JP2004111037A - 電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブ - Google Patents
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Abstract
【課題】 電磁波遮蔽用ホールカバーを備えたハードディスクドライブを提供する。
【解決手段】 ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,ディスクにデータを記録し,あるいは記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在にベースプレート上に設けられるアクチュエータと,ベースプレートの底面に設けられる印刷回路基板と,を備え,ベースプレートにはディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,ベースプレートの底面には印刷回路基板から発生した電磁波のハウジング内部への伝播を遮断するために貫通ホールを防止する電気伝導性のある金属板からなるホールカバーが付着される。
【選択図】 図2
【解決手段】 ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,ディスクにデータを記録し,あるいは記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在にベースプレート上に設けられるアクチュエータと,ベースプレートの底面に設けられる印刷回路基板と,を備え,ベースプレートにはディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,ベースプレートの底面には印刷回路基板から発生した電磁波のハウジング内部への伝播を遮断するために貫通ホールを防止する電気伝導性のある金属板からなるホールカバーが付着される。
【選択図】 図2
Description
本発明は,ハードディスクドライブ(HDD)に関し,より詳細には,印刷回路基板から発生した電磁波がアクチュエータに設置された磁気ヘッド及び前置増幅器に影響を与えることを効果的に防止することが可能な新規かつ改良されたハードディスクドライブ(HDD)に関する。
ハードディスクドライブは,コンピュータの補助記憶装置中の一つとして,磁気ヘッドによって磁気ディスクに保存されたデータを再生したり,磁気ディスクにデータを記録する装置である。
図1は,従来のハードディスクドライブの構成を示す平面図である。
図1に示すように,ハードディスクドライブは,データを記録するための記録媒体である磁気ディスク(ハードディスク)20と,ディスク20の記録面にデータを記録し,記録されたデータを再生するための磁気ヘッド(図示せず)を具備する。ディスク20は,ベースプレート10上に設置されたスピンドルモータ30によって回転し,その記録面には記録される情報の位置を知らせるサーボトラック情報が,ディスク20の円周に沿って形成された数万のトラックに予め記録されている。磁気ヘッドは,ベースプレート10上に回動自在に設置されたアクチュエータ40の一端部に設置されたスライダ48に搭載されている。アクチュエータ40は,ボイスコイルモータ50によって回動軸42を中心に回動するアーム44と,アーム44の一端部に連結されて磁気ヘッドが搭載されたスライダ48をディスク20の記録面の方向に付勢させるように支持するサスペンション46とを備える。
ハードディスクドライブの電源がオフとなっている間には,スライダ48はサスペンション46の付勢力によってディスク20の表面に置かれている。電源がオンとなってディスク20が回転し始めれば,空気圧による揚力が発生し,これによりスライダ48は所定高さに浮上する。スライダ48は,浮上した状態でアクチュエータ40の回動によってディスク20記録面上に移動し,これによりスライダ48に搭載された磁気ヘッドはディスク20記録面上の特定トラックに沿ってデータを記録及び再生する。
一方,ベースプレート10には,ディスク20の底面に設けられた記録面にサーボトラック情報を記録する時に使用されるプッシュピンが挿入される貫通ホール70が形成されている。サーボトラック情報の記録が完了した後に,LSI(Large Scale Integrated circuit)以外多数のチップが搭載された印刷回路基板(PCB:Printed Circuit Board)がベースプレート10の底面に設けられる(図示せず)。
