JP2010287288A - 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド記録位置から離れた位置でのビットエラーレート悪化を解消することが可能と磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク装置の磁気ヘッドは、スライダと、スライダに設けられ記録媒体に対し情報処理を行うヘッド部と、を備え、ヘッド部は、記録層に対し垂直な記録磁界を印加する主磁極66と、主磁極を励磁する記録コイルと、主磁極のトレーリング側端面とライトギャップを置いて対向するリーディング側端面68bを有し、記録媒体の下地層との間で閉磁路を形成するリターン磁極68と、主磁極の幅方向の両側に、主磁極から磁気的に離間して設けられたサイドシールド70と、を備えている。サイドシールドの各々は、記録媒体と対向する底面70aと、この底面から立ち上がり主磁極と隙間を置いて対向する側面70bと、底面から立ち上がったリーディング側端面70cと、を有し、リーディング側端面は底面に対し90度よりも大きな角度で傾斜している。
【選択図】 図5

Description

この発明は、ディスク装置に用いる垂直磁気記録用の磁気ヘッド、この磁気ヘッドを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。キャリッジアッセンブリは、回動自在に支持されたアームと、アームから延出したサスペンションとを備え、このサスペンションに延出端に磁気ヘッドが支持されている。磁気ヘッドは、サスペンションに取り付けられたスライダ、およびスライダに設けられたヘッド部を有し、このヘッド部は、ライト用の記録ヘッドとリード用の再生ヘッドとを含んで構成されている。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるライトシールド磁極と、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。主磁極は、ライトシールド磁極に形成され主磁極のトラック幅方向の両側に配設されたサイドシールド間に、一部が位置した状態で配置されている(例えば、特許文献1)。
各サイドシールドの主磁極と対向する側面は、主磁極とサイドシールドとの間隔が磁気ヘッドの浮上面から素子の高さ方向に向かって小さくなるように傾斜して形成されている。サイドシールドの側面の開き角度は127度に設定されている。
そして、磁気ヘッドが磁気ディスクの上を移動トラック主磁極の直下から磁気ディスク上に記録磁界が印加され、磁気ディスクの記録層に対して、ライトギャップの幅とほぼ等しい幅のトラックに沿って記録パターンが垂直記録される。
特開2007−294059号公報
しかしながら、上記のように構成された磁気ヘッドでは、ヘッド記録位置から少し外れた位置において、主磁極からサイドシールドへの戻り磁界が生じてしまい、隣接のフリンジビットエラーレートより、隣隣接やその外側におけるフリンジビットエラーレートのほうが悪化するという問題が発生する。また、サイドシールドにおいて、不安定磁区が生じると、そこから前歴信号を乱す妨害磁界が生じ、ヘッド記録位置から数トラック離れた位置において、ビットエラーレートが悪化するという問題が発生する。
また、従来の磁気ヘッドでは、製造工程に起因して、サイドシール側面の傾きにばらつき生じる可能性があり、このばらつきにより、主磁極のトラック幅方向の両サイドから記録磁界のもれが生じるおそれがある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、主磁極からサイドシールドへの戻り磁界の集中を防止してサイドシールドにおける不安定磁区の発生を抑制し、ヘッド記録位置から離れた位置でのビットエラーレート悪化を解消することが可能と磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
この発明の態様に係る磁気ヘッドは、軟磁気特性を有する下地層と、この下地層に重ねて形成され、媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する記録層と、を有する記録媒体に記録を行う垂直記録用の磁気ヘッドであって、前記記録媒体の表面と対向する対向面を有するスライダと、前記スライダに設けられ前記記録媒体に対し情報処理を行うヘッド部と、を備え、前記ヘッド部は、
トレーリング側端面およびこのトレーリング側端面と対向するリーディング側端面を有し、前記記録層に対し垂直な記録磁界を印加する主磁極と、前記主磁極を励磁する記録コイルと、前記主磁極のトレーリング側端面とライトギャップを置いて対向するリーディング側端面を有し、前記記録媒体の下地層との間で閉磁路を形成するリターン磁極と、前記主磁極の幅方向の両側に、前記主磁極から磁気的に離間して設けられたサイドシールドと、を備え、前記サイドシールドの各々は、前記記録媒体と対向する底面と、この底面から立ち上がり前記主磁極と隙間を置いて対向する側面と、前記底面から立ち上がったリーディング側端面と、を有し、前記リーディング側端面は前記底面に対し90度よりも大きな角度で傾斜している。
