JP2007184036A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラック規定部の媒体対向面からの長さが、ヘッド製造工程での公差によりばらついた場合、記録磁界が変化し、それに伴い媒体上に記録されるトラック幅が変化する。
【解決手段】磁気ヘッド1の主磁極32は、平面形状が台形形状のトラック規定部321と、更に台形形状を有する磁束導入部322とで構成される。ここで、トラック規定部321は、浮上面(ABS)と平行な幅が、ハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広がる形状をなしている。10〜20%の割合は、ヘッド製造工程での公差(±5%)によりばらつく場合を考慮し、形状を正確に制御できる範囲である。
【選択図】図8

Description

本発明は、垂直磁気記録用の単磁極ヘッドを備える磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
コンピュータ等の情報処理装置の外部記録装置として使用される磁気記録再生装置であるハードディスク装置は、大容量化・小型化が進み、それに対応するためハードディスク装置では、主に記録密度の向上を行っている。しかし、従来の長手磁気記録方式を用いて高密度化を行うと媒体上の磁化の転移領域で反磁界が大きいため記録層厚を薄くする必要があり、その結果、熱的な錯乱によって記録されたデータが消えてしまうという問題がある。一方、記録磁化の方向が媒体の膜厚方向である垂直磁気記録方式は、磁化転移領域で反磁界が小さいため媒体の膜厚を薄くする必要が比較的少なく、高記録密度化を達成しやすい。
垂直記録媒体に垂直磁気記録用磁気ヘッドすなわち垂直磁気記録ヘッド(単磁極ヘッド)を用いて信号を記録する場合、電気的信号はコイルによって磁気的信号に変換され、主磁極及び副磁極に磁束が励起される。この磁束の一部は副磁極から主磁極を通間し、記録媒体の垂直記録層を貫通する。そして、垂直記録層の下層の軟磁性下地層を通り副磁極へと戻る閉ループを描く。この際、副磁極は、主磁極から記録媒体の垂直記録層及び軟磁性下地層に生じた磁束を磁気的に効率よく、再び主磁極に戻すために用いられる。そしてこのような磁束の流れによって垂直記録層に磁化として信号の記録を行っている。
垂直磁気記録ヘッドにおいて、面記録密度の向上に伴い、記録トラック幅の縮小が望まれている。また、ハードディスク装置において、磁気ディスク媒体の内周から外周にわたって広範囲に記録再生を行う必要がある。しかし、磁気ディスク媒体の内周及び外周において、磁気ディスク媒体の回転方向の接線に対して磁気ヘッドは約−15〜15゜程度の範囲内においてスキュー角がついた状態で記録再生を行う。この際、主磁極の浮上面における形状が矩形形状であると記録トラック幅を縮小できないため、リーディング側の磁極幅をトレーリング側の磁極幅に対して狭い形状にして狭トラック化に対応している。
記録ヘッドの主磁極は、媒体対向面から略直交方向に延びる柱状のトラック規定部と、トラック規定部に連なり媒体対向面から離れるにしたがって断面の面積が大きくなる磁束導入部とを有する形状をしており、通常、イオンミリング法を用いて形成される。特許文献1には、主磁極をイオンミリング法で形成した場合、トラック規定部の基板側である下面の磁極幅は媒体対向面に近づくにしたがって幅が狭くなると同時に、トラック規定部の上面の磁極幅も磁束導入部上に形成されたマスクによりイオンミリング時に影になり、媒体対向面に近づくにしたがって幅が狭くなること、そしてこのような構造においては、トラック規定部の媒体対向面からの長さがヘッド製造工程での公差によりばらついた場合に、媒体対向面でのトラック規定面の磁極幅の分布に悪影響を与えることが記載されている。
さらに特許文献1には、媒体対向面に近づくにしたがってトラック規定部の上面の磁極幅が狭くなる構造を改善する方法として、主磁極となる磁性層上にエッチングレートが低い非磁性層もしくは有機樹脂層を形成し、この非磁性層もしくは有機樹脂層をマスクとしてイオンミリング法によりエッチングを行う際、次の3種類の工程を切り替えて行う方法が記載されている。