しかし,このような構成を有する従来のハードディスクドライブにおいて,ベースプレート10の下部に位置したPCBに搭載されたLSIでは,所定周波数の電磁波が発生し,この電磁波は貫通ホール70を通じてベースプレート10の上側に伝播される。ベースプレート10の上側に伝播された電磁波は,アクチュエータ40に設置された磁気ヘッドと,磁気ヘッドに電流信号を印加したり,磁気ヘッドからの再生信号を増幅させるための柔軟PCB(FPCB:Flexible Printed Circuit Board)64及び前置増幅器62に影響を与え,再生信号に雑音を誘発した。図4に示されたように,従来のハードディスクドライブでは,上記のような原因によって再生信号の周波数及び他の周波数領域から比較的大きい雑音が発生した。これにより,再生されたデータにおいて雑音によるビットエラー率(BER:Bit Error Rate)が高まる。特に,図5に示されたように,ディスク20の中心部及び外郭部間の中間部位に磁気ヘッドが位置する時,再生信号のBERがさらに高く現れるが,これはこの位置で磁気ヘッド,前置増幅器62及び柔軟PCB64が貫通ホール70と最も近接するためである。
一方,外部からほこりや湿気が貫通ホール70を通じて流入されてディスク20及び磁気ヘッドを汚染させることを防止するために,ベースプレート10の底面には上記貫通ホール70を防止するホールカバー72が付着されることもある。電磁波電磁波電磁波
しかしながら,従来のホールカバー72は,プラスチック板にアルミニウムなどの金属粉末を塗布して作製したものあり,アルミニウム粉末の塗布層の組織が緻密ではないため,従来のホールカバーを介して電磁波が通過することを遮断することができない。また,上記構造を有する従来のホールカバー72には,電流が流れ難くいため,て渦電流損による電磁波の減衰効果も得られない。このように,従来のハードディスクドライブに備えられたホールカバー72は,PCBのLSIから発生した電磁波が貫通ホール70を通じてベースプレート10の上側に伝播されることを遮断することできない,という問題がある。
したがって,本発明の目的は,PCBから発生した電磁波がベースプレートに形成された貫通ホールを通じてアクチュエータに設置された磁気ヘッド及び前置増幅器の方向に伝播されることを遮断することが可能なホールカバーを備えた新規かつ改良されたハードディスクドライブを提供することにある。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点においては,ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,前記ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,前記スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,前記ディスクにデータを記録したり,記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在に前記ベースプレート上に設けられるアクチュエータと,前記ベースプレートの底面に設けられるPCBと,を備え,前記ベースプレートには前記ディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,前記ベースプレートの底面には前記PCBから発生した電磁波の前記ハウジング内部への伝播を遮断するために前記貫通ホールを防止する電気伝導性を有するホールカバーが付着されたハードディスクドライブが提供される。
また,前記PCBから発生した電磁波によって前記ホールカバーに渦電流が発生し,この渦電流によるエネルギー損失によって前記電磁波が減衰される,如く構成することができる。
また,前記ホールカバーは,アルミニウム板からなる,如く構成するのが好ましい。
また,前記ホールカバーは,所定の接着剤を使用して前記ベースプレートの底面に直接接着されうる,如く構成される。
また,前記ホールカバーは,その上に覆い包まれる接着テープによって前記ベースプレートの底面に付着されうる,如く構成される。
本発明にかかるハードディスクドライブによれば,電気伝導性のある金属板からなるホールカバーでPCBから発生した電磁波が渦電流損によって減衰または消滅される。したがって,電磁波がハウジング内部の磁気ヘッド及び前置増幅器に到達されることが遮断されるので,電磁波による雑音が低減され,再生信号の品質が向上する。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
次に,図2及び図3に基づいて,本実施形態にかかるハードディスクドライブの構成について説明する。なお,図2は,本実施形態にかかるホールカバーが付着されたハードディスクドライブを示す分解斜視図であり,図3は,図2に示された本実施形態にかかるハードディスクドライブの垂直断面図である。
まず,図2及び図3に示すように,本実施形態にかかるハードディスクドライブは,所定の内部空間を有するハウジング110を具備しており,このハウジング110内に磁気ディスク120と,スピンドルモータ130と,磁気ヘッド149を有したアクチュエータ140と,ボイスコイルモータ150が設けられる。
ハウジング110は,コンピュータの基体内に設けられるものであって,スピンドルモータ130及びアクチュエータ140を支持するベースプレート111と,ベースプレート111の上部に結びついてディスク120を覆い包めて保護するカバープレート112で構成されている。このようなハウジング110は通常ステンレススチールまたはアルミニウム材質より製作される。
