JP2004111037A - 電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブ - Google Patents

電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブ Download PDF

Info

Publication number
JP2004111037A
JP2004111037A JP2003323009A JP2003323009A JP2004111037A JP 2004111037 A JP2004111037 A JP 2004111037A JP 2003323009 A JP2003323009 A JP 2003323009A JP 2003323009 A JP2003323009 A JP 2003323009A JP 2004111037 A JP2004111037 A JP 2004111037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
hard disk
disk drive
hole cover
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003323009A
Other languages
English (en)
Inventor
Jae-Deog Cho
趙 才徳
Chul-Woo Lee
李 哲雨
Kwang-Kyu Kim
金 広圭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2004111037A publication Critical patent/JP2004111037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1493Electro-Magnetic Interference [EMI] or Radio Frequency Interference [RFI] shielding; grounding of static charges
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/10Structure or manufacture of housings or shields for heads
    • G11B5/11Shielding of head against electric or magnetic fields
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/24Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing noise
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B2005/0002Special dispositions or recording techniques
    • G11B2005/0005Arrangements, methods or circuits
    • G11B2005/001Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

 【課題】 電磁波遮蔽用ホールカバーを備えたハードディスクドライブを提供する。
 【解決手段】 ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,ディスクにデータを記録し,あるいは記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在にベースプレート上に設けられるアクチュエータと,ベースプレートの底面に設けられる印刷回路基板と,を備え,ベースプレートにはディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,ベースプレートの底面には印刷回路基板から発生した電磁波のハウジング内部への伝播を遮断するために貫通ホールを防止する電気伝導性のある金属板からなるホールカバーが付着される。
【選択図】  図2