(1)イオンビームの入射角を50°±20°の範囲の角度とし、イオンビームの向きを、媒体から媒体対向面となる向きを基準として、水平に±(30°〜150°)の範囲内で振動させながら、もしくは360°の全方位からイオンビームを入射するエッチング工程。
(2)イオンビームの入射角を60°±20°の範囲の角度とし、イオンビームの向きを、媒体から媒体対向面となる向きから+90°〜+135°の範囲の所定の角度を中心として、水平に±45°の範囲内の所定の角度範囲で振動させながら、イオンビームを入射するエッチング工程。
(3)イオンビームの入射角を60°±20°の範囲の角度とし、イオンビームの向きを、媒体から媒体対向面となる向きから−90°〜−135°の範囲の所定の角度を中心として、水平に±45°の範囲内の所定の角度範囲で振動させながら、イオンビームを入射するエッチング工程。
特開2005−216361号公報
垂直磁気ヘッドでは記録媒体に対して大きな記録磁界を発生させることが重要であるが、上記したように記録トラック幅の縮小は記録ヘッドから媒体側へ生じる記録磁界の低下を引き起こす。したがって、記録トラック幅の縮小とともに、トラック規定部の媒体対向面からの長さ(フレアポイントまでの長さ)を短くする必要がある。しかしながら、トラック規定部の媒体対向面からフレアポイントまでの長さが短くなると、上記従来技術のように媒体対向面における主磁極の上面の幅が均一な形状は、トラック規定部の媒体対向面からの長さがヘッド製造工程での公差によりばらついた場合には、記録磁界が大きく変化する。同時に記録磁界の幅も変化するので、結果として、媒体上に記録されるトラック幅が変化することになる。
本発明の目的は、トラック規定部の媒体対向面からの長さがばらついた場合に対しても、媒体に記録される磁気的な幅のばらつきが小さい垂直磁気記録用の磁気ヘッド及びその製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の代表的な磁気ヘッドにおいては、媒体対向面を備えた主磁極と、媒体対向面の反対側において主磁極と磁気的に連結された副磁極と、副磁極と主磁極とを磁気的に励起するために設けられたコイルと、副磁極と主磁極との間に設けられた絶縁膜とを有し、主磁極は下底に対して上底の幅が広いトラック規定部と、トラック規定部に連なる前記媒体対向面から離れるにしたがって断面積が大きくなる磁束導入部とを有し、トラック規定部の上底の幅はハイト方向にハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広くなっていることを特徴とする。
本発明によれば、トラック規定部の媒体対向面からの長さがばらついた場合に対しても、媒体に記録される磁気的な幅のばらつきが小さい垂直磁気記録用の磁気ヘッドを得ることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜4は、実施例による垂直記録用磁気ヘッド(磁気ヘッド)の構成例を示す図である。ここで図1は、磁気ヘッドの断面図であり、媒体対向面及び基板面双方の面に対して垂直な断面を示している。図2は、その平面図であり、媒体対向面に対して垂直で、基板面に対して平行な面の一部を示す。図3は磁気ヘッドの媒体対向面を示す図である。図4は、媒体対向面における主磁極部の拡大図である。これらの図において、1は磁気ヘッド、11は基板、12は絶縁膜、13は下部シールド、14は絶縁膜、15は上部シールド、16は磁気抵抗効果素子、17は絶縁膜、18は電極である。21は副磁極、22は絶縁膜、23は絶縁膜、24はコイル、25,26はヨークであり、27は層間絶縁膜、32は主磁極、34は下地膜、35は非磁性金属膜である。なお、C−C′は磁気ヘッドの媒体対向面(浮上面)を示す。