ハウジング110内部には,少なくとも一つのディスク120が設けられる。従来には,データ保存容量を増加させるためにハードディスクドライブに2つまたはその以上のディスク120を設置しても良いが,最近にはディスク120の面記録密度が急に増して1つのディスク120だけでも十分な容量のデータを保存できる。したがって,最近には一つのディスク120を有するハードディスクドライブが多く開発されている。また,ディスク120は,その両面にデータ記録面が形成されても良く,例えば,底面にのみにデータ記録面が形成されても良い。本実施形態においては,その底面にデータ記録面が形成された1つのディスク120を有するハードディスクドライブを例に挙げて説明する。しかしながら本発明は1つのディスク120を有した場合に限定して適用されるものでなく,2つ以上のディスク120を有する場合にも,当然に適用することができる。
スピンドルモータ130は,ディスク120を回転させるためのものであって,ベースプレート111上に固設される。このスピンドルモータ130の上端部にはディスク120の離脱を防止するためのクランプ125が結びつく。
アクチュエータ140は,ディスク120にデータを記録したり,記録されたデータを再生するための装置であって,ベースプレート111上に回動自在に設けられる。アクチュエータ140は,回動軸142に回動自在に結びついたアーム144と,このアーム144の一端部に設置されて磁気ヘッド149が搭載されたスライダ148をディスク120の表面側に付勢されるように支持するサスペンション146を具備する。そして,アクチュエータ140のアーム144には,磁気ヘッド149に電流信号を印加したり磁気ヘッド149からの再生信号を増幅させるための柔軟PCB164及び前置増幅器162が設けられる。柔軟PCB164及び前置増幅器162は,アーム144の側面に付着されうるが,アクチュエータ140の高さを低めるために図示されたようにアーム144の底面(即ち,ベースプレート111との対向面)に設置されても良い。
アクチュエータ140は,ボイスコイルモータ150によって回動される。ボイスコイルモータ150は,アクチュエータ140のアーム144の他端部に結びついたコイル158と,コイル158の上部及び下部に設置された上部ヨーク154及び下部ヨーク152と,上部ヨーク154及び下部ヨーク152の少なくとも一側に付着されたマグネット156とを具備する。
ベースプレート111の底面には,上記ハードディスクドライブの構成要素を駆動させて制御するためのLSI以外の多数のチップが搭載されたPCB160が設けられる。また,ベースプレート111には,ディスク120の底面に設けられた記録面にサーボトラック情報を記録する際にアクチュエータ140の回動を制御するために使用されるプッシュピン(図示せず)が挿入される貫通ホール170が形成される。サーボトラック情報を記録する際に,プッシュピンは,ベースプレート111の下方からこの貫通ホール170を通過してアクチュエータ140のアーム144を干渉する。
ディスク120の記録面にサーボトラック情報の記録が完了した後に,ベースプレート111の底面には貫通ホール170を防止するホールカバー172が付着される。PCB160上に搭載されたLSIでは,所定周波数の電磁波が発生し,これは貫通ホール170を通じてハウジング110内部に伝播されてアクチュエータ140に設置された磁気ヘッド149,前置増幅器162及び柔軟PCB164に影響を与えるので,これを遮断する必要がある。
このために,本実施形態においては,ホールカバー172を電気伝導性のある金属板に製造する。したがって,PCB160上に搭載されたLSIから発生した電磁波によって金属板からなるホールカバー172に渦電流が発生される。伝導体中で磁束が変化することにより起電力が発生し,この起電力によって伝導体中には渦状に電流(これを渦電流という)が流れる。そして,このように発生した渦電流及び伝導体が有した抵抗によって伝導体には熱が発生し,これによりエネルギー損失(これを渦電流損という)が生じる。したがって,電磁波は,ホールカバー172内で,結局,渦電流損によって減衰し,あるいは殆ど消滅する。これにより,ホールカバー172を通過してハウジング110内部の磁気ヘッド149,前置増幅器162及び柔軟PCB164に到達する電磁波は,非常に微弱か,あるいは殆どないので,電磁波によって発生する雑音も減衰される。
上記機能を果たすために,ホールカバー172は電気伝導性が良好であり,好適な抵抗値を有する金属板(例えばアルミニウム板)より製造することが望ましい。また,ホールカバー172の厚さは,発生する渦電流の強さ及び抵抗による熱損失を考慮して,電磁波の十分な減衰が起こる程度に決まる。