Description

 本発明は,ハードディスクドライブ(HDD)に関し,より詳細には,印刷回路基板から発生した電磁波がアクチュエータに設置された磁気ヘッド及び前置増幅器に影響を与えることを効果的に防止することが可能な新規かつ改良されたハードディスクドライブ(HDD)に関する。
 ハードディスクドライブは,コンピュータの補助記憶装置中の一つとして,磁気ヘッドによって磁気ディスクに保存されたデータを再生したり,磁気ディスクにデータを記録する装置である。
 図1は,従来のハードディスクドライブの構成を示す平面図である。
 図1に示すように,ハードディスクドライブは,データを記録するための記録媒体である磁気ディスク(ハードディスク)20と,ディスク20の記録面にデータを記録し,記録されたデータを再生するための磁気ヘッド(図示せず)を具備する。ディスク20は,ベースプレート10上に設置されたスピンドルモータ30によって回転し,その記録面には記録される情報の位置を知らせるサーボトラック情報が,ディスク20の円周に沿って形成された数万のトラックに予め記録されている。磁気ヘッドは,ベースプレート10上に回動自在に設置されたアクチュエータ40の一端部に設置されたスライダ48に搭載されている。アクチュエータ40は,ボイスコイルモータ50によって回動軸42を中心に回動するアーム44と,アーム44の一端部に連結されて磁気ヘッドが搭載されたスライダ48をディスク20の記録面の方向に付勢させるように支持するサスペンション46とを備える。
 ハードディスクドライブの電源がオフとなっている間には,スライダ48はサスペンション46の付勢力によってディスク20の表面に置かれている。電源がオンとなってディスク20が回転し始めれば,空気圧による揚力が発生し,これによりスライダ48は所定高さに浮上する。スライダ48は,浮上した状態でアクチュエータ40の回動によってディスク20記録面上に移動し,これによりスライダ48に搭載された磁気ヘッドはディスク20記録面上の特定トラックに沿ってデータを記録及び再生する。
 一方,ベースプレート10には,ディスク20の底面に設けられた記録面にサーボトラック情報を記録する時に使用されるプッシュピンが挿入される貫通ホール70が形成されている。サーボトラック情報の記録が完了した後に,LSI(Large Scale Integrated circuit)以外多数のチップが搭載された印刷回路基板(PCB:Printed Circuit Board)がベースプレート10の底面に設けられる(図示せず)。
 しかし,このような構成を有する従来のハードディスクドライブにおいて,ベースプレート10の下部に位置したPCBに搭載されたLSIでは,所定周波数の電磁波が発生し,この電磁波は貫通ホール70を通じてベースプレート10の上側に伝播される。ベースプレート10の上側に伝播された電磁波は,アクチュエータ40に設置された磁気ヘッドと,磁気ヘッドに電流信号を印加したり,磁気ヘッドからの再生信号を増幅させるための柔軟PCB(FPCB:Flexible Printed Circuit Board)64及び前置増幅器62に影響を与え,再生信号に雑音を誘発した。図4に示されたように,従来のハードディスクドライブでは,上記のような原因によって再生信号の周波数及び他の周波数領域から比較的大きい雑音が発生した。これにより,再生されたデータにおいて雑音によるビットエラー率(BER:Bit Error Rate)が高まる。特に,図5に示されたように,ディスク20の中心部及び外郭部間の中間部位に磁気ヘッドが位置する時,再生信号のBERがさらに高く現れるが,これはこの位置で磁気ヘッド,前置増幅器62及び柔軟PCB64が貫通ホール70と最も近接するためである。
 一方,外部からほこりや湿気が貫通ホール70を通じて流入されてディスク20及び磁気ヘッドを汚染させることを防止するために,ベースプレート10の底面には上記貫通ホール70を防止するホールカバー72が付着されることもある。電磁波電磁波電磁波
 しかしながら,従来のホールカバー72は,プラスチック板にアルミニウムなどの金属粉末を塗布して作製したものあり,アルミニウム粉末の塗布層の組織が緻密ではないため,従来のホールカバーを介して電磁波が通過することを遮断することができない。また,上記構造を有する従来のホールカバー72には,電流が流れ難くいため,て渦電流損による電磁波の減衰効果も得られない。このように,従来のハードディスクドライブに備えられたホールカバー72は,PCBのLSIから発生した電磁波が貫通ホール70を通じてベースプレート10の上側に伝播されることを遮断することできない,という問題がある。
 したがって,本発明の目的は,PCBから発生した電磁波がベースプレートに形成された貫通ホールを通じてアクチュエータに設置された磁気ヘッド及び前置増幅器の方向に伝播されることを遮断することが可能なホールカバーを備えた新規かつ改良されたハードディスクドライブを提供することにある。
 上記課題を解決するため,本発明の第1の観点においては,ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,前記ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,前記スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,前記ディスクにデータを記録したり,記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在に前記ベースプレート上に設けられるアクチュエータと,前記ベースプレートの底面に設けられるPCBと,を備え,前記ベースプレートには前記ディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,前記ベースプレートの底面には前記PCBから発生した電磁波の前記ハウジング内部への伝播を遮断するために前記貫通ホールを防止する電気伝導性を有するホールカバーが付着されたハードディスクドライブが提供される。
 また,前記PCBから発生した電磁波によって前記ホールカバーに渦電流が発生し,この渦電流によるエネルギー損失によって前記電磁波が減衰される,如く構成することができる。
 また,前記ホールカバーは,アルミニウム板からなる,如く構成するのが好ましい。
 また,前記ホールカバーは,所定の接着剤を使用して前記ベースプレートの底面に直接接着されうる,如く構成される。
 また,前記ホールカバーは,その上に覆い包まれる接着テープによって前記ベースプレートの底面に付着されうる,如く構成される。
 本発明にかかるハードディスクドライブによれば,電気伝導性のある金属板からなるホールカバーでPCBから発生した電磁波が渦電流損によって減衰または消滅される。したがって,電磁波がハウジング内部の磁気ヘッド及び前置増幅器に到達されることが遮断されるので,電磁波による雑音が低減され,再生信号の品質が向上する。
 以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
 次に,図2及び図3に基づいて,本実施形態にかかるハードディスクドライブの構成について説明する。なお,図2は,本実施形態にかかるホールカバーが付着されたハードディスクドライブを示す分解斜視図であり,図3は,図2に示された本実施形態にかかるハードディスクドライブの垂直断面図である。
 まず,図2及び図3に示すように,本実施形態にかかるハードディスクドライブは,所定の内部空間を有するハウジング110を具備しており,このハウジング110内に磁気ディスク120と,スピンドルモータ130と,磁気ヘッド149を有したアクチュエータ140と,ボイスコイルモータ150が設けられる。
 ハウジング110は,コンピュータの基体内に設けられるものであって,スピンドルモータ130及びアクチュエータ140を支持するベースプレート111と,ベースプレート111の上部に結びついてディスク120を覆い包めて保護するカバープレート112で構成されている。このようなハウジング110は通常ステンレススチールまたはアルミニウム材質より製作される。
