するナースコールデー
    タ受信回路(5)と、前記ナースコールデータ受信回路
    で受信されたナースコールデータを転送元から転送先の
    ナースコール親機へ転送するナースコールデータ転送回
    路(7)と、前記ナースコールデータ転送回路で転送さ
    れた転送ナースコールデータを受信した転送先ナースコ
    ール親機からの応答信号を受信する応答信号回路(6)
    と、前記ナースコールデータが転送されないときは直ち
    に、前記ナースコールデータが転送され前記応答信号を
    転送先ナースコール親機から受信しないときは所定時間
    後に呼出信号を出力する呼出回路(4)とを備えたこと
    を特徴とするナースコール装置。
JP1993035968U 1993-06-30 1993-06-30 ナースコール装置 Expired - Fee Related JP2596599Y2 (ja)

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