一方,ホールカバー172は,外部からほこりや湿気が貫通ホール170を通じてハウジング110内部に流入されてディスク120及び磁気ヘッド149を汚染させることを防止する機能も果たすことができる。
また,ホールカバー172は,貫通ホール170を完全に塞げる程度のサイズを有する。かかるホールカバー172は,所定の接着剤を使用してベースプレート111の底面に直接接着することもでき図示したようにホールカバー172は,その上に覆い包まれる接着テープ174によってベースプレート111の底面に付着することもできる。
次に,図4に基づいて,本実施形態にかかる電磁波遮断用ホールカバーを備えたハードディスクドライブにおける雑音低減効果を,従来のハードディスクドライブと比較して説明する。なお,図4は,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける再生信号及び雑音の強さを従来技術と比較して示すグラフ図である。
まず,従来のハードディスクドライブでは,図4のグラフに示すように,PCBから発生した電磁波によって再生信号の周波数及び他の周波数領域で比較的強い雑音が発生している。一方,本実施形態にかかるホールカバーを備えたハードディスクドライブでは電磁波による雑音がほとんど現れないことが認められる。
次に,図5に基づいて,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける磁気ヘッドの位置による再生信号のBERを従来技術と比較して説明する。なお,図5は,本実施形態にかかるハードディスクドライブにおける磁気ヘッドの位置による再生信号のBERを従来技術と比較して示すグラフ図である。
図5のグラフ図に示すように,本実施形態にかかる全体的なBERは,従来と比較して低く現れることが分かる。BERを決定する因子中の一つは再生信号対雑音率であるので,この比率が小さいほどBERも小さく現れる。特に,磁気ヘッド,前置増幅器及び柔軟PCBが貫通ホールと最も近くなるディスクの中間部位(即ち,ディスクの中心部及び外郭部間)に磁気ヘッドが位置する時にBERの改善効果が最もはっきりと現れることが分かる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,電磁波による影響を最小化して高い保存容量を有した高性能のハードディスクドライブの開発及び製造に利用され得る。
112 カバープレート
120 ディスク
125 クランプ
130 スピンドルモータ
140 アクチュエータ
142 回動軸
144 アーム
146 サスペンション
148 スライダ
149 磁気ヘッド
150 ボイスコイルモータ
152 下部ヨーク
154 上部ヨーク
156 マグネット
158 コイル
162 前置増幅器
164 柔軟PCB
170 貫通ホール
172 ホールカバー
120 ディスク
125 クランプ
130 スピンドルモータ
140 アクチュエータ
142 回動軸
144 アーム
146 サスペンション
148 スライダ
149 磁気ヘッド
150 ボイスコイルモータ
152 下部ヨーク
154 上部ヨーク
156 マグネット
158 コイル
162 前置増幅器
164 柔軟PCB
170 貫通ホール
172 ホールカバー
Claims (5)
- ベースプレート及びカバープレートを有したハウジングと,
前記ベースプレート上に設けられるスピンドルモータと,
前記スピンドルモータに装着されるデータ保存用ディスクと,
前記ディスクにデータを記録し,あるいは前記記録されたデータを再生するための磁気ヘッドを有し,ボイスコイルモータによって回動自在に前記ベースプレート上に設けられるアクチュエータと,
前記ベースプレートの底面に設けられる印刷回路基板と,を備え,
前記ベースプレートには前記ディスクの記録面にサーボトラック情報を記録するための貫通ホールが形成され,
前記ベースプレートの底面には前記印刷回路基板から発生した電磁波の前記ハウジング内部への伝播を遮断するために前記貫通ホールを防止する電気伝導性を有するホールカバーが付着される,
ことを特徴とするハードディスクドライブ。 - 前記印刷回路基板から発生した電磁波によって前記ホールカバーに渦電流が発生し,前記渦電流によるエネルギー損失によって前記電磁波が減衰されることを特徴とする請求項1に記載のハードディスクドライブ。
- 前記ホールカバーは,アルミニウム板からなる,ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハードディスクドライブ。
- 前記ホールカバーは,所定の接着剤を使用して前記ベースプレートの底面に接着される,ことを特徴とする請求項1,2あるいは3項のうちいずれか1項に記載のハードディスクドライブ。
- 前記ホールカバーは,その上に覆い包まれる接着テープによって前記ベースプレートの底面に付着される,ことを特徴とする請求項1,2あるいは3項のうちいずれか1項に記載のハードディスクドライブ。
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