 ハウジング110内部には,少なくとも一つのディスク120が設けられる。従来には,データ保存容量を増加させるためにハードディスクドライブに2つまたはその以上のディスク120を設置しても良いが,最近にはディスク120の面記録密度が急に増して1つのディスク120だけでも十分な容量のデータを保存できる。したがって,最近には一つのディスク120を有するハードディスクドライブが多く開発されている。また,ディスク120は,その両面にデータ記録面が形成されても良く,例えば,底面にのみにデータ記録面が形成されても良い。本実施形態においては,その底面にデータ記録面が形成された1つのディスク120を有するハードディスクドライブを例に挙げて説明する。しかしながら本発明は1つのディスク120を有した場合に限定して適用されるものでなく,2つ以上のディスク120を有する場合にも,当然に適用することができる。
 スピンドルモータ130は,ディスク120を回転させるためのものであって,ベースプレート111上に固設される。このスピンドルモータ130の上端部にはディスク120の離脱を防止するためのクランプ125が結びつく。
 アクチュエータ140は,ディスク120にデータを記録したり,記録されたデータを再生するための装置であって,ベースプレート111上に回動自在に設けられる。アクチュエータ140は,回動軸142に回動自在に結びついたアーム144と,このアーム144の一端部に設置されて磁気ヘッド149が搭載されたスライダ148をディスク120の表面側に付勢されるように支持するサスペンション146を具備する。そして,アクチュエータ140のアーム144には,磁気ヘッド149に電流信号を印加したり磁気ヘッド149からの再生信号を増幅させるための柔軟PCB164及び前置増幅器162が設けられる。柔軟PCB164及び前置増幅器162は,アーム144の側面に付着されうるが,アクチュエータ140の高さを低めるために図示されたようにアーム144の底面(即ち,ベースプレート111との対向面)に設置されても良い。
 アクチュエータ140は,ボイスコイルモータ150によって回動される。ボイスコイルモータ150は,アクチュエータ140のアーム144の他端部に結びついたコイル158と,コイル158の上部及び下部に設置された上部ヨーク154及び下部ヨーク152と,上部ヨーク154及び下部ヨーク152の少なくとも一側に付着されたマグネット156とを具備する。
 ベースプレート111の底面には,上記ハードディスクドライブの構成要素を駆動させて制御するためのLSI以外の多数のチップが搭載されたPCB160が設けられる。また,ベースプレート111には,ディスク120の底面に設けられた記録面にサーボトラック情報を記録する際にアクチュエータ140の回動を制御するために使用されるプッシュピン(図示せず)が挿入される貫通ホール170が形成される。サーボトラック情報を記録する際に,プッシュピンは,ベースプレート111の下方からこの貫通ホール170を通過してアクチュエータ140のアーム144を干渉する。
 ディスク120の記録面にサーボトラック情報の記録が完了した後に,ベースプレート111の底面には貫通ホール170を防止するホールカバー172が付着される。PCB160上に搭載されたLSIでは,所定周波数の電磁波が発生し,これは貫通ホール170を通じてハウジング110内部に伝播されてアクチュエータ140に設置された磁気ヘッド149,前置増幅器162及び柔軟PCB164に影響を与えるので,これを遮断する必要がある。
 このために,本実施形態においては,ホールカバー172を電気伝導性のある金属板に製造する。したがって,PCB160上に搭載されたLSIから発生した電磁波によって金属板からなるホールカバー172に渦電流が発生される。伝導体中で磁束が変化することにより起電力が発生し,この起電力によって伝導体中には渦状に電流(これを渦電流という)が流れる。そして,このように発生した渦電流及び伝導体が有した抵抗によって伝導体には熱が発生し,これによりエネルギー損失(これを渦電流損という)が生じる。したがって,電磁波は,ホールカバー172内で,結局,渦電流損によって減衰し,あるいは殆ど消滅する。これにより,ホールカバー172を通過してハウジング110内部の磁気ヘッド149,前置増幅器162及び柔軟PCB164に到達する電磁波は,非常に微弱か,あるいは殆どないので,電磁波によって発生する雑音も減衰される。
 上記機能を果たすために,ホールカバー172は電気伝導性が良好であり,好適な抵抗値を有する金属板(例えばアルミニウム板)より製造することが望ましい。また,ホールカバー172の厚さは,発生する渦電流の強さ及び抵抗による熱損失を考慮して,電磁波の十分な減衰が起こる程度に決まる。
 一方,ホールカバー172は,外部からほこりや湿気が貫通ホール170を通じてハウジング110内部に流入されてディスク120及び磁気ヘッド149を汚染させることを防止する機能も果たすことができる。
 また,ホールカバー172は,貫通ホール170を完全に塞げる程度のサイズを有する。かかるホールカバー172は,所定の接着剤を使用してベースプレート111の底面に直接接着することもでき図示したようにホールカバー172は,その上に覆い包まれる接着テープ174によってベースプレート111の底面に付着することもできる。
 次に,図4に基づいて,本実施形態にかかる電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブにおける雑音低減効果を,従来のハードディスクドライブと比較して説明する。なお,図4は,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける再生信号及び雑音の強さを従来技術と比較して示すグラフ図である。
 まず,従来のハードディスクドライブでは,図4のグラフに示すように,PCBから発生した電磁波によって再生信号の周波数及び他の周波数領域で比較的強い雑音が発生している。一方,本実施形態にかかるホールカバーを備えたハードディスクドライブでは電磁波による雑音がほとんど現れないことが認められる。
 次に,図5に基づいて,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける磁気ヘッドの位置による再生信号のBERを従来技術と比較して説明する。なお,図5は,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける磁気ヘッドの位置による再生信号のBERを従来技術と比較して示すグラフ図である。
 図5のグラフ図に示すように,本実施形態にかかる全体的なBERは,従来と比較して低く現れることが分かる。BERを決定する因子中の一つは再生信号対雑音率であるので,この比率が小さいほどBERも小さく現れる。特に,磁気ヘッド,前置増幅器及び柔軟PCBが貫通ホールと最も近くなるディスクの中間部位(即ち,ディスクの中心部及び外郭部間)に磁気ヘッドが位置する時にBERの改善効果が最もはっきりと現れることが分かる。
 以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
 本発明は,電磁波による影響を最小化して高い保存容量を有した高性能のハードディスクドライブの開発及び製造に利用され得る。
従来のハードディスクドライブを示す平面図である。 第1の実施の形態にかかるホールカバーが付着されたハードディスクドライブを示す分解斜視図である。 図2に示された第1の実施の形態にかかるハードディスクドライブの垂直断面図である。 第1の実施の形態にかかるハードディスクドライブにおける再生信号及び雑音の強さを従来技術と比較して示すグラフである。 第1の実施の形態にかかるハードディスクドライブにおける磁気ヘッドの位置による再生信号のBERを従来技術と比較して示すグラフである。
符号の説明
112  カバープレート
120  ディスク
125  クランプ
130  スピンドルモータ
140  アクチュエータ
142  回動軸
144  アーム
146  サスペンション
148  スライダ
149  磁気ヘッド
150  ボイスコイルモータ
152  下部ヨーク
154  上部ヨーク
156  マグネット
158  コイル
162  前置増幅器
164  柔軟PCB
170  貫通ホール
172  ホールカバー