図示した磁気ヘッド1の再生部(再生ヘッド)10は下部シールド13、磁気抵抗効果膜16、上部シールド15を含む構成となっている。磁気抵抗効果膜16の両脇には電極18や図示していない磁区制御膜が接続される。磁気抵抗効果膜16には、AMR(異方性磁気抵抗効果)膜、GMR(巨大磁気抵抗効果)膜等の磁気抵抗効果を有する膜を用いることができる。また、磁気抵抗効果膜16として、電流を膜に垂直に流すTMR(トンネル磁気抵抗効果)膜やCPP形磁気抵抗効果膜を用いることができる。また、図示した磁気ヘッド1の記録部(記録ヘッド)20は、副磁極21上に絶縁膜22を介して層間絶縁膜27に覆われたコイル24が配置され、副磁極21はヨーク25,26を介して主磁極32と磁気的に結合された構成となっている。
図2の平面図に示すように、記録ヘッド20の主磁極32は浮上面から20〜300nm離れた領域までは細いトラック規定部321と、さらに、それ以上離れた位置では広がった形状を有する磁束導入部322で構成されている。
図3に示すように、本実施例の磁気ヘッド1の浮上面は、副磁極21上に絶縁膜23を介して主磁極32が形成されている。この例では、主磁極32のリーディング側に副磁極21が位置しているが、この主磁極32と副磁極21の位置関係は上下反転していても良い。また、トレーリングシールドと呼ばれるような、主磁極上に非磁性膜を介して軟磁性膜を形成した構造でも良いし、サイドシールドと呼ばれる主磁極の両脇に非磁性膜を介して軟磁性膜を形成した構造でも良い。
図4に示す拡大図において、主磁極32の下層には、主磁極32の磁気特性を向上するために下地膜34が形成され、主磁極32の上層には非磁性金属膜35が形成される。主磁極32はFeCo,CoNiFe等の高飽和磁束密度を有する磁性膜もしくはFeCo層と非磁性層との積層膜から構成される。非磁性金属膜35としてはNiCr,Cr,Ta,Au,TaW等やこれらの積層膜が用いられる。ただし、非磁性金属膜35は必要に応じて付加すればよく、省略することができる。
図4に示すように、浮上面における主磁極32の上底の幅が、下底の幅より広い構造にすることで、スキュー角がついた状態で記録を行う際に、近接のトラックのデータを誤って消去することのない磁気ヘッド1が得られる。単層の磁性膜あるいは磁性層と非磁性層との積層構造を有する主磁極32のトラック幅wは、記録密度が高まるにつれて狭くなるが、例えば40〜250nmである。主磁極32の膜厚tは、トラック幅wに対し0.5〜3の範囲とし、主磁極32のトラック規定面におけるトレーリング側の一辺とその側辺とが作る内角αは75〜88°の範囲が望ましい。下地膜34の膜厚は、2〜50nmの範囲が望ましい。本図では,主磁極32の上底の端と下底の端とを結ぶ線は直線に描かれているが、内側に凸の弧や外側に凸の弧で結ばれていてもよい。
図5に主磁極32と副磁極21の位置関係が上記実施例と上下反転している構成例を示す。図5では図3と異なり主磁極32のトレーリング側に副磁極21が位置している。このような位置関係の場合、主磁極32上に非磁性膜を介してトレーリングシールドと呼ばれる軟磁性膜を形成し、この軟磁性膜が副磁極21と接した構造としても良いし、主磁極の両脇に非磁性膜を介してサイドシールドと呼ばれる軟磁性膜を形成し、この軟磁性膜が副磁極21と接した構造としても良い。
図6に上記実施例による磁気ヘッド1を搭載した磁気ディスク装置の概略図を示す。磁気ディスク装置は、垂直記録層と軟磁性下地層を有する磁気ディスク43と、磁気ディスク43を支持して回転させるディスク駆動モータ44と、磁気ヘッド1を搭載するスライダ42と、スライダ42を支持して磁気ディスク上を半径方向に移動させるアクチュエータ41と、信号処理基板45とを有する。信号処理基板45は機構制御部46と信号処理部47を有し、機構制御部46はアクチュエータ41やディスク駆動モータ44を制御し、信号処理部47は磁気ヘッド1の記録ヘッド20に供給する記録信号の処理および磁気ヘッド1の再生ヘッド10からの再生信号を処理する。
図7に特許文献1に記載されているような従来の磁気ヘッドの主磁極のトレーリング側の平面図を示す。従来の磁気ヘッドにおいては主磁極のトラック規定部323は矩形形状をなし、磁束導入部324は台形形状をなしている。