この発明の他の態様に係るディスク装置は、軟磁気特性を有する下地層と、この下地層に重ねて形成され、媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する記録層と、を有するディスク状の記録媒体と、前記記録媒体を支持しているとともに回転する駆動部と、前記記録媒体の表面と対向する対向面を有するスライダ、および前記スライダに設けられ前記記録媒体に対し情報処理を行うヘッド部を有する磁気ヘッドと、を備え、
前記ヘッド部は、トレーリング側端面およびこのトレーリング側端面と対向するリーディング側端面を有し、前記記録層に対し垂直な記録磁界を印加する主磁極と、前記主磁極を励磁する記録コイルと、前記主磁極のトレーリング側端面とライトギャップを置いて対向するリーディング側端面を有し、前記記録媒体の下地層との間で閉磁路を形成するリターン磁極と、前記主磁極の幅方向の両側に、前記主磁極から磁気的に離間して設けられたサイドシールドと、を備え、前記サイドシールドの各々は、前記記録媒体と対向する底面と、この底面から立ち上がり前記主磁極と隙間を置いて対向する側面と、前記底面から立ち上がったリーディング側端面と、を有し、前記リーディング側端面は前記底面に対し90度よりも大きな角度で傾斜している。
本発明の態様によれば、主磁極からサイドシールドへの戻り磁界の集中を防止してサイドシールドにおける不安定磁区の発生を抑制し、ヘッド記録位置から離れた位置でのビットエラーレート悪化を解消することが可能と磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係るHDDを示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図5は、前記記録ヘッドをスライダのディスク対向面側から見た平面図。 図6は、変形例に係る記録ヘッドをスライダのディスク対向面側から見た平面図。 図7は、磁気ディスクの径方向に沿ったビットエラーレートを、本実施形態に係る磁気ヘッドと従来例に係る磁気ヘッドとで比較して示す図。 図8は、磁気ディスクの径方向に沿ったビットエラーレートを、θ1が120〜150度の磁気ヘッドと、θ1が120〜150度以外の磁気ヘッドと、で比較して示す図。 図9は、第2の実施形態に係る記録ヘッドを概略的に示す断面図。 図10は、第3の実施形態に係る記録ヘッドを概略的に示す断面図。 図11は、第4の実施形態に係る記録ヘッドを概略的に示す断面図。 図12は、第5の実施形態に係る記録ヘッドを概略的に示す断面図。 図13は、第6の実施形態に係る記録ヘッドを概略的に示す断面図。 図14は、第6の実施形態に係る記録ヘッドをスライダのディスク対向面側から見た平面図。 図15は、第4の実施形態に係る磁気ヘッドの製造工程を示す断面図。 図16は、第4の実施形態に係る磁気ヘッドの製造工程を示す断面図。 図17は、第4の実施形態に係る磁気ヘッドの製造工程を示す断面図。 図18は、第6の実施形態に係る磁気ヘッドの製造工程を示す断面図。
以下図面を参照しながら、この発明に係るディスク装置をハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)に適用した第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、HDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース11と、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。ベース11およびトップカバーは例えばアルミ、鉄、ステンレス、冷間圧延炭素鋼鈑等の金属材料によって形成されている。
ベース11上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスク12に対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)15を備えている。また、ベース11上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するイナーシャラッチ機構20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース11の外面には、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM15、および磁気ヘッド33の動作を制御する制御回路基板25がねじ止めされ、ベース11の底壁と対向して位置している。
図1および図2に示すように、磁気ディスク12は、垂直2層膜媒体として構成されている。磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチの円板状に形成され非磁性体からなる基板16を有している。基板16の各表面には、ソフト・マグネティク・アンダーレーヤーと呼ばれる下地層としての軟磁性層23と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する垂直磁気記録層22とが順次積層され、さらにその上に保護膜19(図3参照)が形成されている。