Claims (5)

  1.  ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,
     前記ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,
     前記スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,
     前記ディスクにデータを記録し,あるいは前記記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在に前記ベースプレート上に設けられるアクチュエータと,
     前記ベースプレートの底面に設けられる印刷回路基板と,を備え,
     前記ベースプレートには前記ディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,
     前記ベースプレートの底面には前記印刷回路基板から発生した電磁波の前記ハウジング内部への伝播を遮断するために前記貫通ホールを防止する電気伝導性を有するホールカバーが付着される,
     ことを特徴とするハードディスクドライブ。
  2.  前記印刷回路基板から発生した電磁波によって前記ホールカバーに渦電流が発生し,前記渦電流によるエネルギー損失によって前記電磁波が減衰されることを特徴とする請求項1に記載のハードディスクドライブ。
  3.  前記ホールカバーは,アルミニウム板からなる,ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハードディスクドライブ。
  4.  前記ホールカバーは,所定の接着剤を使用して前記ベースプレートの底面に接着される,ことを特徴とする請求項1,2あるいは3項のうちいずれか1項に記載のハードディスクドライブ。
  5.  前記ホールカバーは,その上に覆い包まれる接着テープによって前記ベースプレートの底面に付着される,ことを特徴とする請求項1,2あるいは3項のうちいずれか1項に記載のハードディスクドライブ。
JP2003323009A 2002-09-16 2003-09-16 電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブ Pending JP2004111037A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2002-0056231A KR100468765B1 (ko) 2002-09-16 2002-09-16 전자기파 차단용 홀 커버를 구비한 하드 디스크 드라이브

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004111037A true JP2004111037A (ja) 2004-04-08