図8に上記本発明の実施例による磁気ヘッド1の主磁極32のトレーリング側の平面図を示す。実施例の磁気ヘッド1においては、主磁極32のトラック規定部321の平面形状は台形形状をなし、更に台形形状を有する磁束導入部322がトラック規定部321の後端に接続されている。ここで、トラック規定部321は、浮上面(ABS)と平行な幅が、ハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広がる形状をなしている。10〜20%の割合は、ヘッド製造工程での公差(±5%)によりばらつく場合を考慮し、形状を正確に制御できる範囲である。
図8のハイト方向、(a),(b),(c),(d)の位置での各断面を図9に示す。図9に示すように、トラック規定面(a)の上底の幅W1に対して、ハイト方向(b)の位置での上底の幅W2は広くなっている。また、下底の幅W11に対して、幅W12も広くなっている。さらに、ハイト方向(c)の位置では(d)の位置よりも上底の幅W3および下底の幅W13はそれぞれ広くなっている。磁束導入部322である(d)の位置では、(c)の位置よりも上底の幅W4および下底の幅W14はそれぞれ大きく広くなっている。なお、図9では各断面の上底の端点と下底の端点とを結ぶ線は直線で描かれているが、内側に凸の弧のような形状でも外側に凸の弧のような形状でもよい。このようにハイト方向に幅が広がる形状にすることにより、磁気ヘッド1の記録ヘッド20から生じる磁界の強度を大きくすることができるので、磁界の幅のばらつきを、媒体対向面からの長さのばらつきに対して少なくすることができる。
図10に、記録ヘッドから生じる磁界Hmaxとトラック規定部の上底の幅がハイト方向の長さに対して広がる割合Dとの関係を示す。図に示すように記録ヘッドから生じる磁界は、Dが10〜30%の場合に大きなヘッド磁界Hmaxが得られる。
次に図11に、記録ヘッドから生じる磁界の幅Hwとトラック規定部のハイト方向の長さLとの関係を示す。ここで前記記録ヘッドから生じる磁界の幅Hwとは5000 Oe (400KA/m)のヘッド磁界が得られる間隔とした。図にはトラック規定部の上底の幅がハイト方向の長さに対して広がる割合が(A):0%,(B):10%,(C):20%,(D):30%の場合を示す。図に示すように、トラック規定部のハイト方向の長さが大きくなるにつれ、いずれの場合にも磁界の幅Hwは小さくなる。しかし、0%の場合と較べて10%の場合及び20%の場合の、トラック規定部のハイト方向の長さによる磁界の幅Hwの変化量は小さくなっている。これはトラック規定部の上底の幅がハイト方向の長さに対して広がる割合が0%のときよりもヘッド磁界が大きいため、結果として、ヘッド磁界の幅の縮小が緩和されるためである。一方、30%の場合では悪くなっており、これはトラック規定部の浮上面の幾何学的なトラック幅が大きく変化したことに起因している。
上記図10と図11の結果から、トラック規定部の上底の幅がハイト方向の長さに対して広がる割合が10〜20%の場合に、記録ヘッドから生じる磁界が大きく、トラック規定部のハイト方向の長さのばらつきによる磁界の幅の変化量を小さくすることができる。
図12に主磁極の変形例の平面図を示す。この変形例は、磁束導入部322をハイト方向にしたがって、多段で広がる形状にする例である。このように、磁束導入部がトラック規定部に向かって叙々に幅が狭まる形状にすることにより、トラック規定部での磁気的な飽和を改善することができる。したがって、磁気ヘッドの記録性能を改善することができる。
次に、上記実施例による磁気ヘッドの製造方法について説明する。主磁極32より下の層の形成方法は従来と同じあるため、ここでは主として主磁極32の形成方法について説明する。図13は、主磁極32の形成工程の一例を示す図で、媒体対向面を示す図である。図13(a)に示すように、基板11上に主磁極32の下の層を形成したのち、その上に主磁極32となる磁性膜、例えばFeCoあるいはCoNiFeをめっき法により50〜300nm形成する。次に、主磁極32となる磁性膜上に第2のマスク36となるエッチングレートが遅い非磁性膜もしくは有機樹脂膜を30〜1000nm形成する。次に、第1のマスク50となるホトレジストを第2のマスク36となる非磁性膜もしくは有機樹脂膜上に形成する。ここで非磁性膜もしくは有機樹脂膜に主磁極32の平面形状を形づくるには、レチクルに描画された原図を露光装置にてホトレジストに転写する。この際、レチクル上の平面形状を、露光装置の縮尺に応じて設定する。例えば、露光装置の縮尺が1/5であれば、ハイト方向250nmに対し、トラック規定部のトレーリング側のトラック幅が25〜50nm広くなるように設定する。