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともに、ハブの上端にねじ止めされたクランプばね21によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース11の底壁上に固定された軸受部24と、軸受部から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部24から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース11の底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM15は、軸受部24からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース11に組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース11上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM15を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM15のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44を拡大して示す断面図、図4は、ヘッド部の記録ヘッドを模式的に示す斜視図、図5は、記録ヘッド部分をスライダ42のディスク対向面43側から見た配置図である。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層して形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS面))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、リーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端部42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および記録ヘッド56を有し、分離型磁気ヘッドとして形成されている。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜63と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜63を挟むように配置された軟磁気特性を有するシールド膜62a、62bと、で構成されている。これら磁性膜63、シールド膜62a、62bの下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。再生ヘッド54は、磁気ディスク12に記録された情報を再生する。
記録ヘッド56は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。記録ヘッド56は、トレーリング端側にリターン磁極をもつ単磁極ヘッドとして構成されている。図3および図4に示すように、記録ヘッド56は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高透磁率材料からなる主磁極66と、主磁極66のトレーリング側に配置され、主磁極直下の軟磁性層23を介して効率的に磁路を閉じるために設けられたリターン磁極(ライトシールド電極)68と、主磁極66の上部をリターン磁極68に連結する連結部67と、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極66に磁束を流すために主磁極66およびリターン磁極68を含む磁路に巻きつくように配置された記録コイル71と、を有している。
図3ないし図5に示すように、主磁極66の下端部66aは、例えば、断面が台形状に形成され、トレーリング端側に位置した所定幅のトレーリング側端面67a、トレーリング端面と対向しているとともにトレーリング側端面よりも幅の狭いリーディング側端面、および両側面を有している。主磁極66の下端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。トレーリング側端面67aの幅は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。
リターン磁極68は、ほぼL字形状に形成され、その下端部68aは、細長い矩形状に形成されている。リターン磁極68の下端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。下端部68aのリーディング側端面68bは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面68bは、主磁極66のトレーリング側端面67aとライトギャップWGを置いて平行に対向している。
記録ヘッド56は、主磁極66のライトギャップWGの長さ方向両側に、すなわち、主磁極66のトラック幅方向の両側に一対のサイドシールド70が設けられている。これらのサイドシールド70は、ディスク対向面43上では、主磁極66に対して磁気的に分断して設けられる。各サイドシールド70は、高透磁率材料によりリターン磁極68の下端部68aと一体に形成され、下端部68aのリーディング側端面68bからスライダ42のリーディング端側に向かって延出している。
前記サイドシールド70の各々は、ディスク対向面43に露出し磁気ディスク12と対向する底面70aと、この底面から立ち上がり主磁極66と隙間を置いて対向する側面70bと、底面70aから立ち上がったリーディング側端面70cと、底面と対向する上面70dとを有している。リーディング側端面70cは底面70aに対し90度よりも大きな角度で傾斜している。リーディング側端面70cは、高さ方向に傾斜することで、ディスク対向面43に露出する端部の角度θ1、すなわち、リーディング側端面70cと底面70aとのなす角度θ1、が鈍角、あるいは、円弧状となっている。
各サイドシールド70の側面70bは、リターン磁極のリーディング側端面68bから延出し、側面70bとリーディング側端面68bとのなす角度θ2は、例えば、鋭角に形成されている。なお、側面70bとリーディング側端面68bとのなす角度θ2は、直角でもよく、あるいは、図6に示すように、鈍角に形成されていてもよい。
図3に示すように、再生ヘッド54および記録ヘッド56は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜72により覆われている。保護絶縁膜72は、ヘッド部44の外形を構成している。
以上のように構成されたHDDによれば、VCM15を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド56部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド56により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、記録コイル71により主磁極66を励磁し、この主磁極から直下の磁気ディスク12の記録層22に垂直方向の記録磁界を印加することにより、所望のトラック幅にて情報を記録する。この際、サイドシールド70のリーディング側端面70cと底面70aとの成す角度θ1を鈍角あるいは円弧状とすることにより、主磁極66からサイドシールド70への戻り磁界の集中を防止し、サイドシールド70における不安定磁区の発生を抑制することができる。これにより、ヘッド記録位置から離れた位置でのビットエラーレート悪化を解消することが可能となる。
図7は、本実施形態に係る磁気ヘッドと従来の磁気ヘッドとを用い、磁気ディスクのある記録位置において複数回記録を実行した際の、ビットエラーレートのディスク半径方向へのプロファイルを比較して示したものである。実線が従来の磁気ヘッドを用いた場合の分布を示し、破線が本実施形態に係る磁気ヘッドを用いた場合の分布を示している。
従来の磁気ヘッドでは、ヘッド記録位置から少し外れた位置において、主磁極からサイドシールドへの戻り磁界が生じてしまい、隣接のフリンジビットエラーレートより、隣隣接や更に外側におけるフリンジビットエラーレートのほうが悪化する現象が発生する。また、サイドシールドにおいて、不安定磁区が生じると、そこから前歴信号を乱す妨害磁界が生じ、ヘッド記録位置から数トラック離れた位置において、ビットエラーレートが悪化するという問題が発生する。
これに対して、本実施形態に係る磁気ヘッドを用いた場合、サイドシールド70のリーディング側端面70cを傾斜させ、ディスク対向面43に露出する端部の角度を鈍角、あるいは、円弧状にすることにより、主磁極66からサイドシールド70への戻り磁界の集中を防ぐことができ、かつ、サイドシールドにおける不安定磁区の発生をディスク対向面近傍で抑えることにつながる。図7の破線で示すように、従来磁界強度分布で見えていたサブピークが消え、ヘッド記録位置から離れた位置でのビットエラーレート悪化を解消することが可能となる。
サイドシールド70のリーディング側端面70cの角度θ1は、120〜150度であることが望ましい。角度θ1が120〜150度である磁気ヘッドと、それ以外の磁気ヘッドにより、磁気ディスクのある記録位置で複数回記録を実行した際のビットエラーレート劣化度のディスク半径方向へのプロファイルを比較した結果の例を図8に示す。角度θ1が120〜150度に制御できていない磁気ヘッドでは、主磁極66からサイドシールド70への戻り磁界を適切に抑制することができず、図中丸枠で示されているように、隣隣接やその外側におけるフリンジビットエラーレートが大きく悪化する結果となる。
これに対して、角度θ1が120〜150度である磁気ヘッドによれば、主磁極66からサイドシールド70への戻り磁界を抑制し、隣隣接やその外側におけるフリンジビットエラーレートの劣化を防止することが可能となる。
なお、第1の実施形態において、サイドシールド70のリーディング側端面70cと底面70aとは鈍角θ1を形成しているが、図9に示す第2の実施形態のように、この角部は、円弧状に形成してもよい。この場合、円弧の中心角θ1は、鈍角に設定される。
また、第1の実施形態において、サイドシールド70は、主磁極66のリーディング側端を越えてスライダのリーディング側に延出する構成としたが、図10に示す第3の実施形態のように、サイドシールド70は、主磁極66のトレーリング側端面67aとリーディング側端部との間まで延出するように配置してもよい。
次に、この発明の第4の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドについて説明する。
図11は、第4の実施形態に係る磁気ヘッドの記録ヘッド56を示す断面図である。図11に示すように、サイドシールド70は、底面70aに対向する上面70dを有し、リーディング側端面70cは鋭角な角部を持たないように形成されている。すなわち、リーディング側端面70cは、底面70aと上面70dとの間に、鈍角θ3をなす、あるいは、円弧状に形成された、中間部73を有し、かつ、上面とほぼ直角に接合している。
図12に示す第5の実施形態に係る磁気ヘッドによれば、サイドシールド70は、底面70aに対向する上面70dを有し、リーディング側端面70cは鋭角な角部を持たないように形成されている。リーディング側端面70cは、底面70aと上面70dとの間に、鈍角θ3をなす、あるいは、円弧状に形成された、中間部73を有し、更に、上面70dに対して鈍角θ4を成すように形成されている。
このような第4および第5の実施形態のように、サイドシールド70のリーディング側端面70cを鋭角な角部を持たないように形成することにより、より一層、主磁極66からサイドシールド70への戻り磁界を抑制し、隣隣接やその外側におけるフリンジビットエラーレートの劣化を防止することが可能となる。すなわち、角部の角度θ1、θ3をともに鈍角とすることにより、主磁極66からの磁界が、サードシールド70のリーディング側へ突き出た中間部73へ集中することを防ぐとともに、中間部73における不安定磁区の発生を抑制することになり、隣接トラックの信号劣化または消去を抑制することができる。
図13は、第6の実施形態に係る磁気ヘッドの記録ヘッド56を示す断面図、図14は記録ヘッドをスライダのディスク対向面側から見た図である。
図13および図14に示すように、一対のサイドシールド70は主磁極66のトラック方向両側に配置されているとともに、リターン磁極68のリーディング側端面68bに対して磁気的に離間して設けられている。各サイドシールド70のリターン磁極68と対向するトレーリング側端面70eは、サイドシールドの底面70aに対して鈍角θ5をなしている。また、各サイドシールド70のリーディング側端面70cは、底面70aに対して鈍角θ1をなしている。各サイドシールド70のトレーリング側端面70eとリターン磁極68のリーディング側端面68bとの間隔は、ライトギャップWGとほぼ等しく設定されている。
第6の実施形態においても、サイドシールド70のリーディング側端面70cおよびトレーリング側端面70eを傾斜させ、底面70aとのなす角度θ1、θ5をそれぞれ鈍角とすることにより、サイドシールド70における不安定磁区の発生を抑えることができ、隣接トラックの信号劣化または消去を抑制することができる。
上述した第2、第3、第4、第5、第6の実施形態において、HDDおよび磁気ヘッドの他の構成は、前述した第1の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。そして、第2ないし第6の実施形態に係る磁気ヘッドおよびHDDにおいても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記のように構成された磁気ヘッドの製造方法について説明する。ここでは、図11に示す第4の実施形態に係る磁気ヘッドを例にとり、その製造方法、特に、再度シールドの傾斜したリーディング側端面を製造する方法を説明する。
図15ないし図17は、サイドシールド70を製膜する際の工程をそれぞれ模式的に示す断面図である。製膜プロセスとしては、図15に示すように、まず、再生ヘッド54の軟磁気特性を有するシールド膜62a、磁気抵抗効果を有する磁性膜63、シールド膜62bを順に製膜する。続いて、主磁極66を製膜する前に、サイドシールド70を製膜する段階に入る。まず、下地層となる絶縁層81を製膜する。続いて、絶縁層81上にマスク82を形成する。なお、このマスク82はフォトレジストマスクやハードマスクを用いることができる。
続いて、イオンビームミリングによって、絶縁層81をエッチングしていき、製膜方向に対して、角度θ1の傾斜面83と製膜方向に対して平行な平行面84の部位を露出させる形に加工する。この際、角度θ1は120〜150度となるのが望ましく、θ1が適切な範囲内となるようにイオンビームミリングのビーム照射角度を制御すればよい。
次いで、マスク82を除去した後、図16に示すように、サイドシールド70のシード層86を絶縁層81上に製膜する。続いて、サイドシールド70を製膜する幅Wの部分78を除く形でめっきフレーム85を形成する。なお、この幅Wによって、サイドシールド70のディスク対向面に垂直な方向の幅(底面と上面との間の幅)を制御する。
続いて、図17に示すように、めっき法により、幅Wの部分78内に、サイドシールド70を製膜する。次いで、めっきフレーム85を除去した後、シード層86の厚み分をイオンビームミリングによってエッチングすることで、サイドシールド70の下部を除くシード層を除去する。続いて非磁性層87を膜面全体に製膜する。製膜する非磁性層87の厚みによってサイドシールドのヘッド走行方向のおおよその長さを制御する。最後に、製膜表面部よりCMP研磨し、製膜最表面部88が露出する形に加工することにより、サイドシールド70の製造プロセスが終了となる。
図13および図14に示した第6の実施形態に係る磁気ヘッドでは、サイドシールド70はリターン磁極68と磁気的に接合していない構造であるため、サイドシールド70のヘッド走行方向への傾斜面をトレーリング側端部に施す必要があり、製造プロセスとしてもう一段階必要となる。この場合、図18に示すように、製膜最表面部88をCMP研磨により露出させた後、その上にマスク89を形成する。続いて、イオンビームミリングによって、サイドシールド70および非磁性層87をエッチングしていき、製膜方向に対して角度θ4の傾斜面(トレーリング側端面70e)90と製膜方向に対して平行な平行面91の部位を露出させる形に加工する。エッチング加工後、マスク89を除去し、製造プロセスは終了となる。なお、角度θ4の制御はイオンビームミリングのビーム照射角度により行えばよい。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、27…アーム、
30…サスペンション、33…磁気ヘッド、42…スライダ、43…ディスク対向面、
44…ヘッド部、54…再生ヘッド、56…記録ヘッド、66…主磁極、
67a…トレーリング側端面、68…リターン磁極、68a…下端部、
68b…リーディング側端面、70…サイドシールド、70a…底面、70b…側面、
70c…リーディング側端面、70d…上面、70e…トレーリング側端面、
71…記録コイル、WG…ライトギャップ

Claims (8)

  1. 軟磁気特性を有する下地層と、この下地層に重ねて形成され、媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する記録層と、を有する記録媒体に記録を行う垂直記録用の磁気ヘッドであって、
    前記記録媒体の表面と対向する対向面を有するスライダと、
    前記スライダに設けられ前記記録媒体に対し情報処理を行うヘッド部と、を備え、前記ヘッド部は、
    トレーリング側端面およびこのトレーリング側端面と対向するリーディング側端面を有し、前記記録層に対し垂直な記録磁界を印加する主磁極と、
    前記主磁極を励磁する記録コイルと、
    前記主磁極のトレーリング側端面とライトギャップを置いて対向するリーディング側端面を有し、前記記録媒体の下地層との間で閉磁路を形成するリターン磁極と、
    前記主磁極の幅方向の両側に、前記主磁極から磁気的に離間して設けられたサイドシールドと、を備え、
    前記サイドシールドの各々は、前記記録媒体と対向する底面と、この底面から立ち上がり前記主磁極と隙間を置いて対向する側面と、前記底面から立ち上がったリーディング側端面と、を有し、前記リーディング側端面は前記底面に対し90度よりも大きな角度で傾斜している磁気ヘッド。
  2. 前記サイドシールドのリーディング側端面は、前記底面との成す角度が鈍角あるいは円弧状に形成されている請求項1に記載の磁気ヘッド。
  3. 前記サイドシールドは、前記リターン磁極に接合され、前記サイドシールドの側面は、前記リターン磁極のリーディング側端面に対して鈍角をなしている請求項1に記載の磁気ヘッド。
  4. 前記サイドシールドは、前記リターン磁極に対して磁気的に離間して設けられ、前記サイドシールドのリターン磁極と対向するトレーリング側端面は、前記底面に対して鈍角をなしている請求項1に記載の磁気ヘッド。
  5. 前記各サイドシールドは、前記底面に対向する上面を有し、前記リーディング側端面は上記上面に対して鈍角をなして、あるいは、円弧状に形成されている請求項1に記載の磁気ヘッド。
  6. 前記各サイドシールドは、前記底面に対向する上面を有し、前記リーディング側端面は前記底面と上面との間に、鈍角をなす、あるいは、円弧状の中間部を有し、かつ、上記上面に対して鈍角をなして、あるいは、円弧状に形成されている請求項1に記載の磁気ヘッド。
  7. 軟磁気特性を有する下地層と、この下地層に重ねて形成され、媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する記録層と、を有するディスク状の記録媒体と、
    前記記録媒体を支持しているとともに回転する駆動部と、
    前記記録媒体の表面と対向する対向面を有するスライダ、および前記スライダに設けられ前記記録媒体に対し情報処理を行うヘッド部を有する磁気ヘッドと、を備え、
    前記ヘッド部は、
    トレーリング側端面およびこのトレーリング側端面と対向するリーディング側端面を有し、前記記録層に対し垂直な記録磁界を印加する主磁極と、
    前記主磁極を励磁する記録コイルと、
    前記主磁極のトレーリング側端面とライトギャップを置いて対向するリーディング側端面を有し、前記記録媒体の下地層との間で閉磁路を形成するリターン磁極と、
    前記主磁極の幅方向の両側に、前記主磁極から磁気的に離間して設けられたサイドシールドと、を備え、
    前記サイドシールドの各々は、前記記録媒体と対向する底面と、この底面から立ち上がり前記主磁極と隙間を置いて対向する側面と、前記底面から立ち上がったリーディング側端面と、を有し、前記リーディング側端面は前記底面に対し90度よりも大きな角度で傾斜しているディスク装置。
  8. 前記サイドシールドのリーディング側端面は、前記底面との成す角度が鈍角あるいは円弧状に形成されている請求項7に記載のディスク装置。
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