JP2006252756A - 磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気シールドのエッジにおける漂遊磁界を減少させることが可能な磁気再生記録ヘッドを提供する。
【解決手段】記録磁気シールド75が、ABSと同一面内の下面72と、ABSから後退した一対の下面73と、それらの下面72,73に連結された一対の傾斜面74(シールド角度α)とを有する逆凸型の平面形状を有している。下面73および傾斜面74を有しない矩形型の平面形状を有する場合と比較して、ABSにおけるコーナー部の角度が緩やか(鈍角)になるため、そのコーナー部において磁束が集中しにくくなると共に、ABS面近傍の磁束密度が低下する。
【選択図】図2

Description

本発明は、垂直磁気記録方式の磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法に係り、特に、再生用および記録用の3つの磁気シールドを備えた磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法に関する。
面記録密度を高密度化する場合には、熱安定性の面において垂直磁気記録方式が長手磁気記録方式よりも優れている。この垂直磁気記録方式を採用することにより、超常磁性限界への到達が先送りとなっている。単磁極(SP;single pole )ヘッドと軟磁性下地層(SUL;soft-magnetic underlayer)を有する垂直磁気記録用の記録媒体とを組み合わせて使用することにより、高異方性定数を有する厚い記録媒体に記録する場合に、リングヘッドよりも記録磁界を大きくすることができる。
図10は、従来の磁気再生記録ヘッドをエアベアリング面(ABS;air bearing surface )側から見た(記録媒体の表面から見上げた)構成を模式的に表している。また、図11は、図10に示した記録磁気シールド115の平面形状を示している。
従来の磁気再生記録ヘッドは、図10に示したように、下部再生磁気シールド113と上部再生磁気シールド114との間に配置された磁気再生ヘッド112と、上部再生磁気シールド114と記録磁気シールド115との間に配置された垂直磁気記録ヘッド111とを備えている。
下部再生磁気シールド113、上部再生磁気シールド114および記録磁気シールド115は、記録媒体に所定量の磁束が供給されるように、外部磁界の磁束伝導体として機能するものである。これらの一連の磁気シールド113〜115において磁束密度が高くなりすぎると、無用な記録または消去が生じるおそれがある。特に、一連の磁気シールド113〜115は軟磁性材料により構成されているため、外部磁界が僅かであっても記録媒体に大きな磁界が及び、その記録媒体に記録されている情報が意図せずに消去されるおそれがある。
記録磁気シールド115は、図11に示したように、矩形型の平面形状を有している。この記録磁気シールド115では、軟磁性下地層の有限の厚さおよびモーメントに起因して、磁束分布が不均一になる。具体的には、磁束密度が中央部よりもシャープなコーナー部およびエッジ部において著しく高くなる。一般に、磁束が集中しやすいコーナー部の直下において、記録媒体に記録されている情報が最初に消去されやすい。
記録媒体に記録されている情報が漂遊磁界により消去されることを抑制するために、外部磁界に対する磁気再生記録ヘッドの感度を低下させる方法としては、記録磁気シールドのコーナー部に所定の角度(シールド角度)のテーパを設けることにより、その記録磁気シールドをABSから部分的に後退させる方法が考えられる。
先行技術に関する調査を行ったところ、いくつかの興味深い技術が見つかった。具体的には、Tateyama等は、イオンミリングによりABSから0.05μm以上後退させた磁極の後方部分のコーナー部を開示している(例えば、特許文献1参照。)。この場合の後退角度は、45°である。また、Sasakiは、鋭角なコーナー部を有する光シールドマスクを開示しているが(例えば、特許文献2参照。)、この光シールドマスクは、記録磁気シールドと同種のものではない。
米国特許第6198597号明細書 米国特許第6742241号明細書
現在のウェハプロセスでは、ウェハレベルにおいてシールド角度を十分に小さく設定することが極めて困難である。漂遊磁界に起因する情報消去を抑制するためには、シールド角度を制御することにより、磁気シールドのエッジにおける漂遊磁界を減少させることが可能な新しい方法および構造が必要である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、磁気シールドのエッジにおける漂遊磁界を減少させることが可能な磁気再生記録ヘッドを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記した磁気再生記録ヘッドの製造方法を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、既存のプロセスをほとんど変更しない磁気再生記録ヘッドの製造方法を提供することにある。
本発明の第1の磁気再生記録ヘッドの製造方法は、第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを準備する第1の工程と、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するようにアセンブリを研磨する第2の工程と、エアベアリング面上に、第1ないし第3の磁気シールドの水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在する一対の非被覆領域を除いて、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドを被覆するように一対の垂直エッジを有するマスクを形成する第3の工程と、マスクおよびイオンビームミリングを用いて一対の非被覆領域において第1ないし第3の磁気シールドを部分的に除去することにより、第3の磁気シールドが、エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、エアベアリング面から第2の距離に渡って平行に後退した一対の第2の下面と、第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面とを有するようにする第4の工程と、マスクを除去する第5の工程とを含むものである。