次に図13(b)に示すように、ホトレジストをパターニングして第1のマスク50を形成する。ホトレジストの膜厚は100〜1500nmとした。ここで第1のマスク50を形成する際には,光学的及び現像等の影響により、トラック規定部と磁束導入部との境界においてエッジがラウンドする。
次に、図13(c)に示すように、第1のマスク50を用いて、エッチングにより第2のマスク36となる非磁性膜もしくは有機樹脂膜を所定の形状に形成する。ここで第2のマスク36となる膜が非磁性膜の場合には塩素系のエッチングガスが用いられる。また、第2のマスク36となる膜が薄い場合は次工程のイオンビームでエッチングする際に同時に、エッチングしても良い。第2のマスク36となる膜が有機樹脂膜の場合にはOやCOのエッチングガスが用いられる。ここで第2のマスク36は、基板11に対して略直交するようにエッチングすることが望ましい。
続いて、図13(d)に示すように第2のマスク36を用いて、基板面の法線方向nに対するイオンビームの入射角θを設定し、イオンミリングにより主磁極32となる磁性膜をエッチングし、逆台形形状の主磁極32を形成する。図13(d)はエッチングされた結果を示しているので、第1のマスク50はエッチングにより無くなり、第2のマスク36はエッチングにより薄くかつ小さくなっている。以下、図13(d)の工程について主磁極32の上面図を示す図14を用いて詳細に説明する。
図14(a)に、エッチング前の図13(d)の上面図を示す。第1のマスク50の下層には第2のマスク36および主磁極32となる磁性膜が存在する。第2のマスク36を用いて、図14(b)に示すようにイオンミリング法によりエッチングする。エッチングは次の(1)〜(3)のエッチング条件を切り替えながら3段階で行う。
(1)イオンビームの入射角θを40゜±20゜に設定し、イオンビームの向きは媒体から媒体対向面となる向き(媒体対向面に鉛直方向)Pを基準として、基板面を水平に±(120±15)°の範囲内の角度βで振動させながら、イオンビームを入射するエッチング工程を行う。
(2)次に、イオンビームの入射角θを60°±20°に設定し、イオンビームの向きは媒体から媒体対向面となる向きPを基準として、基板面を水平に±(120±15)°の範囲内の角度βで振動させながら、イオンビームを入射するエッチング工程を行う。
(3)さらにイオンビームの入射角θを65°±15°に設定し、イオンビームの向きは媒体から媒体対向面となる向きPを基準として、基板面を水平に±(120±15)°の範囲内の角度βで振動させながら、イオンビームを入射するエッチング工程を行う。
上記3段階のエッチングを行うことにより、トラック規定部321と磁束導入部322との境界におけるエッジのラウンドが是正され、トラック規定部321の浮上面と平行な上底の幅はハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広がる形状が得られる。
なお、基板面を水平に振動させる角度βの範囲を変化させてエッチングを行ってみた結果、±90°の場合はトラック規定部321の上底の幅のばらつきは3σ=27nm、±100°の場合は3σ=21nm、±110°の場合は3σ=17nm、±120°の場合は3σ=16nm、±130°の場合は3σ=17nm、±140°の場合は3σ=20nmであった。したがって、基板を水平に振動させる角度の範囲は±105°〜135°の場合が、小さな公差が得られる。このようにイオンミリングによるイオンビームの入射角および入射の向きを制御することによって、磁束導入部の影になる影響を低減することができるので、公差を低減することができる。