Family

ID=31944876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003323009A Pending JP2004111037A (ja) 2002-09-16 2003-09-16 電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20040061965A1 (ja)
EP (1) EP1400958A3 (ja)
JP (1) JP2004111037A (ja)
KR (1) KR100468765B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7274532B2 (en) * 2003-08-25 2007-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Base member of disk drive having clock window to write servo track information
US7692892B2 (en) * 2006-07-19 2010-04-06 Seagate Technology Llc Two-material base for a data storage system
US7733600B2 (en) 2005-09-30 2010-06-08 Tdk Corporation Hard disk drive and wireless data terminal using the same

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100594302B1 (ko) * 2004-11-17 2006-06-30 삼성전자주식회사 베이스 플레이트, 커버 플레이트, 및 하드디스크 드라이브
KR20090114068A (ko) 2008-04-29 2009-11-03 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브와 이를 위한 서보 트랙 기록 장치
KR102544326B1 (ko) 2018-08-27 2023-06-19 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111318A (ja) * 1983-11-21 1985-06-17 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置
JPH01155510A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Hitachi Ltd 垂直磁気記録再生用磁気ヘツド
JPH04137210A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Toshiba Corp 磁気ヘッド
JP2806164B2 (ja) * 1992-08-26 1998-09-30 日本電気株式会社 磁気ヘッド組立体
JPH0696569A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Toshiba Corp 磁気ディスク装置の電磁遮蔽構造及び密封構造
JPH06105612A (ja) * 1992-09-28 1994-04-19 Iseki & Co Ltd 作業機の操作機構
JP3029383B2 (ja) * 1995-01-31 2000-04-04 株式会社東芝 磁気ディスク装置の取付け方法及び取付け構造
KR100324844B1 (ko) * 1995-08-23 2002-05-09 가나이 쓰도무 자기헤드및이것을사용한자기기억장치
JP3603914B2 (ja) * 1995-08-31 2004-12-22 ミツミ電機株式会社 磁気ディスクドライバ
KR100217744B1 (ko) * 1996-05-15 1999-09-01 윤종용 내부부품의 결로방지기능을 갖는 하드 디스크 드라이브
JPH1055662A (ja) * 1996-08-13 1998-02-24 Nec Corp 磁気ディスク装置
US5754369A (en) * 1996-10-03 1998-05-19 Quantum Corporation Head suspension with self-shielding integrated conductor trace array
JPH10125054A (ja) * 1996-10-11 1998-05-15 Ricoh Co Ltd ディスク駆動装置
JP3746355B2 (ja) * 1997-03-19 2006-02-15 富士通株式会社 ディスク装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7274532B2 (en) * 2003-08-25 2007-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Base member of disk drive having clock window to write servo track information
US7733600B2 (en) 2005-09-30 2010-06-08 Tdk Corporation Hard disk drive and wireless data terminal using the same
US7692892B2 (en) * 2006-07-19 2010-04-06 Seagate Technology Llc Two-material base for a data storage system

Also Published As

Publication number Publication date
US20040061965A1 (en) 2004-04-01
KR20040024785A (ko) 2004-03-22
EP1400958A3 (en) 2006-05-24
EP1400958A2 (en) 2004-03-24
KR100468765B1 (ko) 2005-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007012178A (ja) ディスク装置
US20090034121A1 (en) Magnetic head for perpendicular magnetic recording with coil wound around pole layer
JP2010176732A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2011118958A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2007287190A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2013171594A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2002092820A (ja) 垂直記録用磁気ヘッドおよび磁気ディスク装置
JP2012138138A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US8274756B2 (en) Use of carbon nanotubes to form conductive gaskets deployed in sensitive environments
US20150124352A1 (en) Flexible cable assembly having reduced-tolerance electrical connection pads
KR100468765B1 (ko) 전자기파 차단용 홀 커버를 구비한 하드 디스크 드라이브
JPH1049849A (ja) 磁気ディスク用磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置
JP4704947B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2012150863A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2013246850A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US10037783B2 (en) Wrapped data storage device for reducing vibration
JP2008186549A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2008021404A (ja) ハードディスクドライブおよびハードディスクドライブアセンブリー
KR100594306B1 (ko) 인터커넥트 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브의헤드짐발 어셈블리
JP2015005319A (ja) 磁気ヘッド、磁気記録再生装置、および磁気ヘッドの製造方法
JP2004185672A (ja) ヘッド及びディスク装置
JP2013143172A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2006286092A (ja) ディスク装置
US9036306B1 (en) Grounding for a hard disk drive suspension tail
JP2010287288A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051122