本発明の第2の磁気再生記録ヘッドの製造方法は、第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを準備する第1の工程と、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するようにアセンブリを研磨する第2の工程と、エアベアリング面上に、第1ないし第3の磁気シールドの水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在する一対の非被覆領域および第3の磁気シールドの垂直方向における1つの水平エッジから第2の距離に渡って内側に延在する1つの非被覆流域を除いて、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドを被覆するように一対の垂直エッジおよび1つの水平エッジを有するマスクを形成する第3の工程と、マスクおよびイオンビームミリングを用いて一対の非被覆領域および1つの非被覆領域において第1ないし第3の磁気シールドを部分的に除去することにより、第3の磁気シールドが、エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、三方から第1の下面を囲むと共にエアベアリング面から第3の距離に渡って平行に後退した第2の下面と、水平方向において第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面および垂直方向において第1および第2の下面に連結された1つの傾斜面とを有するようにする第4の工程と、マスクを除去する第5の工程とを含むものである。
これらの第1および第2の磁気再生記録ヘッドの製造方法では、エアベアリング面と同一面内の第1の面と、エアベアリング面から後退した第2の下面と、第1および第2の下面に連結された傾斜面とを有するように第3の磁気シールドを形成するために、マスクおよびイオンミリングが用いられ、既存の磁気再生記録ヘッドの製造工程をほとんど変更しない。
本発明の第1の磁気再生記録ヘッドの製造方法では、第4の工程において、一対の傾斜面を平坦にするエッチングレートにおいてビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度で一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよいし、一対の傾斜面を平坦にするエッチングレートにおいてスキャン速度を変化させながら一定のビーム強度で一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよいし、あるいは一対の傾斜面を平坦にするようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながら一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよい。この場合には、一対の傾斜面を平坦にすると共にエアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなすようにしてもよい。
また、本発明の第1の磁気再生記録ヘッドの製造方法では、第4の工程において、一対の傾斜面を湾曲させるエッチングレートにおいてビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度で一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよいし、一対の傾斜面を湾曲させるエッチングレートにおいてスキャン速度を変化させながら一定のビーム強度で一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよいし、あるいは一対の傾斜面を湾曲させるようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながら一対の非被覆領域をイオンビームスキャンしてもよい。
また、本発明の第1の磁気再生記録ヘッドの製造方法では、第1の距離を1μm以上300μm以下の範囲内にし、第2の距離を50nm以上500nm以下の範囲内にしてもよい。
本発明の第2の磁気再生記録ヘッドの製造方法では、一対の傾斜面または1つの傾斜面を平坦にすると共にエアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなすようにしてもよいし、あるいは一対の傾斜面または1つの傾斜面を湾曲させてもよい。この場合には、第1の距離を1μm以上300μm以下の範囲内にしてもよい。
本発明の第1の磁気再生記録ヘッドは、第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを備え、アセンブリは、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように構成され、第3の磁気シールドは、エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在すると共にエアベアリング面から第2の距離に渡って平行に後退した一対の第2の下面と、第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面とを有するものである。
本発明の第2の磁気再生記録ヘッドは、第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを備え、アセンブリは、磁気再生ヘッド、垂直磁気記録ヘッドおよび第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように構成され、第3の磁気シールドは、エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在し、かつ、垂直方向における1つの水平エッジから第2の距離に渡って内側に延在することにより三方から第1の下面を囲むと共に、エアベアリング面から第3の距離に渡って平行に後退した第2の下面と、水平方向において第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面および垂直方向において第1および第2の下面に連結された1つの傾斜面とを有するものである。
これらの第1および第2の磁気再生記録ヘッドでは、第3の磁気シールドが、エアベアリング面と同一面内の第1の面と、エアベアリング面から後退した第2の下面と、第1および第2の下面に連結された傾斜面とを有している。この場合には、第3の磁気シールドが第2の下面および傾斜面を有しない場合と比較して、エアベアリング面におけるコーナー部の角度が緩やか(鈍角)になるため、そのコーナー部において磁束が集中しにくくなると共に、エアベアリング面近傍の磁束密度が低下する。
本発明の第1の磁気再生記録ヘッドでは、一対の傾斜面が平坦であると共にエアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなしてもよいし、あるいは一対の傾斜面が湾曲してもよい。この場合には、第1の距離が1μm以上300μm以下の範囲内であり、第2の距離が50nm以上500nm以下の範囲内であってもよい。特に、第3の磁気シールドの傾斜エッジにおける消去磁界が直角エッジにおける消去磁界に対して少なくとも30%減少しているのが好ましい。
本発明の第2の磁気再生記録ヘッドでは、一対の傾斜面または1つの傾斜面が平坦であると共にエアベリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなしてもよいし、あるいは一対の傾斜面または1つの傾斜面が湾曲してもよい。この場合には、第1の距離が1μm以上300μm以下の範囲内であってもよい。特に、第3の磁気シールドの傾斜エッジにおける消去磁界が直角エッジにおける消去磁界に対して少なくとも30%減少しているのが好ましい。
本発明の磁気再生記録ヘッドの製造方法によれば、マスクおよびイオンミリングを用いて、エアベアリング面と同一面内の第1の面と、エアベアリング面から後退した第2の下面と、第1および第2の下面に連結された傾斜面とを有するように第3の磁気シールドを形成しているので、既存のプロセスをほとんど変更せずに、第3の磁気シールドを備えた磁気再生記録ヘッドを製造することができる。
本発明の磁気再生記録ヘッドによれば、第3の磁気シールドが、エアベアリング面と同一面内の第1の面と、エアベアリング面から後退した第2の下面と、第1および第2の下面に連結された傾斜面とを有しているので、第3の磁気シールドのエアベアリング面におけるコーナー部において磁束が集中しにくくなると共に、エアベアリング面近傍の磁束密度が低下する。したがって、磁気シールドのエッジにおける漂遊磁界を減少させることができる。これにより、外部磁界に対する磁気再生記録ヘッドの感度を減少させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドをABSから見た構成を模式的に表している。また、図2は、図1に示した記録磁気シールド75の平面形状を示している。
以下では、図1および図2に示した3つの軸(X軸,Y軸,Z軸)の方向のうち、X軸方向およびY軸方向をそれぞれ「水平方向」および「垂直方向」と呼ぶと共に、それらの水平方向および垂直方向に延びるエッジをそれぞれ「水平エッジ」および「垂直エッジ」と呼ぶ。なお、磁気再生記録ヘッドにより再生処理または記録処理が施される記録媒体のトラック方向を基準とすると、水平方向はいわゆるクロストラック方向(記録トラック幅方向)であり、垂直方向はいわゆるダウントラック方向である。これらのことは、後述する図3以降においても同様である。
この磁気再生記録ヘッドは、図1に示したように、下部再生磁気シールド13と上部再生磁気シールド14との間に配置された磁気再生ヘッド12と、上部再生磁気シールド14と記録磁気シールド75との間に配置された垂直磁気記録ヘッド11と含むアセンブリを備えている。この磁気再生ヘッド12は、いわゆるGMR(giant magneto-resistive )再生ヘッドであり、垂直磁気記録ヘッド11は、いわゆる垂直磁気記録磁極である。このアセンブリは、磁気再生ヘッド12、垂直磁気記録ヘッド11および3つの磁気シールド(下部再生磁気シールド,上部再生磁気シールド,記録磁気シールド)13,14,75がABSの一部をなす同一面内の下面を有するように構成されている。このABSは、図1においては紙面に相当する面である。
記録磁気シールド75は、図2に示したように、水平方向における一端側部分および他端側部分がABSから後退する一方で中央部がABSまで延在する逆凸型の平面形状を有している。すなわち、記録磁気シールド75は、ABSと同一面内の下面72と、水平方向における一対の垂直エッジ75VEから距離D1に渡って内側に延在すると共にABSから距離D2に渡って平行に後退した一対の下面73と、それらの下面72,73に連結された一対の傾斜面74とを有している。この一対の傾斜面74は、例えば、平坦であると共に、ABSに対して約1°〜20°、好ましくは約1°〜10°の角度(シールド角度α)をなしている。距離D1は、約1μm〜300μm、好ましくは約1μm〜30μmであり、距離D2は、約50nm〜500nm、好ましくは約100nm〜200nmである。
なお、下部再生磁気シールド13および上部再生磁気シールド14は、例えば、記録磁気シールド75と同様の平面形状を有している。
この磁気再生記録ヘッドは、上記した一連の構成要素の他に、図示しない他の構成要素も備えている。この「他の構成要素」としては、例えば、磁束を発生させる薄膜コイルや、各構成要素間を電気的に分離する絶縁層などが挙げられる。
次に、図1〜図3を参照して、図1および図2に示した磁気再生記録ヘッドの製造方法について説明する。図3は、磁気再生記録ヘッドの製造方法を説明するためのものであり、図1に対応している。
磁気再生記録ヘッドを製造する際には、図3に示したように、まず、下部再生磁気シールド13と上部再生磁気シールド14との間に配置された磁気再生ヘッド12と、上部再生磁気シールド14と記録磁気シールド75との間に配置された垂直磁気記録ヘッド11と含むアセンブリを準備する。この場合には、後工程の研磨処理およびエッチング処理を経ることにより下部再生磁気シールド13、上部再生磁気シールド14および記録磁気シールド75を最終的に形成するための前準備段階として、それらがほぼ矩形型の平面形状を有すると共に、それらを一括研磨してABSを形成することが可能な程度の十分な大きさ(平面サイズ)を有するようにする。
続いて、アセンブリを研磨してABSを形成することにより、磁気再生ヘッド12、垂直磁気記録ヘッド11および3つの磁気シールド13,14,75がABSの一部をなす同一面内の下面を有するようにする。
続いて、ABS上に、3つの磁気シールド13,14,75の水平方向における一対の垂直エッジ13VE,14VE,75VEから距離D1に渡って内側に延在する一対の非被覆領域53,54,55を除いて、磁気再生ヘッド12、垂直磁気記録ヘッド11および3つの磁気シールド13,14,75を被覆するように、一対の垂直エッジ51VEを有するマスク51(幅W,長さL)を形成する。この「非被覆領域53〜55」とは、3つの磁気シールド13,14,75のうち、マスク51により被覆されておらずに露出している領域である。この場合には、例えば、マスク51の幅Wが3つの磁気シールド13,14,75の幅よりも小さくなると共に、長さLが下部再生磁気シールド13の下端から記録磁気シールド75の上端に至る長さよりも大きくなるようにする。このマスク51は、フォトレジストマスクであってもよいし、あるいはハードマスク(例えば無機材料または金属など)であってもよい。
続いて、マスク51およびイオンミリングを用いて、一対の非被覆領域53〜55において3つの磁気シールド13,14,75を部分的に除去することにより、各磁気シールド13,14,75をABSから距離D2に渡って平行に後退させる。これにより、図1および図2に示したように、記録磁気シールド75が逆凸型の平面形状を有し、すなわちABSと同一面内の下面72と、ABSから距離D2に渡って平行に後退した一対の下面73と、それらの下面72,73に連結された一対の傾斜面74とを有することとなる。もちろん、下部再生磁気シールド13および上部再生磁気シールド14は、記録磁気シールド75と同様の平面形状を有することとなる。この場合には、一対の傾斜面74を平坦にすると共に、ABSに対して約1°〜20°のシールド角度αをなすようにする。一対の非被覆領域53〜55をイオンミリングでエッチングする場合には、一対の傾斜面74を平坦にするエッチングレートにおいてビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度でイオンビームスキャンしてもよいし、一対の傾斜面74を平坦にするエッチングレートにおいてスキャン速度を変化(例えば減少)させながら一定のビーム強度でイオンビームスキャンしてもよいし、あるいは一対の傾斜面74を平坦にするようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながらイオンビームスキャンしてもよい。このイオンミリングによるエッチング工程は、既存のスライダ形成工程のうちの一工程であり、その既存の工程内において、3つの磁気シールド13,14,75の部分的除去が行われる。
最後に、マスク51を除去することにより、磁気再生記録ヘッドが完成する。
本実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法では、3つの磁気シールド13,14,75の幅よりも小さい幅Wおよび下部再生磁気シールド13の下端から記録磁気シールド75の上端に至る長さよりも大きい長さLを有するマスク51を用いて、イオンミリングにより一対の非被覆領域53〜55において3つの磁気シールド13,14,75を部分的に除去しているので、ABSと同一面内の下面72、ABSから後退した一対の下面73およびそれらの下面72,73に連結された一対の傾斜面74を有する逆凸型の記録磁気シールド75が形成される。この場合には、3つの磁気シールド13,14,75の幅よりも大きい幅Wを有するマスクを用いたイオンミリングにより矩形型の記録磁気シールド115(図11参照)が形成される場合と比較して、記録磁気シールド75のABSにおけるコーナー部の角度が緩やか(鈍角)になるため、そのコーナー部において磁束が集中しにくくなる。しかも、水平方向における一端側部分および他端側部分が後退しているため、記録磁気シールド75のABS近傍の磁束密度が低下する。したがって、記録磁気シールド75のエッジにおける漂遊磁界を減少させることができる。具体的には、記録磁気シールド75の傾斜エッジ(記録磁気シールド75のABSにおけるコーナー部のエッジ)における消去磁界を直角エッジ(記録磁気シールド115のABSにおけるコーナー部のエッジ)における消去磁界に対して少なくとも30%減少させることができる。これにより、外部磁界に対する磁気再生記録ヘッドの感度を低下させることができる。もちろん、この漂遊磁界の減少に関する効果は、記録磁気シールド75だけでなく、それと同様の構成を有する下部再生磁気シールド13および上部再生磁気シールド14においても得られる。
特に、本実施の形態では、イオンビームの強度、スキャン速度およびエッチングレートに基づいて記録磁気シールド75のシールド角度αが制御されるため、マスク51およびイオンミリングを用いて記録磁気シールド75を備えた磁気再生記録ヘッドを製造することができる。この場合には、特に、マスク51の幅Wを変更するだけで、既存のスライダ形成工程内において記録磁気シールド75が形成されるため、既存のプロセスをほとんど変更せずに、記録磁気シールド75を備えた磁気再生記録ヘッドを製造することができる。
なお、本実施の形態では、図2に示したように、一対の傾斜面74が平坦になるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図2に対応する図4に示したように、一対の傾斜面74が湾曲するようにしてもよい。この場合には、図3に示したイオンミリング工程において、一対の傾斜面74を湾曲させるエッチングレートにおいてビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度で一対の非被覆領域53〜55をイオンビームスキャンしてもよいし、一対の傾斜面74を湾曲させるエッチングレートにおいてスキャン速度を減少させながら一定のビーム強度で一対の非被覆領域53〜55をイオンビームスキャンしてもよいし、あるいは一対の傾斜面74を湾曲させるようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながら一対の非被覆領域53〜55をイオンビームスキャンしてもよい。この場合においても、記録磁気シールド75のエッジにおける漂遊磁界を減少させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドのうちの記録磁気シールド85の平面形状を表している。また、図6は、図5に示した記録磁気シールド85をABSから見た構成を示している。
この磁気再生記録ヘッドは、記録磁気シールド75に代えて記録磁気シールド85を備えると共に、下部再生磁気シールド13の構成が異なっている点を除き、上記第1の実施の形態において説明した磁気再生記録ヘッド(図1および図2参照)と同様の構成を有している。
記録磁気シールド85は、図5および図6に示したように、水平方向における一端側部分および他端側部分と垂直方向における一端側部分とがABSから後退する一方で残りの中央部がABSまで延在する逆凸型の平面形状を有している。すなわち、記録磁気シールド85は、図6に示したように、ABSと同一面内の下面81と、水平方向における一対の垂直エッジ85VEから距離D1に渡って内側に延在し、かつ、垂直方向における1つの水平エッジ85HEから距離D2に渡って内側に延在することにより三方から下面81を囲むと共に、ABSから距離D3に渡って平行に後退した下面82と、水平方向において下面81,82に連結された一対の傾斜面83および垂直方向において下面81,82に連結された1つの傾斜面84とを有している。この一対の傾斜面83および1つの傾斜面84は、例えば、平坦であると共に、ABSに対して約1°〜20°、好ましくは約1°〜10°の角度(シールド角度α)をなしている。距離D1は、約1μm〜300μm、好ましくは約1μm〜30μmであり、距離D3は、約50nm〜500nm、好ましくは約100nm〜200nmである。
なお、下部再生磁気シールド13は、例えば、記録磁気シールド85を上下反転させた構成と同様の構成を有している。
次に、図5〜図7を参照して、図5および図6に示した磁気再生記録ヘッドの製造方法について説明する。図7は、磁気再生記録ヘッドの製造方法を説明するためのものであり、図1に対応している。
磁気再生記録ヘッドを製造する際には、図7に示したように、まず、記録磁気シールド75に代えて記録磁気シールド85を備える点を除き、図3に示した場合と同様のアセンブリを準備する。
続いて、アセンブリを研磨してABSを形成することにより、磁気再生ヘッド12、垂直磁気記録ヘッド11および3つの磁気シールド13,14,85がABSの一部をなす同一面内の下面を有するようにする。
続いて、ABS上に、3つの磁気シールド13,14,85の水平方向における一対の垂直エッジ13VE,14VE,85VEから距離D1に渡って内側に延在する一対の非被覆領域53〜55と、記録磁気シールド85の垂直方向における1つの水平エッジ85HEから距離D2に渡って内側に延在する1つの非被覆領域66と、下部再生磁気シールド13の垂直方向における1つの水平エッジ13HEから距離D2に渡って内側に延在する1つの非被覆領域67とを除いて、磁気再生ヘッド12、垂直磁気記録ヘッド11および3つの磁気シールド13,14,85を被覆するように、一対の垂直エッジ61VEおよび1つの水平エッジ61HEを有するマスク61(幅W,長さL)を形成する。この場合には、例えば、マスク61の幅Wが3つの磁気シールド13,14,85の幅よりも小さくなると共に、長さLが下部再生磁気シールド13の下端から記録磁気シールド85の上端に至る長さよりも小さくなるようにする。
続いて、マスク61およびイオンミリングを用いて、一対の非被覆領域53〜55、1つの非被覆領域66および1つの非被覆領域67において3つの磁気シールド13,14,85を部分的に除去することにより、各磁気シールド13,14,85をABSから距離D3に渡って平行に後退させる。これにより、図5および図6に示したように、記録磁気シールド85が逆凸型の平面形状を有し、すなわちABSと同一面内の下面81と、三方から下面81を囲むと共にABSから距離D3に渡って平行に後退した下面82と、下面81,82に連結された一対の傾斜面83および1つの傾斜面84とを有することとなる。この場合には、一対の傾斜面83および1つの傾斜面84を平坦にすると共に、ABSに対して約1°〜20°のシールド角度αをなすようにする。一対の非被覆領域53〜55、1つの非被覆領域66および1つの非被覆領域67をイオンミリングでエッチングする場合には、一対の傾斜面83および1つの傾斜面84を平坦にするエッチングレートにおいてビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度でイオンビームスキャンしてもよいし、一対の傾斜面83および1つの傾斜面84を平坦にするエッチングレートにおいてスキャン速度を減少させながら一定のビーム強度でイオンビームスキャンしてもよいし、あるいは一対の傾斜面83および1つの傾斜面84を平坦にするようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながらイオンビームスキャンしてもよい。
最後に、マスク61を除去することにより、磁気再生記録ヘッドが完成する。
本実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法では、3つの磁気シールド13,14,85の幅よりも小さい幅Wおよび下部再生磁気シールド13の下端から記録磁気シールド85の上端に至る長さよりも小さい長さLを有するマスク61を用いて、イオンミリングにより一対の非被覆領域53〜55、1つの非被覆領域66および1つの非被覆領域67において3つの磁気シールド13,14,85を部分的に除去しているので、ABSと同一面内の下面81と、三方から下面81を囲むと共にABSから後退した下面82と、下面81,82に連結された一対の傾斜面83および1つの傾斜面84とを有する逆凸型の記録磁気シールド85が形成される。この場合には、上記第1の実施の形態において説明した記録磁気シールド75と比較して、記録磁気シールド85が水平方向だけでなく垂直方向においてもABSから後退するため、ABS近傍の磁束密度がより低下する。したがって、記録磁気シールド85のエッジにおける漂遊磁界をより減少させることができる。具体的には、上記第1の実施の形態と同様に、記録磁気シールド85の傾斜エッジにおける消去磁界を直角エッジにおける消去磁界に対して少なくとも30%減少させることができる。これにより、外部磁界に対する磁気再生記録ヘッドの感度をより低下させることができる。
特に、本実施の形態では、マスク61の長さLを変更する点を除き、上記第1の実施の形態と同様の製造手順を経ることにより記録磁気シールド85が形成されるため、マスク61およびイオンミリングを用いて、既存のプロセスをほとんど変更せずに、記録磁気シールド85を備えた磁気再生記録ヘッドを製造することができる。
なお、本実施の形態では、図5に示したように、一対の傾斜面83および1つの傾斜面84が平坦になるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、上記第1の実施の形態において図4を参照して説明したように、一対の傾斜面83および1つの傾斜面84が湾曲するようにしてもよい。この場合においても、記録磁気シールド85の傾斜エッジにおける漂遊磁界を減少させることができる。
本実施の形態の磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法に関する上記以外の構成、製造方法、作用および効果は、上記第1の実施の形態と同様である。
参考までに、エッジにおける漂遊磁界を減少させることが可能な記録磁気シールドとしては、上記第1および第2の実施の形態において説明した記録磁気シールド75,85の他、既に説明したように、図2および図5に対応する図8に示した記録磁気シールド95も考えられる。この記録磁気シールド95は、図11に示した記録磁気シールド115のコーナー部に対応する位置にテーパ(シールド角度α)を有しており、そのテーパが設けられている箇所においてABSから部分的に後退している。
図9は、記録磁気シールド95を備えた磁気再生記録ヘッドの記録性能を表しており、記録媒体上の最大磁界強度のシールド角度依存性に関するシミュレーション結果を示している。図9では、横軸および縦軸がそれぞれシールド角度(°)および記録媒体上の最大磁界強度(T(テスラ))を示している。このシミュレーションでは、記録磁気シールド95の寸法をそれぞれ60μm(幅)、20μm(長さ)および4μm(厚さ)としたと共に、外部磁界を200×103 /(4π)A/m(=200Oe)に設定した。図9に示した結果から分かるように、記録媒体上の最大磁界強度は、シールド角度が小さくなるにしたがって単調に減少し、特に、シールド角度αが10°未満になると急激に減少した。この結果を踏まえると、ABSから部分的に後退している部分の割合は、記録磁気シールド95よりも記録磁気シールド85,95において大きいため、これらの記録磁気シールド75,85では、記録磁気シールド95と比較して漂遊磁界がより減少するはずである。
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記各実施の形態において説明した態様に限定されず、種々の変形が可能である。具体的には、例えば、上記第2の実施の形態では、イオンミリングによるエッチング工程において1つの非被覆領域66だけでなく1つの非被覆領域67もエッチングするようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、1つの非被覆領域67をエッチングせずに1つの非被覆領域66のみをエッチングするようにしてもよい。この場合においても、同様の効果を得ることができる。
本発明に係る磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法は、垂直磁気記録方式の磁気再生記録ヘッドおよびその製造方法に適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドのABS側から見た構成を模式的に表す図である。 図1に示した記録磁気シールドの平面形状を表す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドの製造方法を説明するための図である。 図2に示した記録磁気シールドの平面形状に関する変形例を表す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドのうちの記録磁気シールドの平面形状を表す図である。 図5に示した記録磁気シールドのABS側から見た構成を表す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁気再生記録ヘッドの製造方法を説明するための図である。 参考例としての記録磁気シールドの平面形状を表す図である。 図8に示した記録磁気シールドに関する記録媒体上の最大磁界強度のシールド角度依存性を表す図である。 従来の磁気再生記録ヘッドのABS側から見た構成を模式的に表す図である。 図10に示した記録磁気シールドの平面構成を表す図である。
符号の説明
11…垂直磁気記録ヘッド、12…磁気再生ヘッド、13…下部再生磁気シールド、13VE,14VE,51VE,61VE,75VE,85VE…垂直エッジ、14…上部再生磁気シールド、51,61…マスク、53〜55,66,67…非被覆領域、61HE,85HE…水平エッジ、72,73,81,82…下面、74,83,84…傾斜面、75,85…記録磁気シールド、D1〜D3…距離、L…長さ、W…幅、α…シールド角度。

Claims (29)

  1. 第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、前記第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを準備する第1の工程と、
    前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように、前記アセンブリを研磨する第2の工程と、
    前記エアベアリング面上に、前記第1ないし第3の磁気シールドの水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在する一対の非被覆領域を除いて、前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドを被覆するように、一対の垂直エッジを有するマスクを形成する第3の工程と、
    前記マスクおよびイオンビームミリングを用いて、前記一対の非被覆領域において前記第1ないし第3の磁気シールドを部分的に除去することにより、前記第3の磁気シールドが、前記エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、前記エアベアリング面から第2の距離に渡って平行に後退した一対の第2の下面と、前記第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面とを有するようにする第4の工程と、
    前記マスクを除去する第5の工程と
    を含むことを特徴とする磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  2. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を平坦にするエッチングレートにおいて、ビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度で前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  3. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を平坦にするエッチングレートにおいて、スキャン速度を変化させながら一定のビーム強度で前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  4. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を平坦にするようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながら前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  5. 前記一対の傾斜面を、平坦にすると共に、前記エアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなすようにする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  6. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を湾曲させるエッチングレートにおいて、ビーム強度を変化させながら一定のスキャン速度で前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  7. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を湾曲させるエッチングレートにおいて、スキャン速度を変化させながら一定のビーム強度で前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  8. 前記第4の工程において、前記一対の傾斜面を湾曲させるようにスキャン速度およびビーム強度を変化させながら前記一対の非被覆領域をイオンビームスキャンする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  9. 前記第1の距離を1μm以上300μm以下の範囲内にする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  10. 前記第2の距離を50nm以上500nm以下の範囲内にする
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  11. 第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、前記第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを準備する第1の工程と、
    前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように、前記アセンブリを研磨する第2の工程と、
    前記エアベアリング面上に、前記第1ないし第3の磁気シールドの水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在する一対の非被覆領域および前記第3の磁気シールドの垂直方向における1つの水平エッジから第2の距離に渡って内側に延在する1つの非被覆流域を除いて、前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドを被覆するように、一対の垂直エッジおよび1つの水平エッジを有するマスクを形成する第3の工程と、
    前記マスクおよびイオンビームミリングを用いて、前記一対の非被覆領域および前記1つの非被覆領域において前記第1ないし第3の磁気シールドを部分的に除去することにより、前記第3の磁気シールドが、前記エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、三方から前記第1の下面を囲むと共に前記エアベアリング面から第3の距離に渡って平行に後退した第2の下面と、水平方向において前記第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面および垂直方向において前記第1および第2の下面に連結された1つの傾斜面とを有するようにする第4の工程と、
    前記マスクを除去する第5の工程と
    を含むことを特徴とする磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  12. 前記一対の傾斜面を、平坦にすると共に、前記エアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなすようにする
    ことを特徴とする請求項11記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  13. 前記1つの傾斜面を、平坦にすると共に、前記エアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなすようにする
    ことを特徴とする請求項11記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  14. 前記一対の傾斜面を湾曲させる
    ことを特徴とする請求項11記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  15. 前記1つの傾斜面を湾曲させる
    ことを特徴とする請求項11記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  16. 前記第1の距離を1μm以上300μm以下の範囲内にする
    ことを特徴とする請求項11記載の磁気再生記録ヘッドの製造方法。
  17. 第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、前記第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを備え、
    前記アセンブリは、前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように構成され、
    前記第3の磁気シールドは、前記エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在すると共に前記エアベアリング面から第2の距離に渡って平行に後退した一対の第2の下面と、前記第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面とを有する
    ことを特徴とする磁気再生記録ヘッド。
  18. 前記一対の傾斜面が、平坦であると共に、前記エアベアリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなしている
    ことを特徴とする請求項17記載の磁気再生記録ヘッド。
  19. 前記一対の傾斜面が、湾曲している
    ことを特徴とする請求項17記載の磁気再生記録ヘッド。
  20. 前記第1の距離が、1μm以上300μm以下の範囲内である
    ことを特徴とする請求項17記載の磁気再生記録ヘッド。
  21. 前記第2の距離が、50nm以上500nm以下の範囲内である
    ことを特徴とする請求項17記載の磁気再生記録ヘッド。
  22. 前記第3の磁気シールドの傾斜エッジにおける消去磁界が、直角エッジにおける消去磁界に対して少なくとも30%減少している
    ことを特徴とする請求項17記載の磁気再生記録ヘッド。
  23. 第1および第2の磁気シールドの間に配置された磁気再生ヘッドと、前記第2の磁気シールドと第3の磁気シールドとの間に配置された垂直磁気記録ヘッドとを含むアセンブリを備え、
    前記アセンブリは、前記磁気再生ヘッド、前記垂直磁気記録ヘッドおよび前記第1ないし第3の磁気シールドがエアベアリング面の一部をなす同一面内の下面を有するように構成され、
    前記第3の磁気シールドは、前記エアベアリング面と同一面内の第1の下面と、水平方向における一対の垂直エッジから第1の距離に渡って内側に延在し、かつ、垂直方向における1つの水平エッジから第2の距離に渡って内側に延在することにより三方から前記第1の下面を囲むと共に、前記エアベアリング面から第3の距離に渡って平行に後退した第2の下面と、水平方向において前記第1および第2の下面に連結された一対の傾斜面および垂直方向において前記第1および第2の下面に連結された1つの傾斜面とを有する
    ことを特徴とする磁気再生記録ヘッド。
  24. 前記一対の傾斜面が、平坦であると共に、前記エアベリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなしている
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
  25. 前記1つの傾斜面が、平坦であると共に、前記エアベリング面に対して1°以上20°以下の範囲内の角度をなしている
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
  26. 前記一対の傾斜面が、湾曲している
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
  27. 前記1つの傾斜面が、湾曲している
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
  28. 前記第1の距離が、1μm以上300μm以下の範囲内である
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
  29. 前記第3の磁気シールドの傾斜エッジにおける消去磁界が、直角エッジにおける消去磁界に対して少なくとも30%減少している
    ことを特徴とする請求項23記載の磁気再生記録ヘッド。
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