次に、基板面を水平に±(120±15)°の範囲内の角度で振動させる工程において、イオンビームが入射する時間の割合を変化させた。具体的には、振動範囲を3等分し、振動範囲の一端の領域にイオンビームが入射する時間を中央の領域よりも10%,20%,30%と長くした。その結果、トラック規定部の上底の幅のばらつきは10%の場合は3σ=24nm、20%の場合は3σ=18nm、30%の場合は3σ=17nmとなり、振動範囲の一端の領域にイオンビームが入射する時間を中央の領域より長くすることにより公差が小さくなった。
次に主磁極32の形成方法の他の例を図15を参照して説明する。図15にホトレジストに転写するレチクル50に描画されたトラック規定部の形状を示す。レチクル上のトラック規定部において、トラック規定部のトラック幅方向の凸部の長さX1は5〜10nmとし、媒体対向面と鉛直方向の長さY1は20〜100nmとした。このようにレチクル50の形状をハイト方向の長さに対しての割合で広がる形状にすることで、図13(d)を用いて説明したように、レチクル50の形状が転写された第2のマスク36を用いて、基板面の法線方向nに対するイオンビームの入射角θを60°±20°に設定し、主磁極32となる磁性層をエッチングすることにより、主磁極32のトラック規定部の浮上面と平行な幅はハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広がる形状が得られる。ここでX1は1段のステップとしたが多段であっても良い。
本発明の実施例による磁気ヘッドの断面図である。 図1に示した磁気ヘッドの平面図である。 図1に示した磁気ヘッドの媒体対向面を示す図である。 図3における主磁極部分の拡大図である。 主磁極と副磁極の位置が逆になっている磁気ヘッドの媒体対向面を示す図である。 実施例による磁気ヘッドが搭載される磁気ディスク装置の概略構成図である。 従来の磁気ヘッドの主磁極の平面図である。 本発明の実施例による磁気ヘッドの主磁極の平面図である。 図8のハイト方向位置(a),(b),(c),(d)における断面図である。 本発明による磁気ヘッドの効果を示す図で、記録ヘッドから生じる磁界とトラック規定部の上底の幅がハイト方向の長さに対して広がる割合との関係を示す図である。 本発明による磁気ヘッドの効果を示す図で、記録ヘッドから生じる磁界の幅とトラック規定部のハイト方向の長さとの関係を示す図である。 実施例による磁気ヘッドの主磁極の変形例を示す平面図である。 本発明の磁気ヘッドの製造工程を示す図で、媒体対向面を示す図である。 主磁極をイオンミリングにより形成する方法を示す平面図である。 本発明の磁気ヘッドの他の製造方法で使用されるレチクルの平面図を示す。
符号の説明
1…磁気ヘッド、
10…再生ヘッド、
11…基板、
16…磁気抵抗効果膜、
20…記録ヘッド、
21…副磁極、
22,23…絶縁膜、
24…コイル、
25,26…ヨーク、
27…層間絶縁膜、
32…主磁極、
321…トラック規定部、
322…磁束導入部、
34…下地膜、
35…非磁性金属膜、
36…非磁性膜もしくは有機樹脂膜、
50…レチクル。

Claims (10)

  1. 媒体対向面を備えた主磁極と、前記媒体対向面の反対側において前記主磁極と磁気的に連結された副磁極と、該副磁極と前記主磁極とを磁気的に励起するために設けられたコイルと、前記副磁極と前記主磁極との間に設けられた絶縁膜とを有し、前記主磁極は下底に対して上底の幅が広いトラック規定部と、該トラック規定部に連なる前記媒体対向面から離れるにしたがって断面積が大きくなる磁束導入部とを有し、前記トラック規定部の上底の幅はハイト方向にハイト方向の長さに対して10〜20%の割合で広くなっていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 前記磁束導入部の断面積は、前記媒体対向面から離れるにしたがって段階的に大きくなることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 前記副磁極は前記主磁極のリーディング側に配置されることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  4. 前記副磁極は前記主磁極のトレーリング側に配置されることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  5. 前記副磁極に隣接して配置された再生ヘッドをさらに有することを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッド。
  6. 前記主磁極に隣接して配置された再生ヘッドをさらに有することを特徴とする請求項4記載の磁気ヘッド。
  7. 前記トラック規定部の上底の幅が広がっている領域は、ハイト方向に20〜150nmであることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  8. 基板上に、媒体対向面を備えた主磁極と、前記媒体対向面の反対側において前記主磁極と磁気的に連結された副磁極と、該副磁極と前記主磁極とを磁気的に励起するために設けられたコイルと、前記副磁極と前記主磁極との間に設けられた絶縁膜とを有し、前記主磁極は下底に対して上底の幅が広いトラック規定部と、該トラック規定部に連なる前記媒体対向面から離れるにしたがって断面積が大きくなる磁束導入部とを有する磁気ヘッドの製造方法において、前記主磁極を形成する工程は、
    前記主磁極となる磁性膜を形成する工程と、
    前記磁性膜上に非磁性膜もしくは有機樹脂膜を形成する工程と、
    前記非磁性膜もしくは有機樹脂膜をパターンニングしてマスクを形成する工程と、
    前記マスクを用いて前記磁性膜を、イオンビームの入射角を前記基板面の法線方向に対して40゜±20゜に設定し、前記基板面を前記媒体対向面の鉛直方向に対して水平に±(120±15)°の範囲の角度で振動させながらエッチングする工程と、
    前記マスクを用いて前記磁性膜を、イオンビームの入射角を前記基板面の法線方向に対して60°±20°に設定し、前記基板面を前記媒体対向面の鉛直方向に対して水平に±(120±15)°の範囲の角度で振動させながらエッチングする工程と、
    前記マスクを用いて前記磁性膜を、イオンビームの入射角を前記基板面の法線方向に対して65°±15°に設定し、前記基板面を前記媒体対向面の鉛直方向に対して水平に±(120±15)°の範囲の角度で振動させながらエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  9. 前記磁性膜をエッチングする各工程において、イオンビームが入射する時間の割合は、前記基板面を振動させる角度を3等分し、振動範囲の端の領域にイオンビームが入射する時間が中央の領域よりも20%以上長いことを特徴とする請求項8記載の磁気ヘッドの製造方法。
  10. 基板上に、媒体対向面を備えた主磁極と、前記媒体対向面の反対側において前記主磁極と磁気的に連結された副磁極と、該副磁極と前記主磁極とを磁気的に励起するために設けられたコイルと、前記副磁極と前記主磁極との間に設けられた絶縁膜とを有し、前記主磁極は下底に対して上底の幅が広いトラック規定部と、該トラック規定部に連なる前記媒体対向面から離れるにしたがって断面積が大きくなる磁束導入部とを有する磁気ヘッドの製造方法において、前記主磁極を形成する工程は、
    前記主磁極となる磁性膜を形成する工程と、
    前記磁性膜上に非磁性膜もしくは有機樹脂膜を形成する工程と、
    前記非磁性膜もしくは有機樹脂膜を、トラック幅方向の凸部の長さが5〜10nm、前記媒体対向面と鉛直方向の長さが20〜100nmのトラック規定部形状が描画されたレチクルを用いてパターンニングする工程と
    前記パターニングされた非磁性膜もしくは有機樹脂膜をマスクとして、イオンビームの入射角を前記基板面の法線方向に対して60°±20°に設定し、前記磁性膜